JP2017171225A - 車両挙動制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両挙動制御を適切に協調させ、車両に入力される外乱をそれぞれの車両挙動制御により最適に補償させ、また、車両挙動に応じて過剰に指示することなく、全走行場面における走行安定性の向上を図る。【解決手段】オブザーバから得られるヨーレートと実ヨーレートとの偏差を算出し、偏差の絶対値をローパスフィルタ処理した値Eunsignedと偏差をローパスフィルタ処理した値Esignedとの差に基づき第1の外乱補償値Dunsignedを算出し、また|Esigned|を算出し、|Esigned|と第1の外乱補償値Dunsignedとの差と上記偏差の旋回方向に基づき第2の外乱補償値Dsignedを算出し、この第2の外乱補償値Dsignedから車体すべり角速度の許容値を超えた過剰な不安定挙動成分を減算し補正する。第1の外乱補償値Dunsignedは前後駆動力配分制御装置に、第2の外乱補償値Dsignedは操舵制御装置に出力する。【選択図】図2

Description

本発明は、ヨー方向の車両挙動を制御する車両挙動制御装置に関する。
近年、車両においては、走行安定性や安全性を向上するためにヨー方向の車両挙動を制御する様々な車両挙動制御が開発され搭載されるようになっている。例えば、特開平8−34360号公報(以下、特許文献1)では、操舵角に対応した規範ヨーレート応答モデルを一次遅れの式に基づいて予め設定し、該規範ヨーレート応答モデルと実ヨーレートとの偏差に基づいて決定される反力成分を電動機に与える操舵トルク指令値に含ませることにより、横風などの外乱が加わった際に発生する車両挙動を抑制する方向の操舵トルクを発生する車両用操舵装置の技術が開示されている。また、特開2015−224005号公報(以下、特許文献2)では、主駆動輪へ伝達される駆動力源の動力の一部を4輪駆動時に副駆動輪へ伝達する動力伝達経路を断接する断接機構と、断接機構と副駆動輪の左右両輪との間の各動力伝達経路に各々設けられた第1のクラッチ及び第2のクラッチとを備える4輪駆動車両において、クラッチ制御部は、4輪駆動車両の直進安定性に関わる走行状態が所定の外乱を受けた状態となった場合に或いは所定の外乱を受けると予測される状態となった場合に、2輪駆動時クラッチ係合制御を実行する4輪駆動車両の技術が開示されている。
特開平8−34360号公報 特開2015−224005号公報
ところで、車両に入力される外乱の入力特性は様々なのに対して、上述の特許文献1に開示される車両用操舵装置や上述の特許文献2に開示される4輪駆動車両のような各種車両挙動制御装置による補償制御が対応できる車両挙動については、その機能やアクチュエータの応答性による制約があり、一つの補償制御では十分な効果を得られないだけでなく、想定以上の高周波入力等によって制御動作が不安定になってしまう虞もある。例えば、上述の特許文献1に開示されるような操舵系の制御は、旋回挙動に方向性のある低周波外乱の補償には効果的だが、高周波の外乱のランダム入力には有効に対応することができないという課題がある。このような高周波の外乱のランダム入力に対しては上述の特許文献2に開示されるような4輪駆動への切替は有効な対応となるが、このような4輪駆動制御では、進路維持のような旋回挙動の定量的な制御は路面μ等による非線形性が強くて難しい等の問題がある。また、上述の特許文献1に開示されるような規範モデルのヨーレート応答に実車挙動を合わせ込む追従制御では、タイヤのグリップ限界において無理な舵角切り増し動作が生じ、車両挙動の安定性を、逆に損ねてしまう場合もある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、車両に搭載される複数の車両挙動制御を適切に協調させ、車両に入力される外乱をそれぞれの車両挙動制御により最適に補償させ、また、車両挙動に応じて過剰に指示することなく、全走行場面における走行安定性の向上を図ることができる車両挙動制御装置を提供することを目的としている。
本発明の車両挙動制御装置の一態様は、車両の運動モデルから得られる車両のパラメータと実際に得られる車両のパラメータとの偏差を算出し、該偏差の絶対値をローパスフィルタ処理した値と上記偏差をローパスフィルタ処理した値との差に基づいて第1の外乱補償値を算出する第1の外乱補償値算出手段と、上記偏差をローパスフィルタ処理した値の絶対値を算出し、該絶対値と上記第1の外乱補償値との差と上記偏差の旋回方向に基づいて第2の外乱補償値を算出する第2の外乱補償値算出手段と、上記第2の外乱補償値算出手段で算出した上記第2の外乱補償値から、車両の不安定挙動に応じて予め設定する車両の不安定挙動の許容値を減算して上記第2の外乱補償値を補正する第2の外乱補償値補正手段と、上記補正した第2の外乱補償値により外乱を補償して車両挙動制御を実行する制御手段とを備えた。
本発明による車両挙動制御装置によれば、車両に搭載される複数の車両挙動制御を適切に協調させ、車両に入力される外乱をそれぞれの車両挙動制御により最適に補償させ、また、車両挙動に応じて過剰に指示することなく、全走行場面における走行安定性の向上を図ることが可能となる。
本発明の実施の一形態に係る車両の駆動系と操舵系の概略構成説明図である。 本発明の実施の一形態に係る制御ユニットの機能ブロック説明図である。 本発明の実施の一形態に係るオブザーバの構成の説明図である。 本発明の実施の一形態に係る制御ユニットで実行される外乱補償制御のフローチャートである。 本発明の実施の一形態に係る第2の外乱補償値の補正の説明図で、図5(a)は車体すべり角速度のタイムチャート、図5(b)は補正した第2の外乱補償値のタイムチャートである。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1において、符号1は車両前部に配置されたエンジンを示し、このエンジン1による駆動力はエンジン1後方の自動変速装置(トルクコンバータ等も含んで図示)2からトランスミッション出力軸2aを経てトランスファ3に伝達される。
更に、このトランスファ3に伝達された駆動力は、リヤドライブ軸4、プロペラシャフト5、ドライブピニオン軸部6を介して後輪終減速装置7に入力される一方、リダクションドライブギヤ8、リダクションドリブンギヤ9、ドライブピニオン軸部となっているフロントドライブ軸10を介して前輪終減速装置11に入力される。ここで、自動変速装置2、トランスファ3、及び、前輪終減速装置11は、ケース12内に一体的に配設されている。
また、後輪終減速装置7に入力された駆動力は、後輪左ドライブ軸13rlを経て左後輪14rlに伝達されるとともに、後輪右ドライブ軸13rrを経て右後輪14rrに伝達される。一方、前輪終減速装置11に入力された駆動力は、前輪左ドライブ軸13flを経て左前輪14flに伝達されるとともに、前輪右ドライブ軸13frを経て右前輪14frに伝達される。
トランスファ3は、リダクションドライブギヤ8側に設けたドライブプレート15aとリヤドライブ軸4側に設けたドリブンプレート15bとが交互に配列されて要部が構成された湿式多板クラッチ(トランスファクラッチ)15と、このトランスファクラッチ15に締結力(トランスファクラッチトルク)TAWDを可変に付与してトルク伝達容量を可変制御するためのトランスファピストン16とを有して構成されている。従って、本車両では、トランスファクラッチ15のトランスファクラッチトルクTAWDを制御することで、トルク配分比が前軸側と後軸側とで、例えば、100:0から50:50の間で変更できるフロントエンジン・フロントドライブ車ベース(FFベース)の4輪駆動車となっている。
トランスファピストン16の押圧力は、複数のソレノイドバルブ等を擁した油圧回路で構成するクラッチ駆動部41aにより与えられる。このクラッチ駆動部41aを駆動させる制御信号(ソレノイドバルブに対するトランスファクラッチトルクTAWDに応じた出力信号)は、前後駆動力配分制御装置41から出力される。
前後駆動力配分制御装置41は、トランスファクラッチトルクTAWDを、例えば以下のように、周知の4輪駆動制御で設定する。
まず、以下の(1)式により、トルク感応トルクTtを算出する。
Tt=Ai・To …(1)
ここで、Aiは変速段毎に予め設定しておいた後輪の駆動力配分率で、Toはトランスミッション出力トルクで、例えば、以下の(2)式により算出できる。
To=Te・t・i …(2)
ここで、tはトルクコンバータのトルク比であり、予め設定されている、トルクコンバータの回転速度比eとトルクコンバータのトルク比tとのマップを参照することにより求められる。また、iはトランスミッションの変速比である。
そして、演算したトルク感応トルクTtを、操舵角δや車速Vで所定に補正して最終的なトルク感応トルクTtを算出する。
また、例えば、以下の(3)式により、差回転感応トルクTsを算出する。
Ts=Kts・MAX((ΔN−ΔN0),0) …(3)
ここで、Ktsは、トランスミッション出力トルクToによって予め設定した比例係数であり、トランスミッション出力トルクToが大きいほど大きい値に設定され、差回転を減少させるようになっている。また、ΔNは前軸の実際の回転速と後軸の実際の回転速との差(実差回転)で、ΔN0は車速Vに応じて設定する許容差回転である。更に、MAX((ΔN−ΔN0),0)は、「(ΔN−ΔN0)」と「0」の大きい方を選択するMAX関数である。
更に、車両モデルに基づいて目標ヨーレート(dΨt/dt)を算出し、該目標ヨーレート(dΨt/dt)と実際のヨーレート(dΨs/dt)とを比較し、その値が一致するように増減すべきヨーレートフィードバックトルクTyを演算する。
そして、以下の(4)式により、トランスファクラッチトルクTAWDを算出する。
TAWD=Tt+Ts+Ty …(4)
一方、符号20は、車両の操舵系を示し、この操舵系20は、ステアリングホイール21から、ステアリングシャフト21aが延出されており、ステアリングシャフト21aの前端は、ユニバーサルジョイント22a及びジョイント軸22bから成るジョイント部22を介してステアリングギヤボックス24から突出されたピニオン軸25と連結されている。
ステアリングギヤボックス24からは、左前輪14flに向けてタイロッド26flが延出される一方、右前輪14frに向けてタイロッド26frが延出されている。タイロッド26fl、26frのタイロッドエンドは、ナックルアーム27fl、27frを介して、それぞれの側の車輪14fl、14frを回転自在に支持するアクスルハウジング28fl、28frと連結されている。
また、操舵系20には、周知のラックアシスト型等の電動パワーステアリング機構29が設けられている。この電動パワーステアリング機構29のパワーステアリング用電動モータは、モータ駆動部42aにより駆動され、パワーステアリング用モータ駆動部42aは、操舵制御装置42からの信号に基づいて制御される。
操舵制御装置42は、ドライバの操舵角や操舵トルクに応じたアシストトルクの発生(パワーステアリング機能)を行う。また、操舵制御装置42は、目標コースの車線曲率等の車線形状、目標コースと自車進行路の車幅方向のズレ量、目標コースに対する自車進行路のヨー角偏差等を検出し、これらの値を基に、フィードフォワード制御、およびフィードバック制御を行って、目標操舵角Asteerや目標操舵トルクTsteerを算出し、設定した目標コースに沿って走行するレーンキープ制御、および車線からの逸脱を防止する逸脱防止制御を実行する。
そして、制御ユニット40は、前述の前後駆動力配分制御装置41で補償すべき外乱と操舵制御装置42で補償すべき外乱を算出し、それぞれの制御装置41、42に協調して分配する。
すなわち、制御ユニット40は制御手段として設けられており、車速センサ31から車速Vが入力され、操舵角センサ32から操舵角δが入力され、ヨーレートセンサ33から実際のヨーレート(dΨs/dt)が入力され、横加速度センサ34から横加速度Gysが入力される。そして、制御ユニット40は、入力信号を基に、車両の運動モデル(オブザーバ)から得られるヨーレート(dΨovs/dt)と実際のヨーレート(dΨs/dt)との偏差を算出し、該偏差の絶対値をローパスフィルタ処理した値Eunsignedと偏差をローパスフィルタ処理した値Esignedとの差に基づいて第1の外乱補償値Dunsignedを算出する。また、偏差をローパスフィルタ処理した値Esignedの絶対値を算出し(|Esigned|を算出し)、|Esigned|と第1の外乱補償値Dunsignedとの差と上記偏差の旋回方向に基づいて第2の外乱補償値Dsignedを算出し、更に、この第2の外乱補償値Dsignedから、車両の不安定挙動に応じて予め設定する車両の不安定挙動の許容値(車体すべり角速度の許容値(dβc/dt))を減算して補正する。そして、第1の外乱補償値Dunsignedを、第1の車両挙動制御手段としての前後駆動力配分制御装置41に出力して前後駆動力配分制御装置41により補償し、第2の外乱補償値Dsignedを第2の車両挙動制御手段としての操舵制御装置42に出力して操舵制御装置42により補償させる。
このため、制御ユニット40は、図2に示すように、オブザーバ40a、不感帯処理部40b、第1の外乱補償値算出部40c、第2の外乱補償値算出部40d、第2の外乱補償値補正部40eから主要に構成されている。
オブザーバ40aは、入力される操舵角δに対して出力される車両挙動(車両のヨーレート(dΨovs/dt)、車体すべり角βovs)を推定する2輪モデルで構成されており、本実施の形態のオブザーバ40aからは、特に、車両の運動モデル(オブザーバ)から得られるヨーレート(dΨovs/dt)と実際のヨーレート(dΨs/dt)との偏差が、不感帯処理部40bに対して出力される。このオブザーバ40aの構成について、図3を基に、以下、説明する。
すなわち、車両横方向の並進運動に関する運動方程式は、前後輪のコーナリングフォース(1輪)をCf,Cr、車体質量をM、横加速度をGyとすると、
2・Cf+2・Cr=M・Gy …(5)
となる。
一方、重心点まわりの回転運動に関する運動方程式は、重心から前後輪軸までの距離をLf,Lr、車体のヨー慣性モーメントをIz、ヨー角加速度を(dΨ/dt)として、以下の(6)式で示される。
2・Cf・Lf−2・Cr・Lr=Iz・(dΨ/dt) …(6)
また、車体すべり角をβ、車体すべり角速度を(dβ/dt)とすると、横加速度Gyは、
Gy=V・((dβ/dt)+(dΨ/dt)) …(7)
で表される。ここで、(dΨ/dt)はヨーレートである。
従って、上記(5)式は、以下の(8)式となる。
2・Cf+2・Cr=M・V・((dβ/dt)+(dΨ/dt))
…(8)
コーナリングフォースはタイヤの横すべり角に対して1次遅れに近い応答をするが、この応答遅れを無視し、更に、サスペンションの特性をタイヤ特性に取り込んだ等価コーナリングパワを用いて線形化すると以下となる。
Cf=Kf・αf …(9)
Cr=Kr・αr …(10)
ここで、Kf,Krは前後輪の等価コーナリングパワ、αf,αrは前後輪の横すべり角である。
等価コーナリングパワKf,Krの中でロールやサスペンションの影響は考慮されているので、この等価コーナリングパワKf,Krを用いて、前後輪の横すべり角αf,αrは、前後輪舵角をδf、ステアリングギヤ比をn、ハンドル角をθHとして以下のように簡略化できる。
αf=δf−(β+Lf・(dΨ/dt)/V)
=(θH/n)−(β+Lf・(dΨ/dt)/V) …(11)
αr=−(β−Lr・(dΨ/dt)/V) …(12)
以上の運動方程式をまとめると、以下の(13)式で示す状態方程式が得られ、図3のオブザーバ40aの構成で表現される。このオブザーバ40aにより、入力される操舵角δに対して生じる車両挙動(ヨーレート(dΨovs/dt)、車体すべり角βovs)が推定され、オブザーバ40aで得られるヨーレート(dΨovs/dt)と実際のヨーレート(dΨs/dt)との偏差が、不感帯処理部40bに対して出力される。
Figure 2017171225
不感帯処理部40bは、オブザーバ40aからオブザーバ40aで得られるヨーレート(dΨovs/dt)と実際のヨーレート(dΨs/dt)との偏差が入力され、その絶対値|(dΨs/dt)−(dΨovs/dt)|が、予め実験、計算等により設定しておいた値Ddと比較される。そして、その偏差の絶対値|(dΨs/dt)−(dΨovs/dt)|が、予め実験、計算等により設定しておいた値Dd以上の場合には、外乱を含むと判定され、その偏差((dΨs/dt)−(dΨovs/dt))が、外乱を含む値として抽出され、第1の外乱補償値算出部40cと第2の外乱補償値算出部40dに出力される。
第1の外乱補償値算出部40cは、不感帯処理部40bから不感帯処理された偏差((dΨs/dt)−(dΨovs/dt))の値が入力されると、以下の(14)式により、該偏差の絶対値をローパスフィルタ処理して、符号無し偏差のローパスフィルタ処理値(第1のローパスフィルタ処理値)Eunsignedを算出する。
Eunsigned=LPF|(dΨs/dt)−(dΨovs/dt)| …(14)
また、偏差((dΨs/dt)−(dΨovs/dt))を、そのままローパスフィルタ処理して、符号付き偏差のローパスフィルタ処理値(第2のローパスフィルタ処理値)Esignedを算出する(15式)。
Esigned=LPF((dΨs/dt)−(dΨovs/dt)) …(15)
尚、上述の第1のローパスフィルタ処理値Eunsigned、及び、第2のローパスフィルタ処理値Esignedを算出するローパスフィルタは、操舵制御のアクチュエータが追従できない高周波成分以上の周波数入力をカットオフする特性に、予め、実験、計算等により設定しておく。
そして、第1のローパスフィルタ処理値Eunsignedから第2のローパスフィルタ処理値Esignedを減算して、以下の(16)式により、第1の外乱補償値Dunsignedを算出し、前後駆動力配分制御装置41に出力する。
Dunsigned=Eunsigned−Esigned …(16)
このように、第1の外乱補償値算出部40cは、第1の外乱補償値算出手段として設けられている。
一方、第2の外乱補償値算出部40dは、不感帯処理部40bから不感帯処理された偏差((dΨs/dt)−(dΨovs/dt))の値が入力され、第1の外乱補償値算出部40cから第1の外乱補償値Dunsignedが入力される。そして、前述の(15)式により、第2のローパスフィルタ処理値Esignedを算出し、以下の(17)式により、旋回方向性のある第2の外乱補償値Dsignedを算出し、第2の外乱補償値補正部40eに出力する。
Dsigned=SIGN(Esigned)・MAX(|Esigned|−Dunsigned,0)…(17)
ここで、SIGN(Esigned)は、Esignedの符号関数であり、Dsignedが、第2のローパスフィルタ処理値Esignedの旋回方向に設定されることを示す。また、MAX(|Esigned|−Dunsigned,0)は、「|Esigned|−Dunsigned」と「0」の大きな値の方を設定させる関数である。すなわち、第2の外乱補償値Dsignedは、「0」以上の、第2のローパスフィルタ処理値Esignedの旋回方向の値となる。このように、第2の外乱補償値算出部40dは、第2の外乱補償値算出手段として設けられている。
すなわち、第1の外乱補償値Dunsignedは、(16)式からも明らかなように、ヨー挙動偏差の左右旋回方向に方向性のない路面の凹凸等で生じる外乱成分となっている。これに対し、第2の外乱補償値Dsignedは、(17)式からも明らかなように、第2のローパスフィルタ処理値Esignedの旋回方向が考慮されて、該旋回方向に生じる方向性のある、第2のローパスフィルタ処理値Esignedから第1の外乱補償値Dunsignedを減算した残りの、比較的、低周波な外乱成分となっている。この外乱は、例えば、路面の轍や、走行する車両に対する横風、路面のカント等により生じる外乱である。
第2の外乱補償値補正部40eは、第2の外乱補償値算出部40dから第2の外乱補償値Dsignedが入力され、車速センサ31から車速Vが入力され、ヨーレートセンサ33から実際のヨーレート(dΨs/dt)が入力され、横加速度センサ34から横加速度Gysが入力される。そして、第2の外乱補償値補正部40eは、例えば、以下の(18)式に示すように、第2の外乱補償値Dsignedから、車両の不安定挙動に応じて予め設定する車両の不安定挙動の許容値(車体すべり角速度の許容値(dβc/dt))を超えた過剰な車体すべり角速度成分を減算して補正する。こうして、第2の外乱補償値補正部40eで補正された第2の外乱補償値Dsignedは、操舵制御装置42に出力され、過剰な舵角切り増し指示が防止され、車両の走行安定性が維持されるようになっている。
Dsigned=Dsigned−SIGN(Dsigned)
・MAX(|Dsigned|−(dβc/dt),0)…(18)
ここで、(dβc/dt)は、予め実験、計算等により設定される車両の不安定挙動の許容値、すなわち、車体すべり角速度の許容値であり、例えば、前述の(7)式の関係(車速V、実際のヨーレート(dΨs/dt)、横加速度Gysの関係)を有して設定される。
次に、上述の車両挙動制御の作用について、図4のフローチャートで説明する。
まず、ステップ(以下、「S」と略称)101で、必要パラメータを取得する。具体的には、車速センサ31で車速Vを検出し、操舵角センサ32で操舵角δを検出し、ヨーレートセンサ33で実際のヨーレート(dΨs/dt)を検出し、横加速度センサ34で横加速度Gysを検出し、オブザーバ40aでヨーレート(dΨovs/dt)を算出し、該ヨーレート(dΨovs/dt)と実際のヨーレート(dΨs/dt)との偏差((dΨs/dt)−(dΨovs/dt))を算出する。
次いで、S102に進み、不感帯処理部40bは、オブザーバ40aによるヨーレート(dΨovs/dt)と実際のヨーレート(dΨs/dt)との偏差の絶対値と予め実験、計算等により設定しておいた値Ddとを比較する。
この比較の結果、|(dΨs/dt)−(dΨovs/dt)|≧Ddの場合は、偏差には外乱が含まれていると判定してS103に進み、|(dΨs/dt)−(dΨovs/dt)|<Ddの場合は、偏差には外乱は含まれていないと判定してプログラムを抜ける。尚、この場合、前後駆動力配分制御装置41による4輪駆動制御、及び、操舵制御装置42による操舵制御は、特に制御ユニット40による外乱補償を受けることなく、通常通り実行されることになる。
S102で、|(dΨs/dt)−(dΨovs/dt)|≧Ddと判定されてS103に進むと、第1の外乱補償値算出部40cは、前述の(14)式により、第1のローパスフィルタ処理値Eunsignedを算出する。
次いで、S104に進み、第1の外乱補償値算出部40cと第2の外乱補償値算出部40dは、前述の(15)式により、第2のローパスフィルタ処理値Esignedを算出する。
次に、S105に進んで、第1の外乱補償値算出部40cは、前述の(16)式により、第1の外乱補償値Dunsignedを算出する。
次いで、S106に進み、第2の外乱補償値算出部40dは、前述の(17)式により、第2の外乱補償値Dsignedを算出する。
次に、S107に進み、第1の外乱補償値算出部40cは、第1の外乱補償値Dunsignedが、予め実験、計算等により設定しておいた閾値Ducよりも高い(Dunsigned>Duc)か否か判定する。
この判定の結果、Dunsigned>Ducの場合は、第1の外乱補償値Dunsignedには外乱が含まれていると判定して、S108に進み、第1の外乱補償値算出部40cは、第1の外乱補償値Dunsignedを前後駆動力配分制御装置41に出力して、第1の外乱補償値Dunsignedに相当する制御量を、制御量(トランスファクラッチトルク)TAWDから補正させる。
具体的には、前後駆動力配分制御装置41は、例えば以下の(19)式で示すように、通常の制御量(トランスファクラッチトルク)TAWDに対して第1の外乱補償値Dunsignedに、予め実験、計算等により設定しておいたゲインKuを乗算した値を加算し、補正して出力し、路面の凹凸等で生じる、比較的、高周波の外乱が車両の直進安定性を阻害することを防止するのである。
TAWD=TAWD+Ku・Dunsigned …(19)
そして、S108で、前後駆動力配分制御装置41により第1の外乱補償値Dunsignedを補償して制御を実行させた後、或いは、S107で、Dunsigned≦Ducと判定されて第1の外乱補償値Dunsignedには外乱が含まれていないと判定された後は、S109に進み、第2の外乱補償値算出部40dは、第2の外乱補償値Dsignedが、予め実験、計算等により設定しておいた閾値Dscよりも高い(Dsigned>Dsc)か否か判定する。
この判定の結果、Dsigned>Dscの場合は、第2の外乱補償値Dsignedには外乱が含まれていると判定して、S110に進み、第2の外乱補償値算出部40dは、第2の外乱補償値Dsignedを第2の外乱補償値補正部40eに出力して、タイヤのグリップ限界において無理な舵角切り増し指示が行われないように、前述の(18)式により補正させる。
その後、S111に進み、第2の外乱補償値補正部40eは、補正した第2の外乱補償値Dsignedを操舵制御装置42に出力して、補正した第2の外乱補償値Dsignedに相当する制御量を、制御量(目標操舵角Asteerや目標操舵トルクTsteer)から補正させる。
具体的には、操舵制御装置42が目標操舵角Asteerを算出してレーンキープ制御や車線逸脱防止制御を行う制御装置の場合、操舵制御装置42は、例えば以下の(20)式で示すように、通常の制御量(目標操舵角)Asteerから、第2の外乱補償値Dsignedに(n/Gγ)を乗算した値を減算し、例えば、路面の轍や、走行する車両に対する横風、路面のカント等により車両の旋回方向に対して生じる外乱成分を排除し、目標コースに沿った走行安定性を向上させるのである。
Asteer=Asteer−(n/Gγ)・Dsigned …(20)
ここで、nはステアリングギヤ比、Gγは操舵角に対するヨーレートゲインで、例えば、以下の(21)式により算出できる。
Gγ=(1/(1−(m/(2・l))・((Lf・Kf−Lr・Kr)
/(Kf・Kr))・V)・(V/l)
=(1/(1+A・V)・(V/l) …(21)
ここで、lはホイールベース、Aは車両固有のスタビリティファクタである。
また、操舵制御装置42が目標操舵トルクTsteerを算出してレーンキープ制御や車線逸脱防止制御を行う制御装置の場合、操舵制御装置42は、例えば以下の(22)式で示すように、通常の制御量(目標操舵トルク)Tsteerに対して第2の外乱補償値Dsignedに、予め実験、計算等により設定しておいたゲインKsを乗算した値を加算し、補正して出力し、例えば、路面の轍や、走行する車両に対する横風、路面のカント等により車両の旋回方向に対して生じる外乱成分を排除し(外乱方向の操舵力を重くし)、目標コースに沿った走行安定性を向上させるのである。
Tsteer=Tsteer+Ks・Dsigned …(22)
そして、上述のS111で操舵制御補正を実行させた後、或いは、前述のS109でDsigned≦Dscと判定されて第2の外乱補償値Dsignedには外乱が含まれていないと判定された後は、そのままプログラムを抜ける。
このように、本発明の実施の形態によれば、車両の運動モデル(オブザーバ)から得られるヨーレート(dΨovs/dt)と実際のヨーレート(dΨs/dt)との偏差を算出し、該偏差の絶対値をローパスフィルタ処理した値Eunsignedと偏差をローパスフィルタ処理した値Esignedとの差に基づいて第1の外乱補償値Dunsignedを算出する。また、偏差をローパスフィルタ処理した値Esignedの絶対値を算出し(|Esigned|を算出し)、|Esigned|と第1の外乱補償値Dunsignedとの差と上記偏差の旋回方向に基づいて第2の外乱補償値Dsignedを算出する。更に、この第2の外乱補償値Dsignedから、車両の不安定挙動に応じて予め設定する車両の不安定挙動の許容値(車体すべり角速度の許容値(dβc/dt))を減算して補正する。そして、第1の外乱補償値Dunsignedを、前後駆動力配分制御装置41に出力して前後駆動力配分制御装置41により補償し、第2の外乱補償値Dsignedを、操舵制御装置42に出力して操舵制御装置42により補償させる。このため、同じ車両パラメータ(実際のヨーレート(dΨs/dt))から、操舵制御で補償するのに適した路面の轍や、走行する車両に対する横風、路面のカント等により生じる比較的低周波な外乱と、前後駆動力配分制御により補償するのに適した車両挙動偏差の左右旋回方向に方向性のない路面の凹凸等で生じる比較的高周波な外乱を分けて抽出して、それぞれの制御で補償するようになっているので、各車両挙動制御の作動を切り替えることなく適切に協調させ、車両に入力される外乱をそれぞれの車両挙動制御により最適に補償させて全走行場面における走行安定性の向上を図ることができる。そして、たとえ操舵制御装置42で、第2の外乱補償値Dsignedによって外乱を補償する場合であっても、第2の外乱補償値Dsignedは、タイヤのグリップ限界において無理な舵角切り増し指示を行わないように補正された値となっているので、操舵制御装置42により、車両の走行安定性が維持されて外乱が適切に補正される。
次に、図5により本発明の実施の形態による第2の外乱補償値Dsignedの効果について説明する。車両挙動が、図5(a)に示すような、車体すべり角速度(dβ/dt)の場合、時刻t1〜t2の間は、車体すべり角速度の絶対値|dβ/dt|は、βkよりも大きくなり、車両の不安定挙動が大きくなる。このような状況下で、第2の外乱補償値Dsignedを用いて操舵制御の指示値を増大してしまうと、タイヤのグリップ限界において無理な舵角切り増し動作が生じ、車両挙動の安定性を、逆に損ねてしまう虞がある。このため、図5(b)に示すように、時刻t1〜t2の間では、第2の外乱補償値Dsignedから、車両の不安定挙動に応じて予め設定する車両の不安定挙動の許容値(車体すべり角速度の許容値(dβc/dt))を超えた過剰な車体すべり角速度成分を減少させ、タイヤのグリップ限界に対する過剰な舵角切り増し指示を防止し、車両の走行安定性を維持させるようになっている。
その後、図5(a)の時刻t2〜t3で示すように、車体すべり角速度の絶対値|dβ/dt|が小さくなった場合には、図5(b)の時刻t2〜t3で示すように、カウンタステア等による車両挙動の指示は維持させ、車両の走行安定性の向上を図る。
次いで、図5(a)の時刻t3〜t4で示すように、再び、車体すべり角速度の絶対値|dβ/dt|が、βkよりも大きくなり、車両の不安定挙動が大きくなると、図5(b)の時刻t3〜t4で示すように、第2の外乱補償値Dsignedから、車体すべり角速度の許容値(dβc/dt)を超えた過剰な車体すべり角速度成分を減少させ、タイヤのグリップ限界に対する過剰な舵角切り増し指示を防止し、車両の走行安定性を維持させるようになっている。
尚、本発明の実施の形態では、第1の外乱補償値Dunsignedを前後駆動力配分制御装置41に出力して補償するように構成しているが、左右輪間の差動制限機構のロック制御や左右独立駆動クラッチの締結制御、左右輪独立駆動モータの差回転制御に対しても本発明が適用でき、上述した効果と同様の効果が得られることは言うまでもない。
1 エンジン
2 自動変速装置
3 トランスファ
14fl、14fr、14rl、14rr 車輪
15 トランスファクラッチ
20 操舵系
21 ステアリングホイール
29 電動パワーステアリング機構
31 車速センサ
32 操舵角センサ
33 ヨーレートセンサ
34 横加速度センサ
40 制御ユニット(制御手段)
40a オブザーバ(車両の運動モデル)
40b 不感帯処理部
40c 第1の外乱補償値算出部(第1の外乱補償値算出手段)
40d 第2の外乱補償値算出部(第2の外乱補償値算出手段)
40e 第2の外乱補償値補正部(第2の外乱補償値補正手段)
41 前後駆動力配分制御装置(第1の車両挙動制御手段)
41a クラッチ駆動部
42 操舵制御装置(第2の車両挙動制御手段)
42a モータ駆動部

Claims (6)

  1. 車両の運動モデルから得られる車両のパラメータと実際に得られる車両のパラメータとの偏差を算出し、該偏差の絶対値をローパスフィルタ処理した値と上記偏差をローパスフィルタ処理した値との差に基づいて第1の外乱補償値を算出する第1の外乱補償値算出手段と、
    上記偏差をローパスフィルタ処理した値の絶対値を算出し、該絶対値と上記第1の外乱補償値との差と上記偏差の旋回方向に基づいて第2の外乱補償値を算出する第2の外乱補償値算出手段と、
    上記第2の外乱補償値算出手段で算出した上記第2の外乱補償値から、車両の不安定挙動に応じて予め設定する車両の不安定挙動の許容値を超えた過剰な車両の不安定挙動成分を減算して上記第2の外乱補償値を補正する第2の外乱補償値補正手段と、
    上記補正した第2の外乱補償値により外乱を補償して車両挙動制御を実行する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする車両挙動制御装置。
  2. 上記予め設定する車両の不安定挙動の許容値は、車体すべり角速度の許容値であることを特徴とする請求項1記載の車両挙動制御装置。
  3. 上記制御手段は、上記第1の外乱補償値による外乱は、ヨー方向の車両挙動を制御する第1の車両挙動制御手段により補償させ、上記補正した第2の外乱補償値による外乱は、上記第1の車両挙動制御手段とは異なるヨー方向の車両挙動を制御する第2の車両挙動制御手段により補償させることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車両挙動制御装置。
  4. 上記第1の車両挙動制御手段は、前軸と後軸との駆動力配分を可変制御する前後駆動力配分制御手段であることを特徴とする請求項3記載の車両挙動制御装置。
  5. 上記第2の車両挙動制御手段は、操舵量を可変制御する操舵制御手段であることを特徴とする請求項3又は請求項4記載の車両挙動制御装置。
  6. 上記偏差を算出する車両のパラメータは、車両のヨーレートであることを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一つに記載の車両挙動制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022551378A (ja) * 2019-08-14 2022-12-09 ボルボトラックコーポレーション 最適レーンキープアシスト装置、最適レーンキープアシスト方法、連結車両、コンピュータプログラム及びコンピュータプログラムを保持するコンピュータ可読媒体

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