JP2017171142A - 電動式直動アクチュエータ及び電動式ディスクブレーキ装置 - Google Patents

電動式直動アクチュエータ及び電動式ディスクブレーキ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】遊星ローラ及び回転軸の外径面に対する加工工程と、キャリアに遊星ローラを組み込む組み立て工程を簡略化することで製造コストの低減を図る。
【解決手段】円筒状のハウジング1内に軸方向に移動自在に組み込まれた外輪部材4と、外輪部材4の軸心上に配置される回転軸9と、外輪部材4と回転軸9との間に配置される複数の遊星ローラ18と、複数の遊星ローラ18を回転軸9の軸心周りに回転自在に支持するキャリア13とを備える。遊星ローラ18は、外径面に外輪部材4の内径面に形成された螺旋突条5に噛み合う螺旋溝19を有し、キャリア13の一端側のディスク13aと回転軸9の他端部とが一体に形成され、複数の遊星ローラ18が回転軸9の外径面に対して非接触状態となっている。
【選択図】図2

Description

本発明は、電動モータの回転運動を直線運動に変換して被駆動物を直線駆動する電動式直動アクチュエータと、電動式直動アクチュエータを用いてブレーキ部材を被制動部材に押圧する電動式ディスクブレーキ装置に関する。
電動モータを駆動源とする電動式直動アクチュエータにおいては、電動モータのロータ軸の回転運動を運動変換機構によって軸方向に移動自在に支持された被駆動部材の直線運動に変換するようにしている。
電動式直動アクチュエータに採用された運動変換機構として、ボールねじ機構やボールランプ機構が知られているが、これらの運動変換機構においては、ある程度の増力機能を有するものの、電動式ディスクブレーキ装置等で必要とされるような大きな増力機能を確保することができない。
そこで、上記のような運動変換機構を採用した電動式直動アクチュエータにおいては、遊星歯車機構等の減速機構を別途組込んで駆動力の増大を図るようにしており、上記減速機構を組込む分、構成が複雑となり、電動式直動アクチュエータが大型化するという問題があった。
そのような問題点を解決するため、本件出願人は、特許文献1において、減速機構を組込むことなく大きな増力機能を確保することができ、直動ストロークが比較的小さい電動式ディスクブレーキ装置への採用に好適な電動式直動アクチュエータを提案している。
ここで、上記特許文献1に記載された電動式直動アクチュエータにおいては、ハウジング内に軸方向に移動自在に支持された外輪部材と、電動モータによって回転駆動される回転軸との間に回転軸を中心にして回転自在に支持されるキャリアにより支持される遊星ローラを組み込み、上記回転軸の回転により、その回転軸との摩擦接触によって遊星ローラを自転させつつ公転させ、その遊星ローラの外径面に形成された螺旋溝または円周溝と外輪部材の内径面に設けられた螺旋突条との噛み合いによって外輪部材を軸方向に直線移動させるようにしている。
特開2012−149747号公報
ところで、特許文献1に記載された電動式直動アクチュエータは、キャリアの各ローラ軸に内径面で回転自在に支持された各遊星ローラを、各ローラ軸を包み込むように巻回された弾性リングの弾性によって半径方向内方へ付勢し、各遊星ローラを回転軸の外径面に押圧付勢するようにしている。このため、各ローラ軸を包み込むように弾性リングを巻き回し、遊星ローラを組み込む必要があり、組み立て工程に手間がかかる問題があった。
また、入力軸となる回転軸の回転トルクを各遊星ローラに安定して伝達するために、遊星ローラ及び回転軸の外径面に対して研磨加工等による超仕上げを行う必要があった。
このように遊星ローラ及び回転軸の外径面に対して超仕上げする加工工程と、遊星ローラを組み込む組み立て工程に手間がかかるという問題があり、製造コスト増加の原因となっていた。
そこで、この発明の課題は、遊星ローラ及び回転軸の外径面に対する加工工程と、キャリアに遊星ローラを組み込む組み立て工程を簡略化することで製造コストの低減を図ることにある。
上記の課題を解決するために、この発明は、円筒状のハウジング内に軸方向に移動自在に組み込まれた外輪部材と、その外輪部材の軸心上に配置され、電動モータによって回転駆動される回転軸と、前記外輪部材と前記回転軸との間に配置される複数の遊星ローラと、複数の前記遊星ローラを前記回転軸の軸心周りに回転自在に支持するキャリアとを備え、前記遊星ローラは外径面に前記外輪部材の内径面に形成された螺旋突条に噛み合う螺旋溝または円周溝を有し、前記回転軸の回転により、前記遊星ローラを自転及び公転させて前記外輪部材を軸方向に直線移動させるようにした電動式直動アクチュエータにおいて、前記キャリアが前記回転軸と一体回転するものであり、複数の前記遊星ローラが前記回転軸の外径面に対して非接触状態である構成を採用することができる。
この構成では、回転軸の回転により、これと一体にキャリアが回転し、そのキャリアに支持された複数の遊星ローラが自転及び公転する。このため、キャリアは、従来のキャリアのように、各遊星ローラを回転軸の外径面に押圧付勢するための機構が不要となり、その構造を簡素化することができる。
また、複数の遊星ローラが回転軸の外径面に対して非接触状態であるので、遊星ローラ及び回転軸の外径面に対して、研磨加工等による超仕上げが不要となる。
前記キャリアは、軸方向に対向する一対のディスクと、その一対のディスク間に周方向に間隔をおいて配置され、前記遊星ローラのそれぞれを回転自在に支持する複数のローラ軸とを有し、前記キャリアの一端側ディスクと前記回転軸の他端部とが一体に形成された状態となる構成を採用することができる。
この構成によると、キャリアの一端側のディスクと回転軸とを一体に形成することができるので、さらなる構造の簡素化が図れる。
また、前記キャリアは、軸方向に対向する一対のディスクと、その一対のディスク間に周方向に間隔をおいて配置され、前記遊星ローラのそれぞれを回転自在に支持する複数のローラ軸とを有し、前記回転軸が前記一対のディスクに挿通した状態で、その一対のディスクに固定された構成を採用することができる。
この構成によると、回転軸がキャリアの一対のディスクに挿通した状態で固定されるので、キャリアの剛性を高めることができる。
また、この発明に係る電動式ディスクブレーキ装置においては、電動式直動アクチュエータによりブレーキパッドを直線駆動し、そのブレーキパッドでブレーキディスクを押圧して、そのブレーキディスクに制動力を付与するようにした電動式ディスクブレーキ装置において、前記電動式直動アクチュエータとしてこの発明に係る電動式直動アクチュエータを用いた構成を採用することができる。
この発明は、遊星ローラ及び回転軸の外径面に対する加工工程が簡略化されるとともに、キャリアの構造が簡略化されるので、製造コストの低減を図ることができる。
この発明に係る電動式直動アクチュエータの第一実施形態を示す縦断面図 図1の一部を拡大して示す断面図 図2のIII−III線に沿った断面図 この発明に係る電動式ディスクブレーキ装置の実施形態を示す縦断面図 この発明に係る電動式直動アクチュエータの第二実施形態を示す縦断面図 図5のVI−VI線に沿った断面図
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1乃至図4は、この発明に係る電動式直動アクチュエータAの第一実施形態を示す。図1に示すように、ハウジング1は、円筒状をなし、その一端には径方向外方に張り出すベースプレート2が設けられ、そのベースプレート2の外側面はハウジング1の一端部にボルト止めされたカバー3によって覆われている。
また、ハウジング1は、内径部の軸方向他端側に形成された周溝1aを有する。ハウジング1の内部に外輪部材4が組み込まれ、周溝1a内に収容されたOリング1bが外輪部材4の外径面に接触している。
外輪部材4は、他端部がハウジング1の他端部側の開口から突き出した状態となっている。外輪部材4は、ハウジング1に対して、回り止めされ、かつ、ハウジング1の内径面に沿って軸方向に移動自在とされる。
外輪部材4の内径面には、図2に示すように、断面台形の螺旋突条5が形成される。螺旋突条5は、径方向内側に向かうに従い軸方向の幅が小さくなる状態となっている。
図1に示すように、ハウジング1内には、外輪部材4の軸方向一端側に軸受部材6が組込まれている。軸受部材6は軸方向一端側が閉塞する円筒状をなし、その中央部に円筒状のボス部6aが形成される。軸受部材6は、ハウジング1の内径面に取り付けた止め輪7によってカバー3と反対側(他端側)への移動が規制されている。
軸受部材6のボス部6a内には一対の転がり軸受8が軸方向に間隔をおいて組み込まれ、その転がり軸受8によって外輪部材4の軸心上に配置された回転軸9が回転自在に支持される。
ハウジング1のベースプレート2には電動モータ10が支持され、電動モータ10のロータ軸11の回転は、カバー3内に組込まれたギヤ減速機構12によって回転軸9に伝達されるようになっている。
回転軸9は、ギヤ減速機構12のギヤ12aに挿通した一端部に、止め輪9aが取り付けられている。回転軸9は、止め輪9aによって他端側への移動が規制されている。
外輪部材4の内側には回転軸9の軸心周りで回転自在なキャリア13が組込まれている。図2に示すように、キャリア13は、軸方向で対向する円板からなる一対のディスク13a、13bを有する。
一端側に位置するディスク13aは、その中央に回転軸9の他端部が一体にかつ同心状に形成されている。このため、回転軸9が回転すると、キャリア13は回転軸9と一体回転するようになっている。
他端側に位置するディスク13bは、その外径部に軸方向に延びる複数の柱部14を有する。複数の柱部14は、図3に示すように、それぞれ周方向に間隔をおいて配置され、締結具14aにより、一端側に位置するディスク13aと一体化されている(図2参照)。複数の柱部14は、一対のディスク13a、13bの対向間隔を一定に保持している。
一対のディスク13a、13bのそれぞれは、図2に示すように、回転軸9の軸心周りに間隔をおいて複数形成された軸挿入孔15を有する。一対のディスク13a、13bの軸方向に対向する一対の軸挿入孔15、15のそれぞれの内部にローラ軸16の軸端部が挿通されている。
それぞれのローラ軸16は、軸方向に間隔をおいて一対の軸受17が嵌め合わされており、軸受17によって遊星ローラ18が回転自在に支持されている。遊星ローラ18のそれぞれは、回転軸9の外径面に対して非接触状態となっている。
また、遊星ローラ18は、外径面に外輪部材4に設けられた螺旋突条5のピッチと同一のピッチである螺旋溝19が形成されている。螺旋溝19は螺旋突条5に係合する状態となっている。なお、螺旋溝19に代えて、複数の円周溝を螺旋突条5のピッチと同一のピッチで形成してもよい。
キャリア13の一対のディスク13a、13bのうち、一端側に位置するディスク13aと遊星ローラ18との間に、遊星ローラ18側より順に、スラスト軸受20、加圧座板21および受圧座板22が組み込まれている。
加圧座板21と受圧座板22の対向面には調心座23が形成されている。調心座23は、加圧座板21に形成された凸形球面23aと受圧座板22に形成されてその凸形球面23aを接触案内する凹面23bとからなる。
加圧座板21は、中心部にローラ軸16がすき間なく挿通され、受圧座板22は、中心部にローラ軸16が径方向にすき間をもって挿通されている。加圧座板21は、受圧座板22とローラ軸16とのすき間の範囲内で傾動自在となっている。
キャリア13における一端側のディスク13aと軸受部材6の対向面間には、環状のサポート部材24と、スラスト軸受25とが組み込まれている。
サポート部材24は、その中心部に回転軸9が挿通され、スラスト軸受25は、軸受部材6の径方向内部に収容されている。また、スラスト軸受25は、キャリア13およびサポート部材24に負荷される軸方向のスラスト荷重を受けるようになっている。
外輪部材4の他端側内径部に、シールカバー26が嵌め合わされている。シールカバー26により外輪部材4の他端部内が閉塞され、外輪部材4の内部への異物の侵入を防止するようになっている。
外輪部材4の他端部とハウジング1の他端部との間を閉塞するブーツ27が取り付けられている。ブーツ27により、外輪部材4とハウジング1との間への異物の侵入を防止するようになっている。
第一実施形態で示す電動式直動アクチュエータは上記の構造からなり、図4は、その電動式直動アクチュエータを採用した電動式ディスクブレーキ装置を示す。この電動式ディスクブレーキ装置においては、電動式直動アクチュエータにおけるハウジング1の他端部にキャリパボディ部30を一体に設け、そのキャリパボディ部30内に外周部の一部が配置されたブレーキディスク31の両側に固定ブレーキパッド32と可動ブレーキパッド33を設け、その可動ブレーキパッド33を外輪部材4の他端部に連結一体化している。
図4に示すような電動式ディスクブレーキ装置Bへの電動式直動アクチュエータAの使用状態において、図1に示す電動モータ10の駆動により回転軸9が回転すると、これと一体にキャリア13が回転する。
このとき、キャリア13に回転自在に支持された複数の遊星ローラ18は、その外径面の螺旋溝19と外輪部材4の内径面の螺旋突条5とが係合している。このため、キャリア13が回転すると、遊星ローラ18が自転しつつ、回転軸9の軸心周りに公転する。
遊星ローラ18の自転および公転により、外輪部材4が軸方向に移動し、可動ブレーキパッド33がブレーキディスク31に押し付けられ、ブレーキディスク31に制動力が付与される。
この実施形態では、上述のように回転軸9の回転により、これと一体にキャリア13が回転し、キャリア13に支持された複数の遊星ローラ18が自転しつつ、回転軸9の軸心周りに公転する。
ここで、回転軸9は、キャリア13の一対のディスク13a、13bの間に存在せず、遊星ローラ18が回転軸9の外径面に対して非接触状態となり、回転軸9の回転によりキャリア13が一体に回転するようになっている。このため、従来のキャリアのように、各遊星ローラを回転軸の外径面に押圧付勢するための機構が不要となり、キャリア13の構造を簡素化することができる。
また、遊星ローラ18が回転軸9の外径面に対して非接触状態となっていると、遊星ローラ18及び回転軸9の外径面に対して研磨加工等による超仕上げを行う必要がない。
これにより、遊星ローラ18及び回転軸9の外径面に対する加工工程と、キャリア13に遊星ローラ18を組み込む組み立て工程を簡略化することが可能となり、製造コストの低減を図ることができる。
また、上記のようなブレーキディスク31への制動力の付与時、外輪部材4から遊星ローラ18に軸方向荷重が負荷される。その軸方向荷重の入力部位は、外輪部材4の内径面に設けられた螺旋突条5と遊星ローラ18の外径面に形成された螺旋溝19との係合部である。このため、遊星ローラ18には偏荷重が負荷されることになる。
上記のように遊星ローラ18に偏荷重が負荷されると、図2に示すように、加圧座板21の凸形球面23aが受圧座板22の凹面23bに接触案内される状態で加圧座板21が傾動する。加圧座板21の傾動により、凸形球面23aと凹面23bの接触部で周方向の面圧分布の均一化が図られることになる。
上記の均一化が図られることで、スラスト軸受20には、周方向の全体にわたって同じ大きさの軸方向荷重が負荷されることになり、スラスト軸受20の耐久性の低下が抑制される。
この発明の第二実施形態に係る電動式直動アクチュエータを図5、6に基づいて説明する。この実施形態では、回転軸9は、キャリア13の一対のディスク13a、13bに挿通した状態で、一対のディスク13a、13bに固定されている点で上述の第一実施形態と相違する。その他の構造は第一実施形態と同じと考えられ、同じ符号を付してその説明を省略する。
すなわち、回転軸9は、キャリア13の一対のディスク13a、13bに挿通した状態となっている。また、回転軸9の他端部に止め輪9bが取り付けられ、止め輪9bが他端側のディスク13bに接している。止め輪9bによって、キャリア13の軸方向他端側への移動を規制している。
また、回転軸9は、キャリア13の一端側のディスク13aに対して差し込まれるキー部材9cを有している。回転軸9は、キー部材9cによって、一端側のディスク13aに対して回り止めされており、キャリア13と一体回転可能となっている。
さらに、図5、6に示すように、キャリア13は、その遊星ローラ18のそれぞれが回転軸9の外径面に対して非接触状態となっている。
この実施形態では、第一実施形態と同様に、回転軸9の回転により、これと一体にキャリア13が回転し、キャリア13に支持された複数の遊星ローラ18が自転しつつ、回転軸9の軸心周りに公転する。
ここで、回転軸9は、キャリア13の一対のディスク13a、13bに挿通され、キー部材9cにより回り止めされた状態で、一端側のディスク13aに固定されている。このため、キャリア13はその剛性を高めることができる。
さらに、キャリア13の遊星ローラ18のそれぞれは、回転軸9の外径面に対して非接触状態となり、回転軸9の回転によりキャリア13が一体に回転するようになっている。このため、上述の第一実施形態の場合と同様に、従来のキャリアのように、各遊星ローラを回転軸の外径面に押圧付勢するための機構が不要となり、キャリア13の構造を簡素化することができる。
また、遊星ローラ18が回転軸9の外径面に対して非接触状態となっているので、遊星ローラ18及び回転軸9の外径面に対して研磨加工等による超仕上げを行う必要がない。
これにより、遊星ローラ18及び回転軸9の外径面に対する加工工程と、キャリア13に遊星ローラ18を組み込む組み立て工程を簡略化することが可能となり、製造コストの低減を図ることができる。
A 電動式直動アクチュエータ
B 電動式ディスクブレーキ装置
1 ハウジング
1a 周溝
1b Oリング
2 ベースプレート
3 カバー
4 外輪部材
5 螺旋突条
6 軸受部材
6a ボス部
7 止め輪
8 転がり軸受
9 回転軸
9a、9b 止め輪
9c キー部材
10 電動モータ
11 ロータ軸
12 ギヤ減速機構
12a ギヤ
13 キャリア
13a、13b ディスク
14 柱部
14a 締結具
15 軸挿入孔
16 ローラ軸
17 軸受
18 遊星ローラ
19 螺旋溝
20、25 スラスト軸受
21 加圧座板
22 受圧座板
23 調心座
23a 凸形球面
23b 凹面
24 サポート部材
26 シールカバー
27 ブーツ
30 キャリパボディ部
31 ブレーキディスク
32 固定ブレーキパッド
33 可動ブレーキパッド

Claims (4)

  1. 円筒状のハウジング内に軸方向に移動自在に組み込まれた外輪部材と、その外輪部材の軸心上に配置され、電動モータによって回転駆動される回転軸と、前記外輪部材と前記回転軸との間に配置される複数の遊星ローラと、複数の前記遊星ローラを前記回転軸の軸心周りに回転自在に支持するキャリアとを備え、前記遊星ローラは外径面に前記外輪部材の内径面に形成された螺旋突条に噛み合う螺旋溝または円周溝を有し、前記回転軸の回転により、前記遊星ローラを自転及び公転させて前記外輪部材を軸方向に直線移動させるようにした電動式直動アクチュエータにおいて、
    前記キャリアが前記回転軸と一体回転するものであり、複数の前記遊星ローラが前記回転軸の外径面に対して非接触状態であることを特徴とする電動式直動アクチュエータ。
  2. 前記キャリアは、軸方向に対向する一対のディスクと、その一対のディスク間に周方向に間隔をおいて配置され、前記遊星ローラのそれぞれを回転自在に支持する複数のローラ軸とを有し、前記キャリアの一端側ディスクと前記回転軸の他端部とが一体に形成された状態となることを特徴とする請求項1に記載された電動式直動アクチュエータ。
  3. 前記キャリアは、軸方向に対向する一対のディスクと、その一対のディスク間に周方向に間隔をおいて配置され、前記遊星ローラのそれぞれを回転自在に支持する複数のローラ軸とを有し、前記回転軸が前記一対のディスクに挿通した状態で、その一対のディスクに固定されたことを特徴とする請求項1に記載された電動式直動アクチュエータ。
  4. 電動式直動アクチュエータによりブレーキパッドを直線駆動し、そのブレーキパッドでブレーキディスクを押圧して、そのブレーキディスクに制動力を付与するようにした電動式ディスクブレーキ装置において、
    前記電動式直動アクチュエータが請求項1乃至3のいずれかに記載の電動式直動アクチュエータからなることを特徴とする電動式ディスクブレーキ装置。
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