JP5440923B2 - 電動式直動アクチュエータおよび電動式ブレーキ装置 - Google Patents

電動式直動アクチュエータおよび電動式ブレーキ装置 Download PDF

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本発明は、電動モータの回転運動を直線運動に変換して被駆動物を直線駆動する電動式直動アクチュエータと、電動式直動アクチュエータを用いてブレーキ部材を被制動部材に押圧する電動式ブレーキ装置に関する。
電動モータの回転運動を直線運動に変換して被駆動物を直線駆動する電動式直動アクチュエータには、運動変換機構としてボールねじ機構やボールランプ機構を採用したものが多く、小容量の電動モータで大きな直線駆動力が得られるように、遊星歯車減速機構等の歯車減速機構を組み込んだものが多い(例えば、特許文献1参照)。
上述した電動式直動アクチュエータに採用されているボールねじ機構やボールランプ機構は、リードを有するねじ筋や傾斜カム面に沿わせる運動変換機構によって、ある程度の増力機能を有するが、電動式ブレーキ装置等で必要とされるような大きな増力機能は確保できない。このため、これらの運動変換機構を採用した電動式直動アクチュエータでは、遊星歯車減速機構等の別途の減速機構を組み込んで駆動力を増力しているが、このように別途の減速機構を組み込むことは、電動式直動アクチュエータのコンパクトな設計を阻害する。
これに対して、本発明者らは、別途の減速機構を組み込むことなく大きな増力機能を確保でき、直動ストロークが比較的小さい電動式ブレーキ装置にも好適な電動式直動アクチュエータとして、電動モータのロータ軸から回転を伝達される回転軸と、この回転軸の外径側でハウジングの内径面に固定された外輪部材との間に、キャリヤに回転自在に支持された複数の遊星ローラを介在させて、これらの遊星ローラが回転軸の回転に伴って回転軸の周りを自転しながら公転するようにし、外輪部材の内径面に螺旋凸条を設け、遊星ローラの外径面に、螺旋凸条と同一ピッチで螺旋凸条が嵌まり込む周方向溝、または螺旋凸条と同一ピッチでリード角が異なり螺旋凸条が嵌まり込む螺旋溝を設けて、外輪部材とキャリヤとが軸方向へ相対移動するようにし、回転軸の回転運動をキャリヤの直線運動に変換して、キャリヤを被駆動物を直線駆動する出力部材とした機構を先に開発している(特許文献2、3参照)。
一方、車両用ブレーキ装置としては油圧式のものが多く採用されてきたが、近年、ABS(Antilock Brake System)等の高度なブレーキ制御の導入に伴い、これらの制御を複雑な油圧回路なしに行うことができる電動式ブレーキ装置が注目されている。電動式ブレーキ装置は、ブレーキペダルの踏み込み信号等で電動モータを作動させ、上述したような電動式直動アクチュエータをキャリパボディに組み込んでブレーキ部材を被制動部材に押圧するものである(例えば、特許文献4参照)。
特開平6−327190号公報 特開2007−32717号公報 特開2007−37305号公報 特開2003−343620号公報
特許文献2、3に記載された電動式直動アクチュエータは、別途の減速機構を組み込むことなく、コンパクトな設計で大きな増力機能を確保できるが、入力軸となる回転軸を1箇所の軸受で支持し、回転軸の回転トルクを遊星ローラに安定して伝達するために、各遊星ローラを焼きばめ等によって回転軸と外輪部材との間に組み込んで、径方向の予圧を付与するようにしていたので、予圧のための負隙間を管理するために、遊星ローラが転接する回転軸の外径面と外輪部材の内径面を、研磨加工等によって高い寸法精度で仕上げる必要があり、製造コスト増加するとともに、遊星ローラの組み込みに手間がかかる問題があった。
この問題に対して、本発明者らは、回転軸の外径面に各遊星ローラを押圧付勢する弾性部材を設けて、回転軸の外径面と外輪部材の内径面との間で各遊星ローラを負隙間によって予圧することなく、回転軸の回転トルクを各遊星ローラに安定して伝達可能とすることを先に提案している(特願2008−038910)。また、回転軸の微小な径方向変位で外輪部材の内径面と接触する接触支持部または円環状部材を設け、1箇所の軸受で支持された回転軸を別の箇所で間接的に支持することにより、各遊星ローラを負隙間によって予圧することなく、回転軸の回転トルクを各遊星ローラに安定して伝達でき、かつ、回転軸の軸受にモーメント荷重が作用しないようにした電動式直動アクチュエータも提案している(特願2008−207157、特願2008−207172)。さらに、このような構成で、キャリヤの軸方向への移動を規制し、外輪部材を直線運動する出力部材とした電動式直動アクチュエータも提案している(特願2008−260547)。
特願2008−207157、特願2008−207172および特願2008−260547で提案した電動式直動アクチュエータは、各遊星ローラを負隙間によって予圧することなく、回転軸の回転トルクを各遊星ローラに安定して伝達でき、回転軸の軸受にモーメント荷重が作用しないようにすることができるが、微小な径方向変位で外輪部材の内径面と接触する接触支持部や円環状部材が、大径寸法で厳しい加工精度を必要とし、製造コストが増大する問題があった。また、接触支持部や円環状部材に外輪部材の内径面との接触で摩耗等が生じ、耐久性にも問題があった。
そこで、本発明の課題は、製造コストの増大や耐久性の低下を来たすことなく、回転軸の回転トルクを各遊星ローラに安定して伝達でき、回転軸の軸受にモーメント荷重が作用しないようにすることである。
上記の課題を解決するために、本発明は、電動モータのロータ軸から回転を伝達され、ハウジングに回転自在に支持される回転軸と、この回転軸の外径側でハウジングの内径面に内嵌した外輪部材との間に、キャリヤに回転自在に支持された複数の遊星ローラを介在させて、これらの遊星ローラが前記回転軸の回転に伴って回転軸の周りを自転しながら公転するようにし、前記外輪部材の内径面に螺旋凸条を設け、前記遊星ローラの外径面に、前記螺旋凸条と同一ピッチで螺旋凸条が嵌まり込む周方向溝、または螺旋凸条と同一ピッチでリード角が異なり螺旋凸条が嵌まり込む螺旋溝を設けて、前記外輪部材と前記キャリヤとが軸方向へ相対移動するようにし、前記回転軸の回転運動を、前記軸方向へ相対移動する外輪部材とキャリヤのいずれか一方を出力部材とした直線運動に変換して、被駆動物を直線駆動する電動式直動アクチュエータにおいて、前記回転軸をハウジングに支持する軸受を、軸方向の2箇所以上に配置した構成を採用した。
すなわち、回転軸をハウジングに支持する軸受を、軸方向の2箇所以上に配置することにより、製造コストの増大や耐久性の低下を来たすことなく、回転軸の回転トルクを各遊星ローラに安定して伝達でき、回転軸の軸受にモーメント荷重が作用しないようにした。
前記軸方向の2箇所以上に配置した軸受の少なくとも1つを、他の軸受から軸方向で離間させることにより、回転軸の回転トルクをより安定して各遊星ローラに伝達でき、回転軸の軸受にモーメント荷重が作用しないようにすることができる。
前記軸受の少なくとも1つは、前記回転軸に前記ロータ軸から回転が伝達される部位と前記遊星ローラが転接する部位との間に配置し、この軸受を、前記ハウジングの内径面に固定された円環状の軸受固定部材の内径面に取り付けるとよい。
前記軸受固定部材に、前記遊星ローラ側へ張り出す円筒部を設け、この円筒部の内径面に、もう1つの前記軸受を取り付けることにより、これらの2つの軸受を容易に離間させて配置することができる。
前記軸受の少なくとも1つは、深溝玉軸受またはアンギュラ玉軸受とすることができる。
前記軸受の少なくとも2つをアンギュラ玉軸受とする場合は、これらのアンギュラ玉軸受を互いに背面を向き合わせて配置するとよい。
前記複数の遊星ローラを前記回転軸の外径面に押圧付勢する弾性部材を設けることにより、回転軸の回転トルクをより安定して各遊星ローラに伝達することができる。
また、本発明は、電動モータの回転運動を出力部材の直線運動に変換してブレーキ部材を直線駆動する電動式直動アクチュエータを備え、前記直線駆動されるブレーキ部材を被制動部材に押圧する電動式ブレーキ装置において、前記電動式直動アクチュエータに上述したいずれかの電動式直動アクチュエータを用いた構成を採用することにより、製造コストの増大や耐久性の低下を来たすことなく、直動アクチュエータの回転軸の回転トルクを各遊星ローラに安定して伝達でき、回転軸の軸受にモーメント荷重が作用しないようにした。
本発明の電動式直動アクチュエータは、回転軸をハウジングに支持する軸受を、軸方向の2箇所以上に配置したので、製造コストの増大や耐久性の低下を来たすことなく、回転軸の回転トルクを各遊星ローラに安定して伝達でき、回転軸の軸受にモーメント荷重が作用しないようにすることができる。
電動式直動アクチュエータの実施形態を示す縦断面図 図1のII−II線に沿った断面図 図1のIII−III線に沿った断面図 (a)、(b)は、それぞれ図1の外輪部材の螺旋凸条と遊星ローラの螺旋溝を示す正面図 図1の電動式直動アクチュエータを採用した電動式ブレーキ装置を示す縦断面図
以下、図面に基づき、本発明の実施形態を説明する。この電動式直動アクチュエータは、図1乃至図3に示すように、ハウジング1の円筒部1aの一端側に片側へ張り出すフランジ1bが設けられ、このフランジ1bに電動モータ2が円筒部1aと平行に取り付けられている。電動モータ2のロータ軸2aの回転は、歯車3a、3b、3cによって円筒部1aの中心に配設された回転軸4に伝達され、円筒部1aの内径面に固定された外輪部材5と回転軸4との間に介在する4個の遊星ローラ6が、キャリヤ7に回転自在に支持されて、回転軸4の回転に伴ってその周りを自転しながら公転し、後述する外輪部材5の螺旋凸条5aと遊星ローラ6の螺旋溝6aとの係合によって、遊星ローラ6を支持するキャリヤ7と外輪部材5とが軸方向へ相対移動する。この実施形態では、キャリヤ7の軸方向移動が規制され、直線運動する外輪部材5が、出力部材として被駆動物を直線駆動するようになっている。
前記ハウジング1のフランジ1bを設けた側には蓋1cが取り付けられ、歯車3a、3b、3cは蓋1cで覆われた空間の軸方向同一断面内で噛み合うように配設されている。歯車3aはロータ軸2aに、歯車3cは回転軸4に取り付けられ、これらと噛み合う中間歯車3bは、フランジ1bと蓋1cに差し渡された軸ピン8に玉軸受9で支持されている。
前記回転軸4にロータ軸2aからの回転を伝達する歯車3cと、回転軸4に転接する遊星ローラ6との間には、回転軸4を支持するための軸受固定部材10が、ハウジング1の円筒部1aの内径面に止め輪11で固定されている。軸受固定部材10は、円筒部1aの内径面に固定された円環部10aと、その内径側で遊星ローラ6側へ張り出す円筒部10bとからなり、円環部10aと円筒部10bの内径面に、回転軸4を回転自在に支持する2つのアンギュラ玉軸受12a、12bが、互いに背面を向けるように軸方向で離間されて取り付けられている。
前記キャリヤ7は、回転軸4にすべり軸受13a、13bでスライド可能かつ相対回転可能に外嵌されたキャリヤ本体7aおよび支持板7bと、離間したキャリヤ本体7aと支持板7bに両端部を支持され、遊星ローラ6を回転自在に支持する支持ピン7cと、支持板7bをキャリヤ本体7aに位相合わせして連結する複数の連結棒7dとからなり、各連結棒7dの両端部はボルト7eでキャリヤ本体7aと支持板7bに連結されている。各支持ピン7cは、その両端側をキャリヤ本体7aと支持板7bとに設けられた半径方向の長孔14に、円周方向への移動を規制され、半径方向への移動を許容されて取り付けられている。
前記各支持ピン7cの両端部の外径面には溝15が設けられ、円周方向の一部を切り欠いたばね鋼で形成された縮径リングばね16が、各溝15に嵌め込まれて、各支持ピン7cを包絡するように巻回されて装着されている。したがって、各支持ピン7cに回転自在に支持された各遊星ローラ6が回転軸4の外径面に押圧付勢され、回転軸4の回転トルクが安定して各遊星ローラ6に伝達される。
前記各遊星ローラ6は、内径面に装着された針状ころ軸受17でキャリヤ7の支持ピン7cに回転自在に支持され、その自転をスラストころ軸受18でキャリヤ本体7aに支持されている。また、隣接する各遊星ローラ6間には、両側の遊星ローラ6の外径面に摺接してグリースを塗布する扇形状の潤滑剤塗布部材19が、キャリヤ7の連結棒7dと外輪部材5の内径面との間に保持されている。
前記キャリヤ7のキャリヤ本体7aは、サポート部材7fを介してスラストころ軸受20で、前記軸方向を固定された軸受固定部材10の円環部10aに公転自在に支持されている。また、遊星ローラ6に対して反対側の支持板7bは、すべり軸受21を介して止め輪22で回転軸4に抜け止めされており、キャリヤ7の軸方向への移動が規制されている。
前記出力部材としての外輪部材5は、ハウジング1の円筒部1aにスライド可能に内嵌され、被駆動物に連結されて回り止めするキー23が前端面に設けられている。また、外輪部材5の外径側は、円筒部1aとの間を環状のシール部材24でシールされ、外輪部材5の内径側は、キャリヤ7の支持板7bに内嵌された回転軸4の端を覆うように、膜状のシール部材25でシールされている。
図4(a)、(b)に示すように、前記外輪部材5の内径面には2条の螺旋凸条5aが設けられ、遊星ローラ6の外径面には、螺旋凸条5aが嵌まり込み、螺旋凸条5aと同一ピッチでリード角の異なる1条の螺旋溝6aが設けられている。これらの螺旋凸条5aと螺旋溝6aの係合によって、回転軸4の周りを自転しながら公転する遊星ローラ6が、螺旋凸条5aと螺旋溝6aとのリード角の差で、外輪部材5と軸方向へ相対移動する。なお、外輪部材5の螺旋凸条5aを2条の多条螺旋としたのは、遊星ローラ6の螺旋溝6aとのリード角の差の設定自由度を大きくするためであり、螺旋凸条5aは1条のものとしてもよい。また、遊星ローラ6の螺旋溝6aは、螺旋凸条5aと同一ピッチの周方向溝とすることもできる。
図5は、上述した電動式直動アクチュエータを採用した電動式ブレーキ装置を示す。この電動式ブレーキ装置は、キャリパボディ31の内部で被制動部材としてのディスクロータ32の両側に、ブレーキ部材としてのブレーキパッド33を対向配置したディスクブレーキであり、キャリパボディ31に電動式直動アクチュエータのハウジング1が固定され、出力部材としての外輪部材5が左方へ直線運動するときに、被駆動物としてのブレーキパッド33をディスクロータ32に押圧するように直線駆動する。なお、この図では、電動式直動アクチュエータが図1で示した断面と直交する断面で示されている。
上述した実施形態では、回転軸を支持する2つの軸受をアンギュラ玉軸受としたが、これらの軸受は、深溝玉軸受等の他のタイプの軸受とすることもでき、2つの軸受を異なるタイプの軸受とすることもできる。回転軸を3つ以上の軸受で支持することもできる。
また、上述した実施形態では、相対移動するキャリヤと外輪部材のうち、キャリヤの軸方向移動を規制して、外輪部材を直線運動する出力部材としたが、外輪部材の軸方向移動を規制して、キャリヤを直線運動する出力部材とすることもできる。
さらに、上述した実施形態では、外輪部材の内径面の螺旋凸条を一体に形成したが、外輪部材の内径面に螺旋溝を設け、この螺旋溝に嵌め込まれた別体の条部材で螺旋凸条を形成することもできる。
1 ハウジング
1a 円筒部
1b フランジ
1c 蓋
2 電動モータ
2a ロータ軸
3a、3b、3c 歯車
4 回転軸
5 外輪部材
5a 螺旋凸条
6 遊星ローラ
6a 螺旋溝
7 キャリヤ
7a キャリヤ本体
7b 支持板
7c 支持ピン
7d 連結棒
7e ボルト
7f サポート部材
8 軸ピン
9 玉軸受
10 軸受固定部材
10a 円環部
10b 円筒部
11 止め輪
12a、12b アンギュラ玉軸受
13a、13b すべり軸受
14 長孔
15 溝
16 縮径リングばね
17 針状ころ軸受
18 スラストころ軸受
19 潤滑剤塗布部材
20 スラストころ軸受
21 すべり軸受
22 止め輪
23 キー
24、25 シール部材
31 キャリパボディ
32 ディスクロータ
33 ブレーキパッド

Claims (6)

  1. 電動モータのロータ軸から回転を伝達され、ハウジングに回転自在に支持される回転軸と、この回転軸の外径側でハウジングの内径面に内嵌した外輪部材との間に、キャリヤに回転自在に支持された複数の遊星ローラを介在させて、これらの遊星ローラが前記回転軸の回転に伴って回転軸の周りを自転しながら公転するようにし、前記外輪部材の内径面に螺旋凸条を設け、前記遊星ローラの外径面に、前記螺旋凸条と同一ピッチで螺旋凸条が嵌まり込む周方向溝、または螺旋凸条と同一ピッチでリード角が異なり螺旋凸条が嵌まり込む螺旋溝を設けて、前記外輪部材と前記キャリヤとが軸方向へ相対移動するようにし、前記回転軸の回転運動を、前記軸方向へ相対移動する外輪部材とキャリヤのいずれか一方を出力部材とした直線運動に変換して、被駆動物を直線駆動する電動式直動アクチュエータにおいて、前記回転軸をハウジングに支持する軸受を、前記回転軸に前記ロータ軸から回転が伝達される部位と前記遊星ローラが転接する部位との間の軸方向の2箇所以上に配置したことを特徴とする電動式直動アクチュエータ。
  2. 前記軸方向の2箇所以上に配置した軸受の少なくとも1つを、他の軸受から軸方向で離間させた請求項1に記載の電動式直動アクチュエータ。
  3. 前記軸受の少なくとも1つを、深溝玉軸受またはアンギュラ玉軸受とした請求項1又は2に記載の電動式直動アクチュエータ。
  4. 前記軸受の少なくとも2つをアンギュラ玉軸受とし、これらのアンギュラ玉軸受を互いに背面を向き合わせて配置した請求項1又は2に記載の電動式直動アクチュエータ。
  5. 前記複数の遊星ローラを前記回転軸の外径面に押圧付勢する弾性部材を設けた請求項1乃至のいずれか1項に記載の電動式直動アクチュエータ。
  6. 電動モータの回転運動を出力部材の直線運動に変換してブレーキ部材を直線駆動する電動式直動アクチュエータを備え、前記直線駆動されるブレーキ部材を被制動部材に押圧する電動式ブレーキ装置において、前記電動式直動アクチュエータに請求項1乃至のいずれか1項に記載の電動式直動アクチュエータを用いたことを特徴とする電動式ブレーキ装置。
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