JP2017170557A - エンドミルの再利用方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】新たな刃部の加工の際の作業負担を軽減し、効率的な再利用が可能なエンドミル及びエンドミルの再利用方法を提供する。【解決手段】エンドミル1の再利用方法であって、エンドミル1は、刃部2の外刃にシャンク部3の直径と同一径の円の一部であるマージンが形成されたものであり、エンドミル1の母材は、同軸度が刃部2に求められる同軸度の精度となるように予め加工したものであり、シャンク部3は、母材を切削することなく残した未加工の部分であり、マージンは、母材を切削して外刃を形成する際に母材を切削することなく残した母材の外周面の一部であり、刃部2が寿命になったときに、刃部2を切断し、シャンク部の外周面の一部を切削することなくマージンとして残したまま、シャンク部3に切断した刃部2と同軸度の精度及び外径が同一の新たな刃部2を加工する。【選択図】図1

Description

本発明は、円柱状のシャンク部とこれと一体の刃部を備え、切削加工に用いるエンドミルの再利用方法に関する。
切削加工に用いるエンドミルは、外周面および端面に切れ刃を持つことから、穴あけ加工だけでなく、1本で正面削り、側面削り、段削り、溝削り、曲面削り等の加工が可能である。エンドミルは高価な金属材料が用いられているため、刃の摩耗により寿命となる度に廃棄するのは不経済であった。このため、刃部を研磨することで、切削性能を回復させて再利用することが行われていた。
一方、刃部の研磨を繰り返すと、研磨代がなくなるため研磨にも限界があった。これに対して、特許文献1には、第1の把持部(シャンク部に相当)の両側に当初から形成していた第1の刃部及び第2の刃部が疲労した後に、第1の把持部を加工して第3の刃部を形成し、1本の回転切削工具を長期間使用することが提案されている。
特開2015−39725号公報
しかしながら、特許文献1に記載の回転切削工具の使用方法においては、新たに加工する第3の刃部は、外径を把持部よりも細くするものであった。すなわち、第3の刃部を形成することは、円柱状の原材料から新たに刃部を形成することと同じであった。このため、第3の刃部を加工するには、当初から形成していた第1の刃部及び第2の刃部を加工するのと同様に、精度の高い加工が改めて必要であった。
本発明は前記のような従来の問題を解決するものであり、新たな刃部の加工の際の作業負担を軽減し、効率的な再利用が可能なエンドミルの再利用方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、本発明のエンドミル再利用方法は、円柱状のシャンク部とこれと一体の刃部を備えたエンドミルの再利用方法であって、前記エンドミルは、軸方向と直交する断面において、前記刃部の外刃に前記シャンク部の直径と同一径の円の一部であるマージンが形成されたものであり、前記エンドミルの母材は、同軸度が前記刃部に求められる同軸度の精度となるように予め加工したものであり、前記シャンク部は、前記母材を切削することなく残した未加工の部分であり、前記マージンは、前記母材を切削して前記外刃を形成する際に前記母材を切削することなく残した前記母材の外周面の一部であり、前記刃部が寿命になったときに、前記刃部を切断し、前記シャンク部の外周面の一部を切削することなく前記マージンとして残したまま、前記シャンク部に前記切断した刃部と同軸度の精度及び外径が同一の新たな刃部を加工することを特徴とする。この構成によれば、シャンク部の外周面をマージンとして残して新たな刃部を加工するので、新たな刃部の加工に際し、新たな外周面を形成することは不要になり、改めて同軸度の精度を確保する加工も不要になり、当初からあった刃部と同一の刃部を新たに加工する際の作業負担を軽減でき、効率的な再利用が可能になる。
また、前記シャンク部に、前記刃部の切断の切断位置を示すラインを、あらかじめ前記シャンク部の外周に沿って形成しておくことが好ましい。この構成によれば、ラインが形成されていることにより、切断位置が明確になるだけでなく、再加工が可能になる回数が確認でき、あわせて再加工時の全長が分かるようになる。
本発明の効果は前記のとおりであり、シャンク部の外周面をマージンとして残して新たな刃部を加工するので、新たな刃部の加工に際し、新たな外周面を形成することは不要になり、改めて同軸度の精度を確保する加工も不要になり、当初からあった刃部と同一の刃部を新たに加工する際の作業負担を軽減でき、効率的な再利用が可能になる。
本発明の一実施形態に係るエンドミルの外観を示す側面図。 図1のAA線における断面図。 図2に示した刃部の外周刃の拡大図。 本発明の一実施形態に係るエンドミルの作成過程及び再利用の過程を示す側面図。
本発明に係るエンドミルは、切削加工用の工具であり、側面にも端面にも刃があり、外周面で加工物の側面の切削が可能であり、端面で加工物の上面の切削が可能になる。すなわち、1本で、正面削り、側面削り、段削り、溝削り、曲面削り、穴あけ、穴ぐり等の加工が可能になる。本発明は、エンドミルを効率的に再利用する技術に関するものである。以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るエンドミル1の外観を示す側面図である。
図1において、エンドミル1は刃部2に円柱状のシャンク部3が一体になったものである。刃部2は切削加工に用いる部分であり、シャンク部3はマシニングセンタ等の工作機械のチャックに固定される部分である。詳細は後に説明するとおり、刃部2を加工する前のエンドミル1の母材は、同軸度が刃部2に求められる同軸度の精度となるように予め加工したものである。
図2は、図1のAA線における断面図であり、エンドミル1の軸方向と直交する方向にける刃部2の断面図を示している。図3は、図2に示した刃部2の外周刃5の拡大図を示している。図2及び図3において、刃部2の外刃5には、幅wのマージン6が形成されている。マージン6の形成面は円周7上にある。円周7の直径は刃部2の直径であり、直径d(図1参照)は、シャンク部3の直径dと同一である。マージン6は、刃部2の剛性向上や切削加工時のびびり振動防止を目的として形成されている。
マージン6は切削対象物に接触する部分であるので、高い精度で加工されていることが求められる。マージン6は刃部2の一部であるとともに、前記のとおり、マージン6の形成面は円周7上にあり、円筒面の一部をなしている。したがって、刃部2にはこの円筒面の精度の確保が求められる。本実施形態においては、円筒面の精度は具体的には同軸度である。
図1において、シャンク部3は母材そのものであり、シャンク部3の断面は、図示はしていないが、エンドミル1の軸方向と直交する方向にけるシャンク部3の断面は円形断面である。本実施形態では前記のとおり、エンドミル1の母材は同軸度が刃部2に求められる同軸度の精度となるように予め加工されているので、母材そのものであるシャンク部3には、すでに刃部2に求められる同軸度の精度が確保されている。このことにより、シャンク部3に新たな刃部2を形成して再利用を図る際に、作業負担を軽減し、効率的な再利用が可能になるようにしている。以下、本実施形態に係るエンドミルの再利用方法について、エンドミル1の作成過程及び再利用の過程を説明しながら具体的に説明する。
図4は、本実施形態に係るエンドミル1の作成過程及び再利用の過程を示す側面図である。図4(a)は、エンドミル1の母材10を示している。母材10は円柱状部材であり、母材10は同軸度が刃部2に求められる同軸度の精度となるように予め加工している。
母材10の同軸度の精度は、特に限定はないが5μm以下であることが好ましい。後に説明するとおり、本実施形態では、新品状態の刃部2及び再加工して作成する刃部2のいずれについても、同軸度の精度は母材10の同軸度の精度が確保されることになる。この場合、同軸度の精度が5μm以下であれば、新品状態の刃部2及び再加工して作成する刃部2のいずれについても、高精度な切削加工に適したものになる。
また、同軸度の精度を高めることにより、真円度や円周振れ精度も高めることができる。本願発明者が作成した母材10は、同軸度の精度を5μm以下とすることにより、真円度を5μm以下とし、円周振れ精度を5μm以下とすることができた。
エンドミル1を切削加工に用いて刃部2が摩耗しても、刃部2の研磨により再度使用することが可能になるが、研磨を繰り返すと研磨代がなくなるため研磨にも限界がある。本実施形態に係るエンドミル1の再利用方法は、刃部2が研磨の限界を迎え寿命になったときに、シャンク部3に新たな刃部2を加工するというものである。
本実施形態においては、便宜のため、当初の刃部2を第1の刃部2a、1回目に再加工した刃部2を第2の刃部2b、2回目に再加工した刃部2を第3の刃部2cという。図4(b)は、エンドミル1の作成完了状態(新品状態)を示している。本図の第1の刃部2aは、シャンク部3の直径と同一径の円筒面の一部であるマージン6(図2、図3参照)を形成している。
すなわち、マージン6は母材10の表面そのものであり、母材10の表面をマージン6として残した第1の刃部2aの同軸度の精度は母材10の同軸度の精度と同じである。したがって、母材10の同軸度の精度が5μm以下であれば、第1の刃部2aの同軸度の精度も5μm以下となる。このため、第1の刃部2aの加工に際し、同軸度の精度を確保する加工は不要となる。
図4(b)に示したように、シャンク部3には、ライン4が形成されている。ライン4は、寿命になった刃部2を切断するときの切断位置を示すものである。ライン4が形成されていることにより、切断位置が明確になるだけでなく、再加工が可能になる回数が確認でき、あわせて再加工時の全長が分かるようになる。
図4(c)は、第1の刃部2aが寿命になったときに、第1の刃部2aをライン4の位置で切断し、シャンク部3に第2の刃部2bを加工した状態を示している。第2の刃部2bは、第1の刃部2aと同一形状である。第2の刃部2bの加工は、シャンク部3の外周面の一部をマージン6(図2、図3参照)として残したまま、シャンク部3を加工する。
この加工では、マージン6はシャンク部3の外周面の一部であるので、第2の刃部2bの加工に際し、マージン6を形成するために新たな外周面を形成する加工は不要になる。そして、シャンク部3は、第1の刃部2aと同じ同軸度の精度の加工が施されているので、第2の刃部2bの同軸度の精度も第1の刃部2aと同じになる。すなわち、第2の刃部2bの加工に際しても、同軸度を確保する加工は不要になる。
図4(d)は、第2の刃部2bが寿命になったときに、第2の刃部2bをライン4の位置で切断し、シャンク部3に第3の刃部2cを加工した状態を示している。第3の刃部2cの加工要領は、第1の刃部2a及び第2の刃部2bの場合と同様であり、第3の刃部2cの加工は、シャンク部3の外周面の一部をマージン6(図2、図3参照)として残したまま、シャンク部3を加工する。
この加工においても、第1の刃部2a及び第2の刃部2bを加工したときと同様に、マージン6はシャンク部3の外周面の一部である。このため、第3の刃部2cの加工に際し、マージン6を形成するために新たな外周面を形成する加工は不要になる。そして、シャンク部3は、第1の刃部2aと同じ同軸度の精度の加工が施されているので、第3の刃部2cの同軸度の精度も第1の刃部2aと同じになる。すなわち、第3の刃部2bの加工に際しても、同軸度を確保する加工は不要になる。
したがって、本実施形態に係るエンドミルの再利用方法によれば、順次新たに加工される第2の刃部2b及び第3の刃部2cはいずれも、当初からあった第1の刃部2aと外径、形状及び同軸度の精度がいずれも同一である。一方、本実施形態に係るエンドミルの再利用方法によれば、前記のとおりシャンク部3の外周面をマージン6として残して新たな刃部2を加工するので、新たな刃部2の加工に際し、新たな外周面を形成することは不要になる。このため、改めて同軸度の精度を確保する加工も不要になる。すなわち、本実施形態に係るエンドミルの再利用方法によれば、当初からあった刃部2と同一の刃部2を新たに加工する際の作業負担を軽減でき、効率的な再利用が可能になる。
また、本実施形態に係るエンドミルの再利用方法によれば、刃部2が寿命になったときに、単に新たな刃部2を用いた切削加工ができるというだけではなく、前記のとおり、刃部2を新たに加工する際の作業負担を軽減でき、効率的な再利用が可能になる。このことにより、再利用によるコスト削減に加え、新たな刃部2の作成コストも削減でき、コスト面でも大きな効果が得られる。例えば、航空機材料を加工するには、高価な金属材料で作成したエンドミルを大量に用いるので、本実施形態に係るエンドミルの再利用方法を用いることにより、工具費用の大幅なコスト削減を図ることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明はこれに限るものではなく適宜変更した構成も含まれる。例えば、本実施形態では新たに加工する刃部2が2つの例で説明したが3つ以上であってもよい。また、ライン4は母材1の全周に亘り形成されたものでもよく、一部に形成されたものでもよい。
1 エンドミル
2 刃部
2a 第1の刃部
2b 第2の刃部
2c 第3の刃部
3 シャンク部
4 ライン
5 外刃
6 マージン
10 母材
前記目的を達成するために、本発明のエンドミル再利用方法は、円柱状のシャンク部とこれと一体の刃部を備えたエンドミルの再利用方法であって、前記エンドミルは、軸方向と直交する断面において、前記刃部の外刃に前記シャンク部の直径と同一径の円の一部であるマージンが形成されたものであり、前記エンドミルの母材は、同軸度が前記刃部に求められる同軸度の精度となるように予め加工したものであり、前記シャンク部は、前記母材を切削することなく残した未加工の部分であり、前記マージンは、前記母材を切削して前記外刃を形成する際に前記母材を切削することなく残した前記母材の外周面の一部であり、前記刃部が寿命になったときに、前記刃部を切断し、前記シャンク部の外周面の一部を切削することなく前記マージンとして残したまま、新たな外周面の形成及び同軸度の精度を確保する加工を改めてすることなく、前記シャンク部に前記切断した刃部と形状、同軸度の精度及び外径が同一の新たな刃部を加工し、複数回の再製造において、順次新たに加工される刃部はいずれも、当初からあった刃部と形状、同軸度の精度及び外径がいずれも同一であるようにすることを特徴とする。この構成によれば、シャンク部の外周面をマージンとして残して新たな刃部を加工するので、新たな刃部の加工に際し、新たな外周面を形成することは不要になり、改めて同軸度の精度を確保する加工も不要になり、当初からあった刃部と同一の刃部を新たに加工する際の作業負担を軽減でき、効率的な再利用が可能になる。

Claims (2)

  1. 円柱状のシャンク部とこれと一体の刃部を備えたエンドミルの再利用方法であって、
    前記エンドミルは、軸方向と直交する断面において、前記刃部の外刃に前記シャンク部の直径と同一径の円の一部であるマージンが形成されたものであり、
    前記エンドミルの母材は、同軸度が前記刃部に求められる同軸度の精度となるように予め加工したものであり、
    前記シャンク部は、前記母材を切削することなく残した未加工の部分であり、
    前記マージンは、前記母材を切削して前記外刃を形成する際に前記母材を切削することなく残した前記母材の外周面の一部であり、
    前記刃部が寿命になったときに、前記刃部を切断し、前記シャンク部の外周面の一部を切削することなく前記マージンとして残したまま、前記シャンク部に前記切断した刃部と同軸度の精度及び外径が同一の新たな刃部を加工することを特徴とするエンドミルの再利用方法。
  2. 前記シャンク部に、前記刃部の切断の切断位置を示すラインを、あらかじめ前記シャンク部の外周に沿って形成しておく請求項1に記載のエンドミルの再利用方法。
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