JP3082188U - 再生利用構造を有するｐｃｂミリング・カッター - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】再生利用構造を有するＰＣＢミリング・カッタ
ーを提供する。 【解決手段】再生利用構造を有するＰＣＢミリング・カ
ッターであって、主にＰＣＢミリング・カッター（１
０）の損傷したカッター部位（１１）を回収して、磨い
て平らかになることで、一つのより小さい直径のボディ
を形成させる。その上に加工することで、切削スロット
（１３）を形成させ、且つ、そのカッター部位（１１）
の長さを切削直径の規格での有効切削長さに一致するこ
とを保持させ、又、長さが縮小したカッター・グリップ
部位（１２）の末端を研磨して、直径がより小さい突出
接続部（１２１）となってから、その突出接続部（１２
１にカッター・グリップ部位（１２）と同一の外径のあ
るソッケトの伸びるベース（３０）を組み込むことで、
続いて再生できる構造を形成させる。その直接挟む爪
（５０）に挟んで定位される作用を保持できるので、元
の棒を挟む操作方式を達成できる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、ＰＣＢミリング・カッターに係り、特に再生利用構造を有するＰＣ Ｂミリング・カッターの構造に関するものである。

【０００２】

【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】

一般のＰＣＢミリング・カッターは、高硬度の炭化タングステンの素材で作ら れた棒にて製造されたのであり、そのＰＣＢミリング・カッターの基板の上に、 カット及び穴開けの作業を実施したため、カッター部位に摩耗が生じられ、その ＰＣＢミリング・カッターのドリルヘッドが使用できなくなって、廃品となった ので、それを捨てて新しいＰＣＢミリング・カッターとを交換して、カット及び 穴開け作業を行なうことが必要とするが、ＰＣＢミリング・カッターの素材のコ ストについて、炭化タングステンの素材のコストが非常に高価であり、新しいＰ ＣＢミリング・カッターを交換すると、産業の製造コストに負担がかかるので、 これは目前ＰＣＢ基板の加工産業が製造コストが低下できないし、逆にほかのコ ストが増加する原因となり、これについて、実は改善する必要があるのである。

【０００３】 この業界は上述のＰＣＢミリング・カッターを摩耗した後の使用できない欠点 、及びＰＣＢミリング・カッターを更新するためのコストを増加する問題を解決 するため、一種のＰＣＢミリング・カッターの廃品を回収して使用する方式が提 出された。 図１に示すように、それは回収したＰＣＢミリング・カッター１０のカッター 部位１１での損害した部位を磨いて平らかになり、及びそのカッター・グリップ 部位１２を加工して、切削スロット１３を生じさせて再生利用とし、又、それを 磨いて平らかになったカッター部位１１に、グリップ・ソケット２０を１個はめ て、そのカッター・グリップ部位１２をグリップ・ソケット２０と元の規格品と 同一の長さのある新しいＰＣＢミリング・カッター１０を形成させることで、Ｐ ＣＢミリング・カッターの使用するに堪えるものを回収再利用する目的を達成す るのである。

【０００４】 ところが、上述のようなグリップ・ソケット２０ではめて回収したＰＣＢミリ ング・カッター１０を再利用する方式は、実際に応用する場合、それは雌雄をは めて組み込む方式を用いるので、その組み込む精度は誤差がある。 その雌雄のはめるユニットも一定のマツチして接続する同心度を保持する加工 工要求に達成できないのである。相対的に回収したＰＣＢミリング・カッター１ ０をグリップ・ソケット２０の中にはめることについて、図２に示すように、実 際にはめて組み込んだ後、その縦方向に直線ではなく、相互にずれの状況を生じ たので、即ち、同心度がずれの現象が生じる。又、その加工マシンの挟む爪５０ が直接回収したＰＣＢミリング・カッター１０の棒に挟んでいないが、グリップ ・ソケット２０の上に挟んでいるので、操作を実施する場合、そのＰＣＢミリン グ・カッター１０が高速回転で横方向のカット作業を行なう場合、回転の不安定 性があるので、カット精度が影響される以外、ＰＣＢミリング・カッターが再び 折れる現象が生じたため、カットしたＰＣＢ基板の精度が非常に悪くなる。しか し、この産業がＰＣＢ基板の加工作業を実施する場合、厳しい高精度が要求され るため、この方式は逆に実施効果に悪い影響を与えるので、その適用性が未だ理 想的ではない。

【０００５】 本考案者は、ＰＣＢ基板の加工産業がＰＣＢミリング・カッターに対する需要 が十分あるので、自分がこの業界での長年の経験を持って、上述のいろいろな欠 点及び問題について、一生懸命研究して改善した後、―種の「再生利用構造を有 するＰＣＢミリング・カッターの構造」を研究して開発したので、産業の需要に 提供できるものである。

【０００６】

【考案の目的】

本考案の主要な目的は、再生利用構造を有するＰＣＢミリング・カッターを提 供することにある。また本考案の目的は、再生利用したＰＣＢミリング・カッタ ーの構造を加工することにより、より小さい直径のカッター部位を成型できると 共に、改めたカット作業の進行を行えるＰＣＢミリング・カッターを提供するこ とにある。

【０００７】

【課題を解決するための手段】

従って、本考案は、主にＰＣＢミリング・カッター廃品を回収して再利用する ための再生利用構造を有するＰＣＢミリング・カッターであって、該ＰＣＢミリ ング・カッターの損傷したカッター部位を磨いて平らかになることで、一つのよ り小さい直径のボディを形成させると共に、その上に加工することで、数本の切 削スロットを形成させ、且つ、その前端を加工して、切削端に成型させると同時 に、そのカッター部位の長さをこの切削直径規格の有効切削長さに一致すること を保持させ、又、その長さが縮小したカッター・グリップ部位の末端を研磨して 、直径がより小さい突出接続部となってから、その突出接続部にカッター・グリ ップ部位と同一の外径のあるソッケトの伸びるベースを組み込んでなり、このソ ッケトの伸びるベースの長さは、回収して加工成型した後のＰＣＢミリング・カ ッターの実際の有効長さによって、増減して組み込むことができるようにした一 方、 上述のような構造によって、そのカッター・グリップ部位が直接挟む爪に挟ま れて定位する作用を保持できるので、ＰＣＢミリング・カッターの元の棒を挟む 操作方式を達成できると共に、ソッケトの伸びるベースの設計によって、オール ＰＣＢミリング・カッターが規格品に一致する切削長さを保持させて、更に、よ り小さい切削直径のあるＰＣＢミリング・カッターの規格品を形成して、加工作 業を進行することを特徴とする、再生利用構造を有するＰＣＢミリング・カッタ ーである。 ここで、前記ソッケトの伸びるベースの内部には、突出接続部の外径と合わせ るインナー・ホールを設けてあり、このインナー・ホールの穴直径は突出接続部 の外径より小さいため、その突出接続部をソッケトの伸びるベースとぎっしり固 定して接続できる作用を持たせるので、安定で接続して一体となることが特徴で ある。

【０００８】

【作用】

本考案の再生利用構造を有するＰＣＢミリング・カッターは、ＰＣＢミリング ・カッターの廃品は回収再利用ができるため、加工製造コストを低下させること ができるものである。 また、実際に操作する場合、本考案の操作方法は加エマシンの挟む爪が直接Ｐ ＣＢミリング・カッター１０の棒に挟む方式を用いるため、パッケージ及びユニ ットの配合公差を減少できると共に、比較的にプロセス作業において、良好なカ ット安定性が得られる。更に新品のＰＣＢミリング・カッターの切削精度と同一 性を保持できると同時に、切削精度が、産業の要求に合わせることができるため 、十分進歩性を有するものである。

【０００９】

【考案の実施の形態】

本考案の上述目的を達成するために用いた技術、特徴、及び効果を図示を参照 して以下に詳述する。

【００１０】 図３〜図６を参照されたい。本考案の再生利用構造を有するＰＣＢミリング・ カッターは、主ＰＣＢミリング・カッター１０の廃品を回収して利用するのであ る。まずその損傷したカッター部位１１を回収して、磨いて平らかになることで 、一つのより小さい直径のボディを形成させる。その上に加工することで、１本 又は数本の切削スロット１３を形成させ、且つ、その前端を加工して、切削端１ ４に成型させ、同時に、そのカッター部位１１の長さＬをこの成型した切削直径 の有効切削長さの規定範囲に一致することを保持させるのである。

【００１１】 又、前述の修正した後のＰＣＢミリング・カッター１０をはめる部位の加工作 業を行なう場合、その長さが縮小したカッター・グリップ部位１２の末端を研磨 して、直径がより小さい突出接続部１２１となってから、その突出接続部１２１ にカッター・グリップ部位１２と同一の外径のあるソッケトの伸びるベース３０ を組み込んで、このソッケトの伸びるベース３０の内部に突出接続部１２１の外 径と合わせるインナー・ホール３１を設け、このインナー・ホール３１の穴直径 はやや突出接続部１２１の外径より小さいため、その突出接続部１２１をソッケ トの伸びるベース３０とぎっしり固定して接続できる作用を持たせるので、両者 が安定で接続して一体となる。

【００１２】 このソッケトの伸びるベース３０の長さは、回収して加工成型した後のＰＣＢ ミリング・カッター１０の実際の有効長さによって増減して組み込むことができ るのである。 例えば、図５に示すように、そのソッケトの伸びるベース３０の長さ（Ｌ２） は、切削直径の規格品としてのＰＣＢミリング・カッター１０のカッターの総長 さ（Ｌ）を、回収して加工成型した後のＰＣＢミリング・カッター１０の実際に 有効とするカッターの総長さ（Ｌ１）と、対照比較してからの残った長さと丁度 同一なので、その回収したＰＣＢミリング・カッター１０をソッケトの伸びるベ ース３０とはめて接続した後、一つのより小さい直径のあるＰＣＢミリング・カ ッター１０の規格品が得られるので、再生利用を行なうことができるのである。

【００１３】 上述によって、本考案の再生利用構造のある回収したＰＣＢミリング・カッタ ー１０を応用実施する場合、そのカッター・グリップ部位１２の上に、カラーで 区別する切削直径のクリップ・リング４０をはめて接続し、このクリップ・リン グ４０をカッター・グリップ部位１２に定位する位置は、加エマシンの挟む爪５ ０の挟む深さの止め根拠として使用できるので、この回収したＰＣＢミリング・ カッター１０のカッター・グリップ部位１２をクリップ・リング４０の定位位置 によって、直接加工マシンの挟む爪５０に挟んで定位させることで、ＰＣＢ基板 のカット加工作業の進行を提供とし、このように構成された再生利用のＰＣＢミ リング・カッター１０の構造を実際に操作する場合、やはりそのカッター・グリ ップ部位１２を直接挟んで定位することを用いるのであり、例えば、図６に示し たのは、一種の直接ＰＣＢミリング・カッター１０の元の棒を挟んで操作する方 式を用いる場合である。

【００１４】 一般の規格品の切削する長さと一致することを保持できることで、後のカット 作業を進行できるのである。又、この再生利用構造のあるＰＣＢミリング・カッ ターの構造は、カッター・グリップ部位１２が加エマシンの挟む爪５０に直接挟 めないまでに続いて数回の再生利用ができるので、実用の価値及び進歩性がある ので、本考案の提供する再生利用の回収したＰＣＢミリング・カッター１０の構 造は、全体のカット操作を実施する場合、その挟む定位の方式がベターの安定性 を有し、正常規格品のカット実施方式にも一致する。新品のカッターと同一のレ ベルの精度要求と一致することを達成できるので、廃品の回収したＰＣＢミリン グ・カッター１０がより小さい切削直径の再生利用を備えるので、目前のＰＣＢ 基板カット加工産業がＰＣＢミリング・カッター１０を更新するための製造コス ト増加の問題を解決できるので、加工製造コストを低下させる効果が得られるの で、この産業の加工コストの助けになるのである。

【００１５】 又、本考案のＰＣＢミリング・カッター１０の切削端１４は、図７で示された 魚の尾のような形状、又は図８で示された平底のような形状、又は図９のダイヤ モンドの先端のような形状を使用しても良く、一般のドリル・ヘッド工具に適用 することで、穴開けの加工作業に応用実施できるので、利用価値が極めて高いの である。

【００１６】

【考案の効果】

本考案の再生利用構造を有するＰＣＢミリング・カッターは、回収するＰＣＢ ミリング・カッターを再生利用する構造を有するため、所望の実用価値及び目的 を達成できると共に、この産業分野の需要に対応することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】従来のＰＣＢミリング・カッターの回収利用の
アクセサリーの説明図である。

【図２】従来のＰＣＢミリング・カッターを回収利用の
アクセサリーの使用状態の説明図である。

【図３】本考案の再生利用構造を有するＰＣＢミリング
・カッターの斜視図である。

【図４】本考案の再生利用構造を有するＰＣＢミリング
・カッターの分解斜視図である。

【図５】本考案の再生利用構造を有するＰＣＢミリング
・カッターの縦断面図である。

【図６】ＰＣＢミリング・カッターを挟んで操作する場
合の説明図である。

【図７】本考案のＰＣＢミリング・カッターに魚の尾の
ような形状の切削端を取り付けた場合の説明図である。

【図８】本考案のＰＣＢミリング・カッターに平底のよ
うな形状の切削端を取り付けた場合の説明図である。

【図９】本考案のＰＣＢミリング・カッターにダイヤモ
ンドの先端のような形状の切削端を取り付けた場合の説
明図である。

【符号の説明】

１０ ＰＣＢミリング・カッター １１ カッター部位 １２ カッター・グリップ部位 １２１ 突出接続部 １３ 切削スロット １４ 切削端 ２０ グリップ・ソケット ３０ ソッケトの伸びるベース ３１ インナー・ホール ４０ クリップ・リング ５０ 挟む爪

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】主にＰＣＢミリング・カッター廃品を回収
   して再利用するための再生利用構造を有するＰＣＢミリ
   ング・カッターであって、 該ＰＣＢミリング・カッターの損傷したカッター部位を
   磨いて平らかになることで、一つのより小さい直径のボ
   ディを形成させると共に、その上に加工することで、数
   本の切削スロットを形成させ、且つ、その前端を加工し
   て、切削端に成型させると同時に、そのカッター部位の
   長さをこの切削直径規格の有効切削長さに一致すること
   を保持させ、又、その長さが縮小したカッター・グリッ
   プ部位の末端を研磨して、直径がより小さい突出接続部
   となってから、その突出接続部にカッター・グリップ部
   位と同一の外径のあるソッケトの伸びるベースを組み込
   んでなり、このソッケトの伸びるベースの長さは、回収
   して加工成型した後のＰＣＢミリング・カッターの実際
   の有効長さによって、増減して組み込むことができるよ
   うにした一方、 上述のような構造によって、そのカッター・グリップ部
   位が直接挟む爪に挟まれて定位する作用を保持できるの
   で、ＰＣＢミリング・カッターの元の棒を挟む操作方式
   を達成できると共に、ソッケトの伸びるベースの設計に
   よって、オールＰＣＢミリング・カッターが規格品に一
   致する切削長さを保持させて、更に、より小さい切削直
   径のあるＰＣＢミリング・カッターの規格品を形成し
   て、加工作業を進行することを特徴とする、 再生利用構造を有するＰＣＢミリング・カッター。
2. 【請求項２】請求項１に記載の再生利用構造を有するＰ
   ＣＢミリング・カッターにおいて、 前記ソッケトの伸びるベースの内部には、突出接続部の
   外径と合わせるインナー・ホールを設けてあり、このイ
   ンナー・ホールの穴直径は突出接続部の外径より小さい
   ため、その突出接続部をソッケトの伸びるベースとぎっ
   しり固定して接続できる作用を持たせるので、安定で接
   続して一体となることを特徴とする、 再生利用構造を有するＰＣＢミリング・カッター。