JP2017169719A - 生体音聴診装置 - Google Patents
生体音聴診装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017169719A JP2017169719A JP2016057849A JP2016057849A JP2017169719A JP 2017169719 A JP2017169719 A JP 2017169719A JP 2016057849 A JP2016057849 A JP 2016057849A JP 2016057849 A JP2016057849 A JP 2016057849A JP 2017169719 A JP2017169719 A JP 2017169719A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- diaphragm
- surface treatment
- cap
- main body
- auscultation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004381 surface treatment Methods 0.000 claims abstract description 88
- 238000002555 auscultation Methods 0.000 claims abstract description 65
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 42
- 238000009499 grossing Methods 0.000 claims abstract description 9
- 238000007788 roughening Methods 0.000 claims description 10
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 41
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 15
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 14
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 4
- 238000003825 pressing Methods 0.000 description 4
- 238000010422 painting Methods 0.000 description 3
- 239000007779 soft material Substances 0.000 description 3
- 238000005422 blasting Methods 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 229920001296 polysiloxane Polymers 0.000 description 2
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 2
- 229920000122 acrylonitrile butadiene styrene Polymers 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 description 1
- 239000004945 silicone rubber Substances 0.000 description 1
- 230000001629 suppression Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
Abstract
Description
第1実施形態に係る生体音聴診装置は、ダイヤフラムと、該ダイヤフラムの周囲を額縁状に囲む周辺部を有し、該ダイヤフラムを保持する本体部と、ダイヤフラムを保護すると共に、聴診時に、本体部の周辺部の少なくとも一部に当接可能に本体部に取り付けられたキャップ部と、を備える。キャップ部の本体部側(本体部の周辺部側)の面のうち、少なくとも該周辺部に当接可能な部分に、平滑化のための第1表面処理又は粗面化のための第2表面処理が施されている。
第2実施形態に係る生体音聴診装置は、ダイヤフラムと、該ダイヤフラムをその外周側から囲うように該ダイヤフラムを保持すると共に、側面に溝部を有する本体部と、ダイヤフラムを保護すると共に、該溝部に嵌合する凸部を有し、該凸部が該溝部に嵌合することによって本体部に取り付けられたキャップ部と、を備える。本体部の溝部には、平滑化のための第1表面処理が施され、キャップ部の凸部には、粗面化のための第2表面処理が施されている。
第3実施形態に係る生体音聴診装置は、ダイヤフラムと、該ダイヤフラムをその外周側から囲うように該ダイヤフラムを保持する本体部と、ダイヤフラムの一の面を保護すると共に、聴診時に該一の面の少なくとも一部に当接可能に本体部に取り付けられたキャップ部と、を備える。ダイヤフラムの一の面の少なくとも一部に、平滑化のための第1表面処理又は粗面化のための第2表面処理が施されている。キャップ部のダイヤフラム側の面のうち、少なくともダイヤフラムの一の面に当接可能な部分に、第1表面処理又は第2表面処理が施されている。
実施例に係る電子聴診器の構成について、図1及び図2を参照して説明する。図1は、実施例に係る電子聴診器のチェストピースの断面を示す断面図である。図2は、実施例に係る電子聴診器のチェストピースの斜視図である。
電子聴診器1を用いて、被検体の聴診が行われる場合、以下のような問題が生じる可能性がある。即ち、聴診時には、電子聴診器1のチェストピースが被検体に押し当てられるので、例えば保護キャップ30やダイヤフラム12は、図3に矢印で示した向きに反力を受ける。保護キャップ30及びダイヤフラム12は、上述の如く、軟性材料により構成されているので、保護キャップ30及びダイヤフラム12は、反力により変形する(更に、ダイヤフラム12が反力を受けることにより、防振ダンパ40も変形する)。
次に、表面処理の効果(即ち、剥がれ音等の抑制の程度)について、図4乃至図7を参照して部分毎に説明する。
先ず、保護キャップ30の面30a及び筺体部品21の周辺部21aについて(図3の点線円C1参照)、図4を参照して説明する。
次に、保護キャップ30の凸部30c及び筺体部品21の溝部21bについて(図3の点線円C2参照)、図5を参照して説明する。
次に、保護キャップ30の面30b及び被検体について(図3の点線円C3参照)、図6を参照して説明する。
次に、保護キャップ30の面30a及びダイヤフラム12の面12aについて(図3の点線円C4参照)、図7を参照して説明する。
上記「表面処理の効果」における1〜4の結果に基づいて、当該電子聴診器1では以下のように、保護キャップ30等に表面処理が施されている。
保護キャップ30の面30a、面30b及び凸部30cに、ブラスト処理が施されている。ダイヤフラム12の面12aに、コーティング処理が施されている。筺体部品21の溝部21bに、UV塗装が施されている。
或いは、保護キャップ30の面30a、面30b及び凸部30c、並びにダイヤフラム12の面12aに、コーティング処理が施されている。他方で、筺体部品21の溝部21bには何らの処理も施されていない。これは、溝部21bに、例えばUV塗装を施すと、摩擦音が生じるからである(図5参照)。
或いは、保護キャップ30の面30a及び凸部30c、並びにダイヤフラム12の面12aに、コーティング処理が施されている。保護キャップ30の面30bに、ブラスト処理が施されている。他方で、筺体部品21の溝部21bには何らの処理も施されていない。
或いは、保護キャップ30の面30a及び凸部30c、コーティング処理が施されている。保護キャップ30の面30b及びダイヤフラム12の面12aに、ブラスト処理が施されている。他方で、筺体部品21の溝部21bには何らの処理も施されていない。
Claims (6)
- ダイヤフラムと、
前記ダイヤフラムの周囲を囲む周辺部を有し、前記ダイヤフラムを保持する本体部と、
前記ダイヤフラムを保護すると共に、聴診時に前記周辺部の少なくとも一部に当接可能に前記本体部に取り付けられたキャップ部と、
を備え、
前記キャップ部の前記周辺部側の面のうち、少なくとも前記周辺部に当接可能な部分に、平滑化のための第1表面処理又は粗面化のための第2表面処理が施されている
ことを特徴とする生体音聴診装置。 - 前記本体部は、その側面に溝部を有し、
前記キャップ部は、前記溝部に嵌合する凸部を有し、
前記キャップ部は、前記凸部が前記溝部に嵌合することによって前記本体部に取り付けられ、
前記溝部には、前記第1表面処理が施され、
前記凸部には、前記第2表面処理が施されている
ことを特徴とする請求項1に記載の生体音聴診装置。 - 前記キャップ部の前記周辺部側の面とは反対側の面の少なくとも一部に、前記第1表面処理又は前記第2表面処理が施されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の生体音聴診装置。
- 前記周辺部側の面は、聴診時に前記ダイヤフラムの前記キャップ部側の一の面の少なくとも一部に当接可能であり、
前記一の面の少なくとも一部に、前記第1表面処理又は前記第2表面処理が施されており、
前記周辺部側の面のうち、前記一の面に当接可能な部分に、前記第1表面処理又は前記第2表面処理が施されている
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の生体音聴診装置。 - ダイヤフラムと、
前記ダイヤフラムをその外周側から囲うように前記ダイヤフラムを保持すると共に、側面に溝部を有する本体部と、
前記ダイヤフラムを保護すると共に、前記溝部に嵌合する凸部を有し、前記凸部が前記溝部に嵌合することによって前記本体部に取り付けられたキャップ部と、
を備え、
前記溝部には、平滑化のための第1表面処理が施され、
前記凸部には、粗面化のための第2表面処理が施されている
ことを特徴とする生体音聴診装置。 - ダイヤフラムと、
前記ダイヤフラムをその外周側から囲うように前記ダイヤフラムを保持する本体部と、
前記ダイヤフラムの一の面を保護すると共に、聴診時に前記一の面の少なくとも一部に当接可能に前記本体部に取り付けられたキャップ部と、
を備え、
前記一の面の少なくとも一部に、平滑化のための第1表面処理又は粗面化のための第2表面処理が施されており、
前記キャップ部の前記ダイヤフラム側の面のうち、少なくとも前記一の面に当接可能な部分に、前記第1表面処理又は前記第2表面処理が施されている
ことを特徴とする生体音聴診装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016057849A JP6832628B2 (ja) | 2016-03-23 | 2016-03-23 | 生体音聴診装置 |
JP2021014911A JP6938799B2 (ja) | 2016-03-23 | 2021-02-02 | 生体音聴診装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016057849A JP6832628B2 (ja) | 2016-03-23 | 2016-03-23 | 生体音聴診装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021014911A Division JP6938799B2 (ja) | 2016-03-23 | 2021-02-02 | 生体音聴診装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017169719A true JP2017169719A (ja) | 2017-09-28 |
JP6832628B2 JP6832628B2 (ja) | 2021-02-24 |
Family
ID=59969788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016057849A Active JP6832628B2 (ja) | 2016-03-23 | 2016-03-23 | 生体音聴診装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6832628B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022180374A (ja) * | 2021-01-19 | 2022-12-06 | 京セラ株式会社 | 振動計、電子機器、および電子システム |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001070300A (ja) * | 1999-08-30 | 2001-03-21 | C. Weidman Richard | 剥取り可能な自己接着性聴診器遮蔽体 |
JP2005534360A (ja) * | 2002-06-21 | 2005-11-17 | バング アンド オルフセン メディコム アーエス | 生物音響信号用変換器 |
JP2008526310A (ja) * | 2004-12-30 | 2008-07-24 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 摩擦音を低減した聴診器 |
US20080232605A1 (en) * | 2005-10-20 | 2008-09-25 | Merat Bagha | Multiple Communication Interface Medical Examination Apparatus, System, and/or Method |
JP2013175847A (ja) * | 2012-02-24 | 2013-09-05 | Jvc Kenwood Corp | 振動検出装置 |
WO2015057712A1 (en) * | 2013-10-15 | 2015-04-23 | Mulumudi Suman K | Acoustic collection system for handheld electronic devices |
-
2016
- 2016-03-23 JP JP2016057849A patent/JP6832628B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001070300A (ja) * | 1999-08-30 | 2001-03-21 | C. Weidman Richard | 剥取り可能な自己接着性聴診器遮蔽体 |
JP2005534360A (ja) * | 2002-06-21 | 2005-11-17 | バング アンド オルフセン メディコム アーエス | 生物音響信号用変換器 |
JP2008526310A (ja) * | 2004-12-30 | 2008-07-24 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 摩擦音を低減した聴診器 |
US20080232605A1 (en) * | 2005-10-20 | 2008-09-25 | Merat Bagha | Multiple Communication Interface Medical Examination Apparatus, System, and/or Method |
JP2013175847A (ja) * | 2012-02-24 | 2013-09-05 | Jvc Kenwood Corp | 振動検出装置 |
WO2015057712A1 (en) * | 2013-10-15 | 2015-04-23 | Mulumudi Suman K | Acoustic collection system for handheld electronic devices |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022180374A (ja) * | 2021-01-19 | 2022-12-06 | 京セラ株式会社 | 振動計、電子機器、および電子システム |
JP7431293B2 (ja) | 2021-01-19 | 2024-02-14 | 京セラ株式会社 | 振動計、電子機器、および電子システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6832628B2 (ja) | 2021-02-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI661813B (zh) | 振動膜及其製造方法以及振動膜所應用之聽診器 | |
US20180177482A1 (en) | Biological sound measurement apparatus | |
JP6092248B2 (ja) | 変換器の変位に基づく信号圧縮 | |
KR20180019430A (ko) | 보호 커버, 이를 포함하는 보호 커버 패키지 및 보호 커버를 포함하는 전자 장치 | |
JP2017169719A (ja) | 生体音聴診装置 | |
MX2007002426A (es) | Aparato de salida de audio tipo pelicula. | |
CN110197651B (zh) | 电子打击乐器 | |
JP6938799B2 (ja) | 生体音聴診装置 | |
MY201888A (en) | Hard disk substrate and hard disk device including the hard disk substrate | |
JP2020005324A5 (ja) | フィルム、電気音響変換器用振動板エッジ材、電気音響変換器用振動板、マイクロスピーカー振動板、レシーバー振動板、マイクロホン振動板、イヤホン振動板、および、方法 | |
US9071905B2 (en) | Seal assembly for an in-ear and in-ear | |
JP2017023595A (ja) | 生体音聴診装置 | |
EP3678550A1 (en) | Diaphragm, methods for manufacturing same and stethoscope provided with same | |
JP5941423B2 (ja) | 補聴器 | |
JP2015027320A (ja) | 超音波診断装置用プローブ | |
JP2006287810A (ja) | 接触型マイクロフォン | |
TWI663502B (zh) | 防水防塵之罩體 | |
JPWO2019240118A1 (ja) | 音取得装置 | |
WO2021192863A1 (ja) | 喘鳴検出装置 | |
WO2021192862A1 (ja) | 喘鳴検出装置 | |
US9332368B1 (en) | Accelerometer or transducer on a device | |
US999225A (en) | Vibroscope. | |
EP3599493A3 (en) | Imaging apparatus | |
JP2017112479A (ja) | コンタクトマイクロホン | |
JPH10309272A (ja) | 心音検出装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190315 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191224 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200219 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200728 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200925 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210105 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210202 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6832628 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |