JP2001070300A - 剥取り可能な自己接着性聴診器遮蔽体 - Google Patents

剥取り可能な自己接着性聴診器遮蔽体

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JP2001070300A JP24330699A JP24330699A JP2001070300A JP 2001070300 A JP2001070300 A JP 2001070300A JP 24330699 A JP24330699 A JP 24330699A JP 24330699 A JP24330699 A JP 24330699A JP 2001070300 A JP2001070300 A JP 2001070300A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 聴診器を介した患者間の病気の伝染を防止す
る。 【解決手段】 第1の表面と第2の表面とをそれぞれ備
えた複数のほぼ平面状の遮蔽体10を、各遮蔽体10の
上記第1の表面が隣接する遮蔽体10の上記第2の表面
に付着される態様で互いに積み重ねて積重ね体22を形
成し、この積重ね体22の保持のために、上記複数の遮
蔽体のうちの第1の遮蔽体を聴診器のダイアフラムに付
着させ、これら複数の遮蔽体のうちの露出された最外側
の遮蔽体32をそれが人体に接触した後に剥ぎ取る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、患者間の病気の伝
染を回避するめの聴診器の遮蔽体に関し、特に、最初の
使用に先立って聴診器ヘッドに取り付けられて遮蔽し、
次いで患者間に病気が伝染するのを回避するめに、聴診
器が使用された後に剥ぎ取られる遮蔽体に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】聴診器による診察は、医療の分野で広く
行き渡っている。CDCによって判定された院内感染事
故は240万件に増加し、年間10万件の死亡の原因と
なり、最近の種々の抗生物質に耐性を有する細菌、特に
バンコマイシンに耐性を有するブドウ状球菌およびその
他のバクテリアの出現によって、現在ある抗生物質が効
かなくなり、患者間の感染の波及を最小限に抑える技術
が極めて重要になってきた。
【0003】聴診器は通常、患者の身体に当られるダイ
アフラムを備えたヘッド部分と、ダイアフラムに連結さ
れてそれを通して人間の身体内部の音を聴くことができ
る一対のイヤピースとからなる。医師等は、ダイアフラ
ムを患者の皮膚に当てながらイヤピースを彼または彼女
の耳内にあてがう。ダイアフラムの反応によって、医師
等は患者の体内の音を聴くことができ、それによって、
病気を診断し、あるいは病気ではないと断定する。例え
ば、ダイアフラムが患者の胸に当られたとき、医師等は
呼吸音と心音とを聴いて異常があるか否かを判断する。
【0004】不幸にして、患者の皮膚に接触させること
によって、聴診器は、患者が保有している可能性のある
細菌で汚染されることになる。このことは、皮膚との接
触によって伝染し得る危険な伝染性微生物に汚染された
皮膚を有する患者に関しては重大である。一人以上の患
者に同じ聴診器を使用すると、感染性疾患が患者間に伝
染する危険が徐々に増大する。聴診器の消毒により病気
の伝染はほとんど防止できるが、患者に使用する度に消
毒するのは極めて非現実的である。多数の患者が次々と
診察される病院およびその他の診療所で働く医師、看護
婦およびその他の診療専門家にとって、聴診器の消毒は
ほとんど不可能である。さらに、細菌を減らしはするが
すべてを排除するわけではアルコールのような消毒剤を
用いることすら、今日の医療施設では行なわれていな
い。
【0005】このような事情に鑑み、聴診器を介した感
染性疾患の伝染を低減するための数々の手段が開発され
てきた。特に聴診器ヘッドを覆う数々の遮蔽体が開発さ
れてきた。これら遮蔽体は通常、使用時に遮蔽体を聴診
器ヘッド上に保持し、かつ各患者間で遮蔽体の交換を可
能にする弾性的保持手段を備えている。
【0006】しかしながら、このような遮蔽体にはいく
つかの問題がある。
【0007】第1に、多くの遮蔽体は聴診器に対する取
付け勝手が悪いことである。というのは、多くの遮蔽体
は、それらを聴診器ヘッド上に取り付ける場合に、機能
的に両手を用いる必要があり、遮蔽体を取り付けるため
に、医師等はカルテ等を下に置かなければならないから
である。さらにこれら遮蔽体は一般に、ダイアフラム側
とは反対側の外周部に固定されることによって聴診器ヘ
ッドに取り付けられる。このような状態は、ダイアフラ
ムと、患者に接触する遮蔽体の部分との間に空気が閉じ
込められる危険性がある。ダイアフラムに隣接して空気
が存在すると、患者の体内の音をダイアフラムに伝達す
る機能を著しく低下させることは当業者であれば認識し
ている。この形式の遮蔽体は米国特許第4,871,04
6号に説明されている。
【0008】米国特許第5,424,495号、第5,5
28,004号および米国特許第5,686,706号 に
は、聴診器のための使い捨てカバーが開示されている。
そこに記載されている使い捨てカバーは、聴診器のダイ
アフラムの全表面領域を覆う遮蔽体を取外し可能に取り
付けるために粘着剤を施された遮蔽体を用いて、病気お
よびその他の汚染物の感染を防止している。この遮蔽体
は、使用後に聴診器ダイアフラムから剥取り可能であ
る。そこに記載されている種々のカバーの実施の形態で
は、遮蔽体がその取り扱いを容易にするために引っ張り
タブを備えている。しかしながら、これら遮蔽体は、医
師等によってディスペンサーから個々に取り出されて、
聴診器に取り付けられる。このことは、医師等がその遮
蔽体を聴診器に取り付けるときにその遮蔽体に不要に触
れることになる。さらに、このことは、ディスペンサー
を補給用聴診器遮蔽体とともに医師等が携行するか、あ
るいは医療施設内の各部屋のみならず廊下や待合室にも
ディスペンサーを設置することを必要とする。さらに、
このようなディスペンサーは、医師等が容易に入手可能
なものではなく、このような遮蔽体が使用される見込み
はほとんどない。
【0009】米国特許第5,448,025号には、聴診
器ヘッドに一時的に固定されて、聴診器ヘッドを完全に
覆い、内部およびダイアフラムを周囲の雰囲気から密閉
する遮蔽体が開示されている。このカバーは、平坦な両
面を有する薄いプラスチックシートと、このカバーを聴
診器ヘッドの外縁に取外し可能に固定するために上記シ
ートの片面上に施された粘着剤とからなる。遮蔽体は、
その複数がテープ上に取り付けられ、ディスペンサーか
ら引き出され、テープから取り外されて聴診器に取り付
けられる。この場合も、遮蔽体をテープから取り外して
この遮蔽体を聴診器に取り付けるために、医師等が遮蔽
体およびディスペンサーを手で扱う必要がある。それに
加えて、上述したように、このようなディスペンシング
システムは、医師等がディスペンサーを補給用遮蔽体と
ともに携行するか、あるいはディスペンサーを診療施設
の各部屋に備える必要がある。このような遮蔽体を医師
等が容易に手に入れることはできないから、この遮蔽体
の使用がしばしば非現実的になるのは明らかである。
【0010】上述のような欠点を克服するためのさらな
る努力の結果として、米国特許第5,587,561号
に記載された聴診器遮蔽体は、患者の皮膚上の体液から
聴診器を護ために、遮蔽体から聴診器ヘッドに向かって
上方へ延びるように配設された環状のフランジを備えて
いる。しかしながら、これらの遮蔽体は、積重ね体とし
て用意され、最上部のダイアフラムが積重ね体から剥が
されて上述した態様で聴診器に取り付けられる。このよ
うなシステムも、遮蔽体を何等かの態様で手で扱う必要
があり、上述のように医師等がディスペンサーを携行し
たり、診療施設の各部屋にディスペンサーを配置したり
する必要があるので不便である。さらに、このシステム
は、粘着剤が長期間環境にさらされることになり、かつ
取付けに両手を使用する必要がある。
【0011】患者を病気の感染から護るための聴診器遮
蔽体が必要であるのみでなく、このような遮蔽体を環境
中で実際に使用する方法も必要であることは明らかであ
る。さらに、上述した諸欠点を克服し、臨床環境では必
須である敏速な分離の実行が可能な構成を有し、医師等
がそこの診療施設の防護方針に従っていることを監視す
る機会を有する聴診器遮蔽システムが必要である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主たる目的
は、従来技術の遮蔽体およびディスペンシング方法が有
する上述した欠点を克服することにある。
【0013】本発明の他の目的は、聴診器遮蔽体のみで
なく、患者間における病気の伝染を防止するための聴診
器遮蔽体の使用方法を提供することにある。
【0014】本発明のさらに他の目的は、聴診器遮蔽体
と、聴診器の機能を妨げない聴診器遮蔽体の使用方法と
を提供することにある。
【0015】本発明のさらに他の目的は、聴診器遮蔽体
と、臨床環境における実際的な態様での複数の聴診器遮
蔽体の使用方法とを提供することにある。
【0016】本発明のさらに他の目的は、医師等が、か
かる遮蔽体の使用と、順次の各患者に新たな遮蔽体が露
出されることを保証することを可能にする複数の聴診器
遮蔽体の取付け方法を提供することにある。
【0017】本発明のさらに他の目的は、医師等がそこ
の診療施設の防護方針に従っていることを監視すること
ができ、かつ手洗いの奨励を思い出させるのに役立つシ
ステムを提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明のこれらおよびそ
の他の目的は、粘着剤の施された第1の表面と、第2の
表面とをそれぞれ備えた複数のほぼ平面状の遮蔽体が、
各遮蔽体の上記第1の表面を隣接する遮蔽体の上記第2
の表面に付着させた態様で互いに積み重ねられ、これら
複数の遮蔽体の保持のために、上記複数の遮蔽体のうち
の第1の遮蔽体が聴診器のダイアフラムに付着され、複
数の遮蔽体のうちの露出された遮蔽体が、人体に接触し
た後に剥ぎ取られることを特徴とする遮蔽体ユニットを
提供することによって達成される。すなわち、遮蔽体の
積み重ね体が最初に聴診器に取り付けられるので、最外
部の露出された遮蔽体を、順次の各患者に接触するのに
先立って医師等が容易に剥ぎ取ることができる。さら
に、これは使用済みの遮蔽体が、下層の汚染されていな
い遮蔽体に物理的に接触することなく剥ぎ取られること
を可能にする。
【0019】上述の要件にに加えて、粘着剤の施されて
いない汚染防止用遮蔽体を、複数の遮蔽体のうちの第1
の遮蔽体に隣接して配置することができ、この汚染防止
用遮蔽体は、積重ね体のうちの第1の遮蔽体をダイアフ
ラムに付着させるのに先立って剥ぎ取られる。
【0020】機器、特に聴診器の細菌による汚染を防止
する方法は、粘着剤の施された第1の表面と第2の表面
とをそれぞれ備えた複数のほぼ平面状の遮蔽体を、各遮
蔽体の上記第1の表面が、隣接する遮蔽体の上記第2の
表面に付着される態様で互いに積み重ねて積重ね体を形
成し、この積重ね体を、複数の遮蔽体のうちの第1の遮
蔽体の上記第1の表面が機器の表面に付着される態様で
上記機器の表面に取り付け、次いで、上記機器の使用後
に、上記積重ね体の最外側の遮蔽体を剥ぎ取ることを特
徴とするものである。特に、順次の各患者に当てる間
に、最外側の遮蔽体を聴診器ヘッドから剥ぎ取る。さら
に、この方法では、複数の遮蔽体を機器の表面に取り付
けるのに先立って、機器の表面に付着させる第1の遮蔽
体から防護用遮蔽体を剥ぎ取るステップを含むことがで
きる。
【0021】本発明のこれらおよびその他の目的は、図
面を参照した以下の詳細な説明から明らかになるであろ
う。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0023】図1を参照すると、機器、特に聴診器ヘッ
ドに取り付けるためための1枚の感染防止用遮蔽体10
が示されている。この遮蔽体10は、ほぼ平面状の1枚
の音響伝達性材料14からなり、上記音響伝達性材料1
4は種々の物質で作成することができる。しかしなが
ら、上記音響伝導性材料14は、紙またはプラスチック
または患者と聴診器ヘッドとの間の音の伝達を妨げない
他の材料からなる薄いシートであることが好ましい。紙
およびプラスチックは、医師等の間で日常的に使用され
ており、しかも安価でかつ本質的に使い捨て可能であ
る。体液がこの遮蔽体に浸み込むのを防ぐために、紙製
の遮蔽体には、プラスチックまたはワックスのような、
液の浸み込まない薄いコーティングがなされているのが
好ましい。本発明の好ましい実施の形態によれば、薄い
本質的に円盤状の遮蔽体は、聴診器のために、防水性で
かつ細菌を通さない障壁を形成している。上述のように
円盤状の遮蔽体10のそれぞれは、使い捨てで、かつ厚
さが0.01〜4.0ミル(0.25〜25.4ミクロ
ン)のポリエチレンのような可撓性を有する高分子プラ
スチック材料で構成されていることが好ましい。
【0024】図2に見られるように、遮蔽体10は、複
数の遮蔽体が上下に積み重ねられた積重ね体22を形成
していることが好ましい。各遮蔽体10の第1の表面す
なわち下側の面15には、各遮蔽体が互いに順次接着さ
れるとともに第1の遮蔽体が聴診器の表面に付着される
ように粘着剤16が施されている。この粘着剤16は、
図1(b)から明らかなように、遮蔽体10の周縁部1
8の近傍に環状に施されていることが好ましい。本発明
で用いられる粘着剤は3M社から「POST−IT N
OTE」(登録商標)なる名称で販売されている、剥取
り式メモに用いられるような剥取り可能な粘着剤であ
る。このような剥ぎ取り式メモは極めて一般的に用いら
れているので、当業者であれば、複数の遮蔽体10を互
いに剥取り可能に付着させるともにこれら遮蔽体の積重
ね体を聴診器の表面に付着させるための種々の粘着剤に
ついて熟知しているであろう。図においては、粘着剤1
6が、遮蔽体10の周縁部18の近傍の環状に施されて
いるが、粘着剤16は中央部分に塗られていてもよい。
しかしながら、環状に施されている方が好ましい。さら
に、遮蔽体を剥ぎ取るときに、積み重ね体が聴診器にし
っかりと保持されているように、聴診器に接する第1の
遮蔽体の粘着剤が、残りの遮蔽体間に設けられる粘着剤
よりも強力であるのが好ましい。
【0025】図2では5枚の遮蔽体10が互いに積み重
ねられ、図3では7枚の遮蔽体10が互いに積み重ねら
れて1ユニット22を形成しているが、最初に聴診器に
取り付けられる積重ね体を形成する遮蔽体の実際の枚数
は、遮蔽体を形成する材料の厚さおよび音響伝達特性に
応じて変えればよい。診察の間に医師が体音を適切に聴
けるようにするためには、材料が厚い程、積重ね体の枚
数を少なくする必要がある。同様の理由で、粘着剤16
は遮蔽体10の全表面を覆うよりも、上述のように遮蔽
体10の周縁部18に施した方がよいのである。中央部
分には粘着剤を施さないことによって、複数の遮蔽体を
通る音の伝達性が向上する。しかしながら、粘着剤層の
厚みが極めて薄ければ、遮蔽体の全表面に粘着剤を施し
てもよい。
【0026】図3は、粘着剤の施されていないダミーの
遮蔽体20により封をされた互いに積み重ねられた複数
の遮蔽体10を示す。このダミーの遮蔽体20は、聴診
器への取付けに先だってはぎ取られるが、その方法を下
記に説明する。上記ダミーの遮蔽体20は、最上部の遮
蔽体の環状粘着剤16の清浄性を保つ機能を有し、かつ
遮蔽体の積重ね体22の汚染を防止する。互いに積み重
ねられた複数の遮蔽体は、この積重ね体22の取扱い時
の無菌性と清浄性を維持するための密閉された袋内に用
意される。使用時には、積重ね体22が袋から取り出さ
れ、聴診器に取り付けるために最上部の環状粘着剤16
を露出させるべく、ダミーの遮蔽体20が剥ぎ取られ
る。
【0027】前述および後述の記載は、聴診器に取り付
けられる互いに積み重ねられた遮蔽体について説明して
いることに注目されたい。しかしながら、このアイデア
は、表面を清浄に保つ必要があるすべての機器にも同様
に適用することができる。また、各遮蔽体10が、遮蔽
体10の周縁部18から延びるタブ24を備えているこ
とに注目されたい。このタブの重要性については、積重
ね体22の使用方法に関する後述の説明に詳細に記載さ
れている。
【0028】図4を参照すると、遮蔽体の積重ね体22
が包装袋(図示せず)から取り出されると、取付け用遮
蔽体(第1の遮蔽体)25の表面からダミーの遮蔽体2
0が剥ぎ取られて、積重ね体の第1の遮蔽体25の粘着
剤16が露出される。次にこの積重ね体は聴診器ヘッド
28のダイアフラム26に固定される。聴診器ヘッド2
8は種々の形状を有するが、遮蔽体に施された粘着剤1
6の特定の形状によって特定の聴診器ヘッドに理想的に
適合する。このアイデアは、患者の身体の表面に次々に
接触させられる表面を非汚染状態に保つことが望ましい
機器にも適用することができる。その枚数が材料の厚さ
によって決定される複数の遮蔽体からなる積重ね体22
は、聴診器ヘッド28のダイアフラム26に対し矢30
の方向から取り付けられる。遮蔽体の積重ね体22は、
露出された環状粘着剤16によってダイアフラム26に
固定され、聴診器ヘッド28に対して図5に示された位
置に保持される。使用時において、最外側の遮蔽体は、
遮蔽体の積重ね体22が聴診器ヘッド28に取り付けら
れるときに汚染される可能性がある。このため、聴診器
が患者に当てられるのに先立って、最初の遮蔽体32が
図6に示された態様で剥ぎ取られる。この最初の遮蔽体
32は、その露出されたタブ24を使用者が摘まむこと
によって、残りの積重ね体22から難無く剥ぎ取ること
ができる。
【0029】上述のように、本発明において使用される
粘着剤は、3M社から「POST−IT NOTE」
(登録商標)なる名称で販売された剥取り式メモ用の粘
着剤に類似のものである。この粘着剤は、互いに積重ね
られた遮蔽体10を保持するのに十分な粘着力を有する
が、露出された遮蔽体は、タブ24を摘まんで積重ね体
22から難無く剥取ることができる。さらに、聴診器に
接触する第1の遮蔽体25の粘着剤は、残りの順次に遮
蔽体間の粘着剤よりも強力で、遮蔽体が剥ぎと取られる
ときに、聴診器ヘッド28に固定された積重ね体22を
保持する役目をする。
【0030】従来から知られているように、患者の皮膚
から受け取る振動を、聴診器のイヤピース(図示せず)
で聴取可能な音に変換するために、聴診器ヘッド28は
ダイアフラム26を備えている。遮蔽体の積重ね体22
は、患者の皮膚から受け取るこれらの振動を、医師等が
聴取可能な音に変換するのを継続し得るようにダイアフ
ラム26に固定される。図3には、各遮蔽体間にかなり
の空隙が形成されているように見えるが、図3には粘着
剤および遮蔽体の厚みが誇張されて描かれているので、
この空隙は、実際には図3よりもずっと小さい。さら
に、ダイアフラム26のエッジが患者に接触するのを防
止するために、遮蔽体はダイアフラム26よりも僅かに
大径であることが好ましい。
【0031】上述のように、積重ね体22を形成する複
数の遮蔽体は、剥がすことの可能な粘着剤によって聴診
器のダイアフラム26に取り付けられる。これは、遮蔽
体の積重ね体を直接ダイアフラム26に粘着させること
により達成される。複数の遮蔽体10の間に施される粘
着剤の厚さは約0.01ミル(0.25ミクロン)であ
る。この粘着剤は、積重ね体を聴診器ヘッド自体に粘着
するのみでなく、遮蔽体同士を粘着して積重ね体を形成
するのに必要なだけでよいことが好ましい。粘着剤は、
このような少量においては遮蔽体間に僅かの空隙しか形
成しない。さらに、粘着剤は遮蔽体10の周縁部に施さ
れているので、この粘着剤が、患者の皮膚から受け取る
振動を医師等によって検知される音に変換する場合の障
害として作用することはない。
【0032】図5に示すような積重ね体22を備えた聴
診器ヘッド28が形成されると、この聴診器ヘッド28
を患者の身体に当てることができる。最初の患者の診察
が完了すると、医師等は、露出されている遮蔽体10の
タブ24のみを摘まんでその遮蔽体を積重ね体22から
剥ぎ取り、剥ぎ取られた遮蔽体の下層の遮蔽体を露出さ
せるだけでよい。聴診器は、汚染のおそれなしに次の患
者に接触させることができ、かくして、細菌またはその
他の汚染物が患者から患者へ伝染する機会を最小限に抑
えることができる。さらに、患者に接触させる遮蔽体
が、聴診器ヘッドのエッジのみならず、積重ね体中の遮
蔽体のエッジも完全に覆うように、遮蔽体の外径は、患
者に最も近い遮蔽体からダイアフラムに接着される遮蔽
体に向かって徐々に縮減されている。
【0033】なお、上述の構成では、遮蔽体同士を相互
に結合するのに粘着剤を用いているが、遮蔽体間の静電
吸着力またはヒートシールによって付着させてもよいこ
とに注目されたい。これは遮蔽体の材料がプラスチック
である場合に特に有用である。その場合、粘着剤は、積
重ね体全体を聴診器ヘッドに固定するのに用いればよ
い。
【0034】上述の説明から明らかなように、本発明に
よれば、汚染されていない接触面を確保しながら、医師
等が多数を患者の次から次へと診察するのを可能にする
遮蔽体ユニットが提供される。医師等は、病室またはそ
の他の場所に備えられた積重ね体を探す必要がなく、す
でに、聴診器ヘッドに取り付けられている遮蔽体の積重
ね体から、露出されている積重ね体を剥ぎ取るだけでよ
い。積重ね体を使い切ると、医師等は新たな遮蔽体の積
重ね体を聴診器ヘッドに取り付けるだけで、患者の診察
を続行することができる。したがって、本発明によれ
ば、病気やその他の汚染物が患者から患者へ伝染するの
を効率のよく最小限に抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】機器、特に聴診器を介した汚染物質の伝染から
患者を護るための本発明による個々の遮蔽体を示し、図
1(a)は斜視図、図1(b)はその平面図
【図2】聴診器ヘッドに取り付けるために図1の遮蔽体
を積み重ねた状態を示す斜視図
【図3】図2の III−III 線に沿った断面図
【図4】本発明による遮蔽体の積重ね体を聴診器ヘッド
に取り付ける状態を示す斜視図
【図5】本発明による遮蔽体の複数が聴診器ヘッドに取
り付けられた状態を示す斜視図
【図6】聴診器の使用時に、本発明による遮蔽体のうち
の最外側の1枚を聴診器ヘッドから取り外す状態を示す
斜視図
【符号の説明】
10,25,32 遮蔽体 16 粘着剤 22 積重ね体 24 タブ 26 ダイアフラム 28 聴診器ヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 599121780 ダブリュ ジェフリー ウェイドマン W. JEFFREY WEIDMAN アメリカ合衆国 ヴァージニア州 20191 レストン グリーンキーパーズ コート 2187 (72)発明者 リチャード シー ウェイドマン アメリカ合衆国 ヴァージニア州 22066 グレート フォールズ ニューズ ウェ イ 9505 (72)発明者 ダブリュ ジェフリー ウェイドマン アメリカ合衆国 ヴァージニア州 20191 レストン グリーンキーパーズ コート 2187

Claims (34)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体に接触させる表面領域を備えたダイ
    アフラムを有する聴診器のための遮蔽体ユニットであっ
    て、 第1の表面と第2の表面とをそれぞれ備えた複数のほぼ
    平面状の遮蔽体が、各遮蔽体の前記第1の表面を隣接す
    る遮蔽体の前記第2の表面に静電的に付着させた態様で
    互いに積み重ねられ、 前記複数の遮蔽体を支持するために該複数の遮蔽体のう
    ちの第1の遮蔽体が前記ダイアフラムに付着され、 前記複数の遮蔽体のうちの露出された遮蔽体が、前記人
    体に接触した後に剥ぎ取られることを特徴とする遮蔽体
    ユニット。
  2. 【請求項2】 前記遮蔽体のそれぞれが、その周縁部か
    ら延びるタブを備えていることを特徴とする請求項1記
    載の遮蔽体ユニット。
  3. 【請求項3】 前記複数の遮蔽体のうちの前記第1の遮
    蔽体の第1の表面に粘着剤が施されていることを特徴と
    する請求項1記載の遮蔽体ユニット。
  4. 【請求項4】 前記粘着剤が施されていない防護用遮蔽
    体が前記第1の遮蔽体に隣接して設けられ、前記防護用
    遮蔽体が、前記第1の遮蔽体の前記ダイアフラムへの付
    着に先立って剥ぎ取られることを特徴とする請求項3記
    載の遮蔽体ユニット。
  5. 【請求項5】 前記粘着剤が、前記第1の遮蔽体の前記
    第1の表面の選択的な領域に施されていることを特徴と
    する請求項3記載の遮蔽体ユニット。
  6. 【請求項6】 前記粘着剤が、前記第1の遮蔽体の前記
    第1の表面の周縁部近傍に施されていることを特徴とす
    る請求項3記載の遮蔽体ユニット。
  7. 【請求項7】 前記第1の遮蔽体の前記第1の表面の中
    心領域は前記粘着剤を欠いていることを特徴とする請求
    項6記載の遮蔽体ユニット。
  8. 【請求項8】 前記遮蔽体のそれぞれが、0.10ミル
    から4.0ミルまでの厚さを有することを特徴とする請
    求項1記載の遮蔽体ユニット。
  9. 【請求項9】 前記遮蔽体が、液体および細菌の少なく
    とも一方に対して不浸透性を有する材料で形成されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の遮蔽体ユニット。
  10. 【請求項10】 各遮蔽体の外径が、最外側の遮蔽体か
    ら最内側の遮蔽体に向かって徐々に縮減されていること
    を特徴とする請求項1記載の遮蔽体ユニット。
  11. 【請求項11】 第1の表面と第2の表面とをそれぞれ
    備えた複数のほぼ平面状の遮蔽体を、各遮蔽体の前記第
    1の表面が隣接する遮蔽体の前記第2の表面に付着され
    た態様で互いに積み重ねて積重ね体を形成し、該積重ね
    体を、該積重ね体における第1の遮蔽体の前記第1の表
    面が機器の表面に付着される態様で該機器の表面に取り
    付け、 前記機器の使用後に、前記積重ね体の最外側の遮蔽体を
    剥ぎ取ることを特徴とする機器の汚染を防止する方法。
  12. 【請求項12】 前記機器が聴診器であり、前記表面が
    前記聴診器のダイアフラムであることを特徴とする請求
    項11記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記遮蔽体が前記ダイアフラムの接触
    表面全体を覆う大きさを有することを特徴とする請求項
    12記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記遮蔽体のそれぞれが、その周縁部
    から延びるタブを備えていることを特徴とする請求項1
    1記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記遮蔽体のそれぞれの前記第1の表
    面に粘着剤が施されていることを特徴とする請求項11
    記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記複数の遮蔽体を前記機器の表面に
    取り付けるのに先立って、前記機器の表面に付着される
    べき前記遮蔽体から防護用遮蔽体を剥ぎ取ることを特徴
    とする請求項15記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記粘着剤が、前記第1の表面の選択
    された領域に施されていることを特徴とする請求項15
    記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記粘着剤が、前記第1の表面の周縁
    部近傍に施されていることを特徴とする請求項17記載
    の方法。
  19. 【請求項19】 前記第1の表面の中心領域が前記粘着
    剤を欠いていることを特徴とする請求項18記載の方
    法。
  20. 【請求項20】 前記遮蔽体のそれぞれが、0.10ミ
    ルから4.0ミルまでの厚さを有することを特徴とする
    請求項11記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記遮蔽体が、液体および細菌の少な
    くとも一方に対して不浸透性を有する材料で形成されて
    いることを特徴とする請求項11記載の方法。
  22. 【請求項22】 前記遮蔽体のそれぞれの前記第1の表
    面が、前記隣接する遮蔽体の前記第2の表面に静電的に
    付着されていることを特徴とする請求項11記載の方
    法。
  23. 【請求項23】 前記遮蔽体のそれぞれの前記第1の表
    面が、前記隣接する遮蔽体の前記第2の表面にヒートシ
    ールにより付着されていることを特徴とする請求項11
    記載の方法。
  24. 【請求項24】 各遮蔽体の外径が、最外側の遮蔽体か
    ら最内側の遮蔽体に向かって徐々に縮減されていること
    を特徴とする請求項11記載の方法。
  25. 【請求項25】 機器の接触表面に取り付けられる遮蔽
    体ユニットであって、 第1の表面と第2の表面とをそれぞれ備えた複数のほぼ
    平面状の遮蔽体が、各遮蔽体の前記第1の表面を隣接す
    る遮蔽体の前記第2の表面に静電的に付着させた態様で
    互いに積み重ねられ、 前記複数の遮蔽体を支持するために該複数の遮蔽体のう
    ちの第1の遮蔽体が前記接触表面に付着され、 前記複数の遮蔽体のうちの露出された遮蔽体が、前記人
    体に接触した後に剥ぎ取られることを特徴とする遮蔽体
    ユニット。
  26. 【請求項26】 前記複数の遮蔽体のうちの前記第1の
    遮蔽体の第1の表面に粘着剤が施されていることを特徴
    とする請求項25記載の遮蔽体ユニット。
  27. 【請求項27】 前記粘着剤が、前記第1の遮蔽体の前
    記第1の表面の選択的な領域に施されていることを特徴
    とする請求項26記載の遮蔽体ユニット。
  28. 【請求項28】 前記粘着剤が、前記第1の遮蔽体の前
    記第1の表面の周縁部近傍に施されていることを特徴と
    する請求項26記載の遮蔽体ユニット。
  29. 【請求項29】 前記第1の遮蔽体の前記第1の表面の
    中心領域が前記粘着剤を欠いていることを特徴とする請
    求項28記載の遮蔽体ユニット。
  30. 【請求項30】 前記遮蔽体のそれぞれが、0.10ミ
    ルから4.0ミルまでの厚さを有することを特徴とする
    請求項25記載の遮蔽体ユニット。
  31. 【請求項31】 前記遮蔽体が、液体および細菌の少な
    くとも一方に対して不浸透性を有する材料で形成されて
    いることを特徴とする請求項25記載の遮蔽体ユニッ
    ト。
  32. 【請求項32】 各遮蔽体の外径が、最外側の遮蔽体か
    ら最内側の遮蔽体に向かって徐々に縮減されていること
    を特徴とする請求項25記載の遮蔽体ユニット。
  33. 【請求項33】 人体に接触させる表面領域を備えたダ
    イアフラムを有する聴診器のための遮蔽体ユニットであ
    って、 第1の表面と第2の表面とをそれぞれ備えた複数のほぼ
    平面状の遮蔽体が、各遮蔽体の前記第1の表面を隣接す
    る遮蔽体の前記第2の表面にヒートシールにより付着さ
    せた態様で互いに積み重ねられ、 前記複数の遮蔽体を支持するために該複数の遮蔽体のう
    ちの第1の遮蔽体が前記ダイアフラムに付着され、 前記複数の遮蔽体のうちの露出された遮蔽体が、前記人
    体に接触した後に剥ぎ取られることを特徴とする遮蔽体
    ユニット。
  34. 【請求項34】 機器の接触表面に取り付けられる遮蔽
    体ユニットであって、 第1の表面と第2の表面とをそれぞれ備えた複数のほぼ
    平面状の遮蔽体が、各遮蔽体の前記第1の表面を隣接す
    る遮蔽体の前記第2の表面にヒートシールにより付着さ
    せた態様で互いに積み重ねられ、 前記複数の遮蔽体を支持するために該複数の遮蔽体のう
    ちの第1の遮蔽体が前記接触表面に付着され、 前記複数の遮蔽体のうちの露出された遮蔽体が、前記人
    体に接触した後に剥ぎ取られることを特徴とする遮蔽体
    ユニット。
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