JP2017167696A - 車両用操作ペダル装置 - Google Patents

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光 杉浦
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Abstract

【課題】一対の側板を有するペダルブラケットと、支持軸と、操作ペダルとを有する車両用操作ペダル装置に関し、樹脂製の支持軸を介して、ペダルブラケットに対する操作ペダルの組付け等を行う場合の作業性を向上させ得る車両用操作ペダル装置を提供する。【解決手段】操作ペダル装置1は、第1側板10及び第2側板15を有するペダルブラケット5と、操作ペダル20と、合成樹脂製のペダル支持軸30を有しており、ペダルブラケット5に対して、操作ペダル20をペダル支持軸30に回動可能に支持して構成されている。ペダル支持軸30は、挿入方向Iへ移動させることで、第1側板10に形成された第1挿通孔11を挿通すると共に、第2側板15に形成された第2挿通孔16に圧入される。ペダル支持軸30の端部には、複数の軸側溝32が形成されており、各軸側溝32の内部には、第2側板15の第2挿通孔16に形成された突条部17が夫々圧入される。【選択図】図4

Description

本発明は、一対の側板を有するペダルブラケットと、支持軸と、操作ペダルとを有する車両用操作ペダル装置に関する。
従来、車両用操作ペダル装置は、一対の側板を有するペダルブラケットと、前記一対の側板の間において前記ペダルブラケットに対して回動可能に配設される操作ペダルと、前記一対の側板にわたって配設され、前記操作ペダルを回動可能に支持する支持軸とを有しており、当該操作ペダルの踏込み操作によって、車両に対する様々な入力を行うように構成されている。
このような車両用操作ペダル装置に関する発明として、例えば、特許文献1記載の発明が知られている。特許文献1に記載の操作ペダルの支持構造では、操作ペダルは、車体側に取り付けられるペダルブラケットに対して、車幅方向に延びる樹脂製の支軸を介して、操作ペダルを車両前後方向に揺動自在に支持されている。特許文献1に記載の発明において、支軸は、ペダルブラケットの第1側板に形成された第1支持孔と、操作ペダルに挿通させた状態で、第2側板に形成された第2支持孔に挿通させて取り付けられる。そして、特許文献1においては、支軸の突起部を第2側板の通り抜け孔に通り抜けさせ、突起部が第2支持孔の周縁部における通り抜け孔の形成部以外の部分に位置するように、支軸をその軸周りに回転させる。特許文献1においては、支軸を軸周りに回転させることによって、当該支軸を、ペダルブラケットや操作ペダルから抜け止めしている。
特開2011−034428号公報
ここで、特許文献1に記載の発明においては、支軸を軸周りに回転させる作業を行わなければ、ペダルブラケット及び操作ペダルから支軸が容易に抜け落ちてしまう。従って、特許文献1に記載の発明では、ペダルブラケットの第1側板、第2側板及び操作ペダルに対して、支軸を挿通させる作業に加えて、支軸を軸周りに回転させる作業を行わなければならない。即ち、特許文献1に記載された発明では、支軸を介して、ペダルブラケットに操作ペダルを取り付ける際に、複数の作業を行わなければならず、作業性の低下を招いていた。
車両用操作ペダル装置においては、操作ペダル単体の交換が要望される場合もあり、その場合には、ペダルブラケット及び操作ペダルから支軸を取り外す必要がある。特許文献1に記載された発明では、操作ペダルの交換を行う場合には、支軸を軸周りに逆回転させて抜け止めを解除する作業を行った後、ペダルブラケット及び操作ペダルから支軸を取り外す作業を行わなければならず、この場合における作業性も低下させてしまっていた。
本発明は、一対の側板を有するペダルブラケットと、支持軸と、操作ペダルとを有する車両用操作ペダル装置に関し、樹脂製の支持軸を介して、ペダルブラケットに対する操作ペダルの組付け等を行う場合の作業性を向上させ得る車両用操作ペダル装置を提供する。
本発明の一側面に係る車両用操作ペダル装置は、第1側板と、前記第1側板に対して車幅方向に所定の間隔を隔てて配設された第2側板とを有するペダルブラケットと、前記第1側板と前記第2側板の間において前記ペダルブラケットに対して回動可能に配設される操作ペダルと、前記第1側板及び前記第2側板にわたって配設され、前記操作ペダルを回動可能に支持する合成樹脂製の支持軸と、を有する車両用操作ペダル装置であって、前記支持軸は、前記第1側板に形成された第1挿通孔を挿通すると共に、前記第2側板に形成された第2挿通孔に圧入され、前記第2挿通孔に圧入される当該支持軸の端部には、当該支持軸の外周面から窪み当該支持軸の軸方向に沿って伸びる複数の軸側溝部を有しており、前記第2挿通孔は、前記第2挿通孔の内側に向かって突出し、前記第2側板の板厚方向に伸びると共に、前記支持軸の軸側溝部に対して夫々圧入される複数の突条部を有していることを特徴とする。
当該車両用操作ペダル装置は、第1側板及び第2側板を有するペダルブラケットと、操作ペダルと、合成樹脂製の支持軸を有しており、ペダルブラケットに対して、操作ペダルを支持軸周りに回動可能に支持して構成されている。当該車両用操作ペダル装置において、前記支持軸は、前記第1側板に形成された第1挿通孔を挿通すると共に、前記第2側板に形成された第2挿通孔に圧入される。即ち、当該車両用操作ペダル装置によれば、第1側板の第1挿通孔、操作ペダル、第2側板の第2挿通孔の順で支持軸を挿通させる作業を行うことで、支持軸を第2挿通孔に圧入させることができ、もって、ペダルブラケットに対して支持軸を強固に結合させることができる。又、支持軸の端部には、複数の軸側溝部が形成されており、各軸側溝部の内部には、第2側板の第2挿通孔に形成された突条部が夫々圧入される。従って、当該車両用操作ペダル装置によれば、支持軸の各軸側溝部と、第2挿通孔の各突条部との協働によって、相互に圧接する部分を増大させることができるので、ペダルブラケットに対して支持軸を、より強固に取り付けることができる。又、当該車両用操作ペダル装置によれば、操作ペダル等の交換の為に支持軸をペダルブラケットから取り外す場合であっても、支持軸を引き抜く作業を行うだけでよい為、この場合における作業性も向上させることができる。
又、本発明の他の側面に係る車両用操作ペダル装置は、請求項1に記載の車両用操作ペダル装置であって、前記軸側溝部は、前記軸方向に直交する断面に関する前記軸側溝部の内側の断面積に関し、前記第2挿通孔に対する前記支持軸の挿入方向の下流側ほど大きくなるように形成されていることを特徴とする。
当該車両用操作ペダル装置において、前記軸側溝部は、前記軸方向に直交する断面に関する前記軸側溝部の内側の断面積に関し、前記第2挿通孔に対する前記支持軸の挿入方向の下流側ほど大きくなるように形成されている。当該車両用操作ペダル装置によれば、支持軸の端部を第2挿通孔に圧入する際に、軸側溝部内に突条部を容易に進入させることができ、ペダルブラケットに対する支持軸の取付作業性を向上させることができる。又、当該車両用操作ペダル装置によれば、前記軸側溝部の内側の断面積に関し、前記第2挿通孔に対する前記支持軸の挿入方向の下流側ほど大きくなるように形成されている為、支持軸を第2挿通孔に挿入していくほど、軸側溝部の内面と突条部との圧接を強固なものにすることができ、所望の圧入度合を容易に実現できる。
本発明の他の側面に係る車両用操作ペダル装置は、請求項1又は請求項2に記載の車両用操作ペダル装置であって、前記突条部は、前記板厚方向に直交する断面に関する前記突条部の断面積に関し、前記第2側板の板厚方向へ前記第1側板に近づくほど小さくなるように形成されていることを特徴とする。
当該車両用操作ペダル装置において、前記突条部は、前記板厚方向に直交する断面に関する前記突条部の断面積に関し、前記第2側板の板厚方向へ前記第1側板に近づくほど小さくなるように形成されている。当該車両用操作ペダル装置によれば、支持軸の端部を第2挿通孔に圧入する際に、軸側溝部内に突条部を容易に進入させることができ、ペダルブラケットに対する支持軸の取付作業性を向上させることができる。又、当該車両用操作ペダル装置によれば、前記板厚方向に直交する断面に関する前記突条部の断面積に関し、前記第2側板の板厚方向へ前記第1側板に近づくほど小さくなるように形成されている為、支持軸を第2挿通孔に挿入していくほど、突条部と軸側溝部の内面との圧接を強固なものにすることができ、所望の圧入度合を容易に実現できる。
又、本発明の一側面に係る車両用操作ペダル装置は、第1側板と、前記第1側板に対して車幅方向に所定の間隔を隔てて配設された第2側板とを有するペダルブラケットと、
前記第1側板と前記第2側板の間において前記ペダルブラケットに対して回動可能に配設される操作ペダルと、前記第1側板及び前記第2側板にわたって配設され、前記操作ペダルを回動可能に支持する合成樹脂製の支持軸と、を有する車両用操作ペダル装置であって、前記支持軸は、前記第1側板に形成された第1挿通孔を挿通すると共に、前記第2側板に形成された第2挿通孔に圧入され、前記第2挿通孔に圧入される当該支持軸の端部には、当該支持軸の外周面から突出し当該支持軸の軸方向に沿って伸びる複数の軸側突条部を有しており、前記第2挿通孔は、前記第2挿通孔の外側に向かって窪み、前記第2側板の板厚方向に伸びると共に、前記支持軸の軸側突条部が夫々圧入される複数の固定溝を有していることを特徴とする。
当該車両用操作ペダル装置は、第1側板及び第2側板を有するペダルブラケットと、操作ペダルと、合成樹脂製の支持軸を有しており、ペダルブラケットに対して、操作ペダルを支持軸周りに回動可能に支持して構成されている。当該車両用操作ペダル装置において、前記支持軸は、前記第1側板に形成された第1挿通孔を挿通すると共に、前記第2側板に形成された第2挿通孔に圧入される。即ち、当該車両用操作ペダル装置によれば、第1側板の第1挿通孔、操作ペダル、第2側板の第2挿通孔の順で支持軸を挿通させる作業を行うことで、支持軸を第2挿通孔に圧入させることができ、もって、ペダルブラケットに対して支持軸を強固に結合させることができる。又、支持軸の端部には、複数の軸側突条部が形成されており、第2挿通孔に形成された固定溝の内部に夫々圧入される。従って、当該車両用操作ペダル装置によれば、支持軸の各軸側突条部と、第2挿通孔の各固定溝との協働によって、相互に圧接する部分を増大させることができるので、ペダルブラケットに対して支持軸を、より強固に取り付けることができる。又、当該車両用操作ペダル装置によれば、操作ペダル等の交換の為に支持軸をペダルブラケットから取り外す場合であっても、支持軸を引き抜く作業を行うだけでよい為、この場合における作業性も向上させることができる。
そして、本発明の他の側面に係る車両用操作ペダル装置は、請求項4に記載の車両用操作ペダル装置であって、前記軸側突条部は、前記軸方向に直交する断面に関する前記軸側突条部の断面積に関し、前記第2挿通孔に対する前記支持軸の挿入方向の下流側ほど小さくなるように形成されていることを特徴とする。
当該車両用操作ペダル装置において、前記軸側突条部は、前記軸方向に直交する断面に関する前記軸側突条部の断面積に関し、前記第2挿通孔に対する前記支持軸の挿入方向の下流側ほど小さくなるように形成されている。当該車両用操作ペダル装置によれば、支持軸の端部を第2挿通孔に圧入する際に、固定溝内に軸側突条部を容易に進入させることができ、ペダルブラケットに対する支持軸の取付作業性を向上させることができる。又、当該車両用操作ペダル装置によれば、前記軸側突条部の断面積に関し、前記第2挿通孔に対する前記支持軸の挿入方向の下流側ほど小さくなるように形成されている為、支持軸を第2挿通孔に挿入していくほど、軸側突条部と固定溝の内面との圧接を強固なものにすることができ、所望の圧入度合を容易に実現できる。
又、本発明の他の側面に係る車両用操作ペダル装置は、請求項4又は請求項5に記載の車両用操作ペダル装置であって、前記固定溝は、前記板厚方向に直交する断面に関する前記固定溝の内側の断面積に関し、前記第2側板の板厚方向へ前記第1側板に近づくほど大きくなるように形成されていることを特徴とする。
当該車両用操作ペダル装置において、前記固定溝は、前記板厚方向に直交する断面に関する前記固定溝の内側の断面積に関し、前記第2側板の板厚方向へ前記第1側板に近づくほど大きくなるように形成されている。当該車両用操作ペダル装置によれば、支持軸の端部を第2挿通孔に圧入する際に、固定溝内に軸側突条部を容易に進入させることができ、ペダルブラケットに対する支持軸の取付作業性を向上させることができる。又、当該車両用操作ペダル装置によれば、前記固定溝の内側の断面積に関し、前記第2側板の板厚方向へ前記第1側板に近づくほど大きくなるように形成されている為、支持軸を第2挿通孔に挿入していくほど、固定溝の内面と軸側突条部との圧接を強固なものにすることができ、所望の圧入度合を容易に実現できる。
そして、本発明の他の側面に係る車両用操作ペダル装置は、請求項4に記載の車両用操作ペダル装置であって、前記軸側突条部は、前記軸方向に直交する断面に関する前記軸側突条部の断面積に関し、前記支持軸の挿入方向の下流側ほど大きくなるように形成された第1突条部と、前記第1突条部に対して前記挿入方向下流側に位置すると共に、前記軸方向に直交する断面に関する前記軸側突条部の断面積に関し、前記支持軸の挿入方向の下流側ほど小さくなるように形成された第2突条部とを有し、前記固定溝は、前記板厚方向に直交する断面に関する前記固定溝の内側の断面積に関し、前記第2側板の板厚方向へ前記第1側板に近づくほど小さくなるように形成されていることを特徴とする。
当該車両用操作ペダル装置において、軸側突条部は、第1突条部と、第1突条部に対して前記挿入方向下流側に位置する第2突条部とを有している。そして、第2突条部は、前記軸側突条部の断面積に関し、前記支持軸の挿入方向の下流側ほど小さくなるように形成されている。当該車両用操作ペダル装置によれば、支持軸の端部を第2挿通孔に圧入する際に、固定溝内に軸側突条部の第2突条部を容易に進入させることができ、ペダルブラケットに対する支持軸の取付作業性を向上させることができる。又、当該車両用操作ペダル装置において、軸側突条部の第1突条部は、軸側突条部の断面積に関し、前記支持軸の挿入方向の下流側ほど大きくなるように形成されており、第2挿通孔の固定溝は、前記固定溝の内側の断面積に関し、前記第2側板の板厚方向へ前記第1側板に近づくほど小さくなるように形成されている。これにより、当該車両用操作ペダル装置によれば、支持軸に対して第2挿通孔から引き抜く方向への荷重が偶発的に作用した場合であっても、第1突条部と固定溝の内面との協働によって、引き抜く方向とは逆向きの荷重を支持軸に作用させることができ、ペダルブラケット及び操作ペダルからの支持軸の偶発的に引き抜きを抑制することができる。そして、操作ペダル等の交換の為に支持軸をペダルブラケットから取り外す場合においては、第1突条部と固定溝の内面との協働によって生じる荷重を考慮した更に大きな力を支持軸に作用させて、支持軸を引き抜く作業を行うだけでよい為、この場合における作業性も向上させることができる。
この発明は、第1側板及び第2側板を有するペダルブラケットと、操作ペダルと、合成樹脂製の支持軸を有しており、ペダルブラケットに対して、操作ペダルを支持軸周りに回動可能に支持して構成されている。前記支持軸は、前記第1側板に形成された第1挿通孔を挿通すると共に、前記第2側板に形成された第2挿通孔に圧入される。第1側板の第1挿通孔、操作ペダル、第2側板の第2挿通孔の順で支持軸を挿通させる作業を行うことで、支持軸を第2挿通孔に圧入させることができ、もって、ペダルブラケットに対して支持軸を強固に結合させ得る。又、支持軸の端部には、複数の軸側溝部が形成されており、各軸側溝部の内部には、第2側板の第2挿通孔に形成された突条部が夫々圧入される。従って、支持軸の各軸側溝部と、第2挿通孔の各突条部との協働によって、相互に圧接する部分を増大させることができ、ペダルブラケットに対して支持軸を、より強固に取り付けることができる。
第1実施形態に係る操作ペダル装置の概略構成を示す外観斜視図である。 第1実施形態に係るペダル支持軸を示す外観斜視図である。 ペダルブラケットの第2側板及び第2挿通孔を示す側面図である。 第1実施形態に係るペダルブラケットにペダル支持軸を取り付ける前の状態を示す断面図である。 第1実施形態に係るペダルブラケットにペダル支持軸を取り付けた状態を示す断面図である。 第2実施形態に係るペダル支持軸を示す外観斜視図である。 第2実施形態に係る第2挿通孔の構成を示す要部拡大図である。 第2実施形態に係るペダルブラケットにペダル支持軸を取り付ける前の状態を示す断面図である。 第2実施形態に係るペダルブラケットにペダル支持軸を取り付けた状態を示す断面図である。 第3実施形態に係るペダル支持軸を示す外観斜視図である。 第3実施形態に係る第2挿通孔の構成を示す要部拡大図である。 第3実施形態に係るペダルブラケットにペダル支持軸を取り付ける前の状態を示す断面図である。 第3実施形態に係るペダルブラケットにペダル支持軸を取り付けた状態を示す断面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明に係る車両用操作ペダル装置を、車両のクラッチ操作に用いられる操作ペダル装置1に適用した実施形態(第1実施形態)について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
(操作ペダル装置の概略構成)
先ず、第1実施形態に係る操作ペダル装置1の概略構成について、図1を参照しつつ詳細に説明する。第1実施形態に係る操作ペダル装置1は、エンジンルームと車室内とを区切るダッシュパネル等の車体部材に固設されており、ペダルブラケット5と、操作ペダル20と、ペダル支持軸30とを有している。当該操作ペダル装置1は、操作ペダル20の踏込み操作によって当該操作ペダル20が回動した場合に、コントロールケーブル又は油圧回路(図示せず)を介して、クラッチの断接機構に伝達され、車両に搭載されたクラッチを動作させるように構成されている。
ペダルブラケット5は、合成樹脂(例えば、PA66 ナイロン)によって構成されており、車両前側部分において、ダッシュパネルの車室側に対してボルト等を用いて固定されている。図1、図3等に示すように、ペダルブラケット5は、車両後方側に向かって伸びる略平板状の第1側板10と、車幅方向へ第1側板から所定距離離間した位置で、第1側板と対向するように形成された第2側板15とを有している。ペダルブラケット5の具体的な構成については、後に図面を参照しつつ詳細に説明する。
そして、操作ペダル20は、合成樹脂(例えば、PA66 ナイロン)によって構成されており、ペダルブラケット5の第1側板10と第2側板15の間において、ペダル支持軸30によって、その上部を回動可能に支持されている。操作ペダル20の下端部には、踏部21が形成されており、踏部21は、運転者による踏込み操作を行う際に利用される。そして、当該操作ペダル20は、踏部21を利用して踏み込まれた場合、ペダル支持軸30を中心に車両前側へ回動する。
そして、ペダル支持軸30は、合成樹脂(例えば、PA66 ナイロン)によって略円柱状の軸部材として形成されており、ペダルブラケット5の第1側板10と第2側板15に亘って、略水平で且つ車幅方向と略平行に伸びるように配設される。ペダル支持軸30は、所定の挿入方向I(即ち、第1側板10に形成された第1挿通孔11、操作ペダル20の上部、第2側板15に形成された第2挿通孔16の順となる挿入方向)で、ペダルブラケット5に対して配設される(図1参照)。ペダル支持軸30の具体的構成については、図面を参照しつつ詳細に説明する。
(ペダル支持軸の概略構成)
第1実施形態に係るペダル支持軸30の具体的構成について、図面を参照しつつ詳細に説明する。ペダル支持軸30は、合成樹脂(例えば、PA66 ナイロン)によって構成されており、図2に示すように、フランジ部31と、複数の軸側溝32とを有している。当該ペダル支持軸30の軸部分は、所定の支持軸基準外径Rを直径として形成された略円柱形状を為す。そして、フランジ部31は、ペダル支持軸30の挿入方向I上流側の端部において、ペダル支持軸30の軸部分から径方向外側に向かって突出するように形成されている。
そして、複数の軸側溝32は、ペダル支持軸30の挿入方向I下流側の端部において、ペダル支持軸30の外周面から軸心に向かって窪むように形成されている。複数の軸側溝32は、ペダル支持軸30の外周面において、周方向に一定の間隔を隔てて形成されており、ペダル支持軸30の軸方向に沿って延びる溝状に形成されている(図2参照)。
各軸側溝32は、ペダル支持軸30の軸方向に直交する断面についての前記軸側溝32の内側の断面積に関し、ペダル支持軸30の挿入方向Iの下流側ほど大きくなるように形成されている。具体的に説明すると、第1実施形態においては、各軸側溝32の深さは、挿入方向I上流側から下流側の端部へむかうにつれて、より深くなるように形成されている。そして、各軸側溝32の内部における幅方向は、挿入方向Iに関わらず一定の幅を有している。
尚、各軸側溝32の挿入方向I上流側の端部における深さは、所定の第1溝深さDaを為しており、挿入方向I下流側の端部における深さは、第1溝深さDaよりも大きな値を示す第2溝深さDbを為している(図4等参照)。従って、各軸側溝32の底部分は、挿入方向I下流側ほど、軸心に近付くように傾斜したテーパ面となる。
(ペダルブラケットの概略構成)
第1実施形態に係るペダルブラケット5の具体的構成について、図面を参照しつつ詳細に説明する。ペダルブラケット5は、合成樹脂(例えば、PA66 ナイロン)によって構成されており、図1、図3に示すように、車両後方側へ延出されると共に相互に対向する略平板状の第1側板10と、第2側板15とを有している。
第1側板10は、ペダルブラケット5における一対の側板の内、ペダル支持軸30の挿入方向I上流側に位置する側板であり、車両後方側へ向かって延び出している。当該第1側板10には、第1挿通孔11が形成されており、当該第1挿通孔11には、ペダルブラケット5に対して操作ペダル20の上部を回動可能に支持する際に、ペダル支持軸30の挿入方向I上流側の端部(フランジ部31近傍)が挿通される。
そして、第2側板15は、ペダルブラケット5における一対の側板の内、ペダル支持軸30の挿入方向I下流側に位置する側板であり、車両後方側へ向かって延び出している。第2側板15は、第1側板10に対して所定距離(即ち、操作ペダル20の上部における幅寸法)分、離間している。
当該第2側板15には、第1側板10の第1挿通孔11と対向する位置に第2挿通孔16が形成されており、当該第2挿通孔16の内周面には、複数の突条部17が形成されている。第2挿通孔16は、その内径がペダル支持軸30の支持軸基準外径Rと略等しい挿通孔基準内径Diとなるように形成されている。第2挿通孔16には、ペダルブラケット5に対して操作ペダル20の上部を回動可能に支持する際に、ペダル支持軸30の挿入方向I下流側の端部(軸側溝32の形成部分)が圧入される。
図3に示すように、複数の突条部17は、第2側板15の第2挿通孔16内周面において、当該第2挿通孔16の内周面から第2挿通孔16の中心方向に突出するように形成されており、第2側板15の板厚方向に沿って伸びている。複数の突条部17は、第2挿通孔16の内周面において、周方向に一定の間隔を隔てて形成されており、上述したペダル支持軸30の各軸側溝32に対応するように形成されている。従って、第2挿通孔16に対してペダル支持軸30を挿入する場合、各突条部17は、ペダル支持軸30の各軸側溝32に圧入される(図5参照)。
そして、各突条部17は、第2側板15の板厚方向に直交する断面についての前記突条部17の断面積に関し、第2側板15の板厚方向へ第1側板10に近づくほど小さくなるように形成されている。言い換えると、突条部17の断面積は、ペダル支持軸30の挿入方向I下流側ほど大きくなるように形成されている。具体的に説明すると、第1実施形態においては、第2挿通孔16の内周面に対する各突条部17の突出量は、第2側板15の板厚方向における第1側板10側へ近づくにつれて、より小さくなるように形成されている。そして、各突条部17の幅方向は、第2側板15の板厚方向に関わらず一定の幅を有している。
尚、第2挿通孔16内周面に対する各突条部17の突出量は、突条部17における第1側板10側の端部において、所定の第1突出量Paを為しており、突条部17におけるペダルブラケット5の外側の端部では、第1突出量Paよりも大きな値を示す第2突出量Pbを為している(図4、図5参照)。従って、各突条部17の端面は、第2側板15の板厚方向における第1側板10側ほど、第2挿通孔16の中心から離間するように傾斜したテーパ面となる。
そして、第1実施形態において、第2挿通孔16における各突条部17の断面積は、ペダル支持軸30における各軸側溝32の断面積よりもやや大きくなるように形成されている。従って、第2挿通孔16に対してペダル支持軸30を圧入させた場合に、各突条部17の表面は、各軸側溝32の内面に対して圧接されることとなり、ペダルブラケット5に対してペダル支持軸30を強固に結合させることができる。
(ペダルブラケットに対する操作ペダルの取付作業)
続いて、第1実施形態に係る操作ペダル装置1において、ペダル支持軸30を用いて、ペダルブラケット5に操作ペダル20を回動可能に取り付ける作業について、図4、図5を参照しつつ詳細に説明する。
尚、図4は、第1実施形態に係る操作ペダル装置1において、ペダル支持軸30を用いて、ペダルブラケット5に対する操作ペダル20の取付作業の直前の状態を示す断面図であり、図5は、取付作業後の状態を示す断面図である。図4、図5は、何れも、ペダル支持軸30の軸心に沿った断面を示しており、図示の関係上、操作ペダル20を省略して示している。そして、図4、図5の何れの場合においても、ペダルブラケット5の第1側板10と、第2側板15との間に、操作ペダル20の上部が配置されているものとし、操作ペダル20の上部に形成された支持穴が、第1側板10の第1挿通孔11と、第2側板15の第2挿通孔16を結ぶ直線上に位置しているものとする。
第1側板10と第2側板15の間に、操作ペダル20の上部が位置する状態において、第1側板10側から挿入方向Iに従って、ペダル支持軸30を、第1側板10、操作ペダル20、第2側板15に対して挿入する(図1、図4参照)。第1側板10の第1挿通孔11、操作ペダル20の支持穴を挿通した状態で、ペダル支持軸30を挿入方向Iへ移動させていくと、ペダル支持軸30の端部は、第2側板15の第2挿通孔16内に進入していく。
上述したように、第2挿通孔16の各突条部17は、第2側板15の板厚方向における第1側板10側の端部の断面積が最も小さく、ペダル支持軸30の各軸側溝32において、挿入方向I下流側の端部における内部の断面積が最も大きく形成されている(図4、図5参照)。従って、第2挿通孔16に対してペダル支持軸30の端部を圧入させる際に、第2挿通孔16の各突条部17を、ペダル支持軸30の各軸側溝32の内部に容易に進入させることができる。
又、第2挿通孔16の各突条部17は、第2側板15の板厚方向における第1側板10側ほど、その断面積が小さくなるように形成されており、ペダル支持軸30の各軸側溝32は、挿入方向I下流側ほど、その内部の断面積が大きくなるように形成されている(図4、図5参照)。この為、ペダル支持軸30を挿入方向Iへ更に移動させていくほど、第2挿通孔16の各突条部17表面と、ペダル支持軸30の各軸側溝32の内面とを、強く圧接させることができ、もって、ペダルブラケット5の第1側板10、第2側板15に対して、ペダル支持軸30を圧入して強く結合させることができる。
これにより、第1実施形態に係る操作ペダル装置1によれば、ペダルブラケット5の第1側板10、第2側板15に対して、ペダル支持軸30を挿入方向Iへ移動させる作業を行うことで、ペダル支持軸30を用いて、ペダルブラケット5に操作ペダル20を回動可能に軸支させることができ、ペダルブラケット5に操作ペダル20を取り付ける際の作業性を向上させることができる。ペダル支持軸30の各軸側溝32と、第2挿通孔16の各突条部17が嵌合している為、当該操作ペダル装置1によれば、ペダル支持軸30が軸心周りに回転することを防止できる。
次に、第1実施形態に係る操作ペダル装置1において、操作ペダル20の交換が生じた場合について説明する。この場合、作業者は、操作ペダル20をペダルブラケット5に回動可能に支持しているペダル支持軸30を取り外す。具体的には、作業者は、第2挿通孔16に対するペダル支持軸30の結合を考慮した力で、ペダル支持軸30を、挿入方向Iとは逆方向へ移動させることで、ペダルブラケット5及び操作ペダル20から、ペダル支持軸30を引き抜く。
当該操作ペダル装置1によれば、操作ペダル20の交換等に際しても、挿入方向Iとは逆方向にペダル支持軸30を移動させて、ペダル支持軸30を引き抜くだけで、ペダルブラケット5から操作ペダル20、ペダル支持軸30を取り外すことができ、もって、操作ペダル20の交換時における作業性を向上させることができる。
以上説明したように、第1実施形態に係る操作ペダル装置1は、第1側板10及び第2側板15を有するペダルブラケット5と、操作ペダル20と、合成樹脂製のペダル支持軸30を有しており、ペダルブラケット5に対して、操作ペダル20をペダル支持軸30に回動可能に支持して構成されている。当該操作ペダル装置1において、前記ペダル支持軸30は、前記第1側板10に形成された第1挿通孔11を挿通すると共に、前記第2側板15に形成された第2挿通孔16に圧入される(図5参照)。即ち、当該操作ペダル装置1によれば、第1側板10の第1挿通孔11、操作ペダル20、第2側板15の第2挿通孔16の順で、ペダル支持軸30を挿通させる作業を行うことで、ペダル支持軸30を第2挿通孔16に圧入させることができ、もって、ペダルブラケット5に対してペダル支持軸30を強固に結合させることができる(図4、図5参照)。
又、第1実施形態において、ペダル支持軸30の端部には、複数の軸側溝32が形成されており(図2参照)、各軸側溝32の内部には、第2側板15の第2挿通孔16に形成された突条部17が夫々圧入される。従って、当該操作ペダル装置1によれば、ペダル支持軸30の各軸側溝32と、第2挿通孔16の各突条部17との協働によって、相互に圧接する部分を増大させることができるので、ペダルブラケット5に対してペダル支持軸30を、より強固に取り付けることができる。又、当該操作ペダル装置1によれば、操作ペダル20等の交換の為にペダル支持軸30をペダルブラケット5から取り外す場合であっても、ペダル支持軸30を引き抜く作業を行うだけでよい為、この場合における作業性も向上させることができる。
図4、図5に示すように、第1実施形態における各軸側溝32は、ペダル支持軸30の軸方向に直交する断面に関する軸側溝32の内側の断面積に関し、ペダル支持軸30の挿入方向Iの下流側の端部が最も大きくなるように形成されている。従って、当該操作ペダル装置1によれば、ペダル支持軸30の端部を第2挿通孔16に圧入する際に、軸側溝32内に突条部17を容易に進入させることができ、ペダルブラケット5に対するペダル支持軸30の取付作業性を向上させることができる。又、当該操作ペダル装置1によれば、前記軸側溝32の内側の断面積に関し、前記第2挿通孔16に対するペダル支持軸30の挿入方向Iの下流側ほど大きくなるように形成されている為、ペダル支持軸30を第2挿通孔16に挿入していくほど、軸側溝32の内面と突条部17との圧接を強固なものにすることができ、所望の圧入度合を容易に実現できる。
第1実施形態に係る突条部17は、前記第2側板15の板厚方向に直交する断面に関する前記突条部17の断面積に関し、前記第2側板15の板厚方向における前記第1側板10の端部が最も小さく形成されている(図4、図5参照)。従って、ペダル支持軸30の端部を第2挿通孔16に圧入する際に、ペダル支持軸30の軸側溝32内に突条部17を容易に進入させることができ、ペダルブラケット5に対するペダル支持軸30の取付作業性を向上させることができる。又、当該操作ペダル装置1によれば、前記板厚方向に直交する断面に関する前記突条部17の断面積に関し、前記第2側板15の板厚方向へ前記第1側板10に近づくほど小さくなるように形成されている為、ペダル支持軸30を第2挿通孔16に挿入していくほど、突条部17と軸側溝32の内面との圧接を強固なものにすることができ、所望の圧入度合を容易に実現できる。
(第2実施形態)
次に、上述した第1実施形態と異なる実施形態(第2実施形態)に係る操作ペダル装置1について、図面を参照しつつ詳細に説明する。尚、第2実施形態に係る操作ペダル装置1は、第1挿通孔11の構成、ペダル支持軸30の構成を除き、上述した第1実施形態に係る操作ペダル装置1と同様の構成を有している。従って、以下の説明においては、第1実施形態と同様の構成についての説明を省略し、相違する構成について詳細に説明する。
(第2実施形態に係る操作ペダル装置の概略構成)
第2実施形態に係る操作ペダル装置1は、ダッシュパネル等の車体部材に固設されており、第1実施形態と同様に、ペダルブラケット5と、操作ペダル20と、ペダル支持軸30とを有している。当該操作ペダル装置1においても、操作ペダル20は、ペダルブラケット5の第1側板10と第2側板15との間において、ペダル支持軸30によって回動可能に支持されている。
(第2実施形態に係るペダル支持軸の概略構成)
次に、第2実施形態に係る操作ペダル装置1に用いられるペダル支持軸30の具体的構成について図面を参照しつつ詳細に説明する。第2実施形態に係るペダル支持軸30は、第1実施形態と同様に、合成樹脂(例えば、PA66 ナイロン)によって構成されており、図6に示すように、フランジ部31と、複数の軸側突条部33とを有している。当該ペダル支持軸30の軸部分は、所定の支持軸基準外径Rを直径として形成された略円柱形状を為す。そして、フランジ部31は、ペダル支持軸30の挿入方向I上流側の端部において、ペダル支持軸30の軸部分から径方向外側に向かって突出するように形成されている。
複数の軸側突条部33は、ペダル支持軸30の挿入方向I下流側の端部において、ペダル支持軸30の外周面から径方向外側に向かって突出するように形成されている。複数の軸側突条部33は、ペダル支持軸30の外周面において、周方向に一定の間隔を隔てて形成されており、ペダル支持軸30の軸方向に沿って延びるように形成されている(図6参照)。
各軸側突条部33は、ペダル支持軸30の軸方向に直交する断面についての前記軸側突条部33の断面積に関し、前記第2挿通孔16に対するペダル支持軸30の挿入方向Iの下流側ほど小さくなるように形成されている。具体的に説明すると、第2実施形態においては、各軸側突条部33の高さ(即ち、ペダル支持軸30の外周面からの突出量)は、挿入方向I上流側から下流側の端部へむかうにつれて、より小さくなるように形成されている。そして、各軸側突条部33の幅方向は、挿入方向Iに関わらず、一定の幅を有している。
尚、各軸側突条部33の挿入方向I上流側の端部における高さは、所定の第1突条高Hxを為しており、挿入方向I下流側の端部における高さは、第1突条高Hxよりも小さな値を示す第2突条高Hyを為している(図8、図9参照)。従って、各軸側突条部33の端面は、挿入方向I下流側ほど、軸心に近付くように傾斜したテーパ面となる。
(第2実施形態に係るペダルブラケットの概略構成)
次に、第2実施形態に係る操作ペダル装置1を構成するペダルブラケット5の具体的構成について、図面を参照しつつ詳細に説明する。第2実施形態に係るペダルブラケット5は、第1実施形態と同様に、合成樹脂(例えば、PA66 ナイロン)によって構成されており、車両後方側へ延出されると共に相互に対向する略平板状の第1側板10と、第2側板15とを有している。そして、第1側板10には、ペダル支持軸30によって挿通される第1挿通孔11が形成されており、第2側板15には、ペダル支持軸30の端部が圧入される第2挿通孔16が形成されている。
当該第2挿通孔16は、第2側板15において、第1側板10の第1挿通孔11と対向する位置に形成されており、当該第2挿通孔16の内周面には、複数の固定溝18が形成されている(図7参照)。そして、第2挿通孔16は、第1実施形態と同様に、その内径がペダル支持軸30の支持軸基準外径Rと略等しい挿通孔基準内径Diとなるように形成されている。
図7、図8に示すように、複数の固定溝18は、第2側板15の第2挿通孔16内周面において、当該第2挿通孔16の内周面から径方向外側に向かって窪むように形成されており、第2側板15の板厚方向に沿って伸びている。複数の固定溝18は、第2挿通孔16の内周面において、周方向に一定の間隔を隔てて形成されており、上述したペダル支持軸30の各軸側突条部33に対応するように形成されている。従って、第2挿通孔16に対してペダル支持軸30を挿入する場合、各固定溝18には、ペダル支持軸30の各軸側突条部33が圧入される(図9参照)。
そして、各固定溝18は、第2側板15の板厚方向に直交する断面についての固定溝18の内側の断面積に関し、第2側板15の板厚方向へ第1側板10に近づくほど大きくなるように形成されている(図8参照)。具体的に説明すると、第2実施形態においては、第2挿通孔16の内周面に対する固定溝18の深さは、第2側板15の板厚方向における第1側板10側へ近づくにつれて、より大きくなるように形成されている。そして、各固定溝18の幅方向は、第2側板15の板厚方向に関わらず一定の幅を有している。
尚、第2挿通孔16内周面に対する各固定溝18の深さは、固定溝18における第1側板10側の端部において、所定の第1固定溝深さDxを為しており、固定溝18におけるペダルブラケット5の外側の端部では、第1固定溝深さDxよりも小さな値を示す第2固定溝深さDyを為している(図7〜図9参照)。従って、各固定溝18の底面は、第2側板15の板厚方向における第1側板10側ほど、第2挿通孔16の中心から離間するように傾斜したテーパ面となる。
そして、第2実施形態において、ペダル支持軸30における各軸側突条部33の断面積は、第2挿通孔16における各固定溝18の断面積よりもやや大きくなるように形成されている。従って、第2挿通孔16に対してペダル支持軸30を圧入させた場合に、各軸側突条部33の表面は、各固定溝18の内面に対して圧接されることとなり、ペダルブラケット5に対してペダル支持軸30を強固に結合させることができる。
(第2実施形態に係るペダルブラケットに対する操作ペダルの取付作業)
続いて、第2実施形態に係る操作ペダル装置1において、ペダル支持軸30を用いて、ペダルブラケット5に操作ペダル20を回動可能に取り付ける作業について、図8、図9を参照しつつ詳細に説明する。
尚、図8は、第2実施形態に係る操作ペダル装置1において、ペダル支持軸30を用いて、ペダルブラケット5に対する操作ペダル20の取付作業の直前の状態を示す断面図であり、図9は、取付作業後の状態を示す断面図である。図8、図9は、何れも、ペダル支持軸30の軸心に沿った断面を示しており、図示の関係上、操作ペダル20を省略して示している。そして、図8、図9の何れの場合においても、ペダルブラケット5の第1側板10と、第2側板15との間に、操作ペダル20の上部が配置されているものとし、操作ペダル20の上部に形成された支持穴が、第1側板10の第1挿通孔11と、第2側板15の第2挿通孔16を結ぶ直線上に位置しているものとする。
第2実施形態においても、第1側板10と第2側板15の間に、操作ペダル20の上部が位置する状態において、第1側板10側から挿入方向Iに従って、ペダル支持軸30を、第1側板10、操作ペダル20、第2側板15に対して挿入する(図8参照)。第1側板10の第1挿通孔11、操作ペダル20の支持穴を挿通した状態で、ペダル支持軸30を挿入方向Iへ移動させていくと、ペダル支持軸30の端部は、第2側板15の第2挿通孔16内に進入していく。
上述したように、第2挿通孔16の各固定溝18内部の断面積は、第2側板15の板厚方向における第1側板10側の端部が最も大きく、ペダル支持軸30の各軸側突条部33において、挿入方向I下流側の端部における断面積が最も小さくなるように形成されている(図8、図9参照)。従って、第2挿通孔16に対してペダル支持軸30の端部を圧入させる際に、ペダル支持軸30の各軸側突条部33を、第2挿通孔16の各固定溝18の内部に容易に進入させることができる。
又、第2挿通孔16の各固定溝18は、第2側板15の板厚方向における第1側板10側ほど、その内部の断面積が大きくなるように形成されており、ペダル支持軸30の各軸側突条部33は、挿入方向I下流側ほど、その断面積が小さくなるように形成されている(図8、図9参照)。この為、ペダル支持軸30を挿入方向Iへ更に移動させていくほど、第2挿通孔16の各固定溝18の内面と、ペダル支持軸30の各軸側突条部33の表面とを、強く圧接させることができ、もって、ペダルブラケット5の第1側板10、第2側板15に対して、ペダル支持軸30を圧入して強く結合させることができる。
これにより、第2実施形態に係る操作ペダル装置1によれば、第1実施形態と同様に、ペダルブラケット5の第1側板10、第2側板15に対して、ペダル支持軸30を挿入方向Iへ移動させる作業を行うことで、ペダル支持軸30を用いて、ペダルブラケット5に操作ペダル20を回動可能に軸支させることができ、ペダルブラケット5に操作ペダル20を取り付ける際の作業性を向上させることができる。ペダル支持軸30の各軸側突条部33と、第2挿通孔16の各固定溝18が嵌合している為、当該操作ペダル装置1によれば、ペダル支持軸30が軸心周りに回転することを防止できる。
次に、第2実施形態に係る操作ペダル装置1において、操作ペダル20の交換が生じた場合について説明する。この場合、作業者は、操作ペダル20をペダルブラケット5に回動可能に支持しているペダル支持軸30を取り外す。具体的には、作業者は、第2挿通孔16に対するペダル支持軸30の結合を考慮した力で、ペダル支持軸30を、挿入方向Iとは逆方向へ移動させることで、ペダルブラケット5及び操作ペダル20から、ペダル支持軸30を引き抜く。
当該操作ペダル装置1によれば、操作ペダル20の交換等に際しても、挿入方向Iとは逆方向にペダル支持軸30を移動させて、ペダル支持軸30を引き抜くだけで、ペダルブラケット5から操作ペダル20、ペダル支持軸30を取り外すことができ、もって、操作ペダル20の交換時における作業性を向上させることができる。
以上説明したように、第2実施形態に係る操作ペダル装置1は、第1側板10及び第2側板15を有するペダルブラケット5と、操作ペダル20と、合成樹脂製のペダル支持軸30を有しており、ペダルブラケット5に対して、操作ペダル20をペダル支持軸30に回動可能に支持して構成されている。当該操作ペダル装置1において、前記ペダル支持軸30は、前記第1側板10に形成された第1挿通孔11を挿通すると共に、前記第2側板15に形成された第2挿通孔16に圧入される(図9参照)。即ち、当該操作ペダル装置1によれば、第1側板10の第1挿通孔11、操作ペダル20、第2側板15の第2挿通孔16の順で、ペダル支持軸30を挿通させる作業を行うことで、ペダル支持軸30を第2挿通孔16に圧入させることができ、もって、ペダルブラケット5に対してペダル支持軸30を強固に結合させることができる(図8、図9参照)。
又、第2実施形態において、ペダル支持軸30の端部には、複数の軸側突条部33が形成されており(図6参照)、各軸側突条部33は、第2側板15の第2挿通孔16に形成された固定溝18の内部に夫々圧入される。従って、当該操作ペダル装置1によれば、ペダル支持軸30の各軸側突条部33と、第2挿通孔16の各固定溝18との協働によって、相互に圧接する部分を増大させることができるので、ペダルブラケット5に対してペダル支持軸30を、より強固に取り付けることができる。又、当該操作ペダル装置1によれば、操作ペダル20等の交換の為にペダル支持軸30をペダルブラケット5から取り外す場合であっても、ペダル支持軸30を引き抜く作業を行うだけでよい為、この場合における作業性も向上させることができる。
図8、図9に示すように、第2実施形態における各軸側突条部33は、ペダル支持軸30の軸方向に直交する断面に関する軸側突条部33の断面積に関し、ペダル支持軸30の挿入方向Iの下流側の端部が最も小さく形成されている。従って、当該操作ペダル装置1によれば、ペダル支持軸30の端部を第2挿通孔16に圧入する際に、軸側突条部33を固定溝18の内部へ容易に進入させることができ、ペダルブラケット5に対するペダル支持軸30の取付作業性を向上させることができる。又、当該操作ペダル装置1によれば、前記軸側突条部33の断面積に関し、前記第2挿通孔16に対するペダル支持軸30の挿入方向Iの下流側ほど小さくなるように形成されている為、ペダル支持軸30を第2挿通孔16に挿入していくほど、軸側突条部33と固定溝18の内面との圧接を強固なものにすることができ、所望の圧入度合を容易に実現できる。
第2実施形態に係る固定溝18は、前記第2側板15の板厚方向に直交する断面に関する前記突条部17の内部の断面積に関し、前記第2側板15の板厚方向における前記第1側板10の端部が最も大きく形成されている(図8、図9参照)。従って、ペダル支持軸30の端部を第2挿通孔16に圧入する際に、ペダル支持軸30の軸側突条部33を、第2挿通孔16の固定溝18内に容易に進入させることができ、ペダルブラケット5に対するペダル支持軸30の取付作業性を向上させることができる。又、当該操作ペダル装置1によれば、前記板厚方向に直交する断面に関する前記固定溝18の内部の断面積に関し、前記第2側板15の板厚方向へ前記第1側板10に近づくほど大きくなるように形成されている為、ペダル支持軸30を第2挿通孔16に挿入していくほど、固定溝18の内面と軸側突条部33との圧接を強固なものにすることができ、所望の圧入度合を容易に実現できる。
(第3実施形態)
続いて、上述した第1実施形態、第2実施形態と異なる実施形態(第3実施形態)に係る操作ペダル装置1の概略構成について、図面を参照しつつ詳細に説明する。尚、第3実施形態に係る操作ペダル装置1は、第1挿通孔11の構成、ペダル支持軸30の構成を除き、上述した第1実施形態、第2実施形態に係る操作ペダル装置1と同様の構成を有している。従って、以下の説明においては、第1実施形態、第2実施形態と同様の構成についての説明を省略し、相違する構成について詳細に説明する。
(第3実施形態に係る操作ペダル装置の概略構成)
第3実施形態に係る操作ペダル装置1は、第1実施形態、第2実施形態と同様に、ダッシュパネル等の車体部材に固設されており、第1実施形態と同様に、ペダルブラケット5と、操作ペダル20と、ペダル支持軸30とを有している。当該操作ペダル装置1においても、操作ペダル20は、ペダルブラケット5の第1側板10と第2側板15との間において、ペダル支持軸30によって回動可能に支持されている。
(第3実施形態に係るペダル支持軸の概略構成)
次に、第3実施形態に係る操作ペダル装置1に用いられるペダル支持軸30の具体的構成について図面を参照しつつ詳細に説明する。第3実施形態に係るペダル支持軸30は、第1実施形態、第2実施形態と同様に、合成樹脂(例えば、PA66 ナイロン)によって構成されており、図10に示すように、フランジ部31と、複数の軸側突条部33とを有している。当該ペダル支持軸30の軸部分は、所定の支持軸基準外径Rを直径として形成された略円柱形状を為す。そして、フランジ部31は、ペダル支持軸30の挿入方向I上流側の端部において、ペダル支持軸30の軸部分から径方向外側に向かって突出するように形成されている。
第3実施形態においても、複数の軸側突条部33は、ペダル支持軸30の挿入方向I下流側の端部において、ペダル支持軸30の外周面から径方向外側に向かって突出するように形成されている。複数の軸側突条部33は、ペダル支持軸30の外周面において、周方向に一定の間隔を隔てて形成されており、ペダル支持軸30の軸方向に沿って延びるように形成されている(図10参照)。
ここで、第3実施形態に係る軸側突条部33は、当該軸側突条部33における挿入方向I上流側部分を構成する第1突条部34と、当該軸側突条部33における挿入方向I下流側部分を構成する第2突条部35とを有して構成されている。各軸側突条部33における第1突条部34は、ペダル支持軸30の軸方向に直交する断面についての前記軸側突条部33の断面積に関し、前記第2挿通孔16に対するペダル支持軸30の挿入方向Iの下流側ほど大きくなるように形成されている。具体的に説明すると、第3実施形態においては、各第1突条部34の高さ(即ち、ペダル支持軸30の外周面からの突出量)は、挿入方向I上流側から下流側の端部へむかうにつれて、より大きくなるように形成されている。そして、各第1突条部34の幅方向は、挿入方向Iに関わらず、一定の幅を有している。
尚、各第1突条部34の挿入方向I上流側の端部における高さは、所定の第1突条高Hxを為しており、第1突条部34における挿入方向I下流側の端部における高さは、第1突条高Hxよりも大きな値を示す第2突条高Hyを為している(図10、図12、図13参照)。従って、各軸側突条部33における第1突条部34の端面は、挿入方向I下流側ほど、軸心から離間するように傾斜したテーパ面となる。
そして、各軸側突条部33における第2突条部35は、第1突条部34の挿入方向I下流側において、第1突条部34と連続して形成されている。当該第2突条部35は、ペダル支持軸30の軸方向に直交する断面についての前記第2突条部35の断面積に関し、前記第2挿通孔16に対するペダル支持軸30の挿入方向Iの下流側ほど小さくなるように形成されている。具体的に説明すると、各第2突条部35の高さ(即ち、ペダル支持軸30の外周面からの突出量)は、挿入方向I上流側から下流側の端部へむかうにつれて、より小さくなるように形成されている。そして、各第2突条部35の幅方向は、第1突条部34と同様に、挿入方向Iに関わらず、一定の幅を有している。
尚、各第2突条部35の挿入方向I上流側の端部における高さは、第1突条部34の他流側端部と等しい為、第2突条高Hyを為しており、各第2突条部35の挿入方向I下流側の端部における高さは、第2突条高Hyよりも小さな値を示す第3突条高Hzを為している(図12、図13参照)。従って、各第2突条部35の端面は、挿入方向I下流側ほど、軸心に近付くように傾斜したテーパ面となる。
(第3実施形態に係るペダルブラケットの概略構成)
次に、第3実施形態に係る操作ペダル装置1を構成するペダルブラケット5の具体的構成について、図面を参照しつつ詳細に説明する。第3実施形態に係るペダルブラケット5は、第1実施形態、第2実施形態と同様に、合成樹脂(例えば、PA66 ナイロン)によって構成されており、車両後方側へ延出されると共に相互に対向する略平板状の第1側板10と、第2側板15とを有している。そして、第1側板10には、ペダル支持軸30によって挿通される第1挿通孔11が形成されており、第2側板15には、ペダル支持軸30の端部が圧入される第2挿通孔16が形成されている。
第3実施形態においても、第2挿通孔16は、第2側板15において、第1側板10の第1挿通孔11と対向する位置に形成されており、当該第2挿通孔16の内周面には、複数の固定溝18が形成されている(図11参照)。そして、第2挿通孔16は、第1実施形態、第2実施形態と同様に、その内径がペダル支持軸30の支持軸基準外径Rと略等しい挿通孔基準内径Diとなるように形成されている。
図11、図12に示すように、複数の固定溝18は、第2側板15の第2挿通孔16内周面において、当該第2挿通孔16の内周面から径方向外側に向かって窪むように形成されており、第2側板15の板厚方向に沿って伸びている。複数の固定溝18は、第2挿通孔16の内周面において、周方向に一定の間隔を隔てて形成されており、上述したペダル支持軸30の各軸側突条部33に対応するように形成されている。従って、第2挿通孔16に対してペダル支持軸30を挿入する場合、各固定溝18には、ペダル支持軸30の各軸側突条部33が圧入される(図13参照)。
そして、各固定溝18は、第2側板15の板厚方向に直交する断面についての固定溝18の内側の断面積に関し、第2側板15の板厚方向へ第1側板10に近づくほど小さくなるように形成されている(図11、図12参照)。具体的に説明すると、第3実施形態においては、第2挿通孔16の内周面に対する固定溝18の深さは、第2側板15の板厚方向における第1側板10側へ近づくにつれて、より小さくなるように形成されている。そして、各固定溝18の幅方向は、第2側板15の板厚方向に関わらず一定の幅を有している。
尚、第2挿通孔16内周面に対する各固定溝18の深さは、固定溝18における第1側板10側の端部において、所定の第1固定溝深さDxを為しており、固定溝18におけるペダルブラケット5の外側の端部では、第1固定溝深さDxよりも大きな値を示す第2固定溝深さDyを為している(図11〜図13参照)。従って、各固定溝18の底面は、第2側板15の板厚方向における第1側板10側ほど、第2挿通孔16の中心に近づくように傾斜したテーパ面となる。
そして、第3実施形態において、ペダル支持軸30における各軸側突条部33の断面積は、第2挿通孔16における各固定溝18の断面積よりもやや大きくなるように形成されている。従って、第2挿通孔16に対してペダル支持軸30を圧入させた場合に、各軸側突条部33の表面は、各固定溝18の内面に対して圧接されることとなり、ペダルブラケット5に対してペダル支持軸30を強固に結合させることができる。
(第3実施形態に係るペダルブラケットに対する操作ペダルの取付作業)
続いて、第3実施形態に係る操作ペダル装置1において、ペダル支持軸30を用いて、ペダルブラケット5に操作ペダル20を回動可能に取り付ける作業について、図12、図13を参照しつつ詳細に説明する。
尚、図12は、第3実施形態に係る操作ペダル装置1において、ペダル支持軸30を用いて、ペダルブラケット5に対する操作ペダル20の取付作業の直前の状態を示す断面図であり、図13は、取付作業後の状態を示す断面図である。図12、図13は、何れも、ペダル支持軸30の軸心に沿った断面を示しており、図示の関係上、操作ペダル20を省略して示している。そして、図12、図13の何れの場合においても、ペダルブラケット5の第1側板10と、第2側板15との間に、操作ペダル20の上部が配置されているものとし、操作ペダル20上部の支持穴が、第1側板10の第1挿通孔11と、第2側板15の第2挿通孔16を結ぶ直線上に位置しているものとする。
第3実施形態において、第1側板10と第2側板15の間に、操作ペダル20の上部が位置する状態において、第1側板10側から挿入方向Iに従って、ペダル支持軸30を、第1側板10、操作ペダル20、第2側板15に対して挿入する(図12参照)。第1側板10の第1挿通孔11、操作ペダル20の支持穴を挿通した状態で、ペダル支持軸30を挿入方向Iへ移動させていくと、ペダル支持軸30の端部は、第2側板15の第2挿通孔16内に進入していく。
上述したように、ペダル支持軸30の各軸側突条部33において、挿入方向Iの下流側には、第2突条部35が形成されており、当該第2突条部35では、挿入方向I下流側端部における断面積が最も小さくなるように形成されている(図11、図12参照)。従って、第2挿通孔16に対してペダル支持軸30の端部を圧入させる際に、ペダル支持軸30の各第2突条部35を、第2挿通孔16の各固定溝18の内部に容易に進入させることができ、もって、各固定溝18の内部に対する軸側突条部33の圧入を容易にしている。
これにより、第3実施形態に係る操作ペダル装置1によれば、第1実施形態、第2実施形態と同様に、ペダルブラケット5の第1側板10、第2側板15に対して、ペダル支持軸30を挿入方向Iへ移動させる作業を行うことで、ペダル支持軸30を用いて、ペダルブラケット5に操作ペダル20を回動可能に軸支させることができ、ペダルブラケット5に操作ペダル20を取り付ける際の作業性を向上させることができる。ペダル支持軸30の各軸側突条部33と、第2挿通孔16の各固定溝18が嵌合している為、当該操作ペダル装置1によれば、ペダル支持軸30が軸心周りに回転することを防止できる。
次に、第3実施形態に係る操作ペダル装置1において、操作ペダル20の交換が生じた場合について説明する。この場合、作業者は、操作ペダル20をペダルブラケット5に回動可能に支持しているペダル支持軸30を取り外す。具体的には、作業者は、第2挿通孔16に対するペダル支持軸30の結合を考慮した力で、ペダル支持軸30を、挿入方向Iとは逆方向へ移動させることで、ペダルブラケット5及び操作ペダル20から、ペダル支持軸30を引き抜く。
当該操作ペダル装置1によれば、操作ペダル20の交換等に際しても、挿入方向Iとは逆方向にペダル支持軸30を移動させて、ペダル支持軸30を引き抜くだけで、ペダルブラケット5から操作ペダル20、ペダル支持軸30を取り外すことができ、もって、操作ペダル20の交換時における作業性を向上させることができる。
ここで、第3実施形態においては、第2挿通孔16の各固定溝18は、第2側板15の板厚方向における第1側板10側ほど、その内部の断面積が小さくなるように形成されており、ペダル支持軸30の各軸側突条部33において、第1突条部34は、挿入方向I下流側ほど、その断面積が大きくなるように形成されている(図12、図13参照)。この為、ペダル支持軸30を挿入方向Iと逆方向(即ち、第1挿通孔11、第2挿通孔16から引き抜く方向)へ移動させていくほど、第2挿通孔16の各固定溝18の底面と、ペダル支持軸30の各軸側突条部33における第1突条部34の端面とを強く圧接させることになる。この時、固定溝18の底面と第1突条部34の端面との接触に生じる力は、作業者による引き抜き動作に反して、挿入方向Iの成分を有することになる。
即ち、第3実施形態に係る操作ペダル装置1によれば、ペダル支持軸30を第2挿通孔16から引き抜く方向への荷重がペダル支持軸30に偶発的に作用した場合であっても、第1突条部34の端面と固定溝18の内面との協働によって、引き抜く方向とは逆向きの荷重をペダル支持軸30に作用させることができ、ペダルブラケット5及び操作ペダル20からのペダル支持軸30の偶発的に引き抜きを抑制することができる。
そして、操作ペダル20等の交換の為にペダル支持軸30をペダルブラケット5から取り外す場合においては、第1突条部34と固定溝18の内面との協働によって生じる荷重を考慮した更に大きな力を、ペダル支持軸30に作用させて、ペダル支持軸30を引き抜く作業を行うだけでよい為、この場合における作業性も向上させることができる。
以上説明したように、第3実施形態に係る操作ペダル装置1は、第1実施形態、第2実施形態と同様に、第1側板10及び第2側板15を有するペダルブラケット5と、操作ペダル20と、合成樹脂製のペダル支持軸30を有しており、ペダルブラケット5に対して、操作ペダル20をペダル支持軸30に回動可能に支持して構成されている。当該操作ペダル装置1において、前記ペダル支持軸30は、前記第1側板10に形成された第1挿通孔11を挿通すると共に、第2側板15に形成された第2挿通孔16に圧入される(図13参照)。即ち、当該操作ペダル装置1によれば、第1側板10の第1挿通孔11、操作ペダル20、第2側板15の第2挿通孔16の順で、ペダル支持軸30を挿通させる作業を行うことで、ペダル支持軸30を第2挿通孔16に圧入させることができ、もって、ペダルブラケット5に対してペダル支持軸30を強固に結合させることができる(図12、図13参照)。
又、第3実施形態において、ペダル支持軸30の端部には、複数の軸側突条部33が形成されており(図10参照)、各軸側突条部33は、第2側板15の第2挿通孔16に形成された固定溝18の内部に夫々圧入される。従って、当該操作ペダル装置1によれば、ペダル支持軸30の各軸側突条部33と、第2挿通孔16の各固定溝18との協働によって、相互に圧接する部分を増大させることができるので、ペダルブラケット5に対してペダル支持軸30を、より強固に取り付けることができる。又、当該操作ペダル装置1によれば、操作ペダル20等の交換の為にペダル支持軸30をペダルブラケット5から取り外す場合であっても、ペダル支持軸30を引き抜く作業を行うだけでよい為、この場合における作業性も向上させることができる。
図10、図12、図13に示すように、第3実施形態における各軸側突条部33は、第1突条部34と、第2突条部35とを有しており、第2突条部35は、軸側突条部33の内、第1突条部34よりも挿入方向I下流側に位置している。そして、当該第2突条部35は、ペダル支持軸30の軸方向に直交する断面に関する第2突条部35の断面積に関して、ペダル支持軸30の挿入方向Iの下流側の端部が最も小さくなるように形成されている。従って、当該操作ペダル装置1によれば、ペダル支持軸30の端部を第2挿通孔16に圧入する際に、第2突条部35を固定溝18の内部へ容易に進入させることができる。この結果、当該操作ペダル装置1によれば、軸側突条部33の固定溝18への圧入を容易に実現させることができ、もって、ペダルブラケット5に対するペダル支持軸30の取付作業性を向上させることができる。
又、第3実施形態においては、各軸側突条部33の第1突条部34は、第1突条部34の断面積に関して、ペダル支持軸30の挿入方向Iの下流側ほど大きくなるように形成されており、第2挿通孔16の各固定溝18は、前記固定溝18の内側の断面積に関し、前記第2側板15の板厚方向へ前記第1側板に近づくほど小さくなるように形成されている(図12、図13参照)。
これにより、当該操作ペダル装置1によれば、ペダル支持軸30に対して第2挿通孔16から引き抜く方向への荷重が偶発的に作用した場合であっても、第1突条部34の端面と固定溝18の内面との協働によって、引き抜く方向とは逆向きの荷重をペダル支持軸30に作用させることができ、ペダルブラケット5及び操作ペダル20からのペダル支持軸30の偶発的に引き抜きを抑制することができる。
そして、操作ペダル20等の交換の為にペダル支持軸30をペダルブラケット5から取り外す場合においては、第1突条部34と固定溝18の内面との協働によって生じる荷重を考慮した更に大きな力をペダル支持軸30に作用させて、ペダル支持軸30を引き抜く作業を行うだけでよい為、この場合における作業性も向上させることができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能である。例えば、上述した実施形態においては、操作ペダル装置1を、車両のクラッチ操作に用いられるものとしていたが、この態様に限定されるものではない。本発明は、例えば、車両のアクセル操作に用いられる操作ペダル装置に適用することも可能であるし、車両のブレーキ操作に用いられる操作ペダル装置に適用することも可能である。
又、上述した実施形態においては、突条部17や軸側突条部33に関する断面積の変化として、突条部17及び軸側突条部33の幅を一定とし、突条部17の突出量や軸側突条部33の突条高を変化させることで実現させていたが、この態様に限定されるものではない。例えば、突条部17の突出量や軸側突条部33の突条高を一定として、突条部17や軸側突条部33の幅を変化させることで実現させてもよい。同様に、突条部17の突出量や軸側突条部33の突条高を変化させると同時に、突条部17や軸側突条部33の幅を変化させて、突条部17や軸側突条部33に関する断面積の変化を実現させてもよい。
同様に、上述した実施形態においては、固定溝18の内部や軸側溝32の内部に関する断面積の変化として、固定溝18及び軸側溝32の幅を一定とし、固定溝18及び軸側溝32の深さを変化させることで実現させていたが、この態様に限定されるものではない。例えば、固定溝18や軸側溝32の深さを一定として、固定溝18や軸側溝32の幅を変化させることで実現させてもよい。同様に、固定溝18や軸側溝32の深さを変化させると同時に、固定溝18や軸側溝32の幅を変化させて、固定溝18や軸側溝32に関する断面積の変化を実現させてもよい。
上述した実施形態においては、操作ペダル装置1を構成するペダルブラケット5、操作ペダル20、ペダル支持軸30の何れについても、合成樹脂によって構成していたが、この態様に限定されるものではない。本発明に係る車両用操作ペダル装置は、支持軸(上述した実施形態においては、ペダル支持軸30)が合成樹脂で構成されていればよく、ペダルブラケットや操作ペダル20については、別素材(例えば、金属材料)によって構成してもよい。又、ペダルブラケット5、操作ペダル20、ペダル支持軸30を構成する合成樹脂についても、全て同一種類である必要はなく、各部品の用途等に応じて適宜変更することができる。
1 操作ペダル装置
5 ペダルブラケット
10 第1側板
11 第1挿通孔
15 第2側板
16 第2挿通孔
17 突条部
20 操作ペダル
30 ペダル支持軸
32 軸側溝
I 挿入方向

Claims (7)

  1. 第1側板と、前記第1側板に対して車幅方向に所定の間隔を隔てて配設された第2側板とを有するペダルブラケットと、
    前記第1側板と前記第2側板の間において前記ペダルブラケットに対して回動可能に配設される操作ペダルと、
    前記第1側板及び前記第2側板にわたって配設され、前記操作ペダルを回動可能に支持する合成樹脂製の支持軸と、を有する車両用操作ペダル装置であって、
    前記支持軸は、
    前記第1側板に形成された第1挿通孔を挿通すると共に、前記第2側板に形成された第2挿通孔に圧入され、
    前記第2挿通孔に圧入される当該支持軸の端部には、当該支持軸の外周面から窪み当該支持軸の軸方向に沿って伸びる複数の軸側溝部を有しており、
    前記第2挿通孔は、
    前記第2挿通孔の内側に向かって突出し、前記第2側板の板厚方向に伸びると共に、前記支持軸の軸側溝部に対して夫々圧入される複数の突条部を有している
    ことを特徴とする車両用操作ペダル装置。
  2. 前記軸側溝部は、
    前記軸方向に直交する断面に関する前記軸側溝部の内側の断面積に関し、前記第2挿通孔に対する前記支持軸の挿入方向の下流側ほど大きくなるように形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両用操作ペダル装置。
  3. 前記突条部は、
    前記板厚方向に直交する断面に関する前記突条部の断面積に関し、前記第2側板の板厚方向へ前記第1側板に近づくほど小さくなるように形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車両用操作ペダル装置。
  4. 第1側板と、前記第1側板に対して車幅方向に所定の間隔を隔てて配設された第2側板とを有するペダルブラケットと、
    前記第1側板と前記第2側板の間において前記ペダルブラケットに対して回動可能に配設される操作ペダルと、
    前記第1側板及び前記第2側板にわたって配設され、前記操作ペダルを回動可能に支持する合成樹脂製の支持軸と、を有する車両用操作ペダル装置であって、
    前記支持軸は、
    前記第1側板に形成された第1挿通孔を挿通すると共に、前記第2側板に形成された第2挿通孔に圧入され、
    前記第2挿通孔に圧入される当該支持軸の端部には、当該支持軸の外周面から突出し当該支持軸の軸方向に沿って伸びる複数の軸側突条部を有しており、
    前記第2挿通孔は、
    前記第2挿通孔の外側に向かって窪み、前記第2側板の板厚方向に伸びると共に、前記支持軸の軸側突条部が夫々圧入される複数の固定溝を有している
    ことを特徴とする車両用操作ペダル装置。
  5. 前記軸側突条部は、
    前記軸方向に直交する断面に関する前記軸側突条部の断面積に関し、前記第2挿通孔に対する前記支持軸の挿入方向の下流側ほど小さくなるように形成されている
    ことを特徴とする請求項4に記載の車両用操作ペダル装置。
  6. 前記固定溝は、
    前記板厚方向に直交する断面に関する前記固定溝の内側の断面積に関し、前記第2側板の板厚方向へ前記第1側板に近づくほど大きくなるように形成されている
    ことを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の車両用操作ペダル装置。
  7. 前記軸側突条部は、
    前記軸方向に直交する断面に関する前記軸側突条部の断面積に関し、前記支持軸の挿入方向の下流側ほど大きくなるように形成された第1突条部と、
    前記第1突条部に対して前記挿入方向下流側に位置すると共に、前記軸方向に直交する断面に関する前記軸側突条部の断面積に関し、前記支持軸の挿入方向の下流側ほど小さくなるように形成された第2突条部とを有し、
    前記固定溝は、
    前記板厚方向に直交する断面に関する前記固定溝の内側の断面積に関し、前記第2側板の板厚方向へ前記第1側板に近づくほど小さくなるように形成されている
    ことを特徴とする請求項4に記載の車両用操作ペダル装置。
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