JP2017167633A - 注文管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】導入が容易であるとともに、メンテナンスが容易に行える注文管理システムを提供する。【解決手段】店舗に配置される店舗側機器群2と、店舗側機器群2を管理するためのサーバー群3とを備える。店舗側機器群2は、注文入力を行う注文端末装置22と、注文端末装置22で入力された注文を管理する注文管理装置21とを含む。サーバー群3は、契約認証を管理する契約認証サーバー36を含む。注文管理装置21は、契約認証サーバー36に保存されている契約情報による認証の結果、認証が成立した期間のみ起動する。【選択図】図1

Description

本発明は、注文管理システムに関する。
近年、レストラン、居酒屋など飲食物を提供する店舗では、スタッフが客から受けた注文をハンディーターミナルと称される注文端末装置に入力し、入力された注文を注文端末装置から注文管理装置に送信する注文管理システムが提案されている(例えば特許文献1)。このような注文管理システムは、注文管理制御装置を制御するシステム制御プログラム、注文端末装置の注文入力制御を行うハンディーターミナル制御プログラム、据え置き端末装置の表示入力制御を行う据え置きターミナル制御プログラム、プリンタ制御を行うプリンタ制御プログラムなどの制御プログラムがそれぞれの装置に搭載されている。
同一の制御プログラムであっても、店舗毎に注文管理装置、注文端末装置、据え置き端末装置、プリンタなど注文管理システムの装置構成が異なり、装置構成に応じて設定が必要になる。また一つの制御プログラムでも、ファミリーレストランモードや居酒屋モードなど、業態に応じて注文入力動作を設定する必要がある。さらに伝票出力先の設定なども、システム毎に個別に行う必要がある。これらの設定をマスター設定データと称して、システム構成や店舗の運用に合わせて設定しなければならない。さらに、店舗毎にメニューが異なるため、注文メニューの名称、セットメニュー構成、単価などを管理するメニュー設定データが必要である。
特許第4617713号公報
従来、比較的規模の大きなチェーン店などでは注文管理システムが本部システムとネットワーク接続されている。このため、本部システムから店舗の注文管理システムに、制御プログラム、マスター設定データ、メニュー設定データを配信して、最新のシステムが構成できる。
しかしながら、小規模な飲食店では本部システムがないため、システム構成を変更する場合や最新の制御プログラムをインストールする場合は、機器設置業者に依頼して、店舗にてインストールや設定作業を行う必要がある。このため、システムの維持に多大な費用が発生していて、導入できない場合があった。
また、注文管理システムを導入する場合、POSシステムを含めると、高額な導入費用が必要となる。このため、中小の飲食店では初期投資ができず、注文管理システムを導入できない事例が数多くあった。
さらに、注文管理システム導入後に機器が故障した場合、システム構成に合わせて設定したマスター設定データやメニュー設定データのバックアップが必要で、さらにバックアップされたマスター設定データやメニュー設定データを再インストールする必要がある。このため、メンテナンスに多額な費用がかかる。特に、注文管理制御装置が故障すると、運用中の注文データや会計データが消失してしまい、店舗運用に支障をきたす場合があるため、注文管理制御装置を二重化するなどの対策が必要になり、多額のコストが必要になる。
上述の課題を鑑み、本発明は、導入が容易であるとともに、メンテナンスが容易に行える注文管理システムを提供することを目的とする。
上述の課題を鑑み、本発明の一態様に係る注文管理システムは、店舗に配置される店舗側機器群と、前記店舗側機器群を管理するためのサーバー群とを備え、前記店舗側機器群は、注文入力を行う注文端末装置と、前記注文端末装置で入力された注文を管理する注文管理装置とを含み、前記サーバー群は、契約認証を管理する契約認証サーバーを含み、前記注文管理装置は、前記契約認証サーバーに保存されている契約情報による認証の結果、認証が成立した期間のみ起動することを特徴とする。
また、本発明の他の態様に係る注文管理システムにおいて、前記サーバー群は、前記店舗側機器群に含まれる装置に関するプログラムと前記店舗で使用するメニューに関するデータを含んで記憶しており、前記注文管理装置は、前記契約情報による起動に関する認証処理に先立って、前記サーバー群から前記装置に関するプログラムと前記店舗で使用するメニューを受信して記憶することを特徴とする。
また、本発明の他の態様に係る注文管理システムは、店舗に配置される店舗側機器群と、前記店舗側機器群を管理するためのサーバー群とを備え、前記店舗側機器群は、注文入力を行う注文端末装置と、前記注文端末装置で入力された注文を管理する注文管理装置とを含み、前記サーバー群は、注文データを管理する注文管理データサーバーを含み、前記注文管理装置は、前記注文端末装置からの注文データを保存するとともに、前記注文端末装置からの注文データを前記注文管理データサーバーにアップロードすることを特徴とする。
本発明によれば、システムが容易に構築でき、また、自由度の高い契約が行える。本発明によれば、メンテナンスが容易に行える。
本発明の第1の実施形態に係る注文管理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る注文管理システムにおける注文管理装置の概略のブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る注文管理システムにおける注文端末装置の外観構成を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る注文管理システムにおける注文端末装置の概略のブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る注文管理システムにおける据え置き端末装置の概略のブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る注文管理システムにおける無線プリンタの概略のブロック図である。 制御プログラムサーバーの記憶領域の構成を示す図である。 マスター設定データサーバーの記憶領域の構成を示す図である。 メニュー設定データサーバーの記憶領域の構成を示す図である。 注文管理データサーバーの記憶領域の構成を示す図である。 会計データサーバーの記憶領域の構成を示す図である。 契約認証サーバーの記憶領域の構成を示す図である。 初期設定データの説明図である。 注文管理装置の電源オン時の処理を示すフローチャートである。 注文管理装置の電源オン時の処理を示すフローチャートである。 注文管理装置の電源オン時の処理を示すフローチャートである。 注文管理装置の電源オン時の処理を示すフローチャートである。 注文管理装置の電源オン時の処理を示すフローチャートである。 制御プログラムのバージョンアップ処理のフローチャートである。 マスター設定データのバージョンアップ処理のフローチャートである。 メニュー設定データのバージョンアップ処理のフローチャートである。 契約情報の更新処理のフローチャートである。 注文データのアップロード/ダウンロード処理のフローチャートである。 会計データのアップロード/ダウンロード処理のフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1の実施形態に係る注文管理システム1の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、本発明の第1の実施形態に係る注文管理システム1は、店舗側機器群2と、サーバー群3とから構成される。店舗側機器群2は、注文管理システム1を構築するために、レストランや居酒屋の各店舗に設置される機器である。サーバー群3は、注文管理システム1を管理、運営するためのサーバーである。店舗側機器群2とサーバー群3とは、インターネット等のネットワーク5を介して接続されている。
店舗側機器群2は、注文管理装置21と、注文端末装置22−1〜22−m(mは1以上の整数)と、据え置き端末装置23と、無線プリンタ24−1〜24−n(nは1以上の整数)と、POS(Point Of Sales System)端末装置25と、ブロードバンドルータ26とから構成される。
なお、この例では、店舗側機器群2は1つのみが図示されているが、店舗側機器群2は、注文管理システム1を導入している店舗の数だけ設けられている。また、店舗側機器群2としては、注文管理装置21、注文端末装置22−1〜22−m、据え置き端末装置23、無線プリンタ24−1〜24−n、POS端末装置25、ブロードバンドルータ26の全てを用意する必要はなく、業種や業態に応じた構成がとり得る。また、注文端末装置22−1〜22−mや無線プリンタ24−1〜24−nの数は、業種や業態に応じて決められる。以下の説明において、注文端末装置22−1〜22−mを特定しない場合、注文端末装置22という。無線プリンタ24−1〜24−nを特定しない場合、無線プリンタ24という。
注文管理装置21は、注文端末装置22−1〜22−m、据え置き端末装置23から送信された注文データを入力して保存する。また、注文管理装置21は、据え置き端末装置23に、調理表示データを送信する。また、注文管理装置21は、無線プリンタ24−1〜24−nに、ゲスト伝票、調理指示伝票のデータを送信する。また、注文管理装置21は、注文データに応じて会計加算を行い、POS端末装置25と会計情報のやり取りを行う。注文管理装置21には、システム制御プログラムと、マスター設定データと、メニュー設定データとがインストールされている。注文管理装置21は、有線LAN及び無線LANにより、店舗側機器群2の各機器(注文端末装置22−1〜22−m、据え置き端末装置23、無線プリンタ24−1〜24−n、POS端末装置25)と接続できる機能を有している。また、注文管理装置21は、ブロードバンドルータ26、ネットワーク5を介して、サーバー群3の各サーバー(制御プログラムサーバー31、マスター設定データサーバー32、メニュー設定データサーバー33、注文管理データサーバー34、会計データサーバー35、契約認証サーバー36)と接続できる機能を有している。
図2は、注文管理装置21の概略のブロック図である。図2に示すように、注文管理装置21は、通信制御部101、CPU102、ROM103、RAM104、記憶部105、表示部106、及び操作部107を備えている。
通信制御部101は、店舗側機器群2の各機器(注文端末装置22−1〜22−m、据え置き端末装置23、無線プリンタ24−1〜24−n、POS端末装置25)や、ネットワーク5を介してサーバー群3からの入力情報を受信し、受信した入力情報はCPU102を介してRAM104に一時保存される。通信制御部101は、CPU102の送信処理で生成されRAM104に一時保存された情報を店舗側機器群2の各機器や、サーバー群3へ送信する。
CPU102は、記憶部105が記憶するシステム制御プログラムを読み出し、このシステム制御プログラムと各種情報とに基づいて各部の制御を行う。ROM103は、基本プログラムを記憶する記憶領域である。RAM104は、CPU102が用いる情報を記憶する一時記憶領域である。記憶部105は、フラッシュメモリやハードディスクからなり、各種のプログラムやデータを保存する。記憶部105に保存されるプログラムやデータとしては、システム制御プログラム、マスター設定データ、メニュー設定データが含まれる。
表示部106は、CPU102の制御に応じて各種情報を表示する。表示部106は、例えば液晶ディスプレイ、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイである。操作部107は、操作されたキーを検出し、検出したキーを示す情報をCPU102に出力する。
図1において、注文端末装置22−1〜22−mは、レストランや居酒屋のスタッフが携帯して、客からの注文入力を行う端末である。注文端末装置22は、注文入力を受け付けると、この注文データを注文管理装置21に送信する。注文端末装置22−1〜22−mには、ハンディーターミナル制御プログラムと、マスター設定データと、メニュー設定データとがインストールされている。注文端末装置22−1〜22−mは、無線LANにより、注文管理装置21と接続できる機能を有している。
図3は、注文端末装置22の外観構成を示す。図3(A)に示すように、注文端末装置22は、開閉自在の蓋体110により、本体111を覆う構成となっている。注文端末装置22の本体111には、表示部115、入力キー116が配置される。表示部115には、各種の情報が表示される。入力キー116は、各種の注文の入力を行うキーである。蓋体110には、複数のメニューキー117が配置される。メニューキー117は、客へ提供する商品を選択するキーである。また、表示部115上にはタッチパネルが装着されており、このタッチパネルにより、各種の入力を行うことができる。
なお、注文端末装置22としては、図3(B)に示すように、本体111上の全面に渡ってタッチパネルが積層された表示部115を設け、このタッチパネルが積層された表示部115に、入力キーやメニューキーを表示するように構成しても良い。
図4は、注文端末装置22の概略のブロック図である。図4に示すように、注文端末装置22は、CPU121、ROM122、RAM123、記憶部124、表示部125、入力部126、通信制御部127を備えている。
CPU121は、ROM122が記憶する基本プログラムと、記憶部124が記憶するハンディーターミナル制御プログラムを読み出し、読み出した制御プログラムと各種情報とに基づいて各部の制御を行う。ROM122は、CPU121が用いる基本プログラムを記憶する記憶領域である。RAM123は、CPU121が用いる情報を記憶する一時記憶領域である。記憶部124は、ハンディーターミナル制御プログラムや各種のデータを記憶する記憶領域である。記憶部124に保存されるプログラムやデータとしては、ハンディーターミナル制御プログラム、マスター設定データ、メニュー設定データが含まれる。記憶部124としては、フラッシュメモリ等が用いられる。
表示部125は、CPU121の制御に応じて各種情報を表示する。表示部125は、図3における表示部115に対応する。表示部125は、例えば液晶ディスプレイ、有機EL(Electroluminescence)ディスプレイである。入力部126は、操作されたキーを検出し、検出したキーを示す情報をCPU121に出力する。入力部126は、図3における入力キー116やメニューキー117に対応する。通信制御部127は、CPU121から出力された入力情報を、無線LANを介して注文管理装置21に送信する。また、通信制御部127は、無線LANを介して受信した信号をCPU121に出力する。
図1において、据え置き端末装置23は、キッチンや厨房で、オーダー状況を確認し、調理や配膳の指示を行うための端末である。据え置き端末装置23には、注文管理装置21から調理指示データが送られてくる。据え置き端末装置23は、この調理指示データを表示する。また、据え置き端末装置23を使って、客からの注文入力を行うことができる。据え置き端末装置23は、注文入力を受け付けると、この注文データを注文管理装置21に送信する。据え置き端末装置23には、据え置きターミナル制御プログラムと、マスター設定データと、メニュー設定データとがインストールされている。据え置き端末装置23は、有線LAN及び無線LANにより、注文管理装置21と接続できる機能を有している。
図5は、据え置き端末装置23の概略のブロック図である。図5に示すように、据え置き端末装置23は、CPU131、ROM132、RAM133、記憶部134、表示部135、操作部136、通信制御部137を備えている。
CPU131は、ROM132が記憶する基本プログラムと、記憶部134が記憶する据え置きターミナル制御プログラムを読み出し、読み出した制御プログラムと各種情報とに基づいて各部の制御を行う。ROM132は、CPU131が用いる基本プログラムを記憶する記憶領域である。RAM133は、CPU131が用いる情報を記憶する一時記憶領域である。記憶部134は、据え置きターミナル制御プログラムや各種のデータを記憶する記憶領域である。記憶部134に保存されるプログラムやデータとしては、据え置きターミナル制御プログラム、マスター設定データ、メニュー設定データが含まれる。記憶部134としては、フラッシュメモリやハードディスクメモリ等が用いられる。
表示部135は、CPU131の制御に応じて各種情報を表示する。表示部135は、例えば液晶ディスプレイである。操作部136は、操作されたキーを検出し、検出したキーを示す情報をCPU131に出力する。通信制御部137は、CPU131の送信処理で生成されRAM133に一時保存された入力情報を無線LAN又は有線LANを介して、注文管理装置21に送信する。また、通信制御部137は、無線LAN又は有線LANを介して入力情報を受信し、受信した入力情報はCPU131を介してRAM133に一時保存に一時保存される。
図1において、無線プリンタ24−1〜24−nは、伝票を発行するための端末である。無線プリンタ24−1〜24−nは、注文管理装置21から送信された伝票データを受信し、この伝票データを印字する。無線プリンタ24−1〜24−nには、プリンタ制御プログラムと、マスター設定データと、メニュー設定データとがインストールされている。無線プリンタ24は、無線LANにより、注文管理装置21と接続できる機能を有している。
図6は、無線プリンタ24の概略のブロック図である。図6に示すように、無線プリンタ24は、CPU141、ROM142、RAM143、記憶部144、印字部145、入力部146、通信制御部147を備えている。
CPU141は、ROM142が記憶する基本プログラムと、記憶部144が記憶するプリンタ制御プログラムを読み出し、読み出した制御プログラムと各種情報とに基づいて各部の制御を行う。ROM142は、CPU141が用いる基本プログラムを記憶する記憶領域である。RAM143は、CPU141が用いる情報を記憶する一時記憶領域である。記憶部144は、プリンタ制御プログラムや各種のデータを記憶する記憶領域である。記憶部144に保存されるプログラムやデータとしては、プリンタ制御プログラム、マスター設定データ、メニュー設定データが含まれる。
印字部145は、CPU141の制御に応じて各種情報を印字する。入力部146は、操作されたキーを検出し、検出したキーを示す情報をCPU141に出力する。通信制御部147は、CPU141から出力された情報を無線LAN又は有線LANを介して、注文管理装置21に送信する。また、通信制御部147は、無線LAN又は有線LANを介して入力情報を受信し、入力情報はCPU141を介してRAMに一時保存される。
図1において、POS端末装置25は、会計情報を処理する端末である。POS端末装置25は、有線LANにより、注文管理装置21と接続できる機能を有している。
サーバー群3は、制御プログラムサーバー31と、マスター設定データサーバー32と、メニュー設定データサーバー33と、注文管理データサーバー34と、会計データサーバー35と、契約認証サーバー36とから構成されている。
制御プログラムサーバー31には、システム制御プログラム、ハンディーターミナル制御プログラム、据え置きターミナル制御プログラム、プリンタ制御プログラムがバージョン毎に保管されている。システム制御プログラムは、店舗側の注文管理装置21を起動させるプログラムである。ハンディーターミナル制御プログラムは、店舗側の注文端末装置22−1〜22−mを起動させるプログラムである。据え置きターミナル制御プログラムは、店舗側の据え置き端末装置23を起動させるプログラムである。プリンタ制御プログラムは、店舗側の無線プリンタ24−1〜24−nを起動させるプログラムである。
マスター設定データサーバー32には、ユーザグループID及びユーザ個別IDと対応付けて、マスター設定データが保管されている。マスター設定データは、注文管理システムの制御プログラムの各種設定(例えばファミリーレストラン版/居酒屋版の選択、入力画面選択、通信パラメータ設定)、店舗システムの機器構成リストやIPアドレス設定、伝票出力先設定などのデータである。ユーザグループIDは、レストランチェーンなどのグループを表す識別子である。ユーザ個別IDは個々の店舗を表す識別子である。
メニュー設定データサーバー33には、ユーザグループID及びユーザ個別IDと対応付けて、メニュー設定データが保管される。レストランや居酒屋で提供できるメニューは、個々の店毎に異なっている。メニュー設定データサーバー33には、各店舗毎に提供できるメニューの設定データが保存されている。
注文管理データサーバー34には、ユーザグループID及びユーザ個別IDと対応付けて、各店舗での注文データが保存される。この注文データは、店舗側で、注文処理が完了する毎に、注文管理装置21からネットワーク5を介して注文管理データサーバー34にアップロードされる。
会計データサーバー35には、ユーザグループID及びユーザ個別IDと対応付けて、各店舗での会計データが保存される。この会計データは、店舗側で、会計処理が完了する毎に、注文管理装置21からネットワーク5を介して会計データサーバー35にアップロードされる。
契約認証サーバー36は、ユーザグループID、ユーザ個別ID、制御プログラム型番を用いて認証処理を行い、契約期間や稼働許可時間に応じて、注文管理装置21の稼働を許可又は不許可とする。店舗側機器群2を構成する各機器は、契約認証サーバー36による認証の結果、認証が成功した期間でのみ、起動が可能となる。
なお、この例では、制御プログラムサーバー31、マスター設定データサーバー32、メニュー設定データサーバー33、注文管理データサーバー34、会計データサーバー35、契約認証サーバー36を、それぞれ、別々のサーバーで構築しているが、1つのサーバーに、これらの機能を設けるようにしても良い。
図7は、制御プログラムサーバー31の記憶領域のファイル構成を示すものである。図7に示すように、制御プログラムサーバー31には、ユーザグループIDのディレクトリの下に、ユーザ個別IDのディレクトリが形成されている。このユーザ個別IDのディレクトリの中に、制御プログラム情報、プログラム型番、最新バージョン、制御プログラム実態(システム制御プログラム、ハンディーターミナル制御プログラム、据え置きターミナル制御プログラム、プリンタ制御プログラム)のファイルが格納されている。
図8は、マスター設定データサーバー32の記憶領域のファイル構成を示すものである。図8に示すように、マスター設定データサーバー32には、ユーザグループIDのディレクトリの下に、ユーザ個別IDのディレクトリが形成されている。このユーザ個別IDのディレクトリの中に、マスター設定情報、プログラム型番、マスター設定データの最新バージョン、マスター設定データ実態(マスター設定データ)のファイルが格納されている。
図9は、メニュー設定データサーバー33の記憶領域のファイル構成を示すものである。図9に示すように、メニュー設定データサーバー33には、ユーザグループIDのディレクトリの下に、ユーザ個別IDのディレクトリが形成されている。このユーザ個別IDのディレクトリの中に、メニュー設定情報、プログラム型番、メニュー設定データの最新バージョン、メニュー設定データ実態(メニュー設定データ)のファイルが格納されている。
図10は、注文管理データサーバー34の記憶領域のファイル構成を示すものである。図10に示すように、注文管理データサーバー34には、ユーザグループIDのディレクトリの下に、ユーザ個別IDのディレクトリが形成されている。このユーザ個別IDのディレクトリの中に、注文データ識別番号、プログラム型番、更新日時、注文データ受信履歴データ(注文データ)のファイルが格納されている。
図11は、会計データサーバー35の記憶領域のファイル構成を示すものである。図11に示すように、会計データサーバー35には、ユーザグループIDのディレクトリの下に、ユーザ個別IDのディレクトリが形成されている。このユーザ個別IDのディレクトリの中に、会計データ識別番号、プログラム型番、更新日時、会計問い合わせ受信履歴データ(会計データ)のファイルが格納されている。
図12は、契約認証サーバー36の記憶領域のファイル構成を示すものである。図12に示すように、契約認証サーバー36には、ユーザグループIDのディレクトリの下に、ユーザ個別IDのディレクトリが形成されている。このユーザ個別IDのディレクトリの中に、認証データが格納されている。認証データは、ユーザ個別IDと、契約有無と、プログラム型番と、契約期間と、稼働許可時間と、限定パスコードとからなる。なお、限定パスコードは、機器交換等で認証問い合わせの情報が消失したときに限定的に使用する情報である。
次に、本発明の第1の実施形態に係る注文管理システム1の導入時の処理について説明する。
図1に示したように、本発明の第1の実施形態に係る注文管理システム1は、店舗側機器群2と、サーバー群3とから構成されている。注文管理システム1を導入する場合、そのレストランや居酒屋の管理者は、注文管理システム1の管理会社と契約を結び、店舗内に店舗側機器群2を配置する。なお、契約前には、注文管理装置21、注文端末装置22−1〜22−m、据え置き端末装置23、無線プリンタ24−1〜24−nには、基本的な動作に必要なプログラムを除いて、制御プログラムや設定データはインストールされていない。又は、契約前には、注文管理装置21、注文端末装置22−1〜22−m、据え置き端末装置23、無線プリンタ24−1〜24−nには、一般的な制御プログラムやデータのみがインストールされている。契約時には、契約期間、稼働許可期間が決められる。また、契約時に、ユーザグループIDと、ユーザ個別IDとが割り当てられる。ユーザグループIDは、レストランチェーンなどのグループを表す識別子である。ユーザ個別IDは、個々の店舗を分けるための識別子である。また、業種や業態に応じて、マスター設定データが設定される。また、そのユーザが使う制御プログラムのプログラム型番が特定される。
契約が成立すると、制御プログラムサーバー31に、そのユーザのユーザグループIDのディレクトリの下に、そのユーザのユーザ個別IDのディレクトリが形成される(図7参照)。このユーザ個別IDのディレクトリの中には、そのユーザが使う店舗側機器群2の各機器(注文管理装置21、注文端末装置22−1〜22−m、据え置き端末装置23,無線プリンタ24−1〜24−n)を起動させるためのプログラム(システム制御プログラム、ハンディーターミナル制御プログラム、据え置きターミナル制御プログラム、プリンタ制御プログラム)が格納される。
また、マスター設定データサーバー32に、そのユーザのユーザグループIDのディレクトリの下に、そのユーザのユーザ個別IDのディレクトリが形成される(図8参照)。このユーザ個別IDのディレクトリの中に、そのユーザに対応するマスター設定データが格納される。
また、メニュー設定データサーバー33に、そのユーザのユーザグループIDのディレクトリの下に、そのユーザのユーザ個別IDのディレクトリが形成される(図9参照)。このユーザ個別IDのディレクトリの中に、メニュー設定データが格納される。
また、注文管理データサーバー34に、そのユーザのユーザグループIDのディレクトリの下に、そのユーザのユーザ個別IDのディレクトリが形成される(図10参照)。このユーザ個別IDのディレクトリの中に、そのユーザの注文データの領域が確保される。
また、会計データサーバー35に、そのユーザのユーザグループIDのディレクトリの下に、そのユーザのユーザ個別IDのディレクトリが形成される(図11参照)。このユーザ個別IDのディレクトリの中に、そのユーザの会計データの領域が確保される。
また、契約認証サーバー36に、そのユーザのユーザグループIDのディレクトリの下に、そのユーザのユーザ個別IDのディレクトリが形成される(図12参照)。このユーザ個別IDのディレクトリの中に、契約情報が格納される。
契約が成立し、店舗側に店舗側機器群2(注文管理装置21、注文端末装置22−1〜22−m、据え置き端末装置23、無線プリンタ24−1〜24−n、POS端末装置25)が設置されたら、システムの担当者は、注文管理装置21に、初期設定値を入力する。図13は、初期設定データを示している。図13に示すように、初期設定データとしては、システムIDと、ユーザグループIDと、ユーザ個別IDと、プログラム型番とが入力される。システムID、ユーザグループID、プログラム型番としては、契約時に決められたものが入力される。また、注文管理装置21には、初期設定値として、制御プログラムサーバー31、マスター設定データサーバー32、メニュー設定データサーバー33、注文管理データサーバー34、契約認証サーバー36、会計データサーバー35に接続するためのURL(Uniform Resource Locator)が入力される。
初期値データが入力されたら、システムの使用者は、注文管理装置21の電源をオンする。前述したように、契約前には、店舗側機器群2の各機器(注文管理装置21、注文端末装置22−1〜22−m、据え置き端末装置23、無線プリンタ24−1〜24−n)には、制御プログラムや設定データはインストールされていない。又は、契約前には、店舗側機器群2の各機器には、一般的な制御プログラムやデータのみがインストールされている。注文管理装置21に初期設定データを入力して、電源を投入すると、注文管理装置21は、サーバー群3の各サーバー(制御プログラムサーバー31、マスター設定データサーバー32、メニュー設定データサーバー33)から、注文管理装置21、注文端末装置22−1〜22−m、据え置き端末装置23、無線プリンタ24−1〜24−nの制御プログラムや設定データをダウンロードする。
すなわち、初期設定値を入力して、注文管理装置21の電源をオンすると、注文管理装置21は、初期設定時に入力されたURLに従って、制御プログラムサーバー31にアクセスする。制御プログラムサーバー31には、図7に示したように、システム制御プログラム、ハンディーターミナル制御プログラム、据え置きターミナル制御プログラム、プリンタ制御プログラムが保存されている。注文管理装置21は、制御プログラムサーバー31から、システム制御プログラム、ハンディーターミナル制御プログラム、据え置きターミナル制御プログラム、プリンタ制御プログラムをダウンロードする。
また、注文管理装置21は、初期設定時に入力されたURLに従って、マスター設定データサーバー32にアクセスする。マスター設定データサーバー32には、図8に示したように、マスター設定データが保存されている。注文管理装置21は、マスター設定データサーバー32からマスター設定データをダウンロードする。
また、注文管理装置21は、初期設定時に入力されたURLに従って、メニュー設定データサーバー33にアクセスする。メニュー設定データサーバー33には、図9に示したように、メニュー設定データが保存されている。注文管理装置21は、メニュー設定データサーバー33からメニュー設定データをダウンロードする。
そして、注文管理装置21は、ダウンロードした自身の制御プログラムをインストールするとともに、ダウンロードしたハンディーターミナル制御プログラム、据え置きターミナル制御プログラム、プリンタ制御プログラムを、注文端末装置22−1〜22−m、据え置き端末装置23、無線プリンタ24−1〜24−nに配信する。また、注文管理装置21は、マスター設定データ及びメニューデータを自身にインストールするとともに、注文端末装置22−1〜22−m、据え置き端末装置23、無線プリンタ24−1〜24−nに配信する。これにより、店舗側機器群2の各機器(注文管理装置21、注文端末装置22−1〜22−m、据え置き端末装置23、無線プリンタ24−1〜24−n)に、制御プログラムや設定データ(マスター設定データ及びメニューデータ設定データ)がインストールされる。
店舗側機器群2の各機器に、制御プログラムや設定データがインストールされると、注文管理装置21は、初期設定時に入力されたURLに従って、契約認証サーバー36にアクセスする。ここで認証が成功すると、店舗側機器群2の各機器は、起動可能となる。
図14は、注文管理装置21の電源オン時の処理を示すフローチャートである。
(ステップS101)電源オン時、注文管理装置21は、初期設定済か否かを判定する。初期設定済であると判定した場合には(ステップS101:Yes)ステップS103の処理に進み、初期設定済ではないと判定した場合には(ステップS101:No)ステップS102の処理に進む。
(ステップS102)注文管理装置21は、初期設定の情報の入力を受け付ける。担当者は、初期設定の情報を入力する。その後、ステップS103の処理に進む。
(ステップS103)注文管理装置21は、制御プログラムのダウンロード処理を実行する。制御プログラムのダウンロード処理が終了した場合にはステップS104の処理に進む。
(ステップS104)注文管理装置21は、システム制御プログラムを起動する。その後、ステップS105の処理に進む。
(ステップS105)注文管理装置21は、マスター設定データのダウンロード処理を実行する。マスター設定データのダウンロード処理が終了した場合にはステップS106の処理に進む。
(ステップS106)注文管理装置21は、メニュー設定データのダウンロード処理を実行する。マスター設定データのダウンロード処理が終了した場合にはステップS107の処理に進む。
(ステップS107)注文管理装置21は、契約認証処理を実行する。その後、ステップS108の処理に進む。
(ステップS108)注文管理装置21は、契約認証処理の実行結果に基づいて、システムの起動が許可されているか否かを判定する。システムの起動が許可されていると判定した場合(ステップS108:Yes)にはステップS109の処理に進み、システムの起動が許可されていないと判定した場合(ステップS108:No)にはステップS110の処理に進む。
(ステップS109)注文管理装置21は、システムを起動する。その後、電源オン時の処理を終了する。
(ステップS110)注文管理装置21は、システムの動作を停止する。その後、電源オン時の処理を終了する。
図15は、図14のステップS103の制御プログラムのダウンロード処理を示すフローチャートである。
(ステップS121)注文管理装置21は制御プログラムサーバー31に接続し、登録認証を行う。登録認証は、ユーザクループID、ユーザ個別IDが登録されているか確認し、登録済みであれば、プログラム型番が一致しているか否かを判定することにより行うことができる。また、注文管理装置21は、制御プログラムのバージョンを確認する。その後、ステップS122の処理に進む。
(ステップS122)注文管理装置21は、正常に接続ができたか否かを判定する。正常に接続できたと判定した場合(ステップS122:Yes)には、ステップS123の処理に進み、正常に接続できていないと判定した場合(ステップS122:No)には、ステップS126の処理に進む。
(ステップS123)注文管理装置21は、制御プログラムのバージョンアップが必要か否かを判定する。制御プログラムのバージョンアップが必要であると判定した場合(ステップS123:Yes)には、ステップS124の処理に進み、制御プログラムのバージョンアップが必要ではないと判定した場合(ステップS123:No)には、制御プログラムのダウンロード処理を終了し、メインルーチンに復帰する。
(ステップS124)注文管理装置21は、制御プログラムサーバー31から、制御プログラム(制御プログラム、ハンディーターミナル制御プログラム、据え置きターミナル制御プログラム、プリンタ制御プログラム)をダウンロードする。その後、ステップS125の処理に進む。
(ステップS125)注文管理装置21は、制御プログラムのダウンロードが正常に終了したか否かを判定する。制御プログラムのダウンロードが正常に終了したと判定した場合(ステップS125:Yes)には、制御プログラムのダウンロード処理を終了し、メインルーチンに復帰する。また、制御プログラムのダウンロードが正常に終了していないと判定した場合(ステップS125:No)には、ステップS126の処理に進む。
(ステップS126)注文管理装置21は、制御プログラムがインストール済みか否かを判定する。制御プログラムがインストール済みであると判定した場合(ステップS126:Yes)には、制御プログラムのダウンロード処理を終了し、メインルーチンに復帰する。また、制御プログラムがインストール済みではないと判定した場合(ステップS126:No)には、ステップS127の処理に進む。
(ステップS127)注文管理装置21は、オフラインでの制御プログラムのインストールを受け付ける。この場合、担当者がオフラインで制御プログラムをインストールすることになる。注文管理装置21は、オフラインでの制御プログラムのインストールが終了した場合には、制御プログラムのダウンロード処理を終了し、メインルーチンに復帰する。
図16は、図14のステップS105のマスター設定データのダウンロード処理を示すフローチャートである。
(ステップS131)注文管理装置21は、マスター設定データサーバー32に接続し、登録認証を行う。登録認証は、ユーザクループID、ユーザ個別IDが登録されているか確認し、登録済みであれば、プログラム型番が一致しているか否かを判定することにより行うことができる。登録認証後、注文管理装置21は、マスター設定データのバージョンを確認し、ステップS132の処理に進む。
(ステップS132)注文管理装置21は、正常に接続ができたか否かを判定する。正常に接続できたと判定した場合(ステップS132:Yes)には、ステップS133の処理に進み、正常に接続できていないと判定した場合(ステップS132:No)には、ステップS136の処理に進む。
(ステップS133)注文管理装置21は、マスター設定データのバージョンアップが必要か否かを判定する。マスター設定データのバージョンアップが必要であると判定した場合(ステップS133:Yes)には、ステップS134の処理に進み、マスター設定データのバージョンアップが必要ではないと判定した場合(ステップS133:No)には、マスター設定データのダウンロード処理を終了し、メインルーチンに復帰する。
(ステップS134)注文管理装置21は、マスター設定データサーバー32から、マスター設定データをダウンロードする。その後、ステップS135の処理に進む。
(ステップS135)注文管理装置21は、マスター設定データのダウンロードが正常に終了したか否かを判定する。マスター設定データのダウンロードが正常に終了したと判定した場合(ステップS135:Yes)には、マスター設定データのダウンロード処理を終了し、メインルーチンに復帰する。一方、マスター設定データのダウンロードが正常に終了していないと判定した場合(ステップS135:No)には、ステップS136の処理に進む。
(ステップS136)注文管理装置21は、マスター設定データがインストール済みか否かを判定する。マスター設定データがインストール済みであると判定した場合(ステップS136:Yes)には、マスター設定データのダウンロード処理を終了し、メインルーチンに復帰する。一方、マスター設定データがインストール済みではないと判定した場合(ステップS136:No)、ステップS137の処理に進む。
(ステップS127)注文管理装置21は、オフラインでのマスター設定データのインストールを受け付ける。この場合、担当者がオフラインでマスター設定データをインストールすることになる。注文管理装置21は、オフラインでのマスター設定データのインストールが終了した場合には、マスター設定データのダウンロード処理を終了し、メインルーチンに復帰する。
図17は、図14のステップS106のメニュー設定データのダウンロード処理を示すフローチャートである。
(ステップS141)注文管理装置21はメニュー設定データサーバー33に接続し、登録認証を行う。登録認証は、ユーザクループID、ユーザ個別IDが登録されているか確認し、登録済みであれば、プログラム型番が一致しているか否かを判定することにより行うことができる。登録認証後、注文管理装置21は、メニュー設定データのバージョンを確認する。その後、ステップS142の処理に進む。
(ステップS142)注文管理装置21は、正常に接続ができたか否かを判定する。正常に接続できたと判定した場合(ステップS142:Yes)には、ステップS143の処理に進み、正常に接続できていないと判定した場合(ステップS142:No)には、ステップS146の処理に進む。
(ステップS143)注文管理装置21は、メニュー設定データのバージョンアップが必要か否かを判定する。メニュー設定データのバージョンアップが必要であると判定した場合(ステップS143:Yes)には、ステップS144に進み、メニュー設定データのバージョンアップが必要ではないと判定した場合(ステップS143:No)には、メニュー設定データのダウンロード処理を終了し、メインルーチンに復帰する。
(ステップS144)注文管理装置21は、メニュー設定データサーバー33から、メニュー設定データをダウンロードする。その後、ステップS145の処理に進む。
(ステップS145)注文管理装置21は、メニュー設定データのダウンロードが正常に終了したか否かを判定する。メニュー設定データのダウンロードが正常に終了したと判定した場合(ステップS145:Yes)には、メニュー設定データのダウンロード処理を終了し、メインルーチンに復帰する。一方、メニュー設定データのダウンロードが正常に終了していないと判定した場合(ステップS145:No)には、ステップS146の処理に進む。
(ステップS146)注文管理装置21は、メニュー設定データがインストール済みか否かを判定する。メニュー設定データがインストール済みであると判定した場合(ステップS146:Yes)には、メニュー設定データのダウンロード処理を終了し、メインルーチンに復帰する。一方、メニュー設定データがインストール済みではないと判定した場合(ステップS146:No)には、ステップS147の処理に進む。
(ステップS147)注文管理装置21は、オフラインでのメニュー設定データのインストールを受け付ける。この場合、担当者がオフラインでメニュー設定データをインストールすることになる。注文管理装置21は、オフラインでのメニュー設定データのインストールが終了した場合には、メニュー設定データのダウンロード処理を終了し、メインルーチンに復帰する。
図18は、図14のステップS107の契約認証処理を示すフローチャートである。
(ステップS151)注文管理装置21は契約認証サーバー36に接続し、登録認証を行う。登録認証は、ユーザクループID、ユーザ個別IDが登録されているか確認し、登録済みであれば、プログラム型番が一致しているか否かを判定することにより行うことができる。登録認証後、注文管理装置21は、メニュー設定データのバージョンを確認し、ステップS152の処理に進む。
(ステップS152)注文管理装置21は、正常に接続ができたか否かを判定する。正常に接続できたと判定した場合(ステップS152:Yes)には、ステップS153の処理に進み。正常に接続できていないと判定した場合(ステップS152:No)には、ステップS154の処理に進む。
(ステップS153)注文管理装置21は、契約認証サーバー36から、契約認証データをダウンロードする。その後、ステップS154の処理に進む。
(ステップS154)注文管理装置21は、認証が成功したか否かを判定する。認証が成功したと判定した場合(ステップS154:Yes)には、ステップS155の処理に進み、認証が成功していないと判定した場合(ステップS154:No)には、ステップS156の処理に進む。
(ステップS155)注文管理装置21は、起動許可設定とする。その後、契約認証処理を終了してメインルーチンに復帰する。
(ステップS156)注文管理装置21は、起動停止設定とする。その後、契約認証処理を終了してメインルーチンに復帰する。
このように、本発明の第1の実施形態に係る注文管理システム1では、担当者が店舗に出向いて制御プログラムのインストール作業を行わなくても、注文管理装置21に初期値を設定して電源をオンにすれば、注文管理装置21は、サーバー群3の各サーバー(制御プログラムサーバー31、マスター設定データサーバー32、メニュー設定データサーバー33)をアクセスし、各サーバーから、店舗側機器群2を構成する各機器(注文管理装置21、注文端末装置22−1〜22−m、据え置き端末装置23、無線プリンタ24−1〜24−n)の最新の制御プログラム(システム制御プログラム、ハンディーターミナル制御プログラム、据え置きターミナル制御プログラム、プリンタ制御プログラム)や設定データ(マスター設定データ、メニュー設定データ)をダウンロードして、インストールできる。また、システム構成の変更やメニュー変更においても、設置業者が各店舗と同じ構成のシステムでマスター設定データやメニュー設定データを作成し動作検証後に、マスター設定データサーバー又はメニュー設定データサーバーに登録することで、店舗に出向くことなく、設定変更が可能になる。
次に、本発明の第1の実施形態に係る注文管理システム1の制御プログラムや設定データのバージョンアップ処理について説明する。
本実施形態では、注文管理装置21は、一日一回程度、決まった時間に、制御プログラムサーバー31に接続し、制御プログラムサーバー31に保存されている制御プログラムのバージョンと、注文管理装置21の制御プログラムのバージョンを比較し、最新の制御プログラムとなるように、バージョンアップ処理を行っている。同様に、注文管理装置21は、一日一回程度、決まった時間に、マスター設定データサーバー32に接続し、マスター設定データサーバー32に保存されているマスター設定データのバージョンと、注文管理装置21のマスター設定データのバージョンを比較し、最新のマスター設定データとなるように、バージョンアップ処理を行っている。
同様に、一日一回程度、決まった時間に、注文管理装置21は、メニュー設定データサーバー33に接続し、メニュー設定データサーバー33に保存されているメニュー設定データのバージョンと、注文管理装置21のメニュー設定データのバージョンを比較して、最新のメニュー設定データとなるように、バージョンアップ処理を行っている。また、本実施形態では、注文管理装置21は、一日一回程度、決まった時間に、契約認証サーバー36と接続し、契約期間や稼働許可期間の情報を更新している。契約認証サーバー36からダウンロードした契約期間、稼働可能期間と、注文管理装置21自身が保存している契約期間、稼働可能期間が異なれば、最新の契約期間、稼働可能期間に更新される。そして、契約認証が成功した期間でのみ、注文管理装置21は起動できる。
図19は、制御プログラムのバージョンアップ処理のフローチャートである。
(ステップS201)、注文管理装置21は、登録されている制御プログラムサーバー31のURLにアクセスし、制御プログラムサーバー31に制御プログラムバージョンの問い合わせを行う。注文管理装置21から送信される制御プログラムバージョンの問い合わせには、ユーザクループID、ユーザ個別ID、プログラム型番が含まれる。
(ステップS202)制御プログラムサーバー31は、制御プログラムバージョンの問い合わせを受信すると、ユーザクループID、ユーザ個別IDが登録されているか確認し、登録済みであればユーザクループID、ユーザ個別IDのページに移り、制御プログラム情報を読み出し、プログラム型番が注文管理装置21から受信した制御プログラム問い合わせに含まれるプログラム型番と一致するか確認する。ユーザグループIDとユーザ個別IDとが登録済みであり、プログラム型番とが一致する場合(ステップS202:Yes)には、制御プログラムサーバー31は、ステップS203の処理に進む。一方、ユーザグループIDとユーザ個別IDとが登録されておらず、又はプログラム型番が一致しない場合(ステップS202:No)には、制御プログラムサーバー31は、ステップS204の処理に進む。
(ステップS203)制御プログラムサーバー31は、注文管理装置21に最新バージョンの応答を送信する。その後、ステップS208の処理に進む。
(ステップS204)制御プログラムサーバー31は、注文管理装置21にID未登録応答を送信し、制御プログラムのダウンロード処理を終了する。
(ステップS205)注文管理装置21は、ステップS201の処理で制御プログラム問い合わせを行った後、制御プログラムサーバー31側からの応答を待ち、制御プログラムサーバー31からバージョン応答があるか否かを判定する。バージョン応答があると判定した場合(ステップS205:Yes)には、注文管理装置21はステップS206の処理に進む。一方、バージョン応答がないと判定した場合(ステップS205:No)には、注文管理装置21は、ステップS211の処理に進む。
(ステップS206)注文管理装置21は、注文管理装置21の制御プログラムのバージョンと、バージョン応答として制御プログラムサーバー31から返されてきたバージョンとを比較し、注文管理装置21の制御プログラムが最新かどうかを判定する。注文管理装置21の制御プログラムが最新であると判定した場合(ステップS206:Yes)、注文管理装置21は、ダウンロード処理を終了する。一方、注文管理装置21の制御プログラムが最新ではないと判定した場合(ステップS206:No)、注文管理装置21は、ステップS207の処理に進む。
(ステップS207)注文管理装置21は、制御プログラムサーバー31に、ダウンロード要求を送信する。
(ステップS208)制御プログラムサーバー31は、ステップS203の処理で最新バージョン応答を送信した後、注文管理装置21からのダウンロード要求を待つ。そして、制御プログラムサーバー31は、注文管理装置21からのダウンロード要求を受信すると、注文管理装置21に制御プログラムを送信し、処理を終了する。
(ステップS209)注文管理装置21は、制御プログラムのダウンロードが成功したか否かを判定する。制御プログラムのダウンロードが成功したと判定した場合(ステップS209:Yes)には、注文管理装置21は、制御プログラムのダウンロード処理を終了する。一方、制御プログラムのダウンロードが失敗したと判定した場合(ステップS209:No)には、注文管理装置21は、ステップS210の処理に進む。
(ステップS210)注文管理装置21は、オフラインでの制御プログラムのインストールを受け付ける。この場合、担当者がオフラインで制御プログラムをインストールすることになる。注文管理装置21は、オフラインでの制御プログラムのインストールが終了した場合には、制御プログラムのダウンロード処理を終了する。
(ステップS211)注文管理装置21は、警告表示を行う。その後、制御プログラムのダウンロード処理を終了する。
図20は、マスター設定データのバージョンアップ処理のフローチャートである。
(ステップS301)注文管理装置21は、登録されているマスター設定データサーバー32のURLにアクセスし、マスター設定データサーバー32にマスター設定データバージョンの問い合わせを行う。注文管理装置21から送信されるマスター設定データバージョンの問い合わせには、ユーザクループID、ユーザ個別ID、プログラム型番が含まれる。
(ステップS302)マスター設定データサーバー32は、マスター設定データバージョンの問い合わせを受信した場合、ユーザクループID、ユーザ個別IDが登録されているかを確認し、登録済みであればユーザクループID、ユーザ個別IDのページに移り、マスター設定データ情報を読み出し、プログラム型番が注文管理装置21から受信したマスター設定データ問い合わせに含まれるプログラム型番と一致するか確認する。ユーザグループIDとユーザ個別IDとが登録済みであり、プログラム型番とが一致した場合(ステップS302:Yes)には、マスター設定データサーバー32は、ステップS303の処理に進む。一方、ユーザグループIDとユーザ個別IDとが登録されておらず、又はプログラム型番が一致していない場合(ステップS302:No)には、マスター設定データサーバー32は、ステップS304の処理に進む。
(ステップS303)マスター設定データサーバー32は、注文管理装置21に最新バージョンの応答を送信する。その後、ステップS308の処理に進む。
(ステップS304)マスター設定データサーバー32は、注文管理装置21にID未登録応答を送信し、マスター設定データのダウンロード処理を終了する。
(ステップS305)注文管理装置21は、マスター設定データサーバー32側からの応答を待ち、マスター設定データサーバー32から、バージョン応答が送信されたか否かを判定する。バージョン応答が送信された場合(ステップS305:Yes)には、注文管理装置21は、ステップS306の処理に進み、バージョン応答が送信されない場合(ステップS305:No)には、注文管理装置21は、ステップS311の処理に進む。
(ステップS306)注文管理装置21は、注文管理装置21のマスター設定データのバージョンと、バージョン応答としてマスター設定データサーバー32から返されてきたバージョンとを比較し、注文管理装置21のマスター設定データが最新かどうかを判定する。注文管理装置21のマスター設定データが最新であると判定した場合(ステップS306:Yes)、注文管理装置21は、マスター設定データのダウンロード処理を終了する。一方、注文管理装置21のマスター設定データが最新ではないと判定した場合(ステップS306:No)、注文管理装置21は、ステップS307の処理に進む。
(ステップS307)注文管理装置21は、マスター設定データサーバー32に、マスター設定データのダウンロード要求を送信する。その後、ステップS309の処理に進む。
(ステップS308)マスター設定データサーバー32は、ステップS303で最新バージョン応答を送信した後、注文管理装置21からのダウンロード要求を待機し、注文管理装置21からのダウンロード要求を受信すると、注文管理装置21にマスター設定データを送信する。その後、マスター設定データのダウンロード処理を終了する。
(ステップS309)注文管理装置21は、マスター設定データのダウンロードが成功したか否かを判定する。ダウンロードが成功したと判定した場合(ステップS309:Yes)には、注文管理装置21は、マスター設定データのダウンロード処理を終了する。一方、マスター設定データのダウンロードが失敗したと判定した場合(ステップS309:No)には、注文管理装置21は、ステップS310の処理に進む。
(ステップS310)注文管理装置21は、オフラインでのマスター設定データのインストールを受け付ける。この場合、担当者がオフラインでマスター設定データをインストールすることになる。注文管理装置21は、オフラインでのマスター設定データのインストールが終了した場合には、マスター設定データのダウンロード処理を終了する。
(ステップS311)注文管理装置21は、警告表示を行う。その後、マスター設定データのダウンロード処理を終了する。
図21は、メニュー設定データのバージョンアップ処理のフローチャートである。
(ステップS401)注文管理装置21は、登録されているメニュー設定データサーバー33のURLにアクセスし、メニュー設定データサーバー33にメニュー設定データバージョンの問い合わせを行う。注文管理装置21から送信されるメニュー設定データバージョンの問い合わせには、ユーザクループID、ユーザ個別ID、プログラム型番が含まれる。
(ステップS402)メニュー設定データサーバー33は、メニュー設定データバージョンの問い合わせを受信した場合、ユーザクループID、ユーザ個別IDが登録されているか確認し、登録済みであればユーザクループID、ユーザ個別IDのページに移り、メニュー設定データ情報を読み出し、プログラム型番が注文管理装置21から受信したメニュー設定データ問い合わせに含まれるプログラム型番と一致するか確認する。ユーザグループIDとユーザ個別IDとが登録済みであり、プログラム型番とが一致した場合(ステップS402:Yes)には、メニュー設定データサーバー33は、ステップS403の処理に進む。一方、ユーザグループIDとユーザ個別IDとが登録されておらず、又はプログラム型番が一致していない場合(ステップS402:No)には、メニュー設定データサーバー33は、ステップS404の処理に進む。
(ステップS403)メニュー設定データサーバー33は、注文管理装置21に最新バージョンの応答を送信する。その後、ステップS408の処理に進む。
(ステップS404)メニュー設定データサーバー33は、注文管理装置21にID未登録応答を送信し、メニュー設定データのダウンロード処理を終了する。
(ステップS405)注文管理装置21は、メニュー設定データサーバー33側からの応答を待ち、メニュー設定データサーバー33から、バージョン応答が送信されたか否かを判定する。バージョン応答が送信された場合(ステップS405:Yes)には、注文管理装置21は、ステップS406の処理に進み、バージョン応答が送信されない場合(ステップS405:No)には、注文管理装置21は、ステップS411の処理に進む。
(ステップS406)注文管理装置21は、注文管理装置21のメニュー設定データのバージョンと、バージョン応答としてメニュー設定データサーバー33から返されてきたバージョンとを比較し、注文管理装置21のメニュー設定データが最新かどうかを判定する。注文管理装置21のメニュー設定データが最新であると判定した場合(ステップS406:Yes)、注文管理装置21は、メニュー設定データのダウンロード処理を終了する。一方、注文管理装置21のメニュー設定データが最新ではないと判定した場合(ステップS406:No)、注文管理装置21は、ステップS407の処理に進む。
(ステップS407)注文管理装置21は、メニュー設定データサーバー33に、メニュー設定データのダウンロード要求を送信する。その後、ステップS409の処理に進む。
(ステップS408)メニュー設定データサーバー33は、ステップS403で最新バージョン応答を送信した後、注文管理装置21からのダウンロード要求を待機し、注文管理装置21からのダウンロード要求を受信すると、注文管理装置21にメニュー設定データを送信する。その後、メニュー設定データのダウンロード処理を終了する。
(ステップS409)注文管理装置21は、メニュー設定データのダウンロードが成功したか否かを判定する。ダウンロードが成功したと判定した場合(ステップS409:Yes)には、注文管理装置21は、メニュー設定データのダウンロード処理を終了する。一方、メニュー設定データのダウンロードが失敗したと判定した場合(ステップS409:No)には、注文管理装置21は、ステップS410に進む。
(ステップS410)注文管理装置21は、オフラインでのメニュー設定データのインストールを受け付ける。この場合、担当者がオフラインでメニュー設定データをインストールすることになる。注文管理装置21は、オフラインでのメニュー設定データのインストールが終了した場合には、メニュー設定データのダウンロード処理を終了する。
(ステップS411)注文管理装置21は、警告表示を行う。その後、メニュー設定データのダウンロード処理を終了する。
図22は、契約情報の更新処理のフローチャートである。
(ステップS501)注文管理装置21は、登録されている契約認証サーバー36のURLにアクセスし、契約認証サーバー36に認証データ問い合わせを行う。注文管理装置21から送信されるメニューデータ問い合わせには、ユーザクループID、ユーザ個別ID、プログラム型番が含まれる。
(ステップS502)契約認証サーバー36は、認証データ問い合わせを受信した場合、ユーザクループID、ユーザ個別IDが登録されているか確認し、登録済みであればユーザクループID、ユーザ個別IDのページに移り、プログラム型番を読み出し、プログラム型番が注文管理装置21から受信したメニューデータ問い合わせに含まれるプログラム型番と一致するか確認する。ユーザグループIDとユーザ個別IDとが登録済みであり、プログラム型番とが一致した場合(ステップS502:Yes)には、契約認証サーバー36は、ステップS503の処理に進む。一方、ユーザグループIDとユーザ個別IDとが登録されておらず、又はプログラム型番が一致していない場合(ステップS502:No)には、契約認証サーバー36は、ステップS504の処理に進む。
(ステップS503)契約認証サーバー36は、注文管理装置21に認証OKの応答を送信する。その後、ステップS508の処理に進む。
(ステップS504)契約認証サーバー36は、注文管理装置21に認証NGの応答を送信し、認証処理を終了する。
(ステップS505)注文管理装置21は、契約認証サーバー36側からの応答を待ち、契約認証サーバー36から、認証OKの応答が送信されたか否かを判定する。認証OKの応答が送信された場合(ステップS505:Yes)には、注文管理装置21は、ステップS506の処理に進み、認証OKの応答が送信されない場合(ステップS505:No)には、注文管理装置21は、ステップS507の処理に進む。
(ステップS506)注文管理装置21は、契約認証サーバー36に、契約情報のダウンロード要求を送信する。その後、ステップS509の処理に進む。
(ステップS507)契約認証サーバー36は、認証OKの応答を送信した後、注文管理装置21からのダウンロード要求を待つ。そして、契約認証サーバー36は、注文管理装置21からのダウンロード要求を受信すると、注文管理装置21に契約情報(契約期間、稼働許可時間を含む)を送信し、処理を終了する。
(ステップS508)注文管理装置21は、契約情報を受信した場合、受信した契約情報と注文管理装置21に保存してある契約情報を比較し、比較した契約情報が異なれば受信した契約情報を保存する。注文管理装置21は保存した契約情報に従い認証判定を行う。また、注文管理装置21は、契約期間又は稼働許可期間のどちらか期間が短い方の時間まで稼働できる時間、すなわち累積稼働可能時間を計算し、注文管理装置21に保存する。また、注文管理装置21は、契約認証サーバー36の契約情報が更新された時すなわち受信した契約情報を注文管理装置21に保存する時、累積稼働実績時間をクリアする。注文管理装置21は累積稼働時間をクリアする時、契約情報に含まれる契約期間と稼働許可期間を元に累積稼働可能時間を計算し注文管理装置21に保存する。その後、ステップS509の処理に進む。
(ステップS509)注文管理装置21は、現在の年月日が契約期間内であり、且つ、累積稼働期間が稼働許可期間内か否かを判定する。注文管理装置21は、自装置の時刻と契約期間、稼働許可期間を比較し、自装置の時刻が契約期間且つ稼働許可期間に入っていて、さらに契約期間と稼働許可期間を含む契約情報を保存するときに計算して保存した累積稼働可能時間より、自装置の累積稼働実績時間が小さい場合(ステップS509:Yes)には、稼働を継続し、契約情報の更新処理を終了する。一方、注文管理装置21は、自装置の時刻が契約期間又は稼働許可期間を超えている場合(ステップS510:No)には、稼働を停止し、契約情報の更新処理を終了する。
(ステップS510)注文管理装置21は、限定パスコードを用いて、オフラインの認証処理を行う。その後、契約情報の更新処理を終了する。
例えば、店舗のインターネット回線で通信障害が発生すると、注文管理装置21は、契約認証サーバー36との通信ができず、認証データが更新されないために注文管理システムが稼働できないリスクがある。この障害への対応として、契約認証サーバー36においてユーザグループID、ユーザ個別ID、契約開始日及び現在の年月日から、限定パスコードを生成する機能を有する。
店舗内の注文管理装置21には、ユーザグループID、ユーザ個別ID、契約開始日が保存されているので、日付時刻を合わせれば、契約認証サーバー36と同じアルゴリズムで限定パスコードを生成できる。店舗の担当者は、注文管理装置21が 契約認証サーバー36に接続ができないときには、コールセンターに問い合わせして、限定パスコードを取得する。オフライン認証にて限定パスコードを入力することで、限られた期間システムを稼働できる機能を有する。
付与する限定パスコードは、例えば、ユーザグループIDが「DJ00005」で、ユーザ個別IDが「001000」のシステムにおいて、契約開始日が2014年8月25日、本日の日付が2015年12月10日のとき、「DJ00005 001000 140825」から6桁の識別番号(固定)を生成し、本日の日付「151210」と稼働許可期間(週単位)を含む数値とする。
注文管理装置21は、識別番号が一致し、日付、稼働許可期間内であれば、稼働を許可する。注文管理装置21は、オフライン認証において限定パスコードを入力したときに、限定パスコード用累積稼働時間をクリアする。限定パスコードで許可された期間より限定パスコードで稼働した累積時間の方が長くなると、限定パスコードの時間オーバーであることを表示し、稼働を停止する。
また、各サーバーは、日替わりで年月日から生成した特別ユーザグループID、ユーザ個別IDが登録されている。注文管理装置21の日付時刻を設定し、特別ユーザグループID、ユーザ個別IDを設定すれば、各サーバーに登録してあるサンプル制御プログラム、サンプルマスター設定データ、サンプルメニュー設定データがダウンロードできる。契約前にシステムの設置確認を行う場合、コールセンターに特別ユーザグループID、ユーザ個別IDを問い合わせすることで、サンプルデータによる動作検証が可能となる。
以上説明したように、本実施形態では、注文管理装置21が所定時間毎に制御プログラムサーバー31にアクセスすることで、最新の制御プログラムに自動的にバージョンアップできる。また、注文管理装置21が所定時間毎にマスター設定データサーバー32及びメニュー設定データサーバー33にアクセスすることで、最新の設定データに自動的にバージョンアップできる。また、注文管理装置21が所定時間毎に契約認証サーバー36にアクセスすることで、契約情報を更新できる。また、制御プログラムやマスター設定データ、メニュー設定データは、インストールしても、契約認証サーバー36にアクセスして、認証を得ないとシステムを稼働できない。認証サーバーは、契約期間に応じてシステムの稼働を許可するように構築することで、月単位等の契約が可能になる。
次に、本発明の第1の実施形態に係る注文管理システム1のデータのバックアップ処理について説明する。
本実施形態では、注文端末装置22−1〜22−や据え置き端末装置23から注文処理を完了すると、注文管理装置21は、この注文データを注文管理データサーバー34にアップロードしている。また、POS端末装置25で会計処理を完了すると、注文管理装置21は、この会計データを会計データサーバー35にアップロードしている。何らかの原因で、注文管理装置21の注文データや会計データが消失したり、最新でなくなったりしたときには、注文管理データサーバー34に保存されている注文データや、会計データサーバー35に保存されている会計データをダウンロードすることで、データの復元が行える。
図23は、注文データのアップロード/ダウンロード処理のフローチャートである。
(ステップS601)注文管理装置21は、登録されている注文管理データサーバー34のURLにアクセスし、注文管理データサーバー34に注文受付の問い合わせを行う。注文管理装置21から送信される注文受付の問い合わせには、ユーザクループID、ユーザ個別ID、プログラム型番が含まれる。
(ステップS602)注文管理データサーバー34は、注文受付の問い合わせを受信した場合、ユーザクループID、ユーザ個別IDが登録されているかを確認し、登録済みであればユーザクループID、ユーザ個別IDのページに移り、マスター設定データ情報を読み出し、プログラム型番が注文管理装置21から受信したマスター設定データ問い合わせに含まれるプログラム型番と一致するか確認する。ユーザグループIDとユーザ個別IDとが登録済みであり、プログラム型番とが一致した場合(ステップS602:Yes)には、注文管理データサーバー34は、ステップS603の処理に進む。一方、ユーザグループIDとユーザ個別IDとが登録されておらず、又はプログラム型番が一致していない場合(ステップS602:No)には、注文管理データサーバー34は、ステップS604の処理に進む。
(ステップS603)注文管理データサーバー34は、注文管理装置21に注文受付の応答を送信する。注文受付の応答には、会計情報識別子、注文受付数が含まれる。その後、ステップS612の処理に進む。
(ステップS604)注文管理データサーバー34は、注文管理装置21にID未登録応答を送信し、注文データのアップロード/ダウンロード処理を終了する。
(ステップS605)注文管理装置21は、注文管理データサーバー34側からの応答を待ち、注文管理データサーバー34から、注文受付応答が送信されたか否かを判定する。注文受付応答が送信された場合(ステップS605:Yes)には、注文管理装置21は、ステップS607の処理に進み、注文受付応答が送信されない場合(ステップS605:No)には、注文管理装置21は、ステップS606の処理に進む。
(ステップS606)注文管理装置21は、警告表示を行って、処理を終了する。
(ステップS607)注文管理装置21は、注文管理装置21の会計情報識別子と、注文受付応答として注文管理データサーバー34から返されてきた会計情報識別子とが一致するかどうかを判定する。会計情報識別子が不一致の場合(ステップS607:No)、注文管理装置21は、ステップS608に処理を進める。会計情報識別子が一致した場合(ステップS607:Yes)、注文管理装置21は、ステップS609に処理を進める。
(ステップS608)注文管理装置21は、会計情報識別子初期化要求を行い、ステップS601に処理を戻すと共に、注文管理データサーバー34に、初期化要求を送信する。この初期化要求には新しい会計情報識別子が含まれている。
(ステップS609)注文管理装置21は、注文管理装置21の注文受付数が注文管理データサーバー34から受信した注文数より少ないか否かを判定する。注文管理装置21の注文受付数が注文管理データサーバー34から受信した注文数より少ない場合(ステップS609:Yes)、注文管理装置21は処理をステップS610に進める。注文管理装置21の注文受付数が注文管理データサーバー34から受信した注文数より多い場合(ステップS609:No)、注文管理装置21は処理をステップS611に進める。
(ステップS610)注文管理装置21は、注文管理データサーバー34に、注文受付数分全ての注文データの一括ダウンロード要求を送信する。
(ステップS611)注文管理装置21は、注文管理データサーバー34に、注文受付数の差分の注文データを送信する。
(ステップS612)注文管理データサーバー34は、ステップS603の処理で注文受付数応答を送信した後、注文管理装置21から送信されてくる、初期化要求、アップロードされる注文データ又は注文データダウンロード要求を待機する。
(ステップS613)注文管理データサーバー34は、注文管理装置21から初期化要求を受信したか否かを判定する。注文管理データサーバー34は、初期化要求を受信した場合(ステップS613:Yes)には、ステップS614の処理に進み、初期化要求を受信しない場合(ステップS613:No)には、ステップS615の処理に進む。
(ステップS614)注文管理データサーバー34は、会計情報識別子を保存し、注文データ及び注文受付数をクリアし、処理をステップS602に戻す。
(ステップS615)注文管理データサーバー34は、注文管理装置21からダウンロード要求を受信したか否かを判定する。注文管理データサーバー34は、ダウンロード要求を受信した場合(ステップS615:Yes)には、ステップS616の処理に進み、ダウンロード要求を受信しない場合(ステップS615:No)には、ステップS617の処理に進む。
(ステップS616)注文管理データサーバー34は、保存している注文データを注文管理装置21に送信する。その後、注文データのアップロード/ダウンロード処理を終了する。
(ステップS617)注文管理データサーバー34は、注文管理装置21から注文データを受信したか否かを判定する。注文管理データサーバー34は、注文データを受信した場合(ステップS617:Yes)には、ステップS618の処理に進み、注文データを受信しない場合(ステップS617:No)には、注文データのアップロード/ダウンロード処理を終了する。
(ステップS618)注文管理データサーバー34は、注文管理装置21から受信した注文データを保存する。その後、注文データのアップロード/ダウンロード処理を終了する。
(ステップS619)注文管理装置21は、注文データのダウンロードが成功したか否かを判定する。注文データのダウンロードが成功したと判定した場合(ステップS619:Yes)には、注文管理装置21は、注文データのアップロード/ダウンロード処理を終了する。一方、注文データのダウンロードが失敗したと判定した場合(ステップS619:No)には、ステップS601の処理にリターンし、注文データのダウンロードをリトライする。また、ステップS619で、リトライ回数が所定回数以上になったら、ステップS606に進み、警告表示を行った後、処理を終了する。
なお、レストランや居酒屋の注文管理は、会計締めを単位として行っている。このことから、上述の注文データのアップロード/ダウンロード処理は、会計締めを単位として行うようにしている。すなわち、注文管理装置21は、注文管理装置21の会計情報識別子と注文管理データサーバー34の会計情報識別子とを比較する。会計情報識別子とは、会計管理を開始するときにPOSから発行されるユニークな番号である。会計識別子が不一致のときは、POSと会計の締め及び開始を行う必要があり、会計の締めにより、注文管理装置21から注文管理データサーバー34に注文データのクリア要求が発行される。これにより、注文管理データサーバー34内に保管してある注文データは削除され、受付注文数は0になる。そして、注文管理装置21は、注文管理データサーバー34から受信した受付注文数が注文管理装置21内で処理した件数より少ない場合は、注文管理データサーバー34の不足分の件数の注文データを注文管理データサーバー34にアップロードする。また、注文管理装置21は、注文管理データサーバー34から受信した受付注文数が注文管理装置21内で処理した件数以上の場合、注文管理装置21内の不足分の注文データを注文管理データサーバー34からダウンロードする。これにより、注文管理装置21は、注文管理データサーバー34からダウンロードした注文データに沿って注文管理データの復元を行う。
また、注文管理装置21から注文管理データサーバー34への注文データのアップロードが失敗した場合は、アップロードが成功するまで定期的に、注文データのアップロードを試みるようにしても良い。
図24は、会計データのアップロード/ダウンロード処理のフローチャートである。
(ステップS701)注文管理装置21は、登録されている会計データサーバー35のURLにアクセスし、会計データサーバー35に会計受付の問い合わせを行う。注文管理装置21から送信される会計受付の問い合わせには、ユーザクループID、ユーザ個別ID、プログラム型番が含まれる。
(ステップS702)会計データサーバー35は、会計受付の問い合わせを受信した場合、ユーザクループID、ユーザ個別IDが登録されているかを確認し、登録済みであればユーザクループID、ユーザ個別IDのページに移り、マスター設定データ情報を読み出し、プログラム型番が注文管理装置21から受信したマスター設定データ問い合わせに含まれるプログラム型番と一致するか確認する。ユーザグループIDとユーザ個別IDとが登録済みであり、プログラム型番とが一致した場合(ステップS702:Yes)には、会計データサーバー35は、ステップS703の処理に進む。一方、ユーザグループIDとユーザ個別IDとが登録されておらず、又はプログラム型番が一致していない場合(ステップS702:No)には、会計データサーバー35は、ステップS704の処理に進む。
(ステップS703)会計データサーバー35は、注文管理装置21に会計受付の応答を送信する。会計受付の応答には、会計情報識別子、会計受付数が含まれる。その後、ステップS712の処理に進む。
(ステップS704)会計データサーバー35は、注文管理装置21にID未登録応答を送信し、処理を終了する。
(ステップS705)注文管理装置21は、会計データサーバー35側からの応答を待ち、会計データサーバー35から、会計受付応答が送信されたか否かを判定する。会計受付応答が送信された場合(ステップS705:Yes)には、注文管理装置21は、ステップS707の処理に進み、会計受付応答が送信されない場合(ステップS705:No)には、注文管理装置21は、ステップS706の処理に進む。
(ステップS706)注文管理装置21は、警告表示を行って、処理を終了する。
(ステップS707)注文管理装置21は、注文管理装置21の会計情報識別子と、会計受付応答として会計データサーバー35から返されてきた会計情報識別子とが一致するかどうかを判定する。会計情報識別子が不一致の場合(ステップS707:No)、注文管理装置21は、ステップS708に処理を進める。会計情報識別子が一致した場合(ステップS707:Yes)、注文管理装置21は、ステップS709に処理を進める。
(ステップS708)注文管理装置21は、会計情報識別子初期化要求を行い、ステップS701に処理を戻すと共に、会計データサーバー35に、初期化要求を送信する。この初期化要求には新しい会計情報識別子が含まれている。
(ステップS709)注文管理装置21は、注文管理装置21の会計受付数が会計データサーバー35から受信した会計受付数より少ないか否かを判定する。注文管理装置21の会計受付数が会計データサーバー35から受信した会計受付数より少ない場合(ステップS709:Yes)、注文管理装置21は処理をステップS710に進める。注文管理装置21の会計受付数が会計データサーバー35から受信した会計受付数より多い場合(ステップS709:No)、注文管理装置21は処理をステップS711に進める。
(ステップS710)注文管理装置21は、会計データサーバー35に、会計受付数分全ての会計データの一括ダウンロード要求を送信する。
(ステップS711)注文管理装置21は、会計データサーバー35に、会計受付数の差分の会計データを送信する。
(ステップS712)会計データサーバー35は、ステップS703の処理で会計受付数応答を送信した後、注文管理装置21から送信されてくる、初期化要求、アップロードされる会計データ又は会計データダウンロード要求を待機する。
(ステップS713)会計データサーバー35は、注文管理装置21から初期化要求を受信したか否かを判定する。会計データサーバー35は、初期化要求を受信した場合(ステップS713:Yes)には、ステップS714の処理に進み、初期化要求を受信しない場合(ステップS713:No)には、ステップS715の処理に進む。
(ステップS714)会計データサーバー35は、会計情報識別子を保存し、会計データ及び会計受付数をクリアし、処理をステップS702に戻す。
(ステップS715)会計データサーバー35は、注文管理装置21からダウンロード要求を受信したか否かを判定する。会計データサーバー35は、ダウンロード要求を受信した場合(ステップS715:Yes)には、ステップS716の処理に進み、ダウンロード要求を受信しない場合(ステップS715:No)には、ステップS717の処理に進む。
(ステップS716)会計データサーバー35は、保存している会計データを注文管理装置21に送信する。その後、会計データのアップロード/ダウンロード処理を終了する。
(ステップS717)会計データサーバー35は、注文管理装置21から会計データを受信したか否かを判定する。会計データサーバー35は、会計データを受信した場合(ステップS717:Yes)には、ステップS718の処理に進み、会計データを受信しない場合(ステップS717:No)には、会計データのアップロード/ダウンロード処理を終了する。
(ステップS718)会計データサーバー35は、注文管理装置21から受信した会計データを保存する。その後、会計データのアップロード/ダウンロード処理を終了する。
(ステップS719)注文管理装置21は、会計データのダウンロードが成功したか否かを判定する。会計データのダウンロードが成功したと判定した場合(ステップS719:Yes)には、注文管理装置21は、会計データのアップロード/ダウンロード処理を終了する。一方、会計データのダウンロードが失敗したと判定した場合(ステップS719:No)には、ステップS701の処理にリターンし、会計データのダウンロードをリトライする。また、ステップS719で、リトライ回数が所定回数以上になったら、ステップS706に進み、警告表示を行った後、会計データのアップロード/ダウンロード処理を終了する。
なお、レストランや居酒屋の注文管理は、会計締めを単位として行っている。このことから、上述の会計データのアップロード/ダウンロード処理は、会計締めを単位として行うようにしている。すなわち、注文管理装置21は、注文管理装置21の会計情報識別子と会計データサーバー35の会計情報識別子とを比較する。会計識別子が不一致のときは、POSと会計の締め及び開始を行う必要があり、会計の締めにより、注文管理装置21から会計データサーバー35に会計データのクリア要求が発行される。これにより、会計データサーバー35内に保管してある会計データは削除される。そして、注文管理装置21は、会計データサーバー35から受信した会計処理数が注文管理装置21内で処理した件数より少ない場合は、会計データサーバー35の不足分の件数の会計データを会計データサーバー35にアップロードする。また、注文管理装置21は、会計データサーバー35から受信した会計処理数が注文管理装置21内で処理した件数以上の場合、注文管理装置21内の不足分の会計処理データを会計データサーバー35からダウンロードする。これにより、注文管理装置21は、会計データサーバー35からダウンロードした注文データに沿って会計データの復元を行う。
このように、本実施形態では、注文管理データサーバー34、会計データサーバー35を備え、注文入力があり注文処理が完了したら、注文データを注文管理データサーバー34にアップロードしている。また、POS端末装置25から会計問い合わせがあり、会計が完了したら、会計データを会計データサーバー35にアップロードしている。注文データ、会計データをそれぞれ注文管理データサーバー34及び会計データサーバー35にアップロードすることにより、店舗側機器群2でデータが消失しても、注文管理データサーバー34に保管された注文データや、会計データサーバー35に保管された会計理データをダウンロードし、注文データや会計データを復元して、注文処理を継続できる。
なお、注文管理システム1の全部又は一部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行っても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバーやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
1・・・注文管理システム、2・・・店舗側機器群、3・・・サーバー群、5・・・ネットワーク、21・・・注文管理装置、22・・・注文端末装置、23・・・据え置き端末装置、24・・・無線プリンタ、25・・・POS端末装置、26・・・ブロードバンドルータ、31・・・制御プログラムサーバー、32・・・マスター設定データサーバー、33・・・メニュー設定データサーバー、34・・・注文管理データサーバー、35・・・会計データサーバー、36・・・契約認証サーバー

Claims (3)

  1. 店舗に配置される店舗側機器群と、
    前記店舗側機器群を管理するためのサーバー群とを備え、
    前記店舗側機器群は、注文入力を行う注文端末装置と、前記注文端末装置で入力された注文を管理する注文管理装置とを含み、
    前記サーバー群は、契約認証を管理する契約認証サーバーを含み、
    前記注文管理装置は、前記契約認証サーバーに保存されている契約情報による認証の結果、認証が成立した期間のみ起動する
    ことを特徴とする注文管理システム。
  2. 前記サーバー群は、前記店舗側機器群に含まれる装置に関するプログラムと前記店舗で使用するメニューに関するデータを含んで記憶しており、
    前記注文管理装置は、前記契約情報による起動に関する認証処理に先立って、前記サーバー群から前記装置に関するプログラムと前記店舗で使用するメニューを受信して記憶する
    ことを特徴とする請求項1に記載の注文管理システム。
  3. 店舗に配置される店舗側機器群と、
    前記店舗側機器群を管理するためのサーバー群とを備え、
    前記店舗側機器群は、注文入力を行う注文端末装置と、前記注文端末装置で入力された注文を管理する注文管理装置とを含み、
    前記サーバー群は、注文データを管理する注文管理データサーバーを含み、
    前記注文管理装置は、前記注文端末装置からの注文データを保存するとともに、前記注文端末装置からの注文データを前記注文管理データサーバーにアップロードする
    ことを特徴とする注文管理システム。
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