JP2002092225A - ネットワークを利用した顧客管理システム、顧客管理方法および情報記録媒体 - Google Patents

ネットワークを利用した顧客管理システム、顧客管理方法および情報記録媒体

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JP2002092225A
JP2002092225A JP2000284163A JP2000284163A JP2002092225A JP 2002092225 A JP2002092225 A JP 2002092225A JP 2000284163 A JP2000284163 A JP 2000284163A JP 2000284163 A JP2000284163 A JP 2000284163A JP 2002092225 A JP2002092225 A JP 2002092225A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 使用許諾のためのキーコードであるライセン
スキーに基づいて、ユーザシステムを利用するユーザの
ユーザ情報および前記ユーザシステムのシステム情報を
管理する。 【解決手段】 顧客管理システム100は、代理店サー
バ141を備えた代理店システム104、およびユーザ
サーバ151を備えたユーザシステム105とインター
ネット等のネットワーク161を介して相互に通信が可
能である。上述のシステム構成において、ユーザを特定
する情報、ソフトウェア製品を特定する情報、ソフトウ
ェア製品のバージョンを特定する情報およびユーザシス
テムにコピーされるソフトウェア製品のライセンス数を
特定する情報から構成されるライセンスキーに基づい
て、ユーザのユーザ情報およびユーザが利用していユー
ザシステムのシステム情報を管理する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークを利
用した顧客管理システム、顧客管理方法および情報記録
媒体に関する。特に、ソフトウェア製品の機能処理を実
行させる使用許諾のためのキーコードであるライセンス
キーに基づいて、ユーザのユーザ情報およびユーザシス
テムのシステム情報を管理する手段を備えたネットワー
クを利用した顧客管理システム、顧客管理方法および情
報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】ユーザシステムにおいて使用されるソフ
トウェア製品は、一般に、ソフトウェア製品のプログラ
ムが記憶されている情報記録媒体、例えば、CD−RO
M(コンパクト・ディスク)、FD(フロッピー(登録
商標)・ディスク)等によって、入手することができ
る。入手したソフトウェア製品は、ソフトウェア製品を
供給する側とソフトウェア製品を使用する側であるユー
ザとの間において、使用のための契約をすることによ
り、ユーザシステムにおいて使用することができる。こ
こで、プログラムの容量が比較的小さい場合は、情報記
録媒体を入手することなく、ネットワークを介してソフ
トウェア製品をダウンロードすることによって入手する
こともできた。
【0003】また、ユーザシステムにおいて使用が許可
されたソフトウェア製品を、ユーザシステムを構成する
複数のコンピュータにおいて使用する場合は、ソフトウ
ェア製品を供給する側からコンピュータ毎に、そのソフ
トウェア製品の供給を受ける必要があり、ソフトウェア
製品を使用するコンピュータの台数分の情報記録媒体を
用意する必要があった。更に、上述した複数個の情報記
録媒体について、ソフトウェア製品を供給する側とソフ
トウェア製品を使用する側との間において使用のための
契約をする必要もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来から、ユ
ーザシステムにおいて使用が許可されたソフトウェア製
品を複数のコンピュータにおいて使用する場合には、ソ
フトウェア製品を使用する側において、ソフトウェア製
品を使用するコンピュータの台数分の情報記録媒体を用
意せずに、1個の情報記録媒体を不正にコピー(ダウン
ロード)することがあった。また、上述した情報記録媒
体の不正コピーを防止する簡単な手段がなかった。その
ため、ソフトウェア製品を供給する側において、上述し
た情報記録媒体の不正コピーをいかに防ぎ、適正な利潤
を確保するかが重要な問題となっていた。
【0005】また、従来から、ソフトウェア製品を使用
する側であるユーザの名前、住所等のユーザ情報、ソフ
トウェア製品を使用するための契約情報等から構成され
る顧客データベースを、ソフトウェア製品を供給する側
において管理している。
【0006】しかしながら、ソフトウェア製品を使用す
るための契約情報が変更された場合に顧客データベース
に反映させなかったりする場合があった。例えば、ソフ
トウェア製品のバージョンが更新された場合、更新され
たバージョンのソフトウェア製品を使用するように契約
を変更したユーザのデータを顧客データベースに反映さ
せるのを忘れてしまう場合があった。そのため、実際の
契約情報と顧客データベースの情報とが一致せず、ソフ
トウェア製品を供給する側において、顧客データベース
を利用しなくなってしまうという問題があった。
【0007】また、ソフトウェア製品にトラブルが発生
した場合、供給したソフトウェア製品の情報、例えば、
ソフトウェア製品の種類、ソフトウェア製品のバージョ
ン等が、ユーザによって異なり、更に、ユーザによって
異なる情報を、ソフトウェア製品を供給する側において
把握していないため、トラブル修正の為の対応処理に時
間を要してしまうという問題もあった。
【0008】従って、本発明は、以上のような問題点を
解決するためになされたもので、1個または複数個のソ
フトウェア製品をコピーしたユーザシステムにソフトウ
ェア製品の機能処理を実行させる、使用許諾のためのキ
ーコードであるライセンスキーに基づいて、ユーザシス
テムを利用するユーザのユーザ情報および前記ユーザシ
ステムのシステム情報を管理する手段を備えた、ネット
ワークを利用した顧客管理システム、顧客管理方法およ
び情報記録媒体を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上述した従
来の問題点を解決すべく研究を重ねた。その結果、ユー
ザを特定する情報、ソフトウェア製品を特定する情報、
ソフトウェア製品のバージョンを特定する情報およびユ
ーザシステムにコピーされるソフトウェア製品のライセ
ンス数を特定する情報から構成されるライセンスキーに
基づいて、ユーザのユーザ情報およびユーザが利用して
いユーザシステムのシステム情報を管理することによっ
て、ソフトウェア製品のトラブル発生時の対応処理の時
間を削減できることが判明した。
【0010】更に、1個または複数個のソフトウェア製
品が格納されている総合ソフトウェア製品をユーザに供
給し、ライセンスキーに基づいて、ユーザの所望の機能
をもつソフトウェア製品のプログラムを実行させること
により、ユーザ市場に流通するソフトウェア製品を総合
ソフトウェア製品に統一することができ、更に統一する
ことによって、ソフトウェア製品のサポート効率を向上
できることが判明した。
【0011】また、ユーザによって改竄できないユーザ
システムを特定する情報を、ユーザシステムのユーザサ
ーバのハード・ディスク上に格納することによって、ユ
ーザシステムにおいて動作するソフトウェア製品を、ラ
イセンスキーに基づいて指定できることが判明した。
【0012】上記研究結果に基づき、以下の発明を提供
する。
【0013】本発明の、ネットワークを利用した顧客管
理システムの第1の態様は、1個または複数個のソフト
ウェア製品をコピーしたユーザシステムにソフトウェア
製品の機能処理を実行させる、使用許諾のためのキーコ
ードであるライセンスキーに基づいて、ユーザシステム
を利用するユーザのユーザ情報およびユーザシステムの
システム情報を管理する顧客管理手段を備えた、ネット
ワークを利用した顧客管理システムである。
【0014】本発明の、ネットワークを利用した顧客管
理システムの第2の態様は、ライセンスキーが、ユーザ
を特定する情報、ソフトウェア製品を特定する情報、ソ
フトウェア製品のバージョンを特定する情報およびユー
ザシステムにコピーされるソフトウェア製品のライセン
ス数を特定する情報から構成されることを特徴とする、
ネットワークを利用した顧客管理システムである。
【0015】本発明の、ネットワークを利用した顧客管
理システムの第3の態様は、以下の手段を更に備えた、
ネットワークを利用した顧客管理システムである。 (a)ユーザに、ネットワークを介して通信可能なユー
ザシステムを利用して、ユーザ情報を登録させるユーザ
登録手段と、(b)ユーザ登録手段において登録したユ
ーザの利用するユーザシステムへ、1個または複数個の
ソフトウェア製品が格納されている総合ソフトウェア製
品を発行するソフトウェア製品発行手段と、(c)ユー
ザ登録手段において登録したユーザの利用するユーザシ
ステムへ、ライセンスキーを発行するライセンスキー発
行手段と、(d)ソフトウェア製品発行手段によって発
行した総合ソフトウェア製品およびライセンスキー発行
手段によって発行されるライセンスキーの決済処理を実
行する決済手段。
【0016】本発明の、ネットワークを利用した顧客管
理システムの第4の態様は、ライセンスキー発行手段に
よって発行されたライセンスキーに基づいて、ソフトウ
ェア製品発行手段によって発行された総合ソフトウェア
製品に格納されている1個または複数個のソフトウェア
製品の使用を限定できることを特徴とする、ネットワー
クを利用した顧客管理システムである。
【0017】本発明の、ネットワークを利用した顧客管
理システムの第5の態様は、ライセンスキー発行手段
が、ソフトウェア製品発行手段によって発行された総合
ソフトウェア製品に格納されている、1個または複数個
のソフトウェア製品の一部機能を、所定の試用期間、実
行できる暫定キーを発行することを特徴とする、ネット
ワークを利用した顧客管理システムである。
【0018】本発明の、ネットワークを利用した顧客管
理システムの第6の態様は、ソフトウェア製品発行手段
が、総合ソフトウェア製品に格納されている1個または
複数個のソフトウェア製品の機能を更新する毎に、総合
ソフトウェア製品を発行することを特徴とする、ネット
ワークを利用した顧客管理システムである。
【0019】本発明の、ネットワークを利用した顧客管
理システムの第7の態様は、ソフトウェア製品発行手段
が、総合ソフトウェア製品に1個または複数個の新規機
能のソフトウェア製品を追加する毎に、総合ソフトウェ
ア製品を発行することを特徴とする、ネットワークを利
用した顧客管理システムである。
【0020】本発明の、ネットワークを利用した顧客管
理システムの第8の態様は、ソフトウェア製品発行手段
が、所定の期間毎に、総合ソフトウェア製品を発行する
ことを特徴とする、ネットワークを利用した顧客管理シ
ステムである。
【0021】本発明の、ネットワークを利用した顧客管
理システムの第9の態様は、ソフトウェア製品発行手段
が、ネットワークを介してユーザシステムと所定の期間
毎に接続し、ユーザシステムが使用しているソフトウェ
ア製品の情報を受信することによって、ユーザシステム
の使用しているソフトウェア製品を最新バージョンのソ
フトウェア製品に自動更新できることを特徴とする、ネ
ットワークを利用した顧客管理システムである。
【0022】本発明の、ネットワークを利用した顧客管
理システムの第10の態様は、ユーザ登録手段が、ネッ
トワークを介して、ユーザが利用するユーザシステム
へ、ユーザを特定する情報を送信し、更に、ユーザシス
テムのユーザサーバのハード・ディスク上に、ユーザに
よって改竄することができない、ユーザシステムを特定
する情報を格納できることを特徴とする、ネットワーク
を利用した顧客管理システムである。
【0023】本発明の、ネットワークを利用した顧客管
理方法の第1の態様は、1個または複数個のソフトウェ
ア製品をコピーしたユーザシステムにソフトウェア製品
の機能処理を実行させる、使用許諾のためのキーコード
であるライセンスキーに基づいて、ユーザシステムを利
用するユーザのユーザ情報およびユーザシステムのシス
テム情報を管理する顧客管理ステップを備えた、ネット
ワークを利用した顧客管理方法である。
【0024】本発明の、ネットワークを利用した顧客管
理方法の第2の態様は、ライセンスキーが、ユーザを特
定する情報、ソフトウェア製品を特定する情報、ソフト
ウェア製品のバージョンを特定する情報およびユーザシ
ステムにコピーされるソフトウェア製品のライセンス数
を特定する情報から構成されることを特徴とする、ネッ
トワークを利用した顧客管理方法である。
【0025】本発明の、ネットワークを利用した顧客管
理方法の第3の態様は、以下のステップを更に備えた、
ネットワークを利用した顧客管理方法である。 (a)ユーザに、ネットワークを介して通信可能なユー
ザシステムを利用して、ユーザ情報を登録させるユーザ
登録ステップと、(b)ユーザ登録ステップにおいて登
録したユーザの利用するユーザシステムへ、1個または
複数個のソフトウェア製品が格納されている総合ソフト
ウェア製品を発行するソフトウェア製品発行ステップ
と、(c)ユーザ登録ステップにおいて登録したユーザ
の利用するユーザシステムへ、ライセンスキーを発行す
るライセンスキー発行ステップと、(d)ソフトウェア
製品発行ステップによって発行した総合ソフトウェア製
品およびライセンスキー発行ステップによって発行した
ライセンスキーの決済処理を実行する決済ステップ。
【0026】本発明の、ネットワークを利用した顧客管
理方法の第4の態様は、ライセンスキー発行ステップに
よって発行されたライセンスキーに基づいて、ソフトウ
ェア製品発行ステップによって発行された総合ソフトウ
ェア製品に格納されている1個または複数個のソフトウ
ェア製品の使用を限定できることを特徴とする、ネット
ワークを利用した顧客管理方法である。
【0027】本発明の、ネットワークを利用した顧客管
理方法の第5の態様は、ライセンスキー発行ステップ
が、ソフトウェア製品発行ステップによって発行された
総合ソフトウェア製品に格納されている、1個または複
数個のソフトウェア製品の一部機能を、所定の試用期
間、実行できる暫定キーを発行することを特徴とする、
ネットワークを利用した顧客管理方法である。
【0028】本発明の、ネットワークを利用した顧客管
理方法の第6の態様は、ソフトウェア製品発行ステップ
が、総合ソフトウェア製品に格納されている1個または
複数個のソフトウェア製品の機能を更新する毎に、総合
ソフトウェア製品を発行することを特徴とする、ネット
ワークを利用した顧客管理方法である。
【0029】本発明の、ネットワークを利用した顧客管
理方法の第7の態様は、ソフトウェア製品発行方法が、
総合ソフトウェア製品に1個または複数個の新規機能の
ソフトウェア製品を追加する毎に、総合ソフトウェア製
品を発行することを特徴とする、ネットワークを利用し
た顧客管理方法である。
【0030】本発明の、ネットワークを利用した顧客管
理方法の第8の態様は、ソフトウェア製品発行方法が、
所定の期間毎に、総合ソフトウェア製品を発行すること
を特徴とする、ネットワークを利用した顧客管理方法で
ある。
【0031】本発明の、ネットワークを利用した顧客管
理方法の第9の態様は、ソフトウェア製品発行方法が、
ネットワークを介してユーザシステムと所定の期間毎に
接続し、ユーザシステムが使用しているソフトウェア製
品の情報を受信することによって、ユーザシステムの使
用しているソフトウェア製品を最新バージョンのソフト
ウェア製品に自動更新できることを特徴とする、ネット
ワークを利用した顧客管理方法である。
【0032】本発明の、ネットワークを利用した顧客管
理方法の第10の態様は、ユーザ登録方法が、ネットワ
ークを介して、ユーザが利用するユーザシステムへ、ユ
ーザを特定する情報を送信し、更に、ユーザシステムの
ユーザサーバのハード・ディスク上に、ユーザによって
改竄することができない、ユーザシステムを特定する情
報を格納できることを特徴とする、ネットワークを利用
した顧客管理方法である。
【0033】本発明の、情報記録媒体の第1の態様は、
上述のネットワークを利用した顧客管理方法のプログラ
ムを記録した情報記録媒体である。
【0034】本発明の、情報記録媒体の第2の態様は、
コンパクト・ディスク、フロッピー・ディスク、ハード
・ディスク、光磁気ディスク、デジタル・ビデオ・ディ
スク、磁気テープ、不揮発性メモリ、もしくはメモリ・
カードであることを特徴とするプログラムを記録した情
報記録媒体である。
【0035】
【発明の実施の形態】この発明の一実施態様を、図面を
参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施態様
は説明のためのものであり、本発明の範囲を制限するも
のではない。従って、当業者であればこれらの各要素も
しくは全要素をこれと均等なものによって置換した実施
態様を採用することが可能であるが、これらの実施態様
も本発明の範囲に含まれる。
【0036】図1は、顧客管理システムのシステム構成
の一例を示す図である。
【0037】顧客管理システム100は、ソフトウェア
製品の製造を管理するソフトウェア製品製造部システム
102、製造したソフトウェア製品の受注および発注を
管理するソフトウェア販売部システム103、および、
各種データベース(DB)を管理するデータベース管理
システム101から構成され、専用回線162を介して
相互に接続されている。
【0038】また、データベース管理システム101
は、データベース管理サーバ111、顧客データベース
113、代理店データベース114および製品データベ
ース115から構成され、ソフトウェア製品製造部シス
テム102は、製造管理サーバ121、クライアント1
22a、122b、顧客データベース123および製品
データベース125から構成され、ソフトウェア製品販
売部システム103は、販売管理サーバ131、クライ
アント132a、132b、顧客データベース133お
よび代理店データベース134から構成されている。
【0039】顧客管理システム100は、代理店サーバ
141を備えた代理店システム104、およびユーザサ
ーバ151を備えたユーザシステム105とインターネ
ット等のネットワーク161を介して相互に通信が可能
である。
【0040】ユーザシステム105は、ネットワーク1
61を介して、代理店システム104へソフトウェア製
品の注文情報を送信し、代理店システム104は、顧客
管理システム100へユーザシステム105より受信し
た注文情報を送信する。顧客管理システム100は、代
理店システム104より受信した注文情報に基づいて、
ソフトウェア製品およびライセンスキーを、代理店シス
テム104を介してユーザシステム105に発行する
(納品する)。ここで、ソフトウェア製品の注文および
納品を、代理店システム104を介さずに、ユーザシス
テム105と顧客管理システム100との間において実
行しても構わない。
【0041】顧客データベース113、123および1
33には、ユーザシステム105において使用されてい
るソフトウェア製品等のシステム情報、ユーザシステム
105を利用するユーザの名前、住所等のユーザ情報等
が格納されている。また、顧客データベース123およ
び133は、データベース管理システム101の顧客デ
ータベース113と定期的に、または、情報が更新する
毎に同期複製を実施し、データベースの情報内容を常に
一致させている。
【0042】代理店データベース114および134に
は、代理店システム104を利用する代理店の名前、住
所等の代理店情報、代理店の管理するユーザのユーザ情
報等が格納されている。また、代理店データベース13
4は、データベース管理システム101の代理店データ
ベース114と定期的に、または、情報が更新する毎に
同期複製を実施し、データベースの情報内容を常に一致
させている。
【0043】製品データベース115および125に
は、ソフトウェア製品の製造数、販売数、在庫数等のソ
フトウェア製品管理情報等が格納されている。また、製
品データベース125は、データベース管理システム1
01の製品データベース115と定期的に、または、情
報が更新する毎に同期複製を実施し、データベースの情
報内容を常に一致させている。
【0044】図4は、顧客管理システムの機能ブロック
を示す図である。
【0045】顧客管理システムのユーザ登録手段401
は、ユーザに、ユーザシステムを利用して、ユーザの名
前、住所等のユーザ情報を、ネットワークを介して入力
させる。
【0046】顧客管理システムの顧客管理手段402
は、ユーザを特定するユーザIDを設定し、更に、設定
したユーザIDをデータベース検索の1つのキーとなる
ように、ユーザ登録手段401によって入力されたユー
ザ情報を顧客データベース410へ格納する。
【0047】顧客管理手段402は、ユーザ登録手段4
01にユーザIDを渡し、ユーザ登録手段401は、ネ
ットワークを介してユーザIDをユーザシステムへ発行
する。更に、ユーザ登録手段401は、ユーザシステム
のユーザサーバのハード・ディスク上に、ユーザによっ
て改竄できない、ユーザシステムを特定する隠れユーザ
IDを格納する。ここで、隠れユーザIDが格納される
ユーザサーバのハード・ディスクの領域は、システム保
守のためのディスク保存対象となる領域(以下、「バッ
クアップ用保存領域」という)である。
【0048】また、顧客管理手段402は、総合ソフト
ウェア製品に格納されている各ソフトウェア製品の機能
処理のプログラムを動作させるためのライセンスキーを
設定する。ここで、総合ソフトウェア製品に格納されて
いる全ソフトウェア製品の機能は、予め、動作すること
ができないようにプログラムされている。即ち、全ソフ
トウェア製品の機能が封印されている。従って、ライセ
ンスキーは、この封印されている全ソフトウェア製品の
機能の中からユーザが所望のソフトウェア製品の機能に
ついての封印を解除するためのキーである。また、ライ
センスキーは、ユーザを特定するユーザIDと、ソフト
ウェア製品の製品情報を特定する、即ち、総合ソフトウ
ェア製品の各ソフトウェア製品の機能を特定する製品番
号と、ソフトウェア製品の更新情報を特定するバージョ
ン番号と、ユーザシステムにおいて同一機能を動作する
コンピュータの台数を特定するライセンス数と、によっ
て構成されている。
【0049】また、顧客管理手段402は、総合ソフト
ウェア製品に格納されている各ソフトウェア製品の機能
をユーザシステムにおいて試用するための暫定キーを設
定する。暫定キーは、総合ソフトウェア製品に格納され
ている各ソフトウェア製品の機能をユーザに紹介し、更
にユーザシステムにおいて試用してもらうために、上述
した封印されている全ソフトウェア製品の機能を動作で
きるように、封印を所定の試用期間解除するためのキー
である。
【0050】顧客管理システムのソフトウェア製品発行
手段403は、顧客管理手段402によって設定された
暫定キーを備えた総合ソフトウェア製品を代理店システ
ムまたは直接、ユーザシステムに発行する。この総合ソ
フトウェア製品は、ユーザが所望の機能を含めた、全ソ
フトウェア製品の機能処理のプログラムが格納されてい
る。ソフトウェア製品発行手段403は、発行した結果
を顧客管理手段402に渡し、顧客管理手段402は、
総合ソフトウェア製品の発行結果を顧客データベース4
10、製品データベース411および代理店データベー
ス412に反映する。
【0051】顧客管理システムのライセンスキー発行手
段404は、顧客管理手段402によって設定されたラ
イセンスキーを代理店システム、または、直接ユーザシ
ステムへ、ネットワークを介して発行する。また、ライ
センスキー発行手段404は、発行した結果を顧客管理
手段402に渡し、顧客管理手段402は、ライセンス
キーの発行結果を顧客データベース410および代理店
データベース412に反映する。
【0052】顧客管理システムの決済手段405は、代
理店システムから送信された総合ソフトウェア製品およ
びライセンスキーの注文情報、顧客データベース410
に格納されているユーザ情報、製品データベース411
に格納されている製品情報、および代理店データベース
412に格納されている代理店情報に基づいて、クレジ
ットカードによるカード決済、コンビニ決済、郵便振替
決済等の決済手段に伴なう与信審査等の決済処理を実行
する。
【0053】本発明のネットワークを利用した顧客管理
システムは、1個または複数個のソフトウェア製品をコ
ピーしたユーザシステムにソフトウェア製品の機能処理
を実行させる、使用許諾のためのキーコードであるライ
センスキーに基づいて、ユーザシステムを利用するユー
ザのユーザ情報およびユーザシステムのシステム情報を
管理する顧客管理手段を備えている。
【0054】また、本発明のネットワークを利用した顧
客管理システムは、(a)ユーザに、ネットワークを介
して通信可能なユーザシステムを利用して、ユーザ情報
を登録させるユーザ登録手段と、(b)ユーザ登録手段
において登録したユーザの利用するユーザシステムへ、
1個または複数個のソフトウェア製品が格納されている
総合ソフトウェア製品を発行するソフトウェア製品発行
手段と、(c)ユーザ登録手段において登録したユーザ
の利用するユーザシステムへ、ライセンスキーを発行す
るライセンスキー発行手段と、(d)ソフトウェア製品
発行手段によって発行した総合ソフトウェア製品および
ライセンスキー発行手段によって発行されるライセンス
キーの決済処理を実行する決済手段と、を更に備えてい
る。
【0055】また、本発明のネットワークを利用した顧
客管理システムは、ソフトウェア製品発行手段が、総合
ソフトウェア製品に格納されている1個または複数個の
ソフトウェア製品の機能を更新する毎に、総合ソフトウ
ェア製品を発行することもできる。
【0056】また、本発明のネットワークを利用した顧
客管理システムは、ソフトウェア製品発行手段が、総合
ソフトウェア製品に1個または複数個の新規機能のソフ
トウェア製品を追加する毎に、総合ソフトウェア製品を
発行することもできる。
【0057】また、本発明のネットワークを利用した顧
客管理システムは、ソフトウェア製品発行手段が、所定
の期間毎に、総合ソフトウェア製品を発行することもで
きる。
【0058】また、本発明のネットワークを利用した顧
客管理システムは、ソフトウェア製品発行手段が、ネッ
トワークを介してユーザシステムと所定の期間毎に接続
し、ユーザシステムが使用しているソフトウェア製品の
情報を受信することによって、ユーザシステムの使用し
ているソフトウェア製品を最新バージョンのソフトウェ
ア製品に自動更新することもできる。
【0059】図2、図3および図10を参照して、顧客
管理システムにおけるデータベース管理システム、ソフ
トウェア製品販売部システムおよびソフトウェア製品製
造部システムの果たす役割を説明する。
【0060】図10は、ユーザ登録処理を示す図であ
る。
【0061】代理店システムは、ユーザシステムへ総合
ソフトウェア製品を紹介する情報を送信し、ユーザを募
集する(ステップS1011)。
【0062】ユーザシステムは、代理店システムより受
信した総合ソフトウェア製品を購入するための、名前、
住所等のユーザ情報を代理店システムへ送信する(ステ
ップS1001)。
【0063】代理店システムは、ユーザシステムより受
信したユーザ情報をデータベース管理システムへ送信す
る(ステップS1012)。
【0064】データベース管理システムは、代理店シス
テムより受信したユーザ情報に基づいて、顧客データベ
ースに必要なデータを追加する(ステップS102
1)、ユーザを特定するユーザIDおよび隠れユーザI
Dを代理店システムへ送信する(ステップS102
2)。
【0065】代理店システムは、データベース管理シス
テムより受信したユーザIDをユーザシステムに送信
し、更に、隠れユーザIDをユーザシステムのユーザサ
ーバのハード・ディスク上に格納する(ステップS10
13)。
【0066】図2は、新規総合ソフトウェア製品の販売
処理を示す図である。
【0067】代理店システムは、総合ソフトウェア製品
を紹介するための情報をユーザシステムへ送信する(ス
テップS211)。
【0068】ユーザシステムは、総合ソフトウェア製品
を購入するためのユーザ注文情報を代理店システムへ送
信する(ステップS201)。ここで、ユーザ注文情報
は、ユーザシステムから送信した注文情報のことであ
る。
【0069】代理店システムは、ユーザシステムより受
信したユーザ注文情報に基づいて、代理店注文情報を作
成し、作成した代理店注文情報をデータベース管理シス
テムへ送信する(ステップS212)。代理店注文情報
は、ユーザ注文情報に代理店において管理する情報等を
追加した注文情報である。
【0070】データベース管理システムは、代理店シス
テムより受信した代理店注文情報に基づいて、顧客デー
タベース、製品データベースおよび代理店データベース
に必要なデータを追加し、または、顧客データベース、
製品データベースおよび代理店データベースの必要なデ
ータを更新する(ステップS221)。
【0071】また、データベース管理システムは、顧客
データベースのユーザ情報に基づいて、総合ソフトウェ
ア製品を試用するための暫定キーを設定し(ステップS
222)、暫定キーをユーザシステムへ送信し(ステッ
プS223)、代理店注文情報をソフトウェア製品販売
部システムへ送信する(ステップS224)。
【0072】ソフトウェア製品販売部システムは、デー
タベース管理システムより受信した代理店注文情報に基
づいて、与信審査等の決済処理を実行し(ステップS2
31)、決済処理結果をデータベース管理システムへ送
信する(ステップS232)。更に、ソフトウェア製品
販売部システムは、総合ソフトウェア製品の製造依頼情
報および発送依頼情報、または既に製造されている総合
ソフトウェア製品の発送依頼情報をソフトウェア製品製
造部システムへ送信する(ステップS233)。
【0073】ソフトウェア製品製造部システムは、ソフ
トウェア製品販売部システムより受信した総合ソフトウ
ェア製品の製造依頼情報および発送依頼情報、顧客デー
タベースのユーザ情報、製品データベースの製品情報お
よび代理店データベースの代理店情報に基づいて、総合
ソフトウェア製品をユーザへ納品する手続きを実行する
(ステップS241)。ここで、直接、ユーザへ納品せ
ず、代理店を介してユーザへ納品しても構わない。
【0074】データベース管理システムは、ソフトウェ
ア製品販売部システムより受信した決済処理結果および
顧客データベースのユーザ情報に基づいて、総合ソフト
ウェア製品を正式に使用するためのライセンスキーを設
定し(ステップS225)、ライセンスキーをユーザシ
ステムへ送信する(ステップS226)。ここで、直
接、ユーザシステムへ送信せず、代理店システムを介し
て、ライセンスキーをユーザシステムへ送信しても構わ
ない。更に、ソフトウェア製品販売部システムより受信
した決済処理結果、暫定キーおよびライセンスキーに基
づいて、顧客データベースおよび代理店データベースの
必要なデータを更新する(ステップS227)。
【0075】ソフトウェア製品販売部システムは、顧客
データベースおよび代理店データベースの情報に基づい
て、ユーザに総合ソフトウェア製品およびライセンスキ
ーが納品されたことを確認した後、総合ソフトウェア製
品の代金請求情報を代理店システムに送信する(ステッ
プS234)。
【0076】代理店システムは、ソフトウェア製品販売
部システムより受信した総合ソフトウェア製品の代金請
求情報に基づいて、ソフトウェア製品販売部システムへ
の代金支払い手続きを実行する(ステップS213)。
【0077】ソフトウェア製品販売部システムは、代理
店システムの代金支払い手続きの終了を確認した後、ソ
フトウェア製品製造部システムへ売上計上の手続きを実
行する(ステップS235)。
【0078】代理店システムは、顧客データベースおよ
び代理店データベースの情報に基づいて、ライセンスキ
ーの代金請求情報をユーザシステムに送信する(ステッ
プS214)。
【0079】ユーザシステムは、代理店システムより受
信した代金請求情報に基づいて、代理店システムへの代
金支払い手続きを実行する(ステップS202)。
【0080】上述したように、暫定キーとライセンスキ
ーとが発行される。ユーザシステムは、暫定キーの入力
により、総合ソフトウェア製品の機能を試用し、ライセ
ンスキーの入力により、総合ソフトウェア製品を正式に
使用することができる。
【0081】ユーザシステムは、納品された総合ソフト
ウェア製品と暫定キーを使用して、所定の試用期間、総
合ソフトウェア製品の機能を試用することができる。暫
定キーによる総合ソフトウェア製品の試用は、ユーザシ
ステムが総合ソフトウェア製品の機能を体験できるとい
う特徴だけでなく、ソフトウェア製品の供給側であるソ
フトウェア製品製造部システム、ソフトウェア製品販売
部システム、データベース管理システムおよび代理店シ
ステムにおいて、ユーザシステムからの総合ソフトウェ
ア製品のクーリング・オフ要求を容易に実行することが
できるという特徴もある。総合ソフトウェア製品に格納
されているプログラムおよびライセンスキーはデータ情
報である。従って、ユーザシステムからの総合ソフトウ
ェア製品のクーリング・オフ要求により、総合ソフトウ
ェア製品からコピーしたプログラムおよびライセンスキ
ーの情報をユーザシステムにおいて消去したという保証
が無い場合、暫定キーは、所定の試用期間を過ぎると総
合ソフトウェア製品の実行を無効にすることから、暫定
キーの使用は、プログラム等の情報からなる総合ソフト
ウェア製品のクーリング・オフにおいて有効な手段とな
る。
【0082】図3は、更新総合ソフトウェア製品の販売
処理を示す図である。
【0083】ソフトウェア製品製造部システムは、ソフ
トウェア製品販売部システムへ総合ソフトウェア製品の
機能更新を紹介する情報を送信する(ステップS34
1)。
【0084】ソフトウェア製品販売部システムは、代理
店システムへ総合ソフトウェア製品の機能更新を紹介す
る情報を送信する(ステップS331)。
【0085】代理店システムは、ユーザシステムへ総合
ソフトウェア製品の機能更新を紹介する情報を送信する
(ステップS311)。
【0086】ユーザシステムは、機能更新した総合ソフ
トウェア製品を購入するためのユーザ注文情報を代理店
システムへ送信する(ステップS301)。
【0087】代理店システムは、ユーザシステムより受
信したユーザ注文情報に基づいて、代理店注文情報を作
成し、データベース管理システムへ作成した代理店注文
情報を送信する(ステップS312)データベース管理
システムは、代理店システムから受信した代理店注文情
報に基づいて、顧客データベース、製品データベースお
よび代理店データベースの必要なデータを更新し(ステ
ップS321)、更に、代理店注文情報をソフトウェア
製品販売部システムへ送信する(ステップS322)。
【0088】ソフトウェア製品販売部システムは、デー
タベース管理システムより受信した代理店注文情報をソ
フトウェア製品製造部システムへ送信する(ステップS
332)。
【0089】ソフトウェア製品製造部システムは、ソフ
トウェア製品販売部システムより受信した機能更新した
総合ソフトウェア製品の代理店注文情報、顧客データベ
ースのユーザ情報、製品データベースの製品情報および
代理店データベースの代理店情報に基づいて、機能更新
した総合ソフトウェア製品をユーザへ納品する手続きを
実行する(ステップS342)。ここで、直接、ユーザ
へ納品せず、代理店を介してユーザへ納品しても構わな
い。
【0090】データベース管理システムは、代理店注文
情報および顧客データベースのユーザ情報に基づいて、
総合ソフトウェア製品を正式に使用するためのライセン
スキーを設定する(ステップS323)。
【0091】また、データベース管理システムは、ライ
センスキーをユーザシステムへ送信する(ステップS3
24)。ここで、直接、ユーザシステムへ送信せず、代
理店システムを介して、ライセンスキーをユーザシステ
ムへ送信しても構わない。更に、代理店注文情報および
ライセンスキーに基づいて、顧客データベースおよび代
理店データベースの必要なデータを更新する(ステップ
S325)。
【0092】ソフトウェア製品販売部システムは、顧客
データベースおよび代理店データベースの情報に基づい
て、ユーザに機能更新した総合ソフトウェア製品および
ライセンスキーが納品されたことを確認した後、機能更
新した総合ソフトウェア製品の代金請求情報を代理店シ
ステムへ送信する(ステップS333)。
【0093】代理店システムは、ソフトウェア製品販売
部システムより受信した機能更新した総合ソフトウェア
製品の代金請求情報に基づいて、ソフトウェア製品販売
部システムへの代金支払い手続きを実行する(ステップ
S313)。
【0094】ソフトウェア製品販売部システムは、代理
店システムからの代金支払い手続きの終了を確認した
後、ソフトウェア製品製造部システムへ売上計上の手続
きを実行する(ステップS334)。
【0095】代理店システムは、顧客データベースおよ
び代理店データベースの情報に基づいて、ユーザに機能
更新した総合ソフトウェア製品が納品されたことを確認
した後、総合ソフトウェア製品およびライセンスキーの
代金請求情報をユーザシステムへ送信する(ステップS
314)。
【0096】ユーザシステムは、代理店システムより受
信した代金請求情報に基づいて、代理店システムへの代
金支払い手続きを実行する(ステップS302)。
【0097】また、本発明のネットワークを利用した顧
客管理システムは、ライセンスキー発行手段によって発
行されたライセンスキーに基づいて、ソフトウェア製品
発行手段によって発行された総合ソフトウェア製品に格
納されている1個または複数個のソフトウェア製品の使
用を限定することもできる。
【0098】また、本発明のネットワークを利用した顧
客管理システムは、ユーザ登録手段が、ネットワークを
介して、ユーザが利用するユーザシステムへ、ユーザを
特定する情報を送信し、更に、ユーザシステムのユーザ
サーバのハード・ディスク上に、ユーザによって改竄す
ることができない、ユーザシステムを特定する情報を格
納することもできる。
【0099】図5は、ライセンスキー照合の仕組みを説
明する図である。
【0100】ユーザは、新規に総合ソフトウェア製品を
購入する場合、ユーザシステムを利用し、名前、住所等
のユーザ情報を、ネットワークを介して、代理店システ
ム、または顧客管理システムへ送信する(以下、「ユー
ザ登録」という)必要がある。ユーザ登録が終了する
と、ユーザシステムに対して、ユーザを特定するユーザ
IDが発行される。ユーザIDが発行されるとき、ユー
ザシステムのユーザサーバのハード・ディスク上に、ユ
ーザによって改竄できないユーザシステムを特定する隠
れユーザIDが格納される。また、上述した隠れユーザ
IDは、ユーザサーバのハード・ディスクのバックアッ
プ用保存領域に格納されることから、システム異常等に
よるハード・ディスクを交換した場合、バックアップ用
保存領域を新規のハード・ディスクにコピーすることに
よって、隠れユーザIDを、ユーザサーバのハード・デ
ィスク上に格納することができる。即ち、隠れユーザI
Dは、ユーザサーバを特定するためのIDとなる。
【0101】ユーザには、総合ソフトウェア製品の納品
と共に、総合ソフトウェア製品に格納されていたプログ
ラムを実行させるための使用許諾キーコードであるライ
センスキーが納品される。ここで、ライセンスキーの納
品は、ネットワークを介して電子情報として納品された
り、代理店、FAX等により文書として納品されたりす
る。
【0102】ユーザは、購入した総合ソフトウェア製品
をユーザサーバにコピーし、その総合ソフトウェア製品
に格納されていたプログラムを納品されたライセンスキ
ーを使用して、実行させる。
【0103】プログラムを実行させると、ユーザに対し
て、ライセンスキーの入力要求が出される。ユーザは、
要求に従って、ユーザシステムを使用してライセンスキ
ーを入力する。
【0104】入力されたライセンスキーは、隠れユーザ
ID、製品番号、バージョン番号およびユーザ数と照合
され、照合された場合にプログラムの正式な機能が実行
される。ここで、隠れユーザIDは、上述したようにユ
ーザ登録時に、ハード・ディスク上に格納された情報で
ある。また、製品番号およびバージョン番号は、プログ
ラムの内部に組み込まれている、プログラムを規定する
情報である。また、ユーザ数は、ユーザシステムに接続
していて、同一プログラム処理を実行しているユーザク
ライアントの数であり、ハード・ディスク上に格納され
ている。
【0105】また、正式なプログラムが実行されると、
ユーザが入力したライセンスキーはハード・ディスク上
に格納される。2回目以降のプログラム実行時には、前
回格納したハード・ディスク上のライセンスキーに基づ
いて、ライセンスキーの照合を行い、プログラムを実行
させる。
【0106】上述したように、入力したライセンスキー
に基づいて、ユーザシステムにコピーした総合ソフトウ
ェア製品のプログラムが正常な処理を実行することか
ら、ライセンスキーの発行は、ソフトウェア製品の不正
コピーを防ぐことができる。
【0107】図6は、総合ソフトウェア製品に格納され
ているプログラムのライセンスキーによる動作処理のフ
ローチャートを示す図である。
【0108】まず、ライセンスキーが既に格納されてい
るか否かを判定する(ステップS601)。プログラム
が実行すると、入力したライセンスキーが、ユーザサー
バのハード・ディスク上に格納され、次回の作業におい
て、ライセンスキーの入力作業の効率化をはかってい
る。従って、初めてプログラムを実行するときのみ、ラ
イセンスキーを入力すれば良い。
【0109】ライセンスキーが格納されていない場合
(ステップS601;Yes)は、ライセンスキーの入
力要求を実行し(ステップS602)、次のステップS
603に移る。
【0110】一方、ライセンスキーが格納されている場
合(ステップS601;No)は、次のステップS60
3に移る。
【0111】次に、ライセンスキーを取り出す(ステッ
プS603)。取り出したライセンスキーは、ライセン
スキーが格納されていない場合(ステップS601;Y
es)は、入力されたライセンスキーであり、ライセン
スキーが格納されている場合(ステップS601;N
o)は、前回または以前に入力したライセンスキーであ
る。
【0112】次に、ハード・ディスク上の隠れユーザI
D、プログラムの内部に組み込まれている、プログラム
を規定する製品番号およびバージョン番号、並びに、ユ
ーザシステムに接続していて、同一プログラム処理を実
行しているユーザの数と、取り出したライセンスキーと
を照合する(ステップS604)。
【0113】照合ができた場合(ステップS605;Y
es)は、ライセンスキーを構成している製品番号およ
びバージョン番号に基づいた機能を持つプログラムが動
作できる環境をユーザサーバに設定する(ステップS6
06)。
【0114】次に、照合したライセンスキーを次回のプ
ログラム処理の為にハード・ディスクに格納し(ステッ
プS607)、ユーザの指定した機能を実行するプログ
ラム処理を実行する(ステップS608)。
【0115】一方、照合ができなかった場合(ステップ
S605;No)は、既に登録してあるライセンスキー
をクリアし、再度ライセンスキーの入力要求を実行した
り、または、エラーメッセージを出力したりするエラー
処理を実行し(ステップS609)、処理を終了する。
【0116】また、本発明のネットワークを利用した顧
客管理システムは、ライセンスキー発行手段が、ソフト
ウェア製品発行手段によって発行された総合ソフトウェ
ア製品に格納されている、1個または複数個のソフトウ
ェア製品の一部機能を、所定の試用期間、実行できる暫
定キーを発行することができる。
【0117】図7は、暫定キー照合の仕組みを説明する
図である。
【0118】図5において説明したように、ユーザが新
規に総合ソフトウェア製品を購入する場合は、ユーザ登
録をする必要がある。ユーザ登録が終了すると、ユーザ
が使用するユーザを特定するユーザIDが発行される。
このとき、ユーザコンピュータのハード・ディスク上
に、ユーザによって改竄できないユーザシステムを特定
する隠れユーザIDを登録される。
【0119】ユーザには、総合ソフトウェア製品の納品
と共に、総合ソフトウェア製品に格納されていたプログ
ラムを試用させるための使用許諾キーコードである暫定
キーが納品される。
【0120】ユーザは、購入した総合ソフトウェア製品
をユーザサーバにコピーし、その総合ソフトウェア製品
に格納されていたプログラムを納品された暫定キーを使
用して、正式機能を試用することができる。
【0121】プログラムを実行させると、ユーザに対し
て、暫定キーの入力要求が出される。ユーザは、要求に
従って、ユーザシステムを使用して暫定キーを入力す
る。
【0122】入力された暫定キーは、隠れユーザID、
製品番号およびバージョン番号と照合され、照合された
場合に体験版プログラムの機能が実行される。
【0123】プログラムが初めて実行されたとき、現在
日時に基づいて試用開始日をハード・ディスク上に格納
する。2回目以降のプログラム実行時には、試用期間を
算出し、所定の日数分、例えば、試用開始日から1週間
を有効試用期間とする場合、有効試用期間であるか否か
を判定する。
【0124】また、プログラムが実行されると、ユーザ
が入力した暫定キーはハード・ディスク上に格納され
る。2回目以降のプログラム実行時には、前回格納した
ハード・ディスク上の暫定キーに基づいて、暫定キーの
照合を行い、プログラムを実行させる。
【0125】上述したように、入力した暫定キーに基づ
いて、ユーザシステムにコピーした総合ソフトウェア製
品のプログラムを実行させることから、総合ソフトウェ
ア製品のクーリング・オフの手続きを容易にさせること
ができる。
【0126】図8は、総合ソフトウェア製品に格納され
ているプログラムの暫定キーによる動作処理のフローチ
ャートを示す図である。
【0127】まず、暫定キーが既に格納されているか否
かを判定する(ステップS801)。プログラムが実行
すると、入力した暫定キーが、ユーザサーバのハード・
ディスク上に格納され、次回の作業において、暫定キー
の入力作業の効率化をはかっている。従って、初めてプ
ログラムを実行するときのみ、暫定キーを入力すれば良
い。
【0128】暫定キーが格納されていない場合(ステッ
プS801;Yes)は、暫定キーの入力要求を実行し
(ステップS802)、現在日時を試用開始日として、
ユーザサーバのハード・ディスク上に格納し(ステップ
S803)、次のステップS804に移る。
【0129】一方、暫定キーが格納されている場合(ス
テップS801;No)は、試用開始日からの日数であ
る試用期間を算出し(ステップS810)、試用期間が
所定の期間(例えば、1週間)内であるか否か、即ち、
有効試用期間であるか否かを判定する(ステップS81
1)。
【0130】有効試用期間である場合(ステップS81
1;Yes)は、次のステップS804に移る。一方、
有効試用期間を過ぎている場合(ステップS811;N
o)は、エラーメッセージを出力する等のエラー処理を
実行し(ステップS812)、処理を終了する。
【0131】次に、暫定キーを取り出す(ステップS8
04)。取り出した暫定キーは、暫定キーが格納されて
いない場合(ステップS801;Yes)は、入力され
た暫定キーであり、暫定キーが格納されている場合(ス
テップS801;No)は、前回または以前に入力した
暫定キーである。
【0132】次に、ハード・ディスク上の隠れユーザI
D、プログラムの内部に組み込まれている、プログラム
を規定する製品番号およびバージョン番号と、取り出し
た暫定キーとを照合する(ステップS805)。
【0133】照合ができた場合(ステップS806;Y
es)は、暫定キーに基づいたプログラムが動作できる
環境をユーザサーバに設定する(ステップS807)。
【0134】次に、照合した暫定キーを次回のプログラ
ム処理の為にユーザシステムのハード・ディスク上に格
納し(ステップS808)、プログラムの処理を実行す
る(ステップS809)。
【0135】一方、照合ができなかった場合(ステップ
S806;No)は、既に格納してある暫定キーをクリ
アし、再度暫定キーの入力要求を実行したり、または、
エラーメッセージを出力したりするエラー処理を実行し
(ステップS813)、処理を終了する。
【0136】また、本発明のネットワークを利用した顧
客管理システムは、ライセンスキーが、ユーザを特定す
る情報、ソフトウェア製品を特定する情報、ソフトウェ
ア製品のバージョンを特定する情報およびユーザシステ
ムにコピーされるソフトウェア製品のライセンス数を特
定する情報から構成される。
【0137】図9は、ライセンスキーの照合処理の詳細
を説明する図である。
【0138】入力装置よりユーザシステムに入力された
ライセンスキーは、復号化処理により、ユーザID、製
品番号、バージョン番号およびライセンス数から構成さ
れる情報に変換される。
【0139】変換されたユーザIDと、ユーザシステム
のユーザサーバのハード・ディスクのバックアップ用保
存領域に格納されている隠れユーザIDとを照合し、同
一であるか否かを判定する。即ち、ユーザを限定してい
ると共にユーザサーバを限定している。
【0140】また、変換された製品番号およびバージョ
ン番号によって、ユーザシステムにコピーした総合ソフ
トウェア製品に格納されている1個または複数個のソフ
トウェア製品の中からユーザシステムにおいて動作可能
なソフトウェア製品を限定する。
【0141】また、変換されたライセンス数と、ユーザ
システムのハード・ディスク上に格納されている、同一
ソフトウェア製品を使用しているユーザクライアントの
台数とに基づいて、同一ソフトウェア製品の使用許可を
要求しているユーザクライアントに対して、使用規制を
かける。即ち、現在の同一ソフトウェア製品を使用して
いるユーザクライアントの台数がライセンス数未満であ
るならば、同一ソフトウェア製品の使用許可を要求して
いるユーザクライアントに対して、ソフトウェア製品の
使用を許可する。また、現在の同一ソフトウェア製品を
使用しているユーザクライアントの台数がライセンス数
であるならば、同一ソフトウェア製品の使用許可を要求
しているユーザクライアントに対して、ソフトウェア製
品の使用を許可しない。
【0142】また、本発明のネットワークを利用した顧
客管理方法は、1個または複数個のソフトウェア製品を
コピーしたユーザシステムにソフトウェア製品の機能処
理を実行させる、使用許諾のためのキーコードであるラ
イセンスキーに基づいて、ユーザシステムを利用するユ
ーザのユーザ情報およびユーザシステムのシステム情報
を管理する顧客管理ステップを備えている。
【0143】また、本発明のネットワークを利用した顧
客管理方法は、ライセンスキーが、ユーザを特定する情
報、ソフトウェア製品を特定する情報、ソフトウェア製
品のバージョンを特定する情報およびユーザシステムに
コピーされるソフトウェア製品のライセンス数を特定す
る情報から構成されている。
【0144】また、本発明のネットワークを利用した顧
客管理方法は、(a)ユーザに、ネットワークを介して
通信可能なユーザシステムを利用して、ユーザ情報を登
録させるユーザ登録ステップと、(b)ユーザ登録ステ
ップにおいて登録したユーザの利用するユーザシステム
へ、1個または複数個のソフトウェア製品が格納されて
いる総合ソフトウェア製品を発行するソフトウェア製品
発行ステップと、(c)ユーザ登録ステップにおいて登
録したユーザの利用するユーザシステムへ、ライセンス
キーを発行するライセンスキー発行ステップと、(d)
ソフトウェア製品発行ステップによって発行した総合ソ
フトウェア製品およびライセンスキー発行ステップによ
って発行したライセンスキーの決済処理を実行する決済
ステップと、を更に備えている。
【0145】また、本発明のネットワークを利用した顧
客管理方法は、ライセンスキー発行ステップによって発
行されたライセンスキーに基づいて、ソフトウェア製品
発行ステップによって発行された総合ソフトウェア製品
に格納されている1個または複数個のソフトウェア製品
の使用を限定することができる。
【0146】また、本発明のネットワークを利用した顧
客管理方法は、ライセンスキー発行ステップが、ソフト
ウェア製品発行ステップによって発行された総合ソフト
ウェア製品に格納されている、1個または複数個のソフ
トウェア製品の一部機能を、所定の試用期間、実行でき
る暫定キーを発行することができる。
【0147】また、本発明のネットワークを利用した顧
客管理方法は、ソフトウェア製品発行ステップが、総合
ソフトウェア製品に格納されている1個または複数個の
ソフトウェア製品の機能を更新する毎に、総合ソフトウ
ェア製品に1個または複数個の新規機能のソフトウェア
製品を追加する毎に、または、所定の期間毎に、総合ソ
フトウェア製品を発行することができる。
【0148】また、本発明のネットワークを利用した顧
客管理方法は、ソフトウェア製品発行方法が、ネットワ
ークを介してユーザシステムと所定の期間毎に接続し、
ユーザシステムが使用しているソフトウェア製品の情報
を受信することによって、ユーザシステムの使用してい
るソフトウェア製品を最新バージョンのソフトウェア製
品に自動更新することができる。
【0149】また、本発明のネットワークを利用した顧
客管理方法は、ユーザ登録方法が、ネットワークを介し
て、ユーザが利用するユーザシステムへ、ユーザを特定
する情報を送信し、更に、ユーザシステムのユーザサー
バのハード・ディスク上に、ユーザによって改竄するこ
とができない、ユーザシステムを特定する情報を格納す
ることができる。
【0150】本発明の情報記録媒体は、上述のネットワ
ークを利用した顧客管理方法のプログラムを記録するこ
ともできる。
【0151】本発明の情報記録媒体は、コンパクト・デ
ィスク、フロッピー・ディスク、ハード・ディスク、光
磁気ディスク、デジタル・ビデオ・ディスク、磁気テー
プ、不揮発性メモリ、もしくはメモリ・カードであって
もよい。
【0152】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
以下の効果を奏する。
【0153】ユーザを特定する情報、ソフトウェア製品
を特定する情報、ソフトウェア製品のバージョンを特定
する情報およびユーザシステムにコピーされるソフトウ
ェア製品のライセンス数を特定する情報から構成される
ライセンスキーに基づいて、ユーザのユーザ情報および
ユーザが利用していユーザシステムのシステム情報を管
理することによって、ソフトウェア製品のトラブル発生
時の対応処理の時間を削減することができる。
【0154】更に、1個または複数個のソフトウェア製
品が格納されている総合ソフトウェア製品をユーザに供
給し、ライセンスキーに基づいて、ユーザの所望の機能
をもつソフトウェア製品のプログラムを実行させること
により、ユーザ市場に流通するソフトウェア製品を総合
ソフトウェア製品に統一することができ、更に統一する
ことによって、ソフトウェア製品のサポート効率を向上
させることができる。
【0155】また、ユーザによって改竄できないユーザ
システムを特定する情報を、ユーザシステムのユーザサ
ーバのハード・ディスク上に格納することによって、ユ
ーザシステムにおいて動作するソフトウェア製品を、ラ
イセンスキーに基づいて指定することができ、不正コピ
ーを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】顧客管理システムのシステム構成を示す図であ
る。
【図2】新規総合ソフトウェア製品の販売処理を示す図
である。
【図3】更新総合ソフトウェア製品の販売処理を示す図
である。
【図4】顧客管理システムの機能ブロックを示す図であ
る。
【図5】ライセンスキー照合の仕組みの説明図である。
【図6】総合ソフトウェア製品のプログラムのライセン
スキーによる動作処理のフローチャートを示す図であ
る。
【図7】暫定キー照合の仕組みの説明図である。
【図8】総合ソフトウェア製品のプログラムの暫定キー
による動作処理のフローチャートを示す図である。
【図9】ライセンスキーの照合処理の詳細説明図であ
る。
【図10】ユーザ登録処理を示す図である。
【符号の説明】
100 顧客管理システム 101 データベース管理システム 102 ソフトウェア製品製造部システム 103 ソフトウェア製品販売部システム 104 代理店システム 105 ユーザシステム 161 ネットワーク 162 専用回線

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1個または複数個のソフトウェア製品を
    コピーしたユーザシステムに前記ソフトウェア製品の機
    能処理を実行させる、使用許諾のためのキーコードであ
    るライセンスキーに基づいて、前記ユーザシステムを利
    用するユーザのユーザ情報および前記ユーザシステムの
    システム情報を管理する顧客管理手段を備えた、ネット
    ワークを利用した顧客管理システム。
  2. 【請求項2】 前記ライセンスキーが、前記ユーザを特
    定する情報、前記ソフトウェア製品を特定する情報、前
    記ソフトウェア製品のバージョンを特定する情報および
    前記ユーザシステムにコピーされる前記ソフトウェア製
    品のライセンス数を特定する情報から構成されることを
    特徴とする、請求項1に記載のネットワークを利用した
    顧客管理システム。
  3. 【請求項3】 以下の手段を更に備えた、請求項1に記
    載のネットワークを利用した顧客管理システム。 (a)前記ユーザに、ネットワークを介して通信可能な
    前記ユーザシステムを利用して、ユーザ情報を登録させ
    るユーザ登録手段と、(b)前記ユーザ登録手段におい
    て登録した前記ユーザの利用する前記ユーザシステム
    へ、1個または複数個の前記ソフトウェア製品が格納さ
    れている総合ソフトウェア製品を発行するソフトウェア
    製品発行手段と、(c)前記ユーザ登録手段において登
    録した前記ユーザの利用する前記ユーザシステムへ、前
    記ライセンスキーを発行するライセンスキー発行手段
    と、(d)前記ソフトウェア製品発行手段によって発行
    した前記総合ソフトウェア製品および前記ライセンスキ
    ー発行手段によって発行される前記ライセンスキーの決
    済処理を実行する決済手段。
  4. 【請求項4】 前記ライセンスキー発行手段によって発
    行されたライセンスキーに基づいて、前記ソフトウェア
    製品発行手段によって発行された前記総合ソフトウェア
    製品に格納されている1個または複数個の前記ソフトウ
    ェア製品の使用を限定できることを特徴とする、請求項
    3に記載のネットワークを利用した顧客管理システム。
  5. 【請求項5】 前記ライセンスキー発行手段が、前記ソ
    フトウェア製品発行手段によって発行された前記総合ソ
    フトウェア製品に格納されている、1個または複数個の
    前記ソフトウェア製品の一部機能を、所定の試用期間、
    実行できる暫定キーを発行することを特徴とする、請求
    項3に記載のネットワークを利用した顧客管理システ
    ム。
  6. 【請求項6】 前記ソフトウェア製品発行手段が、前記
    総合ソフトウェア製品に格納されている1個または複数
    個の前記ソフトウェア製品の機能を更新する毎に、前記
    総合ソフトウェア製品を発行することを特徴とする、請
    求項3に記載のネットワークを利用した顧客管理システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記ソフトウェア製品発行手段が、前記
    総合ソフトウェア製品に1個または複数個の新規機能の
    前記ソフトウェア製品を追加する毎に、前記総合ソフト
    ウェア製品を発行することを特徴とする、請求項3に記
    載のネットワークを利用した顧客管理システム。
  8. 【請求項8】 前記ソフトウェア製品発行手段が、所定
    の期間毎に、前記総合ソフトウェア製品を発行すること
    を特徴とする、請求項3に記載のネットワークを利用し
    た顧客管理システム。
  9. 【請求項9】 前記ソフトウェア製品発行手段が、ネッ
    トワークを介して前記ユーザシステムと所定の期間毎に
    接続し、前記ユーザシステムが使用しているソフトウェ
    ア製品の情報を受信することによって、前記ユーザシス
    テムの使用しているソフトウェア製品を最新バージョン
    のソフトウェア製品に自動更新できることを特徴とす
    る、請求項3に記載のネットワークを利用した顧客管理
    システム。
  10. 【請求項10】 前記ユーザ登録手段が、ネットワーク
    を介して、前記ユーザが利用する前記ユーザシステム
    へ、前記ユーザを特定する情報を送信し、更に、前記ユ
    ーザシステムのユーザサーバのハード・ディスク上に、
    前記ユーザによって改竄することができない、前記ユー
    ザシステムを特定する情報を格納できることを特徴とす
    る、請求項3に記載のネットワークを利用した顧客管理
    システム。
  11. 【請求項11】 1個または複数個のソフトウェア製品
    をコピーしたユーザシステムに前記ソフトウェア製品の
    機能処理を実行させる、使用許諾のためのキーコードで
    あるライセンスキーに基づいて、前記ユーザシステムを
    利用するユーザのユーザ情報および前記ユーザシステム
    のシステム情報を管理する顧客管理ステップを備えた、
    ネットワークを利用した顧客管理方法。
  12. 【請求項12】 前記ライセンスキーが、前記ユーザを
    特定する情報、前記ソフトウェア製品を特定する情報、
    前記ソフトウェア製品のバージョンを特定する情報およ
    び前記ユーザシステムにコピーされる前記ソフトウェア
    製品のライセンス数を特定する情報から構成されること
    を特徴とする、請求項11に記載のネットワークを利用
    した顧客管理方法。
  13. 【請求項13】 以下のステップを更に備えた、請求項
    11に記載のネットワークを利用した顧客管理方法。 (a)前記ユーザに、ネットワークを介して通信可能な
    前記ユーザシステムを利用して、ユーザ情報を登録させ
    るユーザ登録ステップと、(b)前記ユーザ登録ステッ
    プにおいて登録した前記ユーザの利用する前記ユーザシ
    ステムへ、1個または複数個の前記ソフトウェア製品が
    格納されている総合ソフトウェア製品を発行するソフト
    ウェア製品発行ステップと、(c)前記ユーザ登録ステ
    ップにおいて登録した前記ユーザの利用する前記ユーザ
    システムへ、前記ライセンスキーを発行するライセンス
    キー発行ステップと、(d)前記ソフトウェア製品発行
    ステップによって発行した前記総合ソフトウェア製品お
    よび前記ライセンスキー発行ステップによって発行した
    前記ライセンスキーの決済処理を実行する決済ステッ
    プ。
  14. 【請求項14】 前記ライセンスキー発行ステップによ
    って発行されたライセンスキーに基づいて、前記ソフト
    ウェア製品発行ステップによって発行された前記総合ソ
    フトウェア製品に格納されている1個または複数個の前
    記ソフトウェア製品の使用を限定できることを特徴とす
    る、請求項13に記載のネットワークを利用した顧客管
    理方法。
  15. 【請求項15】 前記ライセンスキー発行ステップが、
    前記ソフトウェア製品発行ステップによって発行された
    前記総合ソフトウェア製品に格納されている、1個また
    は複数個の前記ソフトウェア製品の一部機能を、所定の
    試用期間、実行できる暫定キーを発行することを特徴と
    する、請求項13に記載のネットワークを利用した顧客
    管理方法。
  16. 【請求項16】 前記ソフトウェア製品発行ステップ
    が、前記総合ソフトウェア製品に格納されている1個ま
    たは複数個の前記ソフトウェア製品の機能を更新する毎
    に、前記総合ソフトウェア製品を発行することを特徴と
    する、請求項13に記載のネットワークを利用した顧客
    管理方法。
  17. 【請求項17】 前記ソフトウェア製品発行方法が、前
    記総合ソフトウェア製品に1個または複数個の新規機能
    の前記ソフトウェア製品を追加する毎に、前記総合ソフ
    トウェア製品を発行することを特徴とする、請求項13
    に記載のネットワークを利用した顧客管理方法。
  18. 【請求項18】 前記ソフトウェア製品発行方法が、所
    定の期間毎に、前記総合ソフトウェア製品を発行するこ
    とを特徴とする、請求項13に記載のネットワークを利
    用した顧客管理方法。
  19. 【請求項19】 前記ソフトウェア製品発行方法が、ネ
    ットワークを介して前記ユーザシステムと所定の期間毎
    に接続し、前記ユーザシステムが使用しているソフトウ
    ェア製品の情報を受信することによって、前記ユーザシ
    ステムの使用しているソフトウェア製品を最新バージョ
    ンのソフトウェア製品に自動更新できることを特徴とす
    る、請求項13に記載のネットワークを利用した顧客管
    理方法。
  20. 【請求項20】 前記ユーザ登録方法が、ネットワーク
    を介して、前記ユーザが利用する前記ユーザシステム
    へ、前記ユーザを特定する情報を送信し、更に、前記ユ
    ーザシステムのユーザサーバのハード・ディスク上に、
    前記ユーザによって改竄することができない、前記ユー
    ザシステムを特定する情報を格納できることを特徴とす
    る、請求項13に記載のネットワークを利用した顧客管
    理方法。
  21. 【請求項21】 請求項11から20のいずれか1項に
    記載のネットワークを利用した顧客管理方法のプログラ
    ムを記録した情報記録媒体。
  22. 【請求項22】 前記情報記録媒体は、コンパクト・デ
    ィスク、フロッピー・ディスク、ハード・ディスク、光
    磁気ディスク、デジタル・ビデオ・ディスク、磁気テー
    プ、不揮発性メモリ、もしくはメモリ・カードであるこ
    とを特徴とする、請求項21に記載のプログラムを記録
    した情報記録媒体。
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