JP2017166788A - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP2017166788A
JP2017166788A JP2016054894A JP2016054894A JP2017166788A JP 2017166788 A JP2017166788 A JP 2017166788A JP 2016054894 A JP2016054894 A JP 2016054894A JP 2016054894 A JP2016054894 A JP 2016054894A JP 2017166788 A JP2017166788 A JP 2017166788A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooler
return
refrigerator
cold air
fin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016054894A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6741912B2 (ja
Inventor
渡邉 正人
Masato Watanabe
正人 渡邉
将司 梅江
Masashi Umee
将司 梅江
加藤 知之
Tomoyuki Kato
知之 加藤
聖太 池田
Seita Ikeda
聖太 池田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2016054894A priority Critical patent/JP6741912B2/ja
Publication of JP2017166788A publication Critical patent/JP2017166788A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6741912B2 publication Critical patent/JP6741912B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)

Abstract

【課題】冷却性能の極端な低下を確実に抑制できる冷蔵庫の提供。【解決手段】冷気戻りダクト35を冷却室14の側部に設けて冷蔵室からの戻り冷気を冷却室側面の開口36より冷却器15に吸い込ませる冷蔵庫において、前記冷却室側面の開口と対向する冷却器15のフィン37下部後側を無くして冷却器戻り風路41とした構成としてある。これにより、冷却室の開口と対向する冷却器のフィン下部後側はフィンの無い冷却器戻り風路となって開口周縁とフィン側面との間に大きな空間が形成されるような形となるので、霜が付着してもこれが堆積して目詰まり状態になることを防止することができる。したがって戻り冷気は確実に冷却室内に流れ込んで冷却器戻り風路より冷却器のフィン間へと吸い込まれるようになり、冷却室に戻る冷気がかなり高い湿度を含んでいても霜付着による冷気流れの阻害を防止し、冷却性能の極端な低下を抑制することができる。【選択図】図5

Description

本発明は冷蔵庫に関し、冷凍室及び冷蔵室からの戻り冷気を冷却器の前面及び側面から吸い込む構成の冷却室を備えた冷蔵庫に関するものである。
一般に冷蔵庫は、冷蔵室、冷凍室、野菜室等を備え、前記冷凍室背部の冷却室で生成した冷気を冷蔵室、冷凍室、野菜室等に供給して各室内の食品を冷却する。そして各室を冷却した後の冷気は冷却室へと吸い込まれ、冷却されて再び各室へと循環していく。
その際、前記冷却室に吸い込まれる冷気中の湿気が冷却室に設けてある冷却器のフィン間に凝縮、凍結して霜として付着し、湿度が高い時などには冷却器のフィンの間が霜で目詰まりを起こし、冷却ファンによる風量が極端に低下して冷却性能が低下してしまうことがある。その結果、冷却運転が長引き省エネ性が低下する。
特に冷蔵室からの戻り冷気は冷凍室からの冷気に比べ温度も湿度も高いため霜が多く発生し冷却性能の低下を発生しやすいので大きな影響を与える。
そのため出願人は、上記冷却器の前側とともに後側にもバイパス風路を設けて霜付着による冷却性能低下を抑制した冷蔵庫を提案している(例えば、特許文献1参照)。
図12は、上記特許文献1に記載の冷蔵庫を示し、この冷蔵庫は冷却室101内に設けた冷却器102の前後にバイパス風路103、104を設けてあり、冷凍室105からの戻り冷気は実線矢印で示すように冷却器102の前面からフィン間に吸い込むとともに、冷蔵室106からの戻り冷気は破線矢印で示すように冷却器102の側面から冷却器の下方まで引き込んだのちバイパス風路104を介して冷却器102の下端後面のフィン間から吸い込むようにしてある。
これにより、この冷蔵庫は、冷凍室105及び冷蔵室106からの戻り冷気中の湿気が霜となって冷却器102の下部に付着し冷却器102の下部が目詰まりするようなことがあっても冷気はバイパス風路103、104を介して冷却器102上部へと流れ、極端な冷却性能の低下を防止する。
特開2015−1325号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載した冷蔵庫は、例えば最近多くなってきたパーティ等で多くの人が集まり、冷蔵室扉の開閉回数が多くなって外気が入り込み湿度が想定よりも高くなる時などには、冷蔵室からの戻り冷気が冷却室へ吸い込まれる入口部分で当該入口周縁と当該入口に対向する形となる冷却器のフィン側面との間に霜が付着堆積し入口自体が目詰状態に近い形となって冷気の流れが阻害され、冷却性能が低下することがあった。すなわち、着霜による冷却性能防止には更に改善の余地が残っていた。
そして上記パーティ等を行うような機会は最近多くなってきているため、上記極端に高い湿度での霜付着による冷却性能の低下問題は再び顕在化しつつある。
本発明はこのような新たに顕在化しつつある課題に鑑みなしたもので、着霜耐性を更に向上させて霜付着による極端な冷却性能低下を抑制した省エネ性の高い冷蔵庫の提供を目的としたものである。
本発明は、上記目的を達成するため、冷蔵室からの戻り冷気が吸い込まれる冷却室側面の開口と対向する冷却器のフィン下部後側を無くし冷却器戻り風路とした構成としてある。
これにより、冷却室の開口と対向する冷却器のフィン下部後側にはフィンの無い冷却器戻り風路となっていて開口周縁とフィン側面との間に大きな通路空間が形成されるような形となるので、霜が付着して目詰まり状態になるのを防止することができる。したがって戻り冷気は確実に冷却室内に入って冷却器戻り風路より冷却器のフィン間へと吸い込まれるようになり、冷却室に戻る冷気がかなり高い湿度であっても霜付着による冷気流れの阻害を防止し、冷却性能の極端な低下を抑制することができる。
本発明は、上記構成により、霜付着による冷却性能の極端な低下を確実に抑制でき、冷却運転の運転時間が短くてすむ省エネ性の高い冷蔵庫とすることができる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図 同実施の形態1における冷蔵庫の縦断面図 同実施の形態1における冷蔵庫の冷気流れを示す説明図 同実施の形態1における冷蔵庫の冷気分岐部を示す分解斜視図 同実施の形態1における冷蔵庫の冷却室と冷蔵室戻りダクトとを前面側から見た断面図 同実施の形態1における冷蔵庫の冷却室と冷蔵室戻りダクトとを上面から見た断面図 同実施の形態1における冷蔵庫の冷却室の要部を示す断面図 同実施の形態1における冷蔵庫の冷却室への冷蔵冷気戻り口部分を示す斜視図 同実施の形態1における冷蔵庫の冷却器への冷気の流れを説明する正面図 同実施の形態1における冷蔵庫の冷却器の端部付近を示す斜視図 (a)同実施の形態1における冷蔵庫の冷却室に設けた冷却器の斜視図、(b)同側面図 従来の冷蔵庫の冷気戻り構成を示す冷却室の断面図
第1の発明は、冷蔵室、冷凍室を有する冷蔵庫本体と、前記冷蔵室、冷凍室へ供給する冷気を生成する冷却器を備えた冷却室と、前記冷却室からの冷気を前記冷蔵室、冷凍室へと供給するとともに、前記冷蔵室、冷凍室からの戻り冷気を前記冷却室内の冷却器に吸い込ませる冷却ファンと、前記冷蔵室からの戻り冷気を前記冷却室に戻す冷蔵室冷気戻りダクトとを備え、前記冷蔵室冷気戻りダクトを前記冷却室の側部に設けて冷蔵室からの戻り冷気を冷却室側面の開口より冷却器に吸い込ませる冷蔵庫であって、前記冷却室側面の開口と対向する前記冷却器のフィン下部後側を無くし冷却器戻り風路とした構成としてある。
これにより、冷却室の開口と対向する冷却器のフィン下部後側はフィンの無い冷却器戻
り風路となっていて開口周縁とフィン側面との間に大きな通路空間が形成されるような形となるので、霜が付着してもこれが堆積して目詰まり状態になることを防止することができる。したがって戻り冷気は確実に冷却室内に入って冷却器戻り風路より冷却器のフィン間へと吸い込まれるようになり、冷却室に戻る冷気がかなり高い湿度であっても霜付着による冷気流れの阻害を防止し、冷却性能の極端な低下を抑制することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記冷却器戻り風路は冷却器の横幅全長に亘って形成した構成としてある。
これにより、冷蔵室からの戻り冷気は冷却器の下部後側の横幅全長に形成された冷却器戻り風路へと拡散し冷却器の上方部分へと吸い込まれていくので、冷却器全体を有効に活用した効率の良い冷却が可能となり、省エネ性が向上する。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記冷却器は多数のフィンを並設して形成したフィン列を上下複数段積層して構成し、前記フィン列のフィンは前後幅の異なるフィンを並設して後側のフィンピッチが前側のフィンピッチよりも粗となる構成としてある。
これにより、温度が高く湿度も高い冷蔵室からの戻り冷気が吸い込まれる冷却器後側のフィン間はピッチが広いので霜が付着しても目詰まりし難くなり、冷却性能の低下をより効果的に抑制することができる。
第4の発明は、第1〜第3の発明において、前記冷却器はその下部前側から冷凍室の冷凍戻り冷気を吸い込むように構成し、前記冷凍戻り冷気が吸い込まれる前記冷却器の下部前側のフィンピッチはその上方のフィンピッチよりも粗とした構成としてある。
これにより、冷凍戻り冷気により霜が付着しやすい下部前側フィンの間が広くなって霜付着によるフィン目詰まりを低減でき、冷却室への冷気戻り量が冷蔵室からの冷気戻り量よりも圧倒的に多くても冷凍戻り冷気側の霜付着による目詰まりを抑制することができ、冷却性能の低下を効果的に抑制することができる。
第5の発明は、第1〜第4の発明において、前記冷却器は下部のフィンピッチを上部のフィンピッチより粗とした構成としてある。
これにより、冷却器下部はフィンピッチが広いのでフィン間に霜が付着しても目詰まりしにくくなって冷却性能の低下を効果的に抑制することができ、しかも冷却器上部における熱交換効率を高めることができ、冷却性能を向上させることができる。
第6の発明は、第1〜第5の発明において、前記冷却器は左右両端部にエンドプレートを備え、前記エンドプレートと冷却室壁との間に集水形状を持つシール兼水受け板を配置し、かつ、更に前記シール兼水受け板の集水最下部が対向する前記エンドプレートの一部には水抜き孔を設けた構成としてある。
これにより、冷却室に戻った冷気がエンドプレートと冷却室壁との間に漏出するのを抑制しつつ、当該エンドプレートと冷却室壁との間に若干漏出した冷気によって生じる霜の除霜水をシール兼水受け板で受け止めてエンドプレートの水抜き孔からフィン側へと流出させることができる。したがって、前記シール兼水受け板に除霜水排出用の切欠き孔等を設ける必要がなくなって前記シール兼水受け板の冷気漏出に対するシール性が向上し、前記エンドプレートと冷却室壁との間に漏出する冷気の量を低減で来てその分冷却器の冷却効率を高めることができる。
第7の発明は、第1〜第6の発明において、前記冷却器はフィンに貫設した冷媒パイプのU字管部を上下方向に配列し、前記冷媒パイプの前記フィン側面より突出する前記U字管部同士の間に生じる間隙にアキュームレータへの冷媒戻りパイプを配管した構成としてある。
これにより、アキュームレータへの冷媒戻りパイプを含む冷却器全体の横幅寸法を小型化でき、その分フィン列の横幅を長くして冷却器の冷却能力を大きくし、冷却効率を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1〜図11は本発明の実施の形態1における冷蔵庫、冷却室、冷却器の構成を示す図である。
図1〜図11において、本実施の形態に係る冷蔵庫は、前方を開口した冷蔵庫本体1を備え、この冷蔵庫本体1は金属製の外箱2と、硬質樹脂製の内箱3と、前記外箱2および内箱3の間に発泡充填されたウレタン等の発泡断熱材4とから構成されている。
また、冷蔵庫本体1内には仕切板によって複数の貯蔵室が形成されており、その各貯蔵室は冷蔵庫本体1と同様の断熱構成を採用した回動式或いは引出し式の扉5、6で開閉自在となっている。
冷蔵庫本体1内に形成された貯蔵室は、最上部の冷蔵室8と、冷蔵室8の下に設けられた温度帯切り替え可能な切替室9及び切替室9の横に設けられた製氷室10と、切替室9及び製氷室10の下方に設けられた冷凍室11と、更にその下方、即ち最下部に設けられた野菜室12で構成されている。
冷凍室11の背面には冷凍室仕切板19の背面を隔壁20により区切って形成された冷却室14があり、冷気を生成する冷却器15と、冷気を各室に供給する冷却ファン16とを有し、冷却器15下方にはさらに除霜ヒータ17とそのカバー17aおよび排水パン17bが設置されている。
冷却器15は、圧縮機18と、コンデンサ(図示せず)と、放熱用の放熱パイプ(図示せず)と、キャピラリーチューブ(図示せず)とを環状に接続してなる冷凍サイクルを構成しており、圧縮機18によって圧縮された冷媒の循環によって冷却を行う。
冷却室14によって生成した冷気は、冷凍室ダンパ22を介して冷凍室11及び製氷室10とその横の切替室9に供給されるとともに、図3に示す冷蔵室ダクト23及び当該冷蔵室ダクト23の途中から分岐した野菜室冷気往きダクト24を介して冷蔵室8及び野菜室12に供給される。
冷蔵室ダクト23は、冷却室14から冷蔵室8に向けて上向きに形成され、冷蔵室8と製氷室10及びその横の切替室9との間を仕切る冷蔵室仕切板25を貫通して冷蔵室8背面に延設されるとともに、冷蔵室仕切板25貫通部分で野菜室冷気往きダクト24が分岐されている。そして、上記野菜室冷気往きダクト24は、前記分岐部から野菜室12に向け下向きに形成され、冷却室14の側部を通って野菜室12の背面に開口24aしている。
冷蔵室ダクト23と野菜室冷気往きダクト24の分岐は、図4に示す分岐ユニット26によって行われている。この分岐ユニット26は、冷蔵室ダクト部27と野菜室冷気往きダクト部28ならびに冷蔵室冷気戻りダクト部29を有し、前記野菜室冷気往きダクト部28内に野菜室ダンパ30を組み込んでその上方から蓋体31を装着し野菜室冷気往きダクト部28を閉塞してユニット化してある。
上記ユニット化した状態の分岐ユニット26は、前記冷蔵室仕切板25の下板32と上板33との間に挟み込んで下板32と上板33との間に発泡断熱材を充填発泡させ冷蔵室仕切板25の後部に一体化してある。
分岐ユニット26に設けた冷蔵室ダクト部27は、その上端開口部分に冷蔵室ダンパ34を介して冷蔵室背面の冷蔵室ダクト23に接続してあり、冷却室14で生成された冷気が冷蔵室ダンパ34を介して冷蔵室ダクト23より冷蔵室8に供給される。
また、分岐ユニット26に設けた野菜室冷気往きダクト部28は、図3に示す下向きの野菜室冷気往きダクト24に接続し、冷却室14で生成された冷気が前記冷蔵室ダクト23の上向き部分から分岐し野菜室ダンパ30を介して下向きの野菜室冷気往きダクト24下部より野菜室12に供給される。
更に、分岐ユニット26に設けた冷蔵室冷気戻りダクト部29は、図3に示す冷却室14の側部であって前記野菜室冷気往きダクト24の背面側部分に設けた冷蔵室冷気戻りダクト35に接続してあり、冷蔵室8内の食品を冷却した後の冷気が冷蔵室冷気戻りダクト35を介して冷却室14に吸い込まれ循環するようになっている。
ここで、上記冷蔵室冷気戻りダクト35は、図6に示すように、扁平形状として、既述した如く野菜室冷気往きダクト24の背面側部分にあって冷却室14の側部に設けてある。
そして、上記冷蔵室冷気戻りダクト35は、図5、図9等に示すように、冷却室14の側面の戻り冷気入り口となる開口36につながっている。
また、前記冷却室14に設けてある冷却器15は、図11に示すように、短冊状のフィン37を多数配列して構成したフィン列38を上下複数段に配置し、この各フィン列38の左右両側部にエンドプレート39を配置して、当該エンドプレート39で前記上下各フィン列38を連結する如くエンドプレート39及び各フィン列38に冷媒パイプ40を貫設して構成してある。
上記各段のフィン列38は、前後幅の異なるフィン37a、37bを所定の割合で配列して構成してあり、冷蔵冷気が吸い込まれる後側のフィンピッチが前側のフィンピッチよりも粗となるようにしてある。
また、最下段のフィン列38のフィン37は前後幅の狭いフィン37bのみとし、冷却器15の最下段後側が横幅全長に亘ってフィンの無い冷却器戻り風路41してある。また、上記冷却器戻り風路41と対応するエンドプレート39の最下端後側も切り欠いて冷却器戻り風路41としてある。
これにより、冷却室14の側面に設けられている冷蔵室冷気戻りダクト35からの冷蔵戻り冷気の入り口となる開口36と対向する部分は冷却器戻り風路41と対向するようになって広く開口した状態となっている。
また、上記冷却器15の各段のフィン列38は上段部のフィン列38より下部のフィン列38ほどフィンピッチを粗としてある。
他方、前記冷却器15はその最下段前側より冷凍室11からの冷凍戻り冷気を吸い込むように構成してあり、冷却室14の前記冷却器最下段前側と対応する部分に冷凍戻り冷気の入り口となる冷凍冷気用開口43(図7参照)が形成してある。そして、この冷凍冷気用開口43と対向する冷却器15の最下段フィン列のフィンピッチはそれよりも上方のフィン列のフィンピッチより粗としてある。
また、上記冷却器15は、図11に示すように、冷媒パイプ40のU字管部40aは冷気の流れと同じ上下方向に配列してあり、前記冷媒パイプ40のフィン側面より突出するU字管部40a同士の間に生じる上下方向の間隙を通してアキュームレータ44に戻る冷媒戻りパイプ40bが配管してある。そして、上記エンドプレート39の上部には図5に示すようにホルダー板45を配置し、このホルダー板45は冷却室壁14aに若干の遊びを持たせて固定するとともに、当該ホルダー板45に切欠き(図示せず)を設け、この切欠きに前記冷媒戻りパイプ40bをカシメ固定してある。
更に、前記冷却器15は、図5、図9、図10に示すように前記エンドプレート39の左右両側下部にシール兼水受け板46が装着してある。このシール兼水受け板46はエンドプレート39と冷却室壁14aとの間に位置してこれらの間を閉塞するようにしてあり、かつ、除霜時に滴下する除霜水を集水する樋状の集水形状としてある。そして、上記シール兼水受け板46の集水最下部が対向する前記エンドプレート39の一部には水抜き孔47が設けある。
以上のように構成された本実施の形態における冷蔵庫について、次に、冷気の流れを中心にその作用効果について説明する。
食品の出し入れ等により冷蔵室8、冷凍室11、野菜室12のいずれかが設定温度より高くなると、圧縮機18と冷却ファン16が作動し、冷却器15で生成された冷気が、冷却ファン16により、冷蔵室ダクト23、冷凍室ダンパ22、野菜室冷気往きダクト24を介して該当する貯蔵室に供給される。
設定温度以上となっている貯蔵室が、例えば冷蔵室8であれば、冷蔵室ダンパ34が開き、冷却室14からの冷気が冷蔵室ダクト23を介して冷蔵室8に供給され、冷蔵室8を冷却した後、冷蔵室冷気戻りダクト35を介して冷却室14に吸い込まれ、再び冷却器15で冷却されて冷蔵室8に供給される循環を繰り返して冷却を行う。
ここで、上記冷蔵室冷気戻りダクト35から冷却室14に吸い込まれる戻り冷気は、図5の実線矢印(図7では破線矢印)で示すように冷却室14の側面に設けた開口36を介して冷却室14へと吸い込まれるが、冷却室14の温度が−30℃前後と冷蔵戻り冷気の4℃前後に比べ極端に低いため、前記開口36の開口縁部に霜となって付着し始める。そして、従来の冷蔵庫では既述したように、上記開口縁部に付着する霜が堆積していって前記開口に面する冷却器のフィン側面に接し開口を塞ぐような形となってしまう。
しかしながらこの冷蔵庫では、上記冷却室14の側面の開口36に面する冷却器15下端部のフィン37はその後側が無い状態となっていて冷却器戻り風路41となっているので、前記開口36の開口縁部とこれに面するフィン37との間は大きく開口したような形となっている。したがって、開口縁部に付着した霜がフィン側面まで堆積して開口36を目つまり状態にしてしまうことを抑制でき、冷却性能の極端な低下を防止することができ
る。
また、前記冷却器15の最下段後側の冷却器戻り風路41は冷却器15の横幅全長に亘って形成してあるから、開口36からの冷蔵戻り冷気は冷却器戻り風路41へと流れて拡散し、冷却器15の横幅全域に分散して冷却器15の上方部分へと吸い込まれていく。したがって、冷却器15での熱交換効率が向上し、冷却器全体を有効に活用した効率の良い冷却が可能となる。
また、上記冷却器15のフィン37は前後幅の異なるフィン37a、37bを配列して後側のフィンピッチが前側のフィンピッチよりも粗となるようにしてあるから、冷蔵戻り冷気中の湿気が霜としてフィン37の後側に付着しても、当該部分のフィン間は広いので目詰まりし難くなる。よって、この点からも、冷却性能の低下を抑制することができる。
さらに、前記冷却器15はフィン列38を上下方向に複数段積層して構成し、下段部のフィンピッチを上段部のフィンピッチより粗としてフィン間を広くしてあるから、冷凍室11及び冷蔵室8からの戻り冷気中の湿気が最初に接して霜となりやすい冷却器下段部のフィン間目詰まりを抑制することができる。これにより、更に冷却性能の低下を抑制でき、しかもフィン間の狭い冷却器上部では熱交換率が高まるので、冷却性能を更に向上させることができる。
また、上記冷却器15はその最下段前側に設けてある冷凍冷気用開口43から冷凍室11の冷凍戻り冷気を吸い込むが、この冷凍戻り冷気を吸い込む前記冷却器15の最下段前側のフィンピッチはその上方のフィンピッチよりも粗としてあるから、冷凍戻り冷気側での霜付着による冷却性能の低下も良好に防止できる。
すなわち、前記冷却器15の最下段前側のフィン列38には冷凍室11から戻る冷凍戻り冷気が最初に触れる部分であるから霜が付着しやすいが、この最下段前側のフィン列38のフィンピッチは粗となっていてフィン間が広くなっているので、フィンに霜が付着しても目詰まりし難くなる。したがって、含まれる湿気が少ないものの、冷蔵戻り冷気よりも圧倒的に多い冷凍戻り冷気の霜付着による目詰まりも効果的に抑制することができ、冷却性能の低下を更に確実に抑制できる。
また、上記冷却器15は、フィン列38を上下複数段に配置し、この各フィン列38は前後幅の異なるフィン37a、37bを所定の割合で配列して構成してあるから、冷却器下部の冷却器戻り風路41の形成や、冷蔵戻り冷気が吸い込まれる後側のフィンピッチを前側のフィンピッチよりも粗とすること、および冷却器下部のフィンピッチを上部のフィンピッチより粗とすること、等が、前後幅の異なる二種類のフィンによって簡単に形成できる。よって、生産性が高く、安価に提供することができる。
一方、上記冷却室14に吸い込まれた冷蔵室8等からの冷気は、図9の矢印Aで示すように、その一部が冷却器15のエンドプレート39と冷却室壁14aとの間に流れ込むような形となるが、この実施の形態では上記エンドプレート39と冷却室壁14aとの間にシール兼水受け板46を配置してあるから、前記エンドプレート39と冷却室壁14aとの間への流れ込みを抑制し、矢印Bで示すようにエンドプレート39のフィン列38側に戻すことができる。したがって、冷却室14に吸い込まれた冷気はそのほとんどが冷却器15のフィン間を通過するようになり、冷却性能を向上させることができるとともに、エンドプレート39と冷却室壁14aとの間に漏出した冷気による霜付着も低減することができる。
更に、上記シール兼水受け板46は樋状の集水形状を持たせて、その集水最下部が対向
する前記エンドプレート39の一部に水抜き孔47を形成してあるから、エンドプレート39と冷却室壁14aとの間に冷気が漏出して生じる霜の除霜水をシール兼水受け板46で受け止めてエンドプレート39の水抜き孔47から冷却器15のフィン側へと流出させることができる。したがって、前記シール兼水受け板46に除霜水排出用の切欠き孔等を設けなくてもよく、切欠き孔等を設けることによって前記エンドプレート39と冷却室壁14aとの間に漏出する冷気のシール性が悪化するのを抑制でき、その分冷却器の冷却効率を高めることができる。
また、上記冷却器15は冷媒パイプ40のU字管部40aを上下方向に配列して当該U字管部40a同士の間に生じる間隙にアキュームレータ44への冷媒戻りパイプ40bを配管してあるので、アキュームレータ44への冷媒戻りパイプ40bを含む冷却器15全体の横幅寸法を小型化でき、その分フィン列38の横幅を長くして、冷却器15の冷却能力を大きくし冷却効率を高めることができる。
すなわち、従来の冷却器は冷媒パイプのU字管部分が斜めになっていてU字管部分同士の間に冷媒戻りパイプを通すことができず、そのためU字管部分の突出先端より外側に冷媒戻りパイプを配管しており、その分加熱器の横幅寸法が大きくなって逆にフィン列の横幅が短いものとなっていたが、本実施の形態の冷却器構成によれば前記の如く冷媒戻りパイプ40bをU字管部40aの突出寸法内に設けることができるのでフィン列38の横方向長さを長くして、冷却器15の冷却能力を大きくすることができるのである。
しかも、上記冷媒戻りパイプ40bは冷却室壁14aに固定したホルダー板45にカシメ固定しているので、冷媒の流動によって冷媒戻りパイプ40bが左右に振れてU字管部40bに衝突するのを防止でき、冷却器15の冷却能力をアップさせたことによって懸念される冷媒戻りパイプ40bとU字管部40aとの衝突による騒音発生を防止することもできる。
更に本実施の形態では上記冷蔵室冷気戻りダクト35を冷却室14の側部であって野菜室冷気往きダクト24の背面側に重合配置してあるから、野菜室冷気往きダクト24および冷蔵室冷気戻りダクト35を扁平なものとして流量を確保しつつ冷蔵庫本体1の前後幅を薄くすることができる。換言すると冷蔵庫本体1の前後幅を大きくすることなく庫内容積を増大させることもできる。
以上、本発明に係る冷蔵庫について、上記実施の形態を用いて説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。つまり、本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
例えば、上記実施の形態では、冷却器15は前後幅の異なる二種類の短冊状フィンを配列して構成したフィン列38を上下複数段配置して構成したが、これは一枚の大きなフィンを用いて構成してもよく、この場合はフィン下部後側に切欠きを設けて冷却器戻り風路41を形成すればよい。
本発明は、冷蔵戻り冷気の入口部分で霜付着による冷却性能の極端な低下を確実に抑制することができ、冷却運転の運転時間が短くてすむ省エネ性の高い冷蔵庫とすることができる。よって、家庭用および業務用など様々な種類および大きさの冷蔵庫に広く適用可能である。
1 冷蔵庫本体
4 発泡断熱材
5、6 扉
8 冷蔵室
9 切替室
10 製氷室
11 冷凍室
12 野菜室
14 冷却室
15 冷却器
16 冷却ファン
17 除霜ヒータ
18 圧縮機
19 冷凍室仕切板
20 隔壁
23 冷蔵室ダクト
24 野菜室冷気往きダクト
25 冷蔵室仕切板
26 分岐ユニット
27 冷蔵室ダクト部
28 野菜室冷気往きダクト部
29 冷蔵室冷気戻りダクト部
30 野菜室ダンパ
31 蓋体
34 冷蔵室ダンパ
35 冷蔵室冷気戻りダクト(冷気戻りダクト)
36 開口
37、37a、37b フィン
38 フィン列
39 エンドプレート
40 冷媒パイプ
41 冷却器戻り風路
43 冷凍冷気用開口
44 アキュームレータ
45 ホルダー板
46 シール兼水受け板
47 水抜き孔

Claims (7)

  1. 冷蔵室、冷凍室を有する冷蔵庫本体と、前記冷蔵室、冷凍室へ供給する冷気を生成する冷却器を備えた冷却室と、前記冷却室からの冷気を前記冷蔵室、冷凍室へと供給するとともに、前記冷蔵室、冷凍室からの戻り冷気を前記冷却室内の冷却器に吸い込ませる冷却ファンと、前記冷蔵室からの戻り冷気を前記冷却室に戻す冷蔵室冷気戻りダクトとを備え、前記冷蔵室冷気戻りダクトを前記冷却室の側部に設けて冷蔵室からの戻り冷気を冷却室側面の開口より冷却器に吸い込ませる冷蔵庫であって、前記冷却室側面の開口と対向する前記冷却器のフィン下部後側を無くし冷却器戻り風路とした冷蔵庫。
  2. 冷却器戻り風路は冷却器の横幅全長に亘って形成した請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 冷却器は多数のフィンを並設して形成したフィン列を上下複数段積層して構成し、前記フィン列のフィンは前後幅の異なるフィンを並設して後側のフィンピッチが前側のフィンピッチよりも粗となる構成とした請求項1または2記載の冷蔵庫。
  4. 冷却器はその下部前側から冷凍室の冷凍戻り冷気を吸い込むように構成し、前記冷凍戻り冷気が吸い込まれる前記冷却器の下部前側のフィンピッチはその上方のフィンピッチよりも粗とした請求項1〜3のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  5. 冷却器は下部のフィンピッチを上部のフィンピッチより粗とした請求項1〜4のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  6. 冷却器は左右両端部にエンドプレートを備え、前記エンドプレートと冷却室壁との間に集水形状を持つシール兼水受け板を配置し、かつ、更に前記シール兼水受け板の集水最下部が対向する前記エンドプレートの一部には水抜き孔を設けた請求項1〜5のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  7. 冷却器はフィンに貫設した冷媒パイプのU字管部を上下方向に配列し、前記冷媒パイプの前記フィン側面より突出する前記U字管部同士の間に生じる間隙にアキュームレータへの冷媒戻りパイプを配管した請求項1〜6のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
JP2016054894A 2016-03-18 2016-03-18 冷蔵庫 Active JP6741912B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016054894A JP6741912B2 (ja) 2016-03-18 2016-03-18 冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016054894A JP6741912B2 (ja) 2016-03-18 2016-03-18 冷蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017166788A true JP2017166788A (ja) 2017-09-21
JP6741912B2 JP6741912B2 (ja) 2020-08-19

Family

ID=59913096

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016054894A Active JP6741912B2 (ja) 2016-03-18 2016-03-18 冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6741912B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102018121160A1 (de) 2017-08-31 2019-02-28 Nidec Sankyo Corporation Eiserzeugungsvorrichtung
JP2019132496A (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 冷蔵庫
WO2020134971A1 (zh) * 2018-12-27 2020-07-02 青岛海尔电冰箱有限公司 冰箱

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS504302Y1 (ja) * 1970-12-10 1975-02-04
JPS5724483U (ja) * 1980-07-18 1982-02-08
JPS5864970U (ja) * 1981-10-23 1983-05-02 株式会社日立製作所 冷凍機用蒸発器
JP2009079807A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫
JP2009109052A (ja) * 2007-10-29 2009-05-21 Panasonic Corp 冷蔵庫
US20100218925A1 (en) * 2009-02-27 2010-09-02 Electrolux Home Products, Inc. Evaporator fins in contact with end bracket
JP2015148403A (ja) * 2014-02-07 2015-08-20 株式会社東芝 冷蔵庫

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS504302Y1 (ja) * 1970-12-10 1975-02-04
JPS5724483U (ja) * 1980-07-18 1982-02-08
JPS5864970U (ja) * 1981-10-23 1983-05-02 株式会社日立製作所 冷凍機用蒸発器
JP2009079807A (ja) * 2007-09-26 2009-04-16 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫
JP2009109052A (ja) * 2007-10-29 2009-05-21 Panasonic Corp 冷蔵庫
US20100218925A1 (en) * 2009-02-27 2010-09-02 Electrolux Home Products, Inc. Evaporator fins in contact with end bracket
JP2015148403A (ja) * 2014-02-07 2015-08-20 株式会社東芝 冷蔵庫

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102018121160A1 (de) 2017-08-31 2019-02-28 Nidec Sankyo Corporation Eiserzeugungsvorrichtung
JP2019132496A (ja) * 2018-01-31 2019-08-08 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 冷蔵庫
JP7028661B2 (ja) 2018-01-31 2022-03-02 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 冷蔵庫
WO2020134971A1 (zh) * 2018-12-27 2020-07-02 青岛海尔电冰箱有限公司 冰箱
JP2020106214A (ja) * 2018-12-27 2020-07-09 アクア株式会社 冷蔵庫
CN112204320A (zh) * 2018-12-27 2021-01-08 青岛海尔电冰箱有限公司 冰箱
JP7221519B2 (ja) 2018-12-27 2023-02-14 アクア株式会社 冷蔵庫

Also Published As

Publication number Publication date
JP6741912B2 (ja) 2020-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10852049B2 (en) Refrigerator including cryogenic freezing compartment
US6997008B2 (en) Defrost water draining unit for a refrigerator
US20090165491A1 (en) Icemaker for a refrigerator
JP6741912B2 (ja) 冷蔵庫
RU2422737C1 (ru) Холодильник
CN108592474B (zh) 风冷冰箱
CN101238338A (zh) 冰箱
JP2002295954A (ja) 冷蔵庫
JP2014048031A (ja) 冷蔵庫
JP2006078053A (ja) 冷蔵庫
CN203615672U (zh) 冷冻冷藏冰箱
JP5964702B2 (ja) 冷却庫
KR101645731B1 (ko) 냉장고
JP2015148403A (ja) 冷蔵庫
CN211372884U (zh) 相对侧壁设置回风口和送风风道的冰箱
CN212778123U (zh) 蒸发器倾斜设置的冰箱
TWI722397B (zh) 冰箱
JP2008298354A (ja) 冷蔵庫
CN212778124U (zh) 相对侧壁设置回风口和送风风道的冰箱
CN211601289U (zh) 蒸发器设置方式改进的冰箱
JP3992431B2 (ja) 冷蔵庫
WO2023063165A1 (ja) 冷蔵庫
JP4203662B2 (ja) 冷蔵庫
JP2004257647A (ja) 冷蔵庫
JP5905803B2 (ja) 冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20160526

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20190118

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190311

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200110

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200121

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200217

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200609

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200622

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6741912

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151