JP2017166735A - プレキャストコンクリート防振ベースプレート - Google Patents

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Abstract

【課題】シンプルな構成で、そのうえ、空調機室外機の防振架台自体がビルの屋上に設置され、直射日光や風雨に晒される厳しい環境下で数年以上に亘って適切に動作するプレキャストコンクリート製の防振ベースプレートを提供することを目的とする。【解決手段】複数の第1プレキャストコンクリート板と、前記複数の第1プレキャストコンクリート板と夫々対向配置された複数の第2プレキャストコンクリート板と、前記複数の第1プレキャストコンクリート板のそれぞれと、前記複数の第2プレキャストコンクリート板のそれぞれとの間に介装された4つの振動吸収体と、を備え、前記複数の第1プレキャストコンクリート板が建築構造物の屋上に固着手段を介して取り付けられ、前記複数の第2プレキャストコンクリート板に複数の溝が形成され、室外機の脚部と固定可能とした移動子が前記複数の溝にかつ移動自在に設けられる構成を具備している。【選択図】図1

Description

本発明はプレキャストコンクリート防振ベースプレートに関する。より詳しくは、一階での設置スペースがない店舗・事業所・住宅兼用の複合ビル(狭小建物)の屋上に設置されるプレキャストコンクリート防振ベースプレートに関する。
ベランダ、テラス等マンションの限られた屋上スペースに設置される室外機の防振架台として上下一対の矩形状の架台の間に振動吸収体として、バネを備えた円筒状の振動吸収体を複数配設し、下の架台をアンカーボルトで床面に固定するものが使用されている。
ここで図13を参照して従来の空調機室外機の防振架台について説明する。この従来の防振架台(40)は、地面やベランダ等の室外の基礎に固定される下部架台(41)と、空調機室外機(120)を搭載する上部架台(42)と、下部架台(41)と上部架台(42)との間に配置された金属バネ(43)を備えている。防振架台(40)の上部架台(42)上には、空調機室外機(120)を直接載置する横スライド(44)を備えている。
図14は、図15で示した横スライド(44)の断面を示す概略図で、この横スライド(44)は、中央部に凹状の窪み(50a)を有する2枚の板材(50)と、円柱形のコロ(51)を有し、2枚の板材(50)のそれぞれの窪み(50a)を上下に対向させ、2つの窪み(50a)で形成された空間にコロ(51)を挟み込むように構成されている。
上述の従来の空調機室外機の防振架台(40)においては、下部架台(41)と上部架台(42)との間に配置された金属バネ(43)の弾性機能によって、縦方向(垂直方向)の振動を吸収している。また、同時に、防振架台(40)の上部架台(42)と空調機室外機(120)との間に設けられた横スライド(44)内のコロ(51)の回転効果による慣性力によって、横方向(水平方向)の振動を吸収している。
図14と図15に示したような従来の空調機室外機の防振架台及び横スライドによれば、防振架台と横スライドが別部品であるため、空調機室外機を防振架台上の横スライドに搭載する際に僅かな衝撃を与えただけで、横スライド本体や横スライド内のコロが正常な位置から容易にズレが生じるため、空調機室外機の取り付けが困難であるという問題があった。
また、横スライドが外界に露出しているため、横スライド内の窪みに水や砂等が入り込み易かった。そのためコロや窪みに磨耗や錆等による変形が生じ、耐久性が著しく低下すると共に、水平方向の振動の吸収性も低下するという問題があった。
特許文献1はこのような問題に鑑みてなされたもので、その目的は、空調機室外機の設置が容易で、作業性に優れた空調機室外機の防振架台を提供するとしている。また、特許文献1の目的は、耐久性に優れ、水平方向の振動吸収性が低下しない空調機室外機の防振架台を提供するとしている。
上記の課題を解決するため、特許文献1の空調機室外機の防振架台は、冷媒の圧縮機等を含む空調機室外機を支持する防振架台であって、基礎に固定される下部架台と、室外機を搭載する上部架台と、下部架台と上部架台間に配置された金属バネ、及び、同金属バネに直列に連結された横スライド式吸振機構の組み合わせからなる防振構造とを具備している。横スライド式吸振機構を金属バネに直列に連結した防振構造を、下部架台と上部架台との間に配置することによって、空調機室外機を直接上部架台上に搭載できるため、空調機室外機の取り付け作業に関連する問題を解消することができる。
特開平11−193943号公報
しかし、上記特許文献1記載の発明は、横スライド式吸振機構は下部架台と上部架台間に配置された金属バネに直列に連結される構成であるため、構成が複雑である。そのうえ、空調機室外機の防振架台自体がビルの屋上に設置されることを目的とするものではなくベランダや地面に設置されることを想定していて、直射日光や風雨に晒される厳しい環境下で数年以上に亘って適切・確実に動作することは考慮されていない。
本発明は、シンプルな構成で、そのうえ、空調機室外機の防振架台自体がビルの屋上に設置され、直射日光や風雨に晒される厳しい環境下で数年以上に亘って適切に動作するプレキャストコンクリート製の防振ベースプレートを提供することを目的とする。
本発明の請求項1は、複数の第1プレキャストコンクリート板と、
前記複数の第1プレキャストコンクリート板と夫々対向配置された複数の第2プレキャストコンクリート板と、
前記複数の第1プレキャストコンクリート板のそれぞれと、前記複数の第2プレキャストコンクリート板のそれぞれとの間に介装された4つの振動吸収体と、
を備え、
前記複数の第1プレキャストコンクリート板が建築構造物の屋上に固着手段を介して取り付けられ、
前記複数の第2プレキャストコンクリート板に複数の溝が形成され、
室外機の脚部と固定可能とした移動子が前記複数の溝にかつ移動自在に設けられる
ことを特徴とする室外機用のプレキャストコンクリート防振ベースプレートに関する。
請求項2は、前記建築構造物が複合ビルである請求項1に記載のプレキャストコンクリート防振ベースプレートに関する。
請求項3は、前記複数の第2プレキャストコンクリート板に埋設された鋼材によって形成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載のプレキャストコンクリート防振ベースプレートに関する。
請求項4は、前記複数の溝が、前記第1及び第2プレキャストコンクリート板がほぼ直方体の形状を呈し、当該第1及び第2プレキャストコンクリート板が互いに対向する面の互いに対向する四隅に前記振動吸収体が取り付けられる請求項1乃至3のいずれか一項に記載のプレキャストコンクリート防振プレート。
請求項5は、前記振動吸収体がコイルバネ、空気ばね、弾性体からなる群から選択される一種又は二種以上である請求項1乃至4のいずれか一項に記載のプレキャストコンクリート防振プレートに関する。
本発明の請求項1乃至5のプレキャストコンクリート防振プレートによれば、複数の第1プレキャストコンクリート板と、
前記複数の第1プレキャストコンクリート板と夫々対向配置された複数の第2プレキャストコンクリート板と、
前記複数の第1プレキャストコンクリート板のそれぞれと、前記複数の第2プレキャストコンクリート板のそれぞれとの間に介装された4つの振動吸収体と、
を備え、
前記複数の第1プレキャストコンクリート板が建築構造物の屋上に固着手段を介して取り付けられ、
前記複数の第2プレキャストコンクリート板に複数の溝が形成され、
室外機の脚部の移動子が前記複数の溝にかつ移動自在に設けられる構成を具備しているので、例えば、90cm×180cmの小さな面積の2つのブロックに分割して屋上に搬入することができ、搬入後に2以上の複数のブロックを繋ぎ合わせて大面積のプレキャストコンクリート防振プレートを実現することができる。更に、第1プレキャストコンクリート板と、第2プレキャストコンクリート板の間に介装された振動吸収体を備えているので縦方向の振動を吸収できるだけでなく、室外機の脚部の移動子が前記複数の溝に着脱自在かつ移動自在に設けられるので、狭隘な屋上スペースに複数の室外機を効率的に設置することができ、かつ横方向の振動を吸収することができる(設置の容易性・確実性と横方向の振動を吸収)ことを達成することができる。
図1は本発明の一実施形態に係るプレキャストコンクリート防振プレートが複合ビルの屋上に設置された状態を示す説明図である。 図2は本発明の一実施形態のプレキャストコンクリート防振プレートを構成する第1プレキャストコンクリート板と、第2プレキャストコンクリート板と、振動吸収体を示す斜視図である。 図3は図2のプレキャストコンクリート防振プレートの断面説明図である。 図4は、図2及び3のプレキャストコンクリート防振プレートに適用される振動吸収体の代替例を示す部分断面説明図である。 図5は、図1及び2のプレキャストコンクリート防振プレートを構成する第2プレキャストコンクリート板の溝と、第2プレキャストコンクリート板に取り付けられる室外機又は室外機を支持する籠部材を示す部分斜視図である。 図5のプレキャストコンクリート防振プレートを構成する第2プレキャストコンクリート板の溝として適用される形状を示す説明図である。 本実施形態に係る第2プレキャストコンクリート板への溝の形成方法の一例を例証する説明図である。 本実施形態に係る第2プレキャストコンクリート板への溝の形成方法の他の例を例証する説明図である。 本実施形態に係る第2プレキャストコンクリート板への溝の形成方法の更に他の例を例証する説明図である。 本実施形態に係る第2プレキャストコンクリート板同士を水平方向に連結する方法の一例を例証する説明図である。 本実施形態に係る第2プレキャストコンクリート板同士を水平方向に連結する方法の他の例を例証する説明図である。 本実施形態に係る第2プレキャストコンクリート板への室外機の取り付け方法の一例を例証する説明図である。 本発明のプレキャストコンクリート防振プレートに採用されるストッパ構造の一例を示す図である。 従来技術に係る室外機防振機構の一例を示す説明図である。 図14の室外機防振機構の水平方向の振動吸収部の説明図である。
添付図面を参照しつつ以下に本発明の実施形態を詳細に説明する。
[実施形態1]
図1−5を参照すると、本実施形態のプレキャストコンクリート防振プレート(1)は、複数の第1プレキャストコンクリート板(2)と、複数の第1プレキャストコンクリート板(2)と夫々対向配置された複数の第2プレキャストコンクリート板(3)と、複数の第1プレキャストコンクリート板(2)のそれぞれと、複数の第2プレキャストコンクリート板(3)のそれぞれとの間に介装された振動吸収体(S)とを備えている。ここで図13を参照すると、図13は参照符号(β)は本発明のプレキャストコンクリート防振プレートの一部領域(α)の拡大図である。第1プレキャストコンクリート板(2)と第2プレキャストコンクリート板(3)の間に構成されたストッパボルトを用いたストッパ構造によって固定する。すなわち、第1プレキャストコンクリート板(2)と、丸ワッシャ及びゴムブッシュを介して第2プレキャストコンクリート板(3)を貫通するボルトによって固定され、図13に示されるように、ボルトとゴムブッシュとの間に隙間を設けることで、第1プレキャストコンクリート板(2)と第2プレキャストコンクリート板(3)が固定され、かつ水平方向の振動を吸収することができる。
図2を参照すると、振動吸収体(S)として4つの金属製のバネ(S)が例証されているが、これに限られることはない。4つ以上の金属製のバネ(S)を採用することも可能である。また、振動吸収体(S)として金属製のバネ(S)の代わりに空気バネ、天然又は合成ゴム若しくはエラスメリックな樹脂からなる弾性体のほか、後述する高発泡材などの組み合わせを採用することができる。また図2を参照すると、第1プレキャストコンクリート板(2)と、第2プレキャストコンクリート板(3)の対向面には凹所(R)が設けられていて、この凹所(R)に金属製のバネ(S)の端部が嵌入される。このように、第1プレキャストコンクリート板(2)と、第2プレキャストコンクリート板(3)の間に介装された振動吸収体(S)を備えているので縦方向の振動を吸収できる。
ここで図4を参照すると、振動吸収体(S)として、例えば高発泡ウレタンなどの高発泡材(FM)をゴムなどの弾性材材料からなるカバー(C)内に充填したものを第1プレキャストコンクリート板(2)と、第2プレキャストコンクリート板(3)の間に端部(Ct)を介して介装することも可能である。振動吸収体(S)として、例えば高発泡ウレタンなどの高発泡材をゴムなどの弾性材材料からなるカバー(C)内に充填したものを採用すると、風雨に晒される屋上で長期間にわたって動作し得るプレキャストコンクリート防振プレートを達成することができる。
図1を参照すると、複数の第1プレキャストコンクリート板(2)は複合ビルなどの建築構造物(B)の屋上にアンカーボルト(図示せず)によって取り付けられ得る。
ここで、図5−9を参照すると、本実施形態のプレキャストコンクリート防振プレート(1)を構成する第2プレキャストコンクリート板(3)には複数の溝(G)が形成されている。溝(G)の形成の仕方としては、図7に示されるように、例えばX軸方向に平行に2つの溝(G)が形成されたもの、図8に示されるように、Y軸に平行に2つの溝(G)が形成されたもの、図9に示されるように、X軸とY軸それぞれに平行に2つの溝(G)が形成されたものが好適に採用され得る。また、第1プレキャストコンクリート板(2)にも、第2プレキャストコンクリート板(3)と同様に、X軸方向に平行に2つの溝(G)が形成されたもの、或いはY軸に平行に2つの溝(G)が形成されたもの、或いはX軸方向とY軸方向それぞれに平行に2つの溝(G)が形成されたものを採用することができる。
この溝(G)に室外機(M)の脚部(L)の移動子(LM)が着脱自在かつ移動自在に嵌入される。移動子(LM)として、図5に示されたものの他、図6の(a)、(b)及び(c)に示されるとおりの形状にほぼ相補的な外形形状を呈する1つの車輪又は複数の車輪の組み合わせが採用され得る。
つぎに図10及図11を参照すると、本実施形態のプレキャストコンクリート防振プレート(1)を水平方向に2つ連結する手段として、一方のプレキャストコンクリート防振プレート(1)を構成する第2プレキャストコンクリート板(3)の側縁から延びる突出部(Conv)と、他方のプレキャストコンクリート防振プレート(1)を構成する第2プレキャストコンクリート板(3)の側縁に形成された凹所(Conc)から成る雄雌機構が採用される。
図12を参照すると、本実施形態のプレキャストコンクリート防振プレート(1)を構成する第2プレキャストコンクリート板(3)に形成された溝(G)への室外機(M)の取り付け機構の一例が例証されている。本実施形態に適用される取り付け機構は、垂直部(Ly)と水平部(Lx)から成る脚部(L)と、この水平部(Lx)を貫通して溝(G)内に延びるネジ部(B)と、ネジ部(B)に固定された支持部(LMs)と支持部(LMs)に回転自在に支持された車軸(LMx)を備えた車輪部(LMw)から成る移動子(LM)と、ネジ(B)に螺合するナット(N)とから構成され、溝(G)と移動子(LM)は水平方向の隙間(d1)及び垂直方向の隙間(d2)が設けられてなるものである。そして、水平方向の隙間(d1)及び垂直方向の隙間(d2)は、室外機(M)の質量や車輪部(LMw)の径等から適宜決められる。
仮に水平方向に振動する地震が起こると、移動子(LM)が第2プレキャストコンクリート板(3)には溝(G)内で転がることで、屋上からの振動が室外機(M)に直接伝達されることはない。言い換えれば、屋上が振動したとしても室外機(M)は移動子(LM)を2プレキャストコンクリート板(3)に対して相対的に移動させることで水平方向の振動エネルギーが減衰される。
本実施形態では、第2プレキャストコンクリート板(3)自体に溝(G)が形成されているが。この構成に限られることはなく、第2プレキャストコンクリート板(3)にU字状の鋼材など複数の異形材を埋設して形成することも可能である。狭隘な屋上スペースに複数の室外機を効率的に設置することができ、かつ横方向の振動を吸収することができること(設置の容易性・確実性と横方向の振動を吸収すること)を達成することができる。
本発明の請求項1乃至5のプレキャストコンクリート防振プレートによれば、複数の第1プレキャストコンクリート板と、前記複数の第1プレキャストコンクリート板と夫々対向配置された複数の第2プレキャストコンクリート板と、前記複数の第1プレキャストコンクリート板のそれぞれと、前記複数の第2プレキャストコンクリート板のそれぞれとの間に介装された4つの振動吸収体と、を備え、前記複数の第1プレキャストコンクリート板が建築構造物の屋上に固着手段を介して取り付けられ、前記複数の第2プレキャストコンクリート板に複数の溝が形成され、室外機が該室外機の脚部の移動子が前記複数の溝にかつ移動自在に設けられる構成を具備しているので、例えば、90cm×180cmの小さな面積の2以上の複数のブロックに分割して屋上に搬入することができ、搬入後に2つのブロックを繋ぎ合わせて大面積のプレキャストコンクリート防振プレートを実現することができる。更に、第1プレキャストコンクリート板と、第2プレキャストコンクリート板の間に介装された振動吸収体を備えているので縦方向の振動を吸収できるだけでなく、室外機が該室外機の脚部の移動子が前記複数の溝にかつ移動自在に設けられるので、横方向の振動も吸収することが可能である。
1 プレキャストコンクリート防振プレート
2 第1プレキャストコンクリート板
3 第2プレキャストコンクリート板
C カバー
Conv 突出部
Conc 凹所
Ct カバーの端部
FM 高発泡材
G、G2、G3 溝
L 脚部
LM 移動子
LMs 支持部
LMw 車輪部
LMx 車軸
Lx 水平部
Ly 垂直部
M、M1、M2、M3、M4 室外機又は籠体
R 凹所
S 振動吸収体(金属製バネ)

Claims (5)

  1. 複数の第1プレキャストコンクリート板、
    前記複数の第1プレキャストコンクリート板と夫々対向配置された複数の第2プレキャストコンクリート板と、
    前記複数の第1プレキャストコンクリート板のそれぞれと、前記複数の第2プレキャストコンクリート板のそれぞれとの間に介装された4つの振動吸収体と、
    を備え、
    前記複数の第1プレキャストコンクリート板が建築構造物の屋上に固着手段を介して取り付けられ、
    前記複数の第2プレキャストコンクリート板に複数の溝が形成され、
    室外機の脚部と固定可能とした移動子が前記複数の溝に着脱自在かつ移動自在に設けられる
    ことを特徴とする室外機用のプレキャストコンクリート防振ベースプレート。
  2. 前記建築構造物が複合ビルである請求項1に記載のプレキャストコンクリート防振ベースプレート。
  3. 前記複数の溝が、前記複数の第2プレキャストコンクリート板に埋設された鋼材によって形成されたことを特徴とする請求項1又は2に記載のプレキャストコンクリート防振ベースプレート。
  4. 前記第1及び第2プレキャストコンクリート板がほぼ直方体の形状を呈し、当該第1及び第2プレキャストコンクリート板が互いに対向する面の互いに対向する四隅に前記振動吸収体が取り付けられる請求項1乃至3のいずれか一項に記載のプレキャストコンクリート防振プレート。
  5. 前記振動吸収体がコイルバネ、空気ばね、弾性体からなる群から選択される一種又は二種以上である請求項1乃至4のいずれか一項に記載のプレキャストコンクリート防振プレート。
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