JP2017165701A - pH応答溶出性被覆造粒物および食品 - Google Patents

pH応答溶出性被覆造粒物および食品 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の課題は、アルギン酸塩を使用することで食品素材のみを用いながら、平均粒子径が10〜3000μmの生理活性物質にpH応答溶出性をもたせた被覆粒子を提供することにある。【解決手段】上記課題を解決するために、生理活性物質を含有する芯材(S)の外周上に、下記のアルギン酸塩(A1)、(A2)からなるアルギン酸塩(A)の被覆層を有するpH応答溶出性被覆造粒物であって、芯材(S)/アルギン酸塩(A)の質量比が50/50〜97/3であり、平均粒子径が10〜3000μmであるpH応答溶出性被覆造粒物を提供する。アルギン酸塩(A1):20℃における1質量%水溶液の粘度が20〜1000mPa・sとなるアルギン酸塩アルギン酸塩(A2):20℃における1質量%水溶液の粘度が20mPa・s未満となるアルギン酸塩【選択図】なし

Description

本発明は、食品に好適に用いることのできる、酸性である胃では不溶性であり、中性となる腸では溶出を起こすpH応答溶出性を有する被覆造粒物に関する。
酵素や乳酸菌、ローヤルゼリーなどの生理活性物質は酸に弱いため、胃酸から保護され小腸へ到達することが望まれる。トウガラシやニンニク、鉄といった大量に摂取することで胃に負担をかけてしまう生理活性物質においても、腸まで保護された状態で到達することが望まれる。また、打錠後の錠剤のフィルムコーティングの省略、錠剤やカプセル以外の剤型設計が可能になり消費者の負担が低減されるため、とりわけ粒子径の小さい粉末や顆粒への腸溶性付与が望まれる。生理活性物質を胃では保護し、腸まで到達させるための保護剤として、酸性条件下では溶解せず、中性条件下で溶解する成分が用いられる。例えば、メタクリル酸コポリマー、ツェイン、シェラックなどが一般的に使用されている。
しかしながら、メタクリル酸コポリマーは医薬品用途に限られ、食品には使用することができない。また、ツェインやシェラックは食品にも使用することができるが、水に不溶性であるため有機溶媒を使用することが一般的であり、有機溶媒の残存や環境への配慮、作業場に対する安全対策の点より、有機溶媒の使用は好ましくない。水溶性でありながら、酸性条件下で不溶化し保護材となりうる物質として、アルギン酸塩やペクチン、ジェランガムなどが考えられる。従来より、上記のような物質を使用した腸溶性付与の提案がなされてきた。
例えば、乳酸菌粉末にアルギン酸ナトリウムを被覆し、さらに徐放性被膜を被覆する方法(特許文献1)、ラクトフェリンを融解させた硬化油により被膜させた方法(特許文献2)、などが提案されている。しかしながら、特許文献1の方法では1次コートとなるアルギン酸ナトリウムは1重量%以下であり、腸溶性の効果はアルギン酸ナトリウムによるものではなくツェインやシェラックなどの徐放性被膜による効果が大きい。また、人口腸液での崩壊時間も遅く、耐酸性の効果も不十分である。特許文献2の方法では、硬化油を溶解させるために品温を70℃まで上げる必要があり、乳酸菌や酵素など熱に弱い物質は製造工程中に活性を失ってしまい、汎用性のある方法ではない。
以上の通り、食品に使用可能な材料を使用しながら、被覆される生理活性物質を損なうことなく、胃では保護し腸まで到達させる被覆粒子が求められている。
国際公開第2005/025609号 特表2002−505251号公報
本発明の課題は、アルギン酸塩を使用することで食品素材のみを用いながら、平均粒子径が10〜3000μmの生理活性物質にpH応答溶出性をもたせた被覆造粒物を提供することにある。
本発明者らは、上記の課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、特定の粘度のアルギン酸塩を組合せて用いることによって意外にも、上記の課題を解決することの知見を見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は下記の〔1〕〜〔3〕である。
〔1〕生理活性物質を含有する芯材(S)の外周上に、下記のアルギン酸塩(A1)、(A2)からなるアルギン酸塩(A)の被覆層を有するpH応答溶出性被覆造粒物であって、芯材(S)/アルギン酸塩(A)の質量比が50/50〜97/3であり、平均粒子径が10〜3000μmであるpH応答溶出性被覆造粒物。
アルギン酸塩(A1):20℃における1質量%水溶液の粘度が20〜1000mPa・sとなるアルギン酸塩
アルギン酸塩(A2):20℃における1質量%水溶液の粘度が20mPa・s未満となるアルギン酸塩
〔2〕アルギン酸塩(A)のA1/A2の質量比が10/90〜90/10である、前記の〔1〕に記載のpH応答溶出性被覆造粒物。
〔3〕前記の〔1〕または〔2〕に記載のpH応答溶出性被覆造粒物を用いた食品。
本発明によって、食品に使用可能な材料を使用しながら、被覆される生理活性物質を損なうことなく、胃では保護し腸まで到達させる被覆造粒物が提供される。また、さらに本発明の被覆造粒物をハードカプセルや錠剤、顆粒品などの食品の粉末原料として使用して食品となすことで、食品製品中の生理活性物質について、体内に有効に吸収される処方量を的確に設定でき、消費者にとって魅力のある食品製品を提供できるようになる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明のpH応答溶出性被覆造粒物は、生理活性物質を含有する芯材(S)の外周上に、下記のアルギン酸塩(A1)、(A2)からなるアルギン酸塩(A)の被覆層を有するpH応答溶出性被覆造粒物である。
アルギン酸塩(A1):20℃における1質量%水溶液の粘度が20〜1000mPa・sとなるアルギン酸塩
アルギン酸塩(A2):20℃における1質量%水溶液の粘度が20mPa・s未満となるアルギン酸塩
<生理活性物質を含有する芯材(S)>
本発明のpH応答溶出性被覆造粒物において、芯材(S)は、粉末状の生理活性物質または、生理活性物質を不活性な固体材料と混合して濃度調整した生理活性物質である。芯材(S)に含まれる生理活性物質としては、酵素や機能性ペプチド、乳酸菌、ローヤルゼリーといった酸に弱い生理活性物質、トウガラシやニンニク、鉄といった大量に摂取した場合に胃に負担を与える生理活性物質が挙げられる。その他にも腸で吸収される生理活性物質が挙げられ、例えば、チアミン、リボフラビン、ピリドキシン、シアノコバラミン、ナイアシン、葉酸、パントテン酸、ビオチン、アスコルビン酸といった水溶性ビタミンおよびこれらの誘導体、ビタミンA、D、E、Kなどの脂溶性ビタミン、アミノ酸、コラーゲン、ヒアルロン酸、ハーブ類、天然抽出エキス末などがある。
本発明のpH応答溶出性被覆造粒物にもちいる芯材(S)として、生理活性物質に混合して濃度調整して用いる不活性な固体材料としては、一般的な賦形剤であるセルロース、デキストリン等が挙げられる。本発明のpH応答溶出性被覆造粒物において、芯材(S)中の生理活性物質の濃度は、配合する生理活性物質の目安摂取量に応じて適宜合わせてよい。
<アルギン酸塩(A)>
アルギン酸塩としては、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸カリウム、アルギン酸アンモニウム等の一価かつ水溶性塩が好ましい。本発明におけるアルギン酸水溶液の粘度は、BL型回転粘度計(東機産業(株)製「BLII」、回転数:60rpm、60秒、粘度が200mPa・s未満の場合はローターNo.1、200mPa・s以上の場合はローターNo.2)を用いて測定することができる。
アルギン酸塩の粘度は、アルギン酸塩の分子量により変化し、分子量が大きいものは高い粘度を示し、分子量が低いものは低い粘度を示す。上記アルギン酸塩(A1)の重量平均分子量(Mw)は50以上となり、アルギン酸塩(A2)の重量平均分子量は50以下となる。
<アルギン酸塩(A1)>
本発明に用いるアルギン酸塩(A1)は、20℃における1質量%水溶液の粘度は20mPa・s〜1000mPa・sであり、20mPa・s〜400mPa・sが好ましく、50mPa・s〜200mPa・sがさらに好ましい。
<アルギン酸塩(A2)>
本発明に用いるアルギン酸塩(A2)は、20℃における1質量%水溶液の粘度が20mPa・s未満であり、1mPa・s〜10mPa・sが好ましい。
20℃における1質量%水溶液の粘度が20〜1000mPa・sとなるアルギン酸塩(A1)を用いることで耐酸性を十分にすることができ、20℃における1質量%水溶液の粘度が20mPa・s未満となるアルギン酸塩(A2)を用いることで被膜の柔軟性が高まることで被膜性が向上し、酸性条件での生理活性物質の溶出をより抑制することができ、かつ、中性条件での溶出を早めることができる。また粒子径のコントロールも容易になる。
アルギン酸塩(A1)およびアルギン酸塩(A2)の質量比A1/A2は、特に制限されないが、10/90〜90/10が好ましく、10/90〜50/50がより好ましく、10/90〜30/70が特に好ましい。質量比A1/A2が10/90を下回ると耐酸性が低下し、酸性条件の溶出が起こりやすくなる。一方、90/10を上回ると、被膜の柔軟性が乏しく結着性が高まるため、粒子に均一に被覆することができずに粒子の粗大化が起こりやすく、また中性条件での溶出遅延が生じる。
本発明のpH応答溶出性被覆造粒物においては、生理活性物質からなる芯材(S)およびアルギン酸塩(A)の質量比率S/Aは、50/50〜97/3であり、好ましくは60/40〜95/5であり、より好ましくは70/30〜90/10である。アルギン酸塩(A)が3%未満では耐酸性が十分に得られない。アルギン酸塩(A)が50%を超える場合では中性条件での溶出が遅延されたり、製造工程が長時間化し、粒子径のコントロールが難しくなり粒子の粗大化が発生したりする。
<pH応答溶出性被覆造粒物>
また、本発明のpH応答溶出性被覆造粒物は、平均粒子径が10〜3000μmであり、好ましくは50〜1500μm、より好ましくは100〜800μmである。平均粒子径が小さすぎると粒子の表面積が大きくなり、酸性条件で十分に溶出を抑制させることが難しく、大きすぎると工程中の荷重により粒子に欠損が生じ、良好な被膜形成ができない。
本発明における平均粒子径とは、体積平均径を意味し、レーザー回折式粒度分布測定装置を用いて測定することができる。
本発明のpH応答溶出性被覆造粒物の製法は、公知の流動造粒コーティング方法を用いることができる。例えば、流動運動又は転動運動する芯材(S)に、アルギン酸塩(A)の溶解した溶液を吹き付け、芯材(S)の外周上で該溶液を乾燥することによりアルギン酸塩(A)の被覆層を形成する。具体的には、流動層造粒コーティング装置(例えばフロイント産業(株)「FLOW COATER」など)、転動流動層造粒機、遠心転動造粒コーティング装置、などを用いた公知の方法により行うことができる。装置下部に回転盤が設置された装置が好ましく、回転盤の遠心力が加わることで粒子の結合よる造粒が抑制されるため、粒子径のコントロールが容易になる。また、粒子の転動により被膜が展延作用を受けるため、芯材粒子の表面に均一に被膜を形成させることができる。
本発明のpH応答溶出性被覆造粒物は、胃のような酸性条件下では溶出せずに保護され、腸のような中性条件下では速やかに溶出するpH応答溶出性を必要とする食品において、pH応答溶出性被覆造粒物をそのまま、あるいは各種製剤に加工して利用することができる。
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。
以下に示す各例において、用いた試験方法、評価方法を次に示す。
(1)溶出試験
実施例および比較例で得られたpH応答溶出性被覆造粒物に含まれる生理活性物質の溶出試験液への溶出性について、「日本薬局方 6.10 溶出試験法」により定められた方法に準じて行った。試験液としては胃液相当のpH1.2水溶液または腸液相当のpH6.8水溶液を900mL用いた。本発明における腸溶性とは、pH1.2水溶液にて1時間後の溶出率が50%以下、pH6.8水溶液にて30分後の溶出率が70%以上をいう。
(2)平均粒子径
(株)島津製作所のレーザー回折式粒度分布測定器「SALD−2100」にて測定した。
実施例および比較例において、pH応答溶出性被覆造粒物の調製に用いた材料の詳細を次に示す。表中には略号で示した。
リボフラビン: BASF製「リボフラビンHF100」
大豆ペプチド: 不二製油(株)製「ハイニュートDL」
クエン酸第一鉄ナトリウム: エーザイフードケミカル(株)製「サンフェロール」
プラセンタエキス末: スノーデン製「スノープラセンタゴールド純末PJ」
セルロース: 旭化成ケミカルズ製「セオラスST−02」
CA−IL−6: (株)キミカ製商品名「キミカアルギンIL−6」(粘度65mPa・s、重量平均分子量約69万)
TA−NSPHR: キッコーマンバイオケミファ(株)製商品名「タックアルギン−NSPHR」(粘度550mPa・s、重量平均分子量約188万)
CA−IL−2: (株)キミカ製商品名「キミカアルギンIL−2」(粘度30mPa・s、重量平均分子量約55万)
CA−I−8: (株)キミカ製商品名「キミカアルギンI−8」(粘度850mPa・s、重量平均分子量約210万)
CA−I−1: (株)キミカ製商品名「キミカアルギンI−1」(粘度120mPa・s、重量平均分子量約107万)
CA−ULV−1: (株)キミカ製商品名「キミカアルギンULV−1」(粘度10mPa・s、重量平均分子量約18万)
CA−ULV−L3: (株)キミカ製商品名「キミカアルギンULV−L3」(粘度1mPa・s、重量平均分子量約4万)
[実施例1]
リボフラビン291gをセルロース291gと混合し転動流動層造粒機に仕込み、被覆液360gを噴霧し、被覆した。噴霧液の組成はアルギン酸ナトリウム(キミカアルギンIL−6[粘度65mPa・s]9%、キミカアルギンULV−1[粘度10mPa・s]1%)5%、水95%、である。配合組成を評価結果とともに表1に示す。
上記記載の粘度は、20℃における1質量%水溶液の粘度であり、BL型回転粘度計(東機産業(株)製「BLII」、回転数:60rpm、60秒、粘度が200mPa・s未満の場合はローターNo.1、200mPa・s以上の場合はローターNo.2)を用いて測定した粘度である。
[実施例2〜8]
実施例1と同じ操作にて、材料の種類または量を変えて本発明のpH応答溶出性被覆造粒物を調製した。配合組成を評価結果とともに表1に示す。
[比較例1〜4]
実施例1と同じ操作にて、材料の種類または量を変えて本発明のものでないpH応答溶出性被覆造粒物を調製した。配合組成を評価結果とともに表2に示す。
Figure 2017165701
Figure 2017165701
実施例1〜8に示した結果より、本発明のpH応答溶出性被覆造粒物は酸性条件下では溶出せず、中性条件下では速やかに溶出することがわかった。
一方、アルギン酸塩(A2)を配合していない比較例1では粒子径のコントロールが難しく粗大化が起こった。また、アルギン酸塩の柔軟性が不十分なため被膜性が悪く酸性条件での溶出抑制が不十分であった。比較例2ではアルギン酸塩(A1)を配合していないため、耐酸性が不十分であり酸性条件で溶出がみられた。比較例3ではアルギン酸塩の含量が少ないため、溶出制御能が不十分であり酸性条件下での溶出制御が不十分であった。比較例4ではアルギン酸塩の含量が多すぎるため、粒子径の粗大化および中性条件での溶出遅延がみられた。

Claims (3)

  1. 生理活性物質を含有する芯材(S)の外周上に、下記のアルギン酸塩(A1)、(A2)からなるアルギン酸塩(A)の被覆層を有するpH応答溶出性被覆造粒物であって、芯材(S)/アルギン酸塩(A)の質量比が50/50〜97/3であり、平均粒子径が10〜3000μmであるpH応答溶出性被覆造粒物。
    アルギン酸塩(A1):20℃における1質量%水溶液の粘度が20〜1000mPa・sとなるアルギン酸塩
    アルギン酸塩(A2):20℃における1質量%水溶液の粘度が20mPa・s未満となるアルギン酸塩
  2. アルギン酸塩(A)のA1/A2の質量比が10/90〜90/10である、請求項1に記載のpH応答溶出性被覆造粒物。
  3. 請求項1または2に記載のpH応答溶出性被覆造粒物を用いた食品。
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