JP2017165372A - センサ取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】センサ取付構造に関し、センサによる衝撃検出を早期化するとともに検出精度を向上させる。【解決手段】車両の前部において車幅方向に延設された車体部材3と、車体部材3に固定され、車両の前後方向の加速度を検出するセンサ4が取り付けられるブラケット2と、を備える。ブラケット2が、車体部材3の下方に設けられてセンサ4が取り付けられる取付部21と、取付部21から車体部材3よりも前方へ延び出た延出部22と、車体部材3の前方に設けられて延出部22に接続するとともに車体部材3に結合された補強部25と、を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、車両の前後方向の加速度を検出するセンサを車両の前部に設けられた車体部材に取り付けるためのセンサ取付構造に関する。
一般に、車両の前部に設けられた車体部材には、前後方向の加速度を検出するセンサが取り付けられている。このセンサによって検出された情報は、車両の前面衝突の検知に用いられ、前面衝突が検知されれば車室内に装備されたエアバッグが展開される。このため、車両が前面衝突した時点からセンサがその衝撃力を検出するまでの時間を短縮する(センサによる衝撃検出を早期化する)ことが、より適切な乗員保護に繋がる。
従来、センサによる衝撃検出を早期化するために、センサが取り付けられる車体部材を工夫した種々の構造が提案されている。例えば、ラジエータサポートサイドの前部にセンサ取付部を形成し、このセンサ取付部の後方に、前後方向の荷重に対する剛性が低い脆弱部(切欠)を形成した構造が提案されている(特許文献1参照)。この構造によれば、衝突時にラジエータサポートサイドの脆弱部が圧縮変形し、センサ取付部が後方へスライドするため、センサ取付部に取り付けられたセンサのセンシング時間を短くでき、かつセンサの損傷を防止できるとされている。
特開2005-262940号公報
一方、センサによる衝撃検出の早期化のために、車体部材よりも前方に延び出た延出部と、この延出部の後方に設けられた取付部とを有するブラケットを車体部材に固定し、このブラケットの取付部にセンサを取り付けることが考えられている。このようなブラケットを用いれば、前面衝突時の衝撃力が延出部の先端(前端)に入力されると、この衝撃力がブラケットを通じてセンサに伝達されることにより、前面衝突を早期に検知しうる。
しかしながら、上述のような延出部は衝撃力により折れ曲がる変形モードとなりやすい。このため、延出部を有するブラケットにセンサを取り付ける構造では、延出部が衝撃力により折れ変形した場合に、延出部の後方の取付部に衝撃力が伝達されにくいという課題がある。この場合、センサによる衝撃検出に遅れが生じたり、センサによって検出される情報の精度(検出精度)が低下したりする虞がある。
本件は、上述のような課題に鑑み創案されたものであり、センサ取付構造に関し、センサによる衝撃検出を早期化するとともに検出精度を向上させることを目的の一つとする。なお、この目的に限らず、後述する発明を実施するための形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本件の他の目的である。
(1)ここで開示するセンサ取付構造は、車両の前部において車幅方向に延設された車体部材と、前記車体部材に固定され、前記車両の前後方向の加速度を検出するセンサが取り付けられるブラケットと、を備える。前記ブラケットは、前記車体部材の下方に設けられて前記センサが取り付けられる取付部と、前記取付部から前記車体部材よりも前方へ延び出た延出部と、前記車体部材の前方に設けられて前記延出部に接続するとともに前記車体部材に結合された補強部と、を有する。
(2)前記補強部が、前方を向く前壁部と、前記前壁部及び前記車体部材の間で前後方向に立設された側壁部と、を有することが好ましい。この場合、前記側壁部が、前後方向に延設されたビードを有することが好ましい。
(3)前記補強部が、前記前壁部の左右両側に設けられた一対の前記側壁部を有することが好ましい。
(4)前記前壁部が、前記延出部よりも前方に位置することが好ましい。
(5)前記ブラケットが、前記車体部材の下面に結合された固定部を有することが好ましい。この場合、前記車体部材が、前記固定部に隣接して設けられているとともに前記車両の前面衝突時に上方へ変形する脆弱部を有することが好ましい。
(6)前記ブラケットが、前記延出部を有する第一メンバと、前記補強部を有するとともに前記第一メンバと別体に形成された第二メンバと、を具備することが好ましい。この場合、前記第一メンバ及び前記第二メンバが、互いに結合されていることが好ましい。
(7)前記補強部が、前記車体部材の前面に結合された第一結合部と、前記第一結合部よりも下方かつ前方において前記延出部に結合された第二結合部と、を有することが好ましい。
(8)本センサ取付構造が、前記車体部材の左右に設けられた一対の前記ブラケットを備えることが好ましい。
(9)前記延出部が、前記車両に搭載されたラジエータの上方に設けられ、前記ラジエータを支持することが好ましい。
車両の前面衝突時、ブラケットの補強部により延出部の折れ変形が抑制されることから、衝撃力を適切に取付部へ伝達することができる。このため、センサの検出精度を向上させることができる。また、ブラケットが延出部を有するため、センサによる衝撃検出を早期化することができる。
一実施形態に係るセンサ取付構造が適用された車両の前部の車体構造を例示する斜視図である。 図1のセンサ取付構造の要部を左斜め前方から見た図である。 図1のセンサ取付構造の要部を右斜め下方から見た図である。 図1のセンサ取付構造の要部を左方から見た図(図2のA−A矢視断面図)であり、前面衝突時の大まかな変形モードを二点鎖線で例示している。
図面を参照して、実施形態としてのセンサ取付構造について説明する。なお、以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。
以下、本センサ取付構造が適用された車両の前方を基準にして左右を定め、左右方向を車幅方向ともいう。また、この車両は水平な路面上にあり、その前後方向及び左右方向は何れも水平であるとともに、上下方向は鉛直方向と一致する。
[1.構成]
[1−1.車体構造]
本実施形態に係るセンサ取付構造は、図1に示す車両1に適用されている。車両1は、その前部において車幅方向に延設されたフロントエンドアッパバー3(以下、アッパバー3という)を有する。アッパバー3は、ラジエータ5を支持する車体部材であり、前後方向に延設された左右一対のフロントフェンダエプロン11,11の前端部同士を接続している。アッパバー3は、車幅方向の中央部に設けられたセンターバー3Cと、センターバー3Cの左右両側に設けられたサイドバー3S,3Sとの三つの部材が結合されたものである。
センターバー3Cとサイドバー3S,3Sとの各結合部分には、上下方向に延設されたサイドポスト12の上端部が結合されている。また、各サイドポスト12の下端部は、前後方向に延設されたサイドメンバ13の前端部に結合されている。さらに、各サイドポスト12には、前後方向に延設されたアッパサポート14の後端部が結合されている。左右のアッパサポート14,14の前端部同士は、アッパバー3よりも前方かつ下方において車幅方向に延設されたバンパリンフォース15によって接続されている。
バンパリンフォース15とアッパバー3との間には、補強部材である二つのステー16,16が架設されている。また、バンパリンフォース15の下方には、バンパビーム17が車幅方向に延設されている。バンパビーム17は、サイドメンバ13,13の各前端部から前方へ延設されたロアサポート18の前端部同士を接続している。
アッパバー3の略真下には、クロスメンバ19が車幅方向に延設されている。クロスメンバ19は、ラジエータ5の脚部を支持する車体部材であり、サイドメンバ13,13の前端部同士を接続している。
[1−2.センサ取付構造]
本実施形態に係るセンサ取付構造は、上述のアッパバー3と、アッパバー3に固定されたブラケット2とを備える。本実施形態では、センターバー3Cの左右両端部よりもやや車幅方向内側の二箇所にブラケット2,2が固定されている場合を例示する。すなわち、本実施形態に係るセンサ取付構造は、アッパバー3の左右に設けられた一対のブラケット2,2を備えている。
各ブラケット2には、車両1の前後方向の加速度を検出するセンサ4が取り付けられている。センサ4によって検出された情報は、車両1の前面衝突を検知することに用いられる。例えば、車両1の前面衝突は、センサ4によって検出された加速度の変化率又は変化量が所定の閾値を超えたことを以って検知される。車両1の前面衝突が検知されると、車室内に装備されたエアバッグが展開される。
図2〜4に示すように、本実施形態のセンターバー3Cは、アッパメンバ31とロアメンバ32とが互いに結合されたものである。アッパメンバ31及びロアメンバ32は、例えば板金が折り曲げられることで形成される。
アッパメンバ31は、センターバー3Cの前面3fと上面3tと後面3rの上半分とを構成するものであり、その後端に後方へ向かって突出した後方フランジ部31aを有する。一方、ロアメンバ32は、センターバー3Cの下面3bと後面3rの下半分とを構成するものであり、その後端に後方へ向かって突出した後方フランジ部32aを有するとともに、その前端に下方へ向かって突出した前方フランジ部32bを有する。
ロアメンバ32の前方フランジ部32bは、アッパメンバ31の前面3fを構成する部分の裏(後ろ)に重ね合わされて、例えばスポット溶接により結合されている。また、ロアメンバ32の後方フランジ部32aは、アッパメンバ31の後方フランジ部31aの下に重ね合わされて、例えばスポット溶接により結合されている。
センターバー3Cは、前面3f,上面3t,後面3r及び下面3bが矩形を囲むように設けられている。すなわち、センターバー3Cは、矩形状の閉断面構造を持つ。本実施形態のセンターバー3Cは、前面3fが略鉛直面状に延び、下面3bが略水平面状に延びている。また、センターバー3Cの下面3bは、前面3fの下端よりもロアメンバ32の前方フランジ部32bの分だけ上方に延設されている。
各ブラケット2は、センサ4を取り付ける機能に加えて、ラジエータ5をアッパバー3に固定する機能も有する。本実施形態では、一対のブラケット2,2が、互いに左右対称な形状であって、アッパバー3の車幅方向の中心について互いに対称な位置に設けられている。以下、左側のブラケット2について説明し、右側のブラケット2についての説明は省略する。
本実施形態のブラケット2は、第一メンバ2Aと、第一メンバ2Aとは別体に形成された第二メンバ2Bとを具備する。第一メンバ2Aは、センサ4が取り付けられる取付部21と、取付部21からセンターバー3Cよりも前方へ延び出た延出部22とを有する。また、第二メンバ2Bは、第一メンバ2Aの延出部22をセンターバー3Cの前面3fと連結することで延出部22を補強する補強部25を有する。
第一メンバ2A及び第二メンバ2Bは、互いに結合されている。すなわち、ブラケット2は、第一メンバ2A及び第二メンバ2Bが一体となるように結合されたものである。第一メンバ2A及び第二メンバ2Bは、例えば板金が折り曲げられることで形成される。
取付部21は、車幅方向かつ上下方向に延びる平面状の部位であり、その平面視形状は略矩形状である。取付部21は、センターバー3Cの下方に設けられる。本実施形態の取付部21は、センターバー3Cの前面3fよりもやや後方に位置している。
延出部22は、取付部21の上下方向に延びる左辺から前方へ延設された左面部22bと、取付部21の上下方向に延びる右辺から前方へ延設された右面部22aと、左面部22b及び右面部22aの間に延設された底面部22cと、左面部22b及び右面部22aのそれぞれから互いに離隔する方向に延設された一対の下側フランジ部22d,22dとを有する。
左面部22b及び右面部22aは、互いに鏡面対称となるように構成されている。左面部22b及び右面部22aは、前後方向かつ上下方向に延びる平面状の部位であり、その平面視形状は略L字形状である。具体的には、左面部22b及び右面部22aのうち、センターバー3Cの前面3fよりも後方に位置する部分は上下方向に長い縦長な形状であり、センターバー3Cの前面3fよりも前方に位置する部分は前後方向に長い横長な形状である。左面部22b及び右面部22aのそれぞれは、縦長な形状の部分の下部と横長な形状の部分の後部とが互いに接続することで略L字をなす。
一方、底面部22cは、左面部22b及び右面部22aの各下辺を繋ぐ平面状の部位であり、その平面視形状は略矩形状である。底面部22cには、ラジエータ5の上部をブラケット2に取り付けるための取付穴22hが形成されている。
下側フランジ部22d,22dは、右面部22a及び左面部22bの上述した横長な形状の部分の各上辺から互いに離隔する方向へ延びた平面状の部位である。下側フランジ部22d,22dは、センターバー3Cの前面3fよりも前方に設けられ、第二メンバ2Bに結合されている。
本実施形態の第一メンバ2Aは、上述の取付部21及び延出部22に加えて、延出部22の変形モードを安定化するための支持部23と、センターバー3Cに結合された後方結合部24a〜24dとを有する。
支持部23は、延出部22の左面部22bと同一面上に延設された平面状の部位であり、その平面視形状は略直角三角形状である。支持部23は、取付部21及び延出部22よりも後方に設けられ、延出部22とセンターバー3Cの下面3bとを連結している。
後方結合部24a〜24dは何れも、センターバー3Cの前面3fよりも後方に設けられた平面状の部位であり、例えばスポット溶接によりセンターバー3Cに結合されている。本実施形態の後方結合部24a〜24dには、センターバー3Cの下面3bに結合された三つの後方結合部24a〜24cと、センターバー3Cの前面3fの裏側(ロアメンバ32の前方フランジ部32b)に結合された一つの後方結合部24dとの四つが含まれる。
第一後方結合部24a(固定部)は、支持部23の上辺から左側へ延びた部位であり、前後方向に延在する。一方、第二後方結合部24b(固定部)は、取付部21の上辺から後方へ延びた部位であり、車幅方向に延在する。第三後方結合部24cは、右面部22aのうち、センターバー3Cの前面3fよりも後方に位置する縦長な形状の部分の上辺から右側へ延びた部位である。また、第四後方結合部24dは、右面部22aの上述した縦長な形状の部分の前辺から右側へ延びた部位である。
図3に示すように、センターバー3Cは、ブラケット2の第一後方結合部24a及び第二後方結合部24bに隣接して設けられた脆弱部33,33を有する。各脆弱部33は、センターバー3Cの他の部位に比べて上下方向の荷重に対する剛性が低い部位である。各脆弱部33は、車両1の前面衝突時に上方へ変形する。
本実施形態の各脆弱部33は、上方へ向かって凹設されたビード形状である。脆弱部33は、第一後方結合部24aの左側と第二後方結合部24bの右側とのそれぞれにおいて前後方向に延設され、その後端部がセンターバー3Cの下面3bと後面3rとの間の角部に位置している。すなわち、脆弱部33は、センターバー3Cの下面3bと後面3rとの間の角部まで延びている。
図2に示すように、第二メンバ2Bの補強部25は、第一メンバ2Aの延出部22の上方かつセンターバー3Cの前方に設けられ、延出部22に接続するとともにセンターバー3Cに結合されている。本実施形態の補強部25は、前方を向く前壁部26と、前壁部26及びセンターバー3Cの間で前後方向に立設された側壁部27と、センターバー3Cの前面3fに結合された前方結合部28(第一結合部)と、第一メンバ2Aに結合されたフランジ部29(第二結合部)とを有する。
本実施形態では、側壁部27,前方結合部28及び上側フランジ部29が何れも前壁部26の左右両側に設けられている。すなわち、側壁部27,前方結合部28及び上側フランジ部29は、一対ずつ設けられている。また、側壁部27,前方結合部28及び上側フランジ部29は、各一対のものが互いに鏡面対称となるように配設されている。
前壁部26は、車幅方向かつ上下方向に延びた平面状の部位であり、その平面視形状は略矩形状である。本実施形態の前壁部26には、複数の軽量穴26hが形成されている。
前壁部26は、延出部22よりも前方に位置する。
側壁部27,27は、前壁部26の左右両辺のそれぞれから後方へ延設された略平面状の部位であり、その平面視形状は略L字形状である。各側壁部27は、前後方向に延びたビード27aを有する。本実施形態では、各側壁部27が一つのビード27aを有する場合を例示する。
各ビード27aは、ブラケット2の内側へ向かって凹設されている。すなわち、右側の側壁部27のビード27aは左側へ向かって凹設され、左側の側壁部27のビード27aは右側へ向かって凹設されている。これらのビード27a,27aは、互いに等しい高さ位置に設けられている。本実施形態の各ビード27aは、取付部21の上辺と下辺との間の高さ位置に設けられている。すなわち、各ビード27aは取付部21と前後方向に並んで設けられている。側壁部27は、ビード27aにより前後方向の荷重に対する剛性が高められている。
前方結合部28,28は、左右の側面部27,27の上下方向に延びる各後辺の上部から互いに離隔する方向へ延設された平面状の部位である。各前方結合部28は、例えばスポット溶接により、センターバー3Cの前面3fに結合されている。
上側フランジ部29,29は、左右の側壁部27,27の各下辺から互いに離隔する方向へ延びた平面状の部位である。上側フランジ部29,29は、前方結合部28,28よりも下方かつ前方に設けられている。上側フランジ部29,29は、延出部22の下側フランジ部22d,22dの上に重ね合わされ、例えばスポット溶接により、前方結合部28,28よりも下方かつ前方において下側フランジ部22d,22dに結合されている。
[2.作用及び効果]
(1)図4に示すように、車両1の前面衝突時、ブラケット2には後方へ向かう衝撃力Fが入力される。ブラケット2は、この衝撃力Fに対して補強部25が突っ張ることにより、延出部22の折れ変形が抑制され、図4中に二点鎖線で例示すように先端(前端)を下方へ変位させるような回動(図4中の矢印B参照)を促進される。このため、上述のセンサ取付構造によれば、衝撃力Fが延出部22の折れ変形により吸収されることを抑制することができ、衝撃力Fを適切に取付部21へ伝達することができる。したがって、センサ4で検出される情報の精度(検出精度)を向上させることができる。
また、ブラケット2が延出部22を有するため、ブラケット2への衝撃力Fの入力を早期化することができ、延いてはセンサ4による衝撃検出を早期化することができる。これにより、車両1の前面衝突を逸早く検知することが可能となるため、例えばエアバッグをより早く展開することができ、乗員保護に寄与することができる。
(2)ブラケット2の側壁部27が前後方向に延設されたビード27aを有するため、前後方向の入力に対する側壁部27の剛性が高められる。これにより、補強部25が衝撃力Fに対して変形しにくくなることから、延出部22の折れ変形を更に適切に抑制することができるとともに、上述した延出部22の回動を更に促進することができる。このため、衝撃力Fをより適切に取付部21へ伝達することができ、センサ4の検出精度をより向上させることができる。
また、ビード27aが取付部21と前後方向に並んで設けられていれば、ビード27aを通じて衝撃力Fを取付部21に伝達しやすくすることができる。このため、衝撃力Fを更に適切に取付部21へ伝達することができ、センサ4の検出精度を更に向上させることができる。
(3)補強部25が前壁部26の左右両側に設けられた一対の側壁部27,27を有するため、補強部25の剛性が更に高められる。これにより、延出部22の折れ変形を更に適切に抑制することができるとともに、上述した延出部22の回動をより促進することができる。このため、上述のようにセンサ4の検出精度をより向上させることができる。
(4)前壁部26が延出部22よりも前方に位置するため、衝撃力Fはまず前壁部26に入力された後に延出部22へ伝達される。すなわち、ブラケット2では、ビード27aにより剛性が高められた側壁部27に衝撃力Fが入力されることで、延出部22にかかる負荷が低減される。このため、延出部22の折れ変形をより適切に抑制することができるとともに、上述した延出部22の回動をより促進することができることから、上述のようにセンサ4の検出精度をより向上させることができる。
(5)車両1の前面衝突時、センターバー3Cの脆弱部33はブラケット2の第一後方結合部24a及び第二後方結合部24bから伝達される衝撃荷重により上方へ変形する(図4中の矢印C参照)。これに伴い、ブラケット2は、第一後方結合部24a及び第二後方結合部24bが上方へ変位することで、前方へ向かって下降傾斜した姿勢となる。このため、上述した延出部22の回動をより促進することができる。また、延出部22は、このような回動を促進されることにより応力集中が抑制されるため、折れ変形が抑制される。したがって、衝撃力Fが延出部22の折れ変形により吸収されることを抑制することができ、上述のように衝撃力Fをより適切に取付部21へ伝達することができることから、センサ4の検出精度をより向上させることができる。
また、脆弱部33がセンターバー3Cの下面3bと後面3rとの角部まで延びていれば、他の部位に比べて剛性が高い角部を変形しやすくすることができるため、上述した延出部22の回動をより適切に促進することができる。これにより、延出部22の折れ変形を更に適切に抑制することができることから、上述のようにセンサ4の検出精度を更に向上させることができる。
(6)ブラケット2は、互いに別体に形成された第一メンバ2Aと第二メンバ2Bとが結合されたものであるため、ブラケット2の成形を容易にすることができる。すなわち、延出部22と補強部25とが互いに別体で形成されたものであるため、例えば、延出部22及び補強部25を何れも一枚の板金から形成しやすくすることができ、材料コストの削減に寄与することができる。
(7)補強部25が、センターバー3Cの前面3fに結合された前方結合部28と、前方結合部28よりも下方かつ前方において延出部22に結合されたフランジ部29とを有するため、衝撃力Fに対して補強部25をより適切に突っ張らせることができる。すなわち、補強部25によって延出部22とセンターバー3Cの前面3fとを連結することにより、センターバー3Cの前面3fに対する延出部22の相対的な変形を抑制することができる。このため、延出部22の折れ変形をより適切に抑制することができ、上述のようにセンサ4の検出精度をより向上させることができる。
(8)ブラケット2,2がセンターバー3Cの左右に設けられているため、車両1のオフセット衝突時であっても、衝撃力Fを左右の何れかのブラケット2,2の取付部21に伝達しやすくすることができる。このため、センサ4の検出精度をより向上させることができる。
(9)延出部22がラジエータ5の上方に設けられてラジエータ5を支持するため、センターバー3Cにラジエータ5を固定するためのブラケットを上述のブラケット2と別途に設けなくても、ラジエータ5をセンターバー3Cに支持させることができる。すなわち、センサ4を取り付けるためのブラケット2に、ラジエータ5を固定する機能を兼ねることができるため、車両1の前部の構造を簡素化することができるとともに、コスト削減に寄与することができる。
(10)ブラケット2が延出部22とセンターバー3Cの下面3bとを連結する支持部23を有するため、衝撃力Fに対して支持部23が突っ張ることにより、延出部22の変形モードが安定化する。このため、延出部22の折れ変形をより適切に抑制することができるとともに、上述した延出部22の回動をより促進することができることから、上述のようにセンサ4の検出精度をより向上させることができる。
[3.変形例]
上述した実施形態に関わらず、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。本実施形態の各構成は、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせてもよい。
上述の実施形態では、ブラケット2が第一メンバ2Aと第二メンバ2Bとを具備する場合を例示したが、ブラケット2の構成はこれに限定されない。ブラケット2は、各部が一体的に形成されたものであってもよいし、互いに別体に形成された三つ以上の部材が結合されているものであってもよい。なお、ブラケット2の各部が一体的に形成される場合には、上述の下側フランジ部22d,22d及び上側フランジ部29,29は何れも不要である。
また、上述の実施形態で示した支持部23や後方結合部24a〜24dは省略されてもよい。ブラケット2は、少なくとも取付部21と延出部22と補強部25とを有していれば、上述のように補強部25が衝撃力Fに対して突っ張ることにより延出部22の折れ変形を抑制することができ、センサ4の検出精度を向上させることができるとともに、センサ4による衝撃検出を延出部22によって早期化することができる。
上述の実施形態では、各側壁部27が一つのビード27aを有する場合を例示したが、各側壁部27は複数のビード27aを有していてもよいし、側壁部27からビード27aを省略して構成を簡素化してもよい。また、側壁部27の個数も上述した二つに限られない。例えば、上述した一対の側壁部27,27に代えて、前壁部26の車幅方向の中央部とセンターバー3Cとの間に一つの側壁部27を立設してもよい。
なお、ビード27aは、前後方向の荷重に対する側壁部27の剛性を高めるものであればよく、その具体的な形状は上述したものに限られない。例えば、ビード27aは、上述したものとは反対にブラケット2の外側へ向かって凸設されていてもよい。
また、補強部25の具体的な形状,構成も上述のものに限られない。補強部25は、少なくとも、センターバー3Cの前方に設けられ、延出部22に接続するとともにセンターバー3Cに結合されていればよく、例えば、センターバー3Cの前面3fと延出部22とを連結する突っ張り棒のようなものであってもよい。
上述の実施形態では、センターバー3Cの左右に一対のブラケット2,2が固定される場合を例示したが、ブラケット2の個数,位置は上述のものに限定されない。また、ブラケット2の固定先も上述のセンターバー3Cに限られない。ブラケット2の固定先は、車両1の前部において車幅方向に延設される車体部材であればよく、例えば、バンパリンフォース15やバンパビーム17やクロスメンバ19等であってもよい。なお、ブラケット2は、ラジエータ5を支持する機能を持たなくてもよい。すなわち、延出部22はラジエータ5の上方に設けられてラジエータ5を支持していなくてもよい。
上述の実施形態で示した脆弱部33の形状は一例である。脆弱部33は、少なくとも第一後方結合部24a及び第二後方結合部24bに隣接して設けられ、車両1の前面衝突時に上方へ変形するものであればよく、その具体的な形状は上述したビード形状に限られない。脆弱部33は、例えば切欠きや穴等であってもよい。
1 車両
2 ブラケット
2A 第一メンバ
2B 第二メンバ
3 フロントエンドアッパバー(車体部材)
3b 下面
3f 前面
4 センサ
5 ラジエータ
21 取付部
22 延出部
24a 第一後方結合部(固定部)
24b 第二後方結合部(固定部)
25 補強部
26 前壁部
27 側壁部
27a ビード
28 前方結合部(第一結合部)
29 上側フランジ部(第二結合部)
33 脆弱部

Claims (9)

  1. 車両の前部において車幅方向に延設された車体部材と、
    前記車体部材に固定され、前記車両の前後方向の加速度を検出するセンサが取り付けられるブラケットと、を備え、
    前記ブラケットが、
    前記車体部材の下方に設けられ、前記センサが取り付けられる取付部と、
    前記取付部から前記車体部材よりも前方へ延び出た延出部と、
    前記車体部材の前方に設けられ、前記延出部に接続するとともに前記車体部材に結合された補強部と、を有する
    ことを特徴とする、センサ取付構造。
  2. 前記補強部が、前方を向く前壁部と、前記前壁部及び前記車体部材の間で前後方向に立設された側壁部と、を有し、
    前記側壁部が、前後方向に延設されたビードを有する
    ことを特徴とする、請求項1記載のセンサ取付構造。
  3. 前記補強部が、前記前壁部の左右両側に設けられた一対の前記側壁部を有する
    ことを特徴とする、請求項2記載のセンサ取付構造。
  4. 前記前壁部が、前記延出部よりも前方に位置する
    ことを特徴とする、請求項2又は3記載のセンサ取付構造。
  5. 前記ブラケットが、前記車体部材の下面に結合された固定部を有し、
    前記車体部材が、前記固定部に隣接して設けられているとともに前記車両の前面衝突時に上方へ変形する脆弱部を有する
    ことを特徴とする、請求項1〜4の何れか1項に記載のセンサ取付構造。
  6. 前記ブラケットが、
    前記延出部を有する第一メンバと、前記補強部を有するとともに前記第一メンバと別体に形成された第二メンバと、を具備し、
    前記第一メンバ及び前記第二メンバが、互いに結合されている
    ことを特徴とする、請求項1〜5の何れか1項に記載のセンサ取付構造。
  7. 前記補強部が、前記車体部材の前面に結合された第一結合部と、前記第一結合部よりも下方かつ前方において前記延出部に結合された第二結合部と、を有する
    ことを特徴とする、請求項6記載のセンサ取付構造。
  8. 前記車体部材の左右に設けられた一対の前記ブラケットを備える
    ことを特徴とする、請求項1〜7の何れか1項に記載のセンサ取付構造。
  9. 前記延出部が、前記車両に搭載されたラジエータの上方に設けられ、前記ラジエータを支持する
    ことを特徴とする、請求項1〜8の何れか1項に記載のセンサ取付構造。
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