JP2017162695A - 照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】虫の侵入が抑制された照明器具を提供する。【解決手段】本発明に係る照明器具1は、光源部10と、開口部201を有し、基底部200aに光源部10を有する有底筒状の器具本体20と、第1開口端部301と第2開口端部302とを有し、内径および外径が第1開口端部301から第2開口端部302に向けて大きくなる筒形状であって、第1開口端部301の外径は開口部201の内径よりも小さく、第1開口端部301は、器具本体20の内側に配置され、反射部材30と、第2開口端部302を塞ぐ透光部材40と、環状部51を有し、器具本体20と、反射部材30との間を環状部51で塞ぐシール部材50と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、照明器具に関する。
従来、照明器具として、例えばダウンライトのように下方に光を照射する照明器具が知られている(例えば、特許文献1)。
この種の照明器具は、器具本体に固定された光源部と、器具本体の外部に設置され、光源部を点灯させるための電源部と、光源部と電源部とを電気的に接続するための電力線とを備えている。
特許文献1に開示された照明器具は、LED(Light Emitting Diode)からなる光源と、光源から出射された光を内面の反射面で所定の方向へ反射させて出射する反射部材と、光源および反射部材を支持する器具本体を備える。さらに、反射部材は、係止爪を有し、出射口を塞ぐように透光性材料で形成されたレンズ部材を係止爪によって係止することにより固定する。このような構成にすることにより、光源を器具本体と反射部材とレンズ部材で囲むように配置することが容易になる。
特開2015−088349号公報
しかしながら、反射部材と器具本体の間や、反射部材とレンズ部材とを固定する係止爪の部分などに隙間が生じるその隙間から発光素子周辺に虫が侵入する場合がある。さらに、電力線を器具本体に引き込む部分に隙間が発生し、そこからも虫が侵入する場合がある。
本発明は、このような課題を解決するためにされたものであり、光源周辺に虫が侵入することを抑制できる照明器具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る発光装置の一態様は、光源部と、開口部を有し、基底部に前記光源部を有する有底筒状の器具本体と、第1開口端部と第2開口端部とを有し、内径および外径が前記第1開口端から前記第2開口端に向けて大きくなる筒形状であって、前記第1開口端部の外径は前記開口部の内径よりも小さく、前記第1開口端部は、前記器具本体の内側に配置され、反射部材と、前記第2開口端部を塞ぐ透光部材と、環状部を有し、前記器具本体と、前記反射部材との間を前記環状部で塞ぐシール部材と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、光源周辺に虫が侵入することを抑制できる照明器具を提供することができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る照明器具の外観斜視図である。 図2は、本発明の実施の形態に係る照明器具の分解斜視図である。 図3は、本発明の実施の形態に係る照明器具の断面図である。 図4は、本発明の実施の形態に係る照明器具の要部の斜視図である。 図5は、本発明の実施の形態に係る照明器具の要部の斜視図である。 図6は、本発明の実施の形態に係る照明器具の要部の斜視図である。 図7(a)は、比較例に係る照明器具の断面図である。図7(b)は、比較例に係る照明器具の要部の斜視図である。 図8は、比較例に係る照明器具の要部の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、並びに、ステップ(工程)及びステップの順序などは、一例であって本発明を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(実施の形態)
まず、本発明の実施の形態に係る照明器具1の構成について、図1〜6を用いて説明する。なお、各図において、光軸Jに平行な方向をZ軸方向、光軸Jに垂直で互いに直交する2つの方向をX軸方向及びY軸方向としている。本実施の形態において、Z軸方向は、鉛直方向である。
照明器具1は、光源部10と、器具本体20と、反射部材30と、透光部材40と、シール部材50とを備える。照明器具1は、さらに、電源部60と、電力線70と、補助反射部材80とを備える。以下、照明器具1の各構成要素について説明する。
[光源部]
光源部10は、照明器具1の光源である。本実施の形態において、光源部10は、LEDを有する発光モジュールである。光源部10は、例えば、白色光を放出する。
図2に示すように、光源部10は、COB(Chip On Board)構造であり、基板100と、発光部101とから構成されている。
基板100は、複数のLEDを実装するための実装基板であって、例えば、セラミックス基板、樹脂基板又は絶縁被覆されたメタルベース基板等である。なお、基板100には、LEDを発光させるための直流電流を外部から受電するための一対の電極端子(正電極端子と負電極端子)が形成されている。
発光部101は、基板100に実装された複数のLEDと、複数のLEDを封止する封止部材とからなる。LEDは、本実施の形態では、青色光を発するベアチップである。なお、LEDは基板100上に少なくとも1つ配置されていればよい。
封止部材としては、例えば、透光性樹脂が用いられる。本実施の形態における封止部材は、LEDからの光を波長変換する波長変換材として蛍光体を含んでいる。
本実施の形態では、光源部10からは、発光部101のLEDから発せられた光(青色光)と、その光により励起された蛍光体から発せられた蛍光(黄色光)が合成された光(白色光)が放射される。
なお、本実施の形態では、封止部材は全てのLEDを一括に封止しているがこれに限らない。例えば、複数のLEDを列ごとにライン状に封止してもよいし、各LEDをそれぞれ1つずつ個別に封止してもよい。
[器具本体]
器具本体20は、有底筒状の照明器具1の本体である。本実施の形態では、器具本体20は、放熱フィン202を有する基底部200a及び引出口200cと開口部201とを有する筒状部200bを備える。
基底部200aは、光源部10が取付けられる台状の部分である。筒状部200bは、基底部200aの周縁から立設した筒状の部分であり、光源部10を囲む。
開口部201は、筒状部200bのうち基底部200aとは反対方向の開放端を外縁として囲まれている。
引出口200cは、筒状部200bに貫通した部分であり、光源部10への電力を供給するための電力線70を器具本体20に引き込むために設けられている。本実施の形態においては、引出口200cは開口部201から筒状部200bの途中までを切り欠くように形成されている。
複数の放熱フィン202は、光源部10で発生する熱を放熱する部分である。放熱フィン202は、例えば板状であり、基底部200aの筒状部200bが立設された面とは反対側の裏面に立設されている。
器具本体20は、金属材料等の熱伝導率の高い材料によって構成されているとよい。器具本体20は、例えば、アルミダイカスト製である。
[取付部材]
取付部材21は、光源部10を器具本体20に取付けるための部材である。取付部材21は、規制部210及び取付係止部211を備える。
規制部210は、光源部10の光軸Jに垂直な方向(X軸方向及びY軸方向)の位置を規制する。規制部210は、中央に開口部212を有する矩形枠状の形状を有する。規制部210の中央に形成された開口部212は、光源部10に対応する形状を有し、開口部212に光源部10が配置される。取付部材21は、器具本体20の基底部200aに配置され、接続部材22及びねじ23によって、器具本体20に固定される。
取付係止部211は、反射部材30を支持する部分であり、反射部材30の取付被係止部304を係止する。本実施の形態では、取付部材21は、2つの取付係止部211を備える。取付係止部211は、略L字型の形状を有しており、取付係止部211の端部に設けられて光軸Jから離れる方向に突出した突起が、取付被係止部304に挿入されることによって、取付係止部211は取付被係止部304を係止する。
取付部材21は、例えば、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリカーボネート(PC)などの樹脂材料を用いて形成することができる。
[反射部材]
図3に示すように、反射部材30は、光源部10から発せられた光を透光部材40に向けて反射させる。反射部材30は、第1開口端部301、第2開口端部302、反射壁303及び立設部305を有し、内径および外径が第1開口端部301から第2開口端部302に向けて大きくなる筒形状である。
第1開口端部301は、光源部10から発せられた光が反射部材30に入射する側の端部である。第1開口端部301の外径は、器具本体20の開口部201の内径よりも小さい。第1開口端部301は、器具本体20の内側に配置される。
第2開口端部302は第1開口端部301から入射した光が透光部材40に向けて出射する側の端部である。第2開口端部302の内径及び外径は、それぞれ、第1開口端部301の内径及び外径よりも大きい。
反射壁303は、両端に第1開口端部301と第2開口端部302とを有し、第1開口端部301から第2開口端部302に向かって内径が漸次大きくなるように構成されている。反射壁303の内面において、光源部10から発せられた光の少なくとも一部が反射される。
立設部305は、反射壁303の光源部10側に配置され、略光軸J方向(Z軸方向)に立設されている。立設部305は、取付係止部211に係止される取付被係止部304が設けられている。本実施の形態においては、取付被係止部304は、立設部305に設けられた貫通孔である。
反射部材30の側部は、第2開口端部302に透光部材40を係止する係止部306を有している。本実施の形態では、反射部材30は、2つの係止部306を備える。係止部306は、例えば、第2開口端部302から矩形状に切欠きされたかれた形状の切欠部307と、切欠部307の略中心位置に反射部材30から延出した略L字型の形状の引掛部308とからなる。引掛部308の端部に設けられて光軸Jに近づく方向に突出した突起が、被係止部42の被引掛部422に引掛けられることによって、係止部306がは被係止部42を係止する。係止部306は、切欠部307において、虫が侵入可能な隙間を有する。
反射部材30は、例えばPBT、ポリカーボネートなどの白色樹脂材料を用いて形成することができる。
[透光部材]
透光部材40は、パネル41と被係止部42とを有し、光源部10から出射された光が入射する透光性の部材である。透光部材40は、光源部10を覆うように配置される。具体的には、透光部材40は、反射部材30の第2開口端部302を塞ぐように設けられている。
パネル41は、例えば、透光性を有する材料によって形成されている。具体的には、パネル41は、ポリメタクリルサンメチル(PMMA)などのアクリル系樹脂や、PC等の透明樹脂材料又はガラス材料によって形成することができる。パネル41の厚みは、例えば略一定であるが、これに限らない。
被係止部42は、パネル41の光源部10側に配置され、透光部材立設部421と被引掛部422とからなる。透光部材立設部421は、略光軸J方向(Z軸方向)に立設され
ている。透光部材立設部421には、引掛部308により引掛けられる被引掛部422が設けられている。本実施の形態においては、被引掛部422は、透光部材立設部421の光源部10側端部に光軸Jから遠ざかる方向に立設した凸部である。このような構成にすることにより、係止部306が被係止部42を係止する。なお、係止部306に係止される被係止部42の周辺においては、反射部材30と透光部材40との間に虫が侵入することが可能な隙間が発生する。
なお、パネル41は、平板状の平面パネルであってもよいし、前方に向かって突出するように湾曲したドーム状であってもよい。また、パネル41は、フレネルレンズ等のレンズを有することにより配光制御機能を有していてもよい。また、パネル41の少なくとも一部に、ディンプル等を形成することによって光拡散性を有していてもよい。このような構成にすることにより、照明器具1から出射される光の照度ムラや色ムラを抑制することができる。
[電源部]
図1に示されている電源部60は、光源部10を点灯させるための電源装置である。例えば、電源部60は、光源部10を発光させるための電力を生成する電源回路によって構成されている。具体的には、電源部60は、商用電源等の外部電源からの交流電力を所定レベルの直流電力に変換する。電源部60で生成された直流電力は、電力線70を介して光源部10に供給される。
本実施の形態では、電源部60は、器具本体20の外部に設置される。例えば、電源部60は、金属製又は樹脂製のケースに収納された電源ボックスとして天井裏に配置される。
[電力線]
図1及び図6に示すように、電力線70は、電源部60と光源部10とを電気的に接続するための導電線である。電力線70の一端は、器具本体20に固定された光源部10に電気的に接続されており、電力線70の他端は、器具本体20から引出口200cを介して引き出され、電源部60と電気的に接続される。
本実施の形態において、電力線70は、一対設けられている。一対の電力線70の一方は、高電位側の第1電力線であり、一対の電力線70の他方は、低電位側の第2電力線である。一対の電力線の各々は、例えば、合金銅等の導電材料からなる芯材と、当該芯材を被覆する絶縁性の樹脂被膜によって構成されたリード線である。さらに、一対の電力線70は、保護チューブで覆われている。保護チューブは、例えば、熱可塑性エラストマーやシリコン含浸ガラス編組チューブなど絶縁性のある材料によって形成されている。なお、保護チューブは、弾性変形するゴム製の絶縁材料で形成されていてもよい。
[補助反射部材]
図2及び図3に示すように、補助反射部材80は、透光部材40から出射される光が入射する入射開口部811、及び、入射開口部811から入射された光が出射する出射開口部812を有する筒状の部材である。補助反射部材80は、補助反射壁810、枠体820および取り付けバネ830を備える。
補助反射壁810は、筒状の補助反射部材80の内周面に配置された筒状の部材である。補助反射壁810は、内面に補助反射面813を有し、照明器具1の配光を制御する機能を有する。具体的には、透光部材40から出射される光の少なくとも一部は、補助反射壁810によって反射されて出射開口部812から出射される。本実施の形態において補助反射壁810は、例えば、アルミニウムなどの薄い金属で形成されている。補助反射壁
810は、光軸J方向に沿って枠体820の内側に差し込まれる。補助反射壁810は、入射開口部811において枠体820とかしめることによって固定されている。
枠体820は、筒状の補助反射部材80の本体部である。枠体820は、内鍔部821、側壁部822及び外鍔部823から構成されている。本実施の形態において、枠体820の側壁部822は、器具本体20の筒状部200bの開口部201における外径と同程度の内径を有し、光軸J方向に伸びる筒状の部材である。内鍔部821は、側壁部822のz軸方向正側端面から光軸Jに近づく方向に環状に延出している。内鍔部821には、ねじ穴(図示せず)が形成され、ねじ穴にねじ83が捻じ込まれることにより、枠本820は、器具本体20の開口部201に固定される。枠体820は、例えば、アルミニウムなどの金属で形成される。外鍔部823は、環形状であって、側壁部822のz軸方向負側端面から光軸Jから遠ざかる方向に突出するように枠体820に設けられている。
取り付けバネ830は、枠体820の外面に取り付られている。取り付けバネ830は、照明器具1を天井などの被取り付け部に取付けるための弾性部材であり、例えば、鉄等の金属材料からなる板バネ構造を有する。本実施の形態では、2つの取り付けバネ830が枠体本体820の外面に取り付けられている。なお、取り付けバネ830の個数は、2つに限るものではない。
[シール部材]
図2及び図3に示すように、本実施の形態において、シール部材50は、環状部51及び複数の舌片部52から構成されている。シール部材50は、器具本体20と反射部材30との間に設けられている。環状部51は、器具本体20と反射部材30の間を塞いでいる。器具本体20と反射部材30との間を環状部51が塞ぐことによって、光におびき寄せられて入ってきた虫が、反射部材30から器具本体20へ侵入することを防ぐことができる。さらに、複数の舌片部52を有することで3次元的に分布している虫が侵入可能な複数の隙間を1つのシール部材50で塞ぐことができる。
本実施の形態では、図3、図4、図6に示すように環状部51の内周縁511は反射部材30の外周縁に接し、環状部51の外周縁512は器具本体20の開口部201の端部と接している。さらに、環状部51の内周縁511は反射部材30の外周縁と全周に亘って接し、かつ、環状部51の外周縁512は器具本体20の開口部201と全周に亘って接していることが好ましい。このような構成にすることにより、虫の侵入をより効果的に防止することができる。
本実施の形態では、複数の舌片部52の少なくとも1つは、反射部材30の側部の係止部306を塞ぐ第1舌片部521である。図2及び図5に示すように第1舌片部521は、環状部51の反射部材30側の面から立設する。第1舌片部521は、例えば、反射部材30の側部の外径にほぼ沿った形状であり、係止部306の切欠部307の外形と略同一の形状である。また、第1舌片部521は、係止部306よりも大きくしてもよい。このような構成にすることにより、係止部306から虫が侵入することを抑制することができる。
さらに、第1舌片部521は、係止部306と被係止部42との隙間を塞ぐ突起部522を有することが好ましい。突起部522は、第1舌片部521から光軸Jに近づく方向に立設する。本実施の形態においては、第1舌片部521は、2つの突起部522を有する。突起部522は、切欠部307のうち引掛部308と、透光部材立設部421が存在しない空間の少なくとも一部を埋めることによって、より効果的に虫の侵入を抑制することができる。
また、本実施の形態では、複数の舌片部52の少なくとも1つは、器具本体20の引出口200cを塞ぐ第2舌片部523である。図3〜6に示すように、第2舌片部523は、環状部51の器具本体20側の面から立設する。第2舌片部523は、例えば、器具本体20の筒状部200bの内径にほぼ沿った形状であり、器具本体20の引出口200cよりも一回り大きな略矩形型である。なお、第2舌片部523と筒状部200bの間には電力線70が通るように構成されている。このような構成にすることにより、引出口200cから虫が侵入することを抑制することができる。
本実施の形態では、第1舌片部521と第2舌片部523とは、互いに環状部51を介して反対側に立設している。さらに、第1舌片部521が立設されている環状部51における位置は、第2舌片部523が立設されている環状部51における位置よりも、光軸Jに近い。このような構成にすることにより、1つの平面的な板のみでは対応することが難しい3次元的に分布する複数の虫の侵入経路を1つの部材で塞ぐことが可能となり、より効果的に照明器具1の光源部10付近に虫を侵入することを抑制することができる。
さらに本実施の形態では、シール部材50の環状部51の外周縁512が、補助反射部材80の内鍔部821と、器具本体20の開口部201の端部に挟まれている。このように構成することにより、シール部材50が器具本体20に固定されることで、シール部材と器具本体20との間に虫が侵入することが可能な隙間が減少し、照明器具1の光源部10付近への虫の侵入をより効果的に抑制することができる。
また、本実施の形態では、シール部材50は、弾性を有する弾性部材であることが好ましい。具体的には、シール部材は、シリコンゴムなどによって形成することができる。シール部材50の厚みは、例えば1mm程度で略一定であるが、これに限らない。このような構成にすることにより、シール部材50がより器具本体20および反射部材30への密着性があがり、虫が侵入することが可能な隙間が減少することで虫の侵入をより効果的に抑制できる。
(比較例)
次に比較例について図7及び図8を用いて説明する。
本比較例における照明器具1Aは、上記実施の形態に記載の照明器具1のうちシール部材50を有しない以外は、同様の構成である。
図7(a)、(b)に示すように、照明器具1Aにおいては、係止部306に虫が侵入可能な空間がある。虫は、破線矢印で示される経路のように、光源部10の光におびき寄せられて補助反射部材80の出射開口部812から進入し、透光部材40のパネル41の外径と補助反射壁810の内径との隙間を通過した後に、係止部306の虫が侵入可能な隙間から反射部材30と透光部材40とで囲まれた空間に侵入する。
また、図7(a)に示すように、照明器具1Aにおいては、器具本体20及び取付部材21と反射部材30との間に虫が侵入可能な隙間がある。虫は、一点鎖線矢印で示される経路のように、光源部10の光におびき寄せられて補助反射部材80の出射開口部812から進入し、透光部材40のパネル41の外径と補助反射壁810の内径との隙間を通過した後に、器具本体20及び取付部材21と反射部材30との間に生じる隙間から反射部材30と透光部材40とで囲まれた空間に侵入する。
さらに、図8に示すように、照明器具1Aにおいては、器具本体20の引出口200cと電力線70との間に虫が侵入可能な空間がある。虫は、二点鎖線矢印で示される経路のように、天井裏等から器具本体20の引出口200cと電力線70との間の隙間を通って
侵入した後、図8に示す器具本体20の引出口200cと電力線70との間に生じる隙間もしくは、図8に示す器具本体20と取付部材21と反射部材30との間にある隙間から反射部材30と透光部材40とで囲まれた空間に侵入する。
上記のような経路で反射部材30と透光部材40とで囲まれた空間に侵入した虫は光源部10周辺に集まった後、死骸となって透光部材40のパネル41上に付着する。虫の死骸が付着することで、光源部10が点灯した際に、特に、照明器具1Aの外観が損なわれる。
(評価)
上記の比較例において、照明器具1A内の複数の隙間から虫が侵入することによって、照明器具1Aの外観が損なわれる。
一方で、上記の実施の形態においては、上記の比較例のうち、図7(a)、(b)に示す係止部306の隙間をシール部材50の第1舌片部521によって塞ぐことにより、虫の侵入を抑制することができる。また、図7(a)に示す透光部材40のパネル41の外径と補助反射壁810の内径との隙間を通過した虫が、器具本体20と取付部材21と反射部材30との間にある空間へ到達する経路をシール部材50の環状部51によって塞ぐことにより、虫の侵入を抑制することができる。さらに、図8に示す器具本体20の引出口200cと電力線70との隙間を、シール部材50の第2舌片部523によって塞ぐことにより、虫の侵入を抑制することができる。
本実施の形態において、照明器具1は、光源部10と器具本体20と反射部材30と透光部材40とシール部材50とを有する。器具本体20は、開口部201を有し、基底部200aに光源部10を有する有底筒状である。反射部材30は、第1開口端部301と第2開口端部302を有し、内径および外径が第1開口端部301から第2開口端部302に向けて大きくなる筒形状である。また、第1開口端部301の外径は、開口部201の内径よりも小さく、第1開口端部301は、器具本体20の内側に配置され、光源部10から発せられた光は、第1開口端部301から第2開口端部302の方向に向けて出射する。光源部10から発せられた光の少なくとも一部を、反射部材30が反射する。透光部材40は、第2開口端部302を塞ぐ。器具本体20と反射部材30との間を環状部51で塞ぐ。
このような構成にすることにより、器具本体20と反射部材30との間を環状部51が塞ぐことによって、反射部材30から光におびき寄せられて入ってきた虫を、器具本体20へ侵入することを防ぐことができる。
また、本実施の形態において、シール部材50は、環状部51と、環状部51から立設する複数の舌片部52とを有する。
このような構成にすることにより、照明器具1の外部から光源部10付近に虫が侵入する経路にシール部材50の環状部51と複数の舌片部52とが位置する構造となるために、光源部10周辺に虫が侵入することを抑制することができる。
また、本実施の形態において、反射部材30の側部は、第2開口端部302に透光部材40を係止する係止部306を有し、複数の舌片部52の少なくとも1つは、係止部306を塞ぐ第1舌片部521であることが好ましい。
このような構成にすることにより、反射部材30と透光部材40との間に存在する係止部306近傍における隙間を第1舌片部521が塞ぐ構造となるために、光源部10周辺
に虫が侵入することを抑制することができる。
さらに、本実施の形態において、照明器具1は、器具本体20の外に配置される電源部60と、電源部60と光源部10とを電気的に接続する電力線70を備え、器具本体20は、側部に電力線70が通る引出口200cを有していてもよい。このとき、複数の舌片部52の少なくとも1つは、引出口200cを塞ぐ第2舌片部523であることが好ましい。
このような構成にすることにより、引出口200cと電力線70との間の隙間を第2舌片部523で塞ぐ構造となるために、天井裏等から光源部10周辺に虫が侵入することを抑制することができる。
さらに、本実施の形態において、照明器具1は、透光部材40から出射された光の少なくとも一部を反射する筒形状の補助反射部材80を備え、補助反射部材80の一端は、器具本体20の開口部201に固定されていることが好ましい。さらに、補助反射部材80の一端は、補助反射部材80の内方向に延出する内鍔部821を有し、シール部材50の環状部51の外周縁512が、内鍔部821と器具本体20の開口部201の端部に挟まれていることがより好ましい。
このような構成にすることにより、シール部材50が器具本体20と補助反射部材80の間で固定され、シール部材50と器具本体20との間に虫が侵入することが可能な隙間が減少することによって、照明器具1の光源部10付近への虫の侵入をより効果的に抑制することができる。
(その他)
以上、本発明に係る発光装置について、実施の形態及び変形例に基づいて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態において、光源部10はCOB型LEDを用いたが、他の発光素子を用いてもよい。例えば、SMD(Surface Mount Device)型LEDを用いてもよい。また、有機EL(Electro Luminescence)素子や半導体レーザなど他の固体発光素子、又は固体発光素子以外の光源を用いてもよい。
また、上記実施の形態において、光源部10は青色LEDのベアチップを用いた白色光源を用いたが、光源部10からの発光は、青色、緑色、赤色等の単色の可視光であってもよい。
また、上記実施の形態において、照明器具1は補助反射部材80を備えていなくてもよい。シール部材50と器具本体20とは、ねじや接着剤等によって固定してもよい。
また、上記実施の形態において、第2舌片部523は、器具本体の筒状部200bの外径に沿った形状をしていてもよい。
また、上記実施の形態において、シール部材50は弾性部材でなくてもよい。例えば、シール部材50を弾性のある熱硬化性樹脂もしくは、光硬化性樹脂等で作成して器具本体20と反射部材30の間に設置した後に、熱もしくは光によって硬化させる等の工程を経たような部材でもよい。硬化性樹脂としては、例えば、ラジカル重合をするアクリル系樹脂を用いることができる。また、弾性の小さい材料によって形成されていてもよい。
また、反射部材30と透光部材40とを係止する係止部は透光部材40に形成され、反射部材30と透光部材40とを係止する被係止部は、反射部材30に形成されていてもよい。この場合、第1舌片部は、透光部材40に形成された係止部周辺の空間を塞ぐように構成すればよい。
その他、実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1 照明器具
10 光源部
20 器具本体
200a 基底部
200c 引出口
201 開口部
30 反射部材
301 第1開口端部
302 第2開口端部
306 係止部
40 透光部材
42 被係止部
50 シール部材
51 環状部
511 内周縁
512 外周縁
52 舌片部
521 第1舌片部
522 突起部
523 第2舌片部
60 電源部
70 電力線
80 補助反射部材
821 内鍔部

Claims (11)

  1. 光源部と、
    開口部を有し、基底部に前記光源部を有する有底筒状の器具本体と、
    第1開口端部と第2開口端部とを有し、内径および外径が前記第1開口端部から前記第2開口端部に向けて大きくなる筒形状であって、前記第1開口端部の外径は前記開口部の内径よりも小さく、前記第1開口端部は、前記器具本体の内側に配置され、反射部材と、
    前記第2開口端部を塞ぐ透光部材と、
    環状部を有し、前記器具本体と、前記反射部材との間を前記環状部で塞ぐシール部材と、
    を備える照明器具。
  2. 前記シール部材の前記環状部の内周縁は、前記反射部材の外周縁に接し、
    前記器具本体の前記開口部の端部は、前記シール部材の前記環状部の外周縁に接している
    請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記シール部材は、前記環状部から立設する複数の舌片部とを有する
    請求項1又は2に記載の照明器具。
  4. 前記反射部材の側部は、前記第2開口端部に前記透光部材を係止する係止部を有し、
    前記透光部材は、前記反射部材に係止される被係止部を有し、
    前記複数の舌片部の少なくとも1つは、前記係止部を塞ぐ第1舌片部である
    請求項3に記載の照明器具。
  5. 前記第1舌片部は、前記係止部と前記被係止部との隙間を塞ぐ突起部を有する
    請求項4に記載の照明器具。
  6. 前記器具本体の外に配置される電源部と、
    前記電源部と前記光源部とを電気的に接続する電力線とを、さらに備え、
    前記器具本体は、側部に前記電力線が通る引出口を有し、
    前記複数の舌片部の少なくとも1つは、前記引出口を塞ぐ第2舌片部である
    請求項3〜5のいずれか1項に記載の照明器具。
  7. 前記第1舌片部と前記第2舌片部とは、互いに前記環状部を介して反対方向に立設する請求項6に記載の照明器具。
  8. 前記透光部材から出射された光の少なくとも一部を反射する筒形状の補助反射部材を、さらに備え、
    前記補助反射部材の一端は、前記器具本体の前記開口部に固定される
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の照明器具。
  9. 前記補助反射部材の前記一端は、前記補助反射部材の内方向に延出する内鍔部を有し、
    前記シール部材の前記環状部の前記外周縁が、前記内鍔部と前記器具本体の前記開口部の端部に挟まれている
    請求項8に記載の照明器具。
  10. 前記透光部材は、レンズを有する
    請求項1〜9のいずれか一項に記載の照明器具。
  11. 前記シール部材は、弾性を有する弾性部材である
    請求項1〜10のいずれか一項に記載の照明器具。
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