JP2017161481A - 情報提供装置及びコンピュータプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】駐車中の車室内温度の上昇を抑制し得る駐車場所の情報提供を可能とする情報提供装置及びコンピュータプログラムを提供する。【解決手段】目的地の設定を受け付け、前記目的地への経路及び前記目的地周辺の駐車場の情報を提供する情報提供装置において、前記目的地周辺の駐車場が日陰となるエリアを含むか否かを判断する判断部と、該判断部が日陰となるエリアを含むと判断した場合、前記エリアへの経路案内を音声又は画像により出力する出力部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、推奨の駐車場所の情報提供を可能とする情報提供装置及びコンピュータプログラムに関する。
外気温が高く日射量が多い季節は特に、車輌を駐車している間に車室内温度が上昇し、ユーザが車室内へ入室することが不可能なほどに高温となる等、不快な状態となる。駐車中の車輌の車室内温度の上昇を抑制するためユーザは個々に、車室内の日射を遮るサンシェードを設置するなど工夫を凝らしている。
特許文献1には、駐車中の車室内温度の上昇を抑制すべく、駐車中に、電動サンシェードを作動させ、更に、空調ユニットを用いて車室内を換気させる構成が提案されている。
特開2004−114900号公報
特許文献1に開示されている方法を用い、特に空調ユニットを使用して換気を実施する場合、長時間駐車状態となるときにはバッテリ上がりの問題が発生する可能性がある。当初から日陰となる駐車場所をユーザが知り得ることができれば、長時間車輌を駐車させた場合に空調ユニットを使用せずとも、車室内温度の上昇を抑制することが可能である。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、駐車中の車室内温度の上昇を抑制し得る駐車場所の情報提供を可能とする情報提供装置及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る情報提供装置は、目的地の設定を受け付け、前記目的地への経路及び前記目的地周辺の駐車場の情報を提供する情報提供装置において、前記目的地周辺の駐車場が日陰となるエリアを含むか否かを判断する判断部と、該判断部が日陰となるエリアを含むと判断した場合、前記エリアへの経路案内を音声又は画像により出力する出力部とを備える。
本発明の一態様に係るコンピュータプログラムは、目的地の設定を受け付ける受付部、音声又は画像を出力する出力部と接続するコンピュータに、前記目的地への経路及び目的地周辺の駐車場の情報を前記出力部から出力させるコンピュータプログラムにおいて、前記コンピュータに、前記目的地周辺の駐車場が日陰となるエリアを含むか否かを判断するステップ、及び日陰となるエリアを含むと判断された場合、前記エリアへの経路案内を前記出力部から出力させるステップを実行させる。
なお本願は、このような特徴的な各構成部を備える情報提供装置として実現することができるだけでなく、かかる特徴的なステップを含む情報提供方法として実現することができる。また、情報提供装置の一部又は全部を実現する半導体集積回路として実現したり、情報提供装置を含むその他のシステムとして実現したりすることができる。
上記によれば、駐車中の車室内温度の上昇を抑制し得る駐車場所の情報提供が可能となる。
実施の形態1における情報提供システムの概要を示す説明図である。 実施の形態1におけるナビECUの内部構成を示すブロック図である。 実施の形態1におけるサーバ装置の内部構成を示すブロック図である。 サーバ装置で記憶されている駐車場情報の内容例を示す説明図である。 実施の形態1における情報提供処理手順の一例を示すフローチャートである。 実施の形態1における情報提供処理手順の一例を示すフローチャートである。 ステップS114で出力される詳細な案内画面の一例を示す説明図である。 実施の形態2におけるサーバ装置にて記憶されている駐車場の情報の内容例を示す説明図である。 実施の形態2における情報提供処理手順の一例を示すフローチャートである。 実施の形態2における情報提供処理手順の一例を示すフローチャートである。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。また、以下に記載する実施形態の少なくとも一部を任意に組み合わせてもよい。
(1)本発明の一態様に係る情報提供装置は、目的地の設定を受け付け、前記目的地への経路及び前記目的地周辺の駐車場の情報を提供する情報提供装置において、前記目的地周辺の駐車場が日陰となるエリアを含むか否かを判断する判断部と、該判断部が日陰となるエリアを含むと判断した場合、前記エリアへの経路案内を音声又は画像により出力する出力部とを備える。
本発明の一態様では、目的地周辺の駐車場が日陰となるエリアを含む場合に該エリアへの経路案内が出力される。これによりユーザは、事前に日陰となるエリアへの経路を知り得るから、車室内温度の上昇を抑制する場所へ車輌を駐車させることが可能になる。
(2)本発明の一態様に係る情報提供装置は、前記目的地における滞在時間を受け付ける滞在時間受付部を備え、受け付けた滞在時間が所定時間以上である場合に、前記判断部による判断を行なう。
本発明の一態様では、滞在時間が所定時間以上である場合のみ日陰となるエリアの有無が判断される。滞在時間が短いことが推測され、車室内温度が不快となる程の高温とならないことが推測される場合には、日陰エリアへの駐車の要望は高くないから、不要な案内が回避される。
(3)本発明の一態様に係る情報提供装置は、前記目的地における日照の有無を判断する日照判断部を更に備え、該日照判断部が日照有と判断した場合に、前記判断部による判断を行なう。
本発明の一態様では、日照がある場合のみ日陰となるエリアの有無が判断される。夜間などの時間帯、晴れ間が無い天候であるとき、外気温が高くない季節であるとき等、車室内温度が不快となる程の高温とならないことが推測される場合には、日陰エリアへの駐車の要望は高くないから、不要な案内が回避される。
(4)本発明の一態様に係る情報提供システムは、目的地の設定を受け付け、目的地への経路を案内する経路案内装置と、複数の駐車場夫々の位置情報に対応付けて駐車場の情報を予め記憶しており、前記経路案内装置と通信接続を行なう通信部を備える情報記憶装置とを含み、前記経路案内装置は前記情報記憶装置と通信接続を行なう通信部を備えて前記目的地周辺の駐車場の情報を前記情報記憶装置から受信し、受信した駐車場の情報を提供する情報提供システムにおいて、前記経路案内装置は、前記情報記憶装置から受信した駐車場の情報が、日陰となるエリアを含むことを示すか否かを判断する判断部と、該判断部が日陰となるエリアを含むと判断した場合、前記エリアへの経路案内を音声又は画像により出力する出力部とを備える。
本発明の一態様にあっては上述の態様(1)同様に、目的地周辺の駐車場が日陰となるエリアを含む場合に該エリアへの経路案内が出力される。経路案内装置と通信接続が可能な情報記憶装置において複数の駐車場の情報を予め記憶し、更に常時的に最新の情報に更新されるようにしておくことにより、時間帯による日陰の有無、日陰のエリアが空いているか否か等のリアルタイムで適切な情報が経路案内装置にて入手可能となる。
(5)本発明の一態様に係る情報提供方法は、目的地の設定を受け付け、音声又は画像を出力する出力部と接続するコンピュータが、前記目的地への経路及び前記目的地周辺の駐車場の情報を前記出力から出力して提供する情報提供方法において、前記コンピュータは、前記目的地周辺の駐車場が日陰となるエリアを含むか否かを判断し、日陰となるエリアを含むと判断された場合、前記エリアへの経路案内を音声又は画像により出力する。
本発明の一態様にあっては上述の態様(1)同様に、目的地周辺の駐車場が日陰となるエリアを含む場合に該エリアへの経路案内が出力される。
(6)本発明の一態様に係るコンピュータプログラムは、目的地の設定を受け付ける受付部、音声又は画像を出力する出力部と接続するコンピュータに、前記目的地への経路及び目的地周辺の駐車場の情報を前記出力部から出力させるコンピュータプログラムにおいて、前記コンピュータに、前記目的地周辺の駐車場が日陰となるエリアを含むか否かを判断するステップ、及び日陰となるエリアを含むと判断された場合、前記エリアへの経路案内を前記出力部から出力させるステップを実行させる。
本発明の一態様にあっては上述の態様(1)同様に、目的地周辺の駐車場が日陰となるエリアを含む場合に該エリアへの経路案内が出力される。
[本発明の実施形態の詳細]
本発明の実施形態に係る車載通信システムの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1における情報提供システム100の概要を示す説明図である。情報提供システム100は、車輌Vに搭載されているナビゲーションECU(以下、ナビECUと言う)1、車外通信ECU2及び車内ネットワーク3と、車外に設置されているサーバ装置4と、車外通信ECU2及びサーバ装置4間の通信を仲介する基地局45を有するネットワークNとを含む。
車外通信ECU2は、ネットワークNの基地局45との間で無線通信を実現する通信モジュールを有し、これにより、ネットワークNに接続されているサーバ装置4へ情報を送信し、更にサーバ装置4から自身宛の情報を受信することが可能である。通信モジュールは例えば、第3世代通信規格、更に次世代、又は次々世代高速携帯通信規格等による無線通信を可能とする。
サーバ装置4は、ナビゲーションシステムに関連する種々の情報提供サービスを実施する情報提供者により管理されている。特に実施の形態1におけるサーバ装置4は、地図情報(緯度経度等の位置情報)に対応付けて駐車場の情報を記憶しており、この駐車場の情報を提供する。記憶されている駐車場の情報の内容については後述する。
車輌Vに搭載されているナビECU1及び車外通信ECU2はいずれも車内ネットワーク3に接続されており、ナビECU1は、車外通信ECU2との間で情報を送受信することが可能である。即ちナビECU1は、車外通信ECU2を経由してサーバ装置4との間で情報を送受信することが可能である。
またナビECU1は、車輌Vに搭載されているディスプレイ5及びスピーカ6と接続されている。情報提供システム100においてナビECU1は基本的に、地図情報を元に車輌Vの位置をディスプレイ5に表示させ、設定された目的地への経路を地図上に表示し、スピーカ6にて音声案内を出力するナビゲーションシステムの機能を発揮する。本開示の実施の形態では、ナビECU1はそのナビゲーションシステムの機能に加え、サーバ装置4と送受信する情報を基に、設定された目的地付近の推奨駐車場及びその駐車場内の推奨エリアの情報を提供する機能を更に実現する。特に本開示では、推奨エリアとして、駐車中の車室内温度の上昇を抑制し得る駐車場所が存在する場合にその情報を提供する機能を実現する。
このような機能を実現すべく情報提供システム100は、以下のような構成を有する。図2は、実施の形態1におけるナビECU1の内部構成を示すブロック図である。ナビECU1は、制御部10、記憶部11、入力部12、画像出力部13、音声出力部14、GPS(Global Positioning System )受信部15、及び通信部16を備える。
制御部10はマイクロコントローラを用いる。制御部10は、CPU(Central Processing Unit )、内部メモリ、クロック、及び通信コントローラ等を含み、外部メモリである記憶部11に記憶されるナビゲーションプログラム1Pに基づき各構成部を制御する。なお制御部10は、イグニッションスイッチ(スタートスイッチ)のオン/オフを示す信号を入力し、イグニッションスイッチがオンとなった場合に起動し、オフとなった場合には停止(又はスリープ状態へ遷移)するようにしてある。
記憶部11は、フラッシュメモリ等の不揮発性記憶媒体を用いる。記憶部11は、制御部10が処理中に参照する各種データ、地図情報、ナビゲーションプログラム1Pを記憶している。ナビゲーションプログラム1Pは、経路案内に係る処理を実行させるプログラムの他、後述する駐車場の情報を提供する処理を実行させるプログラムを内部に含む。制御部10は記憶部11を参照して各種情報及びプログラムの読み出しが可能である。
入力部12は、車輌Vのインストルメントパネルに設けられている操作パネルと接続されており、操作パネルにて受け付けられた各種ボタンを検知する信号を入力する。なお操作パネルはディスプレイ5が内蔵するタッチパネルを含んで構成され、入力部12はディスプレイ5にて表示される操作画面上で選択されたアイコンを識別する情報を入力するようにしてもよい。なお操作パネルはユーザが所持するスマートフォンの表示パネルであってもよく、この場合、無線通信又は有線通信により入力部とスマートフォンとが接続される。
画像出力部13は、車室内のインストルメントパネルに設けられたディスプレイ5と接続されており、制御部10の制御に基づき、ディスプレイ5へ地図情報に基づく地図画像、自車位置を示す画像等を表示するための画像信号を出力する。
音声出力部14は、車室内に設けられたスピーカ6と接続されており、制御部10の制御に基づき、スピーカ6にて案内音声を出力するための音声信号を出力する。
GPS受信部15は、GPS衛星からの情報を受信して、ナビECU1を搭載している車輌Vの位置情報及び時刻情報を取得する。
通信部16は、CANトランシーバ又はEthernet(登録商標)ネットワークカード等の通信デバイスを用い、車内ネットワーク3と接続されている。通信部16は、制御部10の通信コントローラの機能に基づき所定の通信プロトコルに基づいて車内ネットワーク3を介した情報の送受信を実現する。車内ネットワーク3には、上述した車外通信ECU2が接続されている他、ゲートウェイ装置を介して走行制御系、ボディ制御系の他のECU群も接続されており、制御部10は必要に応じて、これらのECU群からの情報を通信部16にて受信することも可能である。
図3は、実施の形態1におけるサーバ装置4の内部構成を示すブロック図である。サーバ装置4はサーバコンピュータを用い、制御部40、記憶部41、及び通信部42を備える。制御部40はCPUを用い、記憶部41に記憶されているサーバコンピュータプログラムに基づき各構成部を制御する。記憶部41はハードディスクを用い、サーバコンピュータプログラムのほか、提供する駐車場情報410を記憶している。通信部42は、ネットワークNに接続されているEthernet(登録商標)又は光通信用のネットワークカードを用い、ネットワークNを介して外部装置との通信を実現する。
図4は、サーバ装置4で記憶されている駐車場情報410の内容例を示す説明図である。駐車場情報410は、地図情報(緯度経度等の位置情報)に対応付けて駐車場の種別、特徴、提携施設の情報を含む。種別には、施設の敷地内の駐車場であるか否か、屋内外の区別、屋根の有無、立体駐車場であるか否か等が含まれている。特徴には、階層の有無、階層がある場合には階層の数、区画毎の広さ、区画間の広さ、初心者向けであるか否か(難易度)、並びに日陰のエリアの有無及び日陰のエリアの範囲の情報が含まれる。日陰のエリアの範囲の情報は、例えばその範囲を示す緯度経度を含む地図情報である。区画ごとに区別が可能である駐車場である場合は、区画の識別情報でもよい。また、駐車場の全体における部分を方角(例えば北西部分等)にて示すようにしてもよい。提携施設の情報は、提携施設の名称(図3では識別情報)又は地図情報が対応付けられている。
図4にて示された情報を用いて情報提供システム100にて実現される情報提供についてフローチャートを参照して説明する。図5及び図6は、実施の形態1における情報提供処理手順の一例を示すフローチャートである。ナビECU1の制御部10が、イグニッションスイッチがオン状態となったことを検知して起動し、目的地の設定メニューが選択された場合に、ナビゲーションプログラム1Pに基づき以下の処理を開始する。
制御部10は、ディスプレイ5に表示させる操作画面に基づき目的地の設定を入力部12にて受け付ける(ステップS101)。制御部10は、ステップS101にて受け付けた目的地までの経路を探索して目的地への経路を案内する画面の出力及び音声の出力を開始する(ステップS102)。更に制御部10は、滞在推定時間の入力を入力部12にて受け付ける(ステップS103)。
次に制御部10は、目的地の位置情報を通信部16から車外通信ECU2によりサーバ装置4宛てに送信する(ステップS104)。通信部16からサーバ装置4宛てに、目的地の位置情報がナビECU1を識別する情報と共にネットワークNへ送信される。
このときサーバ装置4側では、ナビECU1から送信された目的地の地図情報及び滞在推定時間を受信し(ステップS41)、目的地の地図情報に基づき駐車場情報410から周辺(所定の距離内)の駐車場の情報が抽出される(ステップS42)。サーバ装置4は抽出された駐車場に対応付けて記憶してある駐車場の情報をナビECU1宛てに返信する(ステップS43)。
ナビECU1の制御部10は、抽出された駐車場に対応する駐車場の情報を受信し(ステップS105)、一時記憶し(ステップS106)、その駐車場の情報に基づき1つの駐車場を決定する(ステップS107)。ステップS107において制御部10は、複数の駐車場の情報を受信した場合には、目的地の敷地内の駐車場、目的地に最も近い駐車場又は目的地を提携施設とする駐車場など所定の推奨(お勧め)基準に基づいて決定するとよい。又はステップS106おいて、駐車場のリストをディスプレイ5に表示させ、選択を促す表示を更に画像出力部13から出力させるか、又は選択を促す音声を音声出力部14から出力させ、ユーザからの選択を受け付けて1つの駐車場を決定ようにしてもよい。
制御部10は、決定した駐車場に対応する駐車場の情報を参照し、該情報に含まれる種別に基づき、選択した駐車場が屋内駐車場(屋根付きの駐車場)であるか否かを判断する(ステップS108)。
ステップS108にて屋内駐車場でないと判断された場合(S108:NO)、制御部10は目的地に接近しているか否かを判断する(ステップS109)。ステップS109にて制御部10は、目的地までの経路長さ又は到着予定時刻までの残り時間に基づいて所定の長さ以内又は所定時間以内であると判断した場合に目的地に接近していると判断する。
ステップS109にて目的地に接近していないと判断された場合(S109:NO)、制御部10は、処理をステップS109へ戻す。この場合、目的地への経路を案内する画面の出力及び音声の出力が継続される。
ステップS109にて目的地に接近していると判断された場合(S109:YES)、制御部10は、ステップS107にて決定している駐車場の空き情報をサーバ装置4へ問い合わせてこれに対する応答を受信する(ステップS110)。駐車場の空き情報は、駐車場全体について空きがあるか否かを示す情報か、又は駐車場内の空き区画を特定する情報によって受信する。制御部10は、受信した応答に基づいて空きがある(空車)であるか否かを判断する(ステップS111)。
ステップS111にて空きがあると判断された場合(S111:YES)、制御部10はステップS103にて受け付けられた推定滞在時間が所定時間以上であるか否かを判断する(ステップS112)。このとき所定時間とは例えば30分である。
ステップS112にて推定滞在時間が所定時間以上であると判断された場合(S112:YES)、制御部10はステップS107にて決定している駐車場に対応する駐車場の情報を参照して日陰エリアがあるか否かを判断する(ステップS113)。
ステップS113にて日陰エリアがあると判断された場合(S113:YES)、制御部10は、日陰のエリアまでの経路を詳細に案内する画面及び音声、又はいずれか一方を出力する(ステップS114)。なお決定されている駐車場が区画毎に空いているか否かを判別できる駐車場である場合には、日陰であって空いている区画が示されることがより好ましい。
次に制御部10は、目的地に到着したか否かを判断する(ステップS115)。目的地に到着していないと判断した場合(S115:NO)、処理をステップS115へ戻し、詳細な経路案内を継続させる。
ステップS115にて目的地に到着したと判断された場合(S115:YES)、制御部10は、詳細な経路を含む目的地への経路案内を終了し(ステップS116)、ナビゲーションに係る処理を終了する。
ステップS108にて屋内駐車場であると判断された場合(S108:YES)、制御部10は目的地に接近しているか否かを判断する(ステップS117)。目的地に接近していないと判断された場合(S117:NO)、制御部10は処理をステップS117へ戻し、目的地への経路を案内する画面の出力及び音声の出力が継続される。
ステップS117にて目的地に接近していると判断された場合(S117:YES)、制御部10は決定されている駐車場における推奨エリアまでの経路を詳細に案内する画面及び音声、又はいずれか一方を出力し(ステップS118)、処理をステップS115へ進める。ステップS118における推奨エリアとは、例えば、決定されている駐車場中で空いている区画である。また決定されている駐車場が複数階層である場合には、空いている階層を推奨エリアとして案内するようにしてもよい。更に推奨エリアとして、駐車のための運転操作が比較的容易であると推測されるエリアを示してもよい。この場合は例えば、混雑していない区画が多いエリアなどである。
ステップS111にて空きがない即ち満車であると判断された場合(S111:NO)、制御部10は満車であってもそのままステップS118及びS115の処理を実行し、推奨エリアへの詳細経路の案内を継続する。なお制御部10はステップS111にて満車であると判断された場合、他の駐車場を選択してS108以降の処理を実行するようにしてもよいし、満車であると判断されてもそのままステップS112〜S114の処理へ進めるようにしてもよい。
ステップS112にて推定滞在時間が所定時間未満であると判断された場合(S112:NO)、及びステップS113にて日陰のエリアがないと判断された場合(S113:NO)、制御部10はステップS118へ処理を進める。
図7は、ステップS114で出力される詳細な案内画面の一例を示す説明図である。図7中、旗印が示されている場所は目的地を示し、また、破線で囲まれている範囲は、決定された駐車場の範囲を示している。なお図7に示す場合の駐車場は、目的地の施設(例えばショッピングモール)の敷地内の駐車場であるために優先して決定されている。更に図7中の車輌のイラストにて車輌Vの現在位置が示されている。図7中の破線で囲まれている範囲の内、ハッチングにて示されている範囲が駐車場の情報に含まれていた日陰エリアを示す範囲であり、該範囲への矢印によって日陰エリアへの経路が示されている。
このようにして、車輌Vが目的地に接近したときに日陰エリアを含む推奨されるエリアへの詳細な経路がディスプレイ5及びスピーカ6にて出力される。目的地へ接近中に当初から日陰エリアの場所を知ることができるためユーザは、車室内温度の上昇を抑制させ、車輌Vを駐車させて目的地に滞在し、再び車輌Vに乗り込む際に車室内が不快なほどに高温となっていることを回避できる可能性が高い。
図5及び図6のフローチャートにて処理手順におけるステップS108にて示したように、決定された駐車場が屋外(屋根なし)であるときのみに日陰エリアへの案内が出力される構成とした。これにより、不要な案内を回避し、ナビECU1における案内をより適正化することができる。
同様にしてステップS112にて示したように、推定される滞在時間が所定時間以上であるときのみに日陰エリアへの案内が出力される構成とした。これにより、不要な案内を回避し、ナビECU1における案内をより適正化することができる。
なおステップS103における滞在推定時間の入力は必須ではない。例えば目的地の種別(ショッピングモール/コンビニエンスストア等)に対応付けて平均的な滞在時間が記憶されている構成とし、制御部10はステップS103の処理に代替して、目的地に対応付けて記憶されてある平均的な滞在時間を読み出す構成としてもよい。
(実施の形態2)
実施の形態2では、季節、天候、時刻に基づいてより詳細に日陰となるエリアを案内し、ナビECU1における案内が更に適正化される。実施の形態2における情報提供システム100のハードウェア構成は、実施の形態1における構成と同様であるから、実施の形態1と共通する構成については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図8は、実施の形態2におけるサーバ装置4にて記憶されている駐車場情報410の内容例を示す説明図である。図8に示すように実施の形態2では、図4に示した実施の形態1における駐車場情報410と比較すると、P01の識別情報の駐車場が、時間帯によって日陰のエリアが異なる場合の情報も含まれている。
図9及び図10は、実施の形態2における情報提供処理手順の一例を示すフローチャートである。図9及び図10のフローチャートに示す処理手順の内、実施の形態1における図5及び図6に示した処理手順と共通する処理手順については、同一のステップ番号を付して詳細な説明を省略する。
実施の形態2において制御部10は、目的地の設定を受け付けると(S101)、目的地への到着時刻を推定によって求める(ステップS121)。そして制御部10は、推定滞在時間の入力を受け付けると(S103)、ステップS121で推定した到着時刻及びステップS103で受け付けた推定滞在時間に基づき、駐車後に再度車輌Vに乗り込む時刻を推定する(ステップS122)。
そして制御部10は、ステップS122で推定した時刻での日照の有無を判断する(ステップS123)。ステップS123において制御部10は例えば、夏期(6月〜8月)でない場合には日照無と判断する。車室内が不快になるほどに高温になる時期のみ、日陰エリアへの経路案内を行なうためである。また制御部10は、推定した時刻が日没後である場合は日照無と判断する。更に制御部10は、天候の情報を取得し、少なくとも推定した時刻にて目的地付近が晴れである以外の場合には、日照無と判断する。またステップS123においては、推定滞在時間が所定時間未満である場合も日照無と判断するとよい。推定滞在時間が、車室内が高温化しない程度の短い時間である場合には、日陰エリアへの経路案内が行なわれないようにするためである。
ステップS123にて日照有と判断された場合(S123:YES)、制御部10は、受信して記憶した駐車場の情報に基づき、種別として屋内、又は特徴として日陰ありの情報を含む駐車場を優先して決定する(ステップS124)。この場合、制御部10は、目的地の敷地内の駐車場よりも優先して、屋内又は日陰ありの駐車場を優先して決定してもよい。勿論、ディスプレイ5にリスト表示してユーザからの選択を受けて決定することが好ましい。
一方ステップS123にて日照無と判断された場合(S123:NO)、制御部10は、受信して記憶した駐車場の情報に基づき、屋内か否か、又は日陰ありの情報以外の情報に基づき推奨される駐車場を決定する(ステップS125)。ステップS125にて制御部10は例えば、目的地の敷地内の駐車場、目的地に最も近い駐車場又は目的地を提携施設とする駐車場を優先して決定する。
屋内又は日陰ありの駐車場を優先して決定した場合(S124)、制御部10は、選択した駐車場が屋内駐車場(屋根付きの駐車場)であるか否かを判断する(S108)。屋内駐車場でないと判断された場合(S108:NO)、制御部10は目的地に接近しているか否かを判断し(S109)、目的地に接近したと判断された場合に空き情報を問い合わせ(S110)、空きがあるか否かを判断する(S111)。そして空きがあると判断された場合(S111:YES)、日陰有りの駐車場が選択決定されているので、そのまま日陰のエリアまでの経路を詳細に案内する画面及び音声、又はいずれか一方を出力し(S114)、処理をステップS115へ進める。
他の情報に基づいて駐車場を決定した場合(S125)、制御部10は、処理をステップS117へ進めて目的地に接近したと判断されるまで経路案内を続行し、目的地に接近したと判断された場合には推奨エリアへの詳細な経路案内を出力する(S118)。
また屋内又は日陰ありの駐車場を優先して決定した場合であっても(S124)、ステップS108にて、決定された駐車場が屋内駐車場であると判断されたときは(S108:YES)、制御部10は処理をステップS117へ進める。またステップS111にて空き無し即ち満車であると判断された場合も(S111:NO)、制御部10は処理をステップS118へ進める。
実施の形態2においても、ユーザは、目的地へ接近中に、再び車輌Vに乗り込む時刻に日陰エリアとなっている場所を知ることができる。したがって目的地へ滞在した後に再び車輌Vに乗り込む際に車室内が不快なほどに高温となっていることを回避できる可能性が高い。そして実施の形態2では、季節、天候、時刻に応じて詳細に、車室内が不快なほどに高温となるような状態のときのみに日陰エリアへの案内が出力される構成とした。これにより、ナビECU1における案内をより適正化することができる。
なお上述の実施の形態1及び2においては、日陰のエリアを含むか否かの情報は、サーバ装置4にて記憶されており、ナビECU1は車外通信ECU2を介して取得する構成とした。しかしながらナビECU1は、別途地図情報サービスから日陰のエリアの有無を特定する情報を取得してもよいし、周辺の建物の高さ等の情報を取得して制御部10自身の処理により時間帯から日陰のエリアを特定する処理を行なうようにしてもよい。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 ナビゲーションECU(情報提供装置)
10 制御部
11 記憶部
12 入力部
13 出力部
14 GPS受信部
15 通信部
2 車外通信ECU
3 車内ネットワーク
4 サーバ装置
40 制御部
41 記憶部
42 通信部
45 基地局
5 ディスプレイ
6 スピーカ
N ネットワーク

Claims (4)

  1. 目的地の設定を受け付け、前記目的地への経路及び前記目的地周辺の駐車場の情報を提供する情報提供装置において、
    前記目的地周辺の駐車場が日陰となるエリアを含むか否かを判断する判断部と、
    該判断部が日陰となるエリアを含むと判断した場合、前記エリアへの経路案内を音声又は画像により出力する出力部と
    を備えることを特徴とする情報提供装置。
  2. 前記目的地における滞在時間を受け付ける滞在時間受付部を更に備え、
    受け付けた滞在時間が所定時間以上である場合に、前記判断部による判断を行なう
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報提供装置。
  3. 前記目的地における日照の有無を判断する日照判断部を更に備え、
    該日照判断部が日照有と判断した場合に、前記判断部による判断を行なう
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報提供装置。
  4. 目的地の設定を受け付ける受付部、音声又は画像を出力する出力部と接続するコンピュータに、前記目的地への経路及び目的地周辺の駐車場の情報を前記出力部から出力させるコンピュータプログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    前記目的地周辺の駐車場が日陰となるエリアを含むか否かを判断するステップ、及び
    日陰となるエリアを含むと判断された場合、前記エリアへの経路案内を前記出力部から出力させるステップ
    を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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