JP2017161268A - 水準器及び傾斜角度検出方法 - Google Patents

水準器及び傾斜角度検出方法 Download PDF

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Abstract

【課題】気泡管の精度の影響を低減した高精度な測定が可能な水準器及び傾斜角度検出方法を提供する。
【解決手段】少なくとも一部の側面が透明とされて長手方向に中心軸線Cを有して内部に液体20と気泡21とが封入された気泡管11と、気泡21の気泡端21Aの位置を検知する検出部と、検出部が検知した気泡端21Aの移動量から気泡管11の水平面に対する傾斜角度を算出する制御部と、移動量と傾斜角度との関係を直線関係に修正する補正部と、を備え、中心軸線Cの鉛直方向から気泡管11を平面視したときに気泡管11の側面に中心軸線Cが投影されてなる仮想線Lから離間して、検出部12による気泡端21Aの読取部22が気泡管11に配される。
【選択図】図2

Description

本発明は、水準器及び傾斜角度検出方法に関する。
従来、気泡管による水準器の表面には、気泡の移動範囲に応じて気泡管の中心軸線方向に離間した目盛りが配されている。そして、当該目盛りに対する気泡端の位置から測定面の傾斜にともなう気泡の移動量を目視等により読み取り、水平面に対する傾斜量を計測している(例えば、特許文献1参照。)。
特開平05−099668号公報
しかしながら、上記従来の水準器及び傾斜角度検出方法では測定精度を高めるためには気泡管の真円度や真直度等の製造精度を高める必要があり、気泡管の精度が測定精度に影響を及ぼす問題がある。一方、気泡管の精度を高めると製造コストが上昇する。
本発明は上記事情に鑑みて成されたものであり、気泡管の精度の影響を低減した高精度な測定が可能な水準器及び傾斜角度検出方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
本発明に係る水準器は、少なくとも一部の側面が透明とされて長手方向に中心軸線を有して内部に液体と気泡とが封入された気泡管と、前記気泡の気泡端の位置を検知する検出部と、該検出部が検知した前記気泡端の移動量から前記気泡管の水平面に対する傾斜角度を算出する制御部と、前記移動量と前記傾斜角度との関係を直線関係に修正する補正部と、を備え、前記中心軸線の鉛直方向から前記気泡管を平面視したときに前記気泡管の側面に前記中心軸線が投影されてなる仮想線から離間して、前記検出部による前記気泡端の読取部が前記気泡管に配される。
また、本発明に係る傾斜角度検出方法は、少なくとも一部の側面が透明とされて長手方向に中心軸線を有して内部に液体と気泡とが封入された気泡管を前記中心軸線の鉛直方向から平面視したときに前記気泡管の側面に前記中心軸線が投影されてなる仮想線から離間した位置にて前記気泡の気泡端の位置を検知する検出ステップと、検知された前記気泡端の移動量と、該移動量から算出された前記気泡管の水平面に対する傾斜角度と、の関係を直線関係に修正する補正ステップと、補正後の傾斜角度を表示する出力ステップと、を備えている。
本発明は、気泡管の透明な側面と気泡との屈折率の違いから、気泡を見たときに気泡管の中心軸線がその側面に投影されてなる仮想線と交差するところの気泡端よりも、そこからずれた気泡端のほうが幅広に見える。そのため、検出部による測定誤差をより小さくすることができる。また、気泡管の製造精度がよくなくても補正ができ、測定精度を向上させることができる。
また、透明な前記側面との境界が前記仮想線と平行に形成された着色部が前記気泡管の側面に配され、前記中心軸線の鉛直方向から前記気泡管を平面視したとき、前記読取部が、前記仮想線と前記境界との間に挟まれるように配されていてもよい。
この場合は、気泡管の透明な側面と気泡との屈折率の違いから、読取部において気泡管を見たとき、気泡内のみ着色部によって着色され、気泡の外側は透明のままに視認させることができる。そのため、気泡管の傾斜角度が大きく気泡が気泡管の端部に偏ってしまった場合に、気泡の実態をより正確に把握することができ、検出部にて気泡端を検知する際、気泡が気泡管のどちらの端部に偏っているかまで把握することができる。
さらに、前記検出部がラインセンサーを備えていてもよい。この場合、気泡の位置をより安価により精度よく把握することができる。
本発明によれば、気泡管の精度の影響を低減した高精度な測定が可能になる。
本発明の一実施形態に係る水準器の概要を示す構成図である。 本発明の一実施形態に係る水準器の気泡管を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る水準器による気泡移動量と傾斜量との関係を示すグラフである。 本発明の一実施形態に係る水準器の測定方法を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る水準器における気泡端の測定位置を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る水準器における気泡端の測定位置を示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る水準器による気泡端の視認状態を示す説明図である。 本発明の他の実施形態に係る水準器による気泡端の視認状態を示す説明図である。
本発明に係る一実施形態について、図1から図7を参照して説明する。
本実施形態に係る水準器10は、図1に示すように長手方向に中心軸線Cを有する気泡管11と、気泡管11に沿って配される検出部12と、検出部12からの信号が入力する制御部13と、制御部13から出力される信号が入力する補正部15と、補正部15からの出力信号を表示する出力部16と、を備えている。
気泡管11は、図2に示すように、透明部17と着色部18とが配され、内部に液体20と気泡21とが封入され、不図示の支持部に把持されている。気泡管11には、気泡管11の径方向となるII方向から気泡管11を平面視したときに、気泡管11の側面に中心軸線Cが投影されてなる仮想線Lから平行に離間して、検出部12による気泡端21Aの読取部22が配されている。
中心軸線Cを気泡管11の側面に投影したときに形成される仮想線Lと平行に着色部18と透明部17との境界Bが直線状に形成される。この際、II方向から気泡管11を平面視したとき、仮想線Lと境界Bとの間に読取部22が挟まれるように配される。
検出部12は、ラインセンサー23を備え、II方向から読取部22に向かうように気泡管11の近傍に配されている。
制御部13は、検出部12が検知した気泡管11に対する気泡21の位置から不図示の水平面に対する気泡管11の傾斜角度を公知の方法によって算出する。
ここで、気泡管11の精度や環境温度によっては、検出部12が検知した気泡端21Aの移動量と、不図示の水平面に対する気泡管11の傾斜角度と、の関係は非線形となる。そのため、補正部15は、公知の方法に基づき、図3に示すように、気泡端21Aの移動量と傾斜角度との関係を直線関係に修正する。出力部16は、不図示の表示部を備えており、修正された傾斜角度を表示する。
次に、本実施形態に係る水準器10の作用について傾斜角度検出方法とともに説明する。
本傾斜角度検出方法は、図4に示すように、検出ステップ(S1)と、補正ステップ(S2)と、出力ステップ(S3)と、を備えている。
検出ステップ(S1)は、気泡管11の中心軸線Cの鉛直方向(図2のII方向)から読取部22を介して気泡端21Aの位置を検出部12によって検知する。
このとき、図5に示すように、気泡管11と気泡21との屈折率の違いから、気泡管11の中心軸線Cの鉛直方向から気泡21を平面視したとき、気泡管11の中心軸線Cと気泡端21Aとが交差する気泡端D1,D2は点に見える。一方、気泡端M1,M2では幅を持って見える。そこで、読取部22では、ラインセンサー23が幅を持った気泡端M1,M2の位置を検出する。そして、制御部13では、検出部12より出力された気泡端21Aの移動量に関する情報から気泡管11の不図示の水平面に対する傾斜角度を算出する。
すなわち、気泡端M1,M2の2か所から算出される気泡21の中心位置の気泡管11に対する位置及び移動量から公知の方法によって傾斜角度を算出する。
補正ステップ(S2)は、検出ステップ(S1)にて制御部13から出力された傾斜角度に関する情報を補正部15にて修正して実際の傾斜角度を算出する。出力ステップ(S3)は、補正部15から出力された傾斜角度情報を表示する。
なお、図6に示すように、傾斜角度が測定範囲を超えて、気泡21が気泡管11の何れか一方の端部に張り付いた状態になったとき、気泡端21Aの検出は気泡端M1,M2の何れか片側のみとなる。そのため、気泡21の中心位置は把握できなくなるが、例えば気泡端M2のみ検出できる場合、気泡端M2側が相対的に高くなるように気泡管11が傾いていることを把握することができる。
この水準器10及び傾斜角度検出方法によれば、気泡端21Aを両端のD1,D2にて点として計測するのではなく、M1,M2にて面として計測することができる。そのため、精度よく気泡21の位置を検出することができ、検出部12による測定誤差をより小さくすることができる。
また、気泡管11に着色部18が上述した位置関係にて配されている。そのため、図7に示すように、気泡管11と気泡21との屈折率の違いから、読取部22において気泡管11を見たとき、気泡21の内側のみ着色部18によって着色された幅を有する部分Wが形成されるように、かつ、気泡21の外側は透明のまま視認させることができ、より精度よく測定することができる。
さらに、検出部12がラインセンサー23を備えているので、2次元の画像センサーよりも少ない情報量で気泡21の位置をより安価により精度よく把握することができる。
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、気泡管11は直管であっても曲管であっても構わない。
また、図8に示すように、目視でも気泡21の位置を確認できるように気泡管30の表面に目盛31が配されていてもよい。この場合、検出部12による検知の邪魔にならないように、気泡管30を中心軸線Cの鉛直方向から平面視した際に中心軸線Cを挟んで読取部22の反対側に目盛31が配される。
10 水準器
11、30 気泡管
12 検出部
13 制御部
15 補正部
16 出力部
18 着色部
20 液体
21 気泡
21A、D1,D2,M1,M2 気泡端
22 読取部
23 ラインセンサー

Claims (4)

  1. 少なくとも一部の側面が透明とされて長手方向に中心軸線を有して内部に液体と気泡とが封入された気泡管と、
    前記気泡の気泡端の位置を検知する検出部と、
    該検出部が検知した前記気泡端の移動量から前記気泡管の水平面に対する傾斜角度を算出する制御部と、
    前記移動量と前記傾斜角度との関係を直線関係に修正する補正部と、
    を備え、
    前記中心軸線の鉛直方向から前記気泡管を平面視したときに前記気泡管の側面に前記中心軸線が投影されてなる仮想線から離間して、前記検出部による前記気泡端の読取部が前記気泡管に配される水準器。
  2. 透明な前記側面との境界が前記仮想線と平行に形成された着色部が前記気泡管の側面に配され、
    前記中心軸線の鉛直方向から前記気泡管を平面視したとき、前記読取部が、前記仮想線と前記境界との間に挟まれるように配される請求項1に記載の水準器。
  3. 前記検出部がラインセンサーを備える請求項1又は2に記載の水準器。
  4. 少なくとも一部の側面が透明とされて長手方向に中心軸線を有して内部に液体と気泡とが封入された気泡管を前記中心軸線の鉛直方向から平面視したときに前記気泡管の側面に前記中心軸線が投影されてなる仮想線から離間した位置にて前記気泡の気泡端の位置を検知する検出ステップと、
    検知された前記気泡端の移動量と、該移動量から算出された前記気泡管の水平面に対する傾斜角度と、の関係を直線関係に修正する補正ステップと、
    補正後の傾斜角度を表示する出力ステップと、
    を備えている傾斜角度検出方法。
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