JP6657552B2 - 平面度測定方法 - Google Patents

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本発明は、真円度測定機を用いてワークの被測定面の平面度を測定する平面度測定方法に関する。
真円度測定機は、テーブル上に載置されたワーク(被測定物)の表面に検出器の測定子を接触させ、テーブル又は検出器を回転させてワークに対して検出器を相対的に回転させることによって、ワークの真円度を測定する装置として知られている。
また、真円度測定機は、ワークの真円度だけでなく、平面度、同軸度、円筒度等の形状精度に関する評価を行うためのワークの形状データの測定を行うことができる(例えば、特許文献1、2参照)。これらの測定を行う場合には、作業者は測定対象に応じて検出器(測定子)の向きを変更し、ワークと検出器との相対的な位置合わせを行う必要がある。
従来、真円度測定機を用いた平面度測定方法として、例えば、ワークと検出器との相対的な回転の回転中心となる回転軸が鉛直方向であるとすると、ワークの被測定面が上面である場合には、検出器(測定子)の向きを下向きに設定するとともに、ワークと検出器との相対的な位置合わせを行い、ワークの上面に測定子を接触させた状態で、ワークに対して検出器を相対的に回転させ、検出器で測定子の変位を検出する。これによって、ワークの被測定面(上面)の基準点からの変位(凹凸)を示す測定データを取得し、この測定データの最大値と最小値との幅を平面度として求めることができる。
また、このような平面度測定方法において、検出器を水平方向に移動させてワークに接触させる測定子の位置をワークの径方向に変えることにより、ワークの被測定面の複数箇所における測定データをそれぞれ取得し、全ての測定データの最大値と最小値の幅を平面度として求める方法が知られている。この方法によれば、ワークの被測定面の複数箇所における測定データから平面度が算出されるため、1箇所の測定データから平面度を算出す場合に比べて、ワークの被測定面の径方向におけるばらつきも考慮して平面度を精度よく評価することが可能となる。
特開2003−302218号公報 特開2009−069067号公報
しかしながら、上述した平面度測定方法においては、ワークの被測定面の複数箇所における測定データを取得するために、検出器を移動させてワークに接触させる測定子の位置をワークの径方向に変えているため、ワークと検出器との相対的な回転の回転中心となる回転軸(以下、ワーク回転軸という。)と検出器の移動軸(以下、検出器移動軸という。)との直角度に高い精度が要求される。
すなわち、ワーク回転軸と検出器移動軸との直角度にずれが生じた状態で平面度の測定が行われた場合、検出器を検出器移動軸に沿って移動させたとき、各位置に移動した検出器(測定子)がワーク回転軸方向の位置ずれが生じ、この位置ずれに応じたオフセット誤差が測定データに重畳されてしまい、その結果、平面度の測定結果に影響を与えるという問題がある。
従来、このような影響を小さくするために、ワーク回転軸と検出器移動軸との直角度の補正を行っていたが、経年変化などの影響で再補正が必要になる場合があり、十分な直角度を保持することが困難であった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、ワーク回転軸と検出器移動軸との直角度の影響を受けることなく、ワークの被測定面の平面度を再現性がよく高精度に測定を行うことができる平面度測定方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る平面度測定方法の一態様は、ワークの被測定面に検出器の測定子を接触させ、ワークと検出器とを回転軸周りに相対回転させながら測定子の変位を検出器で検出することにより、ワークの被測定面の平面度を測定する平面度測定方法であって、回転軸から回転軸に垂直な径方向に第1径方向距離だけ離れた第1径方向位置に検出器を移動してワークの被測定面に検出器の測定子を接触させ、相対回転に伴う測定子の変位を検出器で検出することにより、第1径方向位置におけるワークの被測定面の変位を示す第1測定データを取得する第1測定工程と、回転軸から径方向に第1径方向距離とは異なる第2径方向距離だけ離れた第2径方向位置に検出器を移動してワークの被測定面に検出器の測定子を接触させ、相対回転に伴う測定子の変位を検出器で検出することにより、第2径方向位置におけるワークの被測定面の変位を示す第2測定データを取得する第2測定工程と、回転軸に対して第1径方向位置とは対称の位置である第3径方向位置に検出器を移動してワークの被測定面に検出器の測定子を接触させ、相対回転に伴う測定子の変位を検出器で検出することにより、第3径方向位置におけるワークの被測定面の変位を示す第3測定データを取得する第3測定工程と、第1測定データ、第2測定データ、及び第3測定データに基づき、ワークの被測定面の平面度を算出する平面度算出工程と、を備える。
本発明に係る平面度測定方法の一態様において、回転軸に対して第2径方向位置とは対称の位置である第4径方向位置に検出器を移動してワークの被測定面に検出器の測定子を接触させ、相対回転に伴う測定子の変位を検出器で検出することにより、第4径方向位置におけるワークの被測定面の変位を示す第4測定データを取得する第4測定工程を更に備え、平面度算出工程は、第1測定データ及び第3測定データに基づき、第1径方向位置と第2径方向位置との間の回転軸方向の距離を示す第1オフセット量を算出する第1オフセット量算出工程と、第2測定データ及び第4測定データに基づき、第2径方向位置と第4径方向位置との間における回転軸方向の距離を示す第2オフセット量を算出する第2オフセット量算出工程と、第1オフセット量及び第2オフセット量に基づき、検出器の移動に伴う第1測定データと第2測定データとのオフセット誤差を示す補正値を算出する補正値算出工程と、補正値により第1測定データと第2測定データとのオフセット誤差を補正してワークの被測定面の平面度を算出する演算工程と、を有することが好ましい。
本発明に係る平面度測定方法の一態様において、平面度算出工程は、第1測定データと第3測定データとに基づき、第1径方向位置と第2径方向位置との間の回転軸方向の距離を示す第1オフセット量を算出する第1オフセット量算出工程と、第1オフセット量に基づき、回転軸に対する検出器の移動方向の傾き角度を検出する傾き角度算出工程と、傾き角度に基づき、検出器の移動に伴う第1測定データと第2測定データとのオフセット誤差を示す補正値を算出する補正値算出工程と、補正値により第1測定データと第2測定データとのオフセット誤差を補正してワークの被測定面の平面度を算出する演算工程と、を有する。
本発明に係る平面度測定方法の一態様は、平面度算出工程は、補正値が予め設定した閾値よりも大きいか否かを判定する判定工程を有し、演算工程は、判定工程により補正値が閾値よりも大きいと判定された場合には第1測定データと第2測定データとのオフセット誤差を補正してワークの被測定面の平面度を算出し、判定工程により補正値が閾値よりも小さいと判定された場合には第1測定データと第2測定データとのオフセット誤差を補正せずにワークの被測定面の平面度を算出する。
本発明によれば、ワーク回転軸と検出器移動軸との直角度の影響を受けることなく、ワークの被測定面の平面度を再現性がよく高精度に測定を行うことができる。
本発明の一実施形態に係る真円度測定機を示した全体構成図 真円度測定機を用いてワークの被測定面の平面度を測定する状態を示した図 従来の真円度測定方法によりワークの被測定面の平面度を測定する場合の手順を説明するための図 従来の真円度測定方法によりワークの被測定面の平面度を測定する場合の手順を説明するための図 従来の真円度測定方法における問題点を説明するための図 真円度測定機によるワークの平面度の測定結果に与える影響を説明するための図 真円度測定機によるワークの平面度の測定結果に与える影響を説明するための図 第1の実施形態に係る平面度測定方法の一例を示したフローチャート 第1の実施形態に係る平面度測定方法における測定手順を説明するための図 第1の実施形態に係る平面度測定方法における測定手順を説明するための図 第1の実施形態に係る平面度測定方法における測定手順を説明するための図 第1の実施形態に係る平面度測定方法における測定手順を説明するための図 第1の実施形態に係る真円度測定方法における測定原理を説明するための図 第1の実施形態に係る真円度測定方法で得られる測定結果の一例を示した図 第1の実施形態に係る真円度測定方法で得られる測定結果の一例を示した図 第1の実施形態に係る真円度測定方法で得られる測定結果の一例を示した図 第2の実施形態に係る平面度測定方法を示したフローチャート 第3の実施形態に係る平面度測定方法を示したフローチャート
以下、添付図面に従って本発明の好ましい実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る真円度測定機を示した全体構成図である。図1に示すように、本実施形態における真円度測定機は、台状のベース1と、ベース1に設けられた回転可能な回転テーブル2と、回転テーブル2を回転駆動するためのモータ等を有する回転駆動部3と、ベース1に設けられたコラム4と、コラム4に沿って移動可能なキャリッジ5と、キャリッジ5に対して移動可能なアーム6と、アーム6の先端部に取り付けられた検出器ホルダ7と、検出器ホルダ7に取り付けられた検出器8と、コンピュータ等で構成される演算処理部12と、モニタ等で構成される表示部14と、を有する。検出器8は、測定子9と、差動トランス等の変位検出部と、を有し、測定子9の変位を示す電気信号を出力する。演算処理部12は、検出器8からの出力信号を処理して、各種測定を行うためのワークの形状データを作成する。表示部14は、演算処理部12に接続されており、演算処理部12で演算されたワーク形状(真円度や平面度等)の演算結果を表示する。
ワーク10は、回転テーブル2上に、ワーク10の円筒面の中心軸が回転テーブル2の回転軸にほぼ一致するように載置され、回転される。コラム4は、回転テーブル2の回転軸に平行に伸びる柱である。キャリッジ5は、コラム4に沿って移動可能であり、一般に移動はコラム4の案内面に沿って移動される。アーム6はキャリッジ5の案内面に沿って移動される。検出器ホルダ7は、L字型の部材で、一方の端がアーム6の先端に取り付けられ、他方の端に検出器8が取り付けられる。
測定を行う場合には、ワーク10は、回転テーブル2上に、ワーク10の円筒面の中心軸が回転テーブル2の回転軸L(以下、ワーク回転軸Lという。)にほぼ一致するように載置する。測定子9がワーク10の測定する位置に接触するように、キャリッジ5を移動して上下方向(Z方向)の位置を調整し、アーム6を移動して径方向(X方向)の位置を調整する。この状態で、ワーク10の真円度を測定する。
このように構成される真円度測定機を用いてワーク10の被測定面(つば部分の上面)の平面度を測定する場合には、図2に示すように、L字型の検出器ホルダ7のアーム6の先端(ホルダ固定部)に対する取り付け方向を90度回転し、キャリッジ5やアーム6を移動させることにより、ワーク10と検出器8との相対的な位置合わせを行い、測定子9がワーク10の被測定面に接触するように配置する。これにより、ワーク10の被測定面の平面度を測定開始可能な状態となる。
ここで、従来の真円度測定方法における問題点について詳しく説明する。
図3A及び図3Bは、従来の真円度測定方法によりワーク10の被測定面の平面度を測定する場合の手順を説明するための図であり、図3Aは真円度測定機を上側から見たときの上面図、図3Bは真円度測定機を正面側から見たときの正面図である。
従来の真円度測定方法では、まず、図3A及び図3Bに実線で示すように、アーム6の移動により検出器8を第1径方向位置に移動してワーク10の被測定面に測定子9を接触させた状態で、ワーク10を回転し、検出器8で測定子9の変位を検出する。次に、図3A及び図3Bに破線で示すように、アーム6の移動により検出器8を第1径方向位置とは異なる第2径方向位置に移動してワーク10の被測定面に測定子9を接触させた状態で、ワーク10を回転し、検出器8で測定子9の変位を検出する。各径方向位置においてワーク10の回転に伴い検出器8から出力される検出信号は演算処理部12に入力される。演算処理部12は検出器8からの検出信号を処理して、全ての測定データの最大値と最小値の幅を平面度(この平面度を「平面度(複)」と称する場合もある。)として求める。
ところで、従来の真円度測定方法によって平面度測定が行われる場合において、例えば、図4に示すように、温度変化によるベース1(図1、2参照)の膨張やアーム6を支えるコラム4の倒れやなどによって、ワーク回転軸(回転テーブル2の回転軸)Lに対する検出器移動軸(アーム6の移動軸)Mの直角度がずれていると、平面度の測定結果に次のような影響が生じる。
図5A及び図5Bは、真円度測定機によるワーク10の平面度の測定結果に与える影響を説明するための図である。図5Aは直角度にずれがない場合、図5Bは直角度にずれがある場合の測定結果をそれぞれ示している。なお、図5A及び図5Bにおいて、「測定結果A」は検出器8を第1径方向位置に移動させたときに得られる測定データを示し、「測定結果B」は検出器8を第2径方向位置に移動させたときに得られる測定データを示している。
従来の真円度測定方法による平面度測定では、ワーク回転軸Lと検出器移動軸Mとの直角度にずれがある場合には、図4に示すように、アーム6の移動により検出器8が検出器移動軸Mに沿って移動すると、ワーク10の被測定面に対する検出器8の高さ位置が相対的に変化する。そのため、図5Bに示すように、検出器8を第2径方向位置に移動させたときに得られる測定データ(測定結果B)には、直角度にずれがない場合に得られるはずの測定データ(測定結果B’)よりも直角度のずれ量に応じたオフセット誤差が重畳される。その結果、図5Aに示すように直角度にずれがない場合に算出される平面度Y1に比べて、図5Bに示すように直角度にずれがある場合に算出される平面度Y2は相対的に大きく(又は小さく)なり、そのオフセット誤差はワーク回転軸Lに対する検出器移動軸Mの直角度のずれ量に比例して大きくなる。
そこで、本実施形態における真円度測定機を用いた平面度測定方法は、従来の平面度測定方法において問題となっている、ワーク回転軸Lと検出器移動軸Mとの直角度のずれ量に応じたオフセット誤差による影響をなくして、再現性のよい高精度な平面度測定を可能とすることを課題としたものである。以下、詳しく説明する。
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態に係る平面度測定方法について説明する。
図6は、第1の実施形態に係る平面度測定方法の一例を示したフローチャートである。図7A〜図7Dは、第1の実施形態に係る平面度測定方法における測定手順を説明するための図である。図8は、第1の実施形態に係る真円度測定方法における測定原理を説明するための図である。図9A〜図9Cは、第1の実施形態に係る真円度測定方法で得られる測定結果の一例を示した図である。なお、図6に示したフローチャートの開始にあたっては、図2に示すように、ワーク10の円筒面の中心軸が回転テーブル2の回転軸にほぼ一致するように載置されるとともに、L字型の検出器ホルダ7のアーム6の先端(ホルダ固定部)に対する取り付け方向が90度回転され、キャリッジ5やアーム6を移動させることにより、検出器8とワーク10との相対的な位置合わせが行われているものとする。
(ステップS10)
まず、図7Aに示すように、ワーク回転軸Lから一方側(プラス極性側)に第1径方向距離R1だけ離れた第1径方向位置r1(例えば、+30mmの位置)に検出器8を移動して測定子9を接触させ、回転テーブル2によりワーク10を回転し、検出器8で測定子9の変位を検出する。検出器8から出力された検出信号は演算処理部12で処理され、第1径方向位置r1におけるワーク10の被測定面の変位を示す第1測定データ(測定結果A)が取得される(図9A参照)。なお、ステップS10は第1測定工程の一例である。
(ステップS12)
次に、図7Bに示すように、ワーク回転軸Lから一方側(プラス極性側)に第1径方向距離R1とは異なる第2径方向距離R2だけ離れた第2径方向位置r2(例えば、+10mmの位置)に検出器8を移動して測定子9を接触させ、回転テーブル2によりワーク10を回転し、検出器8で測定子9の変位を検出する。検出器8から出力された検出信号は演算処理部12で処理され、第2径方向位置r2におけるワーク10の被測定面の変位を示す第2測定データ(測定結果B)が取得される(図9A参照)。なお、ステップS12は第2測定工程の一例である。
(ステップS14)
次に、演算処理部12は、ステップS10で得られた測定結果AとステップS12で得られた測定結果Bとからワーク10の被測定面の平面度Yを算出する。具体的には、図9Aに示すように、測定結果A及び測定結果Bからなる全ての測定データの最小値と最大値の幅を平面度Yとして算出する。なお、このステップS14で算出された平面度Yは、従来の真円度測定方法によって求められる平面度に相当するものである。後述するステップS30において、ステップS14で算出した平面度Yを出力する必要がない場合には、ステップS14の処理を省略するようにしてもよい。
(ステップS16)
次に、図7Cに示すように、ワーク回転軸Lから他方側(マイナス極性側)に第1径方向距離R1だけ離れた位置、すなわち、ワーク回転軸Lに対して第1径方向位置r1に対称な位置である第3径方向位置r1’(例えば、−30mmの位置)に検出器8を移動して測定子9を接触させ、回転テーブル2によりワーク10を回転し、検出器8で測定子9の変位を検出する。検出器8から出力された検出信号は演算処理部12で処理され、第3径方向位置r1’におけるワーク10の被測定面の変位を示す第3測定データ(測定結果A’)が取得される(図9B参照)。このとき取得される第3測定データ(測定結果A’)は、ワーク回転軸Lに対して第1径方向位置r1に対称な位置である第3径方向位置r1’で測定されたものなので、演算処理部12で180度位相をずらした処理が行われるものとする。なお、ステップS16は第3測定工程の一例である。
(ステップS18)
次に、演算処理部12は、ステップS10で得られた第1測定データ(測定結果A)とステップS16で得られた第3測定データ(測定結果A’)とに基づき、第1径方向位置r1と第3径方向位置r1’との間のワーク回転軸L方向の距離を示す第1オフセット量P1を算出する(図8参照)。具体的には、第1測定データ(測定結果A)と第3測定データ(測定結果A’)における同角度位置の測定値の差を第1オフセット量P1として算出する。なお、ステップS18は第1オフセット量算出工程の一例である。
(ステップS20)
次に、図7Dに示すように、ワーク回転軸Lから他方側(マイナス極性側)に第2径方向距離R2だけ離れた位置、すなわち、ワーク回転軸Lに対して第2径方向位置r2に対称な位置である第4径方向位置r2’(例えば、−10mmの位置)に検出器8を移動して測定子9を接触させ、回転テーブル2によりワーク10を回転し、検出器8で測定子9の変位を検出する。検出器8から出力された検出信号は演算処理部12で処理され、第4径方向位置r2’におけるワーク10の被測定面の変位を示す第4測定データ(測定結果B’)が取得される(図9B参照)。このとき取得される第4測定データ(測定結果B’)は、ワーク回転軸Lに対して第2径方向位置r2に対称な位置である第4径方向位置r2’で測定されたものなので、演算処理部12で180度位相をずらした処理が行われるものとする。なお、ステップS20は第4測定工程の一例である。
(ステップS22)
次に、演算処理部12は、ステップS12で得られた第2測定データ(測定結果B)とステップS20で得られた第4測定データ(測定結果B’)とに基づき、第2径方向位置r2と第4径方向位置r2’との間のワーク回転軸L方向の距離を示す第2オフセット量P2を算出する。具体的には、第2測定データ(測定結果B)と第4測定データ(測定結果B’)における同角度位置の測定値の差を第2オフセット量P2として算出する。なお、ステップS22は第2オフセット量算出工程の一例である。
(ステップS24)
次に、演算処理部12は、ステップ18で算出した第1オフセット量P1とステップS22で算出した第2オフセット量P2とに基づき、第1径方向位置r1と第2径方向位置r2との間のワーク回転軸L方向の距離を示す第3オフセット量P3を算出する(図8参照)。具体的には、次式(1)によって第3オフセット量P3を算出する。なお、ステップS24は補正値算出工程の一例である。
P3=(P1−P2)/2 ・・・(1)
(ステップS26)
次に、演算処理部12は、ステップS24で算出した第3オフセット量P3を補正値として、ステップS12で得られた第2測定データ(測定結果B)を補正する。具体的には、第2測定データ(測定結果B)の各角度位置における測定値から第3オフセット量P3を減算する。これにより、図9Cに示すように、補正後の第2測定データ(測定結果B0)が得られる。すなわち、このステップS26では、検出器8の移動に伴う第1測定データ(測定結果A)と第2測定データ(測定結果B)とのオフセット誤差が補正される。
(ステップS28)
次に、演算処理部12は、ステップS10で得られた第1測定データ(測定結果A)とステップS26で得られた補正後の第2測定データ(測定結果B0)とに基づき、補正後の平面度Y’を算出する。これにより、ワーク回転軸Lと検出器移動軸Mとの直角度にずれがない場合と同様の平面度の測定結果が得られる。なお、ステップS26及びステップS28は演算工程の一例である。また、ステップS18からステップS28までの処理は平面度算出工程の一例である。
(ステップS30)
次に、演算処理部12は、平面度の測定結果として、ステップS28で算出された補正後の平面度Y’を表示部14に対して出力する処理を行う。これにより、表示部14には補正後の平面度Y’が表示され、平面度の測定処理は終了となる。
なお、ステップS30において、演算処理部12は、平面度の測定結果として、ステップS28で算出された補正後の平面度Y’だけでなく、ステップS14で算出された平面度Yを出力するようにしてもよい。これにより、表示部14には、平面度Yと補正後の平面度Y’とを比較できるように同時に表示したり、あるいは作業者の切替操作に応じて選択的に表示することができるので、作業者は、ワーク10の被測定面の平面度の測定結果の効果を確認できるとともに、ワーク回転軸Lと検出器移動軸Mとの直角度のずれの状態を把握することが可能となる。
このように第1の実施形態に係る平面度測定方法によれば、従来の平面度測定方法と同様な方法で測定を行った後、さらに、ワーク回転軸Lに対して対称な位置(対径位置)でも同様な方法で測定を行い、これらの測定結果から同角度位置の測定値を比較することで、ワーク回転軸Lと検出器移動軸Mとの直角度のずれ量に応じたオフセット誤差を補正することができる。したがって、ワーク回転軸Lと検出器移動軸Mとの直角度のずれによる影響を受けることなく、ワーク10の被測定面の平面度を再現性がよく高精度に測定することが可能となる。
(第2実施形態)
次に、第2の実施形態に係る平面度測定方法について説明する。以下、上述した実施形態と共通する部分については説明を省略し、本実施形態の特徴的部分を中心に説明する。
図10は、第2の実施形態に係る平面度測定方法を示したフローチャートである。なお、図10は、図6に示したステップS20、ステップS22、ステップS24に代えて、ステップS32、ステップS34、ステップS36を追加したものであり、共通する処理は説明を簡略化または省略する。
(ステップS10〜ステップS18)
ステップS10〜ステップS18における各処理は、第1の実施形態に係る平面度測定方法と同様にして行われる。
すなわち、演算処理部12は、第1径方向位置r1、第2径方向位置r2にそれぞれ検出器8を移動して測定が行われたときの第1測定データ(測定結果A)及び第2測定データ(測定結果B)を順次取得し(ステップS10、ステップS12)、これらの測定結果A、Bから平面度Yを算出する(ステップS14)。
演算処理部12はさらに、ワーク回転軸Lに対して第1径方向位置r1に対称な位置となる第3径方向位置r1’に検出器8を移動して測定が行われたときの第3測定データ(測定結果A’)を取得する(ステップS16)。そして、第1測定データ(測定結果A)と第3測定データ(測定結果A’)とに基づき、第1径方向位置r1と第3径方向位置r1’との間のワーク回転軸L方向の距離を示す第1オフセット量P1(図8参照)を算出する(ステップS18)。
(ステップS32)
次に、演算処理部12は、ステップS18で算出した第1オフセット量P1と第1径方向位置r1と第3径方向位置r1’との間のワーク回転軸Lに垂直な径方向の距離(第1径方向距離2×R1)とから、回転テーブル2の回転軸Lに対する検出器移動軸Mの傾き角度θを算出する(図8参照)。具体的には、次式(2)によって傾き角度θを算出する。なお、ステップS32は傾き角度算出工程の一例である。
θ=tan-1(P1/(2×R1)) ・・・(2)
(ステップS34)
次に、演算処理部12は、第1径方向距離R1と第2径方向距離R2との差から、第1径方向位置r1と第2径方向位置r2との間のワーク回転軸Lに垂直な径方向の距離である第3径方向距離R3を算出する(図8参照)。具体的には、次式(3)によって第3径方向距離R3を算出する。
R3=R1−R2 ・・・(3)
(ステップS36)
次に、演算処理部12は、ステップS32で算出した傾き角度θとステップS34で算出した第3径方向距離R3とから、第1径方向位置r1と第2径方向位置r2との間のワーク回転軸L方向の距離を示す第3オフセット量P3を算出する。具体的には、次式(4)によって第3オフセット量P3を算出する。なお、ステップS36は補正値算出工程の一例である。
P3=R3×tanθ ・・・(4)
(ステップS26〜ステップS30)
ステップS26〜ステップS30における各処理は、第1の実施形態に係る平面度測定方法と同様にして行われる。
すなわち、演算処理部12は、ステップS36で算出した第3オフセット量P3を補正値として、ステップS12で得られた第2測定データ(測定結果B)を補正する(ステップS26)。これにより、補正後の第2測定データ(測定結果B0)が得られる。
演算処理部12はさらに、ステップS10で得られた第1測定データ(測定結果A)とステップS26で得られた補正後の第2測定データ(測定結果B0)とから補正後の平面度Y’を算出し(ステップS28)、平面度の測定結果を表示部14に出力する(ステップS30)。これにより、平面度の測定処理は終了となる。
このように第2の実施形態に係る平面度測定方法によれば、第1の実施形態と同様の効果が得られるとともに、第1の実施形態よりも検出器8の移動回数を減らして全体の測定回数を削減することができるので、平面度の測定効率を向上させることが可能となる。
(第3実施形態)
次に、第3の実施形態に係る平面度測定方法について説明する。以下、上述した実施形態と共通する部分については説明を省略し、本実施形態の特徴的部分を中心に説明する。
図11は、第3の実施形態に係る平面度測定方法を示したフローチャートである。なお、図11は、図6に示した処理内容にステップS38を追加したものであり、共通する処理は説明を簡略化または省略する。
第3の実施形態では、図11に示すように、第1の実施形態と同様にして、ステップ10〜ステップS24の各処理が行われた後、演算処理部12は、第3オフセット量P3が予め設定された閾値よりも大きいか否かを判定する(ステップS38)。なお、ステップS38は判定工程の一例である。
ステップS38において、第3オフセット量P3が閾値よりも大きいと判定された場合(Yesの場合)には、演算処理部12は、第1の実施形態と同様に、第3オフセット量P3を補正値として、ステップS12で得られた第2測定データ(測定結果B)を補正し(ステップS26)、演算処理部12は、ステップS10で得られた第1測定データ(測定結果A)とステップS26で得られた補正後の第2測定データ(測定結果B0)とに基づき、補正後の平面度Y’を算出し(ステップS28)、平面度の測定結果として、補正後の平面度Y’を表示部14に出力する処理を行う(ステップS30)。なお、第1の実施形態と同様に、ステップS14で算出された平面度Yを補正後の平面度Y’とともに表示部14に出力するようにしてもよい。
一方、第3オフセット量P3が閾値よりも小さいと判定された場合(Noの場合)には、演算処理部12は、ステップS26及びステップS28における各処理は行わず、ステップS30に移行し、平面度の測定結果として、ステップS14で算出した平面度Yを表示部14に出力する処理を行う(ステップS30)。
このように第3の実施形態によれば、ワーク回転軸Lと検出器移動軸Mとの直角度のずれに伴うオフセット誤差(第3オフセット量P3)が予め設定された閾値よりも大きい場合には第1の実施形態と同様にして第2測定データ(測定結果B)の補正が行われる一方で、オフセット誤差(第3オフセット量P3)が閾値よりも小さい場合、すなわち、ワーク回転軸Lと検出器移動軸Mとの直角度のずれによる影響が無視できる程度にオフセット誤差(第3オフセット量P3)が小さい場合には第2測定データ(測定結果B)の補正が行われない。したがって、ワーク回転軸Lと検出器移動軸Mとの直角度の精度が高い場合には、平面度の測定処理を簡素化することが可能となる。
なお、第3の実施形態では、第1の実施形態に対してステップS38の処理を追加した場合について説明したが、これに限らず、第2の実施形態に対してステップS38の処理を追加することも可能であり、同様の効果を得ることができる。
(その他)
上述した各実施形態では、本発明をテーブル回転型の真円度測定機に適用した場合について説明したが、これに限らず、ワークの周りを検出器が回転する検出器回転型の真円度測定機に対しても本発明を適用することができ、同様な効果を得ることができる。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明は、以上の例には限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変形を行ってもよいのはもちろんである。
1…ベース、2…回転テーブル、3…回転駆動部、4…コラム、5…キャリッジ、6…アーム、7…検出器ホルダ、8…検出器、9…測定子、10…ワーク、12…演算処理部、14…表示部

Claims (3)

  1. ワークの被測定面に検出器の測定子を接触させ、前記ワークと前記検出器とを回転軸周りに相対回転させながら前記測定子の変位を前記検出器で検出することにより、前記ワークの被測定面の平面度を測定する平面度測定方法であって、
    前記回転軸から前記回転軸に垂直な径方向に第1径方向距離だけ離れた第1径方向位置に前記検出器を移動して前記ワークの被測定面に前記検出器の測定子を接触させ、前記相対回転に伴う前記測定子の変位を前記検出器で検出することにより、前記第1径方向位置における前記ワークの被測定面の変位を示す第1測定データを取得する第1測定工程と、
    前記回転軸から前記径方向に前記第1径方向距離とは異なる第2径方向距離だけ離れた第2径方向位置に前記検出器を移動して前記ワークの被測定面に前記検出器の測定子を接触させ、前記相対回転に伴う前記測定子の変位を前記検出器で検出することにより、前記第2径方向位置における前記ワークの被測定面の変位を示す第2測定データを取得する第2測定工程と、
    前記回転軸に対して前記第1径方向位置とは対称の位置である第3径方向位置に前記検出器を移動して前記ワークの被測定面に前記検出器の測定子を接触させ、前記相対回転に伴う前記測定子の変位を前記検出器で検出することにより、前記第3径方向位置における前記ワークの被測定面の変位を示す第3測定データを取得する第3測定工程と、
    前記第1測定データ、前記第2測定データ、及び前記第3測定データに基づき、前記ワークの被測定面の平面度を算出する平面度算出工程と、
    前記回転軸に対して前記第2径方向位置とは対称の位置である第4径方向位置に前記検出器を移動して前記ワークの被測定面に前記検出器の測定子を接触させ、前記相対回転に伴う前記測定子の変位を前記検出器で検出することにより、前記第4径方向位置における前記ワークの被測定面の変位を示す第4測定データを取得する第4測定工程と、
    備え、
    前記平面度算出工程は、
    前記第1測定データ及び前記第3測定データに基づき、前記第1径方向位置と前記第2径方向位置との間の前記回転軸方向の距離を示す第1オフセット量を算出する第1オフセット量算出工程と、
    前記第2測定データ及び前記第4測定データに基づき、前記第2径方向位置と前記第4径方向位置との間における前記回転軸方向の距離を示す第2オフセット量を算出する第2オフセット量算出工程と、
    前記第1オフセット量及び前記第2オフセット量に基づき、前記検出器の移動に伴う前記第1測定データと前記第2測定データとのオフセット誤差を示す補正値を算出する補正値算出工程と、
    前記補正値により前記第1測定データと前記第2測定データとのオフセット誤差を補正して前記ワークの被測定面の平面度を算出する演算工程と、
    を有する、平面度測定方法。
  2. ワークの被測定面に検出器の測定子を接触させ、前記ワークと前記検出器とを回転軸周りに相対回転させながら前記測定子の変位を前記検出器で検出することにより、前記ワークの被測定面の平面度を測定する平面度測定方法であって、
    前記回転軸から前記回転軸に垂直な径方向に第1径方向距離だけ離れた第1径方向位置に前記検出器を移動して前記ワークの被測定面に前記検出器の測定子を接触させ、前記相対回転に伴う前記測定子の変位を前記検出器で検出することにより、前記第1径方向位置における前記ワークの被測定面の変位を示す第1測定データを取得する第1測定工程と、
    前記回転軸から前記径方向に前記第1径方向距離とは異なる第2径方向距離だけ離れた第2径方向位置に前記検出器を移動して前記ワークの被測定面に前記検出器の測定子を接触させ、前記相対回転に伴う前記測定子の変位を前記検出器で検出することにより、前記第2径方向位置における前記ワークの被測定面の変位を示す第2測定データを取得する第2測定工程と、
    前記回転軸に対して前記第1径方向位置とは対称の位置である第3径方向位置に前記検出器を移動して前記ワークの被測定面に前記検出器の測定子を接触させ、前記相対回転に伴う前記測定子の変位を前記検出器で検出することにより、前記第3径方向位置における前記ワークの被測定面の変位を示す第3測定データを取得する第3測定工程と、
    前記第1測定データ、前記第2測定データ、及び前記第3測定データに基づき、前記ワークの被測定面の平面度を算出する平面度算出工程と、
    を備え、
    前記平面度算出工程は、
    前記第1測定データと前記第3測定データとに基づき、前記第1径方向位置と前記第2径方向位置との間の前記回転軸方向の距離を示す第1オフセット量を算出する第1オフセット量算出工程と、
    前記第1オフセット量に基づき、前記回転軸に対する前記検出器の移動方向の傾き角度を検出する傾き角度算出工程と、
    前記傾き角度に基づき、前記検出器の移動に伴う前記第1測定データと前記第2測定データとのオフセット誤差を示す補正値を算出する補正値算出工程と、
    前記補正値により前記第1測定データと前記第2測定データとのオフセット誤差を補正して前記ワークの被測定面の平面度を算出する演算工程と、
    を有する、平面度測定方法。
  3. 前記平面度算出工程は、
    前記補正値が予め設定した閾値よりも大きいか否かを判定する判定工程を有し、
    前記演算工程は、前記判定工程により前記補正値が前記閾値よりも大きいと判定された場合には前記第1測定データと前記第2測定データとのオフセット誤差を補正して前記ワークの被測定面の平面度を算出し、前記判定工程により前記補正値が前記閾値よりも小さいと判定された場合には前記第1測定データと前記第2測定データとのオフセット誤差を補正せずに前記ワークの被測定面の平面度を算出する、
    請求項又はに記載の平面度測定方法。
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