JP2017161252A - 表面形状測定方法及び表面形状測定装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】測定物の中心と回転中心とを一致させた状態で測定が行われたときの第1形状データを取得する工程と、測定物の中心を回転中心から予め設定された距離だけずらした状態で測定が行われたときの第2形状データを取得する工程と、第2形状データによる形状と第1形状データによる形状との差分形状を示す差分形状データを算出する工程と、回転中心を通り検出器の変位方向に平行な直線を測定母線とし、測定子が測定物に当接する位置を検出点としたとき、差分形状データに基づき、測定母線と検出点との距離を示す心ずれ量を検出する工程とを備える。
【選択図】図5
Description
まず、図1を参照しながら、本実施形態の真円度測定機10の構成について説明する。図1は、本実施形態の真円度測定機10の構成を示した概略図である。
次に、真円度測定機10の心ずれについて説明する。
次に、本実施形態の真円度測定機10を用いた直径測定方法について説明する。この直径測定方法は、本発明に係る表面形状測定方法の一例であり、真円度測定機10に心ずれがある状態で測定が行われた場合でも測定物Wの直径値を精度よく求められるようにしたものである。具体的には、詳細を後述するように、測定物Wの中心と回転テーブル14の回転中心とを一致させた状態で測定が行われたときの測定物Wの表面形状を示す第1形状データと、測定物Wの中心を回転テーブル14の回転中心に対して予め設定された距離だけずらした状態で測定が行われたときの測定物Wの表面形状を示す第2形状データとをそれぞれ取得し、第2形状データと第1形状データとの差分を示す差分形状データを算出する。そして、この差分形状データに基づいて真円度測定機10の心ずれ量σを算出し、心ずれ量σに基づいて測定物Wの直径値を求めるものである。
本実施形態によれば、測定物Wの中心と回転テーブル14の回転中心とを一致させた状態で測定が行われたときの測定物Wの表面形状を示す第1形状データと、測定物Wの中心を回転テーブル14の回転中心に対して予め設定された距離だけずらした状態で測定が行われたときの測定物Wの表面形状を示す第2形状データとをそれぞれ取得し、第2形状データと第1形状データとの差分を示す差分形状データを算出する。これにより、あたかも直径値が既知の基準測定物に対して測定が行われたときの形状データであるかのように差分形状データを取り扱うことが可能となる。したがって、直径値が既知の基準測定物を用いることなく、簡単な測定作業で、真円度測定機10の心ずれ量を算出することができ、測定物Wの表面形状を精度よく測定することが可能となる。その結果、測定物Wの直径値を高精度に算出することが可能となる。
上述した本実施形態では、好ましい態様の1つとして、第1形状データ取得工程(ステップS14)、ずらし工程(ステップS16)、及び第2形状データ取得工程(ステップS18)が、連続して行われる一連の工程である態様を一例として示したが、これらの工程は必ずしも連続して行われなくてもよい。すなわち、演算処理部34は少なくとも第1形状データと第2形状データとをそれぞれ取得することができれば、これらの形状データを得るための測定は前もって別々に行われたものであってもよい。
Claims (6)
- 測定物又は検出器を回転中心の周りに相対的に回転させ、前記測定物の表面に接触する測定子の変位を前記検出器で検出することにより、前記測定物の表面形状を測定する表面形状測定方法であって、
前記測定物の中心と前記回転中心とを一致させた状態で前記測定が行われたときの前記測定物の表面形状を示す第1形状データを取得する第1形状データ取得工程と、
前記測定物の中心を前記回転中心から予め設定された距離だけずらした状態で前記測定が行われたときの前記測定物の表面形状を示す第2形状データを取得する第2形状データ取得工程と、
前記第2形状データによる形状と前記第1形状データによる形状との差分形状を示す差分形状データを算出する差分形状データ算出工程と、
前記回転中心を通り前記検出器の変位方向に平行な直線を測定母線とし、前記測定子が前記測定物に当接する位置を検出点としたとき、前記差分形状データに基づき、前記測定母線と前記検出点との距離を示す心ずれ量を算出する心ずれ量算出工程と、
を備える表面形状測定方法。 - 前記心ずれ量算出工程によって算出された前記心ずれ量に基づいて、前記測定物の直径値を算出する直径値算出工程を備える、
請求項1に記載の表面形状測定方法。 - 前記測定物の中心が前記回転中心と一致した状態から前記回転中心から前記距離だけずらした状態にずらすずらし工程を備え、
前記第1形状データ取得工程、前記ずらし工程、及び前記第2形状データ取得工程は、連続して行われる一連の工程である、
請求項1又は2に記載の表面形状測定方法。 - 測定物又は検出器を回転中心の周りに相対的に回転させ、前記測定物の表面に接触する測定子の変位を前記検出器で検出することにより、前記測定物の表面形状を測定する表面形状測定装置であって、
前記測定物の中心と前記回転中心とを一致させた状態で前記測定物の表面形状を測定することにより、前記測定物の表面形状を示す第1形状データを取得する第1形状データ取得部と、
前記測定物の中心を前記回転中心から予め設定された距離だけずらした状態で前記測定物の表面形状を測定することにより、前記測定物の表面形状を示す第2形状データを取得する第2形状データ取得部と、
前記第2形状データによる形状と前記第1形状データによる形状との差分形状を示す差分形状データを算出する差分形状データ算出部と、
前記回転中心を通り前記検出器の変位方向に平行な直線を測定母線とし、前記測定子が前記測定物に当接する位置を検出点としたとき、前記差分形状データに基づき、前記測定母線と前記検出点との距離を示す心ずれ量を算出する心ずれ量算出部と、
を備える表面形状測定装置。 - 前記心ずれ量算出部によって算出された前記心ずれ量に基づいて、前記測定物の直径値を算出する直径値算出部を備える、
請求項4に記載の表面形状測定装置。 - 前記測定物の中心が前記回転中心と一致した状態から前記回転中心から前記距離だけずらした状態にずらすずらし手段を備える、
請求項4又は5に記載の表面形状測定装置。
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JP2016043671A JP2017161252A (ja) | 2016-03-07 | 2016-03-07 | 表面形状測定方法及び表面形状測定装置 |
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2016
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