JP2018054541A - 測定システムおよび測定方法 - Google Patents

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【課題】 測量機と鉛直方向の回転が固定されたプリズムに高低差がある場合の測定誤差を算出し、補正することのできる測定システムおよび測定方法を提供する。【解決手段】測量機(2)と鉛直方向の回転が固定されたプリズム(50)に高低差がある場合の測定において、鉛直方向の測定誤差(h)および水平方向の測定誤差(d)を、使用するプリズム(50)の仕様から、測量機からプリズムへの方向の鉛直角(θv)に対する誤差関数e(−θv)として予め用意しておき、測量機からプリズムへの方向の鉛直角の測定値(θv1)をその関数に入力するだけで、測定誤差を算出し、測定値を補正することができる。【選択図】図4

Description

本発明は、プリズムを使用した測定システムおよび測定方法に関する。
現在、全周反射プリズムと、全周反射プリズムを検出してその方向と距離を測定する測量機とを組み合わせた測定システムがある。全周反射プリズムは、複数のプリズムを鉛直軸周りに円環状に並べた構成であり、360度どの方向からの光も反射させることが可能である。例えば、文献1の全周反射プリズムは、円形の入射面を持つプリズムを円環状に六個並べた構成であり、各プリズムの浮上点(光の屈折による見かけのプリズム中心位置)の高さが揃っていることを特徴としている。また、文献2の全周反射プリズムは、三角形の入射面を持つプリズムを円環状に六個並べた構成であり、各プリズムの浮上点の高さを揃えた上でなるべく密に配置することで、位置測定精度の向上を図っていることを特徴としている。
特許4291921号 特許5031235号
測量現場においては、プリズムと測量機の間に高低差がある場合がある。この場合、高精度に測定するために、プリズムを水平方向(左右方向)および鉛直方向(上下方向)に回転させ、測量機に正対させる。正対していない場合の水平方向および鉛直方向の測定誤差は、プリズムの浮上点が、測定原点から離れているほど大きくなる。
しかし、複数のプリズムを鉛直軸周りに円環状に並べた構成の全周反射プリズムは、構造上、各プリズムの配置が固定されているため、鉛直方向に回転させて測量機に正対させることができない。さらに、複数のプリズムを円環状に並べているため、各プリズムの浮上点を、測定原点に一致させることができない。これはプリズムの屈折率が1より大きく、浮上点が必ずプリズムの内部に存在するためである。このため、全周反射プリズムは、測量機との間に高低差がある場合の測定では、水平方向および鉛直方向の測定誤差が大きくなる問題があった。この問題は、全周反射プリズムを使用する場合に限らず、鉛直方向にプリズムを回転させることのできない構成すべてで言える。
本発明は、この問題を解決するためになされたものであり、鉛直方向に回転させることのできないプリズムと測量機の間に高低差がある場合の測定においての、水平方向および垂直方向の測定誤差を算出し、測定値を補正することのできる測定システムおよび測定方法を提供する。
上記問題を解決するため、請求項1として、鉛直方向の回転が固定されたプリズムと、鉛直および水平に回転可能で、前記プリズムの鉛直角および水平角を測定する角度検出部と、前記プリズムまでの距離を測定する測距部と、測定した前記プリズムまでの鉛直角、水平角、および距離の値から前記プリズムの位置を計算する演算部とを有する測量機とを備え、前記プリズムは概ね鉛直に立てられ設置され、前記プリズムと前記測量機との間に高低差がある状態で使用することに起因する鉛直方向の測定誤差を、前記測量機から前記プリズムへの方向の鉛直角の測定値を用いて算出し、前記プリズムの位置を計算する際に、その算出した誤差で補正することに特徴を有する測定システムを提供する。
また、請求項2として、鉛直方向の回転が固定されたプリズムと、鉛直および水平に回転可能で、前記プリズムの鉛直角および水平角を測定する角度検出器と、前記プリズムまでの距離を測定する測距部と、測定した前記プリズムまでの鉛直角、水平角、および距離の値から前記プリズムの位置を計算する演算部とを有する測量機とを備え、前記プリズムは概ね鉛直に立てられ設置され、前記プリズムと前記測量機との間に高低差がある状態で使用することに起因する水平方向の測定誤差を、前記測量機から前記プリズムへの方向の鉛直角の測定値を用いて算出し、前記プリズムの位置を計算する際に、その算出した誤差で補正することに特徴を有する測定システムを提供する。
さらに、請求項3として、前記プリズムは概ね鉛直に立てられ設置され、前記プリズムと前記測量機との間に高低差がある状態で使用することに起因する鉛直方向および水平方向の測定誤差を、前記測量機から前記プリズムへの方向の鉛直角の測定値を用いて算出し、前記プリズムの位置を計算する際に、その算出した誤差で補正することに特徴を有する請求項2に記載の測定システムを提供する。
請求項4として、前記鉛直方向の測定誤差の算出は、前記プリズムの入射面の傾斜角、前記プリズムの屈折率、前記プリズムの大きさ、および前記プリズムのプリズム頂点とプリズム原点の水平距離により、測量機からプリズムへの方向の鉛直角に対する誤差関数を決定し、前記誤差関数に前記測量機から前記プリズムへの方向の鉛直角の測定値を入力することで行うことに特徴を有する請求項1に記載の測定システムを提供する。
請求項5として、前記水平方向の測定誤差の算出は、前記プリズムの入射面の傾斜角、前記プリズムの屈折率、前記プリズムの大きさ、および前記プリズムのプリズム頂点とプリズム原点の水平距離により、測量機からプリズムへの方向の鉛直角に対する誤差関数を決定し、前記誤差関数に前記測量機から前記プリズムへの方向の鉛直角の測定値を入力することで行うことに特徴を有する請求項2に記載の測定システムを提供する。
請求項6として、前記鉛直方向および水平方向の測定誤差の算出は、前記プリズムの入射面の傾斜角、前記プリズムの屈折率、前記プリズムの大きさ、および前記プリズムのプリズム頂点とプリズム原点の水平距離により、測量機からプリズムへの方向の鉛直角に対する誤差関数を決定し、前記誤差関数に前記測量機から前記プリズムへの方向の鉛直角の測定値を入力することで行うことに特徴を有する請求項3に記載の測定システムを提供する。
請求項7として、請求項1〜6に記載の測定システムを用いて、前記プリズムの入射面の傾斜角、前記プリズムの屈折率、前記プリズムの大きさ、および前記プリズムのプリズム頂点とプリズム原点の水平距離により、測量機からプリズムへの方向の鉛直角に対する誤差関数を決定する準備ステップと、前記プリズムを概ね鉛直に設置する設置ステップと、前記測量機で前記プリズムを測距および測角する測定ステップと、前記ステップで得た前記測量機から前記プリズムへの方向の鉛直角を前記誤差関数に入力することで鉛直方向および水平方向の測定誤差を算出する誤差算出ステップと、前記測定誤差を用いて前記ステップで得た測定値の補正を行う補正ステップとを備えることを特徴とする測定方法を提供する。
本発明によれば、測量機と鉛直方向の回転が固定されたプリズムに高低差があっても、測量機からプリズムへの方向の鉛直角を用いて鉛直方向および水平方向の測定誤差を算出し、プリズムの位置を計算する際にその誤差を補正することで、高精度に測定することができる。
第1の実施形態に係る測定システムの全体構成を示す外観図である。 第1の実施形態に係る測定システムの全体の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る全周反射プリズムを示す外観図であり、(a)は全体図、(b)は上面図、(c)はA−A断面図である。 第2の実施形態に係る、プリズムユニットを概ね鉛直に設置したとき全周反射プリズムが測量機からみて上方に設置された場合の測定の模式図である。 第1の実施形態に係る測量機からプリズムへの方向の鉛直角に対する鉛直方向の測定誤差の関係の一例を示す関係図である。 第1の実施形態に係る測量機からプリズムへの方向の鉛直角に対する水平方向の測定誤差の関係の一例を示す関係図である。 第1の実施形態に係る測定システムのフローチャートである。 第2の実施形態に係る測定システムの全体の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態に係る全周反射プリズムを示す外観図であり、(a)は全体図、(b)は上面図、(c)はA−A断面図である。 第2の実施形態に係る、プリズムユニットを概ね鉛直に設置したとき全周反射プリズムが測量機からみて上方に設置された場合の測定の模式図である。 第2の実施形態に係る測量機からプリズムへの方向の鉛直角に対する鉛直方向の測定誤差の関係の一例を示す関係図である。 第2の実施形態に係る測量機からプリズムへの方向の鉛直角に対する水平方向の測定誤差の関係の一例を示す関係図である。 第2の実施形態に係る測定システムのフローチャートである。 プリズムの変形例を示す説明図である。
次に、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、第1の実施形態に係る測定システムの全体構成を示す外観図である。測定システム1は、測量機2と、プリズムユニット3を備える。プリズムユニット3は、ポール7の先端に測量機2のターゲットである全周反射プリズム50を有し、ポール7の逆端を測定点Yに概ね鉛直に設置して使用される。測量機2は、三脚5を用いて、既知の点に据え付けられる。測量機2は、本形態ではいわゆるモータドライブトータルステーションであるが、手動の測量機であってもよい。
図2は第1の実施形態に係る測定システム1の制御ブロック図である。測量機2は自動視準および自動追尾可能であり、水平角検出器11と、鉛直角検出器12と、水平回転駆動部13と、鉛直回転駆動部14と、操作部15と、表示部16と、記憶部17と、測距部18と、追尾部19と、傾斜角検出器20と、演算制御部22とを備える。
水平角検出器11と鉛直角検出器12は、回転円盤、スリット、発光ダイオード、イメージセンサを有するアブソリュートエンコーダまたはインクリメンタルエンコーダであり、それぞれ測量機2の水平方向、鉛直方向の回転角度を検出する。
水平回転駆動部13と鉛直回転駆動部14はモータであり、演算制御部22に制御され、それぞれ水平回転と鉛直回転を駆動する。
操作部15と表示部16は、測定システム1のインターフェースであり、測量作業の指令・設定や作業状況および測定結果の確認などが行える。
測距部18は、ターゲットである全周反射プリズム50を視準して、例えば赤外レーザ等の測距光を全周反射プリズム50に射出してその反射光を受光し、ターゲットまでの測距を行う。
追尾部19は、測距光とは異なる波長の赤外レーザ等を追尾光として射出し、イメージセンサでその追尾光を受光する。
傾斜角検出器20は、チルトセンサであり、測量機2の傾斜角度を測定する。測量機2から全周反射プリズム50への方向の鉛直角は重要であり、測量機2自体が傾いていると、正しい値を得ることができない。このため、傾斜角検出器20により測量機2の鉛直軸が天頂(天底)に対してどれだけ傾斜しているか検出し、その補正を行う。
演算制御部22は、例えばCPU,ROM、RAM等を集積回路に実走したマイクロコントローラーであり、回転駆動部13,14の制御、測距部18および追尾部19の発光制御を行い、ターゲットの自動追尾、自動視準、測距および測角を行い、測定データを得る。記憶部17は、例えばハードディスクドライブであり、上記演算制御のためのプログラムが格納されており、取得した測定データが記憶される。
第1の実施形態では、プリズムに特許5031235号に記載された全周反射プリズム50を使用する。図3は、特許5031235号に記載された全周反射プリズム50の外観図である。(a)が全体図、(b)が上面視、(c)がA−A断面図である。全周反射プリズム50は、鉛直軸周りに円環状に六個のプリズム51を有する。三角形の入射面を持つプリズムを円環状に六個並べた構成であり、各プリズム51の浮上点の高さを揃えた上でなるべく密に配置することで、位置測定精度の向上を図っていることを特徴としている。
次に、測量機2と全周反射プリズム50との間に高低差がある条件で測定した場合に生じる測定誤差について説明する。
図4は、プリズムユニット3を概ね鉛直に設置したとき、全周反射プリズム50が測量機2からみて上方に設置された場合の測定の模式図であり、全周反射プリズム50は縦断面図で示している。軸Zは全周反射プリズム50の原点Oを基準とした鉛直軸であり、符号Sは全周反射プリズム50の高さ基準面である。軸Xは測量機2の測定原点OTSを基準とした水平軸である。
測量機2は、全周反射プリズム50を自動追尾・自動視準によって全周反射プリズム50の方向を検出する。このとき測量機2が検出するプリズム方向は、測量機2の測定原点OTSから見たプリズム51の浮上点P’の方向である。浮上点P’は光の屈折によるプリズム頂点Pの見かけの位置である。測量機2は、自動視準したプリズム方向に対して測距および測角した距離および角度により、全周反射プリズム50の測定点O’を決定する。距離を決定する際には、プリズムの大きさと屈折率できまる光路長や、プリズム頂点とプリズムの原点との距離によって決まるプリズム定数を加算する。
しかし、全周反射プリズム50はプリズム51を円環状に並べ配置を固定する構造であるため、鉛直方向(上下方向)に回転させることができず、測量機2からプリズム51の浮上点P’への方向を測定原点Oへの方向と一致させることができない。そのため、図4のように高低差がある場合、すなわち、測定原点OTSからプリズム51の浮上点P’への方向の鉛直角θが0でない場合、測距値に光路長およびプリズム定数がそのまま加算され、鉛直方向の測定誤差hが生じる。また、プリズム定数は高低差が無い条件での光路長を決定するので、高低差が付いたことで光路長が変わり、水平方向の測定誤差dが発生する。本実施形態は、この鉛直方向の測定誤差hおよび水平方向の測定誤差dを補正するものである。
次に、測定誤差の算出について述べる。
測量機2と鉛直方向への回転を固定された構造である全周反射プリズム50とに高低差がある場合の、プリズムの測定誤差Err(プリズム原点Opと測量機が測定する測定点Op’の差)は、プリズムから測量機への方向の鉛直角φ、プリズムの大きさL、プリズムの屈折率n、プリズムの入射面の傾斜角α、およびプリズム頂点とプリズム原点との水平距離Lopによって一意に決まる。したがって、これらの関数として次のように表すことができる。
Err=e(φ,L,n,α,Lop) …(1)
このうち、プリズムの大きさL、プリズムの屈折率n、プリズムの入射面の傾斜角α、プリズム頂点とプリズム原点との水平距離Lopは、プリズムの仕様によって決定するので、使用するプリズムを選択し仕様からこれらに代入することで、式(1)は次のようにプリズムから測量機への方向の鉛直角φのみの関数として表すことができる。
Err=e(φ) …(2)
通常、プリズムから測量機への方向の鉛直角φを測量機が知ることはできない。しかし、プリズムを概ね鉛直に立てた場合、プリズムから測量機への方向の鉛直角φは、測量機からプリズムへの方向の鉛直角θとプラスマイナスの符号が反転して絶対値は一致するので、測量機によって測定することができる。なおプリズムから測量機への方向の鉛直角φおよび測量機からプリズムへの方向の鉛直角θの符号は、水平より上向きを正、下向きを負とする。このとき、式(1)(2)は次のように書き換えられる。
Err=e(φ,L,n,α,Lop)=e(−θ,L,n,α,Lop) …(3)
Err=e(φ)=e(−θ) …(4)
よって式(4)より、プリズムの測定誤差Errは、誤差関数e(−θ)によって表すことができ、測量機からプリズムへの方向の鉛直角θによって値が決定する。
プリズムの測定誤差Errを、水平方向・鉛直方向に分け、鉛直方向の測定誤差h、水平方向の測定誤差dをそれぞれ求める。
第1の実施形態として特許5031235号に記載の全周反射プリズム50を使用した場合について、上記式(1)〜(4)にあてはめる。全周反射プリズム50の仕様は次のように仮定する。
・プリズム51の大きさL=17.2mm
・プリズム51の屈折率n=1.52
・プリズム51の入射面の傾斜角α=19.5°
・プリズム頂点Pとプリズム原点Oとの水平距離Lop=3mm
図5および図6は、上記の値を使用した場合の、測量機からプリズムへの方向の鉛直角θに対する鉛直方向の測定誤差hおよび水平方向および測定誤差dの関係である。
図5より、鉛直方向の測定誤差hは、測量機からプリズムへの方向の鉛直角θに対してほぼ比例することがわかる。そこで鉛直方向の測定誤差hは、次のように測量機からプリズムへの方向の鉛直角θの一次関数で近似できる。
Errp,h=h=e(−θ)=(4/30)×θ[°] [mm] …(5)
一方、図6より、水平方向の測定誤差dは、測量機からプリズムへの方向の鉛直角θに対する二次曲線によく合致する。そこで水平方向の測定誤差dは、次のようにθの二次関数で近似できる。
Errp,d=d=e(−θ)=(0.0016)×(θ[°]) [mm] …(6)
上記式(5)(6)で求めた近似式を、誤差関数e(−θ)として用意しておき、これに、実際に測量機2で測定した、測量機からプリズムへの方向の鉛直角の測定値θ1を代入することで、鉛直方向の測定誤差h、水平方向の測定誤差dを容易に求めることができる。求めた測定誤差の値を用いて測定値を補正することで、測定誤差を低減させることができ、全周反射プリズム50を使用する際の測定の精度を向上させることができる。
例えば、上記仮定の場合、式(5)および式(6)の測定誤差の補正が無い場合、θ=30°の配置で測定すると、鉛直方向の測定誤差は約4mm、水平方向の測定誤差は約1.6mmとなる。これに対して、式(5)および式(6)による補正を行うと、最終的に出力される測定値は、水平方向および鉛直方向ともに高低差による測定誤差が0.5mm以内となり、測定の精度が向上する。
次に、実際の測定システム1をフローチャートに基づいて、説明する。図7は、第1の実施形態の測定システム1を説明するフローチャートである。
まず、測定を開始すると、ステップS11に移行して、作業者は、使用するプリズムの形式を決定する。
次に、ステップS12に移行して、使用する全周反射プリズム50の仕様から、誤差関数e(−θ)が決定される。
次に、ステップS13に移行して、作業者は全周反射プリズム50を有するプリズムユニット3を測定点Yに概ね鉛直に立てて設置する。
次に、ステップS14に移行して、追尾部19は全周反射プリズム50を自動追尾し、水平角検出器11および鉛直角検出器12は測角し、測距部18は測距する。
次に、ステップS15に移行して、演算制御部22は、ステップS14で求めた測量機からプリズムへの方向の鉛直角の測定値θ1を、ステップS12で決定した全周反射プリズム50の誤差関数e(−θ)にあてはめ、鉛直方向の測定誤差hおよび水平方向および測定誤差dを算出する。
次に、ステップS16に移行して、演算制御部22は、測量機が測定するプリズムの測定点O’の三次元座標を、まずステップS14で測距・測角した値から算出する。
次に、ステップS17に移行して、演算制御部22は、ステップS16で算出した座標に対して、ステップS15で算出した鉛直方向の測定誤差hおよび水平方向の測定誤差dで補正を行う。
次に、ステップS18へ移行して、演算制御部22は、誤差を補正したプリズム原点Opの三次元座標を出力する。なお、プリズム原点Opから、測定点Yへ置いたプリズムユニット3の先端までの距離を入力しておくことで、測定点Yの三次元座標を最終的な出力値とする。
次に、ステップS19に移行して、作業者は、次の測定点Yへ移動するかどうかを判断する。移動する場合は、ステップS13へ戻る。使用する全周反射プリズム50が同じ場合、次の測定点Yにおいても、同じ誤差関数e(−θ)を使用することができる。移動しない場合は、測定を終了する。
なお、ステップS11〜S12が準備ステップに、ステップS13が設置ステップに、ステップS14が測定ステップに、ステップS15が誤差算出ステップに、ステップS16〜S17が補正ステップに該当する。
なお、予め各値が既知となっている場合は、誤差関数は予め記憶部17に記憶させておいて、測定時には記憶部17から読み出すようにしてもよい。
全周反射プリズム50の鉛直方向の測定誤差hおよび水平方向の測定誤差dは、プリズムの大きさL、プリズムの屈折率n、プリズムの入射面の傾斜角α、プリズム頂点とプリズム原点との水平距離Lop、および測量機からプリズムへの方向の鉛直角θに依存する。このため、使用する全周反射プリズム50の仕様から、測量機から全周反射プリズムへの方向の鉛直角θの誤差関数e(−θ)を予め用意しておくことができる。これにより、複雑な光線追尾計算をすることなく、測量機からプリズムへの方向の鉛直角の測定値θ1をその関数に入力するだけで、誤差を算出でき、全周反射プリズム50の位置を出力する際にその誤差で補正することで、高精度に測定することができる。
次に、第2の実施形態について述べる。
第2の実施形態では、第1の実施形態の測量機2の代わりに視準を作業者が手動で行う手動測量機8を使用し、プリズムにプリズム定数0として市販されている全周反射プリズム60を使用する。全周反射プリズム60は、円形入射面を持つコーナーキューブを、プリズム定数0となるように中心軸から距離をとり、それを六個並べた構成となっている。出力は、三次元座標ではなく、距離値と角度値で出力する。
図8は、第2の実施形態に係る測定システム1の制御ブロック図である。測量機8は手動であるため、水平角検出器11と、鉛直角検出器12と、操作部15と、表示部16と、記憶部17と、測距部18と、傾斜角検出器20と、演算制御部22とを備えるが、測量機2が備えていた水平回転駆動部13、鉛直回転駆動部14、および追尾部19がない。各構成要素の機能は第1の実施形態と同様である。
図9は、第2の実施形態で使用する全周反射プリズム60の外観図である。(a)が全体図、(b)が上面視、(c)がA−A断面図である。全周反射プリズム60は、一般的に広く知られている全周反射プリズムであり、円形の入射面を持つプリズム61を鉛直軸周りに円環状に六個並べた構成で、各プリズム61の浮上点(光の屈折による見かけのプリズム中心位置)の高さが揃っていることを特徴としている。
全周反射プリズム60を有するプリズムユニット3をほぼ鉛直に立てて設置し、手動で視準を行う。測量機8は手動であるため視準は手作業であるが、第1の実施形態同様、自動測量機を用いてもよい。
図10は、プリズムユニット3を概ね鉛直に設置したとき、全周反射プリズム60が測量機8からみて上方に設置された場合の測定の模式図であり、全周反射プリズム60は縦断面図で示している。各符号は第1の実施形態と同様であるため割愛する。第1の実施形態と異なり、プリズムの入射面の傾斜角αは0である。
全周反射プリズム60の誤差関数e(−θ)を求める。第1の実施形態と同様に式(1)〜(4)にあてはめる。全周反射プリズム60の仕様は次のように仮定する。
・プリズムの大きさL=26mm
・屈折率n=1.52
・入射面の傾斜角α=0°
・プリズム頂点とプリズム原点との水平距離Lop=14mm
図11および図12は、上記の値を使用した場合の、測量機からプリズムへの方向の鉛直角θに対する鉛直方向の測定誤差hおよび水平方向および測定誤差dの関係である。
図11より、鉛直方向の測定誤差は鉛直角θに対してほぼ比例していることがわかる。そこで鉛直方向の測定誤差hは、次のようにθの一次関数で近似できる。
Errp,h=h=e(−θ)=(12/30)×θ[°] [mm] …(7)
一方、図12より、水平方向の測定誤差dは、鉛直角θに対する二次曲線によく合致する。そこで水平方向の測定誤差dは、次のようにθの二次関数で近似できる。
Errp,d=d=e(−θ)=(0.0016)×(θ[°]) [mm] …(8)
第1の実施形態と同様、上記式(7)(8)の近似式を、誤差関数e(−θ)として予め用意しておくことで、測量機からプリズムへの方向の鉛直角の測定値θ1を代入するだけで、誤差を算出することができる。その値を用いて測定値を補正することで、全周反射プリズム60を使用する際の測定の精度を向上させることができる。
例えば、上記仮定の場合、上記の測定誤差の補正が無い場合、θ=30°の配置で測定すると、鉛直方向の測定誤差は約12mm、水平方向の測定誤差は約3mmとなる。これに対して、式(7)および式(8)による補正を行うと、最終的に出力される測定値は、水平方向および鉛直方向ともに高低差による測定誤差が0.5mm以内となり、測定の精度が向上する。
第2の実施形態では、最終的な出力を距離値および角度値で行うため、上記補正によって求めたプリズム原点Oの座標に対しての、測量機8の測定原点OTSからの鉛直角度値∠OTSXおよび距離値OTSを換算して出力する。
次に、第2の実施形態の測定システム1をフローチャートに基づいて説明する。図13は、第2の実施形態の測定システム1を説明するフローチャートである。
まず、使用するプリズムの形式を決定し、使用する全周反射プリズム60の仕様により、誤差関数e(−θ)を決定し、全周反射プリズム60を有するプリズムユニット3を概ね鉛直に立てて設置し、測量機8を用いて測距・測角して、誤差関数e(−θ)を使用して鉛直方向の測定誤差hおよび水平方向および測定誤差d算出し、全周反射プリズム60の測定座標に対して補正を行うまでは、第1の実施形態と同様である(ステップS21〜ステップS27)。
次に、ステップS28に移行し、演算制御部22は、誤差補正を行い算出したプリズム原点Opの三次元座標値を、測量機8からの距離値および角度値に換算する。
次に、ステップS29に移行し、演算制御部22は、換算した距離値および角度値を出力する。
次に、ステップS30に移行して、作業者は、次の測定点Yへ移動するかどうかを判断する。移動する場合は、ステップS23へ戻る。使用する全周反射プリズム60が同じ場合、次の測定点Yにおいても、同じ誤差関数e(−θ)を使用することができる。移動しない場合は、測定を終了する。
以上、第2の実施形態のように、誤差関数e(−θ)による水平方向の測定誤差dおよび鉛直方向の測定誤差hの補正は、自動測量機だけでなく、手動の測量機であっても適用できる。また、水平方向の測定誤差dおよび鉛直方向の測定誤差hによる補正は、三次元座標を出力する場合だけでなく、距離値・角度値を出力する際にも適応できる。
上記実施形態の対する好適な変形例について述べる。上記実施の形態と同一要素については、同一の符号を用いて説明を割愛する。
変形例のように、プリズムは鉛直方向に回転を固定された一素子プリズムであってもよい。図14は、一素子プリズム70を有するプリズムユニット3を概ね鉛直に設置した場合の模式図である。一素子プリズム70はプリズム71を1つだけ持つ構成で、プリズム原点Oはポール7の軸上にある。それ以外は、特許4291921号に記載の全周反射プリズム60と同様である。このように、全周反射プリズムだけでなく、鉛直方向に回転を固定されたプリズムであっても、鉛直方向の測定誤差hおよび水平方向の測定誤差dは補正することができる。
以上、本発明の好ましい測定システムについて、実施の形態および変形例を述べたが、各形態および各変形例を、当業者の知識に基づいて組み合わせることが可能であり、そのような形態も本発明の範囲に含まれる。
1 測定システム
2 測量機
3 プリズムユニット
8 測量機
11 水平角検出器(角度検出部)
12 鉛直角検出器(角度検出部)
18 測距部
22 演算制御部
50 全周反射プリズム
51 (全周反射プリズムを構成する)プリズム
60 全周反射プリズム
61 (全周反射プリズムを構成する)プリズム
70 一素子プリズム
71 (一素子プリズムを構成する)プリズム
d 水平方向の測定誤差
h 鉛直方向の測定誤差
θ 測量機からプリズムへの方向の鉛直角
θ1 測量機からプリズムへの方向の鉛直角の測定値
Y 測定点
プリズムの大きさ
n プリズムの屈折率
α プリズムの入射面の傾斜角
op プリズム頂点とプリズムの原点の水平距離
Err 測定誤差
e(−θ) 誤差関数

Claims (7)

  1. 鉛直方向の回転が固定されたプリズムと、
    鉛直および水平に回転可能で、前記プリズムの鉛直角および水平角を測定する角度検出部と、前記プリズムまでの距離を測定する測距部と、測定した前記プリズムまでの鉛直角、水平角、および距離の値から前記プリズムの位置を計算する演算部とを有する測量機と、
    を備え、
    前記プリズムは概ね鉛直に立てられ設置され、前記プリズムと前記測量機との間に高低差がある状態で使用することに起因する鉛直方向の測定誤差を、前記測量機から前記プリズムへの方向の鉛直角の測定値を用いて算出し、前記プリズムの位置を計算する際に、その算出した誤差で補正することに特徴を有する測定システム。
  2. 鉛直方向の回転が固定されたプリズムと、
    鉛直および水平に回転可能で、前記プリズムの鉛直角および水平角を測定する角度検出器と、前記プリズムまでの距離を測定する測距部と、測定した前記プリズムまでの鉛直角、水平角、および距離の値から前記プリズムの位置を計算する演算部とを有する測量機と、
    を備え、
    前記プリズムは概ね鉛直に立てられ設置され、前記プリズムと前記測量機との間に高低差がある状態で使用することに起因する水平方向の測定誤差を、前記測量機から前記プリズムへの方向の鉛直角の測定値を用いて算出し、前記プリズムの位置を計算する際に、その算出した誤差で補正することに特徴を有する測定システム。
  3. 前記プリズムは概ね鉛直に立てられ設置され、前記プリズムと前記測量機との間に高低差がある状態で使用することに起因する鉛直方向および水平方向の測定誤差を、前記測量機から前記プリズムへの方向の鉛直角の測定値を用いて算出し、前記プリズムの位置を計算する際に、その算出した誤差で補正する、
    ことに特徴を有する請求項2に記載の測定システム。
  4. 前記鉛直方向の測定誤差の算出は、前記プリズムの入射面の傾斜角、前記プリズムの屈折率、前記プリズムの大きさ、および前記プリズムのプリズム頂点とプリズム原点の水平距離により、測量機からプリズムへの方向の鉛直角に対する誤差関数を決定し、前記誤差関数に前記測量機から前記プリズムへの方向の鉛直角の測定値を入力することで行う、
    ことに特徴を有する請求項1に記載の測定システム。
  5. 前記水平方向の測定誤差の算出は、前記プリズムの入射面の傾斜角、前記プリズムの屈折率、前記プリズムの大きさ、および前記プリズムのプリズム頂点とプリズム原点の水平距離により、測量機からプリズムへの方向の鉛直角に対する誤差関数を決定し、前記誤差関数に前記測量機から前記プリズムへの方向の鉛直角の測定値を入力することで行う、
    ことに特徴を有する請求項2に記載の測定システム。
  6. 前記鉛直方向および水平方向の測定誤差の算出は、前記プリズムの入射面の傾斜角、前記プリズムの屈折率、前記プリズムの大きさ、および前記プリズムのプリズム頂点とプリズム原点の水平距離により、測量機からプリズムへの方向の鉛直角に対する誤差関数を決定し、前記誤差関数に前記測量機から前記プリズムへの方向の鉛直角の測定値を入力することで行う、
    ことに特徴を有する請求項3に記載の測定システム。
  7. 請求項1〜6に記載の測定システムを用いて、
    前記プリズムの入射面の傾斜角、前記プリズムの屈折率、前記プリズムの大きさ、および前記プリズムのプリズム頂点とプリズム原点の水平距離により、測量機からプリズムへの方向の鉛直角に対する誤差関数を決定する準備ステップと、
    前記プリズムを概ね鉛直に設置する設置ステップと、
    前記測量機で前記プリズムを測距および測角する測定ステップと、
    前記ステップで得た前記測量機から前記プリズムへの方向の鉛直角を前記誤差関数に入力することで鉛直方向および水平方向の測定誤差を算出する誤差算出ステップと、
    前記測定誤差を用いて前記ステップで得た測定値の補正を行う補正ステップと、
    を備えることを特徴とする測定方法。
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