JP2017161052A - 電動弁 - Google Patents

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Yuki Kitami
雄希 北見
大樹 中川
Daiki Nakagawa
大樹 中川
元康 石黒
motoyasu Ishiguro
元康 石黒
珠実 田邊
tamami Tanabe
珠実 田邊
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Abstract

【課題】摩擦トルクが少なく、小さな駆動力かつ低電力で作動できる電動弁を提供する。
【解決手段】ロータの回転運動を、雄ネジ部材と雌ネジ部材とのネジ結合により直線運動に変換し、この直線運動に基づいて弁本体内に収容された弁体を軸方向に移動させる電動弁であって、前記ネジ結合により直線運動を行う弁軸41の外周に張り出して形成されたフランジ部41bと、前記弁軸の直線運動を前記弁体に伝達する筒状の弁ガイド18の上方に形成された環状の天井部21と、前記フランジ部と前記天井部との間に配置されたワッシャ70とを備え、前記フランジ部の最大外径が前記ワッシャの前記フランジ部と接触する面の最大外径よりも大きい。
【選択図】図2

Description

本発明は、冷凍サイクルなどに使用される電動弁に関する。
従来、パッケージエアコンや冷凍機に用いられる電動弁が知られている(例えば、特許文献1)。この電動弁においては、図6に示すように、ステッピングモータが駆動してロータ103が回転すると、雌ねじ131aと雄ねじ121aのねじ送り作業により、動軸102を介して弁体114が円筒状のガイド113に沿って軸L方向に移動する。これにより、弁体114を開閉する調整がなされ、管継手111から流入して管継手112から流出する冷媒の流量が制御される。
ところで、このような電動弁において、動軸102の回転に伴って弁体114も回転するような構造の場合、閉弁状態において弁体114の下端部が弁座部材115上で回転した場合には、弁座部材115が摩耗する可能性も否定できない。
このおそれを解決するため、図7(a)に示すように、動軸202の下端に形成されたフランジ部202aとガイド213の天井部213aとの間にワッシャ218を配置することで動軸202から伝達される回転を軽減するように設計された電動弁が開発されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−148643号公報
しかしながら、上述の図7(a)に示す電動弁においては、動軸202の回転運動が繰り返されてワッシャ218のフランジ部202aとの接触面が摩耗した場合、図7(b)に示すように、側壁218bがワッシャ218の外周に形成される。この場合、ワッシャ218の下面のみならず、側壁218bまでもがフランジ部202aと接触することとなり、フランジ部202aとの接触面積が大きくなる。このため、ワッシャ218とフランジ部202aとの間に生じる摩擦トルクが増加し、動軸202の回転が弁体に伝達され易くなるという問題がある。また、このように摩擦トルクが増加した場合、大きな駆動力で電動弁を作動させなければならないため高電力が必要となる。
本発明の目的は、摩擦トルクが少なく、小さな駆動力かつ低電力で作動できる電動弁を提供することである。
上記目的を達成するための本発明の電動弁は、
ロータの回転運動を、雄ネジ部材と雌ネジ部材とのネジ結合により直線運動に変換し、この直線運動に基づいて弁本体内に収容された弁体を軸方向に移動させる電動弁であって、
前記ネジ結合により直線運動を行う弁軸の外周に張り出して形成されたフランジ部と、
前記弁軸の直線運動を前記弁体に伝達する筒状の弁ガイドの上方に形成された環状の天井部と、
前記フランジ部と前記天井部との間に配置されたワッシャと
を備え、
前記フランジ部の最大外径が前記ワッシャの前記フランジ部と接触する面の最大外径よりも大きいことを特徴とする。
これにより、フランジ部が回転したとしても、図7(b)に示すように、側壁218bがワッシャ218に形成されることがなくなるため、ワッシャ218とフランジ部202aとの間に生じる摩擦トルクを低減させることができる。このため、小さな駆動力かつ低電力で電動弁を作動させることができる。
また本発明の電動弁は、
前記ワッシャの前記フランジ部と接触する面の面積が、前記フランジ部の前記ワッシャと接触する側の面の面積よりも小さいことを特徴とする。
このように、前記ワッシャの前記フランジ部と接触する面の面積を小さくすることにより摩擦トルクをさらに低減することができ、電動弁の作動耐久性を向上させることができる。
また本発明の電動弁は、
前記ワッシャが、前記フランジ部と接触する側の面の面積よりも前記フランジ部と接触しない側の面の面積が大きくなる断面形状を有することを特徴とする。
これにより、弁ガイドの上方に形成された天井部と接触する側のワッシャの面積を確保することができ、弁ガイドをワッシャで的確に支持することができる。
また本発明の電動弁は、
前記ワッシャが、台形状の断面または段差が形成された断面を有することを特徴とする。
これにより、ワッシャが摩耗した場合において、ワッシャとフランジ部との接触面積を広がり難くすることができる。
また本発明の電動弁は、
前記フランジ部が、金属製の素材から成り、前記ワッシャが、樹脂製の素材から成ることを特徴とする。
また本発明の電動弁は、
前記ワッシャを構成する樹脂製の素材が、フッ素樹脂、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリフェニレンサルファイドのいずれかであることを特徴とする。
本発明に係る発明によれば、摩擦トルクが少なく、小さな駆動力かつ低電力で作動できる電動弁を提供することができる。
実施の形態に係る電動弁の断面図である。 図1に示した電動弁の要部拡大断面図である。 実施の形態に係る電動弁に用いられるワッシャの平面図および断面図である。 他の実施の形態に係る電動弁の要部拡大断面図である。 他の実施の形態に係る電動弁の要部拡大断面図である。 従来の電動弁の断面図である。 動軸の回転の伝達を軽減するワッシャを備えた従来の電動弁を示す概念図である。
以下、図面を参照して、実施の形態に係る電動弁について説明する。図1は、実施の形態に係る電動弁2を示した断面図である。なお、本明細書において、「上」あるいは「下」とは図1の状態で規定したものである。すなわち、ロータ4は弁体17より上方に位置している。
この電動弁2では、非磁性体製で筒状のカップ形状をなすケース60の開口側の下方に、弁本体30が溶接などにより一体的に接続されている。
ここで、弁本体30は、ステンレス鋼板のプレス加工により製作されたプレス成型品であり、内部に弁室11を有している。また、弁本体30には、弁室11に直接連通するステンレス製や銅製の第1の管継手12が固定装着されている。さらに、弁本体30の下方内側には、弁ポート16が形成された弁座部材30Aが組み込まれている。弁座部材30Aには、弁ポート16を介して弁室11に連通するステンレス製や銅製の第2の管継手15が固定装着されている。
ケース60の内周には、回転可能なロータ4が収容され、ロータ4の軸芯部分には、ブッシュ部材33を介して弁軸41が配置されている。ブッシュ部材33で結合されたこの弁軸41とロータ4とは、回転しながら上下方向に一体的に移動する。なお、この弁軸41の中間部付近の外周面には雄ネジ41aが形成されている。本実施例では、弁軸41が雄ネジ部材として機能している。
ケース60の外周には、図示しないヨーク、ボビン、およびコイルなどからなるステータが配置され、ロータ4とステータとでステッピングモータが構成されている。
ケース60の天井面にはガイド支持体52が固定されている。ガイド支持体52は、円筒部53と、円筒部53の上端側に形成された傘状部54とを有し、全体をプレス加工により一体成型されている。傘状部54はケース60の頂部内側と略同形状に成型されている。
ガイド支持体52の円筒部53内には、弁軸41のガイドを兼ねる筒部材65が嵌合されている。筒部材65は、金属あるいは合成樹脂による潤滑材入り素材あるいは表面処理を施された部品により構成され、弁軸41を回転可能に保持している。
弁軸41のブッシュ部材33より下方には、後述するように弁軸41との間でネジ結合Aを構成するとともに弁軸41の傾きを抑制する機能を有する弁軸ホルダ6が、弁本体30に対して相対的に回転不能に固定されている。
弁軸ホルダ6は、上部側の筒状小径部6aと下部側の筒状大径部6bと弁本体30の内周部側に収容される嵌合部6cとリング状のフランジ部6fとからなる。そして、弁軸ホルダ6のフランジ部6fは、弁体案内部材72の上端とケース60との間に溶接などで固定されている。また、弁軸ホルダ6の内部には、貫通孔6hが形成されている。
また、この弁軸ホルダ6の筒状小径部6aの上部開口部6gから所定の深さまで下方に向かって雌ネジ6dが形成されている。
そして、弁軸41の外周に形成された雄ネジ41aと、弁軸ホルダ6の筒状小径部6aの内周に形成された雌ネジ6dとにより、ネジ結合Aが構成されている。
さらに、弁軸ホルダ6の筒状大径部6bの側面には、均圧孔51が穿設され、この均圧孔51により、筒状大径部6b内の弁軸ホルダ室83と、ロータ収容室67(第2の背圧室)との間が連通している。このように均圧孔51を設けることにより、ケース60のロータ4を収容する空間と、弁軸ホルダ6内の空間とを連通することにより、弁軸ホルダ6の移動動作をスムーズに行うことができる。
また、弁軸41の下端側には、弁軸41の直線運動を弁体17に伝達する筒状の弁ガイド18が、弁軸ホルダ6の貫通孔6hに対して摺動可能に配置されている。以下、図2を参照しながら、実施の形態に係る電動弁2の要部について説明する。図2に示すように、弁ガイド18は天井部21側がプレス成型により略直角に折り曲げられている。そして、この天井部21には貫通孔18aが形成され、天井部21の下側の面には後述するワッシャ70と接触する接触面21aが円環状に形成されている。
一方、弁軸41の下方には、弁軸41の外周から張り出して円環状に形成され弁軸41の他の位置の径よりも径の大きなフランジ部41bが形成されている。ここで、フランジ部41bには、ワッシャ70と接触する円環状の上面41cが形成されている。なお、弁軸41およびフランジ部41bは、ステンレスや真鍮などの金属製の素材によって構成されている。
ここで、弁軸41は、弁ガイド18に対して回転可能、かつ径方向に変位可能となるように弁ガイド18の貫通孔18aに遊貫状態で挿入されている。さらに、フランジ部41bは、弁ガイド18に対して回転可能、かつ、径方向に変位可能となるように弁ガイド18内に配置されている。また、弁軸41は貫通孔18aを挿通し、フランジ部41bの上面41cが、弁ガイド18の天井部21に対向するように配置されている。なお、フランジ部41bが弁ガイド18の貫通孔18aより大径であることにより、弁軸41の抜け止めがなされている。
弁軸41と弁ガイド18とが互いに径方向に移動可能であることにより、弁軸ホルダ6および弁軸41の配置位置に関して、さほど高度な同芯取付精度を求められることなく、弁ガイド18および弁体17との同芯性が得られる。
また、弁ガイド18の天井部21と弁軸41のフランジ部41bとの間にはワッシャ70が配置されている。ワッシャ70を構成する素材は、フッ素樹脂、PA(ポリアミド)、PP(ポリプロピレン)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)などの高滑性樹脂であることが好ましい。なお、フッ素樹脂の具体例としては、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)などが考えられる。図3(a)は、ワッシャ70を上方から視た平面図であり、図3(b)は、そのA−A断面図である。図3(a)、(b)に示すように、ワッシャ70の中央部には貫通孔70aが形成されている。
また、ワッシャ70の外周には段差70dが形成されており、ワッシャ70の上面70cの面積よりもワッシャ70の下面70b(すなわち、フランジ部41bと接触する面)の面積の方が小さくなるように形成されている。また、図2に示すように、フランジ部41bの最大外形Dfがワッシャ70の下面70bの最大外形Dwよりも大きく形成され、ワッシャ70の上面70cの面積がフランジ部41bの上面の面積よりも小さくなるように形成されている。これにより、ワッシャ70が摩耗した場合に側壁(図7(b)参照)が形成されてワッシャ70とフランジ部41bとの接触面積が広がることを防止することができる。また、ワッシャ70の上面70cの面積を下面70bの面積よりも大きくすることにより、天井部21との接触面積を適度に確保することができ、弁ガイド18をワッシャ70で的確に支持することができる。
なお、図1に示すように、弁ガイド18内には、圧縮された弁バネ27とバネ受け35とが収容され、また、弁本体30の内側には、弁体17の軸方向への移動を案内する弁体案内部材72が配置され、弁体17と弁体案内部材72との間にシール部材48が介装されている。
弁体17の内部には、縦方向の孔部17bと横方向の導通孔17cがそれぞれ均圧路として形成されており、弁ポート16(第2の管継手15内)の圧力は、均圧路である孔部17b、導通孔17cを介して背圧室28に導かれる。
また、シール部材48は、断面L字状の環状パッキン48aの間に環状の補強板48bを挟んで形成された環状の部材であり、上方に配置された環状パッキン48aの上側、および下方に配置された環状パッキン48aの下側に、それぞれ環状パッキン48aを常に外側に付勢する板バネが配置されるのが好ましい。
この実施の形態に係る発明によれば、フランジ部41bの最大外形Df(図2参照)をワッシャ70の下面70bの最大外形Dwよりも大きく形成することにより、ワッシャ70が摩耗しても、ワッシャ70に側壁(図7(b)参照)が形成されてワッシャ70とフランジ部41bとの接触面積が広がることがなくなるため、ワッシャ70とフランジ部41bとの間に生じる摩擦トルクを低減させることができる。このため、小さな駆動力かつ低電力で電動弁を作動させることができる。
また、ワッシャ70の外周には段差70dを形成してワッシャ70の上面70cの面積がフランジ部41bの上面の面積よりも小さくなるように形成することにより、ワッシャ70が摩耗してもフランジ部41bとの接触面積が広がらないようにすることができ、電動弁2の作動耐久性を向上させることができる。
なお、上述の実施の形態においては、図3(b)に示すように、ワッシャ70に段差70dが形成されている場合を例に説明したが、図4に示すように、ワッシャ70の断面が台形状に形成されていてもよい。このように、ワッシャ70の断面を台形状にした場合においても、ワッシャ70が摩耗した場合にフランジ部41bとの接触面積を広がり難くすることができる。
また、上述の実施の形態において、図5に示すように、ワッシャ70の上面70cの面積を狭めて下面70bの面積に合わせ、上面70cの面積と下面70bの面積を均等にしてもよい。この場合においても、ワッシャ70が摩耗した場合にワッシャ70とフランジ部41bとの接触面積が広がることを防止することができる。
また、上述の実施の形態においては、均圧路として孔部17b、導通孔17cを弁体17内に設けた場合を例に説明しているが、必ずしも弁体17内に均圧路を設けなくてもよい。たとえば、弁体17内に均圧路を設けることに代えて、別途、弁ポート16の圧力を背圧室28に導く配管部材を配置してもよい。
さらに、上述の実施の形態においては、弁体17と弁体案内部材72との間にシール部材48を介装し、弁ポート16の圧力を均圧路によって背圧室28に導くことで弁体17に作用する圧力による力を打ち消す構造を備えた電動弁2を例に説明しているが、このような構造を備えない電動弁であってもよい。
2 電動弁
4 ロータ
6 弁軸ホルダ
6a 雌ネジ
11 弁室
16 弁ポート
17 弁体
18 弁ガイド
18a 貫通孔
21 天井部
21a 接触面
28 背圧室
30 弁本体
30A 弁座部材
41 弁軸
41a 雄ネジ
41b フランジ部
41c 上面
48 シール部材
70 ワッシャ
70a 貫通孔
70b 下面
70c 上面
70d 段差
72 弁体案内部材
また、ワッシャ70の外周には段差70dが形成されており、ワッシャ70の上面70cの面積よりもワッシャ70の下面70b(すなわち、フランジ部41bと接触する面)の面積の方が小さくなるように形成されている。また、図2に示すように、フランジ部41bの最大外形Dfがワッシャ70の下面70bの最大外形Dwよりも大きく形成され、ワッシャ70の面70の面積がフランジ部41bの上面の面積よりも小さくなるように形成されている。これにより、ワッシャ70が摩耗した場合に、図7(b)に示す従来の電動弁に見られるような側壁が形成されることがなく、ワッシャ70とフランジ部41bとの接触面積が広がることを防止することができる。また、ワッシャ70の上面70cの面積を下面70bの面積よりも大きくすることにより、天井部21との接触面積を適度に確保することができ、弁ガイド18をワッシャ70で的確に支持することができる。
この実施の形態に係る発明によれば、フランジ部41bの最大外形Df(図2参照)をワッシャ70の下面70bの最大外形Dwよりも大きく形成することにより、ワッシャ70が摩耗しても、ワッシャ70に、図7(b)に示す従来の電動弁に見られるような側壁が形成されることがなく、ワッシャ70とフランジ部41bとの接触面積が広がることがなくなるため、ワッシャ70とフランジ部41bとの間に生じる摩擦トルクを低減させることができる。このため、小さな駆動力かつ低電力で電動弁を作動させることができる。

Claims (6)

  1. ロータの回転運動を、雄ネジ部材と雌ネジ部材とのネジ結合により直線運動に変換し、この直線運動に基づいて弁本体内に収容された弁体を軸方向に移動させる電動弁であって、
    前記ネジ結合により直線運動を行う弁軸の外周に張り出して形成されたフランジ部と、
    前記弁軸の直線運動を前記弁体に伝達する筒状の弁ガイドの上方に形成された環状の天井部と、
    前記フランジ部と前記天井部との間に配置されたワッシャと
    を備え、
    前記フランジ部の最大外径が前記ワッシャの前記フランジ部と接触する面の最大外径よりも大きいことを特徴とする電動弁。
  2. 前記ワッシャの前記フランジ部と接触する面の面積が、前記フランジ部の前記ワッシャと接触する側の面の面積よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の電動弁。
  3. 前記ワッシャは、前記フランジ部と接触する面の面積よりも前記フランジ部と接触しない側の面の面積が大きくなる断面形状を有することを特徴とする請求項2に記載の電動弁。
  4. 前記ワッシャは、台形状の断面または段差が形成された断面を有することを特徴とする請求項3に記載の電動弁。
  5. 前記フランジ部は、金属製の素材から成り、前記ワッシャは、樹脂製の素材から成ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の電動弁。
  6. 前記ワッシャを構成する樹脂製の素材は、フッ素樹脂、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリフェニレンサルファイドのいずれかであることを特徴とする請求項5に記載の電動弁。
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