JP2017160596A - トイレシステム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】少なくとも1つの操作面を有するリモコンユニットと、リモコンユニットを制御するための制御部と、トイレ内に設けられ、使用者のトイレ内への入室有無を検知する第1の人体検知手段と、第1の人体検知手段により、使用者のトイレ内への入室有を検知後、第1の人体検知手段と異なる使用者のトイレ内での状態を検知する第2の人体検知手段と、を備え、制御部は、第1の人体検知手段が、トイレ室の入室を検知していないときは操作面を隠蔽した状態とし、第1の人体検知手段が、使用者のトイレ内への入室を検知すると、または、第2の人体検知手段が使用者のトイレ内での状態を検知すると、操作面を露出させることを特徴とするトイレシステムが提供される。
【選択図】図1
Description
図2は、実施形態に係るトイレシステムのブロック図である。
図1に表したように、本実施形態に係るトイレシステム1は、トイレ装置10と、リモコン50と、を備える。トイレシステム1は、さらに、鏡20と、キャビネット30と、手洗い器40と、を備えていてもよい。トイレ装置10、鏡20、キャビネット30、手洗い器40、およびリモコン50は、トイレ室TRの内部に設けられている。
図3(a)は、リモコンユニット52が閉じた状態を表し、図3(b)は、リモコンユニット52が一部開いた状態を表し、図3(c)は、リモコンユニット52が全て開いた状態を表している。図3(a)及び図3(b)及び図3(c)の状態において、第1の操作面521は、露出している。一方、第2の操作面522は、図3(a)の状態において、リモコンユニット52の内部に収納され隠蔽されている。また、図3(a)の状態においては、化粧面52pがリモコンユニット52の前面に露出している。このとき、第1の操作面521及び化粧面52pにより形成されるリモコンユニット52の前面は、略平坦面である。これにより意匠性や清掃性が向上する。
リモコンユニット52のうち、化粧面52pが設けられた部分は、図3(b)及び図3(c)に表したように、回動して開くことができる。リモコンユニット52の一部が回動して開くと、第2の操作面522が露出し、使用者が第2の操作面522を操作可能となる。
図4は、実施形態に係るトイレシステムにおける、入室判定、接近判定及び着座判定を表すタイムチャートである。この例では、人体検知手段16は、焦電センサであり、接近検知手段17は、赤外線投光式の測距センサ(第1の測距センサ)であり、着座検知手段18は、赤外線投光式の測距センサ(第2の測距センサ)である。
図5は、実施形態に係るトイレシステムの動作を表すタイムチャートである。
この例では、図5に関する説明と同様に、タイミングT4において着座検知手段18により、使用者の離座が判定される。制御部51は、離座が判定されると、タイミングT4において第1の操作面521及び第2の操作面522の消灯を開始する。その後、タイミングT4から所定時間が経過したタイミングT41からタイミングT42までの間に、リモコンユニット52が閉じられ、第2の操作面522が隠蔽される。第1の操作面521及び第2の操作面522の照度は、徐々に低下する。そして、タイミングT42の後のタイミングT43において、制御部51は、第1の操作面521及び第2の操作面522の消灯を完了させる。例えば、その後のタイミングT6において、使用者がトイレ室TRから退室する。
図7に表したトイレシステム1aでは、人体検知手段16、接近検知手段17及び着座検知手段18に用いられるセンサが共通化されている。すなわち、1つのセンサS1によって、人体検知、接近検知及び着座検知が行われる。これ以外は、トイレシステム1aは、図2に関する説明と同様である。
センサS1は、放射した電波の被検知体からの反射波を受信する。被検知体(使用者)が移動すると、ドップラー効果によって反射波の波長がシフトする。センサS1は、放射した電波と受信した反射波とから、ドップラー効果に関する情報を含む出力信号Sigを出力する。
図9は、人体検知手段16、接近検知手段17および着座検知手段18に用いることができるセンサの組合せの例を纏めたものである。
図9に表した(1)の場合は、図2及び図4に関して説明したトイレシステム1に相当する。(2)のように、人体検知手段16に焦電センサを用い、接近検知手段17に測距センサを用い、着座検知手段18にタクトスイッチを用いてもよい。
(4)は、人体検知手段16及び接近検知手段17に1つのマイクロ波センサを用い、着座検知手段18にタクトスイッチを用いた場合である。接触式を用いた場合には、より確実に使用者の着座判定を行うことができる。
図10(a)及び図10(b)に表したトイレシステムのリモコンは、図2及び図3(b)及び(c)に関して説明したリモコンユニット52の代わりに、リモコンユニット52cを有する。これ以外は、図10(a)及び図10(b)に表したトイレシステムは、上述のトイレシステム1と同様である。
リモコンユニットに3つの操作面を設ける場合には、例えば、最も使用頻度の高いスイッチ類(操作部)を第1の操作面521に配置し、次に使用頻度の高いスイッチ類を第2の操作面522に配置し、最も使用頻度の低いスイッチ類を第3の操作面に配置する。制御部51は、図1〜図9に関する説明と同様にして、第1の操作面521及び第2の操作面522の点灯、消灯、露出及び隠蔽等を制御し、使用者が第1の操作面521又は第2の操作面522に設けられたスイッチ等を操作することで第3の操作面523が点灯及び露出するようにしてもよい。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
Claims (3)
- 少なくとも1つの操作面を有するリモコンユニットと、
前記リモコンユニットを制御するための制御部と、
トイレ内に設けられ、使用者のトイレ内への入室有無を検知する第1の人体検知手段と、
前記第1の人体検知手段により、使用者のトイレ内への入室有を検知後、前記第1の人体検知手段と異なる使用者のトイレ内での状態を検知する第2の人体検知手段と、
を備え、
前記制御部は、前記第1の人体検知手段が、トイレ室の入室を検知していないときは前記操作面を隠蔽した状態とし、前記第1の人体検知手段が、使用者のトイレ内への入室を検知すると、または、前記第2の人体検知手段が使用者のトイレ内での状態を検知すると、前記操作面を露出させることを特徴とするトイレシステム。 - 前記第2の人体検知手段は、使用者のトイレ内に設置された便座への着座を検知する手段であり、
前記第1の人体検知手段が、使用者のトイレ内への入室を検知すると、前記操作面は一部露出し、前記第2の人体検知手段が、使用者のトイレ内に設置された便座への着座を検知すると、前記操作面は全て露出することを特徴とする請求項1記載のトイレシステム。 - 前記第2の人体検知手段は、使用者のトイレ内に設置された便器への接近を検知する手段であり、
前記第2の人体検知手段が、使用者のトイレ内に設置された便器への接近を検知すると、前記操作面は一部露出し、さらに、使用者のトイレ内に設置された便座への着座を検知する第3の人体検知手段をトイレ内に設け、前記第3の人体検知手段が、使用者のトイレ内に設置された便座への着座を検知したら、前記操作面は全て露出することを特徴とする請求項1記載のトイレシステム。
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JP2016043156A JP6704610B2 (ja) | 2016-03-07 | 2016-03-07 | トイレシステム |
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