JP2017160004A - エレベータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストで簡素な構成とすることができ、乗りかごの揺れを効果的に抑制できるエレベータ装置を提供する。
【解決手段】乗りかごの両側方に縦向きに配置された左右一対のガイドレールを有する。 乗りかごに設けられたガイド機構は、ガイドレールのガイド部に接して転動するローラ32を有し、このローラ32をガイドレールの長さ方向と直交する方向に変位可能に支持すると共に、加圧バネによりガイドレールに向けて押圧する。ガイド機構に設けられた制振駆動部43は、ガイド機構のベース部33に、ローラ32の移動方向に沿って一体的に設けられたラックギア44と、ローラ32と共に移動可能に構成され、ラックギア44との噛み合いにより水平移動するピニオンギア45とを有し、このピニオンギア45を、モータ46により、乗りかごの横揺を検知した信号に対応する方向に回転させる。
【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、乗りかごに加わる揺れをアクティブに抑制するガイド機構を有するエレベータ装置に関する。
エレベータ装置においては、乗りかごに設けられたガイド機構が、昇降路の側壁に立設されたガイドレールと接することで、乗りかごはガイドレールに沿って案内される。しかし、このガイドレールには、据付時の誤差、乗りかごの荷重による撓み、もしくは経年変化によるわずかな段差や曲がりが存在する。乗りかごは、昇降時において、このようなガイドレールの段差や曲がりにより揺れを生じ、乗客に不快感を与える。
近年、建築物の高層化に伴いエレベータの行程が伸長され、エレベータの超高速化が重要な要素となっている。このような超高速エレベータでは、上述した要因に加えて、釣合錘や隣のエレベータ乗りかごとのすれ違い際の風圧などで、乗りかごに揺れが発生する。
従来、このような振動や揺れに対しては、バネ材を介在させることにより抑制していたが、超高速エレベータでは、このような構成では抑制することに限界があり、乗り心地に影響を与えていた。
そこで、外部から揺れを抑制する力を加える能動的な振動低減法が注目されている。この方法では、電磁気的な駆動機構により、ガイドレールに接して転動するローラを、乗りかごの揺れを抑制する方向に駆動するものである。
特開2001−122555号公報
乗りかごに設けられるガイド機構は、通常、1本のガイドレールに対して、これを囲むように3個のローラを3方向から接触させている。このため、能動的な振動低減法を採用した場合、1つのガイド機構には、3個のローラに対応して前述した駆動機構を3個設けていた。ガイド機構は、乗りかごの左右上下に少なくとも計4個設けられるので、ローラの総数は12個と、多数必要となる。
駆動機構は通常、電磁気的なものであるため高価である。また、その作用力を対応するローラに伝達するため複雑な伝達機構を要する。このような高価で複雑な機構の駆動機構を用いることは、装置全体のコスト上昇及び構造の複雑化を招き好ましくない。
本発明は、低コストで簡素な構成とすることができ、乗りかごの揺れを効果的に抑制できるエレベータ装置を提供することにある。
本発明の実施の形態に係るエレベータ装置は、昇降路内における乗りかごの両側方に縦向きに配置された左右一対のガイドレールと、この左右一対のガイドレールに対応して前記乗りかごに設けられ、前記ガイドレールのガイド部に接して転動するローラを有し、このローラを、前記ガイドレールの長さ方向と直交する方向に変位可能に支持すると共に、加圧バネによりガイドレールに向けて押圧する構造のガイド機構と、このガイド機構に設けられ、前記乗りかごの横揺を検知した信号が入力されると、この横揺れを抑制する方向に前記ローラを移動させる制振駆動部とを備え、前記制振駆動部は、前記ガイド機構のベース部に、前記ローラの移動方向に沿って一体的に設けられたラックギアと、前記ローラと共通の回転中心軸を有し、前記ローラに対して回転自在に構成され、前記ラックギアと噛み合うピニオンギアと、このピニオンギアを、前記乗りかごの横揺を検知した信号に対応する方向に回転させるモータとを有することを特徴とする。
上記構成によれば、安価な制振駆動機構を用いて低コストで簡素な構成とすることができ、乗りかごの揺れを効果的に抑制できる。
本発明の一実施形態に係るエレベータ装置の斜視図である。 本発明の一実施形態に用いるガイド機構の一例を示す正面図である。 本発明の一実施形態に用いる制振駆動部の構成を示す図である。 本発明の他の実施形態に用いる制振駆動部の構成を示す図である。 本発明におけるガイド機構の制振駆動部と連結したローラの配置を説明する模式図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、エレベータ装置10を示す斜視図である。図1に示すように、エレベータ装置10は、昇降路11に沿って上下方向に延びる左右一対のガイドレール12と、このガイドレール12に沿って上下方向に移動する乗りかご20とを有する。乗りかご20は、直方体状のかご室22と、その周囲に沿って設けられるかご枠23とで構成される。かご室22には、開閉自在なドア22aが正面に設けられている。かご枠23は、かご室22の両側面に沿う左右一対の立枠24と、かご室22の上下面に沿う上梁25及び下梁26とで構成され、かご室22を支持する。
また、乗りかご20を構成するかご枠23の左右及び上下には、乗りかご20をガイドレール12に沿ってガイドするガイド機構31が、左右一対のガイドレールに対応して合計4個設けられる。
ここで、ガイドレール12は、昇降路11内において乗りかご20の両側方に縦向きに左右一対配置されており、この乗りかごの20の幅方向(ドア22aの面方向)に沿うガイド部12aを有する。
ガイド機構31は、ガイドレール12の、ガイド部12aに対して合計3個のローラ32を有する。すなわちガイド部12aの前後面にそれぞれ接して転動する2個のローラ32、及びガイド部12aの先端辺に接して転動する1個のローラ32を有する。これら各ローラ32は、水平方向、すなわち、ガイドレール12の長さ方向と直交する方向にそれぞれ変位可能に支持されている。また、これら各ローラ32は、後述する加圧バネ37によりガイドレール12と常に接する方向の押圧力を受けている。以下、このガイド機構31の、ローラ32に対する支持及び加圧構成を、図2を参照して詳細に説明する。
図2において、ガイド機構31は、平板状のベース33及びこのベース33上に立設された支柱34を有する。ローラ32の回転中心軸35は、レバー36の長さ方向中間部に回転自在に嵌合している。レバー36は、水平方向のガイド孔に嵌着した複数のリニアブッシュ38を有する。これらリニアブッシュ38は、支柱34に水平方向に沿って一体的に取付けられた複数のシャフト39と、その軸方向に沿って進退可能に嵌合する。このため、レバー36及びこのレバー36に回転自在に取り付けられたローラ32は、水平方向に平行移動可能である。
前述した加圧バネ37は、スタッド41の一端部(図示左側)とレバー36との間に設けられている。スタッド41は、レバー36を進退可能に貫通しており、その他端側(図示右側)は支柱34に一体的に取り付けられている。このため、レバー36及びこのレバー36に回転自在に取り付けられたローラ32は、図示右方への押圧力を受け、ローラ32はガイドレール12と常時接するように構成されている。
ガイド機構31には、制振駆動部43が設けられている。この制振駆動部43は、図2の手前側に設けられており、乗りかご20の横揺を検知した信号が入力されると、この横揺れを抑制する方向にローラ32をアクティブに移動させるものである。以下、図3によりその構成を説明する。
図3において、制振駆動部43は、ラックギア44、これと噛み合うピニオンギア45、 このピニオンギア45を可逆回転させるモータ46、及び押えギア47を有する。
ラックギア44は、ガイド機構31のベース33上に、支持台を介してローラ32の移動方向(図示水平方向)に沿って一体的に設けられている。
このラックギア44と噛み合うピニオンギア45は、図2で示したローラ32と共通の回転中心軸35に取り付けられている。ただし、このピニオンギア45は、ローラ32に対して回転自在に構成されている。例えば、ピニオンギア45を回転中心軸35と一体に回転するように取り付け、ローラ32は、図示しないベアリングを介して回転中心軸35の外周に回転自在に取り付けるように構成する。
モータ46は、回転中心軸35に直結し、ピニオンギア45を、乗りかご20の横揺を検知した信号に対応して正逆方向に回転させる。
押えギア47は、円板状に形成され、その上部の回転中心は、ベース33から立ち上がった支持アーム51に回転可能に取り付けられている。この押えギア47の下面の円周縁には、ピニオンギア45と噛み合うギア部47aが形成されている。このギア部47aは、ピニオンギア45と噛み合うことにより、ピニオンギア45の回転を許容すると共に、このピニオンギア45がラックギア44と噛み合うように押える。
モータ46は、上述のように、乗りかご20の横揺を検知した信号が入力されると、揺れ方向に対応して正逆回転し、ベース33上に固定されたラックギア44との噛み合うピニオンギア45を水平方向に移動させる。したがって、このピニオンギア45と共通の回転中心軸35を有するローラ32を同方向に移動させる。すなわち、制振駆動部43は、ローラ32を乗りかご20の横揺れを抑制する方向にアクティブに駆動する。
乗りかご20の横揺れは、図示しないが、乗りかご20に設けた加速度計により検出する。すなわち、加速度計の計測値は図示しないコントローラにより、ローラ32の動作変位に変換される。この変換値を、制振駆動部43に動作信号として与え、制振駆動部43によりローラ32を制振方向に駆動する。すなわち、ローラ32をアクティブに動作させることにより乗りかご20の揺れを抑制することができる。
ここで、制振駆動部43の駆動源は回転型のモータ46であり、安価に入手できる。また、駆動系は、このモータ46により回転駆動されるピニオンギア45とラックギア44との組み合わせにより、ローラ32の回転中心軸35を水平移動させるという単純な構成であり、複雑な伝達機構を用いることなく簡素に構成することができる。すなわち、制振駆動部43は、リニア式の駆動源を用いたものに比べ、安価であり、簡素に構成できる。
上述した制振駆動部43は、ベース33上に固定されたラックギア44と、ピニオンギア45との噛み合いにより、ピニオンギア45と共通の回転中心軸35を有するローラ32を水平方向に移動させているが、この関係を反対に構成したものでもよい。以下、図4により説明する。
図4で示すように、ローラ32の回転中心軸35を長さ方向中間部に取付けたラックギア54を、ローラ32の移動方向(水平方向)に沿って往復動可能に設置する。すなわち、ラックギア54はローラ32と共に移動可能に構成されている。
このラックギア54の上面ギア部54aはピニオンギア55と噛み合っている。ピニオンギア55はモータ56により回転駆動されるもので、ベース33から立ち上がる三角形状の支持板57の上部に回転可能に支持されている。支持板57は、ラックギア54の下面ギア部54bと噛み合う2個のピニオンギア58,59も、それぞれ回転可能に支持している。
モータ56は、乗りかご20の横揺を検知した信号が入力されると、揺れ方向に対応して正逆回転し、ピニオンギア55と噛み合うラックギア54を水平方向に移動させる。したがって、このラックギア54に取り付けられた回転中心軸35を有するローラ32は同方向に移動する。すなわち、制振駆動部43は、ローラ32を乗りかご20の横揺れを抑制する方向に駆動する。
なお、2個のピニオンギア58,59は、ラックギア54の下面ギア部54bと噛み合うことにより、上述したラックギア54の水平方向に移動に伴って回転し、ラックギア54の水平方向に移動を案内支持する。
制振駆動部43をこのように構成しても、乗りかご20の横揺れを有効に抑制できる。また、回転型のモータ56は安価に入手でき、駆動系は、このモータ56により回転駆動されるピニオンギア55とラックギア54との組み合わせにより、ローラ32を水平移動させるという単純な構成であり、複雑な伝達機構を用いることなく簡素に構成することができる。すなわち、制振駆動部43は、リニア式の駆動源を用いたものに比べ、安価であり、簡素に構成できる。
ここで、前述のように、ガイド機構31は乗りかご20の左右上下に合計4個設けられ、ローラ32の総数は12個となるが、制振駆動部43は上述のように安価に構成できるため、これらローラ32毎に制振駆動部43を個別に設けても、リニア式の駆動部を用いたものより、低コストに構成できる。
また、上述のように、4個のガイド機構31のすべてのローラ32(12個)に制振駆動部43を設けてもよいが、制振駆動部43の数を減らしても、その取付位置によっては乗りかごの横揺れを十分抑制できること見出した。
そこで、この実施の形態では、左右一対のガイドレール12に対応して乗りかご20に配置される左右のガイド機構31に設けられる計6個のローラ32に対して、図5(a)のように、黒塗した3個のローラ32に制振駆動部43を設けることを提案する。
図5(a)では、左右のいずれか一方(図示右側とする)のガイド機構31には、ガイドレール12のガイド部12aの前後面にそれぞれ接して転動する2個のローラ32のうち、いずれか1個のローラに制振駆動部43を設ける。また、ガイドレール12のガイド部12aの先端辺に接して転動する1個のローラ32にも制振駆動部43を設ける。
これに対し、他方(図示左側)のガイド機構31には、ガイドレール12のガイド部12aの前後面にそれぞれ接して転動する2個のローラ32のうち、いずれか1個のローラ32のみに制振駆動部43を設ける。
上述の構成は、乗りかご20の上下に配置された左右のガイド機構31,31の、例えば、上部に配置されたものの説明であるが、下部に配置された左右のガイド機構31,31についても同様に構成する。したがって、左右上下の計4個のガイド機構31の、計12個のローラ32に対し、制振駆動部43は上下で3個ずつ、計6個設ければよいことになる。
このように構成した場合、乗りかご20の前後方向の揺れに対しては、左右に配置されたガイド機構31,31では、ガイドレール12のガイド部12aの前面に接するローラ32に設けた制振駆動部43の動作により、ローラ32が制振方向にアクティブに駆動される。ガイド部12aの後面に接するローラ32には、制振駆動部43を設けていないが、後面に接するローラ32bは、加圧バネ37を介して乗りかご20側に設置されていることから、加圧バネ37の緩衝作用により制振方向に追従動作する。これらの作用により、乗りかご20の前後方向の揺れはアクティブに制振される。
なお、ガイド部12aの後面に接するローラ32側にも制振駆動部43を設ける場合、前面のローラ32側の制振駆動部43と完全に同期をとって制振動作させる必要があり、そのための制御が複雑化する。しかし、上述のように後面に接するローラ32側に制振駆動部43を設けない場合は、前面のローラ32側の制振駆動部43は、前述のように完全な同期をとる必要がないので、制御を簡素化することができる。
乗りかご20の左右方向の揺れに対しては、左右に配置されたガイド機構31のうち一方のガイド機構31(図示右側)の、ガイド部12aの先端辺に接するローラ32が、対応して設けられた制振駆動部43の動作により制振方向に駆動される。他方のガイド機構31(図示左側)の、ガイド部12aの先端辺に接するローラ32には、制振駆動部43を設けていないが、このローラ32は加圧バネ37を介して乗りかご20側に設置されていることから、この加圧バネ37の緩衝作用により制振方向に追従動作する。これらの作用により、乗りかご20の左右方向の揺れはアクティブに制振される。
このように、乗りかご20の前後左右の揺れに対して、乗りかご20の左右に配置されたガイド機構31には、合計6個のローラ32に対して、3個の制振駆動部43を設けるだけで、効果的な制振作用が行われる。ガイド機構31は上下にも配置されていることから、左右上下4か所に配置されているガイド機構31についてみると、合計12個のローラ32に対して、6個の制振駆動部43を設けるだけで、効果的な制振作用が行われることであり、制振駆動部43を大幅に減らすことができる。したがって、エレベータ装置10のコストを大幅に抑えることができると共に、構造の簡素化、及び軽量化が可能となる。
制振駆動部43の配置数は図5(a)で示したものに限定されるものではなく、図5(b)で示すように左右双方のガイド機構31の黒塗りした2個のローラ32にそれぞれ制振駆動部43を設けた構造としてもよい。
或いは、図5(c)で示すように、左右に配置されたガイド機構31の一方(図示左方)は、黒塗りした2個のローラ32にそれぞれ制振駆動部43を設け、他方(図示右方)のガイド機構31は、3個のローラ32すべてに、それぞれ制振駆動部43を設けた構造としてもよい。
これらの例では、制振駆動部43の削減数に差があるが、左右上下4個のガイド機構31が、それぞれ3個のローラ32全てに制振駆動部43を設けた場合に比べ、エレベータ装置10のコスト上昇を抑え、構造の簡素化、及び軽量化が可能となることに変わりはない。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他のさまざまな形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…エレベータ装置
11…昇降路
12…ガイドレール
12a…ガイド部
20…乗りかご
22…かご室
23…かご枠
31…ガイド機構
32…ローラ
33…ベース
37…加圧バネ
43…制振駆動部
44…ラックギア
45…ピニオンギア
46…モータ
54…ラックギア
55…ピニオンギア
56…モータ
本発明の実施の形態に係るエレベータ装置は、昇降路内における乗りかごの両側方に縦向きに配置された左右一対のガイドレールと、この左右一対のガイドレールに対応して前記乗りかごに設けられ、前記ガイドレールのガイド部に接して転動するローラを有し、このローラを、前記ガイドレールの長さ方向と直交する方向に変位可能に支持すると共に、加圧バネによりガイドレールに向けて押圧する構造のガイド機構と、このガイド機構に設けられ、前記乗りかごの横揺を検知した信号が入力されると、この横揺れを抑制する方向に前記ローラを移動させる制振駆動部とを備え、前記制振駆動部は、前記ローラの移動方向に沿って配設され、前記ローラと共に移動可能に構成されたラックギアと、前記ガイド機構のベース部に取付けられ、前記ラックギアと噛み合うピニオンギアと、このピニオンギアを、前記乗りかごの横揺を検知した信号に対応する方向に回転させるモータとを有することを特徴とする。

Claims (5)

  1. 昇降路内における乗りかごの両側方に縦向きに配置された左右一対のガイドレールと、
    この左右一対のガイドレールに対応して前記乗りかごに設けられ、前記ガイドレールのガイド部に接して転動するローラを有し、このローラを、前記ガイドレールの長さ方向と直交する方向に変位可能に支持すると共に、加圧バネによりガイドレールに向けて押圧する構造のガイド機構と、
    このガイド機構に設けられ、前記乗りかごの横揺を検知した信号が入力されると、この横揺れを抑制する方向に前記ローラを移動させる制振駆動部とを備え、
    前記制振駆動部は、
    前記ガイド機構のベース部に、前記ローラの移動方向に沿って一体的に設けられたラックギアと、
    前記ローラと共通の回転中心軸を有し、前記ローラに対して回転自在に構成され、前記ラックギアと噛み合うピニオンギアと、
    このピニオンギアを、前記乗りかごの横揺を検知した信号に対応する方向に回転させるモータと、
    を有するエレベータ装置。
  2. 昇降路内における乗りかごの両側方に縦向きに配置された左右一対のガイドレールと、
    この左右一対のガイドレールに対応して前記乗りかごに設けられ、前記ガイドレールのガイド部に接して転動するローラを有し、このローラを、前記ガイドレールの長さ方向と直交する方向に変位可能に支持すると共に、加圧バネによりガイドレールに向けて押圧する構造のガイド機構と、
    このガイド機構に設けられ、前記乗りかごの横揺を検知した信号が入力されると、この横揺れを抑制する方向に前記ローラを移動させる制振駆動部とを備え、
    前記制振駆動部は、
    前記ローラの移動方向に沿って配設され、前記ローラと共に移動可能に構成されたラックギアと、
    前記ガイド機構のベース部に取付けられ、前記ラックギアと噛み合うピニオンギアと、
    このピニオンギアを、前記乗りかごの横揺を検知した信号に対応する方向に回転させるモータと、
    を有するエレベータ装置。
  3. 前記ガイド機構は、前記ガイドレールの、前記ガイド部の前後面にそれぞれ接して転動する2個のローラ、及び前記ガイド部の先端辺に接して転動する1個のローラを有し、
    前記左右一対のガイドレールのいずれか一方に対応するガイド機構には、前記ガイド部の前後面にそれぞれ接して転動する2個のローラのうちのいずれか1個のローラ、及びガイドレールの先端辺に接して転動する1個のローラに対応して前記制振駆動部を設け、前記左右一対のガイドレールのいずれか他方に対応するガイド機構には、前記ガイド部の前後面にそれぞれ接して転動する2個のローラのうちのいずれか1個のローラにのみ前記制振駆動部を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータ装置。
  4. 前記ガイド機構は、前記ガイドレールの、前記ガイド部の前後面にそれぞれ接して転動する2個のローラ、及び前記ガイド部の先端辺に接して転動する1個のローラを有し、
    前記左右一対のガイドレールに対応するガイド機構には、前記ガイド部の前後面にそれぞれ接して転動する2個のローラのうちのいずれか1個のローラ、及びガイドレールの先端辺に接して転動する1個のローラに対応して前記制振駆動部を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータ装置。
  5. 前記ガイド機構は、前記ガイドレールの、前記ガイド部の前後面にそれぞれ接して転動する2個のローラ、及び前記ガイド部の先端辺に接して転動する1個のローラを有し、
    前記左右一対のガイドレールのいずれか一方に対応するガイド機構には、前記ガイド部の前後面にそれぞれ接して転動する2個のローラのうちのいずれか1個のローラ、及び前記ガイド部の先端辺に接して転動する1個のローラに対応して前記制振駆動部を設け、前記左右一対のガイドレールのいずれか他方に対応するガイド機構には、前記ガイド部の前後面にそれぞれ接して転動する2個のローラ、及びガイドレールの先端辺に接して転動する1個のローラに対応して前記制振駆動部を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエレベータ装置。
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