JP2017159626A - 押出機 - Google Patents
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Abstract
【課題】フライト形状を簡易に変更することで、未溶物樹脂を発生させないようにすることができる押出機を提供すること。【解決手段】ペレット状の樹脂が供給される筒状のバレル4と、軸心を中心として回転する丸棒状の軸部61と、軸部61の表面から突出し軸部61の表面に螺旋状に延在するフライト62とを有し、バレル4に挿入されるスクリュー6とを備え、フライト62は、フライト62の幅方向に平行且つ軸部61のフライト62が設けられた面における法線方向に平行な平面において、軸部61の表面から法線方向に突出する主フライト62aと、主フライト62aと軸部61の表面との間に膨出する副フライト62bとを有する。【選択図】図2
Description
本開示は、樹脂フィルムの製造に用いられる押出機に関する。
従来、スロットダイを用いて樹脂フィルムを生成する際に、成形された樹脂フィルムには、しばしば品質不良や外観不良などの問題が起きている。外観不良の1つとして、フィッシュアイと呼ばれる不良がある。フィッシュアイは、透明又は半透明のプラスチックフィルム又はシート中に微細な固まりが生じ、その固まり周辺が伸びて魚の眼のような外観を呈するという特徴がある。
フィッシュアイなどの不良の発生原因は多岐にわたるが、主な発生原因としては、スクリュー部で樹脂が滞留するために樹脂が劣化することや、スクリュー部で樹脂が未溶融となることが上げられ、スクリュー部の設定が大きく影響している。
フィッシュアイなどの不良の発生原因は多岐にわたるが、主な発生原因としては、スクリュー部で樹脂が滞留するために樹脂が劣化することや、スクリュー部で樹脂が未溶融となることが上げられ、スクリュー部の設定が大きく影響している。
スクリュー部での樹脂の未溶融を防止するための方法として、例えば、バリアフライト付きスクリューが開発されている(例えば、特許文献1及び特許文献2を参照)。また、スクリュー部での樹脂の未溶融を防止するための方法として、ダブルフライトスクリューが開発されている(例えば、特許文献3を参照)。
さらに、スクリューのフライト形状によって、樹脂の溶融速度や滞留時間が大きく変わることは、例えば非特許文献1でも示されており、フィッシュアイのような不良の改善には、フライト形状の最適化が効果的と言える。
さらに、スクリューのフライト形状によって、樹脂の溶融速度や滞留時間が大きく変わることは、例えば非特許文献1でも示されており、フィッシュアイのような不良の改善には、フライト形状の最適化が効果的と言える。
中村和之、酒井忠基「単軸スクリュ押出機における熱可塑性プラスチックの溶融の促進」、成形加工、プラスチック成形加工学会、1989年、第1巻、第1号、p.79−87
ところで、上記のような装置を用いることで、樹脂の未溶融が改善される効果を得ることができるが、フライト間距離の設定等作成には高度な精度が要求される。
そこで、本発明は、上記の課題に着目してなされたものであり、フライト形状を簡易に変更することで、未溶物樹脂を発生させないようにすることができる押出機を提供することを目的としている。
そこで、本発明は、上記の課題に着目してなされたものであり、フライト形状を簡易に変更することで、未溶物樹脂を発生させないようにすることができる押出機を提供することを目的としている。
本発明の一態様によれば、ペレット状の樹脂が供給される筒状のバレルと、軸心を中心として回転する丸棒状の軸部と、上記軸部の表面から突出し上記軸部の表面に螺旋状に延在するフライトとを有し、上記バレルに挿入されるスクリューとを備え、上記フライトは、このフライトの幅方向に垂直且つ上記軸部の上記フライトが設けられた面における法線方向に平行な平面において、上記軸部の表面から上記法線方向に突出する主フライトと、この主フライトと上記軸部の表面との間に膨出する副フライトとを有することを特徴とする押出機が提供される。
本発明の一態様によれば、フライト形状を簡易に変更することで、未溶物樹脂を発生させないようにすることができる押出機を提供することができる。
以下の詳細な説明では、本発明の実施形態の完全な理解を提供するように多くの特定の細部について記載される。しかしながら、かかる特定の細部がなくても1つ以上の実施態様が実施できることは明らかであろう。他にも、図面を簡潔にするために、周知の構造及び装置が略図で示されている。
本発明の一実施形態に係る押出機1の構成について、図1〜図3を参照して説明する。図1に示すように、押出機1は、フィルム状の樹脂2を製造するための押出成形プロセスにおいて用いられ、ペレット状の樹脂2を溶融し、混練する装置である。押出機1は、ホッパー3と、バレル4と、ヒータ5と、スクリュー6とを備える。
本発明の一実施形態に係る押出機1の構成について、図1〜図3を参照して説明する。図1に示すように、押出機1は、フィルム状の樹脂2を製造するための押出成形プロセスにおいて用いられ、ペレット状の樹脂2を溶融し、混練する装置である。押出機1は、ホッパー3と、バレル4と、ヒータ5と、スクリュー6とを備える。
ホッパー3は、ペレット状の樹脂2であるペレット樹脂21を、貯蔵し、接続されるバレル4内へと供給する。
バレル4は、図1の紙面に対する左右方向へと延在する、略円筒状の形状を有するシリンダーである。
ヒータ5は、バレル4の外周に設けられる加熱装置であり、バレル4内部を加熱する。
バレル4は、図1の紙面に対する左右方向へと延在する、略円筒状の形状を有するシリンダーである。
ヒータ5は、バレル4の外周に設けられる加熱装置であり、バレル4内部を加熱する。
スクリュー6は、図2に示すように、軸部61と、フライト62とを有する。軸部61は、バレル4の軸方向に平行に延在する略丸棒状の形状を有し、先端が円錐状になっている。フライト62は、軸部61の表面から突出し、軸部61の表面に螺旋状に延在する。フライト62は、図2及び図3に示すように、主フライト62aと、副フライト62bとを有する。主フライト62aは、フライト62の幅方向(図2の幅wに平行な方向)に平行、且つ軸部61のフライト62が設けられた面における法線方向に平行な平面において、軸部61の表面から突出する方形状の形状を有する。副フライト62bは、主フライト62aと軸部61の表面との間となる、主フライト62aの幅方向両端側に、主フライト62aから幅方向に離れるに従い法線方向(図3の紙面に対する上下方向)の高さが階段状に減少する、階段状にそれぞれ形成される。スクリュー6は、図1に示すように、先端が円錐状に形成された一端側が、バレル4に挿入される。また、スクリュー6は、バレル4に挿入されていない他端側が不図示の駆動装置に接続され、駆動装置の駆動力を受けて、軸心を中心として回転可能に構成される。
このような押出機1では、ホッパー3に投入されたペレット樹脂21が、バレル4内に供給される。そして、ペレット樹脂21は、スクリュー6の回転動作によってスクリュー6の一端側へと搬送されながら、ヒータ5に加熱されることで溶融した樹脂2である溶融樹脂22となり、バレル4から押し出される。
本実施形態における押出成形プロセスでは、まず、押出機1による上述の処理を経ることで、樹脂2がペレットの状態から溶融した状態となり、押出機1から押し出されることでTダイ7へと送られる。次いで、Tダイ7に送られた溶融樹脂22は、Tダイ7内のマニホールド71によって幅方向(図1の紙面に対する前後方向)に広げられ、Tダイ7から吐出される。その後、Tダイ7から吐出された溶融樹脂22は、周辺空気や冷却ロール8によって冷却され、固化し、フィルム状の樹脂2であるフィルム樹脂23となる。次いで、固化したフィルム樹脂23は、搬送ロール9によって、次工程へと搬送される。
ここで、従来のシングルフライトの押出機の場合、図3と同様な断面視におけるフライト62の形状は、図4に示すように、方形状の主フライト62aのみからなることが多い。また、従来のフライト62の形状では、図5に示すように、フライト62と軸部61との接触部分に、角をとるためのRが入っている形状となる場合もある。このような従来のフライト形状の場合、フライト62と軸部61との接触領域で、略直角で、高さの高い壁ができるため、溶融樹脂22が流れにくくなっている。実際に、従来のフライト形状の押出機について、使用後のスクリュー6を取り出してみると、フライト62と軸部61との接触領域にゲル化した樹脂2が確認された。
一方、本実施形態のフライト形状の場合、階段状の副フライト62bを設けることで、フライト62と軸部61との接触領域において、溶融樹脂22が流れやすくなり、溶融樹脂22の滞留を抑えることができる。
以上で、特定の実施形態を参照して本発明を説明したが、これら説明によって発明を限定することを意図するものではない。本発明の説明を参照することにより、当業者には、開示された実施形態の種々の変形例とともに本発明の別の実施形態も明らかである。従って、特許請求の範囲は、本発明の範囲及び要旨に含まれるこれらの変形例または実施形態も網羅すると解すべきである。
以上で、特定の実施形態を参照して本発明を説明したが、これら説明によって発明を限定することを意図するものではない。本発明の説明を参照することにより、当業者には、開示された実施形態の種々の変形例とともに本発明の別の実施形態も明らかである。従って、特許請求の範囲は、本発明の範囲及び要旨に含まれるこれらの変形例または実施形態も網羅すると解すべきである。
例えば、上記実施形態では、フライト62の形状として、階段形状の副フライト62bが設けられるとしたが、本発明はかかる例に限定されない。副フライト62bは、主フライト62aと軸部61との間の接触領域において、図4及び図5に示す従来のフライト形状に比べて溶融樹脂22が流れやすくなるように形成されれば、他の形状であってもよい。ここで、上述のように、図4及び図5では、上記実施形態における主フライト62aに対応するフライト62が、軸部61からそそり立つように形成されることで、溶融樹脂22が流れにくくなる。このため、溶融樹脂22が流れやすくなるようなフライト形状としては、軸部61の表面から主フライト62aの上端に到達するまでの傾斜が緩やかになればよく、副フライト62bが主フライト62aに隣接して軸部61の表面から膨出するように形成されることが好ましい。膨出する形状としては、図3に示す平面において、主フライト62aから離れるに従い、副フライト62bの高さが、直線的(リニア)に減少する直線形状、または、接線の傾きが減少するような曲線で減少する曲線形状をいう。なお、副フライト62bの高さが直線的に減少する場合では、フライト62の幅方向に対して、副フライト62bの高さが平均的に減少すればよい。このため、例えば図3に示すような階段状の形状でもよく、フライト62の幅に対して直線的に減少する形状でもよい。
図6に、図3と同様な平面視における、副フライト62bの形状の変形例を示す。図6に示す変形例では、副フライト62bは、フライト62の幅方向に対して、高さが曲線的に減少する形状を有し、図5とは逆側に所定の曲率のRがついた形状である。
また、例えば、副フライト62bは、主フライト62aの幅方向端、且つ主フライト62aの高さ方向の先端から形成されてもよい。この場合、主フライト62aの高さ方向の先端側となる上端の形状は、高さが幅方向の中央から徐々に減少するように、曲線や幅方向に対して傾きをもった形状であってもよい。この際、主フライト62aの上端は、副フライト62bの形状と連続した形状であることが好ましい。このような場合における、副フライト62bの形状の変形例を図7及び図8に示す。
また、例えば、副フライト62bは、主フライト62aの幅方向端、且つ主フライト62aの高さ方向の先端から形成されてもよい。この場合、主フライト62aの高さ方向の先端側となる上端の形状は、高さが幅方向の中央から徐々に減少するように、曲線や幅方向に対して傾きをもった形状であってもよい。この際、主フライト62aの上端は、副フライト62bの形状と連続した形状であることが好ましい。このような場合における、副フライト62bの形状の変形例を図7及び図8に示す。
図7に示す変形例では、副フライト62bは所定の曲率をもった曲線状に高さが変化するように形成され、副フライト62bが主フライト62aの上端から連続して形成される。さらに、図7に示す変形例では、主フライト62aの上端には、副フライト62bと同じ曲率でRがついており、フライト62全体として半円状の断面形状を有する。図8に示す変形例では、副フライト62bは直線状に高さが変化するように形成され、副フライト62bが主フライト62aの上端から連続して形成される。さらに、図7に示す変形例では、主フライト62aの上端には、幅方向の中心を頂点とした傾斜が幅方向の両端に向かってそれぞれ形成され、フライト62全体として三角形状の断面形状を有する。なお、図7及び図8において、主フライト62aは、図3と同様に、幅方向に対して高さが一定の形状であってもよい。
また、上記実施形態では、押出機1は、スクリュー6が一本である単軸スクリュー押出機であるとしたが、本発明はかかる例に限定されない。押出機1は、スクリュー6が複数本である多軸スクリュー押出機であってもよい。
さらに、上記実施形態では、副フライト62bは、主フライト62aの幅方向両端側に同様に設けられる構成としたが、本発明はかかる例に限定されない。副フライト62bは、主フライト62aの幅方向のいずれか一端側にのみ設けられる構成であってもよい。また、主フライト62aの幅方向両端側で、設けられる副フライト62bの形状が異なってもよい。
さらに、上記実施形態では、副フライト62bは、主フライト62aの幅方向両端側に同様に設けられる構成としたが、本発明はかかる例に限定されない。副フライト62bは、主フライト62aの幅方向のいずれか一端側にのみ設けられる構成であってもよい。また、主フライト62aの幅方向両端側で、設けられる副フライト62bの形状が異なってもよい。
(1)本発明の一態様に係る押出機1は、ペレット状の樹脂2が供給される筒状のバレル4と、軸心を中心として回転する丸棒状の軸部61と、軸部61の表面から突出し軸部61の表面に螺旋状に延在するフライト62とを有し、バレル4に挿入されるスクリュー6とを備え、フライト62は、フライト62の幅方向に平行且つ軸部61のフライト62が設けられた面における法線方向に平行な平面において、軸部61の表面から法線方向に突出する主フライト62aと、主フライト62aと軸部61の表面との間に膨出する副フライト62bとを有する。
上記(1)の構成によれば、主フライト62aと軸部61との間に膨出する副フライト62bを設けることにより、主フライト62aと軸部61との接触領域において、溶融した樹脂2が流れやすくなり、樹脂2の滞留を抑えることができる。また、シングルフライトのままで、フライト62の形状を変えるだけの簡易な変更で樹脂2の滞留時間を短縮することができる。このため、樹脂2の未溶物や劣化の発生を抑えることができ、フィッシュアイのような不良を改善することができる。
(2)上記(1)の構成において、副フライト62bは、上記平面において、主フライト62aから幅方向に離れるに従い法線方向の高さが階段状に減少する、階段形状を有する。
(3)上記(1)の構成において、副フライト62bは、上記平面において、主フライト62aから幅方向に離れるに従い法線方向の高さが直線的に減少する、直線形状を有する。
(3)上記(1)の構成において、副フライト62bは、上記平面において、主フライト62aから幅方向に離れるに従い法線方向の高さが直線的に減少する、直線形状を有する。
(4)上記(1)の構成において、副フライト62bは、上記平面において、主フライト62aから幅方向に離れるに従い法線方向の高さが曲線的に減少する、曲線形状を有する。
(5)上記(4)の構成において、副フライト62bは、上記平面において、法線方向の先端側となる上端の形状が、一定の曲率を有する。
(5)上記(4)の構成において、副フライト62bは、上記平面において、法線方向の先端側となる上端の形状が、一定の曲率を有する。
(6)上記(3)〜(5)のいずれかの構成において、副フライト6bは、上記平面において、主フライト62aの、幅方向端且つ法線方向の先端側となる上端から形成される。
(7)上記(6)の構成において、主フライト62aは、上記平面において、上端が副フライトと連続するように、法線方向の高さが幅方向の中央から徐々に減少する形状を有する。
(8)上記(1)〜(7)のいずれかの構成において、バレル4に挿入されるスクリュー6が一本である単軸スクリュー押出機である。
(7)上記(6)の構成において、主フライト62aは、上記平面において、上端が副フライトと連続するように、法線方向の高さが幅方向の中央から徐々に減少する形状を有する。
(8)上記(1)〜(7)のいずれかの構成において、バレル4に挿入されるスクリュー6が一本である単軸スクリュー押出機である。
次に、本発明者が行った実施例について説明する。実施例では、図7に示す形状のフライト62について、熱流体解析ソフトFLOEFDを用いて、滞留時間を評価した。また、比較例として、図4に示す従来の形状のフライト62についても同様の評価を行った。
評価条件としては、バレル4の直径を30mm、スクリュー6の長手方向の長さを800mm、フライト62の設置間隔となるスクリューピッチを40mm、軸部61の表面からバレル4の内面までのクリアランスであるチャネル深さを5mmとした。また、フライト62の幅wを3mm、フライト62の上端からバレル4の内面までのクリアランスであるフライトクリアランスを0.1mmとした。樹脂物性としては、汎用のPP(ポリプロピレン)樹脂の値を用い、比重を0.94、熱伝導率を0.18W/m・K、粘度を100〜1000Pa・s(230℃)とした。
実施例及び比較例について、滞留時間をそれぞれ評価したところ、実施例の条件では比較例の条件に比べて、滞留時間を10%低減させることが可能になった。
実施例及び比較例について、滞留時間をそれぞれ評価したところ、実施例の条件では比較例の条件に比べて、滞留時間を10%低減させることが可能になった。
1 押出機
2 樹脂
21 ペレット樹脂
22 溶融樹脂
23 フィルム樹脂
3 ホッパー
4 バレル
5 ヒータ
6 スクリュー
61 軸部
62 フライト
62a 主フライト
62b 副フライト
7 Tダイ
71 マニホールド
8 冷却ロール
9 搬送ロール
2 樹脂
21 ペレット樹脂
22 溶融樹脂
23 フィルム樹脂
3 ホッパー
4 バレル
5 ヒータ
6 スクリュー
61 軸部
62 フライト
62a 主フライト
62b 副フライト
7 Tダイ
71 マニホールド
8 冷却ロール
9 搬送ロール
Claims (8)
- ペレット状の樹脂が供給される筒状のバレルと、
軸心を中心として回転する丸棒状の軸部と、前記軸部の表面から突出し前記軸部の表面に螺旋状に延在するフライトとを有し、前記バレルに挿入されるスクリューと
を備え、
前記フライトは、該フライトの幅方向に平行且つ前記軸部の前記フライトが設けられた面における法線方向に平行な平面において、前記軸部の表面から前記法線方向に突出する主フライトと、該主フライトと前記軸部の表面との間に膨出する副フライトとを有することを特徴とする押出機。 - 前記副フライトは、前記平面において、前記主フライトから前記幅方向に離れるに従い前記法線方向の高さが階段状に減少する、階段形状を有することを特徴とする請求項1に記載の押出機。
- 前記副フライトは、前記平面において、前記主フライトから前記幅方向に離れるに従い前記法線方向の高さが直線的に減少する、直線形状を有することを特徴とする請求項1に記載の押出機。
- 前記副フライトは、前記平面において、前記主フライトから前記幅方向に離れるに従い前記法線方向の高さが曲線的に減少する、曲線形状を有することを特徴とする請求項1に記載の押出機。
- 前記副フライトは、前記平面において、前記法線方向の先端側となる上端の形状が、一定の曲率を有することを特徴とする請求項4に記載の押出機。
- 前記副フライトは、前記平面において、前記主フライトの、前記幅方向端且つ前記法線方向の先端側となる上端から形成されることを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項に記載の押出機。
- 前記主フライトは、前記平面において、前記上端が前記副フライトと連続するように、前記法線方向の高さが前記幅方向の中央から徐々に減少する形状を有することを特徴とする請求項6に記載の押出機。
- 前記バレルに挿入される前記スクリューが一本である単軸スクリュー押出機であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の押出機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016048784A JP2017159626A (ja) | 2016-03-11 | 2016-03-11 | 押出機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016048784A JP2017159626A (ja) | 2016-03-11 | 2016-03-11 | 押出機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017159626A true JP2017159626A (ja) | 2017-09-14 |
Family
ID=59854627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016048784A Pending JP2017159626A (ja) | 2016-03-11 | 2016-03-11 | 押出機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017159626A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102323770B1 (ko) * | 2021-03-22 | 2021-11-10 | 김민철 | 펠릿 제조장치 |
-
2016
- 2016-03-11 JP JP2016048784A patent/JP2017159626A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102323770B1 (ko) * | 2021-03-22 | 2021-11-10 | 김민철 | 펠릿 제조장치 |
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