JP2017159369A - 加工装置のオフセット量調整方法 - Google Patents
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また、以下の図面を使用した説明において、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、理解の容易のために説明に必要な部材以外の図示は適宜省略されている。
図1は第一実施形態に係る加工装置の概略構成を示す図である。
図1に示すように、加工装置100は、レーザー加工部(加工手段)10と、該レーザー加工部10から射出される加工用レーザー光を所定位置に集光させるオートフォーカス光学系20と、制御部50とを備えている。
ステージ1は、加工対象物Aを載置する載置面1aが上面に設けられている。ステージ1は、制御部50により、その移動が制御されている。本実施形態において、加工対象物Aは、シリコンウエハーを用いた。なお、制御部50は、例えばCPU、ROM、及びRAM等から構成されている。
これにより、ステージ1は、載置面1a上の加工対象物Aと対物レンズ3との相対位置を微調整可能とされている。
対物レンズ3は、加工用レーザー光Lを載置面1a上の加工対象物Aの所定位置に集光する。
第1〜第4共焦点光学系21,22,23,24(以下、共焦点光学系21〜24と称す場合もある)は、この順に対物レンズ3(加工対象物A)からの光路長が長くなるように設定されている。共焦点光学系21〜24は、それぞれ載置面1a上の加工対象物Aに対して検出光を照射し、該加工対象物Aの表面での反射光を検出する。
ダイクロイックミラー25は、加工用レーザー光源2と対物レンズ3との間における加工用レーザー光Lの光路上に配置されている。ダイクロイックミラー25は、上記共焦点光学系21〜24における検出光を反射させるものの、上記加工用レーザー光Lを透過させる光学特性を有する。
第1の差分S1は、図3に示されるように、受光強度の差分値が0(ゼロ)の場合、対物レンズ3のオフセット量が0(ゼロ)μmとなる。第2の差分S2は、図3に示されるように、受光強度の差分値が0(ゼロ)の場合、対物レンズ3のオフセット量が50μmとなる。第3の差分S3は、図3に示されるように、受光強度の差分値が0(ゼロ)の場合、対物レンズ3のオフセット量が100μmとなる。
また、加工装置100は、上記選択されたオフセット量に対応させるように加工対象物Aに対する対物レンズ3の相対位置をオートフォーカスすることができる。
はじめに、ステージ1に加工対象物Aとしての例えば厚さ300μmの半導体ウエハが載置される。この加工対象物Aは、平面視した状態で略円形を有している。
以上により、切断予定ラインの開始位置において、対物レンズ3と加工対象物Aとの位置合わせが終了する。
図4は分断装置を用いて加工対象物Aを分断する工程を示す図である。
図4(a)に示されるように、分断装置30は、押圧部31と、保持部32とを有する。押圧部31は、加工対象物Aよりも大きな略円形状を有し、テープ33に貼りつけられた加工対象物Aを支持する。なお、テープ33は加工対象物Aと同心状の円形を有している。保持部32は、押圧部31の周囲を囲むように配置されており、円形状のテープ33を周方向の全域に亘って保持する。
以上により、加工対象物Aを分断(個片化)する工程が終了する。
続いて、第二実施形態に係る加工装置の構成について説明する。
本実施形態と上記実施形態との違いは、オートフォーカス光学系であり、それ以外のレーザー加工部10の構成は共通である。したがって、以下の説明では、上記実施形態と同一の部材及び共通の構成については同じ符号を付し、その構成の説明については省略若しくは簡略化するものとする。
図5に示されるように、本実施形態に係る加工装置200は、レーザー加工部10と、該レーザー加工部10から射出される加工用レーザー光を所定位置に集光させるオートフォーカス光学系120と、制御部50とを備えている。
第1〜第4共焦点光学系121,122,123,124(以下、共焦点光学系121〜124と称す場合もある)は、この順に対物レンズ3(加工対象物A)からの光路長が長くなるように設定されている。
ダイクロイックミラー26は、上記共焦点光学系121〜124とダイクロイックミラー25との間における検出光の光路上に配置されている。ダイクロイックミラー26は、上記第1、第2共焦点光学系121、122における検出光を透過させるものの、上記第3、第4共焦点光学系123、124における検出光を反射させる光学特性を有する。
ミラー27は、上記ダイクロイックミラー26と上記第3、第4共焦点光学系123、124との間における検出光の光路上に配置されている。ミラー27は、上記第3、第4共焦点光学系123、124における検出光を反射させる光学特性を有する。
また、加工装置200は、上記選択されたオフセット量に対応させるように加工対象物Aに対する対物レンズ3の相対位置をオートフォーカスすることができる。
また、オートフォーカス光学系20,120の構成を組み合わせるようにしても良い。すなわち、複数の共焦点光学系のいずれかの光源を共通化し、偏光成分で分離することで検出光を検出し、他の光源について波長で分離することで検出光を検出するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、オートフォーカス光学系20,120の光軸を加工用レーザー光Lの光軸と同軸にして出射する場合を例に挙げたが、非同軸にして出射する構成をさいようしてもよい。
Claims (6)
- 加工対象物のオフセット量に対応する位置に対物レンズを介して加工用レーザー光を集光して加工を行う、加工装置のオフセット量調整方法において、
前記加工対象物に対する前記対物レンズの相対位置を調整するオフセット量調整工程を備え、
前記オフセット量調整工程では、前記対物レンズを介して前記加工対象物に照射した複数のレーザー光の反射光の受光強度を用いて前記加工用レーザー光の集光位置におけるオフセット量を選択する、
加工装置のオフセット量調整方法。 - 前記オフセット量調整工程において、複数のレーザー光の前記加工対象物からの反射光の受光強度が前記対物レンズのオフセット量に対して其々異なるように構成されたオフセット集光手段を用いる
請求項1に記載の加工装置のオフセット量調整方法。 - 前記オフセット量調整工程において、複数のレーザー光の前記加工対象物からの反射光の受光強度の差分が前記対物レンズのオフセット量に対して其々異なるように構成されたオフセット集光手段を用いる
請求項1に記載の加工装置のオフセット量調整方法。 - 前記オフセット量調整工程において、前記複数のレーザー光は、互いに異なる3つ以上の波長のレーザー光を含む
請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の加工装置のオフセット量調整方法。 - 前記オフセット量調整工程において、前記複数のレーザー光の少なくとも2つは、共通のレーザー光源から射出された光を分割した分割光である
請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の加工装置のオフセット量調整方法。 - 前記オフセット量調整工程において、前記対物レンズを介して前記加工対象物に照射した複数のレーザー光の反射光を受光する複数の共焦点光学系を用い、
前記複数の共焦点光学系は、ダイクロイックミラーによって選択された前記反射光を受光する、
請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の加工装置のオフセット量調整方法。
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