JP2017158555A - ココナツを提供する方法及びココナツ製品 - Google Patents

ココナツを提供する方法及びココナツ製品 Download PDF

Info

Publication number
JP2017158555A
JP2017158555A JP2017065552A JP2017065552A JP2017158555A JP 2017158555 A JP2017158555 A JP 2017158555A JP 2017065552 A JP2017065552 A JP 2017065552A JP 2017065552 A JP2017065552 A JP 2017065552A JP 2017158555 A JP2017158555 A JP 2017158555A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coconut
spigot
juice
accessing
plunger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017065552A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6325713B2 (ja
Inventor
デポー ポール
Depoo Paul
デポー ポール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2017065552A priority Critical patent/JP6325713B2/ja
Publication of JP2017158555A publication Critical patent/JP2017158555A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6325713B2 publication Critical patent/JP6325713B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Apparatuses For Bulk Treatment Of Fruits And Vegetables And Apparatuses For Preparing Feeds (AREA)

Abstract

【課題】ココナツ内のココナツジュースに選択的にアクセスするための再封止可能な注ぎ口を提供する。
【解決手段】ココナツ内部の無菌ココナツジュースに対する消費者の容易なアクセスを許容する再封止可能なスピゴット28は,ココナツの開口内に配置されるバルブシートと,バルブシート内に配置されるプランジャスリーブを含む。プランジャスリーブは,ココナツ開口部を封止する膜を基部に有する。プランジャスリーブには,輸送及び貯蔵用にプランジャストッパが取り付けられ,これは消費者が膜を穿刺してココナツジュースにアクセスする際にも使用される。プランジャスリーブは,ココナツ開口部を再封止し,残留ココナツジュースを後の消費のために保護するために使用される。他に,スピゴット28は,一端部にスパイク端を,他端部には注ぎ口を有し,これらの間に孔が延在する通路を備える。
【選択図】図24

Description

本発明は,一般的にはスピゴットに関し,より具体的にはココナツ内の無菌ココナツジ
ュースに対して消費者が選択的にアクセスするのを許容するためのスピゴットに関する。
このスピゴットは,一端部にスパイク端を,他端部には注ぎ口を有し,これら端部間には
孔が貫通している通路を備える。スピゴット上には,保護部材で被覆されたスピゴットキ
ャップが配置される。
ココナツはスピゴットを差し込んだ状態で消費者に提供され,これにより消費者は部分
的に挿入されたスピゴットを着座位置まで押し込んで無菌ココナツジュースにアクセスす
ることができる。
初めにスピゴットは,外殻を貫いて果肉まで差し込まれる。その際,差し込まれていな
い通路部分はある長さをもって外部から突出する。スピゴットは,使用時点までココナツ
果肉内に留置され,消費者による選択的な消費までココナツジュースの無菌状態を維持す
る。
本発明は,更に,繊維質がストローに吸い込まれるのを防止するフィルタとして任意的
に機能する任意的なエアベント及びストローを提供するものである。
本発明は,更に,ココナツに取り付け可能なココナツスタンド及びハンドルの付加的要
素と,スピゴットとを提案するものであり,そのスピゴットはスピゴット内における液体
閉塞位置と,ココナツジュースをグラスに注出可能とする非閉塞位置との間で移動可能と
されている。
本発明の主たる目的は,ココナツ内部のココナツジュースにアクセス可能とするスピゴ
ットを提案することである。
本発明の他の目的は,初めにココナツ内腔部を穿刺しない限度でスピゴットを,外殻を
通して果肉まで差し込んでおくことにより,ココナツ内のココナツジュースにアクセス可
能とすることである。
本発明の他の目的は,キャップを被せたスピゴットを提供することにより,部分的に差
し込まれたスピゴットの輸送時及び取扱時における偶発的な変位を防止することである。
本発明の他の目的は,不正の証拠シールとして機能する保護部材を設けたスピゴットを
提供することである。
本発明の他の目的は,消費者がココナツ内のココナツジュースに対し,その無菌性を損
なわずに容易にアクセス可能とすることである。
本発明の他の目的は,ココナツ内のココナツジュース用のスピゴットを提供し,消費者
がそのスピゴットをココナツ果肉の残部を貫いてココナツ内腔部内まで押し込むことによ
り消費者がココナツ内のココナツジュースに対してアクセス可能とすることである。
本発明の他の目的は,再封止可能な開口部を有する任意的なエアベントを設けたスピゴ
ットを提供することである。
本発明の他の目的は,繊維質の吸い込みを防止するためのフィルタを一端部に設けるこ
とのできるストローを提供することである。
本発明の他の目的は,ココナツ用のスタンドを提供することである。
本発明の他の目的は,ココナツに取り付け可能なハンドルを提供することである。
本発明の他の目的は,プランジャを有するスピゴットを提供し,プランジャを閉塞位置
から非閉塞位置まで変位させてココナツジュースをグラスに注出可能とすることである。
上述した目的及び関連する目的を達成するため,本発明は,ココナツ内のココナツジュ
ースに選択的にアクセスするための再封止可能な注ぎ口を提供する。注ぎ口は,ココナツ
内のココナツジュースに対する消費者の容易なアクセスを許容するココナツ用のスピゴッ
トを有する。スピゴットは,一端にランスを,また他端にはフランジを有し,これらの間
に孔が貫通する通路を備える。リテーナリングがスピゴットのためのストッパとして設け
られている。スピゴットキャップがスピゴット上に被せられ,保護部材によりカバーされ
る。消費者のためにスピゴットを有する通路が提供され,これにより消費者は,部分的に
差し込まれたスピゴットを着座位置まで押し込んで無菌ココナツジュースに容易にアクセ
スすることが可能である。
より具体的に言えば,本発明の好適な実施形態に係るスピゴットは,ココナツ開口部内
に配置されるバルブシートと,バルブシート内に配置されるプランジャスリーブとを備え
る。プランジャスリーブは,通路開口を封止する膜を基部に有する。プランジャスリーブ
には輸送及び取扱用のプランジャストッパが取り付けられ,このプランジャストッパは,
消費者が膜を穿刺してココナツジュースにアクセスするために使用される。プランジャス
トッパは,ココナツ開口部を再封止し,後の消費のために残留ココナツジュースを保護す
るためにも使用される。
更に,本発明の好適な実施形態に係るスピゴットは,一端部にスパイク端を,他端部に
は注ぎ口を有し,これらの間に孔が貫通する通路を備える。この通路は,ココナツに部分
的に差し込まれたスピゴットを有することにより,無菌ココナツジュースに対する消費者
の容易なアクセスを許容する。そのためには,ココナツに部分的に差し込まれたスピゴッ
トを,スピゴットの差し込みストッパとしてのグロメットが規定する着座位置まで押し込
む。スピゴットからの液体の流れを促進するためのアエベントを設けることもできる。
本発明の他の目的及び特徴は,添付図面を参照すれば明白である。なお,添付図面は,
もっぱら本発明の特定の好適実施形態を示すに止まり,本発明を限定することを意図する
ものではない。
各図において,同一の参照数字及び参照符号は構造的又は機能的に対応する構成要素を
表している。
ココナツジュースに随時アクセスするための手段を設けたココナツを,外殻を有する状態及び外殻を除いた状態で示す断面図である。 本発明の使用状態を例示する説明図である。 ココナツに部分的に差し込んだスピゴットを示す断面図である。 ココナツに部分的に差し込んだスピゴットを示す断面図である。 ココナツに部分的に差し込んだスピゴットを,キャップを除いた状態で示す断面図である。 ココナツ内腔部まで差し込んだスピゴットを示す断面図である。 ココナツに部分的に差し込んだスピゴットを示す断面図である。 ココナツに部分的に差し込んだスピゴットを示す断面図である。 ココナツに部分的に差し込んだスピゴットを示す断面図である。 ココナツに部分的に差し込んだスピゴットを示す断面図である。 本発明の使用状態を例示する説明図である。 本発明の使用状態を例示する説明図である。 ココナツに部分的に差し込んだスピゴットを示す断面図である。 ココナツに部分的に差し込んだスピゴットを示す断面図である。 ココナツに部分的に差し込んだスピゴットを,キャップを除いた状態で示す断面図である。 ココナツ内腔部まで差し込んだスピゴットを示す断面図である。 ココナツに部分的に差し込んだスピゴットを示す断面図である。 ココナツに部分的に差し込んだスピゴットを示す断面図である。 ココナツに部分的に差し込んだスピゴットを示す断面図である。 ココナツに完全に差し込んだスピゴットを示す断面図である。 ココナツ内腔部まで差し込んだスピゴットを示す断面図である。 ココナツ内腔部まで差し込んだスピゴットを示す断面図である。 スリット及び閉鎖端を有するストローを差し込んだココナツを示す断面図である。 ココナツ用のハンドル及びスタンドを例示する説明図である。 本発明の他の実施形態を例示する斜視図である。 ココナツジュースにアクセスするためのプランジャストッパを例示する斜視図である。 再封止可能な注ぎ口を例示する説明図である。 後に消費するために再封止されたココナツを例示する斜視図である。 本発明の他の実施形態を例示する分解図である。 本発明の更に他の実施形態を例示する分解図である。
添付図面を参照すれば,図1は,ココナツジュースに随時アクセスするための手段を設
けたココナツ10を,外殻を有する状態及び外殻を除いた状態で示す断面図である。本発明
はスピゴット28を提供するものであり,このスピゴットは果肉23内に部分的に差し込まれ
た状態で消費者まで輸送される。そして,消費者がスピゴット28を,果肉23を通してココ
ナツ内腔部24内まで完全に差し込むと,無菌ココナツジュースに対するアクセスが可能と
なる。図示のとおり,本発明に係るスピゴット28は,外殻16を残したココナツ14に対して
,更にはココナツ種子ケース20を有するココナツ種子が残されるように外殻を取り除いた
ココナツに対しても使用可能である。
図2は,ココナツ10の種子18内まで部分的に差し込まれたスピゴット28を示しており,
これにより消費者12は,ココナツの果肉を通してスピゴット28を完全に差し込むことでコ
コナツジュース26に対してアクセスすることが可能である。
図3は,ココナツに部分的に差し込まれたスピゴットの断面図である。本発明は,消費
者がココナツジュース26をココナツ内腔部24から容易に抽出可能とする手段を提供する。
そのためには,注ぎ口30と,スパイク端を有する通路32とを備えるスピゴット28を,グロ
メット36を通して,そしてココナツ種子ケース20を有するココナツ種子20を通してココナ
ツ果肉22内まで差し込む。次にスピゴット28を,グロメット36に摩擦係合するフランジ40
を有するスピゴットキャップ38と,キャップシール42内における保護部材とでカバーする
。代替的に,ココナツジュース26を吸い出す際,ココナツ内腔部24内に空気を供給するエ
アバルブ44を設けることもできる。
図4は,ココナツに部分的に差し込まれたスピゴットの断面図である。図示のとおり,
キャップシール42はその着座位置から外されている。キャップシール42は,消費者のため
に不正の証拠カバーとして機能すると共に,消費者がアクセスする前のスピゴットキャッ
プ38の汚染を防止する機能も有する。本発明は,消費者がココナツジュース26をココナツ
内腔部24から容易に抽出可能とする手段を提供する。そのためには,注ぎ口30と,スパイ
ク端を有する通路32とを備えるスピゴット28を,グロメット36を通して,そしてココナツ
種子ケース20を有するココナツ種子20を通してココナツ果肉22内まで差し込む。次にスピ
ゴット28を,グロメット36に摩擦係合するフランジ40を有するスピゴットキャップ38と,
キャップシール42内における保護部材42とでカバーする。代替的に,ココナツジュース26
を吸い出す際,ココナツ内腔部24内に空気を供給するための繋ぎ蓋46を有するエアバルブ
44を設けることもできる。
図5は,ココナツに部分的に差し込まれたスピゴット28を,スピゴットキャップ38を除
去した状態で示す。キャップシールを除いた状態で,グロメット36に摩擦係合するフラン
ジ40を有するスピゴットキャップ38を外すと,スピゴット28に対してアクセスすることが
可能となる。スピゴット28は,注ぎ口30と,スパイク端34で終止する通路32とを有する。
スパイク端34は,ココナツ種子ケース20を有するココナツ種子18の果肉22内に位置してい
る。次に,消費者はスピゴット28を,果肉22の残部を通してココナツ内腔部24内まで容易
に押し込むことができ,これにより無菌ココナツジュース26に対してアクセスすることが
可能である。代替的に,ココナツジュース26を吸い出す際,ココナツ内腔部24内に空気を
供給するための,繋ぎ蓋46を有するエアバルブ44を設けることもできる。
図6は,ココナツ内腔部内まで差し込まれたスピゴットを示す断面図である。図示のと
おり,スピゴット28は,注ぎ口30と,スパイク端34で終止する通路32とを有する。スパイ
ク端34は,果肉22を通して,ココナツ種子ケース20を有するココナツ種子18のココナツ内
腔部24内まで完全に差し込まれている。グロメット36は,スピゴットキャップの取り付け
手段を構成し,ココナツ内腔部24内へのスピゴットの差し込みを規制するストッパとして
も機能する。
図7は,ココナツに部分的に差し込まれたスピゴットの断面図である。図示のとおり,
キャップシール42はその着座位置から外されている。キャップシール42は,消費者のため
に不正の証拠カバーとして機能すると共に,消費者がアクセスする前のスピゴットキャッ
プ38の汚染を防止する機能も有する。本発明は,消費者がココナツジュース26をココナツ
内腔部24から容易に抽出可能とする手段を提供する。そのためには,注ぎ口30と,スパイ
ク端を有する通路32とを備えるスピゴット28を,グロメット36を通して,そしてココナツ
種子ケース20を有するココナツ種子20を通してココナツ果肉22内まで差し込む。次にスピ
ゴット28を,グロメット36に摩擦係合するフランジ40を有するスピゴットキャップ38と,
キャップシール42内における保護部材42とでカバーする。
図8は,ココナツに部分的に差し込まれたスピゴットの断面図である。図示のとおり,
キャップシールはスピゴットキャップ38から除かれている。スピゴットキャップ38は,グ
ロメット36に摩擦係合することにより輸送時及び取扱時におけるスピゴット28の偶発的な
変位を防止するフランジ40を有する。スピゴット28は,注ぎ口30と,スパイク端34で終止
する通路32とを有する。スピゴット28は,スパイク端34がココナツジュースの入ったココ
ナツ内腔部を損なわない限度でココナツ果肉22内に押し込まれるまで,グロメット36を貫
いてココナツ種子ケース20を有するココナツ種子18内に差し込む。
図9は,ココナツに部分的に差し込まれたスピゴットの断面図である。図示のとおり,
キャップシール及びフランジ40を有するスピゴットキャップ38は,グロメット36との摩擦
係合から解放されている。これにより,注ぎ口30と,スパイク端34で終止する通路32とを
備えるスピゴット28にアクセスすることが可能である。スパイク端34は,ココナツ種子ケ
ース20を有するココナツ種子18の果肉22内に位置している。次に,消費者はスピゴット28
を,果肉22の残部を通してココナツ内腔部24内まで容易に押し込むことができ,これによ
り無菌ココナツジュース26に対してアクセスすることが可能である。
図10は,ココナツ内腔部内まで完全に差し込まれたスピゴットの断面図である。図示
のとおり,スピゴット28は,注ぎ口30と,スパイク端34で終止する通路32とを備える。ス
パイク端34は,ココナツ種子ケース20を有するココナツ種子18のココナツ内腔部内まで完
全に差し込まれており,これによりココナツジュースに対するアクセスが可能である。グ
ロメット36は,スピゴットキャップの取り付け手段を構成し,消費者によるココナツ内腔
部24内へのスピゴット28の差し込みを規制するストッパとしても機能する。
図11は,本発明の使用状態を例示する説明図である。本発明に係るスピゴット28は,
ココナツ外殻16を有するココナツ14内に部分的に差し込まれており,消費者がスピゴット
28を,ココナツ果肉22を貫いてココナツ内腔部24内まで更に差し込むことによりココナツ
ジュース26に対してアクセスすることが可能である。ココナツ14の外殻16は,種子ケース
20を有するココナツ種子18を内包している。本発明は,外殻16を残したココナツ14に対し
て適用可能であり,また,前述したように外殻16を除いたココナツ14に対しても適用可能
である。グロメット32をココナツ外殻16上に配置してスピゴット28を,外殻を貫いて,そ
して種子ケース20を有するココナツ種子18を貫いてココナツ果肉22内まで差し込む。これ
により消費者は,ココナツ内腔部24内へのスピゴットの差し込みを容易に完結させてココ
ナツジュース26にアクセスすることが可能となる。
図12は,消費者がココナツ14のココナツジュース26をココナツ内腔部24から容易に抽
出可能とする本発明に係る手段を例示するものである。そのためには,注ぎ口30と,スパ
イク端34を有する通路32とを備えるスピゴット28を,グロメット36,ココナツ外殻16,並
びにココナツ種子ケース20を有するココナツ種子18を通してココナツ果肉22内まで部分的
に差し込み,グロメット36に摩擦係合するフランジ40を有するスピゴットキャップ38とキ
ャップシールとでスピゴット28をカバーしておく。代替的に,ココナツジュース26を吸い
出す際,ココナツ内腔部24内に空気を供給するための繋ぎ蓋46を有するエアバルブ44を設
けることもできる。
図13は,ココナツに部分的に差し込まれたスピゴットの断面図である。本発明は,消
費者がココナツ外殻16を残したココナツ14からココナツジュース26を容易に抽出可能とす
る手段を提供するものである。そのためには,注ぎ口30と,スパイク端34を有する通路32
とを備えるスピゴット28を,グロメット36,ココナツ外殻16,並びにココナツ種子ケース
20を有するココナツ種子18を通してココナツ果肉22内まで部分的に差し込み,グロメット
36に摩擦係合するフランジ40を有するスピゴットキャップ38とキャップシール42内の保護
部材とでスピゴット28をカバーしておく。代替的に,ココナツジュース26を吸い出す際,
ココナツ内腔部24内に空気を供給するための繋ぎ蓋46を有するエアバルブ44を設けること
もできる。
図14は,ココナツに部分的に差し込まれたスピゴットの断面図である。図示のとおり
,キャップシール42はその着座位置から外されている。キャップシール42は,消費者のた
めに不正の証拠カバーとして機能すると共に,消費者がアクセスする前のスピゴットキャ
ップ38の汚染を防止する機能も有する。本発明は,消費者がココナツジュース26をココナ
ツ内腔部24から容易に抽出可能とする手段を提供する。そのためには,注ぎ口30と,スパ
イク端34を有する通路32とを備えるスピゴット28を,グロメット36を通して,そしてココ
ナツ種子ケース20を有するココナツ種子20を通してココナツ果肉22内まで差し込む。次に
スピゴット28を,グロメット36に摩擦係合するフランジ40を有するスピゴットキャップ38
と,キャップシール42内における保護部材42とでカバーする。代替的に,ココナツジュー
ス26を吸い出す際,ココナツ内腔部24内に空気を供給するための繋ぎ蓋46を有するエアバ
ルブ44を設けることもできる。
図15は,ココナツに部分的に差し込まれたスピゴットを,キャップを除去した状態で
示す。キャップシールを除いた状態で,グロメット36に摩擦係合するフランジ40を有する
スピゴットキャップ38を外すと,スピゴット28に対してアクセスすることが可能となる。
スピゴット28は,注ぎ口30と,スパイク端34で終止する通路32とを有する。スパイク端34
は,ココナツ種子ケース20を有するココナツ種子18の果肉22内に位置している。次に,消
費者はスピゴット28を,果肉22の残部を通してココナツ内腔部24内まで容易に押し込むこ
とができ,これにより無菌ココナツジュース26に対してアクセスすることが可能である。
代替的に,ココナツジュース26を吸い出す際,ココナツ内腔部24内に空気を供給するため
の繋ぎ蓋46を有するエアバルブ44を設けることもできる。
図16は,ココナツ内腔部内まで差し込まれたスピゴットの断面図である。図示のとお
り,注ぎ口30と,スパイク端34で終止する通路32とを備えるスピゴット28は,ココナツ果
肉22を貫いてココナツ内腔部24内まで完全に差し込まれている。ココナツ14は,ココナツ
種子ケース20を有するココナツ種子18を内包する外殻が残されている。これにより,ココ
ナツジュース26に対するアクセスが可能とされている。グロメット36は,スピゴットキャ
ップの取り付け手段を構成し,消費者によるココナツ内腔部24内へのスピゴット28の差し
込みを規制するストッパとしても機能する。
図17は,ココナツに部分的に差し込まれたスピゴットの断面図である。図示のとおり
,キャップシール42はその着座位置から外されている。キャップシール42は,消費者のた
めに不正の証拠カバーとして機能すると共に,消費者がアクセスする前のスピゴットキャ
ップ38の汚染を防止する機能も有する。本発明は,消費者がココナツジュース26をココナ
ツ内腔部24から容易に抽出可能とする手段を提供する。そのためには,注ぎ口30と,スパ
イク端34を有する通路32とを備えるスピゴット28を,グロメット36を通して,そしてココ
ナツ種子ケース20を有するココナツ種子20を通してココナツ果肉22内まで差し込む。次に
スピゴット28を,グロメット36に摩擦係合すると共にキャップシール42でカバーされたフ
ランジ40を有するスピゴットキャップ38でカバーする。
図18は,ココナツに部分的に差し込まれたスピゴットの断面図である。図示のとおり
,キャップシール及びフランジ40を有するスピゴットキャップ38は,グロメット36との摩
擦係合から解放されている。これにより,注ぎ口30と,スパイク端34で終止する通路32と
を備えるスピゴット28にアクセスすることが可能である。スパイク端34は,ココナツ種子
ケース20を有するココナツ種子18を内包するココナツ14の果肉22内に位置している。次に
,消費者はスピゴット28を,果肉22の残部を通してココナツ内腔部24内まで容易に押し込
むことができ,これにより無菌ココナツジュース26に対してアクセスすることが可能であ
る。
図19は,ココナツに部分的に差し込まれたスピゴットの断面図である。図示のとおり
,キャップシール及びフランジ40を有するスピゴットキャップ38は,グロメット36との摩
擦係合から解放されている。これにより,注ぎ口30と,スパイク端34で終止する通路32と
を備えるスピゴット28にアクセスすることが可能である。スパイク端34は,ココナツ種子
ケース20を有するココナツ種子18を内包するココナツ14の果肉22内に位置している。次に
,消費者はスピゴット28を,果肉22の残部を通してココナツ内腔部24内まで容易に押し込
むことができ,これにより無菌ココナツジュース26に対してアクセスすることが可能であ
る。
図20は,ココナツ内腔部内まで完全に差し込まれたスピゴットの断面図である。図示
のとおり,スピゴット28は,注ぎ口30と,スパイク端34で終止する通路32とを備える。ス
パイク端34は,果肉22を貫いて,ココナツ種子ケース20を有するココナツ種子18を内包す
るココナツ14の内腔部内まで完全に差し込まれており,これによりココナツジュースに対
してアクセスすることが可能である。グロメット36は,スピゴットキャップの取り付け手
段を構成し,消費者によるココナツ内腔部24内へのスピゴット28の差し込みを規制するス
トッパとしても機能する。
図21は,閉塞可能なグロメット及びストローを備える追加的要素の断面図である。こ
の実施形態に係るスピゴット28は,閉塞可能な繋ぎ蓋46を有する注ぎ口30と,スパイク端
34で終止する通路32とを備える。スピゴット28は,グロメット36と,ココナツ種子ケース
20を有するココナツ種子18と,ココナツ果肉22とを貫いてココナツ内腔部24内まで差し込
まれている。この状態で消費者はストロー48を通してココナツジュースを抽出することが
でき,その際にフィルタ50がストローへの繊維質の吸い込みを防止する。
図22は,閉塞可能なグロメット及びストローを備える追加的要素の断面図である。こ
の実施形態に係るスピゴット28も,閉塞可能な繋ぎ蓋46を有する注ぎ口30と,スパイク端
34で終止する通路32とを備える。スピゴット28は,グロメット36と,ココナツ種子ケース
20を有するココナツ種子18を内包するココナツ外殻と,ココナツ果肉22とを貫いてココナ
ツ内腔部24内まで差し込まれている。この状態で消費者はストロー48を通してココナツジ
ュースを抽出することができ,その際にフィルタ50がストローへの繊維質の吸い込みを防
止する。
図23は,ココナツ内腔部内まで差し込まれたスピゴットの断面図である。図示のとお
り,スピゴット28は,注ぎ口30と,スパイク端34で終止する通路32とを備える。スパイク
端34は,果肉22を貫いて,ココナツ種子ケース20を有するココナツ種子18の内腔部内まで
完全に差し込まれており,これによりフィルタ50を有するストロー48を経てココナツジュ
ース26にアクセスすることが可能である。グロメット36は,スピゴットキャップの取り付
け手段を構成し,消費者によるココナツ内腔部24内へのスピゴット28の差し込みを規制す
るストッパとしても機能する。繋ぎ蓋46は,未消費のココナツジュースの鮮度を維持する
機能を有する。
図24は,本発明に係る追加的要素の説明図である。より具体的に言えば,本発明はコ
コナツジュースへのアクセスの便宜のためにココナツスタンド52及びココナツハンドル54
を提供するものである。スピゴット28はプランジャ56を有し,プランジャ56は次回の消費
までスピゴット28をシールしてココナツジュースの鮮度を維持する。プランジャ56を選択
的にスピゴット通路から外すと,使用者はココナツジュースをグラス58に注出することが
できる。
図25は,本発明の他の好適な実施形態を示す説明図である。ココナツ20は壁内に所定
の直径を有する開口部60が設けられており,この開口部内にはバルブプラグ80がセットさ
れ,その際にバルブプラグカラー82が開口部60の周壁と係合する。バルブプラグ80はプラ
ンジャスリーブ72を通すバルブプラグ孔84を有する。プランジャスリーブ72はプランジャ
スリーブ膜78を設けたプランジャスリーブ孔74を有し,プランジャスリーブ膜78はココナ
ツの内容物を封止するものである。プランジャストッパランス端70を有するプランジャス
トッパランス68を設けたプランジャストッパ62を使用してプランジャスリーブ膜78を破る
と,ココナツ内部のココナツジュースにアクセスすることが可能である。参照数字66で示
すように,プランジャストッパ62はプランジャスリーブ72に繋げられている。プランジャ
ストッパ62は,ココナツの内容物に対するアクセスを可能にすると共に,プランジャスリ
ーブ孔74を閉塞するプランジャストッパ64を設けることにより次回の消費のためにココナ
ツの残留内容物を封止するためのストッパとしても機能する。
図26は,ココナツジュースに対してアクセス可能とするためのプランジャストッパを
示す説明図である。ココナツ20には種子壁を貫く所定直径の開口部60が加工されており,
この開口部にはバルブプラグ80を押し込み可能である。その際,バルブプラグカラー82が
開口部60の周壁頂部に係合すると共にバルブプラグフランジが開口部60の内周壁に係合す
る。プランジャスリーブ72が図30に示すバルブプラグ孔84内に着座し,その基部における
プランジャスリーブ膜78によりココナツ内容物を封止する。
図27は,再封止可能な注ぎ口の使用状態を示す説明図である。ココナツジュースに対
して消費者が選択的にアクセスするためには,プランジャストッパ62の尖端70を使用して
膜78を破る。プランジャストッパ62は,プランジャスリーブ孔74に対応する直径を有する
カラー64が設けられているので,注ぎ口を再封止して次回の消費のためにココナツジュー
スの鮮度を維持することが可能である。
図28は,次回の消費のために再封止されたココナツを示す説明図である。繋げられた
プランジャストッパ62を使用することにより,消費者は,プランジャスリーブ膜78を選択
的に穿刺してココナツジュースにアクセスすることができる。また,プランジャストッパ
62を挿入することによりココナツを再封止し,次回の消費のためにココナツジュースの鮮
度を維持することもできる。
図29は,本発明の他の好適な実施形態を示す説明図である。ココナツ20は壁内に所定
の直径を有する開口部60が設けられており,この開口部内にはバルブプラグ80がセットさ
れ,その際にバルブプラグカラー82が開口部60の周壁と係合する。バルブプラグ80はプラ
ンジャスリーブ72を通すバルブプラグ孔84を有する。プランジャスリーブ72はプランジャ
スリーブ膜78を設けたプランジャスリーブ孔74を有し,プランジャスリーブ膜78はココナ
ツの内容物を封止するものである。プランジャストッパランス端70を有するプランジャス
トッパランス68を設けたプランジャストッパ62を使用してプランジャスリーブ膜78を破る
と,ココナツ内部のココナツジュースにアクセスすることが可能である。参照数字66で示
すように,プランジャストッパ62はプランジャスリーブ72に繋げられている。プランジャ
ストッパ62は,ココナツの内容物に対するアクセスを可能にすると共に,プランジャスリ
ーブ孔74を閉塞するプランジャストッパ64を設けることにより次回の消費のためにココナ
ツの残留内容物を封止するためのストッパとしても機能する。
図30は,本発明の他の好適な実施形態を示す説明図である。ココナツ20は壁内に所定
の直径を有する開口部60が設けられており,この開口部内にはバルブプラグ80がセットさ
れ,その際にバルブプラグカラー82が開口部60の周壁と係合する。バルブプラグ80はプラ
ンジャスリーブ72を通すバルブプラグ孔84を有する。プランジャスリーブ72はプランジャ
スリーブ膜78を設けたプランジャスリーブ孔74を有し,プランジャスリーブ膜78はココナ
ツの内容物を封止するものである。プランジャストッパランス端70を有するプランジャス
トッパランス68を設けたプランジャストッパ62を使用してプランジャスリーブ膜78を破る
と,ココナツ内部のココナツジュースにアクセスすることが可能である。参照数字66で示
すように,プランジャストッパ62はプランジャスリーブ72に繋げられている。プランジャ
ストッパ62は,ココナツの内容物に対するアクセスを可能にすると共に,プランジャスリ
ーブ孔74を閉塞するプランジャストッパ64を設けることにより次回の消費のためにココナ
ツの残留内容物を封止するためのストッパとしても機能する。
以上,図面を参照しながら本発明の幾つかの実施形態について記述したが,本発明の技
術的範囲を逸脱することなく多様な変更が可能であることは言うまでもない。
10 スピゴットを差し込んだココナツ
12 消費者
14 ココナツ
16 ココナツ外殻
18 ココナツ種子
20 ココナツ種子ケース
22 ココナツ果肉
24 ココナツ種ケースの内腔部
26 ココナツジュース
28 スピゴット
30 注ぎ口
32 通路
34 スパイク端
36 グロメット
38 スピゴットキャップ
40 キャップフランジ
42 キャップシール
44 エアバルブ
46 繋ぎ蓋
48 ストロー
50 ストローフィルタ
52 スタンド
54 ハンドル
56 プランジャ
58 グラス
60 ココナツ開口部
62 プランジャストッパ
64 プランジャストッパのカラー
66 プランジャストッバのテザー
68 プランジャストッパのランス
70 プランジャストッパのランス端
72 プランジャスリーブ
74 プランジャスリーブ孔
76 プランジャスリーブのフランジ
78 プランジャスリーブの膜
80 バルブプラグ
82 バルブプラグのカラー
84 バルブプラグのフランジ
86 圧力
図11は,本発明の使用状態を例示する説明図である。本発明に係るスピゴット28は,ココナツ外殻16を有するココナツ14内に部分的に差し込まれており,消費者がスピゴット28を,ココナツ果肉22を貫いてココナツ内腔部24内まで更に差し込むことによりココナツジュース26に対してアクセスすることが可能である。ココナツ14の外殻16は,種子ケース20を有するココナツ種子18を内包している。本発明は,外殻16を残したココナツ14に対して適用可能であり,また,前述したように外殻16を除いたココナツ14に対しても適用可能である。グロメット36をココナツ外殻16上に配置してスピゴット28を,外殻を貫いて,そして種子ケース20を有するココナツ種子18を貫いてココナツ果肉22内まで差し込む。これにより消費者は,ココナツ内腔部24内へのスピゴットの差し込みを容易に完結させてココナツジュース26にアクセスすることが可能となる。

Claims (30)

  1. ココナツ内の無菌ジュースにアクセスして取り出すための方法であって,
    ・ココナツの果肉にアクセスすると共にココナツジュースをアクセス時まで無菌に維持
    するための手段と,
    ・消費するためにココナツジュースにアクセスするための手段と,
    を備える方法。
  2. ココナツ内の無菌ジュースにアクセスして取り出すための請求項1に記載した方法であ
    って,ココナツジュースにアクセスするための前記手段が,ココナツの果肉に差し込まれ
    る開放端を有するスピゴットである方法。
  3. ココナツ内の無菌ジュースにアクセスして取り出すための請求項2に記載した方法であ
    って,前記スピゴットが,
    ・無菌ジュースを吐出するための注ぎ口と,
    ・前記スピゴットを,ココナツの果肉の残部を貫いてココナツ内腔部まで容易に差し込
    み可能とするためのスパイク端と,
    を備える方法。
  4. ココナツ内の無菌ジュースにアクセスして取り出すための請求項3に記載した方法であ
    って,前記スピゴットのココナツへの差し込みを所定の規制点において停止させるための
    手段を更に備える方法。
  5. ココナツ内の無菌ジュースにアクセスして取り出すための請求項4に記載した方法であ
    って,前記スピゴットの差し込みを所定の規制点において停止させるための前記手段が,
    グロメットである方法。
  6. ココナツ内の無菌ジュースにアクセスして取り出すための請求項5に記載した方法であ
    って,前記スピゴットが輸送時及び取扱時に更に偶発的に差し込まれるのを防止するため
    のカバー手段を更に備える方法。
  7. ココナツ内の無菌ジュースにアクセスして取り出すための請求項6に記載した方法であ
    って,前記スピゴットが輸送時及び取扱時に更に偶発的に差し込まれるのを防止するため
    の前記カバー手段が,前記グロメットの周縁部に係合するキャップフランジである方法。
  8. ココナツ内の無菌ジュースにアクセスして取り出すための請求項6に記載した方法であ
    って,消費者のアクセス前における不正及び汚染を防止するためのカバーシール手段を更
    に備える方法。
  9. ココナツ内の無菌ジュースにアクセスして取り出すための請求項8に記載した方法であ
    って,ココナツジュースが後の消費のために残留している場合に前記スピゴットの閉塞手
    段を構成する繋留栓を更に備える方法。
  10. ココナツ内の無菌ジュースにアクセスして取り出すための請求項9に記載した方法であ
    って,ココナツの果肉に差し込まれて前記スピゴットを通してのココナツジュースの流れ
    を加速する空気バルブを更に備える方法。
  11. ココナツ内の無菌ジュースにアクセスして取り出すための請求項10に記載した方法で
    あって,ココナツジュースが後の消費のために残留している場合に前記スピゴットの閉塞
    手段を構成する繋ぎ蓋を更に備える方法。
  12. ココナツ内の無菌ジュースにアクセスして取り出すための請求項8に記載した方法であ
    って,ココナツジュースを吸い上げるために前記スピゴットを通してココナツジュース内
    まで差し込めるストローを更に備える方法。
  13. ココナツ内の無菌ジュースにアクセスして取り出すための請求項12に記載した方法で
    あって,前記ストローが繊維質の吸いこみを防止するフィルタを有する方法。
  14. ココナツ内の無菌ジュースにアクセスして取り出すための請求項1に記載した方法であ
    って,ココナツを納めるスタンドを更に備える方法。
  15. ココナツ内の無菌ジュースにアクセスして取り出すための請求項14に記載した方法で
    あって,取扱いを容易にするためにココナツに取り付け可能なハンドルを更に備える方法
  16. ココナツ内の無菌ジュースにアクセスして取り出すための請求項15に記載した方法で
    あって,前記スピゴットの通路を開閉するためのプランジャを有するスピゴットを更に備
    える方法。
  17. ココナツ内の無菌ジュースにアクセスして取り出すための請求項1に記載した方法であ
    って,ココナツは外殻を残している方法。
  18. ココナツ内の無菌ジュースにアクセスして取り出すための請求項1に記載した方法であ
    って,ココナツは外殻が除かれている方法。
  19. ココナツ内の無菌ジュースにアクセスして取り出すための再封止可能なスピゴットであ
    って,
    ・加工されたココナツ開口部内に配置されるバルブプラグ孔を有するバルブプラグと,
    ・プランジャスリーブ孔及び基部を有するプランジャスリーブを備え,該基部には,前
    記プランジャスリーブ孔内に配置されて前記ココナツ開口部を封止する膜が設けられ,該
    膜によりココナツ内におけるココナツジュースを保護する密封シールを形成するスピゴッ
    ト。
  20. ココナツ内の無菌ジュースにアクセスして取り出すための請求項19に記載した再封止
    可能なスピゴットであって,前記バルブプラグが,バルブプラグカラーと,これより離間
    したバルブプラグフランジと,これらの間に延存する外壁とを有するスピゴット。
  21. ココナツ内の無菌ジュースにアクセスして取り出すための請求項20に記載した再封止
    可能なスピゴットであって,前記バルブプラグカラーは,ココナツ開口部内に位置すると
    きにココナツ開口部の周縁と係合するスピゴット。
  22. ココナツ内の無菌ジュースにアクセスして取り出すための請求項21に記載した再封止
    可能なスピゴットであって,前記バルブプラグフランジは,ココナツ開口部の内周と係合
    してココナツ開口部内における前記バルブシートの側方への変位を防止するスピゴット。
  23. ココナツ内の無菌ジュースにアクセスして取り出すための請求項22に記載した再封止
    可能なスピゴットであって,前記プランジャスリーブは,プランジャスリーブカラーと,
    これより離間したプランジャスリーブフランジと,これらの間に延存する外壁とを有する
    スピゴット。
  24. ココナツ内の無菌ジュースにアクセスして取り出すための請求項23に記載した再封止
    可能なスピゴットであって,前記プランジャスリーブカラーは,前記バルブプラグ孔内に
    位置するときに前記バルブプラグカラーと係合するスピゴット。
  25. ココナツ内の無菌ジュースにアクセスして取り出すための請求項24に記載した再封止
    可能なスピゴットであって,前記プランジャスリーブフランジは,前記バルブプラグ孔内
    に位置するときに前記バルブプラグフランジと係合することにより,前記バルブプラグ孔
    内における前記プランジャスリーブの側方への変位を防止するスピゴット。
  26. ココナツ内の無菌ジュースにアクセスして取り出すための請求項25に記載した再封止
    可能なスピゴットであって,前記プランジャスリーブを通してココナツジュースに対する
    アクセスを許容するため,及び前記プランジャスリーブ孔を封止してココナツ内のココナ
    ツジュースの品質を維持するためのプランジャストッパを更に備えるスピゴット。
  27. ココナツ内の無菌ジュースにアクセスして取り出すための請求項26に記載した再封止
    可能なスピゴットであって,前記プランジャストッパは,輸送時及び取扱時に前記プラン
    ジャスリーブに取り付けられるスピゴット。
  28. ココナツ内の無菌ジュースにアクセスして取り出すための請求項27に記載した再封止
    可能なスピゴットであって,前記プランジャストッパは,プランジャストッパランスと,
    プランジャストッパ尖端部とを有し,該プランジャストッパ尖端部は,前記プランジャス
    リーブ内に位置して圧力を前記プランジャストッパに加えたときに前記プランジャスリー
    ブの膜を破るものであるスピゴット。
  29. ココナツ内の無菌ジュースにアクセスして取り出すための請求項28に記載した再封止
    可能なスピゴットであって,前記プランジャストッパは,前記プランジャスリーブ孔に対
    応する直径を有するプランジャストッパカラーを備えるスピゴット。
  30. ココナツ内の無菌ジュースにアクセスして取り出すための請求項29に記載した再封止
    可能なスピゴットであって,前記プランジャストッパは,前記プランジャスリーブ孔内に
    位置するときに該孔を再封止することにより,後の消費のためにココナツ内の残留ココナ
    ツジュースを保全するスピゴット。
JP2017065552A 2017-03-29 2017-03-29 ココナツを提供する方法及びココナツ製品 Active JP6325713B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017065552A JP6325713B2 (ja) 2017-03-29 2017-03-29 ココナツを提供する方法及びココナツ製品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017065552A JP6325713B2 (ja) 2017-03-29 2017-03-29 ココナツを提供する方法及びココナツ製品

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014524986A Division JP2014529418A (ja) 2011-08-09 2011-08-09 ココナツジュース用の再封止可能な注ぎ口

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017158555A true JP2017158555A (ja) 2017-09-14
JP6325713B2 JP6325713B2 (ja) 2018-05-16

Family

ID=59852797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017065552A Active JP6325713B2 (ja) 2017-03-29 2017-03-29 ココナツを提供する方法及びココナツ製品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6325713B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107568749A (zh) * 2017-11-01 2018-01-12 福州幻科机电科技有限公司 一种椰子果肉汁原浆获取机的气压排浆机构

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2323549A (en) * 1997-03-25 1998-09-30 Salim Emile Kahil Hole saw for coconut shells
US20090291172A1 (en) * 2008-05-20 2009-11-26 Lazaro Jorge Saez Apparatus and method for creation of beverages
WO2010091570A1 (zh) * 2009-02-10 2010-08-19 Cai Jianming 壳装椰子酒及其制备方法和容器

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2323549A (en) * 1997-03-25 1998-09-30 Salim Emile Kahil Hole saw for coconut shells
US20090291172A1 (en) * 2008-05-20 2009-11-26 Lazaro Jorge Saez Apparatus and method for creation of beverages
WO2010091570A1 (zh) * 2009-02-10 2010-08-19 Cai Jianming 壳装椰子酒及其制备方法和容器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107568749A (zh) * 2017-11-01 2018-01-12 福州幻科机电科技有限公司 一种椰子果肉汁原浆获取机的气压排浆机构

Also Published As

Publication number Publication date
JP6325713B2 (ja) 2018-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9770048B2 (en) Resealable spout for selectively accessing coconut water within a coconut
US8709519B1 (en) Method and apparatus for accessing coconut water
US9758281B2 (en) Tamper-evident closure assembly having two tamper-evidencing members, and related methods
ITPD990142A1 (it) Tappo asettico per contenitori di liquidi
JPH03503273A (ja) 液体容器の支持体および液体の衛生的ディスペンス機構
JP2008546609A (ja) 一体形注ぎ口装置および内部ストローを有するフレキシブル自立パウチ
US20070029353A1 (en) Device for holding liquid
US20220087299A1 (en) Resealable spout for selectively accessing coconut water within a coconut
JP2017158555A (ja) ココナツを提供する方法及びココナツ製品
TR201807708T4 (tr) Yağ ya da sirke gibi bir sıvı için kullanılması amaçlanan yeniden doldurulamayan bir kap için kapatma.
KR200497215Y1 (ko) 액상 내용물 포장 용기용 마개
JP2014529418A (ja) ココナツジュース用の再封止可能な注ぎ口
EP0909718A1 (en) Aseptic cap for containers of liquids
JP5925629B2 (ja) 注出キャップ及びそれを有する容器
JP2004217242A (ja) 注出口体
KR102291620B1 (ko) 용기용 캡
JP2019131216A (ja) ヒンジキャップ
JP2019116318A (ja) キャップ
US11643264B2 (en) Plastic bottle and straw assembly
IT201900011322A1 (it) Tappo per bottiglie
JP4937873B2 (ja) ヒンジキャップ
JPH1053251A (ja) チューブ接続用キャップ
ES2751148A1 (es) Dispositivo de cierre para botes y latas por tapa de obturación del óvalo
JP2017178347A (ja) もぎり栓付きカバーキャップ
JP2001072099A (ja) キャップ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180226

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180313

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180412

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6325713

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250