JP2017157837A - Led素子用基板 - Google Patents

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聡 柴崎
貴之 駒井
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貴之 駒井
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Abstract

【課題】可撓性を有するLED素子用基板の可撓性を利用して、LED表示装置を目的の形状に曲げて固定して設置した場合であっても、LED表示装置の可撓性を有しつつ、且つ可撓性基板のシワの発生を抑制することのできるLED素子用基板を提供すること。
【解決手段】JIS K7244−1に基づいて測定された、貯蔵弾性率が0.5×10Pa以上9.0×10Pa以下の可撓性基板11の一方の表面に複数のLED素子2を実装可能な配線部13が形成されているLED素子用基板1であって、可撓性基板11の他方の表面には、貯蔵弾性率が0.5×10Pa以上5.0×10Pa以下であって、且つ厚さが0.5mm以上5.0mm以下である補助基板15が、可撓性基板11に直接又は他の層を介して積層されているLED素子用基板1である。
【選択図】図1

Description

本発明は、可撓性を有するLED素子用基板に関する。より詳しくは、多数の発光ダイオード(LED)素子を実装してLED表示装置を構成する、可撓性を有するLED素子用の基板に関する。
近年、LED素子をバックライト光源として用いた液晶ディスプレーや、LED素子を選択的に発光させることにより、所望の文字や記号等の情報を表示するドットマトリックス表示装置等、各種のLED表示装置が急速に普及している。そして、これらのLED表示装置において、LED素子を光源として実装するためには、通常、支持基板と配線部とからなる各種のLED素子用の回路基板(本明細書において「LED素子用基板」とも言う)が用いられている。
LED素子用基板として、従来は、ガラスエポキシ板等からなるリジット基板にLED素子を実装したリジット基板が広く採用されていた。しかし、LED表示装置の大型化や表示画面の形態の多様化が進む近年、樹脂シート等の可撓性を有する基板に金属回路を形成したフレキシブル基板の開発が進んでいる(特許文献1参照)。フレキシブル基板は、リジット基板と比較して、設計の自由度が高く生産性も高いため、今後の更なる普及拡大が見込まれている。
特開2012−59867号公報
LED素子用基板にLED素子を実装し、LED表示装置の可撓性を利用して目的の形状に曲げて固定して設置した場合、可撓性基板にシワが発生する場合がある。可撓性基板にシワが発生したLED表示装置は、意匠性の観点から好ましいものとはいえない。
特に、近年のLED表示装置の広範な普及の中で、LED表示装置の前面側に位置する者が、LED表示装置の背面側に位置する文字、図形、その他の展示物等、視認可能なあらゆる視覚情報を視認することが可能な、シースルー型のLED表示装置が求められるようになった。LED表示装置の背面側に位置する視覚情報を視認することが可能なシースルー型のLED表示装置の場合には、可撓性基板に発生したシワによってLED表示装置の背面側に位置する視覚情報の視認性をも低下する場合がある。そのため、LED素子用基板がシースルー型のLED表示装置用の透明性フレキシブル基板の場合には特に大きな問題となる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、LED表示装置を目的の形状に曲げて固定して設置した場合であっても、LED表示装置の可撓性を有しつつ、且つ可撓性基板のシワの発生を抑制することのできるLED表示装置用のLED素子用基板を提供することを目的とする。
本発明者らは、鋭意研究を重ねた結果、可撓性基板の他方の表面に貯蔵弾性率及び厚さが所定範囲にある補助基板が積層されているLED素子用基板であれば上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。より具体的には、本発明は以下のものを提供する。
(1) JIS K7244−1に基づいて測定された、温度−tanδ曲線におけるtanδピーク温度における、tanδピーク温度の極大値である貯蔵弾性率が0.5×10Pa以上9.0×10Pa以下の可撓性基板の一方の面に配線部が形成されているLED素子用基板であって、前記可撓性基板の他方の面には、JIS K7244−1に基づいて測定された、温度−tanδ曲線におけるtanδピーク温度の極大値である貯蔵弾性率が8.0×10Pa以上5.0×10Pa以下であって、且つ厚さが0.5mm以上5.0mm以下である補助基板が、前記可撓性基板に直接又は他の層を介して積層されているLED素子用基板。
(2) 前記補助基板がポリカーボネート樹脂又はアクリル樹脂である(1)に記載のLED素子用基板。
(3) 前記可撓性基板がポリイミドである(1)又は(2)に記載のLED素子用基板。
(4) 前記可撓性基板及び前記補助基板のJIS−K7136に準拠して測定されたヘーズ値が20%以下である(1)から(3)のいずれかに記載のLED素子用基板。
(5) 前記可撓性基板上における前記配線部による被覆率が2%以上10%以下である(4)に記載のLED素子用基板。
(6) (1)から(5)のいずれかに記載のLED素子用基板にLED素子が実装されてなるLED表示装置。
(7) (4)又は(5)に記載のLED素子用基板にLED素子が実装されてなるシースルー型のLED表示装置。
本発明のLED素子用基板は、LED表示装置を目的の形状に曲げて固定して設置した場合であっても、LED素子用基板の可撓性を有しつつ、且つLED素子用基板のシワの発生を抑制することのできるLED表示装置用のLED素子用基板である。
本発明のLED素子用基板にLED素子が実装されたLED表示装置の一実施態様の断面図を模式的に表した図面である。
以下、本発明のLED素子用基板、及びそれを用いたLED表示装置の詳細について実施形態を用いて順次説明する。本発明は、以下の実施形態に何ら限定されず、本発明の目的の範囲内において、適宜変更を加えて実施することができる。
<LED素子用基板>
図1に示したLED素子用基板1は、可撓性基板11の一方の面に複数のLED素子2を実装可能に形成されている配線部13を備えるLED素子用基板1である。又、可撓性基板11の配線部13が形成されている面の反対側の面(以後、他方の面と表記することがある。)には、貯蔵弾性率が8.0×10Pa以上5.0×10Pa以下であって、且つ厚みが0.5mm以上5.0mm以下の補助基板15が接着剤層14を介して形成されている。可撓性基板の一方の面に配線部が形成されているとは、可撓性基板の最表面に配線部が形成される態様をも含み、又、可撓性基板の最表面に限定されず、例えば、多層構造の可撓性基板であって、層の間の面に配線部が形成されている態様をも含む。尚、本明細書においては、貯蔵弾性率とは、JIS K7244−1に準拠し測定された、温度−tanδ曲線におけるtanδピーク温度における貯蔵弾性率を意味する。又、温度−tanδ曲線及び貯蔵弾性率は、従来公知のDMA(動的粘弾性測定装置)にて測定でき、例えば、ユービーエム社製の粘弾性試験機「Rheogel−E4000」を用いて、JIS K7244−1に準拠し、温度範囲を−150℃〜400℃として動的粘弾性測定法にて測定することができる。
本実施形態に関する可撓性基板11の貯蔵弾性率は、0.5×10Pa以上9.0×10Pa以下である。可撓性基板11の貯蔵弾性率がこの範囲であることで、可撓性を有する可撓性基板11とすることができる。しかしながら、可撓性基板11上に配線部13が形成されたLED素子用基板1やLED素子用基板1にLED素子2が実装されたLED表示装置10は、その可撓性を利用して目的の形状に曲げて設置した場合に、可撓性基板11にシワが発生する場合がある。
LED素子用基板1は後述するように、製造の際に可撓性基板11の上に配線用のパターンを形成する。可撓性基板11と比べ、寸法変化率の小さい金属等の配線部13が可撓性基板11の上に形成されると、配線部13によって、可撓性基板11の寸法変化が抑制される。LED素子用基板1は製造の際に熱等によって可撓性基板11の寸法が変化し得る工程を経る。ここで、配線部13は可撓性基板11上にパターン化されて形成されているため、配線部13が積層された可撓性基板の表面と配線部13が積層されていない可撓性基板の表面とで可撓性基板の寸法変化が異なることとなる。このように、可撓性基板11の表面で可撓性基板11の寸法の変化が異なる部分が存在することにより、可撓性基板11上にシワが発生するものと推察される。
LED素子用基板1は、可撓性基板11の配線部13が形成されている他方の表面には貯蔵弾性率が8.0×10Pa以上5.0×10Pa以下であって、且つ厚みが0.5mm以上5.0mm以下の補助基板15が積層されている。補助基板15が積層されていることにより、可撓性を有しつつ、且つ可撓性基板11のシワの発生を抑制することができる。尚、補助基板15は、可撓性基板11に直接積層されていてもよいし、例えば図1のLED素子用基板1のように接着剤層14を介する等他の層を介して積層されていてもよい。
本発明のLED素子用基板は、その可撓性を利用して目的の形状に曲げて設置した場合であってもシワの発生を抑制することができる。そのため、本発明のLED素子用基板は、LED表示装置10の背面側に位置する視覚情報を視認することが求められるシースルー型のLED表示装置用のフレキシブル透明基板に用いる特に好ましく用いることができる。
以下、LED素子用基板を構成する各構成部品について詳細に説明する。
[可撓性基板]
LED素子用基板1を構成する可撓性基板11は、主として樹脂からなる貯蔵弾性率が0.5×10Pa以上9.0×10Pa以下の可撓性を有する基板である。可撓性基板の貯蔵弾性率が0.5×10Pa以上であることで、可撓性基板のシワの発生を抑制することができる。可撓性基板の貯蔵弾性率が9.0×10Pa以下であることで、より優れた可撓性を有するLED素子用基板とすることができる。尚、可撓性基板11の貯蔵弾性率は1.0×10Pa以上8.0×10Pa以下であることが好ましく、1.5×10Pa以上6.0×10Pa以下であることがより好ましい。
可撓性基板11の厚さは、LED素子用基板1の可撓性を好ましい範囲に保持できる厚さであることが求められる。又、LED素子用基板1の耐熱性及び絶縁性を担保できる厚さであることが好ましい。具体的には、この厚さは、10μm以上100μm以下であることが好ましい。又、ロール・トゥ・ロール方式による製造を行う場合の生産性を良好に維持する観点からも、上記厚さ範囲であることが好ましい。尚、LED素子用基板1をシースルー型のLED表示装置用のフレキシブル透明基板とする場合には、透光性、可撓性を付与し、製造コストも抑制するという観点から、上記厚さ範囲内において、できるだけ薄いものであることが好ましい。
可撓性基板11の材料は、耐熱性が高いものであることが求められる。具体的には、熱収縮開始温度が100℃以上の樹脂、又は、アニール処理等によって、同温度が100℃以上となるように耐熱性を向上させた樹脂であることが好ましい。通常、LED素子2から発せられる熱により同素子周辺部は90℃程度の温度に達する。又、例えば熱硬化型の絶縁保護膜を形成する場合、熱硬化のための加熱温度も100℃近くまで達する場合が想定されるからである。尚、本明細書における「熱収縮開始温度」とは、TMA装置に測定対象の熱可塑性樹脂からなるサンプルフィルムをセットし、荷重1gをかけて、昇温速度2℃/分で120℃まで昇温し、その時の収縮量(%表示)を測定し、このデータを出力して温度と収縮量を記録したグラフから、収縮によって、0%のベースラインから離れる温度を読みとり、その温度を熱収縮開始温度としたものである。
可撓性基板11には、LED素子用基板1に必要な絶縁性を付与しうる樹脂であることが求められる。一般的には、可撓性基板11は、JIS C6481に準拠して測定した体積固有抵抗率(本明細書において「体積固有抵抗率」とはこの値のことを言うものとする)が1014Ω・cm以上であることが好ましく、1018Ω・cm以上であることがより好ましい。尚、体積固有抵抗率の測定は、例えば、エーディーシー製デジタル超高抵抗/微少電流計5450/5451等を用いることによって測定することができる。
以上、貯蔵弾性率が0.5×10Pa以上9.0×10Pa以下であり、且つ可撓性と透明性、耐熱性、絶縁性、及び耐光性や耐候性等の要件を満たすことが求められる可撓性基板11として用いることのできる樹脂の好ましい例として、ポリイミド(PI)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、非晶ポリアリレート、ポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、ポリエーテルイミド、フッ素樹脂、液晶ポリマー等を挙げることができる。
上記各樹脂のうち、LED素子用基板1を構成する可撓性基板11の材料樹脂として特に好ましく用いることができる樹脂の一つとして、アニール処理等の耐熱性向上処理を施すことによって耐熱性と寸法安定性を向上させたポリエチレンナフタレート(PEN)、を挙げることができる。
例えば、厚さ50μmのポリエチレンナフタレート(PEN)からなる二軸延伸の樹脂フィルムであれば、200℃の温度で30秒程度アニール処理することにより、JIS K7133:1999に基づき測定されたMD方向(二軸延伸の流れ方向)とTD方向(MD方向と直行する方向)の熱収縮率(150℃×30分)の平均値が、0.5%(アニール処理前)から0.1%(アニール処理後)にすることができる。特に、LED素子用基板1において、可撓性基板11のJIS K7133:1999に基づき測定されたMD方向とTD方向の熱収縮率の平均値が0.1%であることにより、可撓性基板のシワの発生をより効果的に抑制することができる。
又、LED素子用基板1をシースルー型のLED表示装置用のフレキシブル透明基板とする場合には、可撓性基板11は透光性を有するフィルム又はシートであることが求められる。例えば、可撓性基板11はヘーズ値が20%以下、好ましくは10%以下の樹脂フィルムとする。又、「透光性を有する」とは、無色透明、或いは、有色の半透明であって、当該透明又は半透明であるフィルム又はシートを通して、それらの背面側に位置する視覚情報を、所望の使用環境の下で、視認可能であることを意味する。上記ヘーズ値の他、可視光域における光線透過率が80%程度以上であることが「透光性を有する」ものであることの目安となる。
ここで、上記のように、可撓性基板11が「透光性を有する」範囲で有色の半透明のフィルムであってもよいことを前提としてLED素子用基板1を設計する場合には、可撓性基板11の材料樹脂として、ポリイミド(PI)を、特に好ましい態様で用いることができる。ポリイミド(PI)は耐熱性に優れるものの、可視光の吸収端が500nm〜600nm付近にあることにより光学部材の基板として使用する場合には使用中の黄変が問題となる場合もある。特にLED素子用基板の基板として用いる場合には、樹脂基板の黄変は、LED素子からの青色光の吸収による基板温度の上昇につながるリスクがあるため、このことが耐熱性に優れるポリイミドの採用を妨げている場合が多くあった。しかしながら、本発明のLED素子用基板1においては、後述の通り、例えば、ポリカーボネート(PC)等の熱伝導率の高い樹脂を補助基板として用いることにより、可撓性基板11がある程度内で黄変していたとしても、LED素子用基板1全体として求められる放熱機能を十分に確保することができる。よって、特に高い耐熱性が求められる場合等に、可撓性基板11として、極めて耐熱性に優れるポリイミド(PI)を、特に好ましい態様でLED素子用基板1の基板材料として用いることができる。
[補助基板]
本実施形態に関する補助基板15は、貯蔵弾性率が8.0×10Pa以上5.0×10Pa以下の樹脂等により形成され、且つ厚さが0.5mm以上5.0mmの樹脂等からなる基板である。又、補助基板15は、可撓性基板11のLED素子用基板1の可撓性を利用して目的の形状に曲げて設置した場合であっても、シワの発生を抑制可能にする機能を有する。このように、補助基板15は、貯蔵弾性率と厚さとを最適化することにより、LED表示装置の好ましい可撓性を維持しつつ、可撓性基板11のシワの発生を抑制することもできる。
補助基板15の貯蔵弾性率が8.0×10Pa以上であることにより、LED素子用基板1の可撓性基板11のシワの発生を抑制することができる。補助基板15の貯蔵弾性率が5.0×10Pa以下であることにより、LED素子用基板1の可撓性を十分維持することができる。尚、補助基板15の貯蔵弾性率は9.0×10Pa以上4.0×10Pa以下であることがより好ましく、1.0×10Pa以上3.5×10Pa以下であることが更に好ましい。尚、補助基板15の貯蔵弾性率は、可撓性基板11の貯蔵弾性率よりも大きいことによって、可撓性基板のシワの発生を抑制することができるので好ましい。
補助基板15の厚さは、0.5mm以上5.0mm以下とする。補助基板15の厚さは、0.5mm以上であることにより、LED素子用基板1の可撓性基板11のシワの発生を抑制することができる。補助基板15の厚さが5.0mm以下であることによりLED素子用基板1の可撓性を十分維持することができる。又、シースルー型のLED表示装置に用いる場合に、ヘーズ値の上昇を抑えることができ、LED表示装置の背面側に位置する視覚情報の視認性を維持することができる。尚、補助基板15の厚さは、0.7mm以上3.0mmであることが好ましく、0.8mm以上2.5mmであることがより好ましい。又、基板内への蓄熱を防止しLED素子用基板1の放熱性を高める観点からも、補助基板15の厚さは、上述の通り、0.5mm以上5.0mm以下の範囲であることが好ましい。
補助基板15の材料樹脂としては、可撓性基板11同様に耐熱性及び絶縁性が高いものであることが求められる。貯蔵弾性率が8.0×10Pa以上5.0×10Pa以下であり、且つ可撓性とシワの発生を抑制できる補助基板15として用いる樹脂の好ましい例として、ポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂等を挙げることができる。又、ポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂は、透光性を有する無色の樹脂であるため、特にLED素子用基板1をシースルー型のLED表示装置用のフレキシブル透明基板とする場合には極めて有用な材料である。
又、上述の通り、LED素子用基板1に好ましい所望の放熱性能を付与するためには、この補助基板15を、熱伝導率の高い樹脂で構成することが好ましい。より具体的には、この場合、補助基板15の材料樹脂は、熱伝導率λが0.15W/(m・K)を超える樹脂であることが好ましい。この観点においても、ポリスチレンやポリプロピレン等の汎用樹脂と比較して、相対的に熱伝導性に優れるポリカーボネート樹脂やアクリル樹脂を補助基板15の材料樹脂として好ましく用いることができる。
例えば、上述した通り、耐熱性には優れるものの黄変に起因する蓄熱のリスクも有するポリイミドを可撓性基板11の材料として採用した場合に、ポリカーボネート等の熱伝導率の高い材料樹脂からなる補助基板15をこれに組合せて基板全体を構成することにより、全体として、耐熱性と放熱性が極めて好ましい水準で両立したLED素子用基板1を構成することができる。
可撓性基板11の他方の表面に補助基板15を積層する方法は、可撓性基板11と補助基板15とを直接積層し、シールする方法でもよいし、或いは、接着剤層を介して積層する方法でもよい。接着剤層を介して積層する場合には、後述する可撓性基板11と接着剤層12とを接着する接着剤と同様の接着剤を用いることができる。
又、LED素子用基板1をシースルー型のLED表示装置用に用いるフレキシブル透明基板とする場合には、補助基板は透光性を有するフィルム又はシートであることが求められる。この場合、補助基板15のヘーズ値を20%以下とすることが好ましく、10%以下とすることがより好ましい。
[接着剤層]
接着剤層12は、本発明において必須ではないが、LED素子用基板1の表面への配線部13は、例えば接着剤層12を介したドライラミネート法によって行うことによって形成することができる。接着剤層12を形成する接着剤は、主剤樹脂、硬化剤及び溶剤を含んでなり、又、必要に応じてその他の各種の添加剤を含有する。その他の添加剤としては、密着性助剤等を例として挙げることができる。接着剤は、主剤樹脂と硬化剤を使用直前に混合する2液タイプのものであることが好ましい。主剤樹脂は、接着剤層を形成する際に、硬化剤と反応して架橋され高分子量化する。そのような主材樹脂としてウレタン系、アクリル系、及びエポキシ系の樹脂を適宜選択することができる。これらの主材樹脂のうち、特に機械特性、電気特性の観点からは、屈曲性、絶縁性に優れるウレタン系の接着剤を、接着剤層12を形成する接着剤として好ましく用いることができる。又、上記接着剤のうち、光学特性の観点からは、透明性に優れるアクリル系の接着剤を、接着剤層12を形成する接着剤として好ましく用いることができる。LED素子用基板1の使用環境によっては、耐熱性、耐薬品性に優れるエポキシ系の接着剤も好ましく使用することができる。
又、接着剤層12についても、LED素子からの熱を基板外部に逃がす放熱経路を遮断するものとはならずに、LED素子用基板1の放熱性維持に寄与することができる層とすべきであるという観点からは、汎用的な接着剤の中でも比較的熱伝導率の高いエポキシ系やウレタン系の接着剤を好ましく用いることができる。
[配線部]
配線部13は、LED素子用基板1の表面に金属箔等の導電性基材によって形成される配線パターンである。配線部13は、例えば、1000個以上のLED素子2の間を導通して必要な電流を流して電気を供給する機能を有するとともに、LED素子用基板1における放熱部としての作用をも発揮する。
配線部13を構成する材料の熱伝導率λは200W/(m・K)以上500W/(m・K)以下が好ましく、300W/(m・K)以上500W/(m・K)以下がより好ましい。配線部13を構成する材料の熱伝導率をこの範囲にすることで、LED素子の熱を効率的に放熱することができる。尚、LED素子用基板1をシースルー型のLED表示装置用のフレキシブル透明基板とする場合には、背面側に位置する視覚情報を視認可能とするために配線の被覆率を低くする必要がある。そのため、LED素子の熱を効率的に放熱するために、上記の熱伝導率の範囲にすることがより好ましい。
配線部13を構成する配線の電気抵抗率Rは3.00×10−8Ωm以下が好ましく、2.50×10−8Ωm以下がより好ましい。ここで、熱伝導率λの測定は、例えば、京都電子工業社製の熱伝導率計QTM−500を用いることができ、電気抵抗率Rの測定は、例えば、ケースレー社製の6517B型エレクトロメータを用いることができる。これによれば、例えば、銅の場合、熱伝導率λは403W/(m・K)であり、電気抵抗率Rは1.55×10−8Ωmとなる。これにより、LED素子間の発光バラツキが小さくなってシースルー型のLED表示装置全体としての安定した発光が可能となり、又、LED素子2の寿命も延長される。
配線部13の配置は、LED素子2を実装することができる配置であれば特定の配置等に限定されない。但し、LED素子用基板1をシースルー型のLED表示装置用のフレキシブル透明基板とする場合においては、可撓性基板11の一表面における配線部13による覆われている部分の割合、即ち、配線部による基板被覆率が、40%以下となるような配置とすることが好ましい。又、可撓性基板11上における配線部13による被覆率が2%以上10%以下であることがより好ましい。
配線部13を構成する材料としては、アルミニウム、金、銀、銅等の金属箔が例示できる。配線部13の厚さは、LED素子用基板1に要求される耐電流の大きさ等に応じて適宜設定すればよく、特に限定されないが、一例として厚さ10μm以上50μm以下が挙げられる。放熱性向上の観点から、配線部13の厚さは、10μm以上であることが好ましい。又、金属層厚みが上記下限値に満たないと、可撓性基板11の熱収縮の影響が大きく、はんだリフロー処理時に処理後の反りが大きくなりやすいため、この観点からも配線部13の厚さは10μm以上であることが好ましい。一方、同厚さが、50μm以下であることによって、LED素子用基板1の十分な可撓性を保持することができ、重量増大によるハンドリング性の低下も防止できる。
尚、LED素子用基板1をシースルー型のLED表示装置用のフレキシブル透明基板とするために、配線部を構成する材料として酸化インジウム錫(ITO)、酸化インジウム亜鉛(IZO)、酸化錫、酸化亜鉛、酸化インジウム、酸化アルミニウム亜鉛(AZO)等の導電性酸化物、ニッケル等の金属、ポリアニリン、ポリアセチレン、ポリアルキルチオフェン誘導体、ポリシラン誘導体のような導電性高分子、カーボンナノチューブやグラフェン等の透明電極を形成することができる導電性材料を用いることもできる。
[その他の機能層]
LED素子用基板1は、上述の可撓性と透光性、耐熱性、絶縁性、及び耐光性や耐候性等の要件を阻害しない範囲で、必要に応じて更に他の機能層を備えるものであってもよい。例えば、熱硬化型又は紫外線硬化型インキによって、配線部13と可撓性基板11の表面上の電気的接合が必要となる一部分を除いた他の部分に絶縁保護膜を設けてもよい。又、屋外使用時における、耐UV特性、耐熱性、防水性、防汚性を向上させるために、絶縁保護膜の表面等に、例えば、フッ素樹脂からなるオーバーコート層等、これらの特性を向上させることが可能なコーティング層を別途積層するものについても、本発明のLED素子用基板の好ましい実施形態の一例として挙げることができる。
<LED表示装置>
LED表示装置は、本発明のLED素子用基板1に、LED素子を実装し、その他必要な部材と一体化することにより得ることができる。又、例えば、LED素子用基板1をシースルー型のLED表示装置用のフレキシブル透明基板とした場合には、フレキシブル透明基板に、LED素子を実装し、その他必要な部材と一体化することによりシースルー型のLED表示装置を得ることができる。
シースルー型のLED表示装置は、例えば、ショーウインドー等の前面に配置する実施態様が想定される。この場合、シースルー型のLED表示装置の前面側に位置する者が、LED表示装置に表示される情報の認知と同時並行的に、LED表示装置の背面側にある視覚情報を視認することができる(図示せず)。
[LED素子]
LED素子用基板1に実装されることによりLED表示装置を構成するLED素子2は、P型半導体とN型半導体が接合されたPN接合部での発光を利用した発光素子である。P型電極、N型電極を素子上面、下面に設けた構造と、素子片面にP型、N型電極の双方が設けられた構造が提案されている。いずれの構造のLED素子2も、本発明のLED表示装置10に用いることができる。
<LED素子用基板の製造>
本発明のLED素子用基板の製造方法については、特に限定されるものではなく、従来公知の電子基板の製造方法によって製造することができる。具体的な製造方法の例を以下に説明する。
[エッチング工程]
先ず、可撓性基板11の表面に、配線部13の材料とする銅箔等の配線部13を積層してLED素子用基板1の材料とする積層体を得る。積層方法としては、金属箔を接着剤によって可撓性基板11の表面に接着する方法により配線部13を積層する。次に、上記の積層体の金属箔の表面に、配線部13の形状にパターニングされたエッチングマスクを形成する。エッチングマスクは、将来、配線部13となる金属箔の配線パターン形成部分がエッチング液による腐食を免れるために設けられる。エッチングマスクを形成する方法は特に限定されず、例えば、フォトレジスト又はドライフィルムをフォトマスクを通して感光させた後で現像することにより積層シートの表面にエッチングマスクを形成してもよいし、インクジェットプリンター等の印刷技術により積層シートの表面にエッチングマスクを形成してもよい。次に、エッチングマスクに覆われていない箇所における金属箔を浸漬液により除去する。これにより、金属箔のうち、配線部13となる箇所以外の部分が除去される。最後に、アルカリ性の剥離液を使用して、エッチングマスクを除去する。これにより、エッチングマスクが配線部13の表面から除去される。尚、上述の通り、このエッチング工程においてはマスキングされていない部分の銅箔等は除去されて非導通部分が形成されるが、当該部分の接着剤層12は可撓性基板11表面に残存し、完成したLED素子用基板1の可撓性基板11の略全面において接着剤層12として存在することとなる。
[ハンダ処理工程]
配線部13へのLED素子2の接合は、ハンダ加工により行うことができる。このハンダ加工による接合は、リフロー方式、或いは、レーザー方式によることができる。リフロー方式は、配線部13にハンダを介してLED素子2を搭載し、その後、LED素子用基板1をリフロー炉内に搬送して、リフロー炉内で配線部13に所定温度の熱風を吹きつけることで、ハンダペーストを融解させ、LED素子2を配線部13にハンダ付けする方法である。又、レーザー方式とは、レーザーによってハンダを局所的に加熱して、LED素子2を配線部13にハンダ付けする手法である。この処理における加熱は使用するハンダの種類によって様々であるが、一般に170℃程度であり、特に低融点のハンダを用いた場合には135℃程度である。
配線部13へのLED素子2のハンダ接合を行う際は、可撓性基板11における裏面側からのレーザー照射によって、ハンダのリフローを行う方法とすることが好ましい。これにより、加熱によるハンダの有機成分の発火とそれに伴う基材の損傷をより確実に抑制することができる。尚、可撓性基板11については、選択する材料樹脂に応じて、予め当該樹脂にアニール処理による耐熱性向上処理を施しておくことが好ましい。
[絶縁保護膜形成工程]
本発明において、必ずしも必須では無いが、配線部形成後、絶縁保護膜を更に積層してもよい。この積層は公知の方法によって行うことができる。採用する材料によりスクリーン印刷等の印刷法或いは、ドライラミネーション、熱ラミネーション法等、各種のラミネート処理方法によることができる。接着剤層12の表面の微細な凹凸への埋まり込みをより完全に確保する観点からは、上記各方法の中でも、スクリーン印刷による方法が特に好ましい。
[補助基板積層工程]
本発明に関する補助基板15を可撓性基板11の他方の表面に積層する方法は、例えば、配線部13の積層に用いた接着剤と同様の接着剤によって可撓性基板11の他方の表面に接着する方法により補助基板15を積層する方法を挙げることができる。補助基板15を積層する順序は、上述した各工程前の単体の可撓性基板11の他方の表面に補助基板15を接着する順序であってもよいし、いずれかの工程を行った後の積層体の1層である可撓性基板11の他方の表面に補助基板15を接着する順序であってもよい。しかし、補助基板15を積層する順序は、上述した工程後のLED素子2が実装された後のLED表示装置10の可撓性基板11の他方の表面に補助基板15を接着する順序であることが好ましい。各工程等にて可撓性基板11が加熱等されることにより可撓性基板11の寸法が変化しているため、各工程で発生した可撓性基板11のシワを本工程によって引き伸ばしながら補助基板15を積層することができる。
以下、実施例を示して、本発明を更に具体的に説明するが、本発明は、以下の実施例に何ら限定されるものではない。
<LED表示装置の作成>
本発明のLED表示装置の実施例として、サイズが400mm×500mmのフィルム状の可撓性基板(厚さ75μmのポリエチレンナフタレート(PEN)貯蔵弾性率:3.5×10Pa)の表面に、ウレタン系の接着剤(「KTEP」、ロックペイント社製)を介して銅箔を積層し、エッチング処理によって電解銅箔からなる配線部を形成することによって、LED素子用基板を作成した。尚、可撓性基板上における配線部による被覆率は7%とした。これに、LED素子を16×16のマトリックス状に配置して実施例及び比較例の各LED表示装置の試験用サンプルとした。尚、貯蔵弾性率とは、JIS K7244−1に準拠し測定された、温度−tanδ曲線におけるtanδピーク温度における貯蔵弾性率を意味する。
(実施例1)
上記のLED表示装置の試験用サンプルの可撓性基板の他方の表面に、ウレタン系の接着剤(「KTEP」、ロックペイント社製)を介して補助基板15(厚さ2.0mmのポリカーボネート樹脂(PC)貯蔵弾性率1.0×10Pa)を積層させることで実施例1に関するLED表示装置を得た。
(実施例2)
補助基板15として厚さ2.0mmのアクリル樹脂(貯蔵弾性率3.0×10Pa)を用いた以外実施例1と同様に積層させることで実施例2に関するLED表示装置を得た。
(比較例1)
補助基板15として厚さ2.0mmのポリスチレン樹脂(貯蔵弾性率5.0×10Pa)を用いた以外実施例1と同様に積層させることで比較例1に関するLED表示装置を得た。
(比較例2)
補助基板15として厚さ2.0mmのポリエチレン樹脂(高密度ポリエチレン樹脂 貯蔵弾性率2.0×10Pa)を用いた以外実施例1と同様に積層させることで比較例2に関するLED表示装置を得た。
(比較例3)
補助基板15として厚さ2.0mmのアルミニウム板を用いた以外実施例1と同様に積層させることで比較例3に関するLED表示装置を得た。
(比較例4)
補助基板15を積層しないLED表示装置を比較例4のLED表示装置とした。
<シワ確認試験>
実施例1,2、比較例1,2,4のLED表示装置を半径500mmの曲面に貼り付けて設置し、シワを目視にて確認した。試験結果を表1に示す(表1中「シワ」と表記。)
[評価基準]
A:シワの発生が全く見られなかった
B:シワの発生がわずかに見られ、外観上好ましくない状況であった
C:シワの発生が見られ、LED表示装置の背面側の視認性も低下した
<可撓性確認試験>
実施例、比較例のLED表示装置を半径500mmの曲面の平面に貼り付けて設置した際に設置できる程度に可撓性を有するか否かを確認した。
評価した結果、実施例1,2比較例1,2,4については、半径500mmの曲面の平面に設置できる程度に可撓性を有していたが、アルミニウム板を積層させた比較例3については、半径500mmの曲面の平面に対し設置できず、設置可能である程度の可撓性を有していなかった。
<透明性確認試験>
実施例1,2、比較例1,2,4のLED表示装置を通して背景を目視した際に、LED表示装置を通さない場合に比べ背景がどの程度視認できるかを確認した。試験結果を表1に示す(表1中「透明性」と表記。)
[評価基準]
A:背景がLED表示装置を通さない場合と比較してほぼ同等に視認できた
B:背景がLED表示装置を通さない場合と比較して少々明確ではなくなったが、十分に視認できた
C:背景がLED表示装置を通さない場合と比較して不明確になり、視認できなかった
Figure 2017157837
表1より、補助基板に貯蔵弾性率が8.0×10Pa以上5.0×10Pa以下であるポリカーボネート樹脂又はアクリル樹脂を用いた実施例1、2のLED表示装置は、補助基板の貯蔵弾性率が下回る比較例1、2のLED表示装置と比較してシワの発生が抑制されていることが確認された。又、補助基板に貯蔵弾性率が8.0×10Pa以上5.0×10Pa以下であるポリカーボネート樹脂又はアクリル樹脂を用いた実施例1、2のLED表示装置は、いずれも補助基板を備えていない比較例4と同等の可撓性を有していることが確認された。
以上から、本発明のLED素子用基板は、LED表示装置を目的の形状に曲げて固定して設置した場合であっても、可撓性基板の可撓性を有しつつ、且つ可撓性基板のシワの発生を抑制することのできるLED表示装置用のLED素子用基板であることが分かる。
1 LED素子用基板
11 可撓性基板
12 接着剤層
13 配線部
14 接着剤層
15 補助基板
10 LED表示装置
2 LED素子

Claims (7)

  1. JIS K7244−1に基づいて測定された、温度−tanδ曲線におけるtanδピーク温度における、tanδピーク温度の極大値である貯蔵弾性率が0.5×10Pa以上9.0×10Pa以下の可撓性基板の一方の面に配線部が形成されているLED素子用基板であって、
    前記可撓性基板の他方の面には、JIS K7244−1に基づいて測定された、温度−tanδ曲線におけるtanδピーク温度の極大値である貯蔵弾性率が8.0×10Pa以上5.0×10Pa以下であって、且つ厚さが0.5mm以上5.0mm以下である補助基板が、前記可撓性基板に直接又は他の層を介して積層されているLED素子用基板。
  2. 前記補助基板がポリカーボネート樹脂又はアクリル樹脂である請求項1に記載のLED素子用基板。
  3. 前記可撓性基板がポリイミドである請求項1又は2に記載のLED素子用基板。
  4. 前記可撓性基板及び前記補助基板のJIS−K7136に基づいて測定されたヘーズ値が20%以下である請求項1から3のいずれかに記載のLED素子用基板。
  5. 前記可撓性基板上における前記配線部による被覆率が2%以上10%以下である請求項4に記載のLED素子用基板。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載のLED素子用基板にLED素子が実装されてなるLED表示装置。
  7. 請求項4又は5に記載のLED素子用基板にLED素子が実装されてなるシースルー型のLED表示装置。
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