JP2017156434A - 画像形成装置、画像形成装置の制御方法 - Google Patents

画像形成装置、画像形成装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】画像形成条件を正確に決定する画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置100は、記録材Pに画像を形成する画像形成部1Y、1M、1C、1Kと、画像が形成された記録材Pの画像濃度を、該記録材Pの搬送中に測定するカラーセンサユニット194と、を備える。画像形成装置100は、カラーセンサユニット194に記録材Pの画像が形成されていない領域の画像濃度を測定させ、その測定結果に応じて記録材Pの搬送挙動状態を判断する。画像形成装置100は、搬送挙動状態に応じて画像形成条件を決定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、搬送される記録材上の測定用画像を測定する画像形成装置に関する。
画像形成装置は、オフセット印刷等に用いられる版を不要としたダイレクトイメージプリンタの重要が高い。また、印刷に要する時間の短縮、個々の顧客へのサービス、大量部数の印刷、印刷不良時の紙の廃棄という環境問題等に対応するために、ダイレクトイメージプリンタが多く採用されている。ダイレクトイメージプリンタの中でも、価格面で有利であり写真印刷に適したインクジェット方式プリンタや、生産性が高くオフセット印刷の仕上がりに近い電子写真方式プリンタが特に多く採用されている。このような画像形成装置は、フルカラー印刷の増大とともに、画像の濃度安定性、階調安定性が求められる。
このような要求に対して、特許文献1、2は、画質を最適に調整する技術を提案する。特許文献1、2の画像形成装置は、感光ドラムや記録材に形成した画像の濃度に応じてγ補正等の画像形成条件を決定して画像形成を行うことで、形成する画像の画質を調整し、品質を安定させる。画像形成条件は、画像形成装置の環境変動時や所定枚数の画像形成後に決定される。
特開平06−198973号公報 特開2013−228640号公報
記録材に形成した画像を測定する場合、画像形成後の記録材が、画像濃度を測定するための測定手段の測定位置まで搬送される。測定手段は、搬送中の記録材から画像を測定する。記録材が振動した状態(記録材のばたつきと称される)で前記記録材上の画像が測定された場合には、測定結果に測定誤差が生じる可能性がある。この場合には画像形成条件に誤差が生じてしまう。
記録材のばたつきが発生した場合には測定手段と記録材との距離が変動する。測定手段と記録材との距離が1[mm]程度変動した場合、測定手段の出力値が15[%]程度変化することが実験により確認されている。このように、測定手段と記録材との距離の変化により、測定手段による画像の測定精度が低下してしまう。その結果、正確な画質の調整が困難になる可能性がある。
そこで、本発明の目的は、搬送された記録材上の測定用画像の測定結果に基づいて画像形成条件を高精度に決定することにある。
本発明の画像形成装置は、記録材を搬送する搬送手段と、前記記録材に画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段により形成された前記画像を前記記録材に定着させる定着手段と、測定用画像が定着された記録材が搬送される搬送路に設けられ、前記記録材上の前記測定用画像を測定する測定手段と、前記搬送路において前記測定手段と反対側に設けられた対向部材と、前記測定手段と前記対向部材との位置関係を、第1の状態と、前記第1の状態よりも前記測定手段と前記対向部材との距離が短い第2の状態とに制御する制御手段と、前記搬送手段に、前記記録材を搬送させ、前記制御手段に、前記位置関係を前記第1の状態から前記第2の状態へ制御させ、前記測定手段に、前記記録材を測定させ、前記記録材の測定結果を取得する取得手段と、前記搬送手段に、前記記録材を搬送させ、前記画像形成手段に、前記記録材に前記測定用画像を形成させ、前記制御手段に、前記位置関係を前記第1の状態から前記第2の状態へ制御させ、前記測定手段に、前記記録材上の前記測定用画像を測定させ、前記測定用画像の測定結果と前記取得手段により取得された前記記録材の測定結果とに基づいて、前記画像形成手段の画像形成条件を決定する決定手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、搬送された記録材上の測定用画像の測定結果に基づいて画像形成条件を高精度に決定できる。
画像形成装置の構成図。 カラーセンサユニットの構成斜視図。 カラーセンサユニットの構成斜視図。 カラーセンサの構成図。 制御装置の構成図。 カラーセンサユニットと記録材との関係を表す図。 搬送挙動状態を判断する処理を表すフローチャート。 濃度パッチの例示図。 カラーセンサの測定結果の例示図。 濃度測定処理及び搬送挙動状態の判断処理を表すフローチャート。 カラーセンサユニットの測定結果の例示図。 カラーセンサの距離特性図。 カラーセンサユニットと記録材との関係を表す図。 階調補正時の処理説明図。 階調補正を含めた画像形成条件の設定処理を表すフローチャート。 重み付け処理を表すフローチャート。
以下、実施の形態を図面を参照しつつ詳細に説明する。
(全体構成)
図1は、本実施形態の画像形成装置の構成図である。画像形成装置100は、イエローの画像を形成するための画像形成部1Y、マゼンタの画像を形成するための画像形成部1M、シアンの画像を形成するための画像形成部1C、及びブラックの画像を形成するための画像形成部1Kを備える。符号末尾のY、M、C、Kは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックを表す。以降、色を区別する必要がない場合には、Y、M、C、Kを符号末尾に付さずに説明する。他の色毎に設けられる構成部材についても同様である。画像形成装置100は、この他に、露光器13Y、13M、13C、13K、中間転写部、定着器5、及び記録材Pを搬送するための搬送機構を備える。露光器13Y、13M、13C、13Kは、色毎に、画像形成部1Y、1M、1C、1Kに対応して設けられる。
画像形成部1Y、1M、1C、1Kは同じ構成である。ここでは画像形成部1Yについて説明し、画像形成部1M、1C、1Kについては説明を省略する。画像形成部1Yは、感光体11Y、帯電器12Y、現像器14Y、及びクリーニング部15Yを備える。感光体11Yは、帯電器12Yにより表面が帯電され、対応する露光器13Yによりレーザ光が照射されることで静電像が形成される。静電像は、現像器14Yにより現像される。これにより感光体11Yにトナー像が形成される。
感光体11Yは、像担持体であり、例えば直径84[mm]、軸長370[mm]の回転ドラム型の電子写真感光体である。感光体11Yは、ドラム型の導電性基体であるアルミニウム製シリンダーの表面に、負帯電特性のOPC(有機光半導体:Organic Photoconductor)で形成された感光層を備える。感光層は、光照射により電荷を発生させる電荷発生層及び電荷を輸送する電荷輸送層を備える。感光層の下には、シリンダー側から、シリンダー欠陥に伴う光の干渉抑制及び上層で発生した電荷の輸送を妨げないようにする下引き層と、電荷発生層で発生したホールの通過を抑制して電子のみを通過させる注入阻止層とが設けられる。感光層の上には、クリーニング性向上のための表面保護層が設けられる。このような構成の感光体11Yは、ドラムの軸を中心に約350[mm/sec]の周速度で、図1中反時計方向に回転駆動される。
帯電器12Yは、感光体11Yの周面(表面)に接触あるいは近接して感光体11Yを帯電させる近接接触帯電ローラである。帯電器12Yは、芯金(支持部材)の長手方向(軸方向)の両端部を、それぞれ軸受け部材により回転自在に保持される。また、帯電器12Yは、不図示の押圧バネによって感光体11Yに向かって付勢される。これにより帯電器12Yは、感光体11Yの表面に所定の押圧力で圧接される。帯電器12Yは、感光体11Yの回転に従動して図1中時計回りに回転する。
帯電器12Yは、例えば軸長は330[mm]、直径14[mm]のローラである。帯電器12Yは、芯金の外周に、下層、中間層、表層を順次積層した3層構成である。芯金は、直径6[mm]のステンレス製の丸棒である。下層は、カーボンを分散した発泡EPDM(エチレン−プロピレン−ジエンゴム)で形成した電子導電層であり、比重0.5[g/cm]、体積抵抗率107〜109[Ω・cm]、層厚約3.5[mm]である。中間層は、カーボンを分散したNBR(ニトリルゴム)で形成されており、体積抵抗率102〜105[Ω・cm]、層厚約500[μm]である。表層は、フッ素化合物のアルコール可溶性ナイロン樹脂に、酸化錫及びカーボンを分散して形成したイオン導電層であり、体積抵抗率107〜1010[Ω・cm]、表面粗さ(JIS規格10点平均表面粗さRz)1.5[μm]、層厚約5[μm]である。
帯電器12Yは、不図示の高圧電源から印加される帯電バイアスにより感光体11Yの表面を帯電させる。高圧電源は、直流電圧発生部及び交流電圧発生部を備える。帯電バイアスは、直流電圧に交流電圧を重畳した振動電圧である。本実施形態では、帯電器12Yは、回転する感光体11Yの表面を負極性の所定の電位に帯電させる。なお、帯電器12Yは、接触式の帯電ローラの他に、非接触方式のコロナ放電方式であってもよい。
現像器14Yは、露光器13Yにより感光体11Y上に形成された静電像を、現像剤を供給することでトナー像として顕像化する。本実施形態の現像器14Yは、二成分磁器ブラス現像方式の反転現像器である。現像器14Yは、現像容器及び現像スリーブを備える。現像容器内には、二成分現像剤が収容される。二成分現像剤は、非磁性のトナーと磁性キャリアとの混合物である。トナーと磁性キャリアとの重量比は、約8:92の割合であり、トナー濃度(TD比)8%である。
トナーは、例えばポリエステルを主体とした樹脂バインダーに顔料を混練したものを粉砕分級して得られた平均粒径が約6[μm]の粒子である。磁性キャリアは、例えば表面酸化領域に、未酸化の鉄、ニッケル、コバルト、マンガン、クロム、希土類等の金属及びそれらの合金或いは、酸化物フェライト等が使用可能である。これらの磁性粒子の製造方法は特に制限されない。磁性キャリアは、体積平均粒径20〜50[μm]、好ましくは30〜40[μm]であり、抵抗率107[Ωcm]以上、好ましくは108[Ωcm]以上である。本実施形態では、磁性キャリアは、フェライトを主とするコアにシリコン樹脂をコートして構成されており、体積平均粒径35[μm]、抵抗率5×108[Ωcm]、磁化量200[emu/cc]である。
現像スリーブは、感光体11Yとの最近接距離を250[μm]に保持した状態で、感光体11Yに近接するように対向配設される。感光体11Yと現像スリーブとの対向部が現像部となる。現像スリーブは、表面が、現像部において感光体11Y表面の移動方向と順方向に回転駆動される。現像スリーブは、内部にマグネットローラを備え、その磁力により、二成分現像剤を現像部に回転搬送する。現像スリーブの表面に形成される磁気ブラシ層は、現像剤コーティングブレードにより所定の薄層に整層される。現像スリーブには不図示の現像バイアス印加電源から所定の現像バイアスが印加される。現像スリーブに印加される現像バイアスは、直流電圧と交流電圧を重畳した振動電圧である。例えば現像バイアスは、感光体11Y上の帯電電位が−800[V]のときに、直流電圧が−620[V]、交流電圧が1300[Vpp]、周波数10[kHz]である。現像バイアスによる電界によって、感光体11Y上の静電像に対応して二成分現像剤中のトナーが選択的に付着する。これにより、静電像がトナー像として現像される。このとき、感光体11Y上に現像されたトナー像の帯電量は約40[μC/g]である。現像部を通過した現像スリーブ上の現像剤は、現像スリーブの回転に伴い現像容器内の現像剤溜り部に戻される。
クリーニング部15Yは、感光体11Yから後述の中間転写ベルト31へ転写されずに感光体11Yに残留する残トナーを除去する。クリーニング部15Yは、ブレードやファーブラシにより残トナーを除去する。
露光器13Yは、光源となる半導体レーザと、各種のレンズ及び回転多面鏡を含む光学系とを備え、感光体11Y上をレーザ光で走査する。露光器13Yは、所定の画像濃度が得られるように、半導体レーザから出力されるレーザ光の光量が決められる。本実施形態では、PWM(パルス幅変調)を用いた二値の面積階調により、濃度階調を有する画像形成を行う。
中間転写部は、一次転写部35Y、35M、35C、35K、中間転写ベルト31、及び二次転写部を備える。
一次転写部35Y、35M、35C、35Kは、画像形成部1Y、1M、1C、1Kに対応して設けられる。各一次転写部35Y、35M、35C、35Kは、同じ構成である。ここでは一次転写部35Yについて説明し、一次転写部35M、35C、35Kについては説明を省略する。一次転写部35Yは、中間転写ベルト31を介して感光体11Y表面に所定の押圧力を持って圧接される。一次転写部35Yと感光体11Y表面との圧接ニップ部が転写部である。一次転写部35Yは、温度23℃、湿度50%の測定環境下で+2[kV]印加時の抵抗値が1×102〜1×108[Ω]となる材質で構成されることが好ましい。一例として、本実施形態の一次転写部35Yは、ニトリルゴムとエチレン−エピクロルヒドリン共重合体との混合により形成された、外径16[mm]、芯金径8[mm]のイオン導電性スポンジローラである。
中間転写ベルト31は、感光体11Y、11M、11C、11Kと一次転写部35Y、35M、35C、35Kとの間に挟持されて搬送される。中間転写ベルト31は、駆動ローラ33、懸架ローラ34、二次転写部を構成する内側ローラ32に懸架され、駆動ローラ33により矢印B方向に回転駆動される。本実施形態の中間転写ベルト31は、多様な記録材Pへ対応するために、表面が柔らかい弾性層を有するベルトである。中間転写ベルト31は、表面に凹凸がある記録材Pへの転写抜けを防止し、コート紙やOHP紙等で発生しやすい「中抜け」と呼ばれる転写不良を防止する。
中間転写ベルト31は、総厚約360[μm]で、基材、弾性層、及びコート層の3層構造である。基材は、厚さ80〜90[μm]の導電性ポリイミド樹脂材料である。弾性層は、基材上に200〜300[μm]積層して形成され、JIS―A硬度が60度のクロロプレンゴムである。コート層は担持したトナー粒子や記録材Pの離型性を確保するものであり、ポリウレタン樹脂のバインダーにフッ素樹脂を分散させた厚さ5〜15[μm]程の最表層である。中間転写ベルト31の抵抗値は、体積抵抗率が1×109〜1×1011[Ω・cm]に調整され、表面抵抗率が1×1011〜1×1013[Ω]に調整されている。
中間転写ベルト31は、一次転写部35Y、35M、35C、35Kにより、感光体11Y、11M、11C、11Kからトナー像が重畳して転写される。このとき、一次転写部35Y、35M、35C、35Kに対して、トナーの正規帯電極性である負極性とは逆極性である正極性の転写バイアス電圧(例えば+1500[V])が印加される。これにより、中間転写ベルト31の表面に、感光体11Y、11M、11C、11K上のトナー像が順次静電的に転写される。中間転写ベルト31に転写されたトナー像は、中間転写ベルト31の回転により二次転写部へ搬送される。
二次転写部は、内側ローラ32及び外側ローラ41により構成されるトナー像転写ニップ部である。二次転写部は、内側ローラ32及び外側ローラ41の間に、中間転写ベルト31及び搬送機構により搬送されてきた記録材Pを挟み、所定の加圧力とバイアスを与えることで、中間転写ベルト31から記録材P上にトナー像を転写する。二次転写部は、内側ローラ32及び外側ローラ41の回転により、トナー像が転写された記録材Pを定着器5に搬送する。
定着器5は、トナー像が転写された記録材Pを加熱及び加圧することで、トナー像を記録材Pに溶融定着させる。これにより記録材Pへの画像形成が終了する。画像形成が終了した記録材Pは、搬送機構により排紙トレイ66上に排出される。
搬送機構は、給紙カセット61〜64、手差しトレイ65、ピックアップローラ61a〜65a、搬送ローラ71〜75、レジストローラ対76、搬送路81、スイッチバック搬送路84、及び両面搬送路85を備える。
給紙カセット61〜64及び手差しトレイ65は、記録材Pを収納する。給紙カセット61〜64に収納される記録材Pは、ピックアップローラ61a〜64aにより、画像形成部1Y、1M、1C、1Kによる画像形成のタイミングに応じて、1枚ずつ給送される。給紙カセット61〜64から給送される記録材Pは、搬送ローラ71〜74により搬送路81をレジストローラ対76まで搬送される。手差しトレイ65に載置される記録材Pは、ピックアップローラ65aにより画像形成部1Y、1M、1C、1Kによる画像形成のタイミングに応じて、1枚ずつ給送される。手差しトレイ65から給送される記録材Pは、搬送ローラ75により搬送路81をレジストローラ対76まで搬送される。
レジストローラ対76は、搬送されてきた記録材Pの先頭部分が突き当てられる。これにより記録材Pは、ループを形成して、先端を倣わせて斜行が補正される。レジストローラ対76は、中間転写ベルト31に形成されたトナー像が二次転写部に搬送されるタイミングに応じて、記録材Pを二次転写部に搬送する。
上記の通り、二次転写部及び定着器5で画像が形成された記録材Pは、両面印刷や本実施形態の画像濃度の測定の際に、排紙トレイ66へ排出されずにスイッチバック搬送路84へ搬送される。記録材Pは、スイッチバック搬送路84へ搬送された後に、逆送して両面搬送路85へ搬送される。両面搬送路85は、両面上流駆動ローラ306a、306b、記録材検知センサ207、カラーセンサユニット194、及び両面下流駆動ローラ308a、308bを備える。
両面上流駆動ローラ306a、306bは、スイッチバック搬送路84から搬送される記録材Pをカラーセンサユニット194まで搬送する。記録材検知センサ207は、両面上流駆動ローラ306a、306bにより両面搬送路85を搬送される記録材Pを検知する。カラーセンサユニット194は、記録材Pに形成された画像の濃度を測定する測定手段である。両面下流駆動ローラ308a、308bは、カラーセンサユニット194を通過した記録材Pを、搬送路81を介してレジストローラ対76まで搬送する。両面上流駆動ローラ306a、306bは、モータ305により回転駆動される。両面下流駆動ローラ308a、308bは、モータ307により回転駆動される。異なるモータ305、307により駆動されるために、両面上流駆動ローラ306a、306b及び両面下流駆動ローラ308a、308bは、独自のタイミングで記録材Pを搬送することができる。
以上のような構成により、画像形成装置100は、記録材Pへの片面、両面の画像形成処理を行うことができる。また、画像形成装置100は、記録材Pに形成した画像の濃度を測定して、測定した画像濃度に応じて画像形成条件を補正することができる。画像濃度を測定する場合、画像形成装置100は、記録材Pに画像濃度測定のための測定用画像である濃度パッチを形成する。濃度パッチが形成された記録材Pは、両面搬送路85に搬送され、カラーセンサユニット194により画像濃度が測定される。
(カラーセンサユニット)
図2、図3は、カラーセンサユニット194の構成斜視図である。カラーセンサユニット194は、両面搬送路85に対して、鉛直方向上方に画像濃度を測定するカラーセンサ301を有し、鉛直方向下方に記録材Pをカラーセンサ301側に押圧する押圧部材となるバックアップローラ302を有する。本実施形態では、2個のカラーセンサ301F、301Rを用いた例を説明するが、カラーセンサの数はこれに限られない。
バックアップローラ302は、駆動モータ303により回転駆動される。本実施形態のバックアップローラ302は、直径24[mm]のウレタン製の団子ローラで、少なくともカラーセンサ301の配置位置の反対側に対向して配置される対向部材である。バックアップローラ302は、ソレノイド304により駆動され、両面搬送路85に対して押圧、離間する位置に移動することで記録材Pをカラーセンサ301側に押圧、離間する。つまりバックアップローラ302は、カラーセンサ301との位置関係が、所定の距離だけ離間する第1の状態と、第1の状態よりもカラーセンサ301との距離が短い第2の状態とに制御される。バックアップローラ302は、カラーセンサ301に対向して設けられるために、記録材Pをカラーセンサ301に押圧する押圧位置と、カラーセンサ301から離間する離間位置との間で移動する。バックアップローラ302は、通常の画像形成時には離間位置に設定され、後述する画像濃度の測定制御時には押圧位置に設定される。
図4は、カラーセンサ301の構成図である。カラーセンサ301は、発光素子401及び受光素子403を備える。発光素子401は、例えば白色LED(Light Emitting Diode)である。受光素子403は、例えばRGB等の3色以上のオンチップフィルタ付き電荷蓄積型センサ406を含む。
発光素子401は、画像Tが形成された記録材Pに対して光を入射角45度で照射する。受光素子403は、記録材Pに対して法線方向の乱反射光を受光し、その強度を検知する。受光素子403は、受光した乱反射光の強度に応じたアナログ電気信号を出力する。オンチップフィルタ付き電荷蓄積型センサ406の受光部は、RGBがそれぞれ独立した画素として配列される。なお、受光素子403は、オンチップフィルタ付き電荷蓄積型センサ406の他に、分光センサのように多次色の色分解が可能なセンサにより受光してもよい。記録材Pへの光の入射角、反射光等においても測定対象の記録材Pの画像Tを測定できる構成であれば問題無い。
(制御装置)
図5は、このような画像形成装置100の動作を制御する制御装置の構成図である。制御装置は、画像形成装置100に内蔵される。制御装置は、プリンタ処理部407と画像処理部404とを含む。プリンタ処理部407は、カラーセンサユニット194が接続される。
カラーセンサユニット194は、上述の発光素子401及び受光素子403の他に、A(Analog)/D(Digital)コンバータ402を備える。A/Dコンバータ402は、受光素子403から出力されるアナログ電気信号をデジタル電気信号に変換してプリンタ処理部407に送信する。
プリンタ処理部407は、CPU(Central Processing Unit)501、ROM(Read Only Memory)502、及びRAM(Random Access Memory)503を備える。CPU501は、ROM502に格納されたコンピュータプログラム読み出し、RAM503を作業領域に用いて実行することで、画像形成装置100の動作を制御する。プリンタ処理部407は、高圧制御部504、駆動制御部505、読取制御部506、及び判断制御部507を備える。CPU501は、高圧制御部504及び駆動制御部505により画像形成装置100の各部のバイアス電圧や搬送機構の動作を制御して、記録材Pへの画像形成処理を行う。
CPU501は、カラーセンサユニット194から取得するデジタル電気信号をRAM503に格納し、ROM502に保存する各種情報に基づいて色補正のための演算処理を行う。プリンタ処理部407は、演算結果を画像処理部404へ送信する。読取制御部506は、CPU501の制御により、カラーセンサユニット194の動作を制御する。判断制御部507は、CPU501の制御により、カラーセンサユニット194から取得するデジタル電気信号に基づいて記録材Pのばたつき等の搬送挙動状態を判断する。
画像処理部404は、CPU508、ROM509、及びRAM510を備える。CPU508は、ROM509に格納されたコンピュータプログラム読み出し、RAM510を作業領域に用いて実行することで、画像処理部404の動作を制御する。CPU508は、プリンタ処理部407から取得した演算結果に基づいて、画像形成時の階調制御に必要な処理を行う。
本実施形態では、記録材Pに画像濃度を測定するための濃度パッチを顕像しない状態で、両面搬送路85に該記録材Pを搬送させる。カラーセンサユニット194は、濃度パッチが顕像されていない記録材Pから画像濃度を測定する。つまりカラーセンサユニット194は、記録材Pの画像が形成されていない領域の画像濃度を測定する。
図6は、記録材Pの濃度パッチを読み取るときのカラーセンサユニット194と記録材Pとの関係を表す図である。この図では、カラーセンサユニット194と記録材Pとの関係をわかりやすくするために、カラーセンサ301を除外している。
記録材Pには、トリガパッチStが形成される。トリガパッチStは、記録材Pの搬送方向に対して直交する方向に、カラーセンサ301の個数に応じて配列される。本実施形態では、トリガパッチStは、ブラック及びシアンの2次色ベタ画像である。画像形成装置100は、トリガパッチStを基準にして、記録材P上の白地部分の乱反射光を検知する。トリガパッチStは、後述する階調補正制御時に、画像濃度測定用の濃度パッチの形成位置との位置合わせに用いられる。
(搬送挙動判断処理)
図7は、記録材Pの搬送挙動状態を判断する処理を表すフローチャートである。この処理は、画像形成装置100の不図示の操作部や、ネットワークを介して接続される外部装置からの搬送挙動判断指示により実行される。
プリンタ処理部407は、まず、給紙カセット61〜64、或いは手差しトレイ65に適切な記録材Pが収納されているか否かを判断する(S601)。本実施形態で使用する記録材Pは、紙幅279.4[mm]以上、搬送方向幅420[mm]以上、坪量64〜300[g/m]の普通紙又はコート紙である。例えば、給紙カセット61〜64及び手差しトレイ65には、記録材Pのサイズを検知するセンサが設けられており、プリンタ処理部407はこのセンサの検知結果及びユーザの設定により、記録材Pが適切であるか否かを判断する。適切な記録材Pが収納されていない場合(S601:NG)、プリンタ処理部407は、操作部や搬送挙動判断指示を行った外部装置に、適切な記録材Pを収納するように警告表示を行わせる(S602)。
適切な記録材Pが収納されている場合(S601:OK)、プリンタ処理部407は、記録材Pへの画像形成処理を行う(S603)。プリンタ処理部407は、記録材PへトリガパッチStを形成する。トリガパッチStが形成された記録材Pは、定着器5を通過した後にスイッチバック搬送路84を経由して両面搬送路85へ搬送される。記録材Pは、両面上流駆動ローラ306a、306bにより両面搬送路85を記録材検知センサ207の検知位置まで搬送される。
記録材検知センサ207が記録材Pを検知した場合(S604:ON)、プリンタ処理部407は、記録材Pを所定量搬送させた後に、搬送を停止する(S605)。プリンタ処理部407は、記録材Pの搬送方向の先端がカラーセンサ301の測定位置から所定量通過した位置(例えば10[mm]通過した位置)で両面上流駆動ローラ306a、306bの回転を停止する。
記録材Pの搬送を停止したプリンタ処理部407は、ソレノイド304によりバックアップローラ302を記録材P側に付勢する。これにより記録材Pがカラーセンサ301側に押圧されて押し付けられる(S606)。プリンタ処理部407は、バックアップローラ302を付勢にして所定時間経過後(ここでは500ミリ秒後)に、バックアップローラ302及び両面上流駆動ローラ306a、306bを駆動して、記録材Pの搬送を再開する(S607)。本実施形態では、記録材Pの搬送速度が348[m/s]である。この速度は、後述する階調補正時の濃度パッチの大きさと、カラーセンサ301が1回の測定に必要な時間に応じて決定される。なお、記録材Pの搬送速度は、制御時間の制約がなければ、これよりも遅くして濃度補正精度を向上させてもよい。
バックアップローラ302の駆動開始から所定時間経過後に、カラーセンサ301による濃度測定が開始される(S608)。プリンタ処理部407は、読取制御部506によりカラーセンサユニット194を制御して記録材Pの濃度測定を行う。濃度測定が終了すると、プリンタ処理部407は、両面下流駆動ローラ308a、308bを駆動して記録材Pを搬送路81へ搬送する。搬送路81へ搬送された記録材Pは、レジストローラ対76、二次転写部、及び定着器5を通過して、排紙トレイ66に排出される(S609)。
プリンタ処理部407は、判断制御部507によりカラーセンサユニット194の測定結果を分析して、記録材Pの搬送挙動状態を判断する(S610)。判断制御部507は、搬送挙動状態が所定の挙動であるか否かを判断する。所定の挙動である場合(S610:OK)、プリンタ処理部407は、記録材Pの搬送挙動状態の判断処理を終了する。所定の挙動ではない場合(S610:NG)、プリンタ処理部407は、操作部や搬送挙動判断指示を行った外部装置に判定結果の警告表示を行わせることで報知して処理を終了する(S611)。記録材Pの搬送挙動状態が所定の挙動ではない場合、サービスマンが、バックアップローラ302、ソレノイド304の位置調整を行って搬送挙動状態を調整する。作業終了後に、改めて図7の処理が行われ、記録材Pの搬送挙動状態が所定の挙動であることが確認される。
S608の処理による記録材Pの濃度測定について説明する。図8は、記録材P上の濃度パッチ(測定用画像)の例示図である。カラーセンサユニット194は、本実施形態では、2個のカラーセンサ301R、301Fを備える。濃度パッチは、各カラーセンサ301R、301Fの測定位置に応じて形成される。
記録材Pは、トリガパッチStと同じ大きさで、複数の白領域F1〜F24、R1〜R24が設けられる。カラーセンサ301Rは、複数の白領域R1〜R24及び2個のトリガパッチStを測定する。カラーセンサ301Fは、複数の白領域F1〜F24及び2個のトリガパッチStを測定する。なお、複数の白領域R1〜R24、及びF1〜F24は、後述の階調補正時の濃度パッチの形成位置に対応する。つまり、複数の白領域R1〜R24、及びF1〜F24の測定結果は記録材Pの搬送方向のプロファイルデータに相当する。CPU501は、記録材Pの搬送挙動状態が所定の挙動であれば、複数の白領域R1〜R24、及びF1〜F24の測定結果をプロファイルデータとして取得する。なお、記録材Pの搬送挙動状態の判断のみであれば、トリガパッチStは不要である。
図9は、カラーセンサ301R、301Fの測定結果の例示図である。測定結果は、プリンタ処理部407のRAM503に格納される。測定結果は、A/Dコンバータ402によるAD変換後のデジタル電気信号として、プリンタ処理部407に入力される。デジタル電気信号は、カラーセンサ301R、301FでR(レッド)G(グリーン)B(ブルー)の色毎のデータに変換されている。プリンタ処理部407のCPU501は、色毎のデータに変換されたデジタル電気信号をRAM503に格納する。
図10は、図7のS608、S610の記録材Pの濃度測定処理及び搬送挙動状態の判断処理を表すフローチャートである。カラーセンサ301は、S606の処理により記録材Pが押し付けられた状態で濃度測定を行うことになる。
プリンタ処理部407は、読取制御部506によりカラーセンサユニット194の動作を制御する。読取制御部506は、発光素子401を所定の光量で発光させる。発光素子401は、記録材P上を照射する(S701)。記録材Pは、発光素子401から照射された光を反射する。受光素子403は、記録材Pによる乱反射光を受光して、アナログ電気信号を出力する(S702)。A/Dコンバータ402は、受光素子403から出力されたアナログ電気信号をデジタル電気信号にAD変換する(S703)。カラーセンサユニット194は、デジタル電気信号をRGB毎にフィルタリングして、色毎のデータに変換する(S704)。カラーセンサユニット194は、変換した色毎のデータをプリンタ処理部407に入力する。プリンタ処理部407のCPU501は、カラーセンサユニット194から取得したRGBの色毎のデータをRAM503に格納する。
CPU501は、色毎のデータによりトリガパッチStを検知したか否かを判断する(S705)。カラーセンサユニット194は、搬送中の記録材Pの濃度測定を行うために、S701〜S704の処理は連続して行われる。CPU501は、連続してカラーセンサユニット194から取得するデータにより、測定した色の変化に基づいてトリガパッチStの検知を判断する。S701〜S705の処理により、図8において記録材Pの搬送方向先頭側のトリガパッチStが検知される。
トリガパッチStを検知すると(S705:Y)、プリンタ処理部407のCPU501は、以降の制御において一定間隔で測定結果のサンプリングを開始する(S706)。本実施形態では、白領域F1〜F24、R1〜R24の1領域の搬送方向の長さを14[mm]とする。CPU501は、例えば1領域で所定回数(ここでは10回)のサンプリングを行う。本実施形態では、CPU501は、以下の式に基づいてサンプリング結果の平均値を算出する。
カラーセンサ301Rによって取得された白領域R1〜R24の各領域における測定結果である出力値の平均値:
IRRn = (IRR1 + IRR2 + … + IRR10) / 10
IRGn = (IRG1 + IRG2 + … + IRR10) / 10
IRBn = (IRB1 + IRB2 + … + IRR10) / 10
n:1〜24
カラーセンサ301Fによって取得された白領域F1〜F24の各領域における測定結果である出力値の平均値:
IFRn = (IFR1 + IFR2 + … + IRR10) / 10
IFGn = (IFG1 + IFG2 + … + IRR10) / 10
IFBn = (IFB1 + IFB2 + … + IRR10) / 10
n:1〜24
図7のS608の処理では、以上の処理が行われる。サンプリング結果の平均値は、プリンタ処理部407のRAM503に格納される。プリンタ処理部407のCPU501は、サンプリング結果の平均値に基づいて、各白領域F1〜F24、R1〜R24のサンプル結果の平均値の最大値及び最小値を抽出する(S707)。S707の処理において、CPU501は、カラーセンサ301Rにより取得された各領域における測定結果の平均値の内から、Rの色データの最大値及び最小値、Bの色データの最大値及び最小値、Gの色データの最大値及び最小値を求める。同様に、S707の処理において、CPU501は、カラーセンサ301Fにより取得された各領域における測定結果の平均値の内から、Rの色データの最大値及び最小値、Bの色データの最大値及び最小値、Gの色データの最大値及び最小値を求める。つまり、S707の処理において、CPU501は、搬送方向において色データの最大値と色データの最小値とを決定する。CPU501は、最大値及び最小値から、RGBの色毎の差分の絶対値Δを算出する(S708)。プリンタ処理部407の判断制御部507は、算出した絶対値Δに基づいて記録材Pの搬送挙動状態を判断する(S708)。この判断は、例えば以下の式に基づいて行われる。
IF{ΔIRR,ΔIFR,}≧α then NG else OK
IF{ΔIRG,ΔIFG,}≧α then NG else OK
IF{ΔIRB,ΔIFB,}≧α then NG else OK
本実施形態では、αは「45」である。この数値は、画像形成装置100において濃度補正時に繰り返し再現性を満足するための閾値としての上限値である。
判断制御部507は、上記式に基づいて搬送挙動状態が所定の挙動であるか否かを判断する。つまり、判断制御部507は、記録材Pが搬送されている状態において記録材Pが振動しているか否かを、色データの差分の絶対値Δに基づいて判定する。判断制御部507は、色データの差分の絶対値Δが所定値より大きい場合には、記録材Pが搬送されている状態において記録材Pが振動していると判定する。あるいは、判断制御部507は、バックアップローラ302、ソレノイド304の位置調整が必要であるか否かを、色データの差分の絶対値Δに基づいて判定する。判断制御部507は、色データの差分の絶対値Δが所定値より大きい場合には、バックアップローラ302、ソレノイド304の位置調整が必要であると判定する。所定の挙動である場合(S709:OK)、プリンタ処理部407は、記録材Pの搬送挙動状態の判断処理を終了する。所定の挙動ではない場合(S709:NG)、例えば記録材Pがばたついている場合、プリンタ処理部407は、図7のS611の処理を行う。図7のS610の処理は、S707〜S709の処理である。つまり判断制御部507は、カラーセンサ301F、301Rによる各白領域F1〜F24、R1〜R24の測定結果の差分値が所定値以下であれば、記録材Pの搬送に問題がないと判断し、差分値が所定値以上であれば搬送に問題があると判断する。
図11は、搬送挙動状態が所定の挙動であるときと、所定の挙動ではないときのカラーセンサユニット194の測定結果の例示図である。図11は、白領域F1〜F24、R1〜R24毎に、受光素子403が受光する乱反射光の強度を表す。また、紙白の記録材Pを測定したときの理想値(菱形)をプロットしてある。理想値は、ここでは「910」である。所定の挙動であるときの測定結果は、三角でプロットされる。所定の挙動であるときの測定結果は「895〜925」の間の値である。所定の挙動でないときの測定結果は丸で表される。所定の挙動でないときの測定結果は「825〜890」の間の値である。測定結果の最大値と最小値との差が、S708の処理で算出される絶対値Δとなる。この測定結果は、温度23℃、湿度50%の環境で、坪量81.4[g/m]、厚さ約93[μm])の白色の記録材Pを給紙カセット61から搬送させて得られたものである。
以上のように本実施形態の画像形成装置100は、記録材Pの搬送挙動が適性であるか否かを判断可能である。搬送挙動が適性ではない場合、画像形成装置100は、サービスマンによるメンテナンスを促して、適正な搬送挙動を行う。なお、本実施形態では、サンプリングした結果の最大値と最小値の差分により搬送挙動の判断を行っているが、この他に、サンプリングした結果の統計値(例えば標準偏差、分散、尖度、歪度等)に基づいて判断を行ってもよい。
(濃度補正)
記録材Pに形成する画像の濃度補正制御時には、紙白輝度値を用いる。紙白輝度値は、カラーセンサユニット194の測定結果に基づいて決定することができる。搬送挙動判断処理の際にカラーセンサユニット194で測定された記録材Pの領域毎の画像濃度は、搬送挙動プロファイルとしてRAM503に格納されており、これに基づいて紙白輝度値が決定される。例えば測定結果の最大値(最も白い部分)を紙白濃度として、濃度補正の精度を向上させることができる。
図12は、カラーセンサ301の距離特性図である。反射光の強度は、反射物(記録材P)とカラーセンサ301との距離の2乗に比例するために、極大点は1つである。そのために、変曲点が最も受光感度が高くなる。図11のカラーセンサユニット194の測定結果において、最大値より低い値は、カラーセンサ301と記録材Pとの間の焦点距離が最適になっていないことを示唆する。そのために、紙白としての最適な輝度値は、測定結果の最大値であることが望ましい。なお、カラーセンサ301で測定した反射光の輝度値のAD変換後の値が、紙白の輝度値が小さくなる変換式を適用して算出される場合、白紙濃度に測定結果の最小値を用いることになる。
(階調補正)
画像形成装置100は、階調補正時に、搬送挙動状態の判断結果による重み付けを行い、記録材Pの搬送挙動による画像濃度の測定バラツキを抑制して、高精度の階調補正を行う。図13は、階調補正時に記録材Pの濃度パッチを読み取るときのカラーセンサユニット194と記録材Pとの関係を表す図である。記録材Pには、画像濃度測定用の画像である濃度パッチSpが形成される。濃度パッチSpは、記録材Pの搬送方向に対して直交する方向に、カラーセンサ301の個数に応じて一定の間隔で配列される。濃度パッチSpは、紙白を含む異なる色、濃度、スクリーンにより構成される。
カラーセンサ301は、記録材Pに形成された濃度パッチSpの乱反射光により、画像濃度を測定する。プリンタ処理部407のCPU501は、カラーセンサ301でRGBの色毎にフィルタリングされたデータをCMYKに色分解して、画像処理部404と協働して階調補正を行う。
図14は、階調補正時の処理説明図である。
カラーセンサユニット194で生成されるRGBの各色のデータは、プリンタ処理部407のROM502に格納されるカラーマッチングテーブルにより変換され、更に色分解テーブルによりCMYK信号に変換される。本実施形態では、RGBの各データ(輝度値)をCMYK信号(画像信号値)に分解するために、加法混色の関係を利用する。プリンタ処理部407のCPU501は、濃度パッチSpの種類に応じてY信号をB信号、M信号をG信号、C信号をR信号、K信号をG信号により生成する。
CMYK信号は、画像処理部404に送信される。画像処理部404のCPU508は、ROM509に格納される輝度濃度変換テーブルに基づいて、輝度を表すCMYK信号を濃度信号値に変換して階調テーブルを生成し、生成した階調テーブルをRAM510に保存する。図14の検出工程及び信号変換工程では、以上の処理が行われる。
本実施形態では、輝度濃度変換を行う前に記録材Pの搬送挙動状態の判断結果を、搬送挙動プロファイルに基づいて反映する。これにより、記録材Pの同じ位置における記録材Pのばたつきの重み付けを行い、階調補正の精度を向上させることができる。記録材Pは、カラーセンサユニット194の測定位置に搬送される前に一旦停止してから搬送される。そのために記録材Pは、常に同じ挙動でカラーセンサユニット194の測定位置へ搬送される。これにより、特に記録材Pのばたつき影響を受けやすいハイライト部で測定された紙白輝度値と相関づけることができ、カラーセンサユニット194が実際に測定すべき輝度値に近い値を測定するために階調補正の精度が向上する。
生成された階調テーブルを、ROM509に格納される基準となる階調ターゲットテーブルに合わせるために、画像処理部404のCPU508は、逆関数等のデータ処理を行う。これによりCPU508は、最終的な画像形成時に用いるLUT(Look Up Table)を作成してRAM510に保存する。図14のデータ処理工程及びLUT作成工程では、以上の処理が行われる。
プリンタ処理部407は、LUT作成工程で作成したLUTに応じて画像形成時の各種バイアス電圧、駆動条件等の画像形成条件を設定し、CPU501、高圧制御部504、駆動制御部505による画像形成を行う。図15は、階調補正を含めた画像形成条件の設定処理を表すフローチャートである。画像形成装置100は、画像形成条件の設定処理の指示を操作部や外部装置から取得してこの処理を実行する。
プリンタ処理部407のCPU501は、画像形成条件の設定処理の指示を取得して、給紙カセット61〜64、或いは手差しトレイ65に、階調補正に用いる記録材Pを確認する(S801)。CPU501は、RAM503に搬送挙動プロファイルが格納されているか否かを確認する(S802)。搬送挙動プロファイルが格納されていない場合(S802:N)、プリンタ処理部407のCPU501は、図7の搬送挙動状態の判断処理を実行して、搬送挙動プロファイルをRAM503に格納する(S803)。
搬送挙動プロファイルが格納されている場合(S802:Y)、プリンタ処理部407のCPU501は、図13の濃度パッチを記録材Pに形成して両面搬送路85まで搬送する(S804)。CPU501は、カラーセンサ301から、濃度パッチの測定結果を逐次取得してRAM503に格納する(S805)。CPU501は、取得した測定結果に対して搬送挙動プロファイルに基づいて重み付け処理を行う(S806)。この処理の詳細は後述する。
画像処理部404のCPU508は、重み付けが終了したカラーセンサ301の測定結果である輝度値を濃度値に変換する(S807)。これにより階調テーブルが作成される。CPU508は、階調テーブルを階調ターゲットテーブルに合わせるように演算処理を行い、最終的な画像形成時に用いるLUTを生成する(S808)。
プリンタ処理部407のCPU501は、画像処理部404で生成されたLUTに基づいて画像形成時の画像形成条件を設定する(S809)。プリンタ処理部407のCPU501は、生成した画像形成条件をRAM503に保存し、操作部や外部装置により、ユーザに画像形成条件の設定処理が終了したことを報知する。
図16は、S806の重み付け処理を表すフローチャートである。
プリンタ処理部407のCPU501は、RAM503から搬送挙動プロファイルを読み込む(S901)。CPU501は、搬送挙動プロファイルから濃度パッチの紙白部と同じ位置のデータを抽出する(S902)。CPU501は、抽出したデータを中心値として、紙白を含む各領域における差分Δプロファイルを作成する(S903)。本実施例形態では、CPU501は、濃度パッチにおける輝度と紙白部における輝度の差分に「−1」を乗算して差分Δプロファイルを作成する。
プリンタ処理部407のCPU501は、S805の処理でRAM503に格納した濃度パッチの測定結果を読み込む(S904)。CPU501は、読み込んだ測定結果と差分Δプロファイルとを加算することで、測定結果に差分Δプロファイルを適用する(S905)。CPU501は、加算して補正した結果を重み付けが終了した測定結果として画像処理部404へ送信する(S906)。以上により、重み付け処理が終了する。
このような本実施形態の画像形成装置100は、特にハイライト部において、記録材Pのばたつきによる測定誤差を含む演算処理に起因した階調潰れを抑制でき、高精度な濃度補正を可能にする。また、大きな変曲点を持ったLUTではなく階調性を維持したデータが提供可能となる。本実施形態では、濃度測定結果に単純加算したものを適用したが、これに限定されず、例えば、ハイライト部からダーク部に掛けては紙白のバラツキによる影響が大きくなるため、階調毎に更に重みづけ係数をかけてもよい。
画像形成装置100は、カラーセンサ301に記録材Pが押し付けられた状態で濃度測定を行うために、搬送挙動の異常判断を正確に行うことができる。また、測定結果のプロファイル(搬送挙動プロファイル)を用いることで、記録材Pのばたつき量をフィードバックして、階調補正の精度を向上することができる。
100…画像形成装置、1Y〜1K…画像形成部、11Y〜11K…感光体、12Y〜12K…帯電器、13Y〜13K…露光器、14Y〜14K…現像器、15Y〜15K…クリーニング部、35Y〜35K…一次転写部、31…中間転写ベルト、32…内側ローラ、41…外側ローラ、5…定着器、194…カラーセンサユニット

Claims (7)

  1. 記録材を搬送する搬送手段と、
    前記記録材に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段により形成された前記画像を前記記録材に定着させる定着手段と、
    測定用画像が定着された記録材が搬送される搬送路に設けられ、前記記録材上の前記測定用画像を測定する測定手段と、
    前記搬送路において前記測定手段と反対側に設けられた対向部材と、
    前記測定手段と前記対向部材との位置関係を、第1の状態と、前記第1の状態よりも前記測定手段と前記対向部材との距離が短い第2の状態とに制御する制御手段と、
    前記搬送手段に、前記記録材を搬送させ、前記制御手段に、前記位置関係を前記第1の状態から前記第2の状態へ制御させ、前記測定手段に、前記記録材を測定させ、前記記録材の測定結果を取得する取得手段と、
    前記搬送手段に、前記記録材を搬送させ、前記画像形成手段に、前記記録材に前記測定用画像を形成させ、前記制御手段に、前記位置関係を前記第1の状態から前記第2の状態へ制御させ、前記測定手段に、前記記録材上の前記測定用画像を測定させ、前記測定用画像の測定結果と前記取得手段により取得された前記記録材の測定結果とに基づいて、前記画像形成手段の画像形成条件を決定する決定手段と、を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記制御手段は、前記対向部材を移動させるように駆動される駆動手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記取得手段が前記測定手段に測定させる前記記録材上の位置は、前記制御手段が前記測定手段に測定させる前記測定用画像が形成される前記記録材上の位置に相当することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記取得手段により取得された前記記録材の測定結果に基づいて、前記制御手段の調整が必要か否かを判定する判定手段と、をさらに有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記判定手段は、前記記録材の測定結果に対応する前記測定手段の出力値の最大値と、前記記録材の測定結果に対応する前記測定手段の出力値の最小値との差に基づいて、前記制御手段の調整が必要か否かを判定することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記判定手段の判定結果に関する情報を報知する報知手段を更に有することを特徴とする請求項4又は5に記載の画像形成装置。
  7. 記録材を搬送する搬送手段と、前記記録材に画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段により形成された前記画像を前記記録材に定着させる定着手段と、測定用画像が定着された記録材が搬送される搬送路に設けられ、前記記録材上の前記測定用画像を測定する測定手段と、前記搬送路において前記測定手段と反対側に設けられた対向部材と、を有する画像形成装置の制御方法であって、
    前記搬送手段が前記記録材を搬送し、
    前記測定手段と前記対向部材との位置関係が制御され、
    前記測定手段が前記記録材を測定し、
    前記画像形成手段が前記記録材に前記測定用画像を形成し、
    前記測定手段が前記記録材上の前記測定用画像を測定し、
    前記測定手段による前記記録材の測定結果と、前記測定手段による前記測定用画像の測定結果とに基づいて前記画像形成手段の画像形成条件を決定することを特徴とする制御方法。
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