JP2017154211A - 破損検出機能付き位置決め装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】リリース状態の位置決め装置の破損状態を検出する。【解決手段】 ワークパレット(5)の孔(6)に挿入可能な心柱(7)がハウジング(2)から上方へ突出される。前記心柱(7)の内周孔(18)に挿入される出力ロッド(19)が環状の押圧部材(29)に連結され、その押圧部材(29)の内周面が前記心柱(7)の外傾斜面(28)に上側から楔係合される。前記押圧部材(29)によって閉鎖された流路(35)に、破損検出用の圧力流体が供給される。そして、前記押圧部材(29)が破損されたときに、前記流路(35)が開放されて圧力流体が外部へ排出される。【選択図】図2
Description
この発明は、位置決め用の構成部材が破損したことを検出する機能を備える位置決め装置に関する。
この種の位置決め装置には、従来では、特許文献1(日本国・特開2005−59121号公報)に記載されたものがある。その従来技術は、次のように構成されている。
ワークパレットの孔に挿入可能な環状の心柱が、ハウジングから上方へ突設される。ハウジングに上下移動可能に挿入されるピストンから出力ロッドが上方に突設される。心柱の外周に環状の押圧部材が配置され、その押圧部材が出力ロッドの上部に連結される。その押圧部材の周壁に形成される検出孔に異常検出用の加圧エアが流路を通して供給される。上記ピストン及び出力ロッドによって押圧部材が下方へロック駆動されて当該押圧部材の外周面が上記の孔の内周面に密着したときには、上記検出孔が閉鎖されるので前記流路内の圧力が上昇する。その結果、ハウジングに対してワークパレットが所定位置に位置決めされた正常状態であることが検出される。
ワークパレットの孔に挿入可能な環状の心柱が、ハウジングから上方へ突設される。ハウジングに上下移動可能に挿入されるピストンから出力ロッドが上方に突設される。心柱の外周に環状の押圧部材が配置され、その押圧部材が出力ロッドの上部に連結される。その押圧部材の周壁に形成される検出孔に異常検出用の加圧エアが流路を通して供給される。上記ピストン及び出力ロッドによって押圧部材が下方へロック駆動されて当該押圧部材の外周面が上記の孔の内周面に密着したときには、上記検出孔が閉鎖されるので前記流路内の圧力が上昇する。その結果、ハウジングに対してワークパレットが所定位置に位置決めされた正常状態であることが検出される。
また、上記の従来技術では、押圧部材が欠損(破損)した状態の異常状態を検出可能である。すなわち、上記の異常状態の位置決め装置をロック駆動すると、押圧部材の外周面が上記の孔の内周面に密着されるが、流路に供給された加圧エアが押圧部材の上記の破損部分から漏れる。従って、その流路の圧力が上昇しないことを圧力センサなどで検出することにより、上記の異常状態を検出できる。
ところで、本来は、位置決め装置をロック駆動させる前のリリース状態において、上記の異常状態(破損状態)を検出することが好ましい。しかしながら、上記の位置決め装置がリリース状態であるときには、検出孔が上記の孔の内周面によって閉鎖されないので、検出孔が外部に開放されている。このため、押圧部材が破損されていない正常状態と押圧部材が破損された異常状態との両方の状態で流路の圧力が上昇されない。これにより、その異常状態と正常状態との区別をつけることができない。
このため、従来の位置決め装置は、リリース状態の位置決め装置の破損状態を検出できるようにする点で改善の余地が残されていた。
本発明の目的は、リリース状態の位置決め装置の破損状態を検出することにある。
ところで、本来は、位置決め装置をロック駆動させる前のリリース状態において、上記の異常状態(破損状態)を検出することが好ましい。しかしながら、上記の位置決め装置がリリース状態であるときには、検出孔が上記の孔の内周面によって閉鎖されないので、検出孔が外部に開放されている。このため、押圧部材が破損されていない正常状態と押圧部材が破損された異常状態との両方の状態で流路の圧力が上昇されない。これにより、その異常状態と正常状態との区別をつけることができない。
このため、従来の位置決め装置は、リリース状態の位置決め装置の破損状態を検出できるようにする点で改善の余地が残されていた。
本発明の目的は、リリース状態の位置決め装置の破損状態を検出することにある。
上記の目的を達成するため、本発明は、例えば、図1から図3に示すように、位置決め装置を次のように構成した。
可動部材5に設けられた孔6に挿入可能な環状の心柱7が、基準部材4から先端方向へ突出される。前記基準部材4にピストン11が軸方向へ移動可能で保密状に挿入される。前記ピストン11に連結された出力ロッド19が、前記心柱7の内周孔18に挿入される。前記心柱7の外周に外傾斜面28が先端側に向かにつれて軸心に近づくように設けられる。前記外傾斜面28に押圧部材29が先端側から楔係合し、その押圧部材29が半径方向へ拡大及び縮小可能とされる。その押圧部材29が出力ロッド19の先端部に連結される。前記押圧部材29によって閉鎖された流路35に、破損検出用の圧力流体が供給される。前記押圧部材が破損されたときに、流路35が開放されて圧力流体が外部へ排出される。
可動部材5に設けられた孔6に挿入可能な環状の心柱7が、基準部材4から先端方向へ突出される。前記基準部材4にピストン11が軸方向へ移動可能で保密状に挿入される。前記ピストン11に連結された出力ロッド19が、前記心柱7の内周孔18に挿入される。前記心柱7の外周に外傾斜面28が先端側に向かにつれて軸心に近づくように設けられる。前記外傾斜面28に押圧部材29が先端側から楔係合し、その押圧部材29が半径方向へ拡大及び縮小可能とされる。その押圧部材29が出力ロッド19の先端部に連結される。前記押圧部材29によって閉鎖された流路35に、破損検出用の圧力流体が供給される。前記押圧部材が破損されたときに、流路35が開放されて圧力流体が外部へ排出される。
従って、本発明は次の作用効果を奏する。
リリース状態の位置決め装置の押圧部材が破損されていない正常状態では、流路に圧力流体が供給されると、流路の圧力が上昇する。その上昇圧力を検出することにより押圧部材が正常な状態であることが検出される。これに対して、リリース状態の位置決め装置の押圧部材が破損された状態の異常状態では、その破損部分から流路の圧力流体が漏れ出し、その流路の圧力が下降する。その結果、押圧部材が破損状態(異常状態)であることが検出される。
リリース状態の位置決め装置の押圧部材が破損されていない正常状態では、流路に圧力流体が供給されると、流路の圧力が上昇する。その上昇圧力を検出することにより押圧部材が正常な状態であることが検出される。これに対して、リリース状態の位置決め装置の押圧部材が破損された状態の異常状態では、その破損部分から流路の圧力流体が漏れ出し、その流路の圧力が下降する。その結果、押圧部材が破損状態(異常状態)であることが検出される。
本発明は、下記の(1)および(2)の構成を加えることが好ましい。
(1)前記流路35は、前記心柱7と前記出力ロッド19の外周面と前記押圧部材29の内周面とによって区画形成された環状空間36を有する。
この場合、環状空間が出力ロッドの外周に周方向に形成されるので、押圧部材の周壁の一部分が欠損したときに、その環状空間が欠損部分を通って外部に連通される。このため、その欠損部分から圧力流体が適切に漏れ出し、流路の圧力が下降する。その結果、押圧部材が破損された状態等の異常状態であることが検出される。
(1)前記流路35は、前記心柱7と前記出力ロッド19の外周面と前記押圧部材29の内周面とによって区画形成された環状空間36を有する。
この場合、環状空間が出力ロッドの外周に周方向に形成されるので、押圧部材の周壁の一部分が欠損したときに、その環状空間が欠損部分を通って外部に連通される。このため、その欠損部分から圧力流体が適切に漏れ出し、流路の圧力が下降する。その結果、押圧部材が破損された状態等の異常状態であることが検出される。
(2)前記流路35は、前記環状空間36に連通すると共に前記内周孔18と前記出力ロッド19の外周面との間に形成された通路37を有する。
この場合、流路を別の場所、例えば、心柱に形成した場合に比べて、心柱の半径方向の全体寸法を小さくすることができる。
この場合、流路を別の場所、例えば、心柱に形成した場合に比べて、心柱の半径方向の全体寸法を小さくすることができる。
以下、本発明の実施形態を図1から図3によって説明する。
図1および図3は、本発明の一実施形態を示している。まず、リリース状態を示す図1に基づいて上記位置決め装置の構造を説明する。
図1および図3は、本発明の一実施形態を示している。まず、リリース状態を示す図1に基づいて上記位置決め装置の構造を説明する。
工作機械のテーブル(図示しない)にベースプレート1を固定し、そのベースプレート1に位置決め装置のハウジング2をボルト3で固定する。本実施形態では、ベースプレート1とハウジング2によって基準部材4が構成される。図2に示すように、そのハウジング2の上部(先端部)に形成された支持面2aに、可動部材としてのワークパレット5の被支持面5aが受け止められる。その被支持面5aに形成された孔6に、ハウジング2から上方へ突出された環状の心柱7が挿入可能となっている。
上記ハウジング2の下部(基端部)にシリンダ孔10が形成され、そのシリンダ孔10にピストン11が上下方向(軸方向)へ移動可能で保密状に挿入される。そのシリンダ孔10がピストン11によって上下方向へ区画され、ピストン11の下側にリリース室12が形成されると共に、ピストン11の上側にロック室13が形成される。そのリリース室12に連通されるリリース用の給排路14がベースプレート1に設けられる。ロック室13に連通されるロック用の給排路15がハウジング2に形成される。本実施形態では、上記のピストン11とリリース室12とロック室13とによって複動式の油圧シリンダ(駆動手段)Dが構成される。
上記の環状の心柱7が内周孔18を有し、その内周孔18がシリンダ孔10に連通される。その心柱7の内周孔18に出力ロッド19が上下方向に移動可能で保密状に挿入され、その出力ロッド19がピストン11に連結される。その出力ロッド19は、下半部分20と、その下半部分20の上端部に螺合された上半部分21とを備えると共に、下半部分20の上端面と上半部分21に形成されたキャップ部22との間に装着された筒部材23を備える。その筒部材23の上端から環状のフランジ部分24が半径方向の外方に突設される。そのフランジ部分24の外周壁に溝25が周方向に形成される。なお、本実施形態では、ピストン11と出力ロッド19を構成する上記下半部分20とは一体形成されている。
上記の心柱7の外周に外傾斜面28が上方に向かうにつれて軸心に近づくようにテーパー状に形成され、その外傾斜面28に押圧部材29が周方向へ環状に配置される。また、その押圧部材29の上端部から環状の突出部30が半径方向の内方へ突設される。その突出部30が筒部材23の溝25に挿入され、押圧部材29が出力ロッド19に連結される。その押圧部材29の周壁にスリット31が設けられることにより、その押圧部材29が半径方向に弾性変形可能に構成される。また、押圧部材29の外周部に密着面32が形成され、その密着面32がワークパレット5の孔6の内周面に密着可能となっている。また、上記の心柱7の外周面からピン33が半径方向の外方に突出されている。そのピン33が上記の押圧部材29の回り止めを構成している。
前記の心柱7と筒部材23の外周面と押圧部材29の内周面とによって環状空間36が区画形成される。前記の筒部材23の外周壁に上下方向に形成された溝23aと内周孔18の内周面とによって連通路37が形成される。その連通路37が、ハウジング2に形成された通路38に連通される。本実施形態において、通路38と連通路37と環状空間36とによって流路35が構成される。そして、加圧エアの供給源(図示しない)から加圧エアが流路35に供給される。
上記の位置決め装置は、図1から図3に示すように、次のように作動する。
図1のリリース状態では、ロック室13の圧油が排出されると共に、リリース室12に圧油が供給される。これにより、ピストン11と出力ロッド19とが上昇位置に移動される。このとき、上記押圧部材29が、当該押圧部材29の弾性力によって縮径状態に切り換えられている。
また、このとき、流路35の下流端が押圧部材29の内周面によって閉鎖されている。この状態で加圧エアが流路35に供給されると、その流路35の圧力が上昇する。これにより、押圧部材29が破損されていない正常な状態であることが検出される。
図1のリリース状態では、ロック室13の圧油が排出されると共に、リリース室12に圧油が供給される。これにより、ピストン11と出力ロッド19とが上昇位置に移動される。このとき、上記押圧部材29が、当該押圧部材29の弾性力によって縮径状態に切り換えられている。
また、このとき、流路35の下流端が押圧部材29の内周面によって閉鎖されている。この状態で加圧エアが流路35に供給されると、その流路35の圧力が上昇する。これにより、押圧部材29が破損されていない正常な状態であることが検出される。
上記リリース状態でワークパレット5を何らかの昇降手段または自重によって下降させると、ワークパレット5がその孔6部分で出力ロッド19と押圧部材29と心柱7とに外嵌められていく。すると、上記ワークパレット5の被支持面5aが、ハウジング2の支持面2aに受け止められる。
上記の位置決め装置を図1のリリース状態から図2のロック状態へ切り換えるときには、リリース室12の圧油を排出するとともに、ロック室13に圧油を供給する。すると、まず、ロック室13の油圧力がピストン11と出力ロッド19とを下降させていく。次いで、出力ロッド19が押圧部材29を下降位置に移動させると、その押圧部材29が心柱7の外傾斜面28によって縮径状態から拡径される(半径方向の外方へ移動される)。その押圧部材29の密着面32がワークパレット5の孔6の内周面に密着される。これにより、位置決め装置は、ロック状態に切り換えられる。
このとき、流路35の下流端が押圧部材29の内周面によって閉鎖されている。この状態で加圧エアが流路35に供給されると、その流路35の圧力が上昇する。これにより、押圧部材29が破損されていない正常な状態であることが検出される。
このとき、流路35の下流端が押圧部材29の内周面によって閉鎖されている。この状態で加圧エアが流路35に供給されると、その流路35の圧力が上昇する。これにより、押圧部材29が破損されていない正常な状態であることが検出される。
上記の位置決め装置を図2のロック状態から図1のリリース状態へ切り換えるときには、ロック室13の圧油を排出すると共にリリース室12へ圧油を供給する。これにより、位置決め装置は、上述したロック動作とはほぼ逆の手順でリリース状態へ切り換えられる。
ところで、上記位置決め装置の押圧部材29に対してワークパレット5を下降させて当該押圧部材29にワークパレット5をその孔6部分で外嵌めするときに、その孔6の周壁の下部が、押圧部材29に衝突して、その衝突時の衝撃によって押圧部材29の薄肉部分(図3中に破線で示す)29aが欠損する場合がある。この場合、環状空間36に供給された破損検出用の加圧エアが上記の欠損部分29aから漏れ、流路35の圧力が予め設定した圧力値を下回ることが検出される。その結果、押圧部材29が破損された異常状態であることが検出される。
第1実施形態は次の長所を奏する。
リリース状態の位置決め装置の押圧部材29が破損されていない正常状態では、上記の流路35に圧力流体が供給されると、流路35の圧力が上昇する。その上昇圧力を検出することにより押圧部材29が正常な状態であることが検出される。これに対して、リリース状態の位置決め装置の押圧部材29が破損された状態では、流路35の圧力流体が破損部分29aを通って外部に漏れ出し、その流路35の圧力が下降する。その結果、押圧部材29が破損された状態の異常状態であることが検出される。
リリース状態の位置決め装置の押圧部材29が破損されていない正常状態では、上記の流路35に圧力流体が供給されると、流路35の圧力が上昇する。その上昇圧力を検出することにより押圧部材29が正常な状態であることが検出される。これに対して、リリース状態の位置決め装置の押圧部材29が破損された状態では、流路35の圧力流体が破損部分29aを通って外部に漏れ出し、その流路35の圧力が下降する。その結果、押圧部材29が破損された状態の異常状態であることが検出される。
上記の各実施形態は次のように変更可能である。
上記の基準部材4は、例示したように、工作機械のテーブルに固定されたベースプレート1に限られず、その他の固定台であってもよい。
上記の可動部材は、例示したワークパレット5に限られず、ワークや金型などであってもよい。
上記の駆動手段は、複動式の油圧シリンダDに代えて単動式の油圧シリンダであってもよい。また、駆動手段は、例示の油圧シリンダに代えて、空圧シリンダや電動アクチュエータであってもよい。
上記の外傾斜面28は、心柱7の外周面の全体にテーパー状に形成されるのに代えて、心柱の外周面の一部分に平面状に形成されてもよい。
上記の押圧部材29は、前記外傾斜面28に周方向へ環状に配置されるのに代えて、複数の押圧部材が外傾斜面に周方向へ所定の間隔をあけて配置されてもよい。
その他に、当業者が想定できる範囲で種々の変更を行えることは勿論である。
上記の基準部材4は、例示したように、工作機械のテーブルに固定されたベースプレート1に限られず、その他の固定台であってもよい。
上記の可動部材は、例示したワークパレット5に限られず、ワークや金型などであってもよい。
上記の駆動手段は、複動式の油圧シリンダDに代えて単動式の油圧シリンダであってもよい。また、駆動手段は、例示の油圧シリンダに代えて、空圧シリンダや電動アクチュエータであってもよい。
上記の外傾斜面28は、心柱7の外周面の全体にテーパー状に形成されるのに代えて、心柱の外周面の一部分に平面状に形成されてもよい。
上記の押圧部材29は、前記外傾斜面28に周方向へ環状に配置されるのに代えて、複数の押圧部材が外傾斜面に周方向へ所定の間隔をあけて配置されてもよい。
その他に、当業者が想定できる範囲で種々の変更を行えることは勿論である。
4:基準部材,5:可動部材(ワークパレット),6:孔,7:心柱, 11:ピストン,18:心柱の内周孔,19:出力ロッド,28:外傾斜面,29:押圧部材,35:流路,36:環状空間,37:連通路.
Claims (3)
- 可動部材(5)に設けられた孔(6)に挿入可能となるように基準部材(4)から先端方向へ突出された環状の心柱(7)と、
前記基準部材(4)に軸方向へ移動可能で保密状に挿入されたピストン(11)と、
前記ピストン(11)に連結されると共に、前記心柱(7)の内周孔(18)に挿入される出力ロッド(19)と、
前記心柱(7)の外周に先端側に向かうにつれて軸心に近づくように設けられた外傾斜面(28)と、
前記外傾斜面(28)に先端側から楔係合すると共に、半径方向へ拡大及び縮小可能とされる押圧部材(29)であって、前記出力ロッド(19)の先端部に連結される押圧部材(29)と、
前記押圧部材(29)によって閉鎖された流路(35)であって、破損検出用の圧力流体が供給される流路(35)と、を備え、
前記押圧部材(29)が破損されたときに、前記流路(35)が開放されて圧力流体が外部へ排出される、
ことを特徴とする位置決め装置。 - 請求項1の位置決め装置において、
前記流路(35)は、前記心柱(7)と前記出力ロッド(19)の外周面と前記押圧部材(29)の内周面とによって区画形成された環状空間(36)を有する、
ことを特徴とする位置決め装置。 - 請求項2の位置決め装置において、
前記流路(35)は、前記環状空間(36)に連通すると共に前記内周孔(18)と前記出力ロッド(19)の外周面との間に形成された連通路(37)を有する、
ことを特徴とする位置決め装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016040059A JP2017154211A (ja) | 2016-03-02 | 2016-03-02 | 破損検出機能付き位置決め装置 |
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ID=59807582
Family Applications (1)
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JP2016040059A Pending JP2017154211A (ja) | 2016-03-02 | 2016-03-02 | 破損検出機能付き位置決め装置 |
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