JP2017152050A - アクセスコントロールシステム - Google Patents
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Abstract
Description
されている登録顔画像との照合処理を行う照合手段と、前記顔検出手段により第1の撮影手段で撮影した画像から顔の画像が検出されなかった場合、第2の撮影手段で第2の撮影範囲の画像を撮影し、顔検出手段により第2の撮影手段で撮影した画像から少なくとも顔を含む画像を検出して照合手段により登録顔画像との照合処理を行う処理手段と、を有することを特徴とするものである。
一局面に従うアクセスコントロールシステムは、予め人の顔を撮像した顔画像データおよび予め前記顔画像データとは異なるものを撮像した特定画像データを記録する記録部と、撮像装置により撮像された通行者の画像データに基づいて認証を行う認証部とを備え、認証部は、記録部に記録された顔画像データと、撮像部により撮像された通行者の顔の画像データとを比較し、通行可と判断されるとき、更に記録部に記録された特定画像データと、撮像部により追加撮像された画像データとが所定の同一性の範囲にある場合にのみ通行者の通行を許可するように構成されたものである。
第2の発明に係るアクセスコントロールシステムは、一局面に従うアクセスコントロールシステムにおいて、通行者に報知を行う報知部をさらに備え、認証部は、記録部に記録された顔画像データと、撮像部により撮像された通行者の顔の画像データとを比較し、通行可と判断されるとき、報知部により特定画像データを撮像しようとしていることを報知させ、報知後に、追加撮像するものである。
第3の発明に係るアクセスコントロールシステムは、一局面に従うアクセスコントロールシステムまたは第2の発明に係るアクセスコントロールシステムにおいて、記録部は、特定画像データを複数記録保持し、認証部は、追加撮像された1つの画像データと記録部に複数記録された特定画像データのうちいずれか1つとが、所定の同一性の範囲にある場合にのみ通行者の通行を許可するように構成されたものである。
第4の発明に係るアクセスコントロールシステムは、一局面に従うアクセスコントロールシステムまたは第2の発明に係るアクセスコントロールシステムにおいて、記録部は、特定画像データを複数記録保持し、認証部は、追加撮像された複数の画像データと記録部に複数記録された特定画像データの全部とが、所定の同一性の範囲にある場合にのみ通行者の通行を許可するように構成されたものである。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を用いて説明する。本実施の形態においては、認証部100を用いたアクセスコントロールシステム500を要介護者の施設の出入口に備えた場合について説明する。
すなわち、要介護者の施設において、施設外に通行可能か否かを認証部100により認証を行う場合について説明を行う。
まず、図1は第1の本実施の形態にかかる認証部100を用いたアクセスコントロールシステム500の構成の一例を示す模式図である。
自動ドア400は、ドア401、自動ドア開閉制御部450および駆動部451を含む。以下、各部の詳細について説明を行う。
図1の認証部100は、顔認証部200、特定画像認証部210および登録情報データベース(以下、登録情報DBと略記する)300を含む。
なお、図1に示すように、認証部100の最低限の構成は、顔認証部200、特定画像認証部210および登録情報DB300からなり、認証部100の通常の構成においては、撮像部410および報知部420のいずれか一方または両方を含んでもよい。
認証部100の顔認証部200は、ROMに記録された後述するプログラムに応じて、主に撮像部410から与えられた撮像データを受信し、当該受信した撮像データと、顔認証部200において登録情報DB300に記録された登録顔画像データ352(図3参照)と比較判定する。
図2および図3は、自動ドア400の一例を示す模式的説明図である。
図2および図3に示すように、自動ドア400は、施設内ISおよび施設外OSを区画する自動ドア装置からなる。
自動ドア400においては、自動ドア開閉制御部450からの指示に基づいて駆動部451が駆動し、ドア401の開動作または閉動作が行われる。
自動ドア400は、開動作が行われることにより、出入口が開放され、人の通行が可能になる。一方、閉動作が行われることにより、出入口が閉鎖され、人の通行が不能となる。
自動ドア開閉制御部450からモータドライバにモータ駆動信号が送信されると、モータが駆動して無端ベルトが周回運動する。ドアハンガは、無端ベルトとドアとを連結している。その結果、自動ドア400のドア401が、無端ベルトの周回に伴って壁面に沿って平行な方向(図2矢印Hの方向)に往復移動する。
続いて、撮像部410は、図2および図3に示すように、自動ドア400の施設内の中央部に設けられたタッチセンサ内に内蔵される。
その結果、図3に示すように、撮像部410は、自動ドア400の施設内IS側にいる人物THを撮像することができる。
なお、撮像部410の撮像領域は、図3の破線で示すように、施設内ISの自動ドア400の近傍に人物THが立っている場合において、その人物THの顔から足元までが写るように設定される。
次いで、報知部420は、図2に示すように、自動ドア400の施設内の中央部に設けられたタッチセンサ内に内蔵された液晶画面からなる。報知部420は、自動ドア400のドア401の前にいる人物に対して、『特定画像を提示してください』を提示させることができる。
なお、本実施の形態においては、液晶画面からなることとしたが、これに限定されず、7セグメント表示、LED表示、EL表示、その他任意の表示装置からなってもよい。また、自動ドア400の施設内の中央部に設けられたタッチセンサ内に内蔵させることとしたが、これに限定されず、別途表示部を設けて表示させてもよい。さらに、視覚的な報知に限定されず、ブザーなどの音響のほか音声等の聴覚的な報知であってもよく、更には触覚的、嗅覚的な報知装置であってもよい。
次に、図4は、登録情報DB300に記録された登録画像データ350の構成の一例を示す模式図である。図1の登録情報DB300は、予め図4に示す登録画像データ350を保持し、登録画像データテーブルとして記録する。
また、図5は、登録情報DB300に記録される特定画像データ353の一例を示す図である。
例えば、登録顔画像データ001−01には、特定者ID001の正面からの顔画像が記録されており、登録顔画像データ001−02には、特定者ID001の正面からすこし左にずれた顔画像が記録されており、登録顔画像データ001−03には、特定者ID001の正面からすこし右にずれた顔画像が記録されており、登録顔画像データ001−04には、特定者ID001の正面からすこし上にずれた顔画像が記録されており、登録顔画像データ001−05には、特定者ID001の正面からすこし下にずれた顔画像が記録されている。同様に、登録顔画像データ001−06,〜,001−15についても
わずかに異なる特定者の画像が記録されている。
当該特定画像データ101−01には、特定者ID001の手のサイン等が記録されている。
例えば、図5(a)に示すように、特定者ID001の特定画像データ353−101−01には、グッドを意味する手のサインの画像が記録され、図5(b)に示すように、特定者ID001の特定画像データ353−101−02には、ピースを意味する手のサインの画像が記録される。
図6は、認証部100の動きの一例を説明するためのフローチャートである。
認証部100の顔認証部200は、撮像部410から送られてくる撮像データを背景画像データと比較して輝度調整を行った後、撮像データと背景画像データとが一致する場合、何ら処理を行わない。
一方、撮像データが背景画像データと異なる場合、所定時間、パターン認識技術によりその撮像データから顔画像の検出を繰り返し試みる。
認証部100の特定画像認証部210は、撮像部410から送られてくる撮像データを背景画像データと比較して輝度調整を行った後、撮像データと背景画像データとが一致する場合、何ら処理を行わない。
一方、撮像データが背景画像データと異なる場合、所定時間、パターン認識技術によりその撮像データから特定画像の形状の検出を繰り返し試みる。
なお、自動ドア400が閉の状態である場合には、閉状態を維持するよう指示を行う。
人物の認証レベルを上げて通行許可すべき人物の通行を許可することができる。
は、特定画像の認証を行うことができないため、自動ドア400が開かず、通行することができない。
なお、第1の実施の形態においては、人物THのピースサインまたはグッドサインを特定画像データ353として記録することとしているが、これに限定されず、特別な顔の状態、笑い顔、目瞑り顔、足、おなか、ひじ等、任意の身体の画像であってもよい。
また、複数記録された中の1個の特定画像データ353と一致する場合に特定画像認証処理が一致したと判定させることとしたが、これに限定されず、複数の特定画像と一致する場合に、特定画像認証処理が一致したと判定させてもよい。この場合は、セキュリティレベルを更に高めることができる。
続いて、本発明に係る第2の実施の形態について説明を行う。以下、第2の実施の形態において、主に、第1の実施の形態と異なる点について説明し、第1の実施の形態と同一の構成については、説明を繰り返さないものとする。
図7は、登録情報DB300に記録された登録画像データ360の構成の他の例を示す模式図である。登録情報DB300は、予め図7に示す登録画像データ360を保持し、登録画像データテーブルとして記録する。
また、図8は、登録情報DB300に記録される共通特定画像データ363の一例を示す図である。
例えば、登録顔画像データ001−01には、特定者ID001の正面からの顔画像が記録されており、登録顔画像データ001−02には、特定者ID001の正面からすこし左にずれた顔画像が記録されており、登録顔画像データ001−03には、特定者ID001の正面からすこし右にずれた顔画像が記録されており、登録顔画像データ001−04には、特定者ID001の正面からすこし上にずれた顔画像が記録されており、登録顔画像データ001−05には、特定者ID001の正面からすこし下にずれた顔画像が記録されている。同様に、登録顔画像データ001−06,〜,001−15についても
わずかに異なる特定者の画像が記録されている。
当該共通特定画像データ363には、例えば、当該施設における従業員証または入館許可証等を予め撮像した画像データが記録されている。
図8は、認証部100の動きの一例を説明するためのフローチャートである。
そして、認証部100は、撮像部410から共通特定画像の撮像データを受信し、認証部100の特定画像認証部210は、特定画像の撮像データが登録情報DB300に記録された登録画像データ360の共通特定画像データ363と一致するか否かを判定する(ステップS14)。
そして、当該認証部100を用いたアクセスコントロールシステム500では、顔認証処理の閾値を上げることなく、総合的にセキュリティレベルを上げて通行許可すべき人物の通行を許可することができる。
本来通行を許可すべき人物は、共通特定画像データ363の認証により自動ドア400が開き、通行することができる。一方、本来通行を許可されていない人物は、共通特定画像データ363の認証を行うことができないため、自動ドア400が開かず、通行することができない。
200 顔認証部
210 特定画像認証部
300 登録情報DB
352,362 登録顔画像データ
353 特定画像データ
363 共通特定画像データ
400 自動ドア
410 撮像部
420 報知部
500 アクセスコントロールシステム
Claims (4)
- 予め人の顔を撮像した顔画像データおよび予め前記顔画像データとは異なるものを撮像した特定画像データを記録する記録部と、
撮像装置により撮像された通行者の画像データに基づいて認証を行う認証部とを備え、
前記認証部は、
前記記録部に記録された顔画像データと、前記撮像部により撮像された通行者の顔の画像データとを比較し、
通行可と判断されるとき、更に前記記録部に記録された特定画像データと、前記撮像部により追加撮像された画像データとが所定の同一性の範囲にある場合にのみ通行者の通行を許可するように構成されたことを特徴とするアクセスコントロールシステム。 - 通行者に報知を行う報知部をさらに備え、
前記認証部は、
前記記録部に記録された顔画像データと、前記撮像部により撮像された通行者の顔の画像データとを比較し、通行可と判断されるとき、
前記報知部により特定画像データを撮像しようとしていることを報知させ、
当該報知後に、前記追加撮像することを特徴とする請求項1記載のアクセスコントロールシステム。 - 前記記録部は、前記特定画像データを複数記録保持し、
前記認証部は、前記追加撮像された1つの画像データと前記記録部に複数記録された特定画像データのうちいずれか1つとが、所定の同一性の範囲にある場合にのみ通行者の通行を許可するように構成されたことを特徴とする、請求項1または2に記載のアクセスコントロールシステム。 - 前記記録部は、前記特定画像データを複数記録保持し、
前記認証部は、前記追加撮像された複数の画像データと前記記録部に複数記録された特定画像データの全部とが、所定の同一性の範囲にある場合にのみ通行者の通行を許可するように構成されたことを特徴とする、請求項1または2に記載のアクセスコントロールシステム。
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