JP2017151037A - 粒子検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】調整が容易な粒子検出装置を提供する。
【解決手段】開口101が設けられており、光学系の少なくとも一部を格納する筐体2と、光学系に配置されるフローセル1と、開口101を介して筐体2を貫通し、フローセル1に接続される流路3A、3Bと、流路3を筐体2に固定する固定器具104であって、筐体2に対する流路3の固定位置を調整可能な固定器具104と、を備える粒子検出装置。
【選択図】図1

Description

本発明は検出技術に関し、粒子検出装置に関する。
フローサイトメータ、及び微生物検出装置等を含む粒子検出装置においては、サンプルである流体を流すためのフローセルが用いられる。フローセルは透明であり、フローセル内部を流れる流体に光を照射すると、流体中に含まれる粒子が蛍光を発したり、散乱光が生じたりする。蛍光や散乱光は、フローセルの隣に配置されたレンズで集光されて検出される(例えば、特許文献1参照。)。蛍光や散乱光の検出回数、検出強度、及び検出波長等から、流体中に含まれていた粒子の数や種類を特定することが可能である。例えば、粒子が生物粒子であるか否か、粒子が樹脂であるか否か、あるいは粒子が気泡であるか否か等を判別することが可能である。
特許第3684747号公報
粒子検出装置の光学系は精密であり、粒子検出装置の調整は容易ではない。そこで、本発明は、調整が容易な粒子検出装置を提供可能することを目的の一つとする。
本発明の態様によれば、(a)開口が設けられており、光学系の少なくとも一部を格納する筐体と、(b)筐体内部の光学系に配置されるフローセルと、(c)開口を介して筐体を貫通し、フローセルに接続される流路と、(d)流路を筐体に固定する固定器具であって、筐体に対する流路の固定位置を調整可能な固定器具と、を備える、粒子検出装置が提供される。
上記の粒子検出装置において、固定器具が、流路を保持する流路ホルダと、流路ホルダと筐体の間に挟まれるシムのセットと、を備えていてもよい。あるいは、上記の粒子検出装置において、固定器具が、流路を保持する流路ホルダと、流路に設けられたフランジと流路ホルダの間に挟まれるシムのセットと、を備えていてもよい。
上記の粒子検出装置において、シムのセットが、異なる厚みのシムを備えていてもよいし、同じ厚みのシムを備えていてもよい。
上記の粒子検出装置において、流路ホルダが、シムのセットが備える少なくとも一つのシムを介して、複数の角度から、筐体に押し当てられてもよい。また、流路ホルダが、シムのセットが備える少なくとも一つのシムを介して、複数の角度から、筐体の外面に垂直に押し当てられる面を備えていてもよい。さらに、流路ホルダが屈曲しており、流路ホルダの複数の領域が、シムのセットが備える少なくとも一つのシムを介して、筐体に押し当てられてもよい。
上記の粒子検出装置において、筐体に雌ネジが設けられており、固定器具が、流路ホルダを筐体に押し当てる雄ネジをさらに備え、流路ホルダに雄ネジの軸が挿入される通し孔が設けられていてもよい。流路ホルダに設けられた通し孔が、雄ネジの軸の直径より長い、対向する二辺を備えていてもよい。
上記の粒子検出装置が、フローセルを保持し、フローセルと流路を接続するフローセルホルダをさらに備えていてもよい。
上記の粒子検出装置において、筐体が分割可能であってもよい。
上記の粒子検出装置において、フローセルと流路が接続されたまま筐体の開口から引き抜き可能であってもよい。また、フローセルと流路と流路ホルダが接続されたまま筐体の開口から引き抜き可能であってもよい。さらに、フローセルと流路とフローセルホルダが接続されたまま筐体の開口から引き抜き可能であってもよい。
本発明によれば、調整が容易な粒子検出装置を提供可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る粒子検出装置の一部の組み立て斜視図である。 本発明の第1の実施の形態に係る粒子検出装置の一部の断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る粒子検出装置の一部の組み立て斜視図である。 本発明の第2の実施の形態に係る粒子検出装置の一部を示す側面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る粒子検出装置の一部を示す斜視図である。
以下に本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号で表している。但し、図面は模式的なものである。したがって、具体的な寸法等は以下の説明を照らし合わせて判断するべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態に係る粒子検出装置は、図1に示すように、開口101が設けられており、光学系の少なくとも一部を格納する筐体2と、筐体2内部の光学系に配置されるフローセル1と、開口101を介して筐体2を貫通し、フローセル1に接続される流路3A、3Bと、流路3A、3Bを筐体2に固定する固定器具104であって、筐体2に対する流路3A、3Bの固定位置を調整可能な固定器具104と、を備える。
図1及び図2に示す例においては、筐体2には、光学系の少なくとも一部として放物面鏡等の凹面鏡が格納されている。筐体2と放物面鏡は一体であってもよい。筐体2には、フローセル1の近傍に配置されるその他の光学系が格納されていてもよい。筐体2の側面には、図1に示すブロック5がボルト等の雄ネジで固定されており、ブロック5は、筐体2の側面の凸部をなしている。
フローセル1は、石英ガラス等の透明な材料からなる。フローセル1には、内部を液体等の流体が流れる貫通孔が設けられている。貫通孔は、例えば、フローセル1の中心を通る。なお、粒子検出装置の組み立て工程を示す図1においては、フローセル1が放物面鏡の開口付近に位置しているが、組み立て後は、図2(a)に示すように、フローセル1は、流路3A、3Bと同一直線上に位置する。フローセル1は、球状であってもよいし、直方体状であってもよい。フローセル1が球状である場合、フローセル1の屈折率を考慮した上で、フローセル1の中心と、筐体2内部の放物面鏡の焦点と、が一致することが好ましい。フローセル1の放物面鏡と対向する側と反対側の外表面に、光を反射する金属薄膜を設けてもよい。
フローセル1には、フローセル1の貫通孔で焦点を結ぶ検査光が照射される。フローセル1が球状である場合、フローセル1の屈折率を考慮した上で、フローセル1の中心と、検査光の焦点と、が一致することが好ましい。フローセル1を粒子が通過すると、検査光を照射された粒子において散乱光が生じるまた、フローセル1を蛍光性粒子が通過すると、検査光を照射された蛍光性粒子が自家蛍光を含む蛍光を発する。散乱光及び蛍光は、筐体2内部の放物面鏡で集光され、光検出器23で検出される。光検出器23は、例えば、放物面鏡の第2の焦点に配置される。
図1に示す上流側の流路3A及び下流側の流路3Bは、それぞれ、筐体2内部の放物面鏡の鏡面を貫通するよう、筐体2の上面と下面に設けられた開口101に垂直に挿入され、ガスケット10A、10Bを介してフローセル1に接続される。流路3A、3Bは、例えば金属製のノズルである。粒子が含まれるか否か検査される流体は、上流側の流路3Aを介してフローセル1に供給され、フローセル1を通過した流体は、下流側の流路3Bを介して排出される。
流路3Aには、ボルト等の雄ネジの通し孔が設けられたフランジ103Aが設けられている。また、流路3Bには、ボルト等の雄ネジの通し孔が設けられたフランジ103Bが設けられている。流路3A及び3Bの外径は、それぞれ、筐体2に設けられた開口101の口径より小さい。そのため、流路3A、3Bは、筐体2に固定される前は、流路3A、3Bの延伸方向(Y方向)に対して垂直な面(X方向及びZ方向を含む面)内において所定の範囲内で移動可能である。
固定器具104は、流路3A、3Bを保持する流路ホルダ4と、流路ホルダ4と筐体2の間に挟まれるシム6、7、8のセットと、を備える。流路ホルダ4は、例えば、筐体2と勘合するよう、屈曲している。図1に示す例においては、流路ホルダ4は、筐体2の上面、筐体2の側面、筐体2の側面に固定されたブロック5の側面、及び筐体2の下面と平行な部分となる面を備える。そのため、流路ホルダ4は、筐体2の上面、筐体2の側面、筐体2の側面に固定されたブロック5の側面、及び筐体2の下面と勘合する。
上流側の流路3Aは、流路3Aのフランジ103Aを介して、ボルト等の雄ネジ13Aによって、流路ホルダ4の筐体2の上面と平行な部分に固定される。下流側の流路3Bは、流路3Bのフランジ103Bを介して、ボルト等の雄ネジ13Bによって、流路ホルダ4の筐体2の下面と平行な部分に固定される。
シム7は、流路ホルダ4と筐体2の上面の間に挟まれる。ここで、第1の実施の形態に係る粒子検出装置は、上面が合同であり、厚みの異なる複数のシム7のセットを備える。厚みの異なる複数のシム7のセットから少なくとも一つのシム7を選んで、流路ホルダ4と筐体2の上面の間に挟むことにより、フローセル1の貫通孔の延伸方向(Y方向)において、流路ホルダ4に保持された流路3Aに接続されたフローセル1の位置を調整することが可能である。
なお、第1の実施の形態に係る粒子検出装置は、上面が合同であり、同じ厚みの複数のシム7のセットを備えていてもよい。この場合、流路ホルダ4と筐体2の上面の間に挟むシム7の枚数によって、フローセル1の貫通孔の延伸方向(Y方向)におけるフローセル1の位置を調整してもよい。
シム6は、流路ホルダ4と筐体2の側面の間に挟まれる。筐体2の側面は、筐体2の上面及び下面に対して垂直である。ここで、第1の実施の形態に係る粒子検出装置は、上面が合同であり、厚みの異なる複数のシム6のセットを備える。厚みの異なる複数のシム6のセットから少なくとも一つのシム6を選んで、流路ホルダ4と筐体2の側面の間に挟むことにより、フローセル1の貫通孔の延伸方向(Y方向)に対して垂直な方向であって、放物面鏡の長軸方向(X方向)において、流路ホルダ4に保持された流路3Aに接続されたフローセル1の位置を調整することが可能である。
なお、第1の実施の形態に係る粒子検出装置は、上面が合同であり、同じ厚みの複数のシム6のセットを備えていてもよい。この場合、流路ホルダ4と筐体2の側面の間に挟むシム6の枚数によって、フローセル1の貫通孔の延伸方向(Y方向)に対して垂直な方向(X方向)におけるフローセル1の位置を調整してもよい。
シム8は、流路ホルダ4と、筐体2の側面に固定されたブロック5の側面と、の間に挟まれる。ブロック5の側面は、筐体2の側面に対して垂直である。ここで、第1の実施の形態に係る粒子検出装置は、上面が合同であり、厚みの異なる複数のシム8のセットを備える。厚みの異なる複数のシム8のセットから少なくとも一つのシム8を選んで、流路ホルダ4とブロック5の側面の間に挟むことにより、フローセル1の貫通孔の延伸方向(Y方向)に対して垂直な方向であって、放物面鏡の短軸方向(Z方向)において、流路ホルダ4に保持された流路3Aに接続されたおけるフローセル1の位置を調整することが可能である。
なお、第1の実施の形態に係る粒子検出装置は、上面が合同であり、同じ厚みの複数のシム8のセットを備えていてもよい。この場合、流路ホルダ4とブロック5の側面の間に挟むシム8の枚数によって、フローセル1の貫通孔の延伸方向(Y方向)に対して垂直な方向(Z方向)におけるフローセル1の位置を調整してもよい。
筐体2には雌ネジが設けられている。放物面鏡を含む光学系に対してフローセル1の位置が適切に調整された後、流路ホルダ4は、ボルト等の雄ネジ14A、14B、14Cで、筐体2に固定される。これにより、流路ホルダ4は、シム6、7、8を介して、複数の角度から、筐体2の外面に対して垂直に押し当てられる。
流路ホルダ4には、ボルト等の雄ネジ14A、14B、14Cの軸が挿入される通し孔が設けられている。流路ホルダ4に設けられた通し孔は、筐体2に対する流路ホルダ4の位置が調整可能なように、例えば、雄ネジ14A、14B、14Cの軸の断面積より大きく、雄ネジ14A、14B、14Cの頭の断面積より小さい。また例えば、流路ホルダ4に設けられた通し孔は、雄ネジ14A、14B、14Cの軸の直径より長い、対向する二辺を備えていてもよい。
図2(b)に示すように、放物面鏡等の光学系の一部を含む筐体2は、光検出器23等の光学系のその他の部分を含む筐体22から分割可能であってもよい。筐体2と筐体22は、それぞれの開口部で接合可能である。筐体2と筐体22が分割可能であることにより、筐体2と筐体22のそれぞれの内部の清掃や、フローセル1の交換等のメンテナンスが可能となる。
また、粒子検出装置を組み立て後、あるいはメンテナンス後、フローセル1の位置が光学系に対してずれる場合がある。例えば、フローセル1の位置が検査光の焦点であり、かつ、放物面鏡の焦点である位置からずれると、粒子に照射される検査光の強度が低下し、粒子で生じる散乱光や蛍光の強度も低下し、かつ、放物面鏡等を含む集光光学系で集光される散乱光や蛍光の量も低下する。しかし、第1の実施の形態に係る粒子検出装置においては、シム6、7、8のそれぞれの厚さを調整することにより、光学系に対するフローセル1の位置を調整することが可能である。
さらに、フローセル1や筺体2を交換可能な部品として使用する場合、筐体1と筐体22の接合部の寸法公差によって生じる光学系どうしの位置ずれや、筺体2に対するフローセル1の位置ずれの大きさなどを予め評価、数値化し、筺体2、固定器具104、及び筐体22等からなる各部品の寸法の個体差に合わせて厚さを調整したシム6、7、8を事前に準備してもよい。このように準備されたシムのセットを使用することで、フローセル1や筐体2を交換する際の位置調整作業を短時間で行うことが可能となる。
なお、第1の実施の形態に係る粒子検出装置においては、シム6、7、8によって、X方向、Y方向、及びZ方向におけるフローセル1の位置を調整する方法を示したが、シムによって調整されるフローセル1の位置の方向は、3方向より少なくてもよいし、多くてもよい。例えば、直行する三軸方向以外に、斜め方向におけるフローセル1の位置を調整してもよい。
また、図1においては、流路ホルダ4と筐体2の間にシム6、7、8が挟まれる例を示したが、流路3A、3Bのフランジ103A、103Bのそれぞれと、流路ホルダ4の間に、シムを挟んでもよい。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態に係る粒子検出装置は、図3、図4、及び図5に示すように、開口101が設けられており、光学系の少なくとも一部を格納する筐体2と、筐体2内部の光学系に配置されるフローセル1と、開口101を介して筐体2を貫通し、フローセル1に接続される流路3A、3Bと、フローセル1を保持し、フローセル1と流路3A、3Bを接続するフローセルホルダ33と、流路3A、3Bを筐体2に固定する固定器具204であって、筐体2に対する流路3A、3Bの固定位置を調整可能な固定器具204と、を備える。
略直方体のフローセルホルダ33には、フローセル1と勘合する窪みが設けられている。貫通孔の両端にガスケット10A、10Bを挿入されたフローセル1は、フローセルホルダ33の窪みに配置される。フローセルホルダ33には、流路3A、3Bが挿入される貫通孔が設けられている。上流側の流路3Aは、流路ホルダ24を介して、フローセルホルダ33の上流側の貫通孔に挿入され、フローセル1に接続される。下流側の流路3Bは、フローセルホルダ33の下流側の貫通孔に挿入され、フローセル1に接続される。
流路3Aには、ボルト等の雄ネジの通し孔が設けられたフランジ103Aが設けられている。また、固定器具204が備える流路ホルダ24には、流路3Aが挿入される貫通孔が設けられている。流路3Aのフランジ103Aと流路ホルダ24の間には、シム27が配置される。ここで、第2の実施の形態に係る粒子検出装置は、上面が合同であり、厚みの異なる複数のシム27のセットを備える。厚みの異なる複数のシム27のセットから少なくとも一つのシム27を選んで、フランジ103Aと流路ホルダ24の間に挟むことにより、流路ホルダ24に保持され、流路3Aに接続されたフローセル1の貫通孔の延伸方向(Y方向)におけるフローセル1の位置を調整することが可能である。
なお、第2の実施の形態に係る粒子検出装置は、上面が合同であり、同じ厚みの複数のシム27のセットを備えていてもよい。この場合、フランジ103Aと流路ホルダ24の間に挟むシム27の枚数によって、フローセル1の貫通孔の延伸方向(Y方向)におけるフローセル1の位置を調整してもよい。
上流側の流路3Aは、フランジ103Aを介して、ボルト等の雄ネジ43Aによって、流路ホルダ24に固定される。フランジ103Aに設けられた通し孔は、流路ホルダ24に対する流路3Aの位置が調整可能なように、例えば、雄ネジ43Aの軸の断面積より大きく、雄ネジ43Aの頭の断面積より小さい。流路ホルダ24に設けられた通し孔は、雄ネジ43Aの軸の直径より長い、対向する二辺を備えていてもよい。
マイクロメータ等を用いて流路ホルダ24に対する流路3Aの固定位置を調整することにより、フローセル1の貫通孔の延伸方向(Y方向)に対して垂直な面(X方向及びZ方向を含む面)内におけるフローセル1の位置を調整することができる。流路ホルダ24は、ボルト等の雄ネジ37Aによって、筐体2に固定される。筐体2に対する流路ホルダ24の配置は、位置決めピンによって決定されてもよい。
筐体2の設けられた開口は、フローセルホルダ33より大きく、流路ホルダ24より小さい。そのため、流路3A、流路ホルダ24、フローセルホルダ33、フローセル1、及び流路3Bは、接続されたまま、筐体2から引き抜くことが可能である。したがって、第2の実施の形態に係る粒子検出装置において、例えばフローセル1を交換する場合に、放物面鏡を格納する筐体2を、光学系の他の部分を含む筐体から分離することなく、フローセル1を筐体2から引き抜くことが可能である。
(その他の実施の形態)
上記のように本発明を実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす記述及び図面はこの発明を限定するものであると理解するべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかになるはずである。例えば、粒子検出装置は、粒子が発する蛍光のみを検出対象としてもよいし、粒子で生じた散乱光のみを検出対象としてもよい。このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を包含するということを理解すべきである。
以下に限定されないが、本発明は、医薬用精製水、食品用精製水、飲料用精製水、及び半導体装置製造用精製水の製造現場等で利用可能である。
1 フローセル
2、22 筐体
3A、3B 流路
4、24 流路ホルダ
5 ブロック
6、7、8、27 シム
10A、10B ガスケット
13A、13B、14A、37A、43A 雄ネジ
23 光検出器
33 フローセルホルダ
101 開口
103A、103B フランジ
104、204 固定器具

Claims (15)

  1. 開口が設けられており、光学系の少なくとも一部を格納する筐体と、
    前記筐体内部の光学系に配置されるフローセルと、
    前記開口を介して前記筐体を貫通し、前記フローセルに接続される流路と、
    前記流路を前記筐体に固定する固定器具であって、前記筐体に対する前記流路の固定位置を調整可能な固定器具と、
    を備える、粒子検出装置。
  2. 前記固定器具が、
    前記流路を保持する流路ホルダと、
    前記流路ホルダと前記筐体の間に挟まれるシムのセットと、
    を備える、請求項1に記載の粒子検出装置。
  3. 前記固定器具が、
    前記流路を保持する流路ホルダと、
    前記流路に設けられたフランジと前記流路ホルダの間に挟まれるシムのセットと、
    を備える、請求項1に記載の粒子検出装置。
  4. 前記シムのセットが、異なる厚みのシムを備える、請求項2又は3に記載の粒子検出装置。
  5. 前記シムのセットが、同じ厚みのシムを備える、請求項2又は3に記載の粒子検出装置。
  6. 前記流路ホルダが、前記シムのセットが備える少なくとも一つのシムを介して、複数の角度から、前記筐体に押し当てられる、請求項2から5のいずれか1項に記載の粒子検出装置。
  7. 前記流路ホルダが、前記シムのセットが備える少なくとも一つのシムを介して、複数の角度から、前記筐体の外面に垂直に押し当てられる面を備える、請求項2から5のいずれか1項に記載の粒子検出装置。
  8. 前記流路ホルダが屈曲しており、前記流路ホルダの複数の領域が、前記シムのセットが備える少なくとも一つのシムを介して、前記筐体に押し当てられる、請求項2から6のいずれか1項に記載の粒子検出装置。
  9. 前記筐体に雌ネジが設けられており、
    前記固定器具が、前記流路ホルダを前記筐体に押し当てる雄ネジを更に備え、
    前記流路ホルダに前記雄ネジの軸が挿入される通し孔が設けられている、
    請求項2から8のいずれか1項に記載の粒子検出装置。
  10. 前記流路ホルダに設けられた通し孔が、前記雄ネジの軸の直径より長い、対向する二辺を備える、請求項9に記載の粒子検出装置。
  11. 前記フローセルを保持し、前記フローセルと前記流路を接続するフローセルホルダを更に備える、請求項1から10のいずれか1項に記載の粒子検出装置。
  12. 前記筐体が分割可能である、請求項1から11のいずれか1項に記載の粒子検出装置。
  13. 前記フローセルと前記流路が接続されたまま前記筐体の開口から引き抜き可能である、請求項1から12のいずれか1項に記載の粒子検出装置。
  14. 前記フローセルと前記流路と前記流路ホルダが接続されたまま前記筐体の開口から引き抜き可能である、請求項2から10のいずれか1項に記載の粒子検出装置。
  15. 前記フローセルと前記流路と前記フローセルホルダが接続されたまま前記筐体の開口から引き抜き可能である、請求項11に記載の粒子検出装置。
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