JP2017150767A - 冷却装置およびこれを搭載した電子機器および電気自動車 - Google Patents

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彩加 鈴木
郁 佐藤
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Abstract

【課題】本発明は、電力半導体を搭載した電気自動車や電子計算機などの電子機器に使用される冷却装置において、冷却装置内のキャビテーション現象による損傷を防ぐことを目的とするものである。
【解決手段】受熱部6と、受熱部6の流出口10と放熱経路8を介して接続した放熱部7と、この放熱部7と受熱部6の流入口15とを接続する帰還経路9とを備え、受熱部6は、流入口15の下流側に、凝縮して停留した冷媒18の水頭圧と帰還経路9内と受熱空間12内との圧力バランスによって開動する逆止弁14と、逆止弁14の下流側に、凝縮した冷媒を流入させる導入管17と、導入管17を中心とする放射状の溝21には、受熱部の側壁16に向かって上向きの傾斜22をもつ構成とした。
【選択図】図3

Description

本発明は、作動流体を循環させて冷却を行う冷却装置およびこれを搭載した電子機器および電気自動車に関するものである。
従来、この種の冷却装置は、以下のような構成となっていた。
すなわち、発熱体から発生した熱を受熱する受熱部と、この受熱部の流出口と放熱経路を介して接続した放熱部と、この放熱部と前記受熱部の流入口とを接続する帰還経路とを備え、前記受熱部は、発熱体に接触させて熱を吸収する受熱板と、この受熱板の表面を覆うとともに表面に流れ込んだ冷媒を蒸発させる受熱空間を形成する受熱カバーとを備え、前記帰還経路には、前記流入口に凝縮して停留した前記冷媒の水頭圧と前記帰還経路内と前記受熱空間内との圧力バランスによって開動する逆止弁とを備える構成となっていた。
例えば、これに類似する先行文献として下記特許文献1参照。
特開2009−88127号公報
上記従来例における課題は、受熱部の側壁近傍でキャビテーション現象が発生することにより、受熱部の側壁近傍の損傷に繋がるという課題があった。
受熱板の面積は、通常、発熱体より大きいため、受熱板の周縁部は発熱体と接触していない。そのため、受熱板の周縁部は、発熱体と接触している部分と比較して温度が低い状態となる。受熱部に流れ込んだ液相の冷媒は、受熱板より熱を受けて沸騰気化するが、温度の低い受熱板の周縁部、すなわち、受熱部の側壁近傍では液相冷媒が気化せずに溜まることがある。この受熱部の側壁近傍に溜まった冷媒に、受熱板上に高速で拡散される沸騰気化した冷媒が、接触することにより、溜まった液相冷媒が気相冷媒から受熱して気化し、液相冷媒の中に気相冷媒の気泡が発生する。この気泡(気相冷媒)の周囲には温度の低い液相冷媒が存在するため、気泡(気相冷媒)は瞬時に液相冷媒に熱を奪われ再び液相冷媒に戻り気泡が消失する。気泡は、瞬時に急激な負圧を伴って消失するため、高い衝撃波を伴う流体移動が受熱部の側壁近傍で発生し、受熱部の側壁表面が削られることがある。
本発明は、受熱板に設けた溝を受熱部の側壁に向かって上向きに傾斜させることにより、受熱部の側壁近傍で発生するキャビテーション現象を抑制することにより受熱部の側壁の損傷を防止することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明は、受熱部と、この受熱部の流出口と放熱経路を介して接続した放熱部と、この放熱部と前記受熱部の流入口とを接続する帰還経路とを備え、前記受熱部は、発熱体に接触させて熱を吸収する受熱板と、この受熱板の表面を覆うとともに表面に流れ込んだ冷媒を蒸発させる受熱空間を形成する受熱カバーと、前記流入口の下流側に凝縮して停留した前記冷媒の水頭圧と前記帰還経路内と前記受熱空間内との圧力バランスによって開動する逆止弁と、前記逆止弁の下流側に凝縮した冷媒を流入させる導入管とを備え、前記受熱板は,前記導入管を中心とする放射状の溝を備え、前記溝は前記受熱部の側壁に向かって上向きに傾斜することを特徴とする。これにより所期の目的を達成するものである。
以上のように本発明は、受熱部と、この受熱部の流出口と放熱経路を介して接続した放熱部と、この放熱部と前記受熱部の流入口とを接続する帰還経路とを備え、前記受熱部は、発熱体に接触させて熱を吸収する受熱板と、この受熱板の表面を覆うとともに表面に流れ込んだ冷媒を蒸発させる受熱空間を形成する受熱カバーと、前記流入口の下流側に凝縮して停留した前記冷媒の水頭圧と前記帰還経路内と前記受熱空間内との圧力バランスによって開動する逆止弁と、前記逆止弁の下流側に凝縮した冷媒を流入させる導入管とを備え、前記受熱板は、前記導入管を中心とする放射状の溝を備え、前記溝は前記受熱部の側壁に向かって上向きに傾斜することを特徴とするものであり、受熱部の側壁近傍で発生するキャビテーション現象を抑制することにより受熱部の側壁の損傷を防止することができるものである。
すなわち、本発明によれば、受熱板に設けた溝を受熱部の側壁に向かって上向きに傾斜させたため、受熱部の側壁に向かって溝が上向きに傾斜する。そのため、受熱部の側壁近傍に液相冷媒が溜まりにくい。温度の低い受熱部の側壁近傍に液相冷媒が溜まらないので、受熱部の側壁近傍で発生するキャビテーション現象を抑制することにより受熱部の側壁の損傷を防止することができるのである。
本発明の実施の形態1の冷却装置を搭載した電気自動車の概略図 同冷却装置の構成を示す図 (a)従来の受熱部内部の詳細を示す図、(b)本発明の実施の形態1の受熱部内部の詳細を示す図 本発明の実施の形態1の受熱部のX−X’断面を示す図
本発明の冷却装置は、受熱部と、この受熱部の流出口と放熱経路を介して接続した放熱部と、この放熱部と前記受熱部の流入口とを接続する帰還経路とを備え、前記受熱部は、発熱体に接触させて熱を吸収する受熱板と、この受熱板の表面を覆うとともに表面に流れ込んだ冷媒を蒸発させる受熱空間を形成する受熱カバーと、前記流入口の下流側に凝縮して停留した前記冷媒の水頭圧と前記帰還経路内と前記受熱空間内との圧力バランスによって開動する逆止弁と、前記逆止弁の下流側に凝縮した冷媒を流入させる導入管を備え、前記受熱板は、前記導入管を中心とする放射状の溝を備え、前記溝は前記受熱部の側壁に向かって上向きに傾斜することを特徴とするものであり、受熱部の側壁近傍で発生するキャビテーション現象を抑制することにより受熱部の側壁近傍の損傷を防止することができるものである。
すなわち、本発明によれば、受熱板に設けた溝を受熱部の側壁に向かって上向きに傾斜させたため、受熱部の側壁に向かって溝が上向きに傾斜する。そのため、受熱部の側壁近傍に液相冷媒が溜まりにくい。温度の低い受熱部の側壁近傍に液相冷媒が溜まらないので、受熱部の側壁近傍で発生するキャビテーション現象を抑制することにより受熱部の側壁近傍の損傷を防止することができるという効果を奏する。
また、前記溝は、前記発熱体の周縁の近傍から前記受熱部の側壁に向かい上向きに傾斜する構成にしてもよい。これにより、発熱体と接触しない温度の低い部分は溝が上向きに傾斜するので、受熱部の側壁近傍に液相冷媒が溜まりにくく、発熱体の熱が受熱部内の傾斜に沿って伝わり広がるため、受熱部の側壁近傍で発生するキャビテーション現象を抑制することにより受熱部の側壁近傍の損傷を防止することができるという効果を奏する。
また、本発明の冷却装置を搭載した電子機器という構成にしてもよい。これにより、受熱部の側壁近傍で発生するキャビテーション現象を抑制することにより受熱部の側壁近傍の損傷を防止することができる信頼性の高い冷却装置により発熱体の冷却を行なう電子機器とすることができるという効果を奏する。
また、本発明の冷却装置を搭載した電気自動車という構成にしてもよい。これにより、受熱部の側壁近傍で発生するキャビテーション現象を抑制することにより受熱部の側壁近傍の損傷を防止することができる信頼性の高い冷却装置により電力変換装置の冷却を行なう電気自動車とすることができる効果を奏する。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施の形態1の冷却装置を搭載した電気自動車の概略図である。
図1に示すように、電気自動車1の車軸2を駆動する電動機3は、電気自動車1の車内に配置した発熱体4である半導体スイッチング素子を配置した電力変換装置19に接続されている。電力変換装置19は、電力を電動機3に供給している。
また電力変換装置19には、発熱体4を冷却する冷却装置5が設けられている。
図2は、同冷却装置の構成を示す図である。
図2に示すように、冷却装置5は、受熱部6と、放熱部7と、放熱経路8と、帰還経路9とを備えている。そして冷媒18が、受熱部6、放熱経路8、放熱部7、帰還経路9、および受熱部6へ循環する。冷却装置5は、冷媒18の液相と気相との相変化によって発熱体4を冷却する。
ここで受熱部6は、発熱体4から発生する熱を吸収し、吸収した熱を冷媒18に伝える。放熱部7は、冷媒18の熱を放出する。放熱経路8および帰還経路9は、受熱部6と放熱部7とを接続する管路により構成されている。
受熱部6は、発熱体4である半導体スイッチング素子に接触させて熱を吸収する受熱板11と、受熱板11の表面を覆うとともに表面に流れ込んだ冷媒18を蒸発させる受熱空間12を形成する受熱カバー13とを備えている。
さらに、受熱部6の流入口15の下流側に、逆止弁14を備えている。逆止弁14の下流側には、凝縮した冷媒を流入させる導入管17を備えている。導入管17の下端の開口部は、受熱板11と近接する構成とする。
逆止弁14は、凝縮して停留した冷媒18の水頭圧と帰還経路9内と受熱空間12内との圧力バランスによって開動する。すなわち、受熱空間12内に存在する冷媒18が少なくなると冷媒18の膨張がおさまる。その結果、受熱空間12内の圧力が下がり、逆止弁14の上流側に停留した冷媒18の水頭圧が、受熱空間12内の圧力より大きくなり、逆止弁14が開き、冷媒18が逆止弁14の下流に設けた導入管17を流れて、受熱板11上に流入する。
図4に示すように、受熱板11は、導入管を中心とした放射状の溝21を備えており、受熱板11に流入した冷媒18は、溝21上を流れ拡散される。冷却装置5の冷媒循環経路は、受熱部6、流出口10、放熱経路8、放熱部7、帰還経路9、受熱部6により構成された密閉系経路である。その内部雰囲気は、冷媒が例えば水の場合には大気圧より圧力の低い負圧にて使用することが多く、水の封入量は数百cc程度(循環経路の総容積にもよるが、総容積よりも十分に少ない量)である。
このような構成による冷却装置5の作用について説明する。
上記構成において、発熱体4である半導体スイッチング素子が動作を開始すると電動機3に電力が供給されて、電気自動車1は、動きだすこととなる。
このとき、半導体スイッチング素子には大電流が流れることにより、大きな熱が発生する。
ここで、半導体スイッチング素子で発生した熱は、半導体スイッチング素子に接触させた受熱板11へ伝わる。受熱板11へ伝わった熱は、受熱空間12の受熱板11上に供給された液相の冷媒18を瞬時に気化させ、気体状態へと変化させる。蒸発潜熱を与えられた気相の冷媒18は、流出口10から放熱経路8へと循環し、放熱部7で冷却され凝縮し液相の冷媒18になることで熱を外気に放出する。
続いて、凝縮潜熱を放出した液相の冷媒18は帰還経路9へと循環し逆止弁14の上に溜まることとなる。液相の冷媒18は、徐々に帰還経路9で増加し、水頭圧力が高くなる。(水頭高さが高くなる。)一方、受熱空間12では液相の冷媒18が供給されないため、徐々に気相の冷媒18が減少し、受熱空間12の圧力が低下する。
逆止弁14の上流側の圧力(帰還経路9の液相の冷媒18の持つ水頭圧力と液相の冷媒18の液面での圧力との和)が逆止弁14の下流側の圧力(受熱空間12の圧力)より高くなった時に、逆止弁14が開き、液相の冷媒18は逆止弁14を通過し、再び受熱空間12の受熱板11上に液相の冷媒18が導入管17から供給される。液相の冷媒18は、受熱板11上に液滴となって導入管17から滴下される。滴下した液相の冷媒18は、導入管17の下端の開口と受熱板11の隙間から外周部へ拡散される。このとき、受熱板11の表面では、冷媒18が薄い膜として広がり、高温の受熱板11の熱を加えられ一瞬にして気化することとなる。
このようにして冷媒18が冷却装置5を循環することで、半導体スイッチング素子の冷却を行なうことになる。
すなわち、本実施の形態の冷却装置5は、受熱部6内において封入された冷媒18が発熱体4から発生した熱を受熱して気化(相変化)する時、大量の潜熱を奪う。また冷媒18が気化する際の急激な体積膨張によって気化面である受熱板11には常に高速の冷媒流が形成されるため、大容量の冷却に対応可能な、きわめて高い冷却性能が実現できる。
このような構造の従来の冷却装置において、受熱部の側壁16近傍で発生するキャビテーション現象が発生し、受熱部の側壁16近傍の損傷に繋がる可能性があるという課題がある。その理由を説明する。
図3(a)は、従来の受熱部内部の詳細を示す図である。図3(a)に示すように、発熱体4から発生した熱は受熱板11上で、ドット柄で示す熱の拡散範囲23aのように拡散する。一方、受熱板11の面積は、発熱体4より大きいため、受熱板11の周縁部は発熱体4と接触していない。従って、受熱板11の周縁部、すなわち、受熱部の側壁16近傍は温度が低い状態となる。そのため、受熱部の側壁16近傍においては、液相の冷媒18が気化せずに溜まることがある。そして、受熱部の側壁16近傍に溜まった液相冷媒18aに、受熱板11上に高速で拡散される沸騰気化した冷媒18が、接触することにより、溜まった液相冷媒18aが気相冷媒18bから受熱し、液相冷媒18aの中に気相冷媒18bの気泡が発生する。この気泡の周囲には温度の低い液相冷媒18aが存在するため、気泡(気相冷媒18b)は瞬時に液相冷媒18aに熱を奪われ再び液相冷媒18aに戻り気泡が消失する。気泡は、瞬時に急激な負圧を伴って消失するため、高い衝撃波を伴う流体移動が受熱部の側壁16近傍で発生し、受熱部の側壁16近傍の表面が削られる、いわゆるキャビテーション現象が起こることがあるという課題がある。
そこで、この課題を解決するために、本発明の実施の形態1の冷却装置5は、図3(b)に示すように、導入管17を中心とした放射状の溝21を受熱部6の受熱カバー13の側面である受熱部の側壁16に向かって上向きに傾斜する構成とした。これにより、受熱空間12内壁近傍で発生するキャビテーション現象を抑制することができるものである。
すなわち、本発明によれば、受熱板11に設けた溝21を受熱部の側壁16に向かって上向きに傾斜させたため、受熱部の側壁16に向かって溝21が上向きの傾斜22を有する。そのため、温度の低い受熱部の側壁16近傍に液相冷媒18aが溜まりにくい。温度の低い受熱部の側壁16近傍に液相冷媒18aが溜まらないので、受熱部の側壁16近傍で発生するキャビテーション現象を抑制することにより受熱部の側壁16近傍の損傷を防止することができるのである。
また、溝21は、発熱体4の周縁の近傍から受熱部の側壁16に向かい上向きに傾斜する構成にしてもよい。これにより、受熱板11において、発熱体4と接触しない温度の低い部分は溝21が上向きに傾斜するので、受熱部の側壁16近傍に液相冷媒18aが溜まりにくい。
すなわち、図3(b)の熱の拡散範囲23bに示したように、発熱体4から発生した熱が、発熱体4の周縁の近傍から受熱部の側壁16に向かい上向きに傾斜する傾斜22に沿って受熱部の側壁16の近傍まで受熱板11上に広がるため、受熱板11の広範囲において、液相冷媒18aは傾斜22の上で沸騰気化することができるという作用がある。その結果、温度の低い受熱部の側壁16近傍に液相冷媒18aが溜まらないので、受熱部の側壁16近傍で発生するキャビテーション現象を抑制することにより受熱部の側壁16近傍の損傷を防止することができるのである。
以上のように本発明にかかる冷却装置は、受熱板は,導入管を中心とする放射状の溝を備え、溝は受熱部の側壁に向かって上向きに傾斜することを特徴とするものであり、冷却装置において発生するキャビテーション現象の抑制を可能とするものであるので、電気自動車の駆動装置としての電力変換装置の冷却装置や、電子機器の高速演算処理装置部分などの冷却装置として有用である。
1 電気自動車
2 車軸
3 電動機
4 発熱体(半導体スイッチング素子)
5 冷却装置
6 受熱部
7 放熱部
8 放熱経路
9 帰還経路
10 流出口
11 受熱板
12 受熱空間
13 受熱カバー
14 逆止弁
15 流入口
16 受熱部の側壁
17 導入管
18 冷媒
18a 液相冷媒
18b 気相冷媒
19 電力変換装置
21 溝
22 傾斜
23a 熱の拡散範囲
23b 熱の拡散範囲

Claims (4)

  1. 受熱部と、
    この受熱部の流出口と放熱経路を介して接続した放熱部と、
    この放熱部と前記受熱部の流入口とを接続する帰還経路と、
    前記受熱部は、発熱体に接触させて熱を吸収する受熱板と、
    この受熱板の表面を覆うとともに表面に流れ込んだ冷媒を蒸発させる受熱空間を形成する受熱カバーと、
    前記流入口の下流側に凝縮して停留した前記冷媒の水頭圧と前記帰還経路内と前記受熱空間内との圧力バランスによって開動する逆止弁と、
    前記逆止弁の下流側に凝縮した冷媒を流入させる導入管とを備え、
    前記受熱板は、前記導入管を中心とする放射状の溝を備え、
    前記溝は、前記受熱部の側壁に向かって上向きに傾斜することを特徴とする冷却装置。
  2. 前記溝は、前記発熱体の周縁の近傍から前記受熱部の側壁に向かい上向きに傾斜する構成の請求項1に記載の冷却装置。
  3. 請求項1または2に記載の冷却装置を搭載した電子機器。
  4. 請求項1または2に記載の冷却装置を搭載した電気自動車。
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