JP2017149261A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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JP2017149261A JP2016033345A JP2016033345A JP2017149261A JP 2017149261 A JP2017149261 A JP 2017149261A JP 2016033345 A JP2016033345 A JP 2016033345A JP 2016033345 A JP2016033345 A JP 2016033345A JP 2017149261 A JP2017149261 A JP 2017149261A
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晃平 羽山
Kohei HAYAMA
晃平 羽山
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Abstract

【課題】ランフラット耐久性を損なうことなく、乗り心地及び静粛性の改善が達成された空気入りタイヤ12の提供。【解決手段】このタイヤ12は、トレッド14、一対のサイドウォール16及び一対の支持層34を備えている。それぞれのサイドウォール16は、上記トレッド14の端から半径方向略内向きに延びている。それぞれの支持層34は、上記サイドウォール16の軸方向内側に位置している。このタイヤ12の軸方向幅が最大となる、このタイヤ12の外面56上の位置WXから、このタイヤ12の、路面との接触面の軸方向外側端に対応する、このタイヤ12の外面56上の位置CEまでの、このタイヤ12の外面56の輪郭は、単一の円弧で表される。上記円弧の半径は、50mm以上60mm以下である。【選択図】図2

Description

本発明は、空気入りタイヤに関する。詳細には、本発明は、サイド補強タイプのランフラットタイヤに関する。
タイヤは路面を踏みしめる。タイヤと路面との間には、接地面が形成される。この接地面の形状(接地形状とも称される。)は、重要である。タイヤの外面の輪郭は、この接地面の形状に影響する。
図4には、従来のタイヤ2における、外面4の輪郭が示されている。この図4において、符号CEは、外面4上の特定の位置である。この位置CEは、接地面の軸方向外側端に対応する。符号WXも、外面4上の特定の位置である。このタイヤ2では、この位置WXにおいて、軸方向の幅が最大を示す。
図4に示されているように、タイヤ2の輪郭は丸みを帯びている。この輪郭は、複数の円弧を用いて表される。位置WXから位置CEまでのゾーンの輪郭は通常、3つの円弧で表される。これらの円弧は、位置WXの側から順に、例えば、第一円弧、第二円弧及び第三円弧と称される。
図4において、符号R1は第一円弧の曲率半径である。符号C1は、この第一円弧の中心である。符号R2は、第二円弧の曲率半径である。符号C2は、この第二円弧の中心である。符号R3は、第三円弧の曲率半径である。符号C3は、この第三円弧の中心である。
図4において、符号T1は第一円弧と第二円弧との境界である。第一円弧と第二円弧とは、この境界T1において接している。符号T2は、第二円弧と第三円弧との境界である。第二円弧と第三円弧とは、この境界T2において接している。
近年、サイドウォールの内側に支持層を備えたランフラットタイヤが開発され、普及しつつある。この支持層には、高硬度な架橋ゴムが用いられている。このランフラットタイヤは、サイド補強タイプと称されている。
このタイプのランフラットタイヤでは、パンクによって内圧が低下すると、支持層が車重を支える。ランフラットタイヤでは、パンク状態でも、ある程度の距離の走行が可能である。このランフラットタイヤが装着された車輌には、スペアタイヤの常備は不要である。このランフラットタイヤは、車輌の室内空間の確保に寄与する。このようなタイヤの例が、特開2008−062716公報に開示されている。
特開2008−062716公報
前述したように、ランフラットタイヤは支持層を備えている。支持層は高硬度な架橋ゴムからなるので、このタイヤの縦剛性は、この支持層を備えていないタイヤ(ノーマルタイヤとも称される。)のそれに比して大きい。大きな縦剛性は、乗り心地に影響する。大きな縦剛性は、静粛性にも影響する。このタイヤでは、特に、125Hzから160HZまでの帯域におけるノイズが大きくなってしまう。
乗り心地及び静粛性の観点から、例えば、低い硬さの架橋ゴムを支持層に採用することがある。この場合、縦剛性は下がり乗り心地及び静粛性は改善される。しかし支持層の剛性が不足し、パンク状態でのタイヤの耐久性、すなわち、ランフラット耐久性が損なわれる恐れがある。
発明者らは、前述の、位置WXから位置CEまでのゾーンにおける、タイヤ2の外面4の輪郭と、タイヤ2の縦剛性との関係について、詳細に検討している。発明者らは、これまでに、特定の形状を有する輪郭において、縦剛性の低減を図ることができるという知見を得るに至っている。この知見によれば、低い硬さの架橋ゴムを支持層に採用せずとも、縦剛性の低減が図れる見込みがある。本発明は、この知見に基づいている。
本発明の目的は、ランフラット耐久性を損なうことなく、乗り心地及び静粛性の改善が達成された空気入りタイヤの提供にある。
本発明に係る空気入りタイヤは、トレッド、一対のサイドウォール及び一対の支持層を備えている。それぞれのサイドウォールは、上記トレッドの端から半径方向略内向きに延びている。それぞれの支持層は、上記サイドウォールの軸方向内側に位置している。このタイヤの軸方向幅が最大となる、このタイヤの外面上の位置WXから、このタイヤの、路面との接触面の軸方向外側端に対応する、このタイヤの外面上の位置CEまでの、このタイヤの外面の輪郭は、単一の円弧で表される。上記円弧の半径は、50mm以上60mm以下である。
好ましくは、この空気入りタイヤでは、上記支持層の損失正接は0.04以下である。
好ましくは、この空気入りタイヤでは、上記支持層が最大の厚さを示す位置は、半径方向において上記位置WXよりも内側に位置している。
本発明に係る空気入りタイヤでは、そのショルダー部分の輪郭は単一の円弧で表される。このタイヤは、サイドウォールの部分だけでなく、このショルダー部分においても、撓む。この輪郭は、縦剛性の低減に寄与する。縦剛性が下がるので、このタイヤでは、乗り心地及び静粛性が改善される。従来のランフラットタイヤに比べて、タイヤの撓む領域が拡がるので、歪みが分散し、結果として、局所的な発熱及び蓄熱が抑えられる。特に、パンク状態での走行において、タイヤの接地幅が拡がりバックリングの程度が抑えられるため、ショルダー部分における発熱が顕著に抑えられる。しかも、このような効果を得るために、支持層の硬さ等を変更する必要はない。このタイヤでは、ランフラット耐久性を損なうことなく、乗り心地及び静粛性の改善が達成される。言い換えれば、本発明によれば、ランフラット耐久性を損なうことなく、乗り心地及び静粛性の改善が達成された空気入りタイヤが得られる。
図1は、本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤの一部が示された断面図である。 図2は、図1のタイヤのショルダー部分の輪郭が示された図である。 図3は、輪郭が円弧であることを確認するための方法を説明するための図である。 図4は、従来タイヤのショルダー部分の輪郭が示された図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1には、空気入りタイヤ12が示されている。図1において、上下方向がタイヤ12の半径方向であり、左右方向がタイヤ12の軸方向であり、紙面との垂直方向がタイヤ12の周方向である。図1において、一点鎖線CLはタイヤ12の赤道面を表わす。このタイヤ12の形状は、トレッドパターンを除き、赤道面に対して対称である。
図1において、タイヤ12はリムRに組み込まれている。このリムRは、正規リムである。このタイヤ12には、空気が充填されている。これにより、このタイヤ12の内圧は正規内圧に調整されている。
タイヤ12の各部材の寸法及び角度は、特に言及のない限り、タイヤ12が正規リムに組み込まれ、正規内圧となるようにタイヤ12に空気が充填された状態で測定される。測定時には、タイヤ12には荷重がかけられない。タイヤ12が乗用車用である場合は、言及のある場合を除いて、内圧が180kPaの状態で、寸法及び角度が測定される。前述の従来のタイヤ2の寸法等も、このタイヤ12と同様にして測定される。
本明細書において正規リムとは、タイヤ12が依拠する規格において定められたリムを意味する。JATMA規格における「標準リム」、TRA規格における「Design Rim」、及びETRTO規格における「Measuring Rim」は、正規リムである。
本明細書において正規内圧とは、タイヤ12が依拠する規格において定められた内圧を意味する。JATMA規格における「最高空気圧」、TRA規格における「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に掲載された「最大値」、及びETRTO規格における「INFLATION PRESSURE」は、正規内圧である。
本明細書において正規荷重とは、タイヤ12が依拠する規格において定められた荷重を意味する。JATMA規格における「最高負荷能力」、TRA規格における「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に掲載された「最大値」、及びETRTO規格における「LOAD CAPACITY」は、正規荷重である。
このタイヤ12は、トレッド14、一対のサイドウォール16、一対のクリンチ18、一対のビード20、カーカス22、ベルト24、バンド26、一対のエッジバンド28、インナーライナー30、一対のチェーファー32及び一対の支持層34を備えている。このタイヤ12は、チューブレスタイプである。このタイヤ12は、乗用車に装着される。
トレッド14は、半径方向外向きに凸な形状を呈している。トレッド14は、路面と踏みしめるトレッド面36を形成する。トレッド14には、溝38が刻まれている。この溝38により、トレッドパターンが形成されている。トレッド14は、ベース層40とキャップ層42とを有している。キャップ層42は、ベース層40の半径方向外側に位置している。キャップ層42は、ベース層40に積層されている。ベース層40は、接着性に優れた架橋ゴムからなる。ベース層40の典型的な基材ゴムは、天然ゴムである。キャップ層42は、耐摩耗性、耐熱性及びグリップ性に優れた架橋ゴムからなる。
それぞれのサイドウォール16は、トレッド14の端から半径方向略内向きに延びている。このサイドウォール16の半径方向外側部分は、トレッド14と接合されている。このサイドウォール16の半径方向内側部分は、クリンチ18と接合されている。このサイドウォール16は、耐カット性及び耐候性に優れた架橋ゴムからなる。このサイドウォール16は、カーカス22の損傷を防止する。
それぞれのクリンチ18は、サイドウォール16の半径方向略内側に位置している。クリンチ18は、軸方向において、ビード20及びカーカス22よりも外側に位置している。クリンチ18は、耐摩耗性に優れた架橋ゴムからなる。クリンチ18は、リムRのフランジFと当接する。
それぞれのビード20は、クリンチ18の軸方向内側に位置している。ビード20は、コア44と、このコア44から半径方向外向きに延びるエイペックス46とを備えている。コア44はリング状であり、巻回された非伸縮性ワイヤーを含む。ワイヤーの典型的な材質は、スチールである。エイペックス46は、半径方向外向きに先細りである。エイペックス46は、高硬度な架橋ゴムからなる。
カーカス22は、カーカスプライ48を備えている。このタイヤ12では、カーカス22は1枚のカーカスプライ48からなる。このカーカス22が2枚以上のカーカスプライ48から形成されてもよい。
このタイヤ12では、カーカスプライ48は、両側のビード20の間に架け渡されており、トレッド14及びサイドウォール16に沿っている。カーカスプライ48は、それぞれのコア44の周りにて、軸方向内側から外側に向かって折り返されている。この折り返しにより、カーカスプライ48には、主部48aと一対の折り返し部48bとが形成されている。言い換えれば、カーカスプライ48は、主部48aと一対の折り返し部48bとを備えている。主部48aは、赤道面からそれぞれのビード20に向かって延在している。それぞれの折り返し部48bは、このビード20から半径方向略外向きに延在している。
このタイヤ12では、折り返し部48bの端は、トレッド14の近傍にまで至っている。詳細には、折り返し部48bの端はベルト24の直下にまで至っている。換言すれば、折り返し部48bはベルト24とオーバーラップしている。このカーカス22は、いわゆる「超ハイターンアップ構造(U−HTU)」を有する。超ハイターンアップ構造を有するカーカス22は、パンク状態におけるタイヤ12の耐久性(ランフラット耐久性)に寄与する。なお、このタイヤ12では、カーカス22は超ハイターンアップ構造を有するものに限定されない。折り返し部48bの端の半径方向位置の調整により、このカーカス22が「ハイターンアップ構造(HTU)」を有するように構成されてもよい。
図示されていないが、カーカスプライ48は、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。それぞれのコードが赤道面に対してなす角度の絶対値は、75°から90°である。換言すれば、このカーカス22はラジアル構造を有する。コードは、有機繊維からなる。好ましい有機繊維として、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。
ベルト24は、トレッド14の半径方向内側に位置している。ベルト24は、カーカス22と積層されている。ベルト24は、カーカス22を補強する。
ベルト24は、内側層50及び外側層52からなる。このベルト24は、2層で構成されている。このベルト24が、3以上の層を備えてもよい。図1から明らかなように、軸方向において、内側層50の幅は外側層52の幅よりも若干大きい。
図示されていないが、内側層50及び外側層52のそれぞれは、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。それぞれのコードは、赤道面に対して傾斜している。傾斜角度の一般的な絶対値は、10°以上35°以下である。内側層50のコードの赤道面に対する傾斜方向は、外側層52のコードの赤道面に対する傾斜方向とは逆である。コードの好ましい材質は、スチールである。コードに、有機繊維が用いられてもよい。この有機繊維としては、ポリエステル繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。
このタイヤ12では、ベルト24によるカーカス22の補強の観点から、ベルト24の軸方向幅はタイヤ12の断面幅(JATMA参照)の0.6倍以上が好ましい。耐久性への影響の観点から、ベルト24の軸方向幅はタイヤ12の断面幅の0.9倍以下が好ましい。
バンド26は、ベルト24の半径方向外側に位置している。軸方向において、バンド26の幅はベルト24の幅よりも若干大きい。図示されていないが、このバンド26は、コードとトッピングゴムとからなる。コードは、螺旋状に巻かれている。このバンド26は、いわゆるジョイントレス構造を有する。コードは、実質的に周方向に延びている。周方向に対するコードの角度は、5°以下、さらには2°以下である。このコードによりベルト24が拘束されるので、ベルト24のリフティングが抑制される。コードは、有機繊維からなる。好ましい有機繊維として、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。
それぞれのエッジバンド28は、ベルト24の半径方向外側であって、かつベルト24の端の近傍に位置している。図示されていないが、このエッジバンド28は、コードとトッピングゴムとからなる。コードは、螺旋状に巻かれている。このバンド26は、いわゆるジョイントレス構造を有する。コードは、実質的に周方向に延びている。周方向に対するコードの角度は、5°以下、さらには2°以下である。このコードによりベルト24の端が拘束されるので、ベルト24のリフティングが抑制される。コードは、有機繊維からなる。好ましい有機繊維として、ナイロン繊維、ポリエステル繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。
インナーライナー30は、カーカス22及び支持層34の内側に位置している。インナーライナー30は、カーカス22及び支持層34に接合されている。インナーライナー30は、タイヤ12の内面54を構成している。インナーライナー30は、空気遮蔽性に優れた架橋ゴムからなる。インナーライナー30の典型的な基材ゴムは、ブチルゴム又はハロゲン化ブチルゴムである。インナーライナー30は、タイヤ12の内圧を保持する。
それぞれのチェーファー32は、ビード20の近傍に位置している。タイヤ12がリムRに組み込まれると、このチェーファー32がリムRと当接する。この当接により、ビード20の近傍が保護される。この実施形態では、チェーファー32は、布とこの布に含浸したゴムとからなる。このチェーファー32が、クリンチ18と一体とされてもよい。この場合、チェーファー32の材質はクリンチ18の材質と同じとされる。
それぞれの支持層34は、軸方向において、サイドウォール16の内側に位置している。この支持層34は、カーカス22よりも軸方向内側に位置している。この支持層34は、カーカス22とインナーライナー30とに挟まれている。
このタイヤ12では、支持層34は高硬度な架橋ゴムからなる。タイヤ12がパンクしたとき、この支持層34が荷重を支える。この支持層34により、パンク状態であっても、タイヤ12はある程度の距離を走行しうる。このタイヤ12は、ランフラットタイヤ12とも称されている。このタイヤ12は、サイド補強タイプである。
カーカス22のうち、支持層34とオーバーラップしている部分は、インナーライナー30と離れている。換言すれば、支持層34の存在により、カーカス22は湾曲させられている。パンク状態のとき、支持層34には圧縮荷重がかかり、カーカス22のうち支持層34と近接している領域には引張り荷重がかかる。支持層34はゴム塊なので、圧縮荷重に十分に耐えうる。カーカス22のコードは、引張り荷重に十分に耐えうる。支持層34とカーカス22のコードとにより、パンク状態でのタイヤ12の縦撓みが抑制される。縦撓みが抑制されたタイヤ12は、パンク状態での操縦安定性に優れる。
このタイヤ12では、支持層34の硬さは60以上が好ましく、85以下が好ましい。この硬さが60以上に設定されることにより、パンクによってこのタイヤ12の内圧が低下した場合、この支持層34が車重の支持に効果的に寄与しうる。この観点から、この硬さは65以上がより好ましい。この硬さが85以下に設定されることにより、支持層34によるサイドウォール16の部分の撓みへの影響が抑えられる。このタイヤ12では、乗り心地及び静粛性が適切に維持される。この観点から、この硬さは80以下がより好ましい。
本願において、硬さはJIS−A硬度である。この硬さは、「JIS−K6253」の規定に準拠して、23℃の環境下で、タイプAのデュロメータによって測定される。より詳細には、硬度は、図1に示された断面にタイプAのデュロメータが押し付けられることで測定される。
このタイヤ12の製造では、複数のゴム部材がアッセンブリーされて、ローカバー(未加硫タイヤ12)が得られる。このローカバーが、モールドに投入される。ローカバーの外面は、モールドのキャビティ面と当接する。ローカバーの内面は、ブラダー又は中子に当接する。ローカバーは、モールド内で加圧及び加熱される。加圧及び加熱により、ローカバーのゴム組成物が流動する。加熱によりゴムが架橋反応を起こし、タイヤ12が得られる。そのキャビティ面に凸凹模様を有するモールドが用いられることにより、タイヤ12の外面56に凹凸模様が形成される。
図2には、図1に示されたタイヤ12の外面56の輪郭の一部が示されている。この図2において、上下方向がタイヤ12の半径方向であり、左右方向がタイヤ12の軸方向であり、紙面との垂直方向がタイヤ12の周方向である。
図2に示されている輪郭は、このタイヤ12の周方向に対して垂直な、このタイヤ12の断面において特定されたものである。この輪郭は、タイヤ12の外面56の二次元プロファイルで表されている。この輪郭の特定には、タイヤ12に荷重がかけられない状態で、例えば、X線を用いたコンピュータ断層撮影法(以下、X線CT法)により撮影された、タイヤ12の断面画像が用いられる。この断面画像をCAD(Computer−aided design)に取り込み、実際の寸法に補正し、このCAD上で、タイヤ12の外面56に沿って線が描かれる。これにより、この外面56の輪郭が表される。
前述したように、図1に示されたタイヤ12は正規リムに組み込まれ、正規内圧(このタイヤ12では、230kPa)となるように空気が充填されている。つまり、この図2に示された輪郭は、タイヤ12を正規リムに組み込み、正規内圧となるようにこのタイヤ12に空気を充填し、このタイヤ12に荷重がかけられない状態での、このタイヤ12の外面56に基づいて、特定されている。
図2において、符号WXはタイヤ12の外面56上の特定の位置を表している。このタイヤ12は、この位置WXにおいて最大の軸方向幅を示す。この位置WXは、このタイヤ12が最大幅を示す位置である。このタイヤ12の外面56に、溝38、ディンプル等の凹凸が設けられている場合には、この凹凸がないと仮定して得られる仮想外面に基づいて、この位置WXは決められる。
タイヤ12は、トレッド14において、路面を踏みしめる。これにより、トレッド14と路面との間には接地面が形成される。
図2において、符号CEは、前述の位置WXとは別の、タイヤ12の外面56上の特定の位置を表している。この位置CEは、この接地面の軸方向外側端に対応している。本発明においては、この位置CEは、タイヤ12を正規リムに組み込み、正規内圧となるようにこのタイヤ12に空気を充填し、このタイヤ12のロードインデックスから把握される荷重の、70%に相当する縦荷重を、このタイヤ12にかけた状態で確認される接地面から特定される。前述したように、このタイヤ12のトレッド14には溝38が刻まれている。このため、接地面には溝38の形状が反映される。本発明では、このタイヤ12のように接地面に溝38の形状が反映される場合には、この溝38がないと仮定して得られる仮想接地面に基づいて、位置CEが特定される。なお、ロードインデックスは、JATMA規格において定められている。ロードインデックスは、規定の条件下でタイヤ12に負荷することが許される最大の質量を表す指数である。
このタイヤ12では、その外面56の輪郭は軸方向に並列された複数の円弧で表される。これらの円弧は、軸方向において、それぞれの円弧が隣に位置する他の円弧と接するように、並べられている。このタイヤ12では、これらの円弧に、クラウン円弧及びショルダー円弧が含まれている。
図2において、符号Rcはクラウン円弧の曲率半径を表している。図示されていないが、このクラウン円弧の中心は赤道面上に位置している。このクラウン円弧の曲率半径Rcは接地面の大きさ及び形状に影響する。適切な大きさ及び形状の接地面が得られるとの観点から、この曲率半径Rcは500mm以上が好ましく、1500mm以下が好ましい。この曲率半径Rcは、800mm以上がより好ましく、1300mm以下がより好ましい。
図2において、符号Rsはショルダー円弧の曲率半径を表している。このタイヤ12では、このショルダー円弧は位置WXを通る。前述したように、このタイヤ12は、位置WXにおいて最大の断面幅を示す。このショルダー円弧の中心Csは、この位置WXを通り軸方向に延びる仮想直線上に位置している。
このタイヤ12では、ショルダー円弧は、前述の位置WX以外に、接地面の軸方向外側端に対応する、位置CEも通る。このタイヤ12では、位置WXから位置CEまでの、このタイヤ12の外面56の輪郭は、単一のショルダー円弧で表される。言い換えれば、このタイヤ12は、位置WXから位置CEまでの部分が単一の円弧で表された輪郭、すなわちプロファイルを有している。
本発明においては、タイヤ12が、位置WXから位置CEまでの部分が単一の円弧で表された輪郭を有しているかは、実際の輪郭を円弧で近似して表し、この輪郭と近似して表した円弧とが一致しているかで判断される。
図3には、撮影などで得られた実際の輪郭が点線で、この輪郭が近似して表された円弧(以下、近似円弧)が実線で表されている。この図3において、両矢印Dは、近似円弧から実際の輪郭までの長さを表している、この長さDは、近似円弧の半径を含む直線に沿って計測される。本発明においては、位置WXから位置CEまでの部分において、この長さDの最大値Dxを得、位置WXから位置CEまでの近似円弧の長さに対するこの最大値Dxの比率が3%以下である場合に、この輪郭と近似して表した円弧とが一致し、このタイヤ12が、位置WXから位置CEまでの部分が単一の円弧で表された輪郭を有していると判断される。
発明者らは、前述の、位置WXから位置CEまでのゾーンにおける、タイヤの外面の輪郭と、タイヤの縦剛性との関係について、詳細に検討し、このゾーンの輪郭が従来のタイヤ2とは異なり単一の円弧であるときに、縦剛性の低減が図れ、特にこの円弧の曲率半径が50mm以上60mm以下であるときに、ランフラット走行時の耐久性等の性能への影響を抑えつつ、この縦剛性を効果的に低減できるという、新たな知見を見出している。
前述したように、このタイヤ12では、位置WXから位置CEまでのゾーンの輪郭、すなわち、タイヤ12のショルダー部分の輪郭は単一の円弧で表される。特にこのタイヤ12では、この円弧、すなわちショルダー円弧の曲率半径Rsは50mm以上60mm以下である。このタイヤ12は、サイドウォール16の部分だけでなく、このショルダー部分においても、撓む。この輪郭は、縦剛性の低減に寄与する。縦剛性が下がるので、このタイヤ12では、乗り心地及び静粛性が改善される。従来のタイヤ2に比べて、タイヤ12の撓む領域が拡がるので、歪みが分散し、結果として、局所的な発熱及び蓄熱が抑えられる。特に、パンク状態での走行において、タイヤ12の接地幅が拡がりバックリングの程度が抑えられるため、ショルダー部分における発熱が顕著に抑えられる。しかも、このような効果を得るために、支持層34の硬さ等を変更する必要はない。このタイヤ12では、ランフラット耐久性を損なうことなく、乗り心地及び静粛性の改善が達成される。言い換えれば、本発明によれば、ランフラット耐久性を損なうことなく、乗り心地及び静粛性の改善が達成された空気入りタイヤ12が得られる。
このタイヤ12では、支持層34の損失正接(tanδ)は0.04以下が好ましい。この損失正接が0.04以下に設定されることにより、支持層34における発熱が抑えられる。支持層34は、サイドウォール16の部分に位置している。この部分の撓みは、パンク状態での走行、すなわち、ランフラット走行において、最も大きい。この支持層34は、この部分における発熱の抑制に効果的に寄与する。前述したように、このタイヤ12では、ショルダー部分の輪郭を単一の円弧で表すことで、歪みの分散が図られている。このため、支持層34自体の発熱が抑えられていることは、ランフラット耐久性の向上により効果的に寄与する。なお、発熱の抑制の観点において、損失正接は低いほど好ましいので、この損失正接の下限は設定されない。
本発明においては、損失正接(tanδ)は、「JIS K 6394」の規定に準拠して測定される。この測定のための条件は、以下の通りである。
粘弾性スペクトロメーター:岩本製作所の「VESF−3」
初期歪み:10%
動歪み:±1%
周波数:10Hz
変形モード:引張
測定温度:70℃
このタイヤ12では、支持層34は、半径方向において、内向きに先細りであり外向きにも先細りである。この支持層34は、三日月に類似の形状を有する。この支持層34の厚さは、図1に示された断面において、この支持層34の内面58の法線に沿って計測される。このタイヤ12では、支持層34の内面58上の、符号Siで示される位置において、この支持層34は最大の厚さtを有する。このタイヤ12では、ランフラット走行時における車重の支持、及び、通常走行での乗り心地の観点から。この支持層34の厚さtは5mm以上が好ましく、15mm以下が好ましい。
図1において、実線BBLはビードベースラインである。このビードベースラインは、タイヤ12が装着されるリムRのリム径(JATMA参照)を規定する線である。このビードベースラインは、軸方向に延びる。この図1において、符号Soは、前述の支持層34の内面58上の、位置Siを通る、この内面58の法線と、この支持層34の外面60との交点である。この交点Soは、支持層34が最大の厚さtを示す、その外面60上の位置である。両矢印HSは、ビードベースラインからこの位置Soまでの半径方向距離である。符号WXは、図2に示された輪郭で特定された、このタイヤ12が最大幅を示す位置である。両矢印HWは、ビードベースラインからこの位置WXまでの半径方向距離である。符号PEは、このタイヤ12の外面56と赤道面との交点である。この交点PEは、赤道とも称される。この交点PEは、このタイヤ12の半径方向外側端でもある。両矢印Hは、ビードベースラインからこの赤道PEまでの半径方向距離である。この距離Hは、このタイヤ12の断面高さ(JATMA参照)とも称される。
このタイヤ12では、好ましくは、支持層34が最大の厚さtを示す位置Soは、半径方向において、このタイヤ12が最大幅を示す位置WXよりも内側に位置している。具体的には、距離HSの距離HWに対する比は1未満である。これにより、支持層34による、ショルダー部分の輪郭を単一の円弧で表すことにより得られる効果への影響が抑えられる。このタイヤ12では、ランフラット耐久性、乗り心地及び静粛性がバランス良く整えられる。この観点から、この比は0.9以下がより好ましい。このタイヤ12では、ランフラット走行時に支持層34が車重を効果的に支持するとの観点から、この比は0.7以上が好ましい。
このタイヤ12では、断面高さHに対する距離HWの比は0.3以上が好ましく、0.5以下が好ましい。これにより、ショルダー部分の輪郭を単一の円弧で表すことにより得られる効果が十分に発揮され、このタイヤ12では、ランフラット耐久性、乗り心地及び静粛性がバランス良く整えられる。
前述したように、このタイヤ12の外面56の輪郭は、クラウン円弧及びショルダー円弧を含んでいる。このタイヤ12では、ショルダー円弧の曲率半径Rsはクラウン円弧の曲率半径Rcよりも小さい。詳細には、この半径Rcに対する半径Rsの比は0.03以上が好ましく、0.12以下が好ましい。この比が0.03以上に設定されることにより、タイヤ12のショルダー部分が撓み、縦剛性の低減を図ることができる。このタイヤ12では、ランフラット耐久性を損なうことなく、乗り心地及び静粛性の改善が達成される。この比が0.12以下に設定されることにより、このタイヤ12は適度な縦剛性を有し、ランフラット耐久性、乗り心地及び静粛性がバランス良く整えられた状態が維持される。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
図1に示されたタイヤを製作した。このタイヤのサイズは、245/45RF19である。この実施例1では、図2に示されているように、位置WXから位置CEまでのゾーンの輪郭は単一の円弧からなる。このことが、表1の円弧数に「1」で表されている。この円弧の曲率半径Rsは60mmに設定された。この曲率半径Rsは、表の「R1」の欄に示している。支持層の損失正接(tanδ)は、0.035であった。断面高さHに対する、ビードベースラインから位置PWまでの半径方向距離HWの比(HW/H)は、0.42であった。断面高さHに対する、ビードベースラインから位置Soまでの半径方向距離HSの比(HS/H)は、0.35であった。
[比較例1]
比較例1では、位置WXから位置CEまでのゾーンの輪郭は、図4に示されているように、3つの円弧からなる。比較例1における、位置WXから位置CEまでのゾーンの輪郭は従来のものと同等である。位置CEを通る第一円弧の曲率半径R1は45mmであり、位置MXを通る第三円弧の曲率半径R3は170mmであり、この第一円弧と第三円弧との間に位置する第二円弧の曲率半径R2は、25mmであった。この位置WXから位置CEまでのゾーンの輪郭以外は、実施例1と同様の構成である。
[比較例4]
位置WXから位置CEまでのゾーンの輪郭を比較例1と同等とし、支持層の損失正接を下記の表2に示された通りとした他は実施例1と同様にして、比較例4のタイヤを得た。この比較例4では、支持層の損失正接以外は比較例1と同等の構成を有している。
[実施例2及び比較例2−3]
下記表1の「R1」の欄に記載の曲率半径Rsをこの表1に示された通りとした他は実施例1と同様にして、実施例2及び比較例2−3のタイヤを得た。
[実施例3−4及び比較例5−6]
下記表2の「R1」の欄に記載の曲率半径Rsをこの表2に示された通りとした他は実施例1と同様にして、実施例3−4及び比較例5−6のタイヤを得た。
[実施例5]
支持層の損失正接を下記の表3に示された通りとした他は実施例1と同様にして、実施例5のタイヤを得た。
[実施例6−7]
タイヤのサイズを下記の表3に示された通りとした他は実施例1と同様にして、実施例6−7のタイヤを得た。
[実施例8−9]
比(HS/H)を下記の表3に示された通りとした他は実施例1と同様にして、実施例8−9のタイヤを得た。
[縦剛性]
下記の条件にて、タイヤの縦バネ定数を測定した。
使用リム:正規リム
内圧:230kPa
荷重:ロードインデックスの70%に相当する荷重
この結果が、指数で下記の表1−3に示されている。数値が小さいほど縦剛性は小さい。
[接地幅及びバックリング量]
下記の条件にて、タイヤのショルダー部分の接地幅及びバックリング量を測定した。
使用リム:正規リム
内圧:0kPa
荷重:ロードインデックスの70%に相当する荷重
この結果が、指数で下記の表1−3に示されている。数値が小さいほど接地幅は小さい。数値が小さいほどバックリング量は小さい。
[耐久性(ランフラット)]
タイヤを正規リムに組み込み、このタイヤに空気を充填して内圧を180kPaとした。このタイヤをドラム式走行試験機に装着し、このタイヤの最大負荷荷重の65%に相当する縦荷重をタイヤに負荷した。このタイヤの内圧を常圧(計測圧としては、0kPa)としてパンク状態を再現し、このタイヤを80km/hの速度で、半径が1.7mであるドラムの上を走行させた。タイヤが破壊するまでの走行距離を測定した。この結果が、指数で下記の表1−3に示されている。数値が大きいほど好ましい。また、タイヤのバットレス(詳細には、バンドの端の外側部分)に針状の温度計をとりつけ、試験を開始してから10分毎に、バットレスの温度を計測した。この結果が、下記の表1−2に示されている。
[乗り心地]
タイヤを正規リムに組み込み、このタイヤに内圧が230kPaとなるように空気を充填した。このタイヤを、排気量が4600ccである乗用車に装着した。ドライバーに、この乗用車をレーシングサーキットで運転させて、乗り心地を評価させた。この結果が、指数で下記の表1−3に示されている。数値が大きいほど好ましい。
[静粛性]
タイヤを正規リムに組み込み、このタイヤに内圧が230kPaとなるように空気を充填した。このタイヤを、排気量が4600ccである乗用車に装着した。ドライバーに、この乗用車を粗度の高いアスファルト製路面の上で、60km/hの速度で走行させた。この走行時の運転席における、125〜160Hzバンドの騒音レベル(dB)を集音マイクで計測した。この計測値が、指数で下記の表1−3に示されている。数値が大きいほど、ロードノイズが小さく好ましい。
Figure 2017149261
Figure 2017149261
Figure 2017149261
表1−3に示されるように、実施例のタイヤでは、比較例のタイヤに比べて評価が高い。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
以上説明されたショルダー部分の輪郭に関する技術は、種々のタイヤにも適用されうる。
2、12・・・タイヤ
4、56・・・外面
14・・・トレッド
16・・・サイドウォール
20・・・ビード
22・・・カーカス
24・・・ベルト
34・・・支持層
36・・・トレッド面
40・・・ベース層
42・・・キャップ層
44・・・コア
46・・・エイペックス
48・・・カーカスプライ
50・・・内側層
52・・・外側層
54・・・タイヤ12の内面
56・・・タイヤ12の外面
58・・・支持層34の内面
60・・・支持層34の外面

Claims (3)

  1. トレッド、一対のサイドウォール及び一対の支持層を備えており、
    それぞれのサイドウォールが、上記トレッドの端から半径方向略内向きに延びており、
    それぞれの支持層が、上記サイドウォールの軸方向内側に位置しており、
    このタイヤの軸方向幅が最大となる、このタイヤの外面上の位置WXから、このタイヤの、路面との接触面の軸方向外側端に対応する、このタイヤの外面上の位置CEまでの、このタイヤの外面の輪郭が、単一の円弧で表され、
    上記円弧の半径が、50mm以上60mm以下である、空気入りタイヤ。
  2. 上記支持層の損失正接が、0.04以下である、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 上記支持層が最大の厚さを示す位置が、半径方向において上記位置WXよりも内側に位置している、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
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