JP2017147777A - 間接活線工具保持用器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】この発明は、作業員が複数の間接活線工具を各々片手で持っても、安定した体勢で各々の間接活線工具を操作することが可能であると共に、間接活線工具の基端部を作業員の身体の前方の初期位置から右手方向と左手方向とにずらすことを可能とした間接活線工具保持用器具を提供することを目的とする。【解決手段】間接活線工具保持用器具1は、胴体装着部2と一対の肩掛け部3とを有する。胴体装着部2は、前方に複数の保持部5が設けられている。複数の保持部5は、台部51と、中層部52と、筒状部53とを備える。筒状部53は、胴体装着部2とは反対側が開口して間接活線工具の基端部が挿入可能となっていると共に、筒状部53に間接活線工具の基端部を装着した際に間接活線工具が斜め上方を向くように、台部51の傾斜部に設けられている。保持部5は、軸部54を介して胴体装着部2に対し回転自在となっている。【選択図】図3
Description
この発明は、間接活線作業において、絶縁操作棒や絶縁ヤットコ等の間接活線工具の基端部を作業員の身体近くで保持するためのもので、作業員が身体に着用する型の器具に関する。
この種の間接活線作業において、作業員が絶縁操作棒や絶縁ヤットコ等の間接活線工具を操作する場合に、使用する間接活線工具が1つであれば、例えば特許文献1に示されるように、一人の作業員が1つの間接活線工具の基端部の持ち手部分を両手で持った状態で操作することができる。しかしながら、一人の作業員が同時に2つの間接活線工具を使用するときには、片手で間接活線工具を1つずつ持って操作しなければならない。このため、同時に使用する間接活線工具の数が2つのときには、作業員の体勢の安定性や間接活線工具のバランス等が損なわれ、間接活線作業の効率性が悪くなることが考えられる。
この点、特許文献2に示されるように、作業員が着用する型の絶縁操作棒支持具が開示されている。この絶縁操作棒支持具は、作業員の前方において支持部が上下に3つ並ぶかたちで配置され、各支持部は上方に開口したポケット状のものとなっている。このような構成の絶縁操作棒支持具とすることで、ポケット状の支持部に開口部から絶縁操作棒を挿入することにより、絶縁操作棒の基端部を作業員の身体の近くで保持することが可能である。
もっとも、特許文献2に示される絶縁操作棒支持具は、3つの支持部を有しているが、各支持部の開口面積は、間接活線工具の基端部の断面積よりも大きいので、間接活線工具の基端部を支持部に挿入しても、間接活線工具の基端部は、支持部内を動いてしまうおそれがあることから、複数の間接活線工具をそれぞれ片手で持つ場合には、作業員は安定した体勢で複数の間接活線工具を操作することが容易ではない。
また、特許文献2に示される絶縁操作棒支持具のポケット状の支持部は、前後にのみ動く傾動部材に不動の状体で固定されている。このため、特許文献2に示される絶縁操作棒支持具は、傾胴部材を動かすことにより、絶縁操作棒の傾斜角度を、絶縁操作棒の先端が作業員に対し遠近するように変更させることは可能であっても、絶縁操作棒の基端部を作業員の身体の前方の初期位置から右手方向や左手方向にずらすことができない。
そこで、本発明は、作業員が複数の間接活線工具をそれぞれ片手で持っても、安定した体勢で間接活線工具を操作することが可能であると共に、間接活線工具を作業委の身体の前方の初期位置から右手方向と左手方向とにずらすことを可能とした間接活線工具保持用器具を提供することを主たる課題としている。
上記課題を達成するために、請求項1に記載の発明は、人の胴体に装着される胴体装着部と、人の肩部に掛けられる一対の肩掛け部とを有し、前記一対の肩掛け部は、前方の下端が前記胴体装着部の前方の上端と連接し、後方の下端が前記胴体装着部の後方の上端と連接される間接活線工具保持用器具において、前記胴体装着部は、前方に複数の保持部が所定の間隔を開けて設けられ、前記複数の保持部は、台部と、中層部と、筒状部とをそれぞれ備え、前記台部は、前記胴体装着部の外面に当接する当接部と、この当接部の一端に連接し、記胴体装着部から離れる方向に傾斜しつつ延びる傾斜部とを有し、前記中層部は、前記台部と一体をなし、前記胴体装着部の外面と前記台部の傾斜部の内面との間に、前記胴体装着部と前記台部の傾斜部との空隙を埋めるように介在され、前記筒状部は、前記台部の傾斜部の外面に設けられ、前記胴体装着部とは反対側が開口して間接活線工具の基端部が挿入可能になっていることを特徴とする。胴体装着部は、例えば、腰回りに巻き付けられる腰回り装着用ベルト部と、胸部から腹部にかけて配置される前身用ベルト部と、背中に配置される背当て用ベルト部とで成る。保持部の中層部は、例えばウレタン等の反発弾性を有する素材で形成されている。保持部の台部や筒状部は、例えばゴム等の可撓性、伸縮性を有する素材で形成されている。間接活線工具保持用器具は、全体では少なくとも2つの保持部を有する。
これにより、間接活線工具保持用器具を着用後、複数の保持部の筒状部に間接活線工具の基端部をそれぞれ装着することで、複数の間接活線工具がそれぞれ筒状部内でガタツクことなく保持される。このため、作業員が複数の間接活線工具をそれぞれ片手で持って操作する場合でも、各間接活線工具の基端部は保持部で作業員の身体近くにて保持されているので、作業員は、安定した体勢で各間接活線工具を取り扱うことができる。
請求項2に記載の間接活線工具保持用器具にあっては、前記保持部の台部の当接部は、前記胴体装着部に軸部を介して連結されていると共に、前記軸部を中心として回転自在となっていることを特徴とする。当接部は、胴体装着部に固定された軸部に対し回転自在としても、胴体装着部に軸部が回転自在に装着され、この軸部と一体に回転するようにしても良い。
これにより、軸部を中心として保持部を胴体装着部に対し回転自在としたことにより、保持部の筒状体に装着された間接活線工具の基端部を、例えば着用した人の身体の前方の初期位置から左手方向や右手方向にずらすことができるので、間接活線工具の先端を間接活線作業に好適な方向に向けることが可能となる。
請求項3に記載の間接活線工具保持用器具にあっては、前記筒状部は、前記傾斜部から開口端までの寸法が、前記当接部側よりも前記当接部とは反対側の方が大きくなっていることを特徴とする。
これにより、筒状部に間接活線工具の基端部を装着した際に、筒状部のうち間接活線工具の自重が最も加わる部位における当接範囲が他の当接範囲よりも広くなるので、間接活線工具をより安定したかたちで保持することが可能となる。
以上のように、本発明によれば、間接活線工具保持用器具を着用後、複数の保持部の筒状部に間接活線工具の基端部をそれぞれ装着することで、複数の間接活線工具が筒状部内でガタツクことなく保持される。よって、作業員が複数の間接活線工具をそれぞれ片手で持って操作する場合でも、各間接活線工具の基端部は保持部で作業員の身体近くにて保持されているので、作業員は、安定した体勢で各間接活線工具を取り扱うことができる。
特に請求項2に係る間接活線工具保持用器具によれば、軸部を中心として保持部を胴体装着部に対し回転自在としたことにより、保持部の筒状体に装着された間接活線工具の基端部を、例えば着用した人の身体の前方の初期位置から左手方向や右手方向にずらすことができるので、間接活線工具の先端を間接活線作業に好適な方向に向けることが可能となる。よって、間接活線作業の作業能率を向上させることができる。
特に請求項3に係る間接活線工具保持用器具によれば、筒状部に間接活線工具の基端部を装着した際に、筒状部のうち間接活線工具の自重が最も加わる部位における当接範囲が他の当接範囲よりも広くなるので、間接活線工具をより安定したかたちで保持することが可能となる。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照しながら説明する。
図1及び図3において、この発明の間接活線工具保持用器具1の一例の全体構成が示されている。間接活線工具保持用器具1は、作業員の胴体に装着される胴体装着部2と、作業員の肩に掛けられる一対の肩掛け部3、3とで構成されている。
胴体装着部2は、この実施例では、作業員の腰回りに巻き付けられる腰回り装着用ベルト部21と、作業員の胸部から腹部にかけて配置される前身用ベルト部22と、作業員の背中に配置される背当て用ベルト部23とで成っている。
腰回り装着用ベルト部21は、間接活線工具保持用器具1を装着時に、この間接活線工具保持用器具1の下側部を構成する1の帯状のもので、相互に対峙した2つの端部を有する。そして、2つの端部のうち一方の端部にバックル211が装着されており、このバックル211に他方の端部を挿入或いは係合させることで、腰回り装着用ベルト部21は、環状になって、作業員の腰回りに巻き付けることが可能になっている。
前身用ベルト部22は、間接活線工具保持用器具1を着用時に、この間接活線工具保持用器具1の前方の中間部を構成するもので、2つの帯状部位22a、22bから成り、各帯状部位22a、22bの下端は、腰回り装着用ベルト部21に対し当該腰回り装着用ベルト部21と交差するかたちで連接している。そして、この実施例では、前身用ベルト部22の肩掛け部3との境界には、支持ベルト部24が設けられている。支持ベルト部24は、前身用ベルト部22の帯状部位22aから帯状部位22b側に延びる帯状部位24aと、前身用ベルト部22の帯状部位22bから帯状部位22a側に延びる帯状部位24bとを有する。更に、これらの帯状部位22a、22bの一方の端部にバックル241が装着されており、このバックル241に帯状部位22a、22bの他方の端部を挿入或いは係合させることで、前身用ベルト部22は、一連の帯状になる。
背当て用ベルト部23は、間接活線工具保持用器具1を着用時に、この間接活線工具保持用器具1の後方の中間部を構成するもので、2つの上端と2つの下端とを備えたX字状の帯状部位23aから成っている。帯状部位23aの2つの下端は、腰回り装着用ベルト部21に対し当該腰回り装着用ベルト部21と交差するかたちで連接している。
肩掛け部3、3は、この実施例では、間接活線工具保持用器具1を着用時に、この間接活線工具保持用器具1の上側部を構成するもので、それぞれ逆U字状の帯状部位3aから成っている。帯状部位3aの前方の一端(下端)は、各前身用ベルト部22の上端と連接し、帯状部位3aの後方の他端(下端)は、背当て用ベルト部23の2つの上端と連接している。
もっとも、間接活線工具保持用器具1の胴体装着部2及び肩掛け部3の構成は、図1から図3に示される構成に限定されず、胴体装着部2の前方に下記する保持部5を複数設けることができれば良い。
保持部5の実施例1について、図1から図4及び図6を用いて説明する。保持部5は、間接活線操作棒や絶縁ヤットコ等の間接活線工具100の基端部100aを保持するためのものであり、この実施例1では、帯状部位22a、22bのそれぞれについて、胴体装着部2の支持ベルト部24との連接部位よりも下側部位と、腰回り装着用ベルト部21との連接部位よりも上側部位とにおいて、合計4つ設けられている。
これにより、相対的に高い位置にある対象物に対し間接活線工具100を操作する場合には、上側の保持部5に、間接活線工具100の基端部100aを装着し、相対的に低い位置にある対象物に対し間接活線工具100を操作する場合には、下側の保持部5に、間接活線工具100の基端部100aを装着するようにすることができる。更には、一方の間接活線工具100の基端部100aは、上側の保持部5に装着し、他方の間接活線工具100の基端部100aは、下側の保持部5に装着するようにすることもできる。
もっとも、保持部5が設けられる数及び保持部5同士の間隔は、保持部5の数が2以上であって、下記する間接活線工具100の基端部100aを同時に複数の保持部5に装着した際に、これらの間接活線工具100を相互に妨げとなることなく操作することができる間隔であれば良い。
保持部5は、台部51と、中層部52と、筒状部53とで構成されたものであり、これらの台部51、中層部52、及び筒状部53はこの実施例では一体になっている。
台部51は、例えばゴム等の可撓性及び伸縮性を有する素材で形成されたものであり、図4に示されるように、間接活線工具保持用器具1の胴体装着部2の外面に当接する当接部511と、この当接部511の一端に連接しつつ胴体装着部2の外面から離れる方向に傾斜した傾斜部512とで構成されている。すなわち、傾斜部512は当接部511に対し折れ曲がった構成となっている。当接部511、傾斜部512は、この実施例1では薄肉の板状となっている。当接部511は、下記する軸部54を介して胴体装着部2に連結されている。なお、傾斜部512は、当接部511との連接部を基点として、当接部511との反対側が胴体装着部2に対し遠近する方向に撓むことができるようにしても良い。
中層部52は、例えばウレタン等の反発弾性を有する素材で形成されたものであり、当接部511が胴体装着部2の外面に当接に当接した状体では、図4に示されるように、胴体装着部2の外面と傾斜部512の内面との間に、胴体装着部2と傾斜部512との空隙を埋めるように配置される。すなわち、中層部52は、当接部511側から離れるにつれて徐々に厚みが大きくなる略三角柱形状をなしている。なお、中層部52は、傾斜部512側から押されることで、胴体装着部2側に収縮することができると共に、押される力がなくなると元の状態に復元可能としても良い。
筒状部53は、例えばゴム等の素材で形成されたものであり、図4に示されるように、台部51の傾斜部512の外面に設けられている。筒状部53は、傾斜部512とは反対側が開口し、その開口形状は円状となっている。そして、筒状部53の開口の内径寸法は、間接活線工具100の基端部100aをガタツキなく保持することができるように、間接活線工具100の基端部100aの外径寸法より若干大きくなっている。もっとも、筒状部53に伸縮性を持たせつつ、間接活線工具100の基端部100aの外径寸法よりも若干小さくすることも考えられる。これにより、筒状部53に間接活線工具100の基端部100aを差し込んだ際に、筒状部53は、間接活線工具100の基端部100aよりも拡径した後、復元力により、間接活線工具100の基端部100aよりも縮径して、筒状部53の内周面全体で間接活線工具100の基端部100aを締め付けて保持することができる。
そして、この実施例では、図4(b)に示されるように、台部51の当接部511に通孔511aを形成し、胴体装着部2に通孔4を形成すると共に、通孔511aと通孔4とを連通した状体として、これらの通孔511a及び通孔4に軸部54を挿入した構成となっている。そして、軸部54は、この実施例では、胴体装着部2に不動の状体で固定されており、当接部511が軸部54に対して回転自在に連結されている。もっとも、図示しないが、軸部54と当接部511とが一体になっており、軸部54が胴体装着部2に対し回転自在に取り付けられるようにしても良い。
これにより、図1の矢印で示されるように、軸部54を中心として保持部5の当接部511を回転させることにより、傾斜部512の筒状部53に装着された間接活線工具100の基端部100aを、作業員の身体の前方の初期位置から右手方向或いは左手方向にずらし、また、元の初期位置に戻すことが可能である。
保持部5の実施例2について、図5を用いて説明する。但し、先の実施例1として示した保持部5の構成及び機能と同様の構成及び機能については、基本的に、先の実施例1の符号と同様の符号を付してその説明を省略乃至簡略化する。
保持部5は、実施例1と同様に、台部51と、中層部52と、筒状部53とを備え、台部51は、当接部511と傾斜部512とを有し、更に、保持部5は、軸部54を介して間接活線工具保持用器具1の胴体装着部2に連結されており、軸部54を中心として、間接活線工具保持用器具1を着用した作業員の身体の前方において右手側と左手側とに揺動させることが可能である。
その一方で、筒状部53は、図5に示されるように、傾斜部512から開口端までの寸法が、当接部511側よりも当接部511とは反対側の方が大きくなっている。これにより、実施例2の筒状部53に間接活線工具100の基端部100aを装着した際に、筒状部53のうち間接活線工具100の自重が最も加わる部位における当接範囲が他の当接範囲よりも広くなる。よって、実施例2では、間接活線工具100の基端部100aを筒状部53に装着することにより、間接活線工具100をより安定したかたちで保持することが可能となる。
これまで説明してきた間接活線工具保持用器具1の使用例について、図6を用いて説明する。
作業員は、間接活線工具保持用器具1を着用した後に、例えば作業現場等において、4つの保持部5のうち所望の保持部5の筒状部53に間接活線工具100の基端部100aを装着して間接活線工具100を保持部5で保持する。このとき、作業員は、図6に示されるように、間接活線工具100の基端部100aよりも先端側で且つ図示しない限界つば部よりも下側を持つことが好ましい。これにより、間接活線工具100を相対的に離れた2つの箇所で支持することになり、間接活線工具100を片手で持つ場合でも、作業員は安定した体勢で間接活線工具100を操作することが可能となる。
そして、作業員は、間接活線工具100の位置や向きを変更したい場合には、以下の2つの態様を採ることができる。
まず、所望の間接活線工具100の先端側を作業員の前方の初期位置から右手方向あるは左手方向にずらしたいときには、その間接活線工具100を持った手を右手方向あるは左手方向に動かす。これにより、保持部5の当接部511ひいては間接活線工具100の基端部100aが装着された筒状部53が、軸部54を中心として作業員の身体の前方から右手方向あるは左手方向に回転する。よって、所望の間接活線工具100の基端部100aが作業員の右手方向或いは左手方向にずれて、間接活線工具100の先端側も、作業員の身体の前方の初期位置から右手方向或いは左手方向にずらすことができる。よって、例えば片手で間接活線工具100を持った場合でも、間接活線工具100を持った手の動きのみで行うことができる。
また、傾斜部512の当接部511に対して反対側が胴体装着部2に対し遠近する方向に可撓性を有し、且つ中層部52が傾斜部512から押されたときに胴体装着部2側に収縮するようにした場合にあっては、所望の間接活線工具100の先端側を下げる方向に高さを変更したいときには、間接活線工具100を身体側に引く等して、間接活線工具100の基端部100aで保持部5を間接活線工具保持用器具1の胴体装着部2側に押す。これにより、保持部5の傾斜部512の当接部511との連接側に対し反対側が胴体装着部2側に近接するように撓むと共に、中層部52、特に中層部52の当接部511とは反対側の厚みが大きい部位が収縮する。よって、間接活線工具100の基端部100aが装着された筒状部53が下方に向くので、所望の間接活線工具100全体が下方に傾斜して、間接活線工具100の先端が下げられる。なお、間接活線工具100の基端部100aによる保持部5に対する押圧を停止することで、間接活線工具100も元の状態に戻すことができる。
1 間接活線工具保持用器具
2 胴体装着部
3 肩掛け部
5 保持部
51 台部
511 当接部
512 傾斜部
52 中層部
53 筒状部
54 軸部
100 間接活線工具
100a 間接活線工具の基端部
2 胴体装着部
3 肩掛け部
5 保持部
51 台部
511 当接部
512 傾斜部
52 中層部
53 筒状部
54 軸部
100 間接活線工具
100a 間接活線工具の基端部
Claims (3)
- 人の胴体に装着される胴体装着部と、人の肩部に掛けられる一対の肩掛け部とを有し、前記一対の肩掛け部は、前方の下端が前記胴体装着部の前方の上端と連接し、後方の下端が前記胴体装着部の後方の上端と連接される間接活線工具保持用器具において、
前記胴体装着部は、前方に複数の保持部が所定の間隔を開けて設けられ、
前記複数の保持部は、台部と、中層部と、筒状部とをそれぞれ備え、
前記台部は、前記胴体装着部の外面に当接する当接部と、この当接部の一端に連接し、記胴体装着部から離れる方向に傾斜しつつ延びる傾斜部とを有し、
前記中層部は、前記台部と一体をなし、前記胴体装着部の外面と前記台部の傾斜部の内面との間に、前記胴体装着部と前記台部の傾斜部との空隙を埋めるように介在され、
前記筒状部は、前記台部の傾斜部の外面に設けられ、前記胴体装着部とは反対側が開口して間接活線工具の基端部が挿入可能になっていることを特徴とする間接活線工具保持用器具。 - 前記保持部の台部の当接部は、前記胴体装着部に軸部を介して連結されていると共に、前記軸部を中心として回転自在となっていることを特徴とする請求項1に記載の間接活線工具保持用器具。
- 前記筒状部は、前記傾斜部から開口端までの寸法が、前記当接部側よりも前記当接部とは反対側の方が大きくなっていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の間接活線工具保持用器具。
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JP2016025724A JP2017147777A (ja) | 2016-02-15 | 2016-02-15 | 間接活線工具保持用器具 |
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