JP2017147684A - 放射線撮像装置及び放射線撮像装置の処理方法 - Google Patents

放射線撮像装置及び放射線撮像装置の処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】オフセットデータの生成に要する時間を短くする放射線撮像装置及びその処理方法を提供する。【解決手段】放射線撮像装置は、複数の撮像モードのうちの1個の撮像モードを設定する撮像モード設定手段112と、撮像モード設定手段により設定された撮像モードで、放射線を電荷に変換することにより、画像を生成するX線平面検出器105と、複数の撮像モードより少ない撮像モードのオフセットデータを記憶するオフセットデータ記憶手段110と、オフセットデータ記憶手段に記憶されているオフセットデータを用いて、放射線検出器により生成された画像を補正するオフセット補正手段108と、設定された撮像モードに基づいて、1フレーム内で画像生成に用いる読み出しと画像生成に用いない読み出しを行うように放射線検出器を制御する制御手段107とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、放射線撮像装置及び放射線撮像装置の処理方法に関する。
近年、X線平面検出器を有するX線撮像装置が実用化されている。X線平面検出器において、X線の入射がない場合であっても、オフセット成分が発生することが知られている。X線撮像装置は、当該オフセット成分に相当するオフセットデータをX線画像から差し引くことで、画質を向上することができる。
特許文献1には、複数の撮像モードを有しており、予め撮像モード毎にオフセットデータを収集して記憶しているX線撮像装置が開示されている。更に、特許文献1には、オフセットデータは、装置内の温度により変動することが開示されている。
このため、オフセットデータは、上記のオフセットデータの変化に対応するため、定期的に更新することが望ましい。また、オフセットデータは、オフセットデータに含まれるノイズ量を小さくするために、撮影モード毎に複数フレームの画像を収集して加算平均する場合がある。
特開2001−99944号公報
しかしながら、X線撮像装置は、全ての撮像モードに対応してオフセットデータを更新すると、その更新時間が長くなる。そして、オフセットデータを更新する時間が長くなると、撮像可能な時間が制限されるおそれがある。その一方で、X線撮像装置は、オフセットデータの更新を定期的に行わないと、古いオフセットデータを用いてオフセット補正を行うため、X線画像の画質が低下するおそれがある。
本発明の目的は、オフセットデータの生成に要する時間を短くし、且つオフセット補正によるアーチファクトの発生を抑制することができる技術を提供することである。
本発明の放射線撮像装置は、複数の撮像モードのうちの1個の撮像モードを設定する撮像モード設定手段と、前記撮像モード設定手段により設定された撮像モードで、放射線を電荷に変換することにより、画像を生成する放射線検出器と、前記複数の撮像モードより少ない撮像モードのオフセットデータを記憶するオフセットデータ記憶手段と、前記オフセットデータ記憶手段に記憶されているオフセットデータを用いて、前記放射線検出器により生成された画像を補正するオフセット補正手段と、前記設定された撮像モードに基づいて、1フレーム内で画像生成に用いる読み出しと画像生成に用いない読み出しを行うように前記放射線検出器を制御する制御手段とを有する。
オフセットデータの生成に要する時間を短くし、且つオフセット補正によるアーチファクトの発生を抑制することができる。
放射線撮像装置の構成例を示す図である。 撮像モード設定手段の一例を示す図である。 撮像モード番号23のX線画像データを示すタイミングチャートである。 撮像モード番号23のオフセットデータを示すタイミングチャートである。 撮像モード番号24のX線画像データを示すタイミングチャートである。 オフセットデータ収集に要する時間を示す図である。 オフセットデータ収集に要する時間を示す図である。 撮像モード番号25のX線画像データを示すタイミングチャートである。 11fpsのX線画像データを示すタイミングチャートである。 モード毎の時間と撮像モード番号を示す図である。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態による放射線撮像装置の構成例を示すブロック図である。放射線撮像装置は、照射スイッチ103と、X線発生部104と、X線平面検出器105と、表示部106と、装置制御部107とを有する。X線発生部104は、X線照射制御部101と、X線管球102とを有し、放射線を照射する放射線発生部である。X線管球102は、被検者100を介して、X線平面検出器105にX線を照射する。X線照射制御部101は、X線管球102のX線照射を制御する。照射スイッチ103は、X線照射のオン/オフを切り替えるスイッチである。
X線平面検出器105は、放射線検出器であり、被検者100を透過した放射線(X線)を検出する。X線平面検出器105は、行列状に配置され、各々が放射線を電荷に変換する複数の検出素子を有し、複数の検出素子に蓄積された電荷を逐次読み出して、読み出した画像データを装置制御部107に出力する。装置制御部107は、X線平面検出器105から読み出された画像データに対して画像処理等を施して表示部106に表示する。装置制御部107は、X線照射制御部101、X線平面検出器105及び表示部106を含む放射線撮像装置全体を制御する制御手段である。
装置制御部107は、オフセット補正手段108と、オフセットモード記憶手段109と、オフセットデータ記憶手段110と、読み出し判定手段111と、撮像モード設定手段112とを有する。オフセット補正手段108は、オフセット補正を行う。オフセットモード記憶手段109は、撮像モード記憶手段であり、予め取集するオフセットデータの撮像モード番号を記憶する。オフセットデータ記憶手段110は、予め収集する複数のオフセットデータを記憶する。読み出し判定手段111は、X線撮像時にX線画像の生成に用いない読み出しを挿入できるか否かを判定する。撮像モード設定手段112は、撮像モードを設定する。
オフセット補正手段108は、X線を照射した後にX線平面検出器105から読み出したX線画像データから、予めオフセットデータ記憶手段110に記憶しているオフセットデータを減算することにより、オフセット補正を行う。オフセットデータ記憶手段110は、X線を照射しないでX線平面検出器105から読み出した複数フレームの画像を加算平均し、加算平均した画像をオフセットデータとして記憶するメモリである。オフセットデータ記憶手段110は、例えば、RAM(Random Access Memory)等の揮発性メモリである。撮像モード設定手段112は、撮像モードと撮像条件を設定する。
図10は、予め取集するオフセットデータのフレーム数が16の場合、オフセットデータ収集に要する撮像モード毎の時間(秒)と撮像モード番号を示す。X線平面検出器105の画像読み出しサイズには、40cm(幅)×40cm(高さ)のモードと、20cm(幅)×20cm(高さ)のモードとの2つのモードがある。また、X線を電荷に変換しその電荷を読み出す時のアンプゲインには、1倍のモードと、2倍のモードとの2つのモードがある。ビニングモードには、1×1のモードと、2×2のモードとの2つのモードがある。フレームレートには、30fpsから1fpsまでの7種類のフレームレートのモードがある。また、画像読み出しサイズが40cm(幅)×40cm(高さ)の場合は、フレームレート30fpsを達成するのは困難であるので、実現できないモードは「−」で表している。
例えば、撮像モード番号23は、X線平面検出器105の画像読み出しサイズが40cm(幅)×40cm(高さ)であり、アンプゲインが2倍であり、ビニングモードが2×2であり、フレームレートが15fpsである。また、撮像モードは、全部で22モードあり、全ての撮像モードのオフセットデータを更新する時間は、撮像モード毎のオフセットデータ取集時間を合計した時間で109.8秒になる。以下、オフセットデータ更新に要する時間を短くするための実施形態を説明する。
放射線撮像装置は、図10に示す22個の撮像モードを有する。また、オフセットモード記憶手段109に記憶される撮像モード番号は、X線平面検出器105の各画像読み出しサイズと各ビニングモードとでフレームレートが最も速い撮像モード番号であり、具体的には撮像モード番号14、23、32、41である例を説明する。
図2は、撮像モード設定手段112の構成例を示す図である。撮像モード設定手段112は、表示部113と、上ボタン114と、下ボタン115とを有する。撮像モード設定手段112は、操作者の操作に応じて、撮像目的や被検者100の撮像部位に応じて、X線平面検出器105の画像読み出しサイズ、ビニングモード、フレームレート(fps)、照射するX線の管電圧、管電流、mAs値等を設定することができる。上ボタン114は、フレームレート(fps)等を上げるためのボタンである。下ボタン115は、フレームレート(fps)等を下げるためのボタンである。例えば、フレームレート(fps)を下げたい場合、操作者は下ボタン115を1回押すとfpsの表示部113に表示されているフレームレートが15から10に下がり、2回押すとフレームレートが5に下がる。また、撮像モード設定手段112は、フレームレートが設定されると、フレームレートの逆数である1フレームの時間を算出する。
次に、読み出し判定手段111について説明する。一例として、オフセットモード記憶手段109に記憶されているオフセットデータの撮像モード番号は23であり、放射線撮像装置が撮像するX線画像データの撮像モード番号は23と24の場合について説明する。具体的には、図10に示すように、撮像モード番号23は、X線平面検出器105の画像読み出しサイズが40cm(幅)×40cm(高さ)、ゲインが1倍、ビニングモードが2×2、フレームレートが15fpsである。撮像モード番号24は、画像読み出しサイズ、ゲイン、ビニングモードが撮像モード番号23のものと同じであり、フレームレートが10fpsである。
撮像モード番号23及び24の1フレームの時間をそれぞれTf23及びTf24とすると、上記のように、撮像モード設定手段112は、次式(1)及び(2)のように、フレームレートから1フレーム時間Tf23及びTf24を計算する。
Tf23=1/15=66.6(ms) ・・・(1)
Tf24=1/10=100(ms) ・・・(2)
また、図3に示すように、画像データの読み出し時間をTr、読み出しを行わない電荷蓄積時間をTcとすると、それぞれの時間Tr及びTcは次式(3)及び(4)の時間として説明する。
Tr=20(ms) ・・・(3)
Tc=46.7(ms) ・・・(4)
次に、読み出し判定手段111は、1フレームの時間をTfとした場合、次式(5)の条件式が成り立つか否かを判定する。
Tf−2×Tr≧Tc ・・・(5)
1フレームのフレーム時間Tfは、撮像モード設定手段112により設定された撮像モードのフレームレートに基づく時間である。撮像モード番号23でX線撮像を行う場合は、Tf=Tf23であるので、式(5)は成り立たない。撮像モード番号24でX線撮像を行う場合は、Tf=Tf24であるので、式(5)は成り立つ。式(5)が成り立たない場合、読み出し判定手段111は、ここで処理を終了し、装置制御部107は、通常の方法でX線画像データの撮像を行う。通常のX線画像データの撮像に関しては、図3を用いて、後に詳細に説明する。式(5)が成り立つ場合、装置制御部107は、次式(6)の時間Ti(図5)を計算する。
Ti=Tf−Tc−Tr ・・・(6)
ここで、時間Tiは、X線撮像画像データの読み出しからX線画像の生成に用いない読み出しまでの時間を示す。時間TiとX線画像データの撮像に関しては、図5を用いて、後に詳細に説明する。
図3は、撮像モード番号23のX線画像データの撮像を説明するためのタイミングチャートであり、放射線撮像装置の処理方法を示す。最初に、撮像モード設定手段112は、操作者の操作に応じて、撮像モード番号23の撮像モードを設定する。既に説明したように、撮像モード番号23の場合は、式(5)が成り立たず、この場合は、放射線撮像装置は、通常の方法でX線画像データの撮像を行う。
図3において、スイッチ信号は、照射スイッチ103が押されるとハイレベルになる。X線照射制御部101は、スイッチ信号を、装置制御部107を経由してX線平面検出器105へ出力する。同期信号Syn1〜Syn4は、装置制御部107がX線平面検出器105へ出力する信号である。装置制御部107は、同期信号Syn1〜Syn4を15fpsのフレームレートでハイレベルにする。すると、X線平面検出器105は、同期信号Syn1〜Syn4に同期して、画像データの読み出しを開始する。読み出し信号Rx0〜Rx3は、X線平面検出器105が装置制御部107へ出力する信号であり、X線平面検出器105が画像データの読み出しを行うとハイレベルになる。ただし、最初の画像データの読み出しのための読み出し信号Rx0で収集したデータは、画像データとして用いられず、画像データとして用いられるのは網目で示す2回目の読み出し信号Rx1以降である。
X線許可信号は、X線平面検出器105が装置制御部107へ出力する信号であり、X線照射を許可する時にハイレベルになる。X線撮像の場合、X線平面検出器105は、読み出し信号Rx0〜Rx3がローレベルになると、X線許可信号をハイレベルにし、同期信号Syn2〜Syn4がハイレベルになる直前で、X線許可信号をローレベルにする。そのため、X線許可信号がハイレベルの時間は、電荷蓄積時間Tcと同じ時間である。X線信号X1〜X3は、装置制御部107がX線照射制御部101へ出力する信号であり、X線信号X1〜X3がハイレベルになると、X線管球102はX線を照射する。X線撮像の場合、装置制御部107は、スイッチ信号とX線許可信号がハイレベルになると、X線信号をハイレベルにして、所定時間X線を照射させると、X線信号をローレベルにする。X線信号がハイレベルの時間Txの最大時間は、X線許可信号がハイレベルになる時間と同じでる。また、図2で説明したmAs値を変更すると、X線許可信号のハイレベルになる時間Txを変更できる。例えば、mAs値の値を3mAsに設定すると、管電流が5mA、フレームレートが15fpsの場合、X線照射時間がハイレベルになる時間は40msになる。X線照射時間Tx(秒)は、mAs値、管電流(mA)、フレームレート(fps)を用いて、次式(7)により計算できる。
Tx=mAs値/(管電流×フレームレート) ・・・(7)
そして、装置制御部107は、入力したX線画像データ(Rx1〜Rx3)からオフセットデータ記憶手段110に記憶したオフセットデータを減算することにより、オフセット補正を行う。この時、オフセット補正に用いられるのは、撮像モード番号23で収集したオフセットデータである。また、X線の照射とX線画像データの読み出しはスイッチ信号がハイレベルの間に行われる。
図4は、撮像モード番号23のオフセットデータの収集を説明するためのタイミングチャートであり、放射線撮像装置の処理方法を示す。図4において、スイッチ信号、同期信号、X線許可信号、X線信号に関しては、図3の説明と同じであるが、オフセットデータ収集の場合、スイッチ信号、X線許可信号、X線信号はローレベルのままである。また、装置制御部107は、オフセットモード記憶手段109に記憶している撮像モード番号のオフセットデータを自動的に収集する。オフセットモード記憶手段109は、図10の22個の撮像モードより少ない4個の撮像モード番号14、23、32、41の撮像モードを記憶する。オフセットデータを収集する撮像モード番号は、オフセットモード記憶手段109に記憶している撮像モード番号14、23、32、41である。オフセットデータ記憶手段110は、オフセットモード記憶手段109が記憶する撮像モードのオフセットデータを記憶する。すなわち、オフセットデータ記憶手段110は、図10の22個の撮像モードより少ない4個の撮像モード番号14、23、32、41の撮像モードのオフセットデータを記憶する。一例として、撮像モード番号23のオフセットデータ収集時のタイミングチャートについて説明する。
撮像モード番号23の場合、装置制御部107は、同期信号Syn1〜Syn4を15fpsのフレームレートでX線平面検出器105に出力する。X線平面検出器105は、同期信号Syn1〜Syn4に同期して、X線を照射しないで、オフセットデータの読み出し(Rd0〜Rd3)を行う。ただし、最初のオフセットデータの読み出し(Rd0)で収集したデータはオフセットデータとして用いられず、オフセットデータとして用いられるのは網目で示す2回目の読み出し(Rd1)以降である。
図4において、読み出し(Rd4)までしか描いていないが、オフセットデータを収集するフレーム数が16枚の場合、オフセットデータ読み出し(Rd16)まで同じ処理を繰り返す。そして、装置制御部107は、X線平面検出器105から入力した16枚のオフセットデータの加算平均を計算し、その加算平均のオフセットデータをオフセットデータ記憶手段110へ記憶する。オフセットデータ記憶手段110は、X線発生部104が放射線を照射しない状態で、X線平面検出器105が生成する1フレームの画像又はX線平面検出器105が生成する複数フレームの画像の平均をオフセットデータとして記憶する。
その後、装置制御部107は、別の撮像モード番号41、14、32のオフセットデータを収集する。ただし、オフセットデータを収集する順序は、これに限定されるものではない。また、全てのオフセットデータの収集が終了したら、X線平面検出器105は、同期信号に同期して、定期的に読み出しを行うが、その時に読み出したデータは捨てられる。
例えば、オフセットデータを最初に収集するタイミングは、X線平面検出器105の電源が入ってX線平面検出器105の状態が安定したタイミングである。オフセットデータを更新するタイミングは、X線照射を行って所定時間が経過し、X線平面検出器105の残像が低減したタイミングである。
図5は、撮像モード番号24のX線画像データの撮像を説明するためのタイミングチャートであり、放射線撮像装置の処理方法を示す。この処理は、上式(5)の条件式が成り立つ場合の処理である。図5において、スイッチ信号、同期信号、X線許可信号、X線信号に関しては、図3の説明と同じである。また、既に説明したように撮像モード番号24の場合は、上式(5)が成り立ち、この場合は、本実施形態による方法でX線画像データの撮像を行う。
撮像モード設定手段112は、操作者の操作に応じて、図10の22個の撮像モードのうちの1個の撮像モード番号24の撮像モードを設定する。すると、装置制御部107は、同期信号を10fps周期でX線平面検出器105へ出力する。次に、操作者が照射スイッチ103を押すと、スイッチ信号がハイレベルになる。すると、X線平面検出器105は、撮像モード設定手段112により設定された撮像モードで、放射線を電荷に変換し、撮像のためのX線画像の読み出しを開始し、画像を生成する。ただし、X線平面検出器105は、最初の読み出し(Rx0)の後に、X線画像の生成に用いない同じ読み出し(Ri0)を行い、その後、読み出し(Rx1、Ri1、Rx2、Ri2、・・・)を繰り返す。X線平面検出器105の画像生成に用いる読み出し(Rx0,Rx1)の時間Trと画像生成に用いない読み出し(Ri0,Ri1)の時間Trは等しい。
X線平面検出器105が行う読み出し(Ri0)は、電荷蓄積時間Tcを撮像モード番号23のものと同じにするために行う読み出しあり、オフセット補正やX線画像の生成には用いない。また、最初の読み出し(Rx0)を開始してから読み出し(Ri0)を開始するまでの時間Tiは、上式(6)で計算した時間であり、具体的にはTi=33.3(ms)である。以上のように、X線平面検出器105は、撮像モード設定手段112により設定された撮像モードに基づいて、1フレーム内で画像生成に用いる読み出し(Rx0,Rx1)と画像生成に用いない読み出し(Ri0,Ri1)を行う。これにより、X線平面検出器105は、オフセットデータ記憶手段110にオフセットデータが記憶されている撮像モード番号23の撮像モードと同じ電荷蓄積時間Tcで、画像を生成する。
そして、オフセット補正手段108は、オフセットデータ記憶手段110に記憶されているオフセットデータを用いて、X線平面検出器105により生成された画像を補正する。具体的には、オフセット補正手段108は、X線平面検出器105により生成されたX線画像(Rx1〜)からオフセットデータ記憶手段110に記憶されているオフセットデータを減算することにより、オフセット補正を行う。この時、オフセット補正に用いるオフセットデータは、撮像モード番号23で収集したオフセットデータである。撮像モード番号23で収集したオフセットデータがオフセット補正に利用できるのは、図5で説明した撮像モード番号24の電荷蓄積時間Tcが撮像モード番号23の電荷蓄積時間Tcと同じになるように読み出し(Ri0)を行うからである。すなわち、X線平面検出器105の画像読み出しサイズ、ゲイン、ビニングモード、電荷蓄積時間Tcが同じになるからである。
また、同様に、撮像モード番号25〜27で撮像したX線画像データは、撮像モード番号23で収集したオフセットデータでオフセット補正することができる。更に、撮像モード番号14で収集したオフセットデータがあれば、撮像モード番号15〜17で撮像したX線画像データをオフセット補正することができる。また、撮像モード番号32で収集したオフセットデータがあれば、撮像モード番号33〜37で撮像したX線画像データをオフセット補正することができる。また、撮像モード番号41で収集したオフセットデータがあれば、撮像モード番号42〜47で撮像したX線画像データをオフセット補正することができる。
図6は、本実施形態の場合のオフセットデータ収集に要する時間を示す図である。オフセットデータ記憶手段110は、図6の22個の撮像モードより少ない4個の撮像モード番号14、23、32、41の撮像モードのオフセットデータを記憶する。オフセットデータ記憶手段110は、X線平面検出器105の画像読み出しサイズ、ビニングモード、及び画像信号を増幅するゲインが同じであってかつフレームレートが異なる撮像モードの中で、最も速いフレームレートの撮像モードのオフセットデータを記憶する。オフセットデータ記憶手段110は、X線平面検出器105の画像読み出しサイズ、ビニングモード、及び画像信号を増幅するゲインが同じであってかつフレームレートが異なる撮像モードの中で、1個の撮像モードのオフセットデータを記憶する。上記のように、予め収集するオフセットデータは、撮像モード番号14、23、32、41の4種類であり、その他の撮像モード番号は収集しないので時間を0としている。また、オフセット補正データは、16フレームの加算平均した場合、オフセットデータ収集に要する時間は、図10と比較して、1.6+1.1+0.8+0.5=4秒に短縮できる。
撮像モードは、X線平面検出器105の画像読み出しサイズ、ビニングモード、画像信号を増幅するゲイン、又はフレームレートを含む。撮像モード設定手段112は、X線平面検出器105の画像読み出しサイズ、ビニングモード、画像信号を増幅するゲイン、及びフレームレートの中の少なくとも1個を撮像モードとして設定する。オフセットデータ記憶手段110は、放射線を照射しない状態で、X線平面検出器105の画像読み出しサイズ毎、ビニングモード毎、又はゲイン毎に、X線平面検出器105が生成する画像をオフセットデータとして記憶することができる。
なお、オフセット補正手段108、オフセットモード記憶手段109、オフセットデータ記憶手段110、読み出し判定手段111は、装置制御部107内にあるとして説明してきたが、それに限定されるものではなく、X線平面検出器105内にあってもよい。
また、スイッチ信号、同期信号、読み出し信号、X線許可信号、X線信号を用いて撮像時とオフセット補正時のタイミングチャートを説明したが、これに限定されるものではない。例えば、装置制御部107は、X線平面検出器105へ撮像する撮像モード番号をコマンド通信で伝えることにより、同期信号がない構成でも本実施形態を実施できる。また、X線許可信号は、X線平面検出器105が装置制御部107へ出力する信号として説明したが、これに限定されるものではなく、X線平面検出器105からX線照射制御部101へ出力してもよい。
また、オフセット補正に用いるオフセットデータは、16フレームの平均値として説明したが、これに限定されるものではなく、例えば8フレームの平均値でもよく、また撮像モード番号毎にフレーム数が異なってもよい。また、放射線撮像装置の撮像モードは、22モードとして説明してきたが、これに限定されるものではなく、例えば撮像モード番号37、47が無い20モードでもよい。
また、X線平面検出器105の各画像読み出しサイズと各ビニングモードが決まると、ゲインが決まるとして説明したが、これに限定されるものではなく、ゲインを個別に設定できてもよい。ただし、ゲインの種類が増えると、撮像モードと予め収集するオフセットデータの種類が増えるので、オフセットデータ収集に要する時間は長くなる。
(第2の実施形態)
以下に、本発明の第2の実施形態による放射線撮像装置を説明する。第2の実施形態では、放射線撮像装置、図10に示した撮像モード、オフセット補正方法は、第1の実施形態のものと同じである。第1の実施形態では、オフセットモード記憶手段109に記憶されている撮像モード番号は、X線平面検出器105の各画像読み出しサイズと各ビニングモードでフレームレートが最も速いモードであり、具体的には撮像モード番号14、23、32、41である。しかし、例えば、撮像モード番号27でX線画像データの撮像を行う場合、撮像モード番号23で収集したオフセットデータを用いてオフセット補正すると、X線照射時間Txの最大時間は、電荷蓄積時間Tcと同じ46.7msとなる。そのため、フレームレートが遅い時にX線照射時間Txが長い撮像を行いたい場合、例えば予め撮像モード番号26のオフセットデータを収集する。そして、撮像モード番号27で撮像したX線画像データのオフセット補正は撮像モード番号26で収集したオフセットデータを用いれば、X線照射時間Txが長い撮像にも対応できるようになる。具体的には、撮像モード番号26の場合、1フレームの時間をTf26、電荷蓄積時間をTc26とすると、時間Tf26及びTc26は、それぞれ下記の値になる。
Tf26=333.3(ms)
Tc26=313.3(ms)
そのため、最大のX線照射時間Txは、電荷蓄積時間Tc26と同じ313.3msとなる。
図7は、第2の実施形態の場合のオフセットデータ収集に要する時間を示す図である。図7において、予め収集するオフセットデータは、撮像モード番号14、16、23、26、32、36、41、46の8種類であり、その他の撮像モード番号は収集しないので時間を0としている。また、オフセット補正データは、16フレームの加算平均した場合、オフセットデータ収集に要する時間の合計は25.2秒になる。
撮像モード番号14、15で撮像したX線画像データは、撮像モード番号14で収集したオフセットデータを用いてオフセット補正する。また、撮像モード番号16、17で収集したX線画像データは、撮像モード番号16で収集したオフセットデータを用いてオフセット補正する。その他の撮像モードも同様である。
従って、撮像時の撮像モード番号とオフセットデータを収集した時の撮像モード番号を比較する。そして、X線平面検出器105の画像読み出しサイズ、ゲイン、ビニングモードが同じであり、撮像時のフレームレートより速いオフセットデータ収集時のフレームレートのオフセット補正データを用いる。そして、速いオフセットデータ収集時のフレームレートが複数ある場合、遅いフレームレートで収集したオフセットデータを用いる。
オフセットデータ記憶手段110は、X線平面検出器105の画像読み出しサイズ、ビニングモード、及び画像信号を増幅するゲインが同じであってかつフレームレートが異なる撮像モードの中で、複数(2個)の撮像モードのオフセットデータを記憶する。
上記では、オフセットモード記憶手段109に記憶されている撮像モード番号が14,16、23、26、32、36、41、46として説明したが、これに限定されるものではなく、操作者又は放射線撮像装置の設置者が用途に応じて自由に変更してもよい。
(第3の実施形態)
以下に、本発明の第3の実施形態による放射線撮像装置を説明する。第3の実施形態では、放射線撮像装置、図10の撮像モード、オフセットモード記憶手段109に記憶されている差像モード番号、オフセット補正方法は、第1の実施形態のものと同じである。
図8は、撮像モード番号25のX線画像データの撮像を説明するためのタイミングチャートである。図8において、撮像モード番号25のX線画像データの撮像の場合、X線平面検出器105は、1フレーム内で画像生成に用いる読み出し(Rx0)と、その後に、画像生成に用いない複数(例えば2回)の読み出し(Ri01、Ri02)を行う。また、図8では、読み出し(Rx0)〜読み出し(Ri11)までしか描いていないが、これ以降はこの読み出しを繰り返す。
そして、最初の読み出し(Rx0)を開始してから読み出し(Ri01)を開始するまでの時間Tiと、読み出し(Ri01)を開始してから読み出し(Ri02)を開始するまでの時間が等しい時間Ti25とする。この場合、時間Ti25と、次式(8)で計算した時間となる。
Ti25=(Tf−Tc−Tr)/2 ・・・(8)
実際に計算すると、Ti25=66.7(ms)となる。ただし、読み出し(Rx0)の開始から読み出し(Ri01)の開始までの時間と、読み出し(Ri01)の開始から読み出し(Ri02)の開始までの時間が同じ時間の場合は、式(8)で計算した時間になる。しかし、それに限定されるものではなく、電荷蓄積時間Tc=46.7msが成り立てばよい。
また、1フレーム時間Tf内で読み出し(Rx0)の後に行う読み出し(Ri01、Ri02)の回数Niはもっと多くすることができる。その回数Niは、次式(9)で計算できる。
Ni={(Tf−Tc)/Tr}−1 ・・・(9)
ここで、Niは、小数点以下を切り捨てた整数であり、撮像モード番号25の場合は6となる。従って、撮像モード番号25の場合、X線平面検出器105は、読み出し(Rx0)の後に、最大6回の読み出し(Ri01〜Ri06)を行うことができる。そして、読み出し(Ri01、Ri02、・・・)を行うと、X線平面検出器105の残像が早く低減する傾向があるので、読み出し回数は、画質を調べて適宜決めればよい。
また、読み出し(Ri01、Ri02)は、読み出し(Rx0)と同じ読み出しとして説明したが、それに限定されるものではなく、読み出し(Ri01)は読み出し(Rx0)より高速の読み出しを行ってもよい。ただし、その場合であっても、電荷蓄積直前の読み出し(Ri02)は、読み出し(Rx0)と同じ読み出しで行う必要がある。
(第4の実施形態)
以下に、本発明の第4の実施形態による放射線撮像装置を説明する。第4の実施形態では、放射線撮像装置、オフセットモード記憶手段109に記憶されている撮像モード番号、オフセット補正方法は、第1の実施形態のものと同じである。第4の実施形態と第1の実施形態との違いは、図10に示した撮像モード以外のフレームレートで撮像できることであり、そのため、撮像モード設定手段112は、図10に示した撮像モード以外のフレームレートを設定できる。
図9は、フレームレートが11fpsのX線画像データの撮像を説明するためのタイミングチャートである。ただし、X線平面検出器105の画像読み出しサイズ、ゲイン、ビニングモードは、撮像モード番号23のものと同じであり、フレームレートだけが撮像モード番号23のものと異なる。
図9において、撮像モード設定手段112は、操作者の操作に応じて、フレームレートとして11fpsを設定する。すると、装置制御部107は、同期信号Syn1〜Syn3を11fpsのフレームレートでX線平面検出器105へ出力する。そして、操作者が照射スイッチ103を押すと、スイッチ信号がハイレベルになり、X線平面検出器105は、同期信号Syn1〜Syn3に同期して、読み出し(Rx0、Ri0、Rx1、Ri1、・・・)を開始する。また、読み出し判定手段111は、上記の式(5)が成り立つか否かを判定し、第4の実施形態の場合は、上記の式(5)が成り立つ。そのため、上記の式(6)を計算し、計算すると、Ti=24.2(ms)となる。従って、読み出し(Rx0)を開始してから読み出し(Ri0)を開始するまでの時間Tiは、24.2(ms)である。
図9において、予め収集するオフセットデータは、第1の実施形態と同じなので、オフセットデータ収集に要する時間は4秒である。そのため、オフセットデータ収集に要する時間を長くすることなく、様々なフレームレートでX線画像データの撮像を行うことができる。なお、上記では、フレームレートは、11fpsとして説明したが、それに限定されるものではなく、上記の式(5)が成り立つフレームレートならば、任意のフレームレートでX線画像データの撮像を行うことができる。
第1〜第4の実施形態によれば、多くの撮像モードで撮像することが可能でありながら、予め収集するオフセットデータの種類を少なくし、オフセットデータ更新に要する時間を短縮することができる。放射線撮像装置は、医療用又は工業用の非破壊検査装置として用いることができる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
105 X線平面検出器、107 装置制御部、108 オフセット補正手段、109 オフセットモード記憶手段、110 オフセットデータ記憶手段、111 読み出し判定手段、112 撮像モード設定手段

Claims (16)

  1. 複数の撮像モードのうちの1個の撮像モードを設定する撮像モード設定手段と、
    前記撮像モード設定手段により設定された撮像モードで、放射線を電荷に変換することにより、画像を生成する放射線検出器と、
    前記複数の撮像モードより少ない撮像モードのオフセットデータを記憶するオフセットデータ記憶手段と、
    前記オフセットデータ記憶手段に記憶されているオフセットデータを用いて、前記放射線検出器により生成された画像を補正するオフセット補正手段と、
    前記設定された撮像モードに基づいて、1フレーム内で画像生成に用いる読み出しと画像生成に用いない読み出しを行うように前記放射線検出器を制御する制御手段と
    を有することを特徴とする放射線撮像装置。
  2. 前記制御手段は、前記1フレーム内で画像生成に用いる読み出しと画像生成に用いない読み出しを行うように前記放射線検出器を制御することにより、前記オフセットデータ記憶手段にオフセットデータが記憶されている撮像モードと同じ電荷蓄積時間で、画像を生成することを特徴とする請求項1記載の放射線撮像装置。
  3. 前記放射線検出器の画像生成に用いる読み出し時間Trと画像生成に用いない読み出し時間Trは等しく、
    さらに、前記撮像モード設定手段により設定された撮像モードに基づく1フレームのフレーム時間Tf及び前記電荷蓄積時間Tcを基に、Tf−2×Tr≧Tcの条件式が成り立つか否かを判定する読み出し判定手段を有し、
    前記放射線検出器は、前記条件式が成り立つ場合に、1フレーム内で画像生成に用いる読み出しと画像生成に用いない読み出しを行うことを特徴とする請求項2記載の放射線撮像装置。
  4. 前記放射線検出器は、前記条件式が成り立つ場合に、前記画像生成に用いる読み出しの後に前記画像生成に用いない読み出しを行い、
    前記画像生成に用いる読み出しの開始から前記画像生成に用いない読み出しの開始までの時間Tiは、Ti=Tf−Tc−Trであることを特徴とする請求項3記載の放射線撮像装置。
  5. 前記撮像モードは、前記放射線検出器の画像読み出しサイズを含み、
    前記オフセットデータ記憶手段は、放射線が照射されていない状態で、前記放射線検出器の画像読み出しサイズ毎に前記放射線検出器が生成する画像をオフセットデータとして記憶することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  6. 前記撮像モードは、ビニングモードを含み、
    前記オフセットデータ記憶手段は、放射線が照射されていない状態で、前記ビニングモード毎に前記放射線検出器が生成する画像をオフセットデータとして記憶することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  7. 前記撮像モードは、画像信号を増幅するゲインを含み、
    前記オフセットデータ記憶手段は、放射線が照射されていない状態で、前記ゲイン毎に前記放射線検出器が生成する画像をオフセットデータとして記憶することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  8. 前記撮像モード設定手段は、前記放射線検出器の画像読み出しサイズ、ビニングモード、画像信号を増幅するゲイン、及びフレームレートの中の少なくとも1個を前記撮像モードとして設定することを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  9. 前記オフセットデータ記憶手段は、放射線が照射されていない状態で、前記放射線検出器が生成する1フレームの画像又は前記放射線検出器が生成する複数フレームの画像の平均をオフセットデータとして記憶することを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  10. 前記オフセットデータ記憶手段は、前記放射線検出器の画像読み出しサイズ、ビニングモード、及び画像信号を増幅するゲインが同じであってかつフレームレートが異なる撮像モードの中で、最も速いフレームレートの撮像モードのオフセットデータを記憶することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  11. 前記オフセット補正手段は、前記放射線検出器により生成された画像から前記オフセットデータ記憶手段に記憶されているオフセットデータを減算することにより前記補正を行うことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  12. さらに、前記複数の撮像モードより少ない撮像モードを記憶する撮像モード記憶手段を有し、
    前記オフセットデータ記憶手段は、前記撮像モード記憶手段が記憶する撮像モードのオフセットデータを記憶することを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  13. 前記オフセットデータ記憶手段は、前記放射線検出器の画像読み出しサイズ、ビニングモード、及び画像信号を増幅するゲインが同じであってかつフレームレートが異なる撮像モードの中で、1個の撮像モードのオフセットデータを記憶することを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  14. 前記オフセットデータ記憶手段は、前記放射線検出器の画像読み出しサイズ、ビニングモード、及び画像信号を増幅するゲインが同じであってかつフレームレートが異なる撮像モードの中で、複数の撮像モードのオフセットデータを記憶することを特徴とする請求項1〜12のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  15. 前記放射線検出器は、1フレーム内で画像生成に用いる読み出しと画像生成に用いない複数の読み出しを行うことを特徴とする請求項1〜14のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  16. 複数の撮像モードのうちの1個の撮像モードを設定する撮像モード設定手段と、
    前記撮像モード設定手段により設定された撮像モードで、放射線を電荷に変換することにより、画像を生成する放射線検出器と、
    前記複数の撮像モードより少ない撮像モードのオフセットデータを記憶するオフセットデータ記憶手段とを有する放射線撮像装置の処理方法であって、
    制御手段により、前記設定された撮像モードに基づいて、1フレーム内で画像生成に用いる読み出しと画像生成に用いない読み出しを行うように前記放射線検出器を制御するステップと、
    オフセット補正手段により、前記オフセットデータ記憶手段に記憶されているオフセットデータを用いて、前記放射線検出器により生成された画像を補正するステップと
    を有することを特徴とする放射線撮像装置の処理方法。
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