JP2017146937A - 情報管理装置、情報管理方法、情報管理システムおよび自動販売機 - Google Patents

情報管理装置、情報管理方法、情報管理システムおよび自動販売機 Download PDF

Info

Publication number
JP2017146937A
JP2017146937A JP2016030459A JP2016030459A JP2017146937A JP 2017146937 A JP2017146937 A JP 2017146937A JP 2016030459 A JP2016030459 A JP 2016030459A JP 2016030459 A JP2016030459 A JP 2016030459A JP 2017146937 A JP2017146937 A JP 2017146937A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
information management
vending machine
terminal device
application
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016030459A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6490019B2 (ja
Inventor
靖 坪内
Yasushi Tsubouchi
靖 坪内
和宏 庄司
Kazuhiro Shoji
和宏 庄司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yahoo Japan Corp
Original Assignee
Yahoo Japan Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yahoo Japan Corp filed Critical Yahoo Japan Corp
Priority to JP2016030459A priority Critical patent/JP6490019B2/ja
Publication of JP2017146937A publication Critical patent/JP2017146937A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6490019B2 publication Critical patent/JP6490019B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

【課題】インターネットを介したサービスの利用をリアルタイムに促進すること。【解決手段】本願に係る情報管理装置は、利用者が使用する端末装置から、当該端末装置に対して所定のアプリケーションに関する情報を通知した自動販売機を識別する識別子を受付ける受付部と、前記端末装置から、前記所定のアプリケーションに関連するコンテンツへのアクセスが行われた場合には、前記受付部が受け付けた識別子が示す自動販売機に対し、前記利用者に対する報酬を提供するよう指示する指示部とを有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、情報管理装置、情報管理方法、情報管理システムおよび自動販売機に関する。
近年、自動販売機を介して、広告の提供や試供品の提供を行う技術が知られている。このような情報配信の一例として、所定のホームページを利用者に閲覧させ、利用者がホームページを閲覧した場合等に、所定のプレゼントを提供する自動販売機の技術が知られている。また、ニーズのある利用者に対して試供品を提供するために、予め登録されていた利用者の属性が試供品の提供条件を満たす場合には、試供品を提供する自動販売機の技術が知られている。
特開2002−83208号公報 特開2006−163485号公報
しかしながら、上記の従来技術では、インターネットを介したサービスの利用をその場で促進することができない場合がある。例えば、従来技術では、広告を閲覧した利用者やあらかじめ登録された属性が試供品の提供条件を満たす利用者に対し、所定の物品を提供しているに過ぎない。このため、従来技術では、その場で所定のアプリケーションをインストールした利用者に対し、報酬となる物品を提供することができない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、インターネットを介したサービスの利用をリアルタイムに促進することを目的とする。
本願に係る情報管理装置は、利用者が使用する端末装置から、当該端末装置に対して所定のアプリケーションに関する情報を通知した自動販売機を識別する識別子を受付ける受付部と、前記端末装置から、前記所定のアプリケーションに関連するコンテンツへのアクセスが行われた場合には、前記受付部が受け付けた識別子が示す自動販売機に対し、前記利用者に対する報酬を提供するよう指示する指示部とを有することを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、インターネットを介したサービスの利用をリアルタイムに促進することができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る情報管理システムが実行する処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る情報管理システムが有する構成の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る端末装置が有する機能構成の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る自動販売機が有する機能構成の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る情報管理装置が有する機能構成の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る機器IDデータベースに登録される情報の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る利用者データベースに登録される情報の一例を示す図である。 図8は、実施形態に係る販売履歴データベースに登録される情報の一例を示す図である。 図9は、実施形態に係る自動販売機による情報管理処理の一例を示すフローチャートである。 図10は、実施形態に係る情報管理装置による情報管理処理の一例を示すフローチャートである。 図11は、実施形態に係る情報管理装置が認証を行った利用者とは異なる利用者に報酬を提供する処理の一例を示す図である。 図12は、ハードウェア構成の一例を示す図である。
以下に、本願に係る情報管理装置、情報管理方法、情報管理システムおよび自動販売機を実施するための形態(以下、「実施形態」と呼ぶ。)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報管理装置、情報管理方法、情報管理システムおよび自動販売機が限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
〔1.情報管理システムの一例〕
まず、図1を用いて、情報管理システム1の一例について説明する。図1は、実施形態に係る情報管理システムが実行する処理の一例を示す図である。図1では、情報管理システム1が実行する処理の一例として、利用者U01に対してアプリケーションのインストールを促す広告であるアプリ広告を配信し、利用者U01がアプリケーションの認証を行った場合には、自動販売機が販売する商品を報酬として無償提供する処理の一例について説明する。
なお、以下に説明する情報管理システム1が利用者U01に対して配信する広告は、アプリケーションのインストールを促す広告に限定されるものではない。例えば、情報管理システム1が配信する広告は、営利若しくは非営利の広告だけではなく、ボランティアの募集、公共広告、公共に対する通知等であってもよい。また、情報管理システム1は、アプリケーションのインストールを促す広告以外にも、商品や役務の販売、宣伝、通知等を行うコンテンツやウェブページ、ゲーム等の任意のコンテンツを広告として配信することができる。また、広告は、ウェブページ、静止画像、動画像、文字、図形、記号、ハイパーリンク、その他任意の情報を含むコンテンツが適用可能である。すなわち、利用者に対して興味を生じさせようとするコンテンツであれば、情報管理システム1は、ウェブページ、ゲーム、メール、ツイート、ブログの記事等、インターネットを介した各種サービスに関連する任意のコンテンツを広告として配信してよい。
図1に示す例では、情報管理システム1は、利用者U01が使用する端末装置10、物品の販売を行う自動販売機20、アプリケーションを配信するアプリケーションサーバ30、自動販売機20の設置や管理を行う業者(以下、ベンダーと記載する)が使用するベンダーサーバ40、および後述する情報管理処理を実行する情報管理装置100を有する。なお、情報管理システム1は、任意の数の端末装置10、自動販売機20、アプリケーションサーバ30、ベンダーサーバ40、および情報管理装置100を有していてもよい。例えば、情報管理装置100は、任意の数の自動販売機20や、任意の数の端末装置10と通信可能であるものとする。
端末装置10は、利用者U01によって利用される情報処理装置であり、利用者U01がニュースやコラム等のコンテンツを閲覧するために利用される。具体例を挙げると、端末装置10は、スマートフォンやタブレット端末やPDA(Personal Digital Assistant)等の移動端末や、デスクトップ型PC(Personal Computer)や、ノート型PC等である。
自動販売機20は、所定の物品を自動的に販売する装置である。例えば、自動販売機20には、販売対象となる物品の保管、投入金額の確認、販売物品の指定、物品の提供等を自動で行う機能を有し、無人の状態で物品の販売を行うことができる。なお、自動販売機20が販売する物品とは、食品や飲料に限定されるものではなく、例えば、公共交通機関の切符、施設や映画等のチケット類、化粧品等の雑貨類等、任意の物品が適用可能であるものとする。また、自動販売機20は、有償の物品のみならず、試供品等といった無償の物品を提供する装置であってもよい。
ここで、端末装置10と自動販売機20とは、ブルートゥース(登録商標)や無線LAN(Local Area Network)を介して、通信が可能であるものとする。例えば、自動販売機20は、自装置から所定の範囲内に存在する端末装置10を所定の時間間隔で検出し、検出した端末装置10に対し、所定の情報をプッシュ配信する。なお、自動販売機20は、端末装置10から情報の送信を要求された際に、所定の情報を配信してもよい。また、端末装置10は、自動販売機20からプッシュ配信された所定の情報を受信することができる所定のアプリケーションが実行されているものとする。
アプリケーションサーバ30は、所定のアプリケーションを配信する情報処理装置であり、例えば、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。例えば、アプリケーションサーバ30は、1つ又は複数のアプリケーションを記憶し、端末装置10からの要求に応じて、アプリケーションの配信を行う。なお、アプリケーションサーバ30が配信するアプリケーションは、有償であってもよく、無償であってもよい。
ベンダーサーバ40は、ベンダーが使用する情報処理装置であり、例えば、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される。例えば、ベンダーサーバ40は、インターネット等の所定のネットワークを介して、自動販売機20と通信を行うことが可能であり、自動販売機20が提供した物品の情報や数等を示す情報を取得することができる。なお、自動販売機20とベンダーサーバ40との通信は、ネットワークを介したものでなくともよい。例えば、ベンダーサーバ40は、業者が自動販売機20に物品を補充する際に自動販売機20から読み出した情報を取得してもよい。
情報管理装置100は、サーバ装置やクラウドシステム等により実現される情報処理装置であり、利用者U01が所定の条件を満たした際に、自動販売機20に所定の通知を送信することで、利用者U01に対する報酬として、自動販売機20が販売する物品を利用者U01に提供させる。
〔1−1.情報管理処理〕
以下、情報管理システム1が実行する情報管理処理について説明する。例えば、自動販売機20には、自動販売機20を識別する識別子として、一意な機器IDが予め付与されている。また、自動販売機20には、利用者U01に使用させたいアプリケーションの広告を行う情報(以下、アプリ広告と記載する場合がある。)が記憶されている。このようなアプリ広告には、利用者U01に使用させたいアプリケーションの紹介やダウンロードを行うためのURL(Uniform Resource Locator)が含まれるとともに、アプリケーションの使用登録やログイン等といった認証が行われた際に、自動販売機20が販売する物品が無料提供される旨等が含まれているものとする。
自動販売機20は、所定の領域内に端末装置10が入った場合には、端末装置10に対し、機器IDとアプリ広告とをプッシュ配信する(ステップS1)。このような場合、端末装置10は、プッシュ配信されたアプリ広告を表示することで、利用者U01に対してアプリケーションの広告を行う。そして、例えば、端末装置10は、アプリ広告が示すアプリケーションの取得を利用者U01が選択した場合は、アプリケーションサーバ30から所定のアプリケーションをダウンロードし(ステップS2)、インストールを行う(ステップS3)。
続いて、端末装置10は、アプリケーションのインストールが完了した場合には、自動販売機20から受信した機器IDと共に、インストールを行ったアプリケーションを介した利用者U01の認証要求を情報管理装置100に送信する(ステップS4)。例えば、端末装置10は、インストールしたアプリケーションを介して、利用者U01が使用するユーザ名やパスワード、利用者U01の氏名、性別、年齢等といった認証に用いられる各種の情報を認証要求として情報管理装置100に送信する。
このような場合、情報管理装置100は、アプリ広告により広告されたアプリケーションを介して利用者U01の認証が行われたか否かを判定し(ステップS5)、認証が行われたと判定した場合には、認証が完了した旨の通知である認証完了通知を端末装置10に送信する(ステップS6)。そして、情報管理装置100は、端末装置10から受信した機器IDが示す自動販売機20、すなわち、利用者U01の認証を行ったアプリケーションを利用者U01に対して提示した自動販売機に対して、認証完了通知を送信することで、利用者U01に対する報酬を提供するように指示する(ステップS7)。このように、情報管理装置100が送信した認証完了通知を受信した場合、自動販売機20は、自装置が販売する物品を利用者U01に無料で提供する(ステップS8)。
また、自動販売機20は、販売対象となる物品を利用者U01に無料で提供した場合には、物品の提供をベンダーサーバ40に通知する(ステップS9)。このような場合、ベンダーサーバ40は、情報管理装置100に対し、無料で提供した物品の種別や数等を示す提供レポートを配信する(ステップS10)。そして、情報管理装置100は、受付けた提供レポートに基づいて、無料提供された物品の対価の算定を行い(ステップS11)、所定の決済手段を介して、ベンダーに対して対価を提供する。
このように、情報管理装置100は、自動販売機20の機器IDを受信するとともに、利用者U01がアプリケーションのインストールと認証とを実行したと判定した場合には、受信した機器IDが示す自動販売機20に対し、利用者U01に対する報酬を提供するよう指示する。このため、情報管理装置100は、利用者U01がアプリケーションのインストールと認証とを行った際に、リアルタイムで、利用者U01の周囲に位置する自動販売機20から、報酬として物品の提供を行うことができる。この結果、情報管理装置100は、アプリケーションのインストールや認証の促進を図ることができる。
〔1−2.認証について〕
ここで、上述した処理では、情報管理装置100は、利用者U01による認証が行われた否かを判定し、認証が行われた場合には、報酬を利用者U01に提供するよう自動販売機20に指示した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、情報管理装置100は、報酬を利用者U01に提供する旨を明示するような通知ではなく、単に、認証が完了した旨の認証完了通知を送信するだけでもよい。また、情報管理装置100は、アプリケーションを介したログインが行われた際に、認証完了通知を送信してもよい。また、情報管理装置100は、端末装置10にインストールされたアプリケーションからの通知を受信した際に、認証完了通知を送信してもよい。
また、情報管理装置100は、例えば、端末装置10にインストールされたアプリケーションを介して、アプリケーションのログインを行うためのウェブページ、ログインが完了した際に表示されるウェブページ、利用者U01の認証を行うためのウェブページ、または認証が完了した際に表示されるウェブページ等にアクセスがあった場合に、認証完了通知を送信してもよい。例えば、情報管理装置100は、ログイン用のウェブページやコンテンツ、あるいは、認証用のウェブページやコンテンツの配信を行う認証サーバから、利用者U01の認証が行われた旨の通知を受付けた場合には、認証が行われたと判定してもよい。
また、情報管理装置100は、インストールされたアプリケーションの登録や、アプリケーションをインストールした端末装置10の登録を行うためのウェブページやコンテンツ等にアクセスがあった場合や、アプリケーションを介して表示されるコンテンツへのアクセスがあった場合等に認証完了通知を送信してもよい。また、情報管理装置100は、端末装置10から、アプリケーションに関する任意のコンテンツへのアクセスが行われた場合に、認証完了通知を送信してもよい。
すなわち、情報管理装置100は、ログイン等といった利用者U01が意識的に行う認証のみならず、端末装置10にアプリケーションがインストールされ、そのアプリケーションが実行された旨を特定することができた際に、認証完了通知を自動販売機20に送信すればよい。なお、実施形態は、これに限定されるものではなく、情報管理装置100は、認証が行われた際以外にも、例えば、利用者U01がアプリケーションを用いて所定の行為を行った際等、任意のタイミングで、自動販売機20へ認証完了通知を送信してよい。
また、情報管理装置100は、利用者U01が最初の認証を行ったか否かを判定し、最初の認証が行われたと判定した場合にのみ、利用者U01に対する報酬を提供するよう指示してもよい。また、例えば、情報管理装置100は、利用者U01の認証が行われた際に、前回認証が行われてから所定の期間(例えば、1日や1週間等)が経過しているか否かを判定し、所定の期間が経過している場合には、報酬を提供するよう指示してもよい。また、情報管理装置100は、端末装置10から直接認証要求を受信せずともよい。例えば、情報管理装置100は、端末装置10から機器IDのみを受信し、アプリケーションの認証や管理などを行うサーバ等から、利用者U01の認証を行った旨の通知を受けつけた場合には、利用者U01に対して報酬を提供するよう指示してもよい。
〔1−3.物品の提供について〕
また、上述した処理では、自動販売機20は、利用者U01に対する報酬として、自装置が販売する物品を提供した。ここで、自動販売機20は、認証完了通知を受信した際に、利用者U01を特定する必要はなく、物品が提供される提供口に所定の物品を単純に出すだけでもよい。また、自動販売機20は、例えば、無線通信の電波強度に基づいて、利用者U01が使用する端末装置10との距離を測定し、測定した距離が所定の閾値よりも短い場合に、物品を提供してもよい。
また、自動販売機20は、利用者U01への報酬として、物品の提供価格の割引を行ってもよい。例えば、自動販売機20は、認証完了通知を受信した場合には、割引価格で物品を提供できる旨を利用者U01に通知する。そして、自動販売機20は、割引された料金を利用者U01が投入した場合には、物品の提供を行ってもよい。
〔1−4.提供される物品について〕
また、自動販売機20は、任意の物品を利用者に対して提供して良い。例えば、自動販売機20は、あらかじめ設定された所定の物品を提供してもよく、利用者U01によって指定された物品を提供してもよい。より具体的には、自動販売機20は、認証完了通知を受信した際に、物品を選択する選択ボタンを全て点灯させ、利用者が押下した選択ボタンと対応する物品を提供してもよい。また、自動販売機20は、通常の販売態様では販売しない物品(以下、限定商品と記載する。)や試供品等を保持し、認証完了通知を受信した場合には、限定商品や試供品等を提供してもよい。
また、自動販売機20は、情報管理装置100から提供される物品の指定を受付けた場合には、指定された物品の提供を行ってもよい。例えば、情報管理装置100は、第1の物品に関連するアプリケーションを介して利用者U01の認証が行われた場合には、第1の物品を提供するよう指定し、第2の物品に関連するアプリケーションを介して利用者U01の認証が行われた場合には、第2の物品を提供するよう指定してもよい。すなわち、情報管理装置100は、利用者U01に対する報酬として、自動販売機20が販売する物品のうち、利用者U01が使用する端末装置10にダウンロードされたアプリケーションと関連する物品を利用者U01に提供するよう指示してもよい。
〔1−5.ログの取得について〕
また、情報管理装置100は、アプリケーションをダウンロードした端末装置10を使用する利用者U01や、ダウンロードされたアプリケーションのアプリ広告をプッシュ配信した自動販売機20を示す情報をログとして保持してもよい。例えば、情報管理装置100は、利用者U01の認証が行われた場合には、利用者U01を識別する利用者IDと、利用者U01が使用する端末装置10から受信した機器IDと、端末装置10にインストールされたアプリケーションを示すアプリケーションIDとを対応付けたログを記憶する。なお、情報管理装置10は、利用者U01に対して報酬として提供された物品を示す情報等を合わせて記憶してもよい。
このようなログは、利用者U01がどのようなアプリケーションに興味を有するか、どの自動販売機20からのアプリ広告に基づいてアプリケーションをインストールしたか、利用者U01がどのような物品を報酬として取得したかを示す情報である。このような情報は、利用者U01に対し、他のアプリケーションや広告等を配信する指標となりえる。そこで、情報管理装置100は、取得したログに基づいて、利用者U01に対して提供する情報を選択してもよい。
〔1−6.位置情報の使用について〕
また、情報管理装置100は、端末装置10の位置に応じた処理を実行してもよい。例えば、端末装置10は、GPS(Global Positioning System)等といった位置測位システムを用いて、自装置の位置を特定する。そして、端末装置10は、自装置の位置を示す位置情報を、機器IDとともに情報管理装置100に送信する。一方、情報管理装置100は、利用者U01の認証が行われた場合には、受信した機器IDが示す自動販売機20の設置位置と、位置情報が示す位置とが所定の範囲内に収まるか否かを判定し、収まると判定した場合は、認証完了通知を自動販売機20に送信してもよい。
〔2.情報管理システムの構成〕
次に、図2を用いて、情報管理システム1が有する構成の一例について説明する。図2は、実施形態に係る情報管理システムが有する構成の一例を示す図である。図2に示す例では、情報管理システム1は、端末装置10、自動販売機20、アプリケーションサーバ30、ベンダーサーバ40および情報管理装置100を有する。また、端末装置10、自動販売機20、アプリケーションサーバ30、ベンダーサーバ40および情報管理装置100は、インターネットや移動通信網等のネットワークNを介して、相互に通信可能に接続されている。また、端末装置10および自動販売機20は、所定の無線通信ネットワークRNを介して、相互に通信可能である。
端末装置10は、利用者が使用する端末装置であり、例えば、3Gや4G等といった無線通信網を介して、ネットワークNに接続し、アプリケーションサーバ30や情報管理装置100との通信を行う。また、自動販売機20は、物品を自動的に販売する装置であり、所謂自動販売機である。また、アプリケーションサーバ30は、任意の情報処理装置により実現され、端末装置10に対してアプリケーションの配信を行う。また、ベンダーサーバ40は、ベンダーにより使用される情報処理装置であり、自動販売機20が販売した物品の種別や数等を管理する。また、情報管理装置100は、任意の情報処理装置により実現され、上述した情報管理処理を実行する。
以下、このような情報管理システム1が有する端末装置10、自動販売機20、および情報管理装置100が有する機能構成の一例について説明する。なお、アプリケーションサーバ30やベンダーサーバ40が有する機能構成については、アプリケーションの配信を行う公知のサーバや、ベンダーが使用する公知のサーバと同様であるものとして、説明を省略する。
〔3.端末装置10の構成〕
まず、図3を用いて、端末装置10が有する機能構成の一例について説明する。図3は、実施形態に係る端末装置が有する機能構成の一例を示す図である。図3に示すように、端末装置10は、通信部11、無線通信部12、記憶部13、入力部14、表示部15、位置検出部16、制御部17を有する。
通信部11は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部11は、ネットワークNと有線または無線で接続され、アプリケーションサーバ30や情報管理装置100との間で情報の送受信を行う。また、無線通信部12は、自動販売機20との間で無線LANやブルートゥース等の近距離無線通信を実現する通信部であり、例えば、無線通信用のアンテナユニット等により実現される。
記憶部13は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現され、端末装置10内で実行されるアプリケーション等のプログラムやデータが記録される。また、記憶部13は、端末装置10がプログラムを実行する際に作業領域として用いられてもよい。
入力部14は、利用者から各種操作を受け付ける入力装置である。例えば、入力部14は、タッチパネル等により実現される。表示部15は、各種情報を表示するための表示装置、すなわち画面であり、液晶ディスプレイ等によって実現される。なお、入力部14および表示部15は、一体化されていてもよい。また、位置検出部16は、GPS等を用いて端末装置10の現在位置を検出する位置検出装置であり、例えば、GPSアンテナ等を有する位置検出ユニット等により実現される。
制御部17は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等によって、端末装置10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。
図3に示すように、制御部17は、受信部17a、実行部17b、認証部17cを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部17の内部構成は、図3に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
受信部17aは、自動販売機20からプッシュ配信された機器IDとアプリ広告とを受信する。例えば、受信部17aは、無線通信部12を介して、自動販売機20から機器IDとアプリ広告とを受信する。このような場合、受信部17aは、機器IDとアプリ広告とを実行部17bに出力する。
実行部17bは、アプリケーションの実行を行う。例えば、実行部17bは、機器IDとアプリ広告とを受けつけた場合は、アプリ広告を表示部15に表示させることで、利用者U01にアプリ広告の内容を提示する。そして、実行部17bは、利用者U01がアプリ広告が示すアプリケーションの取得を要求した場合には、アプリケーションサーバ30から、アプリ広告が示すアプリケーションをダウンロードする。
また、実行部17bは、アプリケーションのダウンロードが完了した場合には、アプリケーションをインストールするか否かを問い合わせる情報を表示部15に表示する。そして、実行部17bは、利用者がインストールを実行する旨の操作を行った場合には、アプリケーションのインストールを実行し、インストールされたアプリケーションを実行する。
認証部17cは、インストールされたアプリケーションを実行することにより実現される機能であり、利用者U01の認証を実行する。例えば、認証部17cは、アプリケーションが実行された場合には、表示部15に利用者U01のユーザ名やパスワードの入力を要求する画面を表示させる。そして、認証部17cは、利用者U01がユーザ名やパスワードを入力した場合には、情報管理装置100に対し、入力されたユーザ名やパスワード等を含む認証要求と、受信部17aが受信した機器IDとを送信することで、利用者U01の認証を実行する。なお、認証部17cは、情報管理装置100が端末装置10の位置に応じて、利用者U01に対する報酬の提供を行うか否か判定する場合には、位置検出部16によって検出された位置を示す位置情報を、機器IDおよび認証要求とともに送信してもよい。
〔4.自動販売機20の構成〕
次に、図4を用いて、自動販売機20が有する機能構成の一例について説明する。図4は、実施形態に係る自動販売機が有する機能構成の一例を示す図である。図4に示すように、自動販売機20は、通信部21、無線通信部22、記憶部23、物品保管部24、物品提供部25、および制御部26を有する。
通信部21は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部11は、ネットワークNと有線または無線で接続され、ベンダーサーバ40や情報管理装置100との間で情報の送受信を行う。また、無線通信部12は、端末装置10との間で近距離無線通信を実現する通信部であり、例えば、無線通信用のアンテナユニット等により実現される。
記憶部23は、例えば、RAMやフラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現され、自動販売機20内で実行されるアプリケーション等のプログラムやデータが記録される。例えば、記憶部23には、自動販売機20を識別する識別子である機器ID23aおよびプッシュ配信されるアプリ広告23bとが登録される。また、記憶部23は、自動販売機20がプログラムを実行する際に作業領域として用いられてもよい。
物品保管部24は、自動販売機20が販売する物品を保管する。例えば、物品保管部24は、自動販売機20が販売する飲料や食料品の保存、保冷、保温などを実行する。また、物品提供部25は、自動販売機20が販売する物品の提供を制御する。例えば、物品提供部25は、利用者U01が金銭を投入し、購入対象となる物品を選択した場合には、物品保管部24が保管する物品のうち選択された物品を、利用者U01が取り出し可能な状態で提供する。
制御部26は、例えば、CPU、MPU、ASICやFPGA等によって、端末装置10内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。図4に示すように、制御部26は、送信部26aおよび提供部26bを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部26の内部構成は、図4に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
送信部26aは、無線通信を介して、利用者U01が使用する端末装置U01に対し、自動販売機20を識別する識別子である機器ID23aと、所定のアプリケーションに関する情報であるアプリ広告23bとをプッシュ配信する。例えば、送信部26aは、所定の時間間隔で、近距離無線通信を介して通信を行うことができる端末装置10の検出を行う。そして、送信部26aは、近距離無線通信を介して通信を行うことができる端末装置10を検出した場合は、端末装置10に対し、機器ID23aとアプリ広告23bとを送信する。
提供部26bは、情報管理装置100からの指示に従って、利用者U01に対して報酬を提供する。例えば、情報管理装置100は、後述するように、端末装置10から機器IDを受信するとともに端末装置10からアプリケーションに関連するコンテンツへのアクセスが行われた場合には、受信した機器ID示す自動販売機20に対して、認証完了通知を送信する。この結果、提供部26bは、認証完了通知を情報管理装置100から受信した場合には、物品提供部25を制御し、物品保管部24が保管する物品を、利用者U01に対して無償で提供する。例えば、提供部26bは、予め定められた物品や、情報管理装置100によって指定された物品、若しくは、利用者U01によって指定された物品を利用者U01が取り出し可能な状態で提供するように、物品提供部25を制御する。
〔5.情報管理装置100の構成〕
次に、図5を用いて、情報管理装置100が有する機能構成の一例について説明する。図5は、実施形態に係る情報管理装置が有する機能構成の一例を示す図である。図5に示すように、情報管理装置100は、通信部110、記憶部120および制御部130を有する。
通信部110は、例えば、NIC等によって実現される。そして、通信部110は、ネットワークNと有線または無線で接続され、端末装置10、自動販売機20、およびベンダーサーバ40との間で情報の送受信を行う。また、記憶部120は、例えば、RAMやフラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現され、情報管理装置100内で実行されるアプリケーション等のプログラムやデータが記録される。
例えば、図5に示す例では、記憶部120には、機器IDデータベース121、利用者データベース122、提供履歴データベース123が登録される。以下、図6〜図8を用いて、記憶部120が記憶する各データベース121〜123に登録される情報の一例について説明する。
機器IDデータベース121には、機器IDと機器IDが示す自動販売機20に関する情報とが対応付けて登録される。例えば、図6は、実施形態に係る機器IDデータベースに登録される情報の一例を示す図である。図6に示す例では、機器IDデータベース121には、機器IDとIP(Internet Protocol)アドレスとが対応付けて登録されている。ここで、IPアドレスは、対応付けられた機器IDが示す自動販売機20に対して付与されたIPアドレスであり、認証完了通知を送信する際に用いられる宛先である。
なお、機器IDデータベース121には、図6に示す情報以外にも、自動販売機20が設置された位置を示す位置情報や、自動販売機20の種別等といった各種の情報が登録されていてもよい。また、図6に示す例では、「機器#1」や「アドレス#1」といった概念的な値を記載したが、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、図6に示す例では、機器IDデータベース121には、機器ID「機器#1」が示す自動販売機20に付与されたIPアドレスとして、IPアドレス「アドレス#1」が登録されている。
利用者データベース122には、利用者U01が認証を行ったアプリケーションを示す情報が登録される。例えば、図7は、実施形態に係る利用者データベースに登録される情報の一例を示す図である。図7に示す例では、利用者データベース122には、利用者IDと認証アプリケーションとが対応付けて登録されている。ここで、利用者IDとは、利用者を識別するための識別子である。また、認証アプリケーションとは、対応付けられた利用者IDが示す利用者の認証が行われたアプリケーションを示す情報である。
なお、利用者データベース122には、図7に示す情報以外にも、利用者の氏名や年齢、ユーザ名、パスワード等といった情報が登録されていてもよい。また、図7に示す例では、「利用者#1」や「アプリケーション#1」といった概念的な値を記載したが、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、図7に示す例では、利用者データベース122には、利用者ID「利用者#1」が示す利用者U01が、「アプリケーション#1」および「アプリケーション#2」が示すアプリケーションを介した認証を完了している旨が登録されている。
提供履歴データベース123には、利用者U01に対して提供された物品の履歴が登録される。例えば、図8は、実施形態に係る販売履歴データベースに登録される情報の一例を示す図である。図8に示す例では、販売履歴データベース123には、利用者ID、機器ID、提供物品、認証アプリケーションとが対応付けて登録されている。ここで、機器IDとは、対応付けられた利用者IDが示す利用者に対してアプリ広告を配信した自動販売機20、すなわち、対応付けられた利用者IDが示す利用者の端末装置10から受信した機器IDである。また、提供物品とは、対応付けられた利用者IDが示す利用者に対して提供された物品を示す情報である。
なお、提供履歴データベース123には、図8に示す情報以外にも、利用者に物品を提供した日時等といった情報が登録されていてもよい。また、図8に示す例では、「利用者#1」や「アプリケーション#1」といった概念的な値を記載したが、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、図8に示す例では、提供履歴データベース123には、「利用者#1」が示す利用者U01の使用する端末装置10に対して、「機器#1」が示す自動販売機20がアプリ広告を配信した結果、「アプリケーション#1」が示すアプリケーションでの認証が行われ、「物品#1」が示す物品が報酬として提供された旨が登録されている。
図5に戻り、説明を続ける。制御部130は、例えば、CPU、MPU、ASICやFPGA等によって、情報管理装置100内部の記憶装置に記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。図5に示すように、制御部130は、受付部131、認証実行部132、指示部133、登録部134、選択部135、および算定部136を有する。なお、制御部130の内部構成は、図5に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
受付部131は、利用者が使用する端末装置U01から、端末装置U01に対して所定のアプリケーションに関する情報を通知した自動販売機20を識別する機器IDを受付ける。より具体的には、受付部131は、自動販売機20が無線通信を介して端末装置20にプッシュ配信した機器IDを、認証要求と共に受信する。
認証実行部132は、利用者U01の認証が行われたか否かを判定する。例えば、認証実行部132は、認証要求を受信すると、端末装置20がインストールしたアプリケーションを実行するために、利用者U01の認証等を行うサーバ装置との間で通信を行い、利用者U01の認証を実行する。そして、認証実行部132は、認証が完了した場合には、指示部133に認証が完了した旨を通知する。
指示部133は、端末装置10から、所定のアプリケーションに関連するコンテンツへのアクセスが行われた場合には、受付部131が受け付けた機器IDが示す自動販売機20に対し、利用者U01に対する報酬を提供するよう指示する。例えば、指示部133は、アプリケーションに関連するコンテンツへのアクセスとして、認証実行部132から、利用者U01のログインやユーザ登録等といった認証が行われた旨の通知を受付けた場合には、利用者U01の認証が行われたと判定する。そして、指示部133は、利用者U01が報酬を受けるための条件を満たしているか否かを判定する。
例えば、指示部133は、利用者データベース122を参照し、認証が行われた利用者U01と対応付けられた認証アプリケーションを特定する。そして、指示部133は、新たに利用者U01の認証が行われたアプリケーションを示す情報が、特定した認証アプリケーションに含まれていない場合、すなわち、所定のアプリケーションについて利用者の認証が初めて行われた場合には、報酬を提供する旨を決定する。
このような場合、指示部133は、受信した機器IDと対応付けられたIPアドレスを機器IDデータベース121から特定し、特定したIPアドレスを宛先として、認証完了通知を送信する。すなわち、指示部133は、利用者U01に対する報酬として、受付けられた機器IDが示す自動販売機20が販売する物品を利用者に提供するように指示する。また、指示部133は、利用者U01の認証を行ったアプリケーションを示す情報を「認証アプリケーション」として、認証の対象となった利用者の利用者IDと対応付けて利用者データベース122に登録する。
なお、指示部133は、受付けられた機器IDが示す自動販売機20が販売する物品の情報が機器IDデータベース121に登録されている場合、自動販売機20が販売する物品のうち、認証が行われたアプリケーションと対応する物品を特定し、特定した物品を提供するよう指示する通知を自動販売機20に送信してもよい。例えば、指示部133は、認証が行われたアプリケーションがある物品と関連するアプリケーションである場合、その物品を提供するよう指示してもよい。また、指示部133は、物品を無料で提供するように指示してもよく、所定の割引価格で提供するよう指示してもよい。
登録部134は、利用者U01に対して報酬を提供した旨の通知を受付けた場合は、自動販売機20を示す機器ID、または、報酬が提供された利用者U01を示す利用者IDを、報酬を提供した旨の通知と対応付けて提供履歴データベース123に登録する。例えば、登録部134は、ベンダーサーバ40を介して、自動販売機20が情報管理装置100からの指示に従って提供した物品を示す情報を受付ける。このような場合、登録部134は、物品の提供先となる利用者U01の利用者IDと、物品を提供した自動販売機20の機器IDと、自動販売機20が提供した物品を示す提供物品の情報と、物品の提供の理由となった認証アプリケーション、すなわち、利用者U01が認証を行ったアプリケーションを示す情報とを対応付けて提供履歴データベース123に登録する。
選択部135は、提供履歴データベース123に登録された情報に基づいて、利用者U01に対して提案する情報を選択する。例えば、選択部135は、利用者U01の利用者IDと対応付けられた各種の情報を提供履歴データベース123から抽出し、利用者U01が認証を行うアプリケーションの種別、利用者U01が報酬として得た物品の種別、および利用者U01に報酬を提供する自動販売機20の傾向を特定する。このような傾向は、利用者U01が好んで使用するアプリケーション、利用者U01が報酬として好む物品等の指標となりえる。また、利用者U01に報酬を提供する自動販売機20の傾向は、利用者の生活導線を示す情報の指標となりえる。
そこで、選択部135は、提供履歴データベース123から抽出した各種の情報を解析し、利用者U01に対して提供する広告等といった情報を選択する。そして、選択部135は、選択した情報を利用者U01が使用する端末装置20に送信する。なお、選択部135は、利用者U01に対して提供する広告等の種別を選択し、広告等の配信を行う配信サーバに対して、選択した種別を通知することで、利用者U01に対する情報提供を行ってもよい。
算定部136は、提供履歴データベース123に登録された情報に基づいて、ベンダーに対し提供される報酬額の算定を行う。より具体的には、算定部136は、所定の時間間隔で、提供履歴データベース123に登録された情報を算出し、利用者U01に対して提供された物品の総額を算出する。このように算出された物品の金額は、アプリケーションのダウンロードや利用者U01の認証を行わせるための金額であり、アプリケーションの広告費用の一部としてベンダーに提供されるものとなる。
〔6.情報管理処理の一例〕
次に、図9、図10を用いて、実施形態に係る情報管理装置100および自動販売機20が実行する情報管理処理の一例について説明する。図9は、実施形態に係る自動販売機による情報管理処理の一例を示すフローチャートである。図10は、実施形態に係る情報管理装置による情報管理処理の一例を示すフローチャートである。
まず、図9を用いて、自動販売機20が実行する情報管理処理の流れの一例を説明する。例えば、自動販売機20は、端末装置10が所定の範囲内に存在するか否かを判定する(ステップS101)。より具体的な例を説明すると、自動販売機20は、近距離無線通信を介して通信可能な端末装置10が存在するか否か、あるいは、近距離無線通信に用いる電波の電波強度が所定の閾値よりも強い端末装置10が存在するか否かを判定する。そして、自動販売機20は、端末装置10が所定の範囲内に存在しない場合は(ステップS101:No)、端末装置10が所定の範囲内に入ってくるまで待機する。
また、自動販売機20は、端末装置10が所定の範囲内に存在する場合は(ステップS101:Yes)、アプリケーションを示す情報、すなわち、アプリ広告23bと、自動販売機20の機器ID23aとを端末装置10に対してプッシュ配信する(ステップS102)。続いて、自動販売機20は、情報管理装置100から認証完了通知等の所定の指示を受信したか否かを判定し(ステップS103)、受信していない場合は(ステップS103:No)、受信するまで待機する。そして、自動販売機20は、認証完了通知等の所定の指示を受信した場合は(ステップS103:Yes)、自装置が販売する物品を利用者U01に無償提供し(ステップS104)、処理を終了する。
次に、図10を用いて、情報管理装置100が実行する情報管理処理の流れの一例を説明する。例えば、情報管理装置100は、端末装置10から認証要求と機器IDとを受付けたか否かを判定する(ステップS201)。より具体的な例を説明すると、情報管理装置100は、端末装置10が自動販売機20から受信した機器IDと、端末装置10が自動販売機20から受信したアプリ広告に関連するアプリケーションの認証を要求する認証要求とを受付けた否か判定する。そして、情報管理装置100は、認証要求と機器IDとを受付けていない場合は(ステップS201:No)、受付けるまで待機する。
また、情報管理装置100は、認証要求と機器IDとを受付けた場合は(ステップS201:Yes)、利用者U01の認証を実行する(ステップS202)。そして、情報管理装置100は、利用者U01の認証が初めて行われたか否かを判定し(ステップS203)、初めての認証である場合には(ステップS203:Yes)、機器IDが示す自動販売機20に対し、物品を無償提供するよう指示し(ステップS204)、処理を終了する。一方、情報管理装置100は、利用者U01の認証が初めてではない場合は(ステップS203:No)、ステップS204をスキップし、処理を終了する。
〔7.変形例〕
上述した実施形態に係る情報管理装置100は、上記実施形態以外にも種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、以下では、上記の情報管理装置100の他の実施形態について説明する。
〔7−1.複数の端末装置が連携する場合について〕
上述した情報管理装置100は、アプリケーションを介して、利用者U01の認証が行われると、利用者U01が有する端末装置10に対してアプリ広告や機器IDを配信した自動販売機20から、報酬となる物品を提供した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、情報管理装置100は、第1の利用者U01の認証が行われた際に、第2の利用者U02に対して報酬を提供してもよい。
より具体的な例を挙げると、情報管理装置100は、第2の利用者U02により使用される第2の端末装置60が第2の自動販売機50から受信した機器ID識別子を、第1の利用者U01により使用される第1の端末装置10を介して受付ける。そして、情報管理装置100は、第1の端末装置10から、所定のアプリケーションに関連するコンテンツへのアクセスが行われた場合には、受付けた機器IDが示す第2の自動販売機60に対し、第2の利用者U2に対する報酬を提供するよう指示してもよい。つまり、情報管理装置100は、認証が行われた利用者U01に対し、アプリケーションの紹介等を行った利用者U02に対し、報酬を提供してもよい。
例えば、図11は、実施形態に係る情報管理装置が認証を行った利用者とは異なる利用者に報酬を提供する処理の一例を示す図である。なお、図11に示す例では、第1の利用者U01が端末装置10を使用し、第1の利用者U01の友人である第2の利用者U02が端末装置60を使用する例について記載した。
例えば、図11に示す例では、利用者U01が自動販売機20の近傍に位置し、利用者U02が自動販売機50の近傍に位置している。このような場合、自動販売機10は、端末装置10にアプリ広告をプッシュ配信する(ステップS1)。また、自動販売機50は、自装置の機器IDを端末装置60にプッシュ配信する(ステップS2)。ここで、自動販売機50は、「友達を誘うと無料ドリンク!」等といったメッセージ、すなわち、他の利用者の認証を行わせると、報酬が得られる旨のメッセージを合わせてプッシュ配信してもよい。
このような場合、例えば、端末装置60は、利用者U02からの指示に従って、自動販売機50から受信した機器IDを端末装置10に送信する(ステップS3)。続いて、端末装置10は、利用者U01からの指示に従って、アプリケーションのインストールを実行し(ステップS4)、端末装置60から受信した機器IDと共に認証要求を情報管理装置100に送信する。このような場合、情報管理装置100は、利用者U01の認証を実行し(ステップS6)、受付けられた機器IDが示す自動販売機、すなわち、自動販売機50に認証完了通知を送信する(ステップS7)。この結果、自動販売機50は、販売物品を利用者U02に無料提供する。
なお、情報管理装置100は、端末装置10から自動販売機20、50の機器IDを受付けることで、認証完了通知を自動販売機20、50へと送信し、利用者U01、U02の両者に報酬を提供してもよい。また、例えば、情報管理装置100は、利用者U01と利用者U02との両者が認証を実行した場合に、利用者U01、U02の両者に報酬を提供してもよい。
また、上述した例では、端末装置10は、自動販売機20からアプリ広告23aを受信した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。例えば、端末装置60は、端末ID23bとともにアプリ広告23aを端末装置10に送信する。このような場合、端末装置10は、アプリ広告23aに基づいてアプリケーションのインストールや、利用者U01の認証を実行してもよい。
〔7−2.提供履歴に基づく選択について〕
上述した説明では、情報管理装置100は、提供履歴データベース123に登録された情報に基づいて、利用者U01に対して提供される情報の選択を行った。ここで、情報管理装置100は、例えば、利用者U01に対する報酬として提供された物品に関するウェブページや、物品の販売を行うウェブページのURLを端末装置10に配信するとともに、「美味しかったら是非購入!」等といった物品を広告するメッセージを表示させてもよい。また、情報管理装置100は、利用者U01に対する報酬として提供された物品を自動販売機10で購入するように促すメッセージを配信してもよい。すなわち、情報管理装置100は、自動販売機での購買促進や、ショッピングサイトへの誘導を行ってもよい。
また、情報管理装置100は、利用者U01が認証を要求した際の外部環境を利用して、利用者U01に対して提供される情報の選択を行ってもよい。例えば、情報管理装置100は、利用者U01が認証を行った日時や利用者U01に対して物品が提供された日時と共に、端末装置10の位置を示す位置情報等をログとして収集する。そして、情報管理装置100は、利用者U01が認証を行った日時や利用者U01に対して物品が提供された日時において、端末装置10の位置での天気、気温、災害などといった外的環境を検索し、検索された天気や気温等を考慮した情報の選択を行ってもよい。例えば、情報管理装置100は、情報を提供する際における天気や気温と、利用者U01が認証を行った際の天気や気温とが類似する場合には、利用者U01が認証を行った際に提供された物品の購入を促す広告を選択してもよい。
〔7−3.アプリ広告について〕
上述した説明では、自動販売機20は、アプリケーションに係るアプリ広告のプッシュ配信を行った。ここで、端末装置10は、このようなアプリ広告を任意の態様で表示することができる。例えば、端末装置10は、アプリ広告の配信を受付けた場合には、既存のメッセンジャーアプリケーションを立ち上げ、メッセージの一種としてアプリ広告を表示してもよく、例えば、ウェブページ内に配置されるコンテンツの一つとして、アプリ広告を表示してもよい。また、端末装置10は、路線検索アプリケーションや、天気予報を表示するアプリケーション等を介して、受信したアプリ広告を表示してもよい。すなわち、端末装置10は、任意のアプリケーションを実行することにより、プッシュ配信されたアプリ広告の表示を行ってよい。
〔7−4.報酬内容について〕
なお、上述した情報管理装置100は、どのような物品を報酬として指定するか、無償で物品を提供するか否か、物品を提供する際の割引率、どのような利用者U01に対して報酬を提供するか、ログイン又は認証が行われた場合等、利用者U01がアプリケーションを用いてどのような行為を行った際に報酬を提供するか等いった任意の条件を採用することができる。このような条件は、例えば、アプリ広告23aの広告主や、広告代理店等により予め任意の条件が設定されうる。そして、情報管理装置100は、あらかじめ設定された条件が満たされた際に、利用者U01に対して報酬を提供すればよい。
〔7−5.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、ベンダーサーバ40を情報管理装置100に統合して構成することができる。
例えば、上述した情報管理処理は、利用者U01の認証を実行する認証サーバ、アプリケーションが認証等を行う際にアクセスするコンテンツを保持するコンテンツサーバ、各データベース121〜123を保持するデータベースサーバ、認証が行われた際や所定のコンテンツにアクセスが行われた際に報酬を提供する報酬提供サーバ等が協調して動作することにより実現されてもよい。
〔7−6.ハードウェア構成〕
また、上述してきた実施形態に係る情報管理装置100、自動販売機20、端末装置10等は、例えば図12に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図12は、ハードウェア構成の一例を示す図である。コンピュータ1000は、出力装置1010、入力装置1020と接続され、演算装置1030、一次記憶装置1040、二次記憶装置1050、出力IF(Interface)1060、入力IF1070、ネットワークIF1080がバス1090により接続された形態を有する。
演算装置1030は、一次記憶装置1040や二次記憶装置1050に格納されたプログラムや入力装置1020から読み出したプログラム等に基づいて動作し、各種の処理を実行する。一時記憶装置1040は、RAM等、演算装置1030が各種の演算に用いるデータを一次的に記憶するメモリ装置である。また、二次記憶装置1050は、演算装置1030が各種の演算に用いるデータや、各種のデータベースが登録される記憶装置であり、ROM(Read Only Memory)、HDD、フラッシュメモリ等により実現される。
出力IF1060は、モニタやプリンタといった各種の情報を出力する出力装置1010に対し、出力対象となる情報を送信するためのインタフェースであり、例えば、USB(Universal Serial Bus)やDVI(Digital Visual Interface)、HDMI(登録商標)(High Definition Multimedia Interface)といった規格のコネクタにより実現される。また、入力IF1070は、マウス、キーボード、およびスキャナ等といった各種の入力装置1020から情報を受信するためのインタフェースであり、例えば、USB等により実現される。
なお、入力装置1020は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等から情報を読み出す装置であってもよい。また、入力装置1020は、USBメモリ等の外付け記憶媒体であってもよい。
ネットワークIF1080は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信して演算装置1030へ送り、また、ネットワークNを介して演算装置1030が生成したデータを他の機器へ送信する。
演算装置1030は、出力IF1060や入力IF1070を介して、出力装置1010や入力装置1020の制御を行う。例えば、演算装置1030は、入力装置1020や二次記憶装置1050からプログラムを一次記憶装置1040上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。
例えば、コンピュータ1000が情報管理装置100として機能する場合、コンピュータ1000の演算装置1030は、一次記憶装置1040上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部130の機能を実現する。また、二次記憶装置1050上には、記憶部120内の各データベース121〜123が格納される。
〔8.効果〕
上述したように、情報管理装置100は、利用者U01が使用する端末装置10から、アプリ広告23bを配信した自動販売機20を識別する機器IDを受付けし、端末装置10から、所定のアプリケーションに関連するコンテンツへのアクセスが行われた場合には、受け付けた機器IDが示す自動販売機20に対し、利用者U01に対する報酬を提供するよう指示する。
このように、情報管理装置100は、アプリ広告23bに関連するアプリケーションに関連するコンテンツへのアクセスが行われると、利用者U01にアプリ広告23bを提示した自動販売機20から、報酬としての物品を、リアルタイムに提供させることができる。この結果、情報管理装置100は、アプリケーションのインストールや認証等、インターネットを介したサービスの促進を図ることができる。
また、情報管理装置100は、自動販売機20が無線通信を介して端末装置10に送信した機器IDを受付ける。このため、情報管理装置100は、端末装置10の近傍、すなわち、利用者U01の近傍に位置する自動販売機20から、リアルタイムに報酬を提供することができるので、アプリ広告23bを配信した場合に、その場でのアプリケーションのインストールや認証の動機づけを与えることができる。
また、情報管理装置100は、アプリケーションに関連するコンテンツへのアクセスとして、所定のアプリケーションを介した利用者U01の認証が行われた場合は、受付けた機器IDが示す自動販売機20に対し、利用者U01に対する報酬を提供するよう指示する。このため、情報管理装置100は、認証を行った利用者に対する報酬を提供することができる。
また、情報管理装置100は、認証として、所定のアプリケーションを介して、利用者U01がログインを行った場合には、利用者U01に対する報酬を提供するよう指示する。このため、情報管理装置100は、ログインを行った利用者に対する報酬を提供することができる。
また、情報管理装置100は、利用者U01の最初の認証が行われた場合は、利用者U01に対する報酬を提供するよう指示する。このため、情報管理装置100は、同一の利用者U01に対して何度も報酬を提供するといった事態を防ぐことができる。
また、情報管理装置100は、利用者U01に対する報酬として、自動販売機20が販売する物品を利用者U01に提供するよう指示する。このため、情報管理装置100は、アプリ広告23bを配信した場合に、その場でのアプリケーションのインストールや認証の動機づけを与えることができる。
また、情報管理装置100は、利用者U01に対する報酬として、自動販売機20が販売する物品のうち、所定のアプリケーションと関連する物品を利用者U01に提供するよう指示する。このため、情報管理装置100は、物品やアプリケーションに対する興味を起こさせることができるので、アプリケーションのインストールや認証の動機づけを与えることができる。
また、情報管理装置100は、利用者U01に対する報酬として、自動販売機20が販売する物品を無料または所定の割引価格で提供するよう指示する。このため、情報管理装置100は、報酬の内容にバリエーションを持たせることができる。
また、情報管理装置100は、利用者U01に対して報酬を提供した旨の通知を受付けた場合は、自動販売機20を示す機器ID、または、報酬が提供された利用者U01を示す利用者IDを、報酬を提供した旨の通知と対応付けて提供履歴データベース123に登録する。このように、情報管理装置100は、利用者U01が興味を有したアプリケーションや報酬となる物品をログとして登録するので、例えば、アプリ広告23bが有する広告効果等の指標を取得することができる。
また、情報管理装置100は、提供履歴データベース123に登録された情報に基づいて、利用者U01に対して提案する情報を選択する。このため、情報管理装置100は、利用者U01が興味を有すると推定される情報を提供することができる。
また、情報管理装置100は、第2の利用者U02により使用される第2の端末装置60が第2の自動販売機50から受信した機器ID識別子を、第1の利用者U01により使用される第1の端末装置10を介して受付ける。そして、情報管理装置100は、第1の端末装置10から、所定のアプリケーションに関連するコンテンツへのアクセスが行われた場合には、受付けた機器IDが示す第2の自動販売機60に対し、第2の利用者U2に対する報酬を提供するよう指示する。このため、情報管理装置100は、例えば、アプリケーションのインストールや認証を利用者U01に促した利用者U02に対する報酬を提供することができる。
また、情報管理システム1は、自動販売機20と情報管理装置100とを有する。このような自動販売機20は、無線通信を介して、利用者U01が使用する端末装置10に対し、自動販売機20を識別する機器ID23aとアプリ広告23bとを配信する。また、情報管理装置100は、端末装置10から、自動販売機20から送信された機器ID23aを受付ける。また、情報管理装置100は、端末装置10から、所定のアプリケーションに関連するコンテンツへのアクセスが行われた場合には、機器ID23aが示す自動販売機20に対し、利用者U01に対する報酬を提供するよう指示する。そして、自動販売機20は、情報管理装置100からの指示に従って、利用者U01に対して報酬を提供する。このため、情報管理システム1は、アプリケーションのインストールや認証の促進を図ることができる。
また、自動販売機20は、利用者U01が使用する端末装置10に対して自動販売機20を識別する機器ID23aとアプリ広告23bとを無線通信を介して送信する。そして、自動販売機20は、端末装置10から機器ID23aを受信するとともに端末装置10から所定のアプリケーションに関連するコンテンツへのアクセスが行われた際に機器ID23aが示す自動販売機20に対して所定の通知を送信する情報管理装置から、所定の通知を受信した場合には、利用者U01に対して所定の報酬を提供する。このため、自動販売機20は、アプリケーションのインストールや認証の促進を図ることができる。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
また、上記してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、配信部は、配信手段や配信回路に読み替えることができる。
10、60 端末装置
11、21、110 通信部
12、22 無線通信部
13、23、120 記憶部
14 入力部
15 表示部
16 位置検出部
17、26、130 制御部
17a 受信部
17b 実行部
17c 認証部
20、50 自動販売機
23a 機器ID
23b アプリ広告
24 物品保管部
25 物品提供部
26a 送信部
26b 提供部
30 アプリケーションサーバ
40 ベンダーサーバ
100 情報管理装置
121 機器IDデータベース
122 利用者データベース
123 提供履歴データベース
131 受付部
132 認証実行部
133 獅子部
134 登録部
135 選択部
136 算定部

Claims (14)

  1. 利用者が使用する端末装置から、当該端末装置に対して所定のアプリケーションに関する情報を通知した自動販売機を識別する識別子を受付ける受付部と、
    前記端末装置から、前記所定のアプリケーションに関連するコンテンツへのアクセスが行われた場合には、前記受付部が受け付けた識別子が示す自動販売機に対し、前記利用者に対する報酬を提供するよう指示する指示部と
    を有することを特徴とする情報管理装置。
  2. 前記受付部は、前記自動販売機が無線通信を介して前記端末装置に送信した識別子を受付ける
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報管理装置。
  3. 前記指示部は、前記アプリケーションに関連するコンテンツへのアクセスとして、当該アプリケーションを介した前記利用者の認証が行われた場合は、前記受付部が受け付けた識別子が示す自動販売機に対し、前記利用者に対する報酬を提供するよう指示する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報管理装置。
  4. 前記指示部は、前記認証として、前記所定のアプリケーションを介して、前記利用者がログインを行った場合には、前記利用者に対する報酬を提供するよう指示する
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報管理装置。
  5. 前記指示部は、前記利用者の最初の認証が行われた場合は、前記利用者に対する報酬を提供するよう指示する
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の情報管理装置。
  6. 前記指示部は、前記利用者に対する報酬として、前記自動販売機が販売する物品を利用者に提供するよう指示する
    ことを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1つに記載の情報管理装置。
  7. 前記指示部は、前記利用者に対する報酬として、前記自動販売機が販売する物品のうち、前記所定のアプリケーションと関連する物品を利用者に提供するよう指示する
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報管理装置。
  8. 前記指示部は、前記利用者に対する報酬として、前記自動販売機が販売する物品を無料または所定の割引価格で提供するよう指示する
    ことを特徴とする請求項6または7に記載の情報管理装置。
  9. 前記利用者に対して前記報酬を提供した旨の通知を受付けた場合は、前記自動販売機を示す識別子、または、当該報酬が提供された利用者を示す情報を、前記報酬を提供した旨の通知と対応付けて所定のデータベースに登録する登録部
    を有することを特徴とする請求項1〜8のうちいずれか1つに記載の情報管理装置。
  10. 前記登録部によって前記所定のデータベースに登録された情報に基づいて、前記利用者に対して提案する情報を選択する選択部
    を有することを特徴とする請求項9に記載の情報管理装置。
  11. 前記受付部は、第1の利用者により使用される第1の端末装置が第1の自動販売機から受信した識別子を、前記第1の利用者とは異なる第2の利用者により使用される第2の端末装置を介して受付け、
    前記指示部は、前記第2の端末装置から、前記所定のアプリケーションに関連するコンテンツへのアクセスが行われた場合には、前記受付部が受け付けた識別子が示す第1の自動販売機に対し、前記第1の利用者に対する報酬を提供するよう指示する
    ことを特徴とする請求項1〜10のうちいずれか1つに記載の情報管理装置。
  12. 情報管理装置が実行する情報管理方法であって、
    利用者が使用する端末装置から、当該端末装置に対して所定のアプリケーションに関する情報を通知した自動販売機を識別する識別子を受付ける受付工程と、
    前記端末装置から、前記所定のアプリケーションに関連するコンテンツへのアクセスが行われた場合には、前記受付工程で受け付けた識別子が示す自動販売機に対し、前記利用者に対する報酬を提供するよう指示する指示工程と
    を含むことを特徴とする情報管理方法。
  13. 自動販売機と情報管理装置とを有する情報管理システムであって、
    前記自動販売機は、
    無線通信を介して、利用者が使用する端末装置に対し、前記自動販売機を識別する識別子と所定のアプリケーションに関する情報とを送信する送信部と、
    前記情報管理装置からの指示に従って、前記利用者に対して報酬を提供する提供部と
    を有し、
    前記情報管理装置は、
    前記端末装置から、前記自動販売機から送信された識別子を受付ける受付部と、
    前記端末装置から、前記所定のアプリケーションに関連するコンテンツへのアクセスが行われた場合には、前記受付部が受け付けた識別子が示す自動販売機に対し、前記利用者に対する報酬を提供するよう指示する指示部と
    を有することを特徴とする情報管理システム。
  14. 所定の物品を販売する自動販売機であって、
    利用者が使用する端末装置に対し、前記自動販売機を識別する識別子と所定のアプリケーションを提示する情報とを無線通信を介して送信する送信部と、
    前記端末装置から識別子を受信するとともに前記端末装置から前記所定のアプリケーションに関連するコンテンツへのアクセスが行われた際に当該識別子が示す自動販売機に対して所定の通知を送信する情報管理装置から、当該所定の通知を受信した場合には、前記利用者に対して所定の報酬を提供する提供部と
    を有することを特徴とする自動販売機。
JP2016030459A 2016-02-19 2016-02-19 情報管理装置、情報管理方法および情報管理システム Active JP6490019B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016030459A JP6490019B2 (ja) 2016-02-19 2016-02-19 情報管理装置、情報管理方法および情報管理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016030459A JP6490019B2 (ja) 2016-02-19 2016-02-19 情報管理装置、情報管理方法および情報管理システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017146937A true JP2017146937A (ja) 2017-08-24
JP6490019B2 JP6490019B2 (ja) 2019-03-27

Family

ID=59682329

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016030459A Active JP6490019B2 (ja) 2016-02-19 2016-02-19 情報管理装置、情報管理方法および情報管理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6490019B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020086531A (ja) * 2018-11-15 2020-06-04 トヨタ自動車株式会社 車両及び決済システム
JP6951599B1 (ja) * 2021-03-12 2021-10-20 サントリーホールディングス株式会社 自動販売機、システム、サーバ装置、排出方法、情報処理方法、およびプログラム
WO2021240826A1 (ja) * 2020-05-25 2021-12-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 制御方法、通信端末、プログラム、記憶媒体及び情報提供方法
JP7285509B1 (ja) * 2023-02-06 2023-06-02 株式会社アドインテ 試供品配布システム及び試供品配布方法
US11941955B2 (en) 2020-05-25 2024-03-26 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Control method, communication terminal, non-transitory computer-readable recording medium, and information providing method

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002049957A (ja) * 2000-08-04 2002-02-15 Sanden Corp 景品提供システム
JP2014241006A (ja) * 2013-06-11 2014-12-25 勝也 上野山 報酬提供装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002049957A (ja) * 2000-08-04 2002-02-15 Sanden Corp 景品提供システム
JP2014241006A (ja) * 2013-06-11 2014-12-25 勝也 上野山 報酬提供装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020086531A (ja) * 2018-11-15 2020-06-04 トヨタ自動車株式会社 車両及び決済システム
WO2021240826A1 (ja) * 2020-05-25 2021-12-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 制御方法、通信端末、プログラム、記憶媒体及び情報提供方法
JPWO2021240826A1 (ja) * 2020-05-25 2021-12-02
JP7122585B2 (ja) 2020-05-25 2022-08-22 パナソニックIpマネジメント株式会社 制御方法、通信端末、プログラム、記憶媒体及び情報提供方法
US11941955B2 (en) 2020-05-25 2024-03-26 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Control method, communication terminal, non-transitory computer-readable recording medium, and information providing method
JP6951599B1 (ja) * 2021-03-12 2021-10-20 サントリーホールディングス株式会社 自動販売機、システム、サーバ装置、排出方法、情報処理方法、およびプログラム
JP2022139875A (ja) * 2021-03-12 2022-09-26 サントリーホールディングス株式会社 自動販売機、システム、サーバ装置、排出方法、情報処理方法、およびプログラム
JP7285509B1 (ja) * 2023-02-06 2023-06-02 株式会社アドインテ 試供品配布システム及び試供品配布方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6490019B2 (ja) 2019-03-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6490019B2 (ja) 情報管理装置、情報管理方法および情報管理システム
US20130132178A1 (en) Question and answer processing device, question and answer processing method, question and answer processing program, and recording medium
US10991006B2 (en) Beacon based campaign management
JP2015046010A (ja) 評価算出装置、評価算出方法及び評価算出プログラム
JP2017162377A (ja) 広告動画管理装置、広告動画管理システム、広告動画管理プログラム、および広告動画管理方法
JP6781187B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
US10163094B2 (en) Light-life system and application
JP2020057321A (ja) 情報処理装置、情報処理方法
US20170103435A1 (en) Networked request fulfillment and offer/acceptance communications
JP6085730B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、記憶媒体
KR20140039101A (ko) 전자 쿠폰 서비스 제공 방법 및 시스템
KR101037792B1 (ko) 온라인 상의 상품판매방법 및 이를 위한 서버 및 시스템
KR101613002B1 (ko) 포인트 지급을 통한 마케팅 장치 및 그 동작 방법
US20130144766A1 (en) Comment submission support system, comment submission support device, comment submission support device control method, program, and information storage medium
JP6527262B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
KR101744323B1 (ko) 쇼핑 서비스 제공 시스템 및 쇼핑 서비스 제공 방법
JP7095021B2 (ja) 提示装置、提示方法および提示プログラム
KR100963543B1 (ko) 구매 후기를 지도 정보에 매칭한 쇼핑 서비스를 제공하는방법 및 서버
US20180060909A1 (en) Method and system for generating targeted marketing offers
KR101682635B1 (ko) 균일가 판매상품을 거래하기 위한 균일가상품거래시스템 및 균일가상품거래방법
JP6701257B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、情報処理プログラムおよび表示プログラム
US9898751B1 (en) Direct purchase of merchandise
KR20130122079A (ko) 콘텐츠 유통 방법 및 서버
JP5890079B1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム、記憶媒体
KR20190059141A (ko) 통합 장바구니 서비스를 이용한 상품공유 및 선물하기 제공 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20181002

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190226

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6490019

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350