JP2017146842A - 融資事務管理システムおよび方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】契約書や徴求書類の現物による融資事務処理を行なっているため、現状の融資事務処理には、(1)現物移動による時間を要する点、(2)契約内容不備への早期対応が十分でない点、(3)契約内容の不備に対するフロント−ミドルバック間の情報共有が十分でない点、などにおいて課題がある。【解決手段】契約書や徴求書類をスキャニングにより電子データ化し、融資事務処理のペーパーレス化が実現できる。さらに、契約書などの電子データ化により、融資事務処理への電子署名および印鑑照合の活用も期待できる。これらにより、融資事務処理全体の作業時間の短縮および効率化、契約内容不備への早期対応、ならびにフロント−ミドルバック間の情報共有強化を図ることができる。【選択図】図2

Description

本発明は、融資事務管理システムおよび方法に関する。
インターネットサービスが拡大する中、融資取引業務全般が現物を伴う(紙ベースの)処理であるため、顧客、ならびに金融機関におけるフロントオフィス(以下、「フロント」という)およびミドルバックオフィス(以下、「ミドルバック」という)などにおいて様々な負担(作業負荷および所要時間の増大など)が発生しており、融資取引業務の電子化が望まれている。なお、フロントとは、顧客と直接連絡をとるなどして、融資取引の条件を決定し、契約を締結する金融機関内の部署である。また、ミドルバックとは、顧客とフロントとの間で締結した契約内容の点検や、当該契約の実行手続(入金手続など)を行なう部署である。なお、フロントのうち、稟議書の形式点検や、融資実行の際の必要書類(以下、「徴求書類」という)の内容確認などチェック業務を行なう部門をフロントミドルということもある。
特に、フロントからミドルバックへ融資契約の実行依頼を行なう際、フロントから契約書や徴求書類の現物をミドルバックへ送付し、ミドルバックにて契約内容の点検を行っている。また、ミドルバックにおける点検において、不備があった場合は、ミドルバックからフロントに対して不備を指摘し、フロントにて補完対応(契約書の再作成など)を行なった上で、再度、契約書をミドルバックに送付するなどしている。
このように、契約書や徴求書類の現物による融資事務処理を行なっているため、現状の融資事務処理には、(1)現物移動による時間を要する点、(2)契約内容不備への早期対応が十分でない点、(3)契約内容の不備に対するフロント−ミドルバック間の情報共有が十分でない点、などにおいて課題がある。そのため、契約書や徴求書類をスキャニングにより電子データ化し、融資事務処理のペーパーレス化が望まれている。さらに、契約書などの電子データ化により、融資事務処理への電子署名および印鑑照合の活用も期待できる。
本発明は、このような目的を達成するために、フロントおよびミドルバックにおける融資事務を管理するサーバコンピュータであって、前記サーバコンピュータは、
前記フロントが利用する第1のコンピュータから、前記ミドルバックが利用する第2のコンピュータへ融資契約の点検依頼を行なうための連絡票データを受信し、
予め受信された前記融資契約のための稟議内容を示す稟議書データに基づいて作成された、前記融資契約における契約内容を示す契約書データ、および徴求書類の内容を示す徴求書類データを、前記第1のコンピュータから受信し、前記連絡票データ、前記稟議書データ、前記契約書データ、および前記徴求書類データは、それぞれ関連付けられ、
前記第1のコンピュータからの回付指示に応答して、前記連絡票データを前記第2のコンピュータに回付し、
前記第2のコンピュータからの要求指示に応答して、前記稟議書データ、前記契約書データ、および/または前記徴求書類データを前記第2のコンピュータに送信し、
前記第2のコンピュータから、前記契約書データおよび/または前記徴求書類データに関する不備事由が登録された前記連絡票データを受信し、
前記第2のコンピュータからの回付指示に応答して、前記不備事由が登録された前記連絡票データを前記第1のコンピュータに回付し
前記第1のコンピュータから、前記不備事由に対する補完対応の内容が登録された前記連絡票データを受信し、
前記第1のコンピュータからの回付指示に応答して、前記補完対応の内容が登録された前記連絡票データを前記第2のコンピュータに回付し、
前記第2のコンピュータからの要求指示に応答して、前記契約書データおよび前記徴求書類データに基づいた前記融資契約の実行を指示する
ように構成されたことを特徴とする。
また、前段落に記載の発明において、前記契約書データは、契約書の現物をスキャニングした電子データもしくは電子署名用の電子データであり、および/または前記徴求書類データは、各徴求書類の現物をスキャニングした電子データであることを特徴とする。
さらに、前段落に記載のサーバコンピュータは、前記契約書の現物、および/または前記徴求書類の現物を管理し、前記点検により不備が確認されない場合、前記契約書の現物、および/または前記徴求書類の現物の保管場所への送付状を出力するようにさらに構成されることを特徴とする。
また、本発明は、フロントおよびミドルバックにおける融資事務を管理する方法であって、前記方法は、
前記フロントが利用する第1のコンピュータから、前記ミドルバックが利用する第2のコンピュータへ融資契約の点検依頼を行なうための連絡票データを受信するステップと、
予め受信された前記融資契約のための稟議内容を示す稟議書データに基づいて作成された、前記融資契約における契約内容を示す契約書データ、および徴求書類の内容を示す徴求書類データを、前記第1のコンピュータから受信するステップであって、前記連絡票データ、前記稟議書データ、前記契約書データ、および前記徴求書類データは、それぞれ関連付けられる、ステップと、
前記第1のコンピュータからの回付指示に応答して、前記連絡票データを前記第2のコンピュータに回付するステップと、
前記第2のコンピュータからの要求指示に応答して、前記稟議書データ、前記契約書データ、および/または前記徴求書類データを前記第2のコンピュータに送信するステップと、
前記第2のコンピュータから、前記契約書データおよび/または前記徴求書類データに関する不備事由が登録された前記連絡票データを受信するステップと、
前記第2のコンピュータからの回付指示に応答して、前記不備事由が登録された前記連絡票データを前記第1のコンピュータに回付するステップと、
前記第1のコンピュータから、前記不備事由に対する補完対応の内容が登録された前記連絡票データを受信するステップと、
前記第1のコンピュータからの回付指示に応答して、前記補完対応の内容が登録された前記連絡票データを前記第2のコンピュータに回付するステップと、
前記第2のコンピュータからの要求指示に応答して、前記契約書データおよび前記徴求書類データに基づいた前記融資契約の実行を指示するステップと
を備えたことを特徴とする。
さらに、本発明は、フロントおよびミドルバックにおける融資事務を管理する方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータによって実行されると、前記コンピュータに、
前記フロントが利用する第1のコンピュータから、前記ミドルバックが利用する第2のコンピュータへ融資契約の点検依頼を行なうための連絡票データを受信させ、
予め受信された前記融資契約のための稟議内容を示す稟議書データに基づいて作成された、前記融資契約における契約内容を示す契約書データ、および徴求書類の内容を示す徴求書類データを、前記第1のコンピュータから受信させ、前記連絡票データ、前記稟議書データ、前記契約書データ、および前記徴求書類データは、それぞれ関連付けられ、
前記第1のコンピュータからの回付指示に応答して、前記連絡票データを前記第2のコンピュータに回付させ、
前記第2のコンピュータからの要求指示に応答して、前記稟議書データ、前記契約書データ、および/または前記徴求書類データを前記第2のコンピュータに送信させ、
前記第2のコンピュータから、前記契約書データおよび/または前記徴求書類データに関する不備事由が登録された前記連絡票データを受信させ、
前記第2のコンピュータからの回付指示に応答して、前記不備事由が登録された前記連絡票データを前記第1のコンピュータに回付させ、
前記第1のコンピュータから、前記不備事由に対する補完対応の内容が登録された前記連絡票データを受信させ、
前記第1のコンピュータからの回付指示に応答して、前記補完対応の内容が登録された前記連絡票データを前記第2のコンピュータに回付させ、
前記第2のコンピュータからの要求指示に応答して、前記契約書データおよび前記徴求書類データに基づいた前記融資契約の実行を指示させる
ことを特徴とする。
以上説明したように、本発明により、融資事務処理のペーパーレス化が実現でき、これにより、融資事務処理全体の作業時間の短縮および効率化、契約内容不備への早期対応、ならびにフロント−ミドルバック間の情報共有強化を図ることができる。
本発明の一実施形態に係るシステム構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る融資事務処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る稟議書データ記憶部に格納されたデータを示す図である。 本発明の一実施形態に係る契約書データ記憶部に格納されたデータを示す図である。 本発明の一実施形態に係る徴求書類データ記憶部に格納されたデータを示す図である。 本発明の一実施形態に係る連絡票データ記憶部に格納されたデータを示す図である。
本発明の実施形態に係る融資事務管理システムの概要を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るシステム構成を示す図である。図1において、データセンタなどに設置された融資事務管理サーバ101は、ネットワーク102(例えば、金融機関のイントラネット)を介して、フロント端末103、およびミドルバック端末104と通信を行なうように構成されている。なお、図1において、融資事務管理サーバ101を単一のサーバとして示しているが、複数のサーバによる分散システムとして構成することも可能である。
フロント端末103は、金融機関におけるフロント担当者が使用する端末である。フロント担当者は、フロント端末103を用いて、稟議書や契約書を作成する。作成された稟議書データや契約書データは、フロント端末103から融資事務管理サーバ101に送信される。送信された稟議書データや契約書データは融資事務管理サーバ101に格納され、フロント端末103を介して回覧されフロントの権限者による承認を受ける。また、フロント担当者は、フロント端末103を用いて連絡票を作成し、契約内容の点検および実行依頼をミドルバック担当者に対して行なう。この際、フロント担当者は、フロント端末103を用いて(または別端末を用いて)、契約書や徴求書類をスキャニングし、各書類の電子データ(例えば、PDFファイル)が融資事務管理サーバ101に送信および格納される。
ミドルバック端末104は、金融機関におけるミドルバック担当者が使用する端末である。ミドルバック担当者は、ミドルバック端末104を用いて、フロント担当者から受信した連絡票に基づいて、契約内容の点検を行なう。点検結果は、ミドルバック担当者によりミドルバック端末104を介して登録され、融資事務管理サーバ101に格納される。契約内容に不備がない場合は、ミドルバックの権限者による検証を受けた後、問題がなければ融資実行処理が行なわれる。
契約内容に不備がある場合は、ミドルバック担当者は、ミドルバック端末104を用いて不備事由を登録し、融資事務管理サーバ101を介して、フロント担当者に対して不備を指摘する。その後、フロント担当者は、フロント端末103を用いて、不備事由を確認し、補完対応を行なった上で、融資事務管理サーバ101に回答内容を登録する。登録された回答内容は、ミドルバック端末104を介してミドルバック担当者にて不備が解消しているか確認される。
次に、融資事務管理サーバ101の構成を詳細に説明する。なお、図1では、単一のサーバコンピュータシステムを想定し、必要な機能構成だけを示している。
融資事務管理サーバ101は、CPU110に、システムバス115を介してRAM111、入力装置112、出力装置113、通信制御装置114、および不揮発性記憶媒体(ROMやHDDなど)で構成される記憶装置116が接続された構成を有する。記憶装置116は、融資事務管理システムの各機能を奏するためのソフトウェアプログラムを格納するプログラム格納領域と、当該ソフトウェアプログラムで取り扱うデータを格納するデータ格納領域とを備えている。以下に説明するプログラム格納領域の各手段は、実際は独立したソフトウェアプログラム、そのルーチンやコンポーネントなどであり、CPU110によって記憶装置116から呼び出されRAM111のワークエリアに展開されて、データベースなどを適宜参照しながら順次実行されることで、各機能を奏するものである。
記憶装置116におけるプログラム格納領域に格納されているソフトウェアプログラムは、本発明に関連するものだけを列挙すると、稟議書データ管理手段120、契約書データ管理手段121、徴求書類データ管理手段122、および連絡票データ管理手段123を備えている。これらの手段は、CPU110によって実行される。
稟議書データ管理手段120は、フロント端末103から稟議書データを受信し、稟議書データ記憶部130に格納する。また、フロント端末103またはミドルバック端末104からの要求に応じて、稟議書データ記憶部130に格納された稟議書データを取得し、要求のあった各端末に送信する。
契約書データ管理手段121は、フロント端末103から契約書データを受信し、契約書データ記憶部131に格納する。また、フロント端末103またはミドルバック端末104からの要求に応じて、契約書データ記憶部131に格納された契約書データを取得し、要求のあった各端末に送信する。また、契約書データ管理手段121は、フロント端末103から、契約書の電子データ(例えば、PDFファイル)を受信し、契約書データ記憶部131に格納する(またはPDFファイルを別の場所に格納し、格納場所を示すデータを契約書データ記憶部131に格納する)。
徴求書類データ管理手段122は、フロント端末103から、徴求書類の電子データ(例えば、PDFファイル)を受信し、徴求書類データ記憶部132に格納する(またはPDFファイルを別の場所に格納し、格納場所を示すデータを徴求書類データ記憶部132に格納する)。
連絡票データ管理手段123は、フロント端末103またはミドルバック端末104から受信した連絡票データを連絡票データ記憶部133に格納する。また、フロント端末103またはミドルバック端末104からの要求に応じて、連絡票データ記憶部133に格納された連絡票データを取得し、要求のあった各端末に送信する。
次に、記憶装置116におけるデータ格納領域は、本発明に関連するものだけを列挙すると、稟議書データ記憶部130、契約書データ記憶部131、徴求書類データ記憶部132、および連絡票データ記憶部133を備える。いずれも、記憶装置116内に確保された一定の記憶領域である。
稟議書データ記憶部130は、融資取引における承認済みの稟議に係るデータを格納する。図3は、本発明の一実施形態に係る稟議書データ記憶部130に格納されたデータを示す図である。図3における稟議書データは、稟議書データを識別するための「稟議番号」、同一案件における稟議書のバージョンを示す「稟議通番」(すなわち、「稟議番号」と「稟議通番」とで稟議書(データ)を一意に識別することができる)、稟議書を作成した主管店を一意に示す「担当支店コード」、稟議書の作成者(フロント担当者)を一意に示す「担当者コード」、稟議書の承認者(フロントミドル担当者)を一意に示す「承認者コード」、稟議書の決裁者(審査部担当者)を一意に示す「決裁者コード」、金融機関の取引先の勘定店を一意に識別させる「勘定店番号」、取引先の口座番号を示す「口座番号」、取引先を一意に示す「取引先ID」、承認済みの稟議金額を示す「稟議金額」、融資の実行予定日を示す「実行予定日」、稟議の取り扱い期限を示す「取扱期限」、年利区分を示す「年利区分」、その他の融資実行条件の有無を示す「その他条件有無」、および電子稟議書ファイルを格納するための、または格納先を示す「稟議書ファイル」を格納する。「稟議番号」および「稟議通番」について、例えば、稟議書データを更新登録すると、「稟議通番」が、シーケンシャルに増えていく形で登録される。そのため、同一の稟議書データ(「稟議番号」が同一)を検索する場合は、「稟議通番」が最も多いデータを最新版の稟議書データとして取得することができる。「年利区分」は、融資に対する年利ベースを示す数値(1:365日ベース、2:360日ベース、など)を設定することができる。「その他条件有無」は、本データの条件以外の融資実行条件の有無を示す数値(0:その他条件無し、1:その他条件有り、など)を設定することができる。例えば、「1:その他条件有り」の場合は、本データ以外の別の条件データを参照することもできる。「稟議書ファイル」は、稟議書ファイルそのもの(例えば、PDFファイル)であってもよいし、格納先のアドレスであってもよい。なお、当該データ内容については一例であり項目の追加、削除を妨げるものではない(以下に示す各データについても同様である)。
契約書データ記憶部131は、稟議承認後、顧客と金融機関との間で締結された契約に係るデータを格納する。図4は、本発明の一実施形態に係る契約書データ記憶部131に格納されたデータを示す図である。図4における契約書データは、契約書データを識別するための「契約番号」、同一案件における契約書のバージョンを示す「契約通番」(すなわち、「契約番号」と「契約通番」とで契約書(データ)を一意に識別することができる)、顧客と金融機関の間で契約が締結した日を示す「契約日」、融資金額を示す「融資金額」、融資の実行予定日を示す「実行予定日」、融資金額の完済予定日を示す「返済予定日」、融資金額に対して適用される利率を示す「適用利率」、基準金利を示す「ベースレート区分」、年利区分を示す「年利区分」、資金手配方法であるファンディング方法を示す「ファンディング方法」、電子契約書ファイルを格納するための、または格納先を示す「契約書ファイル」、適用された稟議書を一意に示す「適用稟議番号」を格納する。「契約番号」および「契約通番」について、例えば、契約書不備などによる補完対応で契約書を再作成し契約書データを更新登録すると、「契約通番」が、シーケンシャルに増えていく形で登録される。そのため、稟議書データ同様、同一の契約書データ(「契約番号」が同一)を検索する場合は、「契約通番」が最も多いデータを最新版の契約書データとして取得することができる。「ベースレート区分」は、融資に対する基準金利を示す数値(1:短期プライムレート、2:市場金利、3:市場金利(その他)、4:その他を設定することができる。「ファンディング方法」には、資金手配方法を示す数値(1:オンラインファンディング、2:架電ファンディング、3:その他のファンディング、など)を設定することができる。オンラインファンディングとは、金融機関内の資金管理を行なっている部門に対し、例えば勘定系システムを介してオンラインで資金手配をする場合である。また、架電ファンディングとは、当該部門に対し、オンラインなどで手配をすることが出来ない別段の理由がある場合、電話連絡にて資金手配する場合である。さらに、その他のファンディングとは、オンラインファンディングおよび架電ファンディングに該当しない手配方法である(例えば、オンラインではあるが、複数の連携システムを介して資金手配を行なうため、資金手配の期間や金額に対し、人間による最終確認が必要)。「年利区分」は稟議書データ(図3)と同様である。「契約書ファイル」は稟議書データ(図3)における「稟議書ファイル」と同様である。「適用稟議番号」には、契約にあたり適用された承認済みの稟議書を一意に示す番号が格納される。これは、例えば、「稟議番号」および「稟議通番」を組み合わせた番号である(例えば、稟議番号+“−”(ハイフン)+稟議通番)。
徴求書類データ記憶部132は、契約書に添付され、フロント担当者によって登録された徴求書類(融資実行の際の必要書類)に係るデータを格納する。図5は、本発明の一実施形態に係る徴求書類データ記憶部132に格納されたデータを示す図である。図5における徴求書類データは、添付先の契約書を一意に示す「契約番号」、徴求書類の種類を示す「書類*種別」、および電子徴求書類ファイルを格納するための、または格納先を示す「書類*」を格納する。「契約番号」は、添付先である契約書データ(図4)における「契約番号」である。なお、「契約番号」も、契約書データ(図4)における「適用稟議番号」同様、「契約通番」も含めた形で格納することもできるし、「契約番号」のみを格納し、対応する契約書データは「契約通番」が最も多いデータであると判断することもできる。「書類*種別」は、徴求書類の種類を示す数値(1:稟議書、2:銀行取引約定書、3:保証書、4:印鑑証明、5:約束手形、6:個人情報同意書、7:保証意思確認書、8:その他、など)を設定することができる。なお、「書類*種別」および「書類*」の“*”は管理上の書類の識別番号であり、例えば、1から順番に存在する。図5においては、書類9までしか示していないが、当然ながら10以上存在することもできるし、9未満であってもよい。また、書類の種類をデータ列として管理するのではなく、書類ごとにデータレコードとして管理することができる。この場合、徴求書類データには「契約番号」に加え、例えば、「書類番号」を設定し、書類の数分、レコードを追加していく。「書類*」は稟議書データ(図3)における「稟議書ファイル」と同様である。「書類*種別」における“8”(その他)は、1〜7以外の書類であることを示す他、光学文字認識(OCR)による書類の自動判別の際に、正常に判別できなかった場合にも設定される。この場合、フロント担当者またはミドルバック担当者により、正しい書類種別に再設定されることになる。なお、図5において「書類*種別」および「書類*」が空白のデータは、書類が存在しないことを示す。徴求書類が契約書に何種類添付されるかは、契約内容ごとに異なる。なお、徴求書類は契約内容に基づいて決定されるが、それを決定するための条件マスタ(図示せず)は別途、融資事務管理サーバ101に格納される。
連絡票データ記憶部133は、融資事務処理における契約内容の点検および実行依頼を行なうための連絡用のデータを格納する。図6は、本発明の一実施形態に係る連絡票データ記憶部133に格納されたデータを示す図である。図6における連絡票データは、連絡票を一意に示す「連絡番号」、融資事務処理の進捗状況を示す「進捗状況」、点検および実行対象となる契約書を示す「契約番号」、契約内容に不備があった場合の不備の種類を示す「不備事由」、不備に対する対応状況を示す「対応状況」、ミドルバックからフロントへの連絡事項(主に不備事由に対する補足説明)を示す「フロント宛連絡事項」、ならびにフロントからミドルバックへの連絡事項(主に補完対応に対する補足説明)を示す「ミドルバック宛連絡事項」を格納する。「進捗状況」は、融資事務処理の進捗状況を示す数値(1:連絡票作成中、2:点検依頼待ち、3:点検待ち、4:点検中、5:点検済み、など)を設定することができる。「不備事由」は、不備の種類を示す数値(1:稟議条件違反、2:徴求書類不足、など)を設定することができる。「対応状況」は、不備に対する対応状況を示す数値(1:フロントへの連絡未、2:フロントへ連絡済、3:フロントにて補完対応中、4:フロントからミドルバックに補完対応回答済、など)を設定することができる。また、図6では、「不備事由」および「対応状況」を1つしか登録できないように記載してあるが、「不備事由1」、「不備事由2」、「不備事由3」・・・と複数列を設定できるようにする、または不備事由ごとにレコードを作成する、などにより、複数の不備事由を登録させることもできる(「対応状況」も同様)。
次に、図2のフローチャート、および図3−6のデータを参照して、本発明の一実施形態に係る融資実行処理を流れに沿って説明する。本処理は、フロント担当者が予め承認済みの稟議書データ(図3)に基づいて顧客との間で融資契約を締結し、連絡票を用いてミドルバック担当者に契約内容の点検依頼をし、ミドルバック担当者が契約内容を点検し、契約内容に不備がある場合は補完対応を行なうという一連の融資事務を、コンピュータシステムを介して行なうものである。
なお、契約書について、紙ベースで締結され(顧客が紙に押印することにより契約締結)、当該契約書をスキャニングにより電子データ化するパターンと、予め契約書データ(図4)が作成される(顧客はコンピュータ端末を介して契約書データを確認し、電子署名することにより契約締結)ペーパーレスパターンとが想定される。
契約書をスキャニングにより電子データ化するパターンの場合、フロント担当者が紙ベースの契約書および徴求書類をスキャニングし、連絡票を用いてミドルバック担当者に対し点検依頼を行なう。
ペーパーレスパターンの場合は、フロント担当者が連絡票に契約内容(金利情報や回収情報などの融資条件)を入力し、紙ベースの徴求書類をスキャニングした上で、連絡票を用いてミドルバック担当者に対し点検依頼を行なう。
連絡票により点検依頼を受けたミドルバック担当者は、契約内容と稟議条件の確認、徴求書類の有無およびその内容の確認、ならびに印鑑照合などの点検作業を行なう。
図2は、本発明の一実施形態に係る融資事務処理を示すフローチャートである。本処理フローは、フロント担当者と顧客との間で契約が締結した後、契約内容の点検依頼を行なうために、フロント担当者がミドルバック担当者への連絡票を作成するところから始まる。
まず、ステップ201において、連絡票データ管理手段123が、フロント端末103から、フロント担当者により新規作成された連絡票データを受信し、連絡票データ記憶部133に格納する。この段階の連絡票データは、図6における「連絡番号」が“4”のレコードのように、「進捗状況」が“1”(連絡票作成中)のものである。当然ながら「不備事由」などは未だ登録されていない。また、連絡票データ(図6)における「連絡番号」は、連絡票データ記憶部133に新規作成される場合に採番され、格納される。連絡票データ(図6)における「契約番号」は、点検対象となる契約書データを識別するための番号であり、契約書データ(図4)における「契約番号」に対応する(または、同一の「契約番号」が契約書データに複数存在する場合は、同一の「契約番号」のレコードのうち「契約通番」が最も多いレコードに対応する)。なお、連絡票データや、以下に詳細に示す契約書データなどの作成および更新は、融資事務処理用のWebサイト(以下、「専用サイト」という)を介して行うことができる。
また、連絡票作成と同時、または前後で、契約書データ(図4)の作成を行なうことが想定される。紙ベースの契約書の場合は、フロント担当者がフロント端末103または別の端末により契約書をスキャニングし、契約書の電子データ(例えばPDFファイル)を、融資事務管理サーバ101に送信する。送信された契約書の電子データは、契約書データ管理手段121により受信され、契約書データ記憶部131に格納される(またはPDFファイルを別の場所に格納し、格納場所を示すデータ(例えば、図4における「契約書ファイル」)が契約書データ記憶部131に格納される)。契約書のペーパーレスパターンの場合は、フロント担当者は、連絡票作成と併せて、フロント端末103を用いて契約書データを作成し、融資事務管理サーバ101に送信する。送信された契約書データは、契約書データ管理手段121により受信され、契約書データ記憶部131に格納される。
また、契約書の電子データ、または契約書データの作成と共に、フロント担当者は、フロント端末103を用いて、紙ベースの徴求書類をスキャニングし、徴求書類の電子データ(例えば、PDFファイル)を、融資事務管理サーバ101に送信する。送信された徴求書類の電子データは、徴求書類データ管理手段122により受信され、徴求書類データ記憶部132に格納される(またはPDFファイルを別の場所に格納し、格納場所を示すデータ(例えば、図5における「書類*」)が徴求書類データ記憶部132に格納される)。また、徴求書類データ(図5)における「書類*種別」は、フロント端末103を用いてフロント担当者が選択したデータに基づいて手動設定することもできるし、電子データのファイル名や、光学文字認識(OCR)により識別された書類内の所定コードなどにより書類の種類を自動判別および設定することもできる。また、正常に自動判別できなかった場合には、「書類*種別」に例えば、“8”(その他)を設定することにより、その後の確認の際、フロント担当者またはミドルバック担当者に正しい書類種別を設定させることもできる。
次に、ステップ201おいて作成した連絡票(データ)に対してフロントの権限者による承認を受けるため、連絡票データ管理手段123が連絡票を回覧する(ステップ202)。これは、例えば、連絡票を作成したフロント担当者がフロント端末103を用いて承認を受ける権限者を指定し、連絡票データ管理手段123により、指定された権限者のみが当該連絡票を承認できるように制御する。また、この段階で連絡票データ管理手段123により、連絡票データ(図6)の「進捗状況」が“2”(点検依頼待ち)に更新される。なお、フロントの権限者による承認を受けない場合、連絡票データ管理手段123はステップ202−204を実行せず、ステップ201おいて作成した連絡票(データ)をミドルバックに回付(ステップ205)してもよい。
ステップ202において回覧された連絡票データ(図6)、ならびに点検対象となる契約書データ(図4)および徴求書類データ(図5)は、フロントの権限者によりチェックされ、チェックOKの場合はステップ203のYesルートに進み、連絡票データ管理手段123によってミドルバックに回付される(ステップ205)。この場合、連絡票データ管理手段123により、連絡票データ(図6)の「進捗状況」が“3”(点検待ち)に更新される。一方、チェックNGの場合はステップ203のNoルートに進み、フロント担当者または権限者はフロント端末103を用いて連絡票などの修正を行ない(ステップ204)、問題を解消した上で、修正された連絡票などが連絡票データ管理手段123によってミドルバックに回付される(ステップ205)。
ステップ205において連絡票などがミドルバックに回付されると、ミドルバック担当者は、ミドルバック端末104を用いて契約内容を点検する(ステップ206)。具体的には、ミドルバック端末104に専用サイトの点検依頼一覧が表示され、点検対象となる連絡票を選択することにより、契約内容を点検する。契約内容の点検は、例えば、フロント担当者により作成された、連絡票データ(図6)、ならびに契約書データ(図4)および徴求書類データ(図5)の内容を確認する。これは、稟議書データ(図3)の内容を参照して、契約書の内容が稟議条件に違反していないか、徴求書類の過不足や不備がないか、などを確認する。なお、稟議書データ、契約書データ、徴求書類データ、および連絡票データは、図3−6に示されるように稟議番号または契約番号により関連付けられており、ミドルバック端末104からの要求指示により、それぞれのデータを関連付けてミドルバック端末104に表示させることができる。また、融資事務管理サーバ101は、電子データ化された契約書上の印影と、マスタ登録された正規の印鑑の印影とを重ね合わせて照合率(一致率)を算出し、ミドルバック担当者は当該照合率に基づいて印鑑照合を行なうこともできる。
ステップ206における契約内容の点検により、不備が確認された場合、ステップ207のYesルートに進み、ミドルバック担当者は、ミドルバック端末104を介して不備事由を登録し、フロントに回付する(ステップ208)。不備事由の登録とは、例えば、連絡票データ(図6)における「不備事由」を、ミドルバック端末104上に表示された専用サイトから選択し、「フロント宛連絡事項」に詳細内容を登録する。また、当該専用サイト上のボタン押下などにより、フロントへの回付指示を行うことにより、連絡票データ管理手段123は連絡票データ(図6)における「対応状況」を“2”(フロントへ連絡済)に更新する。なお、不備内容のみを登録し、フロントへの回付指示を未だ行わない場合、当該「対応状況」を“1”(フロントへの連絡未)に更新することもできる。
ステップ208においてフロントへの回付が行われると、フロントにて不備の内容を確認し、補完対応した上で、ミドルバックに再回付される(ステップ209)。フロント担当者は、フロント端末103に表示した専用サイトを介して、連絡票データ(図6)、ならびに契約書データ(図4)および徴求書類データ(図5)における不備を修正(更新)し、連絡票データ(図6)における「ミドルバック宛連絡事項」に補完対応の詳細内容を登録する。なお、補完対応において、フロント担当者が契約書を再作成した場合は、契約書データ管理手段121は、フロント端末103から新たに契約書データ(図4)を受信し、契約書データ記憶部131に格納する。この場合、契約書データに新しいレコードが追加されることになるが、新規追加される契約書データの「契約番号」は元々の契約書データと同一で、「契約通番」が、例えば、シーケンシャルに加算されたものが設定される。また、ミドルバックへの再回付指示を行うことにより、連絡票データ管理手段123は連絡票データ(図6)における「対応状況」を“4”(フロントからミドルバックに補完対応回答済)に更新する。なお、当該「対応状況」は、補完対応中で、ミドルバックへの回付指示は未だ行わない場合、“3”(フロントにて補完対応中)に更新することもできる。ミドルバックに再回付されると、ミドルバック担当者により再度点検が行なわれ(ステップ206)、不備が解消するまでステップ206−209を繰り返す。
ステップ206における契約内容の点検により、不備が確認されない場合、ステップ207のNoルートに進み、ミドルバックの権限者による検証を受けた後、問題がなければ契約書データおよび徴求書類データなどに基づいて、別コンピュータなどへの融資実行の指示が行なわれる(ステップ210)。ステップ210の後、本処理は終了する。
なお、電子データ化された契約書や徴求書類の現物は、本システムまたは別システムにより、在り場所の管理を行なうこともできる。契約書や徴求書類の現物は、電子データ化された契約書などに基づいてミドルバックによる点検を受け問題ないとされた後(ステップ210の後)、フロントから、ミドルバックまたは所定の保管場所に郵送される。この際、システムから郵送のための送付状を発行することができる。例えば、連絡票データ(図6)における「進捗状況」が“5”(点検済み)に更新されたタイミングで、当該送付状を発行することもできる。さらに送付状に二次元コード(例えば、QRコード(登録商標))を印刷し、送付状を受け取ったら当該コードを読み取り、在り場所や送付状況を示すステータスを更新することができる。
以上より、本発明により、融資事務処理のペーパーレス化が実現でき、これにより、融資事務処理全体の作業時間の短縮および効率化、契約内容不備への早期対応、ならびにフロント−ミドルバック間の情報共有強化を図ることができる。

Claims (5)

  1. フロントおよびミドルバックにおける融資事務を管理するサーバコンピュータであって、前記サーバコンピュータは、
    前記フロントが利用する第1のコンピュータから、前記ミドルバックが利用する第2のコンピュータへ融資契約の点検依頼を行なうための連絡票データを受信し、
    予め受信された前記融資契約のための稟議内容を示す稟議書データに基づいて作成された、前記融資契約における契約内容を示す契約書データ、および徴求書類の内容を示す徴求書類データを、前記第1のコンピュータから受信し、前記連絡票データ、前記稟議書データ、前記契約書データ、および前記徴求書類データは、それぞれ関連付けられ、
    前記第1のコンピュータからの回付指示に応答して、前記連絡票データを前記第2のコンピュータに回付し、
    前記第2のコンピュータからの要求指示に応答して、前記稟議書データ、前記契約書データ、および/または前記徴求書類データを前記第2のコンピュータに送信し、
    前記第2のコンピュータから、前記契約書データおよび/または前記徴求書類データに関する不備事由が登録された前記連絡票データを受信し、
    前記第2のコンピュータからの回付指示に応答して、前記不備事由が登録された前記連絡票データを前記第1のコンピュータに回付し
    前記第1のコンピュータから、前記不備事由に対する補完対応の内容が登録された前記連絡票データを受信し、
    前記第1のコンピュータからの回付指示に応答して、前記補完対応の内容が登録された前記連絡票データを前記第2のコンピュータに回付し、
    前記第2のコンピュータからの要求指示に応答して、前記契約書データおよび前記徴求書類データに基づいた前記融資契約の実行を指示する
    ように構成されたことを特徴とするサーバコンピュータ。
  2. 前記契約書データは、契約書の現物をスキャニングした電子データもしくは電子署名用の電子データであり、および/または前記徴求書類データは、各徴求書類の現物をスキャニングした電子データであることを特徴とする請求項1に記載のサーバコンピュータ。
  3. 前記契約書の現物、および/または前記徴求書類の現物を管理し、前記点検により不備が確認されない場合、前記契約書の現物、および/または前記徴求書類の現物の保管場所への送付状を出力するようにさらに構成されたことを特徴とする請求項2に記載のサーバコンピュータ。
  4. フロントおよびミドルバックにおける融資事務を管理する方法であって、前記方法は、
    前記フロントが利用する第1のコンピュータから、前記ミドルバックが利用する第2のコンピュータへ融資契約の点検依頼を行なうための連絡票データを受信するステップと、
    予め受信された前記融資契約のための稟議内容を示す稟議書データに基づいて作成された、前記融資契約における契約内容を示す契約書データ、および徴求書類の内容を示す徴求書類データを、前記第1のコンピュータから受信するステップであって、前記連絡票データ、前記稟議書データ、前記契約書データ、および前記徴求書類データは、それぞれ関連付けられる、ステップと、
    前記第1のコンピュータからの回付指示に応答して、前記連絡票データを前記第2のコンピュータに回付するステップと、
    前記第2のコンピュータからの要求指示に応答して、前記稟議書データ、前記契約書データ、および/または前記徴求書類データを前記第2のコンピュータに送信するステップと、
    前記第2のコンピュータから、前記契約書データおよび/または前記徴求書類データに関する不備事由が登録された前記連絡票データを受信するステップと、
    前記第2のコンピュータからの回付指示に応答して、前記不備事由が登録された前記連絡票データを前記第1のコンピュータに回付するステップと、
    前記第1のコンピュータから、前記不備事由に対する補完対応の内容が登録された前記連絡票データを受信するステップと、
    前記第1のコンピュータからの回付指示に応答して、前記補完対応の内容が登録された前記連絡票データを前記第2のコンピュータに回付するステップと、
    前記第2のコンピュータからの要求指示に応答して、前記契約書データおよび前記徴求書類データに基づいた前記融資契約の実行を指示するステップと
    を備えたことを特徴とする方法。
  5. フロントおよびミドルバックにおける融資事務を管理する方法をコンピュータに実行させるコンピュータプログラムであって、前記コンピュータプログラムは、前記コンピュータによって実行されると、前記コンピュータに、
    前記フロントが利用する第1のコンピュータから、前記ミドルバックが利用する第2のコンピュータへ融資契約の点検依頼を行なうための連絡票データを受信させ、
    予め受信された前記融資契約のための稟議内容を示す稟議書データに基づいて作成された、前記融資契約における契約内容を示す契約書データ、および徴求書類の内容を示す徴求書類データを、前記第1のコンピュータから受信させ、前記連絡票データ、前記稟議書データ、前記契約書データ、および前記徴求書類データは、それぞれ関連付けられ、
    前記第1のコンピュータからの回付指示に応答して、前記連絡票データを前記第2のコンピュータに回付させ、
    前記第2のコンピュータからの要求指示に応答して、前記稟議書データ、前記契約書データ、および/または前記徴求書類データを前記第2のコンピュータに送信させ、
    前記第2のコンピュータから、前記契約書データおよび/または前記徴求書類データに関する不備事由が登録された前記連絡票データを受信させ、
    前記第2のコンピュータからの回付指示に応答して、前記不備事由が登録された前記連絡票データを前記第1のコンピュータに回付させ、
    前記第1のコンピュータから、前記不備事由に対する補完対応の内容が登録された前記連絡票データを受信させ、
    前記第1のコンピュータからの回付指示に応答して、前記補完対応の内容が登録された前記連絡票データを前記第2のコンピュータに回付させ、
    前記第2のコンピュータからの要求指示に応答して、前記契約書データおよび前記徴求書類データに基づいた前記融資契約の実行を指示させる
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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