JP2017146397A - 透明加温プレート支持装置 - Google Patents

透明加温プレート支持装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2017146397A
JP2017146397A JP2016026825A JP2016026825A JP2017146397A JP 2017146397 A JP2017146397 A JP 2017146397A JP 2016026825 A JP2016026825 A JP 2016026825A JP 2016026825 A JP2016026825 A JP 2016026825A JP 2017146397 A JP2017146397 A JP 2017146397A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating plate
transparent heating
stage
support device
plate support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016026825A
Other languages
English (en)
Inventor
土屋 秀治
Hideji Tsuchiya
秀治 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Hit Co Ltd
Original Assignee
Tokai Hit Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Hit Co Ltd filed Critical Tokai Hit Co Ltd
Priority to JP2016026825A priority Critical patent/JP2017146397A/ja
Publication of JP2017146397A publication Critical patent/JP2017146397A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Microscoopes, Condenser (AREA)

Abstract

【課題】透明加温プレートをステージから着脱することなく、その下面がステージに対向する姿勢とステージ上から退避する姿勢に動作させることが可能な透明加温プレート支持装置を提供する。
【解決手段】透明加温プレートPを対向姿勢からステージS上から退避する姿勢とする。そして、フラスコFをステージSに載置し、左右前後方向等へ動かして、フラスコF内の観察対象としての細胞を図示しない対物レンズに対向させて観察を行う。透明加温プレートPを退避姿勢とすることで、ステージS上に障害物が無くなり、フラスコFをいずれの方向にも自由にスライドさせることが可能となる。
【選択図】 図3

Description

本発明は顕微鏡のステージ上に透明加温プレートを支持する透明加温プレート支持装置に関するものである。
特許文献1に記載された顕微鏡には透明加温プレートが示されている。この透明加温プレートは顕微鏡のステージに備えられて細胞等の観察対象を加温しながら観察することを可能とするものである。透明加温プレート十字動装置を介してステージに取り付けられている。
特開平11−142749
ところで、透明加温プレートをステージに取り付けてしまうと、ステージ上で観察対象が収容された容器を広い範囲で動かすことができないと不都合が生じる場合がある。例えば、細胞をフラスコに収容して培養した場合は、観察対象がフラスコ内に多数点在することになるため、適当な観察対象を探すためフラスコを持ってステージ上で大きくスライドさせる必要がある。しかしながら、透明加温プレートがステージに備えられていたのでは、フラスコをスライドさせることができなくなってしまう。
一方、細胞を収容したディッシュを透明加温プレートに載置して加温しながら観察を行いたい場合には、透明加温プレートをステージに装着する必要がある。
上記のように、ステージに対し透明加温プレートを付けたい場合と、外したい場合があるが、透明加温プレートをステージに対し着脱する作業はかなり面倒である。
本発明は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、透明加温プレートをステージから着脱することなく、その下面がステージに対向する姿勢とステージ上から退避する姿勢に動作させることが可能な透明加温プレート支持装置の提供を、その目的とする。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、請求項1の発明は、顕微鏡のステージに設置して用いる透明加温プレートを支持する透明加温プレート支持装置において、前記透明加温プレートを、その下面が前記ステージに対向する対向姿勢と前記ステージから離間してステージ上から退避する退避姿勢との間で動作可能に支持するものであることを特徴とする透明加温プレート支持装置である。
請求項2の発明は、請求項1に記載した透明加温プレート支持装置において、透明加温プレート支持装置は、ステージ側に設けられたベース部と、前記ベース部に設けられ、ステージに沿う方向に並んで、且つ互いに間隔を開けて対向する一対の保持穴と、透明加温プレート側に設けられ前記一対の保持穴に対し回動自在に支持される回動部とから成ることを特徴とする透明加温プレート支持装置である。
請求項3の発明は、請求項2に記載した透明加温プレート支持装置において、回動部は一対の球面部を有し、前記一対の球面部の少なくとも一方は弾性体によって保持穴の縁部に対し圧接させられていることを特徴とする透明加温プレート支持装置である。
請求項4の発明は、請求項3に記載した透明加温プレート支持装置において、一対の球面部の少なくとも一方を保持穴の縁部に対し進行後退させる調節手段を具備することを特徴とする透明加温プレート支持装置である。
本発明の透明加温プレートによれば、透明加温プレートをステージから着脱することなく、その下面がステージに対向する姿勢とステージ上から退避する姿勢に動作させることが可能となる。従って、透明加温プレートをステージに対し着脱する面倒な作業を行う必要がなくなる。
本発明の実施の形態に係る透明加温プレート支持装置に支持される透明加温プレートを、その下面がステージに対向する対向姿勢とした状態の斜視図である。 図1のA−A断面図である。 本発明の実施の形態に係る透明加温プレート支持装置に支持される透明加温プレートをステージ上から退避する退避姿勢とした状態の斜視図である。 図3に対応する側面図である。 その他の実施の形態に係る図2に対応する図である。
本発明の実施の形態に係る透明加温プレート支持装置1を図面にしたがって説明する。
この透明加温プレート支持装置1は顕微鏡のステージSに透明加温プレートPを支持するものである。
透明加温プレート支持装置1の構成を説明する。
符号3、5は一対の支持ブロックを示し、支持ブロック3、5は透明加温プレートPに備えられている。支持ブロック3、5は矩形の枠部Paの背面側の長辺部Pbに固定されている。支持ブロック3、5は長辺部Pbに形成された浅い凹部に嵌り込み、長辺部Pbの下面から挿入されたピン8によって固定されている。
支持ブロック3、5は互いに間隔を開けて対向しており、その対向面には丸穴によって構成される保持穴3a、5aが形成されている。保持穴3a、5aにはボールプランジャ7、9が収容されている。
ボールプランジャ7、9はそれぞれ収容穴7a、9aを有するホルダ7b、9b、ホルダ7b、9bに収容された弾性体としてのコイルバネ7c、9c及び回動部としての金属製のボール7d、9dから成る。ボール7d、9dの一部である球面部が収容穴7a、9aの開口から露出しており、且つコイルバネ7c、9cによって外方向へ付勢されている。収容穴7a、9aの開口はボール7d、9dの直径より小さく設定されているので、ボール7d、9dは収容穴7a、9aの開口の内側の縁部に圧接した状態となっている。
ステージSの後方には固定ブロックSaが設けられ、この固定ブロックSaにはベース部としての平面視がコの字状のブラケット11が固定されている。このステージS側に設けられたブラケット11は間隔を開けて互いに対向する一対の対向板13、15を有している。対向板13、15には保持穴13a、15aがそれぞれ形成されている。保持穴13a、15aの直径はボール7d、9dの収容穴7a、9aの開口からの露出部の径寸法より小さく設定されている。
透明加温プレート支持装置1は以上のように構成されている。
透明加温プレート支持装置1の使用方法を説明する。
まず、透明加温プレートPを持って、支持ブロック3、5をブラケット11の一対の対向板13、15の外側面に嵌めて、ボール7d、9dの収容穴7a、9aの開口からの露出部を保持穴13a、15aに入れる。前述のようにボール7d、9dはコイルバネ7c、9cの付勢力に抗して収容穴7a、9aの奥部側へ僅かに移動し、保持穴13a、15aの縁部に圧接する。これにより、透明加温プレートPが透明加温プレート支持装置1を介してステージS側の固定ブロックSaに保持される。これにより透明加温プレートPはボール7d、9dを介して保持穴13a、15aに対し回動自在に支持されることになる。
図1に示すように、ボール7d、9dを支点として透明加温プレートPをステージSに向かって回動させ、透明加温プレートPの下面がステージSに対向する対向姿勢にする。
対向姿勢にした透明加温プレートPはステージSの図示しない開口を塞ぐ状態となる。そして、透明加温プレートPにウェルプレートWを載置し、ウェルプレートWに収容された観察対象としての細胞が加温される。そして、開口の下方に備えられた光源から光が照射され、開口の上方に備えられた図示しない対物レンズを観察対象に対向させて観察を行う。
なお、ステージSが駆動ステージである場合には、透明加温プレートPの前面側の長辺部Pcの下面に貼付された滑り材Pdがステージと摺接する。
また、透明加温プレートPを図1の対向姿勢から、図3、図4に示すように、ステージS上から退避する姿勢とする。
そして、フラスコFをステージSに載置し、左右前後方向等へ動かして、フラスコF内の観察対象としての細胞を図示しない対物レンズに対向させて観察を行う。透明加温プレートPを退避姿勢とすることで、ステージS上に障害物が無くなり、フラスコFをいずれの方向にも自由にスライドさせることが可能となる。
このように透明加温プレート支持装置1によれば、透明加温プレートPをステージSから着脱することなく、その下面がステージSに対向する姿勢とステージS上から退避する姿勢に動作させることが可能となる。従って、透明加温プレートPをステージSから着脱する面倒な作業を行う必要がなくなる。
図5にその他の実施の形態に係る透明加温プレート支持装置21を示す。
この透明加温プレート支持装置21は上記実施の形態に係る透明加温プレート支持装置1とほぼ同様の構成を有するので、異なる構成部分についてのみ説明し、透明加温プレート支持装置1と同様の構成部分については上記実施の形態で用いた符号を付して、その説明を省略する。
符号23は支持ブロックを示し、この支持ブロック23には貫通穴25が形成されている。貫通穴25には雌ネジが形成され、この雌ネジには雄ネジ27が螺合されている。図5において雄ネジ27の左端部は摘み部29が形成され、この摘み部29が支持ブロック23の左側面から突出している。また雄ネジ27の右端部にはボールホルダ31が固定され、ボールホルダ31の右端部には球面部33が露出している。
この透明加温プレート支持装置21では摘み部29を回して、雄ネジ27と共にボールホルダ31を進行後退させて、球面部33を保持穴13aに当接させたり、当接を解除したりする。
以上、本発明の実施の形態について詳述してきたが、具体的構成は、この実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の変更などがあっても発明に含まれる。
例えば、本発明の透明加温プレート支持装置は、倒立顕微鏡、正立顕微鏡等、顕微鏡のタイプを問わず使用することが可能である。
本発明の透明加温プレート支持装置は理化学機器製造業において利用可能性を有し、顕微鏡のステージに設置して用いる透明加温プレートをステージから着脱することなく、その下面がステージに対向する姿勢とステージ上から退避する姿勢に動作させることを可能とするものである。
1…透明加温プレート支持装置 3、5…支持ブロック
3a、5a…保持穴 7、9…ボールプランジャ
7a、9a…収容穴 7b、9b…ホルダ
7c、9c…コイルバネ 7d、9d…金属製のボール
7d、9d…ボール 8…ピン
11…ブラケット 13、15…対向板
13a、15a…保持穴 21…透明加温プレート支持装置
23…支持ブロック 25…貫通穴 27…雄ネジ
29…摘み部 31…ボールホルダ 33…球面部
S…ステージ Sa…固定ブロック P…透明加温プレート
Pa…枠部 Pb…背面側の長辺部 Pc…前面側の長辺部
Pd…滑り材 W…ウェルプレート F…フラスコ

Claims (4)

  1. 顕微鏡のステージに設置して用いる透明加温プレートを支持する透明加温プレート支持装置において、前記透明加温プレートを、その下面が前記ステージに対向する対向姿勢と前記ステージから離間してステージ上から退避する退避姿勢との間で動作可能に支持するものであることを特徴とする透明加温プレート支持装置。
  2. 請求項1に記載した透明加温プレート支持装置において、透明加温プレート支持装置は、ステージ側に設けられたベース部と、前記ベース部に設けられ、ステージに沿う方向に並んで、且つ互いに間隔を開けて対向する一対の保持穴と、透明加温プレート側に設けられ前記一対の保持穴に対し回動自在に支持される回動部とから成ることを特徴とする透明加温プレート支持装置。
  3. 請求項2に記載した透明加温プレート支持装置において、回動部は一対の球面部を有し、前記一対の球面部の少なくとも一方は弾性体によって保持穴の縁部に対し圧接させられていることを特徴とする透明加温プレート支持装置。
  4. 請求項3に記載した透明加温プレート支持装置において、一対の球面部の少なくとも一方を保持穴の縁部に対し進行後退させる調節手段を具備することを特徴とする透明加温プレート支持装置。
JP2016026825A 2016-02-16 2016-02-16 透明加温プレート支持装置 Pending JP2017146397A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016026825A JP2017146397A (ja) 2016-02-16 2016-02-16 透明加温プレート支持装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016026825A JP2017146397A (ja) 2016-02-16 2016-02-16 透明加温プレート支持装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2017146397A true JP2017146397A (ja) 2017-08-24

Family

ID=59682263

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016026825A Pending JP2017146397A (ja) 2016-02-16 2016-02-16 透明加温プレート支持装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2017146397A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6595502B2 (ja) 動的クランプ及びそのための工具ホルダ
US9314797B2 (en) Device and method to accurately and easily assemble glass slides
US8020511B2 (en) Film coating holder
CN110695827B (zh) 光纤套箍研磨用夹具和载置部件
CN103364939A (zh) 用于不同形状和大小的试样承载件的保持器
JP2017146397A (ja) 透明加温プレート支持装置
US9925660B2 (en) Method for positioning micro-tool and micro-manipulator device
US9180581B2 (en) Auxiliary device for maintaining a screw upright
US20220355390A1 (en) Chuck device
TW201444641A (zh) 定位機構
JP2014046442A (ja) ワーク固定装置
JP2019128547A (ja) 顕微鏡
US9393654B2 (en) Instant clamping mechanism
KR101436475B1 (ko) 파티클 방지용 클램프 장치
US20120280442A1 (en) Media carrier
US9469002B2 (en) Clamping device
CN103691829A (zh) 用于金属片材的固定器
JP6796455B2 (ja) 試料台支持具
JP6422026B2 (ja) 板ガラス保持具及び板ガラスの製造方法
JP2012114371A (ja) 基板収納容器
JP2021101471A (ja) 成膜装置
JP4562506B2 (ja) 強磁性体ターゲット交換冶具及び交換方法
JP2013094788A (ja) ダイホルダ
JP6632482B2 (ja) 部品実装装置
CN111448460B (zh) 样品支架