JP2017144650A - スコアラ及び段ボールシート製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】罫線モータを配置するためのスペース及びロール罫線モータをメンテナンスするためのスペースを小さくすることができると共に製造製作コスト削減を図る低減することができるようにした、スコアラ及び段ボールシート製造装置を提供する。【解決手段】罫線ロール31bを回転駆動する罫線モータM1と、生産管理装置200から受信した指令に基づいて制御を行う制御装置2とを備え、制御装置2は、罫線モータM1の出力であるモータ出力を制御するモータ出力制御部2cとを備え、モータ出力制御部2cは、罫線モータM1のトルクが、罫線モータM1に設定されるトルク制限値を超えない範囲で前記モータ出力を制御し、罫線モータM1のトルク制限値には、トルク定格値以下の通常制限値と、トルク定格値よりも高く且つ所定期間内に限って超えることを許容される高制限値との2つの制限値を有している。【選択図】図4

Description

本発明は、段ボールシートに罫線加工を施すスコアラ及びそれを使用した段ボールシート製造装置に関する。
段ボールシート製造装置には、一般的に、段ボールシートの搬送方向(以下「シート搬送方向」と呼ぶ)に沿って連続的に罫線加工を施すスコアラが備えられている。段ボールシートに罫線加工を施すことで、段ボールシートの折り曲げ性を良好にすることができる。
スコアラには、段ボールシートの搬送経路(以下「シート搬送経路」と呼ぶ)を挟んで上下一対に設けられた上罫線ロールと下罫線ロールとからなる罫線ロール組が、シート幅方向(シート搬送方向と直交する水平方向)に沿って複数設けられている。以下、上罫線ロールと下罫線ロールとを区別しない場合には「罫線ロール」と呼ぶ。各罫線ロールは、それぞれシート搬送方向に回転する。
上罫線ロールと下罫線ロールとの内、一方の罫線ロール(例えば上罫線ロール)の円周面には周方向に連続した凸部が形成され、他方の罫線ロール(例えば下罫線ロール)の円周面には周方向に連続した凹部が形成されている。シート搬送経路を搬送される段ボールシートは、一方の罫線ロールの前記凸部により他方の罫線ロールの前記凹部に押圧されて、シート搬送方向に沿って罫線が連続的に形成される。(例えば特許文献1参照。)
特開2006−168281号公報
罫線ロール組を構成する一対の上罫線ロールと下罫線ロールとは、同期してシート幅方向に沿って移動可能に構成され、オーダに応じて各罫線ロール組の位置(つまり罫線加工箇所)は適宜変更される。上罫線ロールは、段ボールシートに接して罫線加工を施す加工位置と、段ボールシートから上方に離隔する待機位置との間で移動可能に構成されており、次オーダに対する前準備が行なわれる期間(以下、「待機期間」とも呼ぶ)は、上罫線ロールを加工位置から移動させて待機位置とする。これにより、下罫線ロールと上罫線ロールとの押圧状態が解除されて、下罫線ロール及び上罫線ロールがシート幅方向へ移動可能となり、各罫線ロール組を次オーダに応じた位置へと移動させることができる。
下罫線ロールには、下罫線ロールをシート搬送方向に回転駆動するモータ(以下「罫線モータと表記する」)が設けられている。待機期間は、罫線ロールが罫線加工を行わないので、罫線モータの回転速度をアイドリング速度まで低下させるが、次オーダの罫線加工を実際に開始する前に、今度は、モータの回転速度を、アイドリング速度から、罫線ロールの周速が段ボールシートの搬送速度(換言すれば段ボールシート製造装置のライン速度)に近づくように上昇させる。
このような罫線ロールを駆動するモータには、設置スペースやメンテナンススペースの省スペース化及び製造コスト削減を図れることから、できるだけ容量(定格出力)が小さく小型サイズのものを採用することが望まれている。
本発明は、上記のような課題に鑑み創案されたもので、罫線モータを配置するためのスペース及び罫線モータをメンテナンスするためのスペースを小さくすることができると共に製造コスト削減を図ることができる、スコアラ及び段ボールシート製造装置を提供することを目的とする。
(1)上記の目的を達成するために、本発明のスコアラは、ダブルフェーサとカットオフとにより所定のライン速度で搬送される段ボールシートに対し、罫線加工を施すスコアラであって、罫線ロールと、前記罫線ロールを回転駆動する罫線モータと、前記罫線ロールを、前記段ボールシートを押圧しない待機位置、又は、前記段ボールシートを押圧して前記罫線加工を施す加工位置に移動させるロール移動機構と、生産管理装置から受信した指令に基づいて制御を行う制御装置とを備え、前記制御装置は、前記ロール移動機構の作動を制御するロール移動制御部と、前記罫線モータの出力であるモータ出力を制御するモータ出力制御部とを備え、前記モータ出力制御部は、前記罫線モータのトルクが、前記罫線モータに設定されるトルク制限値を超えない範囲で前記モータ出力を制御し、前記罫線モータのトルク制限値には、トルク定格値以下の通常制限値と、前記トルク定格値よりも高く且つ所定期間内に限って超えることを許容される高制限値との2つの制限値を有していることを特徴としている。
(2)前記トルク制限値を設定するトルク制限値設定手段を備え、前記モータ出力制御部は、前記生産管理装置から現オーダ終了指令を受信したときには、前記モータ出力をアイドリング出力まで減少させる出力減少制御を行う一方、前記生産管理装置から、新オーダ開始指令よりも前に予め発信される新オーダ準備指令を受信したときには、前記罫線ロールの周速が前記ライン速度に近づくように、前記モータ出力を前記アイドリング出力から増加させる出力増加制御を行い、前記トルク制限値設定手段は、前記トルク制限値を、前記出力増加制御が行われている間は、前記高制限値に設定することが好ましい。
(3)前記ロール移動制御部は、前記生産管理装置から前記新オーダ開始指令を受信したときには、前記罫線ロールを前記待機位置から前記加工位置に移動させ、前記トルク制限値は、前記罫線ロールが前記加工位置にある間は、前記通常制限値に設定されることが好ましい。
(4)前記罫線モータは、前記ダブルフェーサに備えられたダブルフェーサ用モータよりも、定格出力の低いモータであることが好ましい。
(5)罫線モータは、前記カットオフに備えられたカットオフ用モータよりも、定格出力の低いモータであることが好ましい。
(6)前記段ボールシートに主罫線を加工する主罫線ロールを備え、前記罫線ロールには、前記主罫線ロールが含まれていることが好ましい。
(7)前記段ボールシートに主罫線を加工する主罫線ロールと、前記段ボールシートに特殊罫線を加工する特殊罫線ロールとを備え、前記罫線ロールには、前記特殊罫線ロールが含まれていることが好ましい。
(8)前記特殊罫線ロールは、前記段ボールシートの搬送方向で、主罫線ロールの上流側に配設されることが好ましい。
(9)前記特殊罫線ロールの前記罫線モータは、前記主罫線ロールを回転駆動するモータよりも、定格出力の低いモータであることが好ましい。
(10)上記の目的を達成するために、本発明の段ボールシート製造装置は、(1)〜(9)の何れかのスコアラと、ダブルフェーサと、カットオフとを備えたことを特徴としている。
本発明によれば、罫線モータのトルク制限値として、トルク定格値以下の通常制限値と、トルク定格値よりも高く且つ所定期間内に限って超えることを許容される高制限値との2つの制限値を有しているので、短期間の急加減速に対応することが可能となる。
また、罫線モータ自体でライン速度相当のトルクを出力することができない場合でも、ダブルフェーサとカットオフとにより搬送される段ボールシートによって罫線ロールが連れ回されるようになるため、ライン速度の低下を抑制することができる。
したがって、短期間の急加減速中においてもトルクがトルク定格値を超えないモータを採用する場合に比べて、定格出力が低くサイズの小さな罫線モータを採用することができる。これにより、従来のスコアラよりも、罫線モータを配置するためのスペース及び罫線モータをメンテナンスするためのスペースを小さくすることができると共に製作コストを低減することができる。
本発明の一実施形態の段ボールシート製造システムの全体構成を示す模式図である。 本発明の一実施形態のスリッタスコアラの構成を示す模式図であり、(a)はスリッタスコアラの側面図、(b)は罫線ロールに使用される凹状ロールの縦断面図、(c)は罫線ロールに使用される凸状ロールの縦断面図、である。 本発明の一実施形態の特罫ユニット及び主罫ユニットの構成を示す側面図である。 本発明の一実施形態の段ボールシート製造装置の制御構成を示す模式図であり、段ボールシート製造装置の要部斜視図と共に制御ブロックを併せて示す図である。 生産オーダが、通常オーダ(特殊罫線が加工されないオーダ),特罫有りオーダ(特殊罫線が加工されるオーダ)及び通常オーダの順に変更される場合を例示するタイムチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の各実施の形態について説明する。
以下の説明では、段ボールシート製造装置で扱う各種シート材(裏ライナ,中芯,表ライナ,片段シート,段ボールシート)が搬送される方向を、シート搬送方向と呼ぶ。また、シート搬送方向と直交する方向をシート幅方向と呼ぶ。
また、特段の説明がなく上流と記載した場合は、シート搬送方向における上流を意味するものとし、同様に、特段の説明がなく下流と記載した場合は、シート搬送方向における下流を意味するものとする。
以下に示す実施形態はあくまでも例示に過ぎず、以下の実施形態で明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。以下の実施形態の各構成は、それらの趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができるとともに、必要に応じて取捨選択することができ、あるいは適宜組み合わせることが可能である。
[1.段ボールシート製造システムの全体構成]
図1は本発明の第1実施形態に係る段ボールシート製造システムの全体構成を示す模式図である。
本実施形態に係る段ボールシート製造システムは、段ボールシート製造装置100と段ボールシート製造装置100を制御する生産管理装置200とにより構成されている。
段ボールシート製造装置100は、主な構成装置として、裏ライナ20を加熱する裏ライナプレヒータ10、中芯21を加熱する中芯プレヒータ12、中芯プレヒータ12で加熱された中芯21を段繰りして糊付けし、裏ライナプレヒータ10で加熱された裏ライナ20を貼り合わせるシングルフェーサ11、シングルフェーサ11により形成された片段シート22(片面段ボールシート)を加熱する片段シートプレヒータ13、表ライナ23を加熱する表ライナプレヒータ14、片段シートプレヒータ13により加熱された片段シート22に糊付けするグルーマシン15、グルーマシン15により糊付けされた片段シート22に表ライナプレヒータ14より加熱された表ライナ23を貼り合わせて段ボールシート(両面段ボールシート)24を作成するダブルフェーサ16、ダブルフェーサ16で作成された段ボールシート24に縦断裁(シート搬送方向に沿って断裁すること)や罫線加工を行うスリッタスコアラ17、スリッタスコアラ17で縦断裁や罫線加工を行われた段ボールシート24を横断裁(シート幅方向に沿って断裁すること)して板状とするカットオフ18、及び板状とされた段ボールシート24を完成順にスタックするスタッカ19を備えている。
ダブルフェーサ16では、片段シート22及び表ライナ23の搬送経路を上下から挟むようにして熱板とループ状の加圧ベルトとが配置されている。加圧ベルトは、モータMdによって回転駆動され、加圧ベルトと熱板との間で、上下に重なりあった状態の片段シート22と表ライナ23とを熱板に向けて加圧しながら、片段シート22及び表ライナ23を搬送する。片段シート22及び表ライナ23は、加圧されながら熱板によって加熱されることで、互いに貼り合わされて段ボールシート24となる。
カットオフ18では、段ボールシート24の搬送経路を上下から挟むようにして上ナイフシリンダと下ナイフシリンダとが一対に配置されている。
上ナイフシリンダと下ナイフシリンダとは、それぞれ、モータMc1,Mc2によって段ボールシート24の搬送速度(以下「ライン速度」とも呼ぶ)VLと略同じ周速で回転駆動されており、上流側の搬送コンベアにより上ナイフシリンダと下ナイフシリンダと間に送り込まれた段ボールシート24は、上ナイフシリンダ周面に固定されたナイフと、下ナイフシリンダの周面に固定されたナイフとで挟みつけられて横断裁される。横断裁され板状となった段ボールシート24は、下流側の搬送コンベアによってスタッカ19へと搬送される。上ナイフシリンダと下ナイフシリンダとの回転は、段ボールシート24を横断裁するだけでなく段ボールシート24を搬送する機能も担っている。
[2.スリッタスコアラの構成]
以下、スリッタスコアラ17について、図2を参照して説明する。
スリッタスコアラ17は、段ボールシート24の搬送方向Aに沿って配置された第1スリッタスコアラユニット(以下「第1ユニット」又は「スリッタスコアラユニット」とも表記する)170Fと、第2スリッタスコアラユニット(以下「第2ユニット」又は「スリッタスコアラユニット」とも表記する)170Sとから構成されている。
第1ユニット170Fと第2ユニット170Sとは、一方が稼動中(以下「加工中」とも表記する)に、他方は待機中とされるようになっている。図2は、第1ユニット170Fが待機中であり、第2ユニット170Sが稼働中の状態を示している。稼動中のユニット(図2では第2ユニット170S)では、段ボールシート24に対して縦断裁や罫線加工を行うための後述の各種ロール31a,31b,32a,32b,33a,33bが段ボールシート24を押圧した状態とされ、待機中のユニット(図2では第1ユニット170F)では、段ボールシート24の搬送経路(以下「シート搬送経路」と表記する)L1よりも上に配置された各種ロール31a,32a及びシート搬送経路L1よりも下方に配置されたロール33bが、段ボールシート24から離隔した状態とされ、各種ロール31a,31b,32a,32b,33a,33bが段ボールシート24を押圧しない(加工を行わない)状態とされる。待機中のユニット(図2では第1ユニット170F)は、生産オーダの変更のための設定変え(各種ロール31a,31b,32a,32b,33a,33bの位置変更)などの準備作業を行なう。
以下、第1ユニット170Fと第2ユニット170Fとを区別しない場合には、スリッタスコアラユニット170又はユニット170と表記する。また、生産オーダをオーダとも表記し、生産オーダの変更をオーダチェンジとも表記する。
各スリッタスコアラユニット170は、特殊罫線ユニット(スコアラ、以下「特罫ユニット」とも表記する)171,主罫線ユニット(以下「主罫ユニット」とも表記する)172,スリッタユニット173を上流からこの順に並べて構成される。
特罫ユニット171には、段ボールシート24のシート搬送経路L1を挟んで対向配置され、シート搬送経路L1の上側に配置される上罫線ロール31aと、シート搬送経路L1の下側に配置される下罫線ロール31bとが備えられている。上罫線ロール31aは、図2(b)に示すように、円周面30aの略中央部に、周方向に連続した凹部30bが形成された凹状ロール30Aであり、下罫線ロール31bは、図2(c)に示すように、円周面30aの略中央部に、周方向に連続した凸部30cが形成された凸状ロール30Bである。上罫線ロール31aと下罫線ロール31bとは上下一対となって罫線ロール組を構成している。
罫線ロール組は、シート幅方向に沿って複数組並設されている。換言すれば、上罫線ロール31aはシート幅方向に沿って複数並設され、下罫線ロール31bはシート幅方向に沿って複数並設されている。
図2及び図4に示すように、複数の上罫線ロール31aは共通の駆動軸131aに固定され、特殊罫線の加工中は、搬送される段ボールシート24に従動して一斉に回転する。複数の下罫線ロール31bは共通の駆動軸131bに固定され、後述するようにこの駆動軸131bに連結された共通の罫線モータ(以下「モータ」とも表記する)M1によって一斉に回転駆動される。この罫線モータM1は、ダブルフェーサ16のモータMd,カットオフ18のモータMc1,Mc2及び主罫ユニット172のモータM2の何れよりも定格出力が低く、小型サイズのモータである。
また、各罫線ロール組は、それぞれ、生産オーダ毎に設定された特殊罫線箇所(段ボールシート24に対して特殊罫線が入れられる箇所)に応じて罫線シート幅方向に移動可能に構成されている。
各主罫ユニット172は、シート搬送経路L1を挟んで対向配置され、シート搬送経路L1の上側に配置される上罫線ロール32aと、シート搬送経路L1の下側に配置される下罫線ロール32bとが備えられている。特罫ユニット171の上罫線ロール31a及び下罫線ロール31bとは逆に、主罫ユニット172では、上罫線ロール32aは、図2(b)に示す凸状ロール30Bであり、下罫線ロール32bは、図2(a)に示す凹状ロール30Aである。上罫線ロール32aと下罫線ロール32bとは上下一対となって罫線ロール組を構成し、罫線ロール組は、シート搬送方向Aに沿って2段に配置されている。
各段において、罫線ロール組はシート幅方向に沿って複数組並設されている。換言すれば、各段毎に、上罫線ロール32aはシート幅方向に沿って複数並設され、下罫線ロール32bはシート幅方向に沿って複数並設されている。各段毎に、複数の上罫線ロール32aは共通の駆動軸132aに固定され、主罫線の加工中は、搬送される段ボールシート24に従動して一斉に回転する。各段毎に、複数の下罫線ロール32bは共通の駆動軸132bに固定されると共に後述するようにこの駆動軸132bに連結された共通のモータM2によって一斉に回転駆動される。
また、各罫線ロール組は、それぞれ、生産オーダ毎に設定された主罫線箇所(段ボールシート24に対して主罫線が入れられる箇所)に応じてシート幅方向に移動可能に構成されている。
主罫ユニット172では、加工中、段ボールシート24は、各罫線ロール組において、上罫線ロール32aの凸部30cによって下罫線ロール32bの凹部30bに押し込まれる。これによって、段ボールシート24の上面に、各罫線ロール組によりそれぞれ搬送方向Aに沿って主罫線が連続的に形成される。主罫線は、段ボールシート24を箱状に組み立てる際に段ボールシート24を折り曲げ易いようにするためのものである。この主罫ユニット172では、上述のように罫線ロール組をシート搬送方向Aに沿って2段に配置することで、段ボールシート24に加工できる主罫線の本数を増やしている。
特罫ユニット171では、加工中、段ボールシート24は、各罫線ロール組において、下罫線ロール31bの凸部30cによって上罫線ロール31aの凹部30bに押し込まれる。これによって、段ボールシート24の下面に、各罫線ロール組によりそれぞれ搬送方向Aに沿って特殊罫線が連続的に形成される。特殊罫線は、主罫線に対して補助的な罫線であり、この場合は、主罫線とは反対側の面に形成される。
なお、図2(a)では、便宜上、第2ユニット170Sにおいて、罫線ロール31b,32aの凸部30cが、罫線ロール31a,32bの凹部30bに押し込まれていないように示している。
スリッタユニット173は、シート搬送経路L1を挟んで対向配置され、シート搬送経路L1の上側に配置される押さえロール33aと、シート搬送経路L1の下側に配置されるスリッタナイフ33bとが備えられている。スリッタナイフ33bは、薄い円板状の回転式ナイフである。押さえロール33aとスリッタナイフ33bとは上下一対となって、シート幅方向に沿って複数組並設されており、それぞれ、設定されたスリットの位置に応じてシート幅方向に移動可能に構成されている。
スリッタユニット173では、対となる押さえロール33aとスリッタナイフ33bとで段ボールシート24を挟みつけることで、段ボールシート24を搬送方向Aに沿って連続的に縦断裁する。
図3を参照して、特罫ユニット171及び主罫ユニット172についてさらに説明する。
特罫ユニット171には、シート搬送経路L1を挟んで、上罫線ユニット31Aと下罫線ユニット31Bとが備えられている。
上罫線ユニット31Aには、上支持部材31cと、上移動部材31dと、上罫線ロール31aとが備えられている。
上支持部材31cは、中空の直方体形状をし、段ボールシート24の幅方向に延在して配置されている。
上支持部材31cの下流側側面の上部および下部には、シート幅方向に略水平に延在する案内レール31gがそれぞれ取付けられている。上移動部材31dは、上罫線ロール31a毎に設けられており、その下部で上罫線ロール31aを回転自在に支持している。
複数の上移動部材31dは、それぞれ前記の上下一対の案内レール31g,31gに沿って移動可能に支持されると共に図示しない駆動装置を有しており、個別にシート幅方向に移動して、特殊罫線箇所に対応した位置まで移動できるようになっている。
上支持部材31cのシート幅方向両端は、一対の装置フレーム(図示略)に上下方向に延在して取付けられたガイドレール(図示略)にそれぞれ係合され、上支持部材31cは上下方向(段ボールシート24に対して接近・離間する方向)に移動可能となっている。
また、装置フレームには、サーボモータ機構(ロール移動機構)31eが取付けられている。サーボモータ機構31eの下部には、可動軸31fが上下方向に進退可能に設けられている。可動軸31fの下端部は、上支持部材31cの上面両端部に固定されており、サーボモータ機構31eを駆動して可動軸31fを進退させることによって上支持部材31cを上下動させ、上罫線ロール31aを、罫線加工を行わない待機位置と、罫線加工を行う加工位置との間で略上下方向に移動させるように構成されている。
下罫線ユニット31Bには、下支持部材31hと、下移動部材31jと、下罫線ロール31bとが備えられている。
下支持部材31hは、中空の直方体形状をし、シート幅方向に延在して配置され、両端部は前記一対の装置フレームに固定されている。
下支持部材31hの下流側側面の上部および下部には、それぞれ幅方向に略水平に延在する案内レール31k,31kが取付けられている。
下移動部材31jは、下罫線ロール31b毎に設けられており、その上部で下罫線ロール31bを回転自在に支持している。複数の下移動部材31jは、それぞれ案内レール31kに沿って移動可能に支持されると共に図示しない駆動装置を有しており、個別にシート幅方向に移動して、罫線加工に対応した位置まで移動できるようになっている。
主罫ユニット172には、シート搬送経路L1を挟んで一対に設けられた上罫線ユニット32Aと下罫線ユニット32Bとが、シート搬送経路L1に沿って二段設けられている。上罫線ユニット32Aは、特罫ユニット171に設けられた上罫線ユニット31Aに対し、上罫線ロール31a(凹状ロール30A)を上罫線ロール32a(凸状ロール30B)に置き換えただけでその他の構成は同じなので説明を省略する。同様に、下罫線ユニット32Bは、特罫ユニット171に設けられた下罫線ユニット31Bに対し、下罫線ロール31b(凸状ロール30B)を下罫線ロール32b(凹状ロール30A)に置き換えただけでその他の構成は同じなので説明を省略する。
[3.制御構成]
以下、コントローラ2の制御構成について図4を参照して説明する。
段ボールシート製造装置100には、上位の生産管理システムからオーダ情報(生産スケジュールや、製作シート数や、段ボールシート24のシート幅寸法や、罫線を入れる箇所など)を取得して、段ボールシート製造装置100の全体を制御する生産管理装置200と、生産管理装置200から出力指令やオーダ情報を取得し、この出力指令やオーダ情報に基づいて、スリッタスコアラ17の作動や、ダブルフェーサ16の作動や、カットオフ18の作動を制御するローカルのコントローラ(制御装置)2を備えている。
コントローラ2は、少なくとも、ライン速度制御部2aと、ロール移動制御部2bと、モータ出力制御部2cと、トルク制限値設定手段2dとを備えている。
ライン速度制御部2aは、ダブルフェーサ16の駆動ローラ16aを駆動するモータMdの回転速度と、カットオフ18のナイフシリンダ18A,18Bを駆動する各モータMc1,Mc2の各回転速度を制御する。駆動ローラ16aは、ダブルフェーサ16の加圧ベルト(図示略)に卷回され、この加圧ベルトを駆動する。
ダブルフェーサ16の加圧ベルト及びナイフシリンダ18A,18Bは段ボールシート24の搬送手段を兼ねており、ライン速度制御部2aは、モータMd,Mc1,Mc2の回転速度を制御することで、段ボールシート24の搬送速度つまりライン速度VLを制御する。
また、モータMd,Mc1,Mc2には、回転速度を検出するエンコーダEd,Ec1,Ec2がそれぞれ付設されており、エンコーダEd,Ec1,Ec2の各検出結果はライン速度制御部2aにそれぞれ出力される。ライン速度制御部2aは、エンコーダEd,Ec1,Ec2の各検出結果に基づいて所定のライン速度VLが得られるように、モータMd,Mc1,Mc2の回転速度を制御する。
なお、図4では、ナイフシリンダ18A,18Bの周面のナイフは省略している。
ロール移動制御部2b及びモータ出力制御部2cは、罫線ユニット171,172の罫線ユニット31A,31B,32A,32B(図3参照)の作動を制御する。ロール移動制御部2b及びモータ出力制御部2cによる罫線ユニット31A,31B,32A,32Bの作動制御・制御系統は同様なので、図4では便宜的に、一つの特罫ユニット171に関する制御系統のみ示す。また、図4では、上罫線ユニット31Aと下罫線ユニット31Bとを簡略化して示す。
具体的には、ロール移動制御部2bは、生産管理装置200から、現オーダ(現在、第1ユニット170Fで特殊罫線を加工しているオーダ)を終了させる指令(以下「現オーダ終了指令」と呼ぶ)を受信すると、サーボモータ機構31e(図3参照)の作動を制御して可動軸31f(図3参照)を上方へ縮退させる。これにより、矢印ay1で示すように、上罫線ロール31aが段ボールシート24から離隔した待機位置へと上昇する。
また、ロール移動制御部2bは、生産管理装置200から、現オーダ終了指令を受信した後、新オーダ(第1ユニット170Fで特殊罫線を加工する新たなオーダ)に対する準備を行わせる指令(以下「新オーダ準備指令」と表記する)を受信すると、待機位置の罫線ロール組を、矢印ax1で示すように適宜シート幅方向Wに沿って所定位置まで横移動させる。つまり、上罫線ロール31a毎に装備された駆動装置(図示略)の作動を制御すると共に、下罫線ロール31b毎に装備された駆動装置(図示略)の作動を制御して、罫線ロール組を構成する一対の上罫線ロール31aと下罫線ロール31bとを同期して、次オーダの罫線箇所へと横移動させる。
なお、罫線ロール組の個数(ここでは5組)よりも、段ボールシート24に加工される罫線の本数が少ない場合には、使用されない(罫線の本数を超えた分の)罫線ロール組は、次オーダの段ボールシート24の幅方向(以下「シート幅方向」Wと表記する)外側に位置制御される。
そして、ロール移動制御部2bは、生産管理装置200から、新オーダ準備指令を受信後、新オーダを開始させる指令(以下「新オーダ開始指令」と表記する)を受信すると、サーボモータ機構31e(図3参照)の作動を制御して、可動軸31f(図3参照)を下方に伸長させる。これにより、矢印ay2で示すように、上罫線ロール31aが、段ボールシート24を下罫線ロール31bへと押圧する加工位置へと下降する。
モータ出力制御部2cは、特罫ユニット171のモータM1の推定トルク(以下「モータトルク」と表記する)Trが、加速側のトルク制限値Tlmt(+)と減速側(ブレーキ側)のトルク制限値Tlmt(−)との間の通常トルク域から外れない範囲で、モータM1の出力を制御して、下罫線ロール31bの回転速度を制御する。
具体的に説明すると、モータM1は、モータアンプAM1を備えたサーボモータにより構成されており、モータ出力制御部2cは、モータアンプAM1に回転速度指令値(以下「モータ指令回転数」又は「指令回転数」とも表記する)を出力する。モータアンプAM1は、回転速度指令値に応じた電流(以下「モータ電流」と表記する)をモータM1に出力すると共に、このモータ電流の値(以下、「モータ電流値Im」と表記する)をコントローラ2へ出力する。モータ出力制御部2cは、モータアンプAM1から受信したモータ電流値Imを監視し、このモータ電流値Imに基づいてモータトルクTrを推定し、このモータトルクTrが、適正範囲から外れない範囲で下罫線ロール31bの回転速度を制御する。換言すれば、モータ出力制御部2cは、モータトルクTrが、加速側のトルク制限値Tlmt(+)を超えないように、且つ、減速側のトルク制限値Tlmt(−)を減速側に超えないように下罫線ロール31bの回転速度を制御する。
以下、トルク制限値Tlmt(+)及びトルク制限値Tlmt(−)を区別しない場合にはトルク制限値Tlmtと表記する。
また、モータ出力制御部2cは、生産管理装置200から、現オーダ終了指令を受信すると出力減少制御を行う。すなわち、モータアンプAM1に出力する回転速度指令値を、罫線加工中よりも低速のアイドリング速度に急減させる。また、モータ出力制御部2cは、生産管理装置200から、新オーダ準備指令を受信すると出力増加制御を行う。すなわち、モータ出力制御部2cは、モータアンプAM1に出力する回転速度指令値を、下罫線ロール31bの周速が、早期に、ライン速度VLよりもやや高めの速度(例えばライン速度VL×103%)となるように急増させる。
ここで、トルク制限値TlmtはモータアンプAM1に対して設定されるものである。モータ出力制御部2cは、モータ電流値Imから推定されるモータトルクTrが、トルク制限値Tlmtを超えない範囲で回転速度指令値を出力するが、実際のモータトルクがトルク制限値Tlmtを超えるような場合には、モータアンプAM1は、モータ出力制御部2cから回転速度指令値に拘わらず、実際のモータトルク値Tがトルク制限値Tlmtを超えないようにモータ電流を制限する。
トルク制限値設定手段2dは、トルク制限値TlmtをモータアンプAM1に対して設定する。具体的には、加速側のトルク制限値Tlmt(+)を、通常は、トルク定格値T0(+)以下の通常制限値Tlmt(+)_Lに設定し、モータ出力制御部2cにより出力増加制御が行われている最中は、トルク定格値T0(+)よりも大きな高制限値Tlmt(+)_Hに設定する。また、減速側のトルク制限値Tlmt(−)を、通常は、トルク定格値T0(−)以下の〔トルク定格値T0(−)と等しい又はトルク定格値T0(−)よりも減速側に対して小さい〕通常制限値Tlmt(−)_Lに設定し、モータ出力制御部2cにより出力増加制御が行われている最中は、トルク定格値T0(−)よりも減速側に大きな高制限値Tlmt(−)_Hに設定する。以下、通常制限値Tlmt(+)_L,Tlmt(−)_Lを区別しない場合には通常制限値Tlmt_Lと表記し、高制限値Tlmt(+)_H,Tlmt(−)_Hを区別しない場合には高制限値Tlmt_Hと表記する。
ここで、トルク定格値T0(+)とは、モータトルクTrが、このトルク(定格値T0(+))よりも高くならない限り、モータM1が過負荷を起こすことなく、モータM1を連続して運転することができるトルクである。また、トルク定格値T0(−)とは、モータトルクTrが、このトルク(定格値T0(−))よりも減速側に大きくならない(大きなブレーキトルクとならない)限りモータM1が過負荷を起こすことなく、モータM1を連続して運転することができるトルクである。以下、トルク定格値T0(+)及びトルク定格値T0(−)を区別しない場合にはトルク定格値T0と表記する。
ここで、モータM1は短期間Δtであればトルク定格値T0よりも高くならなければ過負荷を起こすことがなく、許容されるトルク(過負荷を起こすことがないトルク)は、そのトルクで連続して運転される時間が短くなるほど高くなる。モータ出力制御部2cにより出力減少制御や出力増加制御が行われる期間、すなわち、現オーダ終了指令後のモータM1の急減速に伴い減速トルクが高めになる期間、及び、新オーダ準備指令後のモータM1の急加速に伴い加速トルクが高めになる期間は、短期間である。このため、これらの期間については、この短期間であれば問題ない程度において、トルク制限値Tlmtをトルク定格値T0よりも大きなトルク制限値Tlmt_Hに設定している。これにより、モータM1の短期間の急加減速に対応できるようにしている。
また、少なくとも罫線ロールが加工位置にある間は、モータM1は急加減速されないのでトルク制限値Tlmtを、通常制限値Tlmt_Lに設定している。
[4.作用効果]
本発明の一実施形態としてのスリッタスコアラによる作用効果を、図5を参照して説明する。
図5は、生産オーダが、通常オーダ(特殊罫線が加工されないオーダ)1,特罫有りオーダ(特殊罫線が加工されるオーダ)及び通常オーダ2の順に変更される場合を例示するタイムチャートである。図5において、(a)は生産スケジュールを示し、(b)はライン速度VLを示し、(c)は生産管理装置200からコントローラ2への指令を示し、(d)は特罫ユニットのモータM1への回転速度指令値(モータ指令回転数)Nを実線で示すと共に実際のモータM1の回転速度(以下「モータ実回転数」と呼ぶ)N′を点線で示し、(e)はモータ電流値Imから推定されたモータトルクTrの推定値を実線で示すと共に、トルク制限値Tlmtを一点鎖線で示す。
以下の例では、第1スリッタスコアラ17Fの制御を例に取り説明する。
生産管理装置200は、上位の生産管理システムより、図5(a)に示すような生産オーダのスケジュール(ここでは、通常オーダ1,特罫有りオーダ及び通常オーダ2の順で生産が行われる)を取得している。生産管理装置200は、この生産オーダのスケジュールに基づいて、ローカルのコントローラ2に各種制御指令を出力する。
ライン速度VLは、生産管理装置200から指令を受けたコントローラ2が、ダブルフェーサ16のモータMd及びカットオフ18のモータMc1,Mc2を同期して制御することにより、図5(b)に示すように制御される。
具体的には、コントローラ2により、ライン速度VLは、通常オーダ1から特罫有りへのオーダチェンジ時(時点t2)の前後一定期間は比較的遅い速度VL1に制御され、オーダチェンジしてから生産状態が安定するまでの期間を見込んで設定された所定の期間が経過すると、モータMc1,Mc2の回転速度を加速させる(時点t3)。これにより、ライン速度VLが比較的速い速度VL2となる(時点t4)。また、ライン速度VLが、特罫有りオーダから通常オーダ2へのオーダチェンジ時(時点t7)の前後一定の期間(つまり生産状態が安定するまで)に再び比較的遅い速度VL1となるように、コントローラ2により、モータMc1,Mc2の回転速度を減速させる(時点t5)。これにより、ライン速度VLが比較的遅い速度VL1となる(時点t6)。
図5(c)に示すように、図5(a)に示す生産スケジュールにしたがって、生産管理装置200から各種指令がコントローラ2に出力される。
具体的には、先ず、生産管理装置200から、新オーダ準備指令(準備指令)がコントローラ2に出力される(時点t1)。この新オーダ準備指令は、特罫ユニット171の準備が完了するまでの所定の期間を見込んで、通常オーダ1から特罫有りオーダへのオーダチェンジに先立って出力される。新オーダ準備指令を受信すると、コントローラ2は、待機中のスリッタスコアラ17Fの特罫ユニット171の各罫線ロール組を、特罫有りオーダで指定された罫線箇所に移動させる。
その後、生産管理装置200から新オーダ開始指令(運転指令)がコントローラ2に出力されると(時点t2)、コントローラ2は、前記の罫線箇所に移動させた各罫線ロール組の内、待機位置の上罫線ロール31aを、段ボールシート24に押圧する加工位置に一斉に下降させる(特殊罫線加工を開始する)。
そして、生産管理装置200から現オーダ終了指令(停止指令)がコントローラ2に出力されると(時点t7)、コントローラ2は、加工位置にある(加工中のスリッタスコアラ17Fの)各上罫線ロール31aを待機位置へと一斉に上昇させる。
生産管理装置200から新オーダ開始指令(運転指令)がコントローラ2に出力されるまでは、スリッタスコアラ17Fの上罫線ロール31aは待機位置にあり、図5(d)に示すように、時点t1では、下罫線ロール31bはアイドリング状態とされる(アイドリング回転速度Naに制御される)。生産管理装置200から、新オーダ準備指令(準備指令)がコントローラ2に出力されると(時点t1)、下罫線ロール31bはその周面速度がその時のライン速度VL1よりもやや高速となるようにモータ指令回転数Nが回転速度N1(例えばライン速度VL1×103%の周速に相当する回転速度)まで引き上げられる。
そして、生産管理装置200から、新オーダ開始指令がコントローラ2に出力されると(時点t2)、上罫線ロール31aは待機位置から段ボールシート24を下罫線ロール31bに押圧する加工位置に下降するので、下罫線ロール31b及びモータM1には負荷が掛かる。このため、後述するようにモータトルクTrが制限されて、ローラ31a,31bはダブルフェーサ16やカットオフ18により搬送される段ボールシート24によってライン速度VL1で連れ回されるようになる。
以降、時点t7まで、図5(b)に示すライン速度VLの加減速にあわせて、コントローラ2からモータM1に出力される指令回転数Nが増減される。すなわち、指令回転数Nは、時点t4で回転速度N2(>N1)に増大され、時点t6で回転速度N1に戻される。そして、時点t7において生産管理装置200から現オーダ終了指令がコントローラ2に出力され、上罫線ロール31aが待機位置になると、下罫線ロール31bの指令回転数Nはアイドリング回転速度Naとされる。
図5(e)に示すように、モータ1の電流値Imに基づいて推定されるモータトルクTrは、時点t1までは、モータM1がアイドリング状態とされるので、加速側のモータ定格値T0(+)よりも十分に低い値なる(例えばモータTr=定格値T0(+)×5%)。これに対し、モータ指令回転数Nを急増させる時点t1〜t1′は、モータトルクTrは、定格値T0(+)よりも遙かに高くなる(例えばTr=定格値T0(+)×200%)。しかしながら、モータトルクTrがトルク定格値T0(+)を超える期間は僅かであり、モータM1は期間が短ければ定格値T0(+)を越えてもモータM1は過負荷エラーを起こさないので、時点t1〜t1′を含む期間については、加速側のトルク制限値Tlmt(+)を、トルク定格値T0(+)よりも大きく所定期間Δt(>t1′−t)に限って許容される高制限値Tlmt(+)_Hに設定している(例えばTlmt(+)_H=T0(+)×300%)。また、ここでは、減速側のトルク制限値Tlmt(−)も、トルク定格値T0(−)よりも小さく(減速側に大きく)所定期間Δt(>t1′−t)に限って許容される高制限値Tlmt(−)_Hに値に設定している(例えばTlmt(−)=T0(−)×300%)。
これにより、時点t1〜t1′におけるモータ実回転数N′の急増(モータM1の急加速)を達成できるようにしている。
時点t1′で、モータ実回転数N′がライン速度VL1相当の回転数まで上昇すると、その後はモータ実回転数N′は略一定とされるので、モータ電流が減少してモータトルクTrが減少する(ここでは、定格値T0(+)の20%まで減少する)。そこで制御値Tlmtは通常制限値Tlmt(L)(例えばトルク定格値T0の80%)に変更される。そして、時点t2で新オーダ開始指令(運転指令)が出力されて上罫線ロール31aが下降位置になって段ボールシート24に罫線加工を開始すると、下罫線ロール31bには負荷が掛かる。このため、モータアンプAM1は、この負荷分を相殺しつつモータM1にモータ指令回転数Nを出力させるべく、モータ電流を増加させる。この結果、モータトルクTrは、通常制限値Tlmt(+)_L(例えばトルク定格値T0(+)の80%)に達して、この通常制限値Tlmt(+)_Lに制限され、上述したようにモータM1及び下罫線ロール31bが、ダブルフェーサ16やカットオフ18により搬送される段ボールシート24によって連れ回されるようになる。
以降、時点t7で生産管理装置200から現オーダ終了指令が出力されてモータ指令回転数を急減させるまでの期間(すなわちモータ指令回転数を急減させる必要のない期間)は、一定して制限値Tlmtは通常制限値Tlmt_Lに設定される。図5(e)に示す例では、モータトルクTrは通常制限値Tlmt(+)_Lに制限され(Tr=Tlmt(+)_L)、モータM1及び下罫線ロール31bはダブルフェーサ16やカットオフ18により搬送される段ボールシート24によって連れ回される。また、この期間は、減速側の制限値の制限値Tlmt(−)も、減速側のトルク定格値T0(−)よりも減速側に小さな通常制限値Tlmt(+)_L(例えばトルク定格値T0(−)の80%)に設定される。なお、時点t5〜t6においてモータ指令回転数Nが減速設定される最中は、モータトルクTrはマイナスとされブレーキが掛けられる(ここでは、トルク定格値T0(−)の50%)。
そして、時点t7で、生産管理装置200から現オーダ終了指令が出力されて、上罫線ロール31aが待機位置とされると、モータ指令回転数Nがアイドリング回転数Naまで急減される(モータM1の急減速される)。モータ実回転数N′が急減してアイドリング回転数Naとなるまでの間(時点t7〜t7′)、トルク定格値T0(−)よりも減速側に大きなトルク(例えば減速側のトルク定格値T0(−)×200%)を作用させる。モータトルクTrがトルク定格値T0(−)を減速側に超える期間(許容域から外れる期間)は僅かであり、モータM1は期間が短ければトルク定格値T0(−)を減速側に越えてもモータM1は過負荷エラーを起こさないので、時点t7〜t7′を含む期間については、減速側のトルク制限値Tlmt(−)を、トルク定格値T0(−)よりも大きく所定期間Δt(>t7′−t7)に限って許容される高制限値Tlmt(−)_Hに設定している(例えばTlmt(−)_H=T0(−)×300%)。また、ここでは、加速速のトルク制限値Tlmt(+)も、トルク定格値T0(+)よりも大きく所定期間Δt(>t7′−t7)に限って許容される高制限値Tlmt(+)_Hに値に設定している(例えばTlmt(+)=T0(+)×300%)。
したがって、本発明の一実施形態のスリッタスコアラによれば以下のような効果が得られる。
生産管理装置200から、新オーダ準備指令が発信されると、モータM1の回転速度をアイドリング速度からライン速度VLに向けて速やかに加速する出力増加制御が短期間だけ行われる。また、生産管理装置200から、現オーダ終了指令が発信されると、モータM1の回転速度をアイドリング速度まで速やかに減速する出力減少制御が短期間だけ行われる。
出力増加制御や出力減少制御が行われている間は、モータM1のトルクTrは加速側又は減速側に高めとなるが、この間、トルク制限値Tlmtとして、トルク定格値T0を超える高制限値Tlmt_Hが使用される。高制限値Tlmt_Hは、所定期間内に限って許容される制限値であるが、出力増加制御が行われるのは短期間であるため、罫線モータM1が過負荷エラーにより停止してしまうことを防止できる。
また、モータ出力制御部2cにより出力増加制御が行われている期間を除いて、トルク制限値Tlmtは、トルク定格値T0よりも低い通常制限値Tlmt_Lに設定される。このため、罫線加工時は、下罫線ロール31bのトルクは通常制限値Tlmt_Lに制限されるが、ライン速度VLを維持するには十分でなかったとしても、ダブルフェーサ16とカットオフ18とにより搬送される段ボールシート24によって罫線ロール31a,31bが連れ回されるようになるため、ライン速度VLの低下を抑制することができる。
したがって、出力増加制御中においてもトルクが定格値T0を超えないモータや、罫線加工時に周速をライン速度VLよりも高速とすることが可能なモータを採用する場合に比べて、定格出力が低く小型サイズの罫線モータを採用することができる。これにより、従来のスコアラよりも、罫線モータを配置するためのスペース及び罫線モータをメンテナンスするためのスペースを小さくすることができると共に、特罫ユニット171の製作コストを低減することができる。
[5.その他]
(1)上記実施形態では、モータアンプAM1に対するトルク制限値Tlmtを、通常制限値Tlmt_Lと高制限値Tlmt_Hとの二つの何れかに切り替えて設定するようにしたがこの態様に限定されない。モータアンプAM1に対して、通常制限値Tlmt_Lと高制限値Tlmt_Hとの二つの制限値が一定して設定されるようにしてもよい。この場合、モータトルクTrが通常制限値Tlmt_Lを越えた期間が、所定期間Δt(高制限値Tlmt_H以下であればモータM1が過負荷エラーを起こさない期間)以内については、トルク制限値Tlmtとして高制限値Tlmt_Hが機能し、モータトルクTrが通常制限値Tlmt_Lを越える期間が所定期間Δtを超えると、トルク制限値Tlmtとして通常制限値Tlmt_Lが機能するようになる。
(2)上記実施形態では、本発明のスコアラを、特罫ユニット171に適用したが、主罫ユニット172に適用することもできる。換言すれば、本発明に係る罫線ロールに、主罫ユニット172の下罫線ロール32bを含めてもよい。
主罫ユニット172においてもオーダチェンジの際に待機中の下罫線ロール32bをモータにより急加速/急減速させるので、本発明を適用することで、このモータに、ダブルフェーサ16のモータMdやカットオフ18のモータMc1,Mc2よりも定格出力が低く、且つ、従来の主罫ユニットのモータよりも定格出力が低い小型サイズのモータを使用することが可能となる。
(3)上記実施形態では、本発明のスコアラを、スリッタと一体のスリッタスコアラに適用した例を説明したが、スリッタとは別体のスコアラに適用することもできる。
2 コントローラ(制御装置)
2a ライン速度制御部
2b ロール移動制御部
2c モータ出力制御部
2d トルク制限値設定手段
16 ダブルフェーサ
17 スリッタスコアラ
18 カットオフ
24 段ボールシート
31a,32a 上罫線ロール
31b,32b 下罫線ロール
31e サーボモータ機構(ロール移動機構)
100 段ボールシート製造装置
171 特殊罫線ユニット(スコアラ)
172 主罫線ユニット(スコアラ)
170F 第1スリッタスコアラユニット
170S 第2スリッタスコアラユニット
172 主罫線ユニット
200 生産管理装置
M1 罫線モータ
Tlmt トルク制限値
Tlmt_L 通常制限値
Tlmt_H 高制限値
T0 トルク定格値

Claims (10)

  1. ダブルフェーサとカットオフとにより所定のライン速度で搬送される段ボールシートに対し、罫線加工を施すスコアラであって、
    罫線ロールと、
    前記罫線ロールを回転駆動する罫線モータと、
    前記罫線ロールを、前記段ボールシートを押圧しない待機位置、又は、前記段ボールシートを押圧して前記罫線加工を施す加工位置に移動させるロール移動機構と、
    生産管理装置から受信した指令に基づいて制御を行う制御装置とを備え、
    前記制御装置は、
    前記ロール移動機構の作動を制御するロール移動制御部と、
    前記罫線モータの出力であるモータ出力を制御するモータ出力制御部とを備え、
    前記モータ出力制御部は、前記罫線モータのトルクが、前記罫線モータに設定されるトルク制限値を超えない範囲で前記モータ出力を制御し、
    前記罫線モータのトルク制限値には、トルク定格値以下の通常制限値と、前記トルク定格値よりも高く且つ所定期間内に限って超えることを許容される高制限値との2つの制限値を有している
    ことを特徴とするスコアラ。
  2. 前記トルク制限値を設定するトルク制限値設定手段を備え、
    前記モータ出力制御部は、前記生産管理装置から現オーダ終了指令を受信したときには、前記モータ出力をアイドリング出力まで減少させる出力減少制御を行う一方、前記生産管理装置から、新オーダ開始指令よりも前に予め発信される新オーダ準備指令を受信したときには、前記罫線ロールの周速が前記ライン速度に近づくように、前記モータ出力を前記アイドリング出力から増加させる出力増加制御を行い、
    前記トルク制限値設定手段は、前記トルク制限値を、前記出力増加制御が行われている間は、前記高制限値に設定する
    ことを特徴とする、請求項1記載のスコアラ。
  3. 前記ロール移動制御部は、前記生産管理装置から前記新オーダ開始指令を受信したときには、前記罫線ロールを前記待機位置から前記加工位置に移動させ、
    前記トルク制限値は、前記罫線ロールが前記加工位置にある間は、前記通常制限値に設定される
    ことを特徴とする、請求項1又は2記載のスコアラ。
  4. 前記罫線モータは、前記ダブルフェーサに備えられたダブルフェーサ用モータよりも、定格出力の低いモータである
    ことを特徴とする、請求項1〜3の何れか一項に記載のスコアラ。
  5. 前記罫線モータは、前記カットオフに備えられたカットオフ用モータよりも、定格出力の低いモータである
    ことを特徴とする、請求項1〜4の何れか一項に記載のスコアラ。
  6. 前記段ボールシートに主罫線を加工する主罫線ロールを備え、
    前記罫線ロールには、前記主罫線ロールが含まれている
    ことを特徴とする、請求項1〜5の何れか一項に記載のスコアラ。
  7. 前記段ボールシートに主罫線を加工する主罫線ロールと、
    前記段ボールシートに特殊罫線を加工する特殊罫線ロールとを備え、
    前記罫線ロールには、前記特殊罫線ロールが含まれている
    ことを特徴とする、請求項1〜6の何れか一項に記載のスコアラ。
  8. 前記特殊罫線ロールは、前記段ボールシートの搬送方向で、主罫線ロールの上流側に配設されることを特徴とする、請求項7に記載のスコアラ。
  9. 前記特殊罫線ロールの前記罫線モータは、前記主罫線ロールを回転駆動するモータよりも、定格出力の低いモータである
    ことを特徴とする、請求項1〜請求項5の何れか一項を引用する請求項7、又は、請求項1〜請求項5の何れか一項を引用する請求項8に記載のスコアラ。
  10. 請求項1〜9の何れか一項に記載のスコアラと、ダブルフェーサと、カットオフとを備えたことを特徴とする、段ボールシート製造装置。
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