JP2017141088A - フィルム搬送装置 - Google Patents
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Abstract
Description
また、ニップをすることによりフィルムに表面のキズがつきやすくなる他、ニップされる前でフィルムのたるみがローラー面より浮き上がり、ニップに折り込まれることで折れ皺を起こす。
1.フィルムを加熱する炉と、
前記炉の下流側に設けられ、前記フィルムを搬送する搬送部と、
前記搬送部の下流側に設けられた巻取り部と
を有するフィルム搬送装置であって、
前記搬送部は、前記フィルムを駆動する複数の駆動ローラーと、前記駆動ローラーよりも1つ多く設けられたフリーローラーとを有するとともに、前記駆動ローラーと前記フリーローラーとは交互に直列配置され、
前記フィルムは、前記炉内において応力緩和された後、前記搬送部により搬送されること
を特徴とするフィルム搬送装置。
2.前記複数の駆動ローラーのうち、最終段の駆動ローラーにニップローラーを設けることを特徴とする請求項1に記載のフィルム搬送装置。
また、たるんだフィルムを低張力で搬送する場合には、ニップローラーの直前でたるみのある側が浮かび、その結果、折れ皺が発生して蛇行が助長されるという不具合が起きるが、本発明ではニップローラーを使用しない搬送が可能であり、尚且つニップローラーを使用する場合でもニップローラーの入側張力が十分に大きな張力となるためニップローラーをしても上記の不具合を起こさずに搬送が可能である。さらに、本発明では多段駆動ローラーの各駆動ローラーで段階的に張力を上げることによって、低張力搬送後に徐々にたるみを引き伸ばして蛇行を矯正していく効果も併せ持つ。
加えて、炉内でフィルムを応力緩和するためにはフィルムの張力を小さくする必要があるが、張力が小さいと巻き取りや搬送が困難であるとともに、フィルム自身のたるみや歪みが発生しやすくフィルムが蛇行するおそれが大きい。また、巻き硬さを十分にするためには巻取り部までに張力を上げる必要があるが、炉内での張力が小さいほど炉内-巻取り間で必要となるテンションカット量が大きくなる。そのため駆動ローラーを複数設けて段階的に張力を上げることで、炉の出口と巻取り部との間の張力差を確保するとともに、搬送時の蛇行を抑制することができる。
(1)フィルム1を加熱する炉2と、
炉2の下流側に設けられ、フィルム1を搬送する搬送部3と、
搬送部3の下流側に設けられた巻取り部4と
を有するフィルム搬送装置100であって、
搬送部3は、フィルム1を駆動する複数の駆動ローラー10と、駆動ローラー10よりも1つ多く設けられたフリーローラー20とを有するとともに、駆動ローラー10とフリーローラー20とは交互に直列配置され、
フィルム1は、炉2内において応力緩和された後、搬送部2により搬送されることとした。
ニップローラー30を設けることで、炉2の下流側と巻取り部4との間の張力差をより確保することができる。
1 フィルム
2 炉
3 搬送部
4 巻取り部
5 巻出し部
10 駆動ローラー
20 フリーローラー
21 ダンサーローラー
30 ニップローラー
Claims (2)
- フィルムを加熱する炉と、
前記炉の下流側に設けられ、前記フィルムを搬送する搬送部と、
前記搬送部の下流側に設けられた巻取り部と
を有するフィルム搬送装置であって、
前記搬送部は、前記フィルムを駆動する複数の駆動ローラーと、前記駆動ローラーよりも1つ多く設けられたフリーローラーとを有するとともに、前記駆動ローラーと前記フリーローラーとは交互に直列配置され、
前記フィルムは、前記炉内において応力緩和された後、前記搬送部により搬送されること
を特徴とするフィルム搬送装置。 - 前記複数の駆動ローラーのうち、最終段の駆動ローラーにニップローラーを設けること
を特徴とする請求項1に記載のフィルム搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016023328A JP2017141088A (ja) | 2016-02-10 | 2016-02-10 | フィルム搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016023328A JP2017141088A (ja) | 2016-02-10 | 2016-02-10 | フィルム搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017141088A true JP2017141088A (ja) | 2017-08-17 |
Family
ID=59627007
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016023328A Pending JP2017141088A (ja) | 2016-02-10 | 2016-02-10 | フィルム搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017141088A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021064691A (ja) * | 2019-10-11 | 2021-04-22 | 株式会社村田製作所 | 電子部品の製造方法及び電子部品製造装置 |
-
2016
- 2016-02-10 JP JP2016023328A patent/JP2017141088A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021064691A (ja) * | 2019-10-11 | 2021-04-22 | 株式会社村田製作所 | 電子部品の製造方法及び電子部品製造装置 |
CN112712997A (zh) * | 2019-10-11 | 2021-04-27 | 株式会社村田制作所 | 电子部件的制造方法以及电子部件制造装置 |
JP7192739B2 (ja) | 2019-10-11 | 2022-12-20 | 株式会社村田製作所 | 電子部品の製造方法及び電子部品製造装置 |
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