JP2017139157A - 電線、電線の製造方法、および配線モジュール - Google Patents
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Abstract
【課題】芯線の端面からの浸水を抑制できる電線を提供する。【解決手段】電線は、複数の素線が束ねられた芯線と、芯線の周囲を覆う絶縁被覆と、長手方向の一端側部分が芯線の端部を挿通して覆うとともに、長手方向の一端側部分以外の他端側部分が芯線の軸方向に沿って芯線の外部に延設された筒状部材と、筒状部材の他端側部分と、芯線の端部の端面とによって囲まれた凹部に挿入され、筒状部材の他端側部分の内周面と全周にわたって密接する外周面を含んで凹部を塞ぐ栓部材と、を備える。【選択図】図1
Description
本発明は、電線の端末を止水する技術に関する。
特許文献1には、止水構造付電線が開示されている。当該電線の長手方向の途中部分は、芯線が絶縁被覆で覆われておらず露出している露出芯線部となっている。当該電線では、シート状の基材が、露出芯線部を含む止水対象部分を、外周側から囲み、粘着部が、基材の一部分を粘着により他の部分に固定して、基材を、止水対象部分を囲む形状に維持する。熱溶融性の充填部は、基材の内面に固体状で設けられた状態から、加熱により熱溶融して、基材と露出芯線部との間に充填し、露出芯線部を止水する。
しかしながら、芯線の端末が絶縁被覆によって覆われていない場合において、当該部分を止水対象部分として特許文献1の止水技術を適用した場合には、芯線の端面がシート状の基材によって覆われず、端面の止水ができないといった問題がある。
本発明は、こうした問題を解決するためになされたもので、芯線の端面からの浸水を抑制できる電線を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、第1の態様に係る電線は、複数の素線が束ねられた芯線と、前記芯線の周囲を覆う絶縁被覆と、長手方向の一端側部分が前記芯線の端部を挿通して覆うとともに、長手方向の前記一端側部分以外の他端側部分が前記芯線の軸方向に沿って前記芯線の外部に延設された筒状部材と、前記筒状部材の前記他端側部分と、前記芯線の前記端部の端面とによって囲まれた凹部に挿入され、前記筒状部材の前記他端側部分の内周面と全周にわたって密接する外周面を含んで前記凹部を塞ぐ栓部材と、を備える。
第2の態様に係る電線は、第1の態様に係る電線であって、前記筒状部材の前記一端側部分が前記芯線の前記端部を挿通して前記端部の外周面に密接するとともに、前記筒状部材の前記他端側部分が前記芯線の前記端部の外周面に沿って前記芯線の外部に延設されており、前記絶縁被覆は、前記芯線のうち前記筒状部材に覆われた部分に続く部分の周囲を覆っている。
第3の態様に係る電線は、第2の態様に係る電線であって、前記絶縁被覆と前記筒状部材とが、前記芯線の長手方向に沿って離れており、前記電線は、前記絶縁被覆と前記筒状部材との双方の部材に挟まれて当該双方の部材の互いに向き合う端面に密接するとともに、前記芯線のうち前記双方の部材の間の部分を挿通して当該間の部分の外周面に密接する被覆部材をさらに備える。
第4の態様に係る電線は、第1から第3の何れか1つの態様に係る電線であって、当該電線のうち前記筒状部材の他端側部分から前記絶縁被覆の前記筒状部材側の端部にわたる部分を挿通して当該部分の外周面に密接する熱収縮チューブをさらに備える。
第5の態様に係る電線は、第1から第3の何れか1つの態様に係る電線であって、前記凹部の端面の開口を塞ぐとともに、当該電線のうち前記筒状部材の他端側部分から前記絶縁被覆の前記筒状部材側の端部にわたる部分の外周面に巻き付けられたテープと、当該電線の外周面のうち前記テープが巻き付けられた部分を挿通して、当該部分の外周面に密接する熱収縮チューブをさらに備える。
第6の態様に係る電線は、第1から第5の何れか1つの態様に係る電線であって、前記筒状部材は、前記絶縁被覆と同じ材質を有して、同じ肉厚に形成されている。
第7の態様に係る電線は、第1から第5の何れか1つの態様に係る電線であって、前記筒状部材は、熱収縮チューブである。
第8の態様に係る電線は、第1から第7の何れか1つの態様に係る電線であって、前記栓部材は、弾性材料によって前記凹部に圧入可能な栓状の形状に形成されている。
第9の態様に係る電線は、第1から第7の何れか1つの態様に係る電線であって、前記栓部材は、前記凹部の内部に充填された液状硬化性材料が硬化して形成されている。
第10の態様に係る配線モジュールは、第1から第9の何れか1つの態様に係る電線を含む配線部と、前記配線部を挿通して保持するグロメットと、を備える。
第11の態様に係る電線の製造方法は、複数の素線が束ねられた芯線の全周を覆う絶縁被覆を、前記芯線の長手方向の端部を覆う筒状部分と、他の筒状部分とに切断して分離する工程と、分離された前記筒状部分を、その一部が前記芯線の前記端部からはみ出るように前記芯線の軸方向に沿ってずらす工程と、前記筒状部分のうち前記芯線の前記端部からはみ出したはみ出し部分と、前記芯線の前記端部の端面とによって囲まれた凹部に、前記はみ出し部分の内周面と全周にわたって密接可能な外周面を含む栓部材を挿入して、前記凹部を塞ぐ工程と、を備える。
第1の態様に係る発明によれば、筒状部材の他端側部分は、電線が含む芯線の端部から芯線の軸方向に沿って外部に延設されている。栓部材は、当該他端側部分の内周面と全周にわたって密接する外周面を含み、筒状部材の他端側部分と、芯線の端部の端面とによって囲まれた凹部に挿入されて凹部を塞ぐ。従って、凹部から侵入した水が芯線の端面に到達することが抑制されるので、芯線の端面から芯線への浸水を抑制できる。
第2の態様に係る発明によれば、筒状部材の一端側部分が芯線の端部を挿通して端部の外周面に密接するとともに、筒状部材の他端側部分が芯線の端部の外周面に沿って芯線の外部に延設されている。筒状部材が、芯線の端部を直接的に覆う場合においても、芯線の端面から芯線への浸水を栓部材によって抑制できる。
第3の態様に係る発明によれば、被覆部材は、絶縁被覆と筒状部材との双方の部材に挟まれて当該双方の部材の互いに向き合う端面に密接するとともに、芯線のうち双方の部材の間の部分を挿通して当該間の部分の外周面に密接する。従って、芯線の外周面から芯線への浸水を抑制できる。
第4の態様に係る発明によれば、熱収縮チューブは、電線のうち前記筒状部材の他端側部分から前記絶縁被覆の前記筒状部材側の端部にわたる部分を挿通して当該部分の外周面に密接する。従って、熱収縮チューブによる締め付けによって筒状部材が、芯線および栓部材のそれぞれにさらに密接するので、芯線の端面から芯線への浸水をさらに抑制できる。さらに、熱収縮チューブが筒状部材の他端側部分の外周面に沿って芯線の端部から外部に延設されるので、熱収縮チューブが、芯線の軸心方向に屈折することが抑制される。従って、熱収縮チューブが熱収縮を続ける場合でも、熱収縮チューブを芯線から外れる方向に移動させる力が熱収縮チューブに作用することが抑制される。これにより、熱収縮チューブが芯線から抜けることを抑制できる。
第5の態様に係る発明によれば、テープが、凹部の端面の開口を塞いでいるので、栓部材が凹部から脱落することを抑制できる。さらに、当該テープが、電線のうち筒状部材の他端側部分から絶縁被覆の筒状部材側の端部にわたる部分の外周面にさらに巻き付けられ、当該テープの外周面に熱収縮チューブが装着されている。これにより、凹部の開口を塞ぐ当該テープが、開口から外れることを抑制できる。
第6の態様に係る発明によれば、筒状部材は、絶縁被覆と同じ材質を有して、同じ肉厚に形成されている。従って、芯線の全周を覆う絶縁被覆のうち芯線の長手方向の端部を覆う筒状部分を、絶縁被覆の他の部分から切断して分離し、別部材を用いることなく当該筒状部分を用いて筒状部材を設けることができる。従って、電線の製造コストを抑制することができる。
第7の態様に係る発明によれば、筒状部材は、熱収縮チューブである。従って、筒状部材が、熱収縮して凹部に挿入されている栓部材を締め付けることによって、筒状部材の内周面と栓部材の外周面とがさらに密着するので芯線の端面の止水性能をさらに向上できる。また、筒状部材の他端側部分が芯線の軸方向に沿って芯線の外部に延設され、筒状部材の他端側部分の内周面と栓部材の外周面とが密接しているので、筒状部材が、芯線の軸心方向に屈折することが抑制される。従って、熱収縮チューブである筒状部材が熱収縮を続ける場合でも、筒状部材を芯線から外れる方向に移動させる力が筒状部材に作用することが抑制される。これにより、筒状部材が芯線から抜けることを抑制できる。
第8の態様に係る発明によれば、栓部材は、弾性材料によって凹部に圧入可能な栓状の形状に形成されている。従って、栓部材を凹部に圧入することによって、栓部材の外周面を筒状部材の他端側部分の内周面にさらに密接させることができる。これにより、芯線の端面から芯線への浸水をさらに抑制できる。
第9の態様に係る発明によれば、栓部材は、凹部の内部に充填された液状硬化性材料が硬化して形成されている。液状硬化性材料は、凹部へ容易に充填できる。従って、栓部材を設けるための作業負担を低減できる。
第10の態様に係る発明によれば、設計変更等によって配線部に含まれる電線のうち一部の電線が不要となった場合でも、不要な電線を、実施形態に係る電線とすれば、不要な電線をグロメットに挿通した状態で、芯線の端面からの浸水を抑制できる。これにより、グロメットの変更が不要となるので、配線モジュールの製造コストと、配線モジュールの止水との双方を図ることができる。
第11の態様に係る発明によれば、芯線の全周を覆う絶縁被覆を加工することによって、一部が芯線の端部からはみ出した筒状部分が設けられ、当該はみ出し部分と、芯線の端部の端面とによって囲まれた凹部に栓部材が挿入されて、凹部が塞がれることにより電線が製造される。従って、絶縁被覆とは別部材を用いて筒状部分を設ける必要がないので、製造コストを抑制しつつ、芯線の端面からの浸水を抑制可能な電線を製造できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図面では同様な構成および機能を有する部分に同じ符号が付され、下記説明では重複説明が省略される。
<実施形態について>
以下、実施形態に係る電線、電線の製造方法、および配線モジュールについて説明する(図1〜図3参照)。配線モジュール1は、グロメット20と、配線部としてのワイヤーハーネス18とを備える(図3参照)。
以下、実施形態に係る電線、電線の製造方法、および配線モジュールについて説明する(図1〜図3参照)。配線モジュール1は、グロメット20と、配線部としてのワイヤーハーネス18とを備える(図3参照)。
ワイヤーハーネス18は、複数の電線(例えば、図3の例では、7本)が束ねられることによって構成されている。ワイヤーハーネス18は、グロメット20に挿通されて、グロメット20の端部とともにテープT1を巻き付けられることによってグロメット20に保持されている。なお、ワイヤーハーネス18には、光ファイバコード等が含まれていてもよい。また、グロメット20の収容対象となる配線部は、上記のように複数の電線が束ねられたものに限られず、1本の電線のみによって構成されていてもよい。
図3の例では、ワイヤーハーネス18は、実施形態に係る電線2と、複数(図示の例では6本)の電線3とを含んでいる。電線3は、複数の素線が撚り合わされた芯線と、その周囲を覆う絶縁被覆とを含んでいる。電線3の端部は絶縁被覆を剥がされており、端部に露出している芯線に不図示の端子等を装着された状態でコネクタ25に接続されている。ワイヤーハーネス18を含む配線モジュール1が車両に組込まれた状態で、コネクタ25が車両に搭載された電気部品に接続される。
実施形態に係る電線2は、コネクタ25に接続されていない。電線2の、端部には後述する止水構造が設けられており、芯線の端面から水が芯線に侵入し、各素線の間を通って、電線2の他端に接続されているコネクタや電気部品に到達することが抑制されている。電線2は、例えば、開発の最終段階において設計変更などによって、コネクタ25が接続される電気機器に接続される必要が無くなった電線である。不要になった電線2をグロメット20から除くためには、電線2以外の他の電線の保持に好適な形状となるように、グロメット20を作り直す必要が有る。しかし、グロメット20を作り直すためには、グロメット20を成形する金型の変更が必要となる。従って、グロメット20を作り直さなくても良いようにするために、不要であっても、電線2をグロメット20に挿通された状態とすることが好ましい。この場合、コネクタ25に接続されない電線2の端末を止水することが必要となる。電線2、3の直径は、例えば、数mmから2cm程度である。
電線2は、芯線5と、芯線5の周囲を覆う絶縁被覆6と、筒状部材7と、栓部材8とを備えている。芯線5は、複数の素線が束ねられて構成されている。当該複数の素線は、例えば、撚り合わされて束ねられている(図1、図2参照)。筒状部材7は、例えば、絶縁被覆6のうち芯線5の端部51の近傍を覆う一部を切断して分離し、分離された筒状部分を芯線5からはみ出すように芯線5の軸方向に沿ってずらすことによって形成される。絶縁被覆6は、例えば、芯線5に対して溶融した樹脂を押出被覆等することによって形成される。また、筒状部材7として、例えば、熱収縮チューブが採用されてもよい。熱収縮チューブは、熱収縮性を有する筒状部材である。熱収縮チューブは、例えば、ポリオレフィン、フッ素系樹脂、塩素系樹脂又は熱可塑性エラストマーなどの樹脂材料を混練して押出成形機に投入し、チューブとして押出成形される。その後、例えば、成形されたチューブに電子線を照射して架橋し、架橋後に加熱しながらチューブ内に空気を送りこんで膨張させ、その後に冷却することにより熱収縮チューブが製造される。
筒状部材7は、その一端側部分71に芯線5の端部51を挿通して端部51の外周面に密接している。すなわち、筒状部材7は、端部51の外周面を直接覆っている。筒状部材7の他端側部分72は、芯線5の端部51の外周面に沿って芯線5の外部に延設されている。すなわち、筒状部材7は、その長手方向の一端側部分71が芯線5の端部51を挿通して覆うとともに、一端側部分71以外の他端側部分72が芯線5の軸方向に沿って芯線5の外部に延設されている。
栓部材8は、他端側部分72と、芯線5の端部51の端面52とによって囲まれた凹部15に挿入されている。栓部材8は、エラストマー(ゴム等)等の弾性材料によって凹部15に圧入可能な栓状の形状に形成されている。栓部材8は、他端側部分72の内周面と全周にわたって密接する外周面を含んでおり、凹部15を塞いでいる。また、絶縁被覆6は、芯線5のうち筒状部材7に覆われた部分に続く部分の周囲を覆っている。
電線2は、Oリング(「被覆部材」若しくは「環状の被覆部材」とも称される)9をさらに備えている。絶縁被覆6と筒状部材7とは、芯線5の長手方向(軸方向)に沿って互いに離れて設けられている。Oリング9は、絶縁被覆6と筒状部材7との双方の部材に挟まれて当該双方の部材の互いに向き合う端面63、73に密接するとともに、芯線5のうち当該双方の部材の間の部分を挿通して当該間の部分の外周面に密接している。
図4、図5には、他の実施形態に係る電線2Bの製造工程が示されている。なお、電線2は、電線2Bの製造工程の途中の段階で製造される。
電線2Bの製造工程においては、複数の素線が束ねられた芯線5の全周を覆う絶縁被覆6を、切断線A1において、芯線5の長手方向の端部51を覆う筒状部分(図5の筒状部材7)と、他の筒状部分とに切断して分離する工程と、分離された筒状部分を、その一部が芯線5の端部51からはみ出るように芯線5の軸方向に沿ってずらす工程との双方の工程が順次に行われる(図4、図5のステップS10)。すなわち、筒状部材7は、絶縁被覆6と同じ材質を有して、同じ肉厚に形成されている。ステップS10が終了すると、筒状部分のうち芯線5の端部51からはみ出したはみ出し部分(筒状部材7の他端側部分72)と、芯線5の端部51の端面52とによって囲まれた凹部15が形成される。また、他の筒状部分(図5の絶縁被覆6)と、分離された筒状部分(筒状部材7)とは、芯線5の軸方向に沿って互いに離れている。
ステップS10が終了すると、凹部15に、栓部材(「止水栓」)8が挿入されて、凹部15が塞がれる(図4、図5のステップS20)。栓部材8は、はみ出し部分の内周面と全周にわたって密接可能な外周面を含む。
ステップS20が終了すると、Oリング9が取り付けられて(図4、図5のステップS30)、電線2が製造される。Oリング9は、絶縁被覆6と筒状部材7との双方の部材に挟まれるように芯線5に取り付けられる。具体的には、Oリング9は、芯線5のうち絶縁被覆6と筒状部材7との間の部分を挿通して当該間の部分の外周面に密接するように芯線5に取り付けられる。取り付けられたOリング9は、絶縁被覆6の端面63と、筒状部材7の端面73とに密接する。端面63、73は、互いに対向している。図5のステップS20に示されるように、電線2にOリング9が設けられていないとしても、栓部材8が凹部15を塞ぐことによって、芯線5の端面52からの浸水を抑制できるので、本発明の有用性を損なうものではない。
ステップS30が終了して電線2が製造されると、粘着テープ(「テープ」若しくは「封止テープ」とも称される)Tがハーフラップ巻きされて、電線2に巻き付けられる(図4、図5のステップS40)。粘着テープTは、例えば、凹部15の端面の開口を塞ぐように筒状部材7の他端側部分72のうち凹部15の開口の周縁部分に着けられた後に、当該電線2のうち筒状部材7の他端側部分72から絶縁被覆6の筒状部材7側の端部61にわたる部分の外周面にハーフラップ巻きによって巻き付けられる。
ステップS40が終了すると、熱収縮チューブ(「収縮チューブ」とも称される)11が、電線2の外周面のうち粘着テープTが巻き付けられた部分を挿通して、当該部分の外周面に密接するように装着される(図4、図5のステップS50)。これにより、電線2Bが製造される。すなわち、電線2Bは、電線2の凹部15の端面の開口を塞ぐとともに、電線2のうち筒状部材7の他端側部分72から絶縁被覆6の筒状部材7側の端部61にわたる部分の外周面に巻き付けられた粘着テープTと、当該電線2の外周面のうち粘着テープTが巻き付けられた部分を挿通して、当該部分の外周面に密接する熱収縮チューブ11を備えている。
なお、ステップS30の次に、粘着テープTを巻き付けるステップS40が省略されて、熱収縮チューブ11を取り付けるステップS50が行われることによって、電線2Bに代えて電線2Eが製造されてもよい(図8参照)。電線2Eにおいて、熱収縮チューブ11は、電線2のうち筒状部材7の他端側部分72から絶縁被覆6の筒状部材7側の端部61にわたる部分を挿通して当該部分の外周面に密接する。
電線2に代えて、他の実施形態に係る電線2Cが採用されてもよい(図6参照)。電線2Cは、電線2の栓部材8に代えて栓部材8Aを備えることを除いて電線2と同様に構成されている。栓部材8Aは、凹部15の内部に充填された液状硬化性材料が硬化して栓状の形状に形成されている。栓部材8Aは、凹部15を形成する筒状部材7の他端側部分72の内周面に密接する外周面を有する。これにより、栓部材8Aは、凹部15を塞ぐ。液状硬化性材料としては、例えば、流動性、粘性を有する液状で塗布した後に硬化可能な各種の硬化性樹脂を用いることができる。このような硬化性樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂、アクリル樹脂などの熱硬化性樹脂を用いることができる。また、硬化性樹脂として、例えば、湿気硬化性シリコーンに代表される湿気硬化性樹脂を用いることもできる。さらに、硬化性樹脂として、例えば、UV(ultraviolet)硬化性樹脂等の光硬化性樹脂も用いることができる。光硬化性樹脂(通常は、UV硬化性樹脂)は、短時間で硬化させることができる。
また、電線2に代えて、他の実施形態に係る電線2Dが採用されてもよい(図7参照)。電線2Dは、電線2のOリング9を有しておらず、絶縁被覆6と筒状部材7とが互いに当接していることを除いて、電線2と同様に構成されている。絶縁被覆6の端面と、筒状部材7の端面とは互いに密接している。
また、電線2に代えて、上述した他の実施形態に係る電線2Eが採用されてもよい。電線2Eは、熱収縮チューブ11をさらに備えることを除いて、電線2と同様に構成されている。熱収縮チューブ11は、筒状部材7の他端側部分72から絶縁被覆6のうち筒状部材7側の端部61にわたる部分を挿通し、当該部分の外周面に密接して設けられている。換言すれば、電線2Eは、電線2B(図5参照)の粘着テープTを備えていないことを除いて、電線2Eと同様に構成されている。
また、電線2に代えて他の実施形態に係る電線2Fが採用されてもよい(図9参照)。電線2Fにおいては、芯線5の周囲を覆う絶縁被覆6が芯線5の端部51の周囲も覆っている。筒状部材7Aとして、好ましくは、熱収縮チューブが採用される。
電線2Fは、芯線5と、芯線5の周囲を覆う絶縁被覆6と、筒状部材7Aと、栓部材8Bとを備えて構成されている。筒状部材7Aは、その長手方向の一端側部分71Aが芯線5の端部51を挿通している。筒状部材7Aは、端部51と筒状部材7Aとの間に絶縁被覆6の端部を挟んで、絶縁被覆6の外周面に密接している。すなわち、筒状部材7Aは、芯線5の端部51を挿通して間接的に覆っている。
また、筒状部材7Aのうち、長手方向(軸方向)の一端側部分71A以外の他端側部分72Aは、芯線5の軸方向に沿って芯線5の外部に延設されている。凹部15Aは、他端側部分72Aと、芯線5の端部51の端面52(より正確には、他端側部分72Aと、端面52と、さらに絶縁被覆6の端面)とによって囲まれて形成されている。栓部材8Bは、他端側部分72Aの内周面と全周にわたって密接する外周面を含んで栓状の形状に形成されており、凹部15Aを塞いでいる。栓部材8Bは、例えば、エラストマー(ゴム等)等の弾性材料によって凹部15Aに圧入可能な栓状の形状に形成されてもよいし、凹部15Aの内部に充填された液状硬化性材料が硬化して形成されてもよい。
また、被覆部材であるOリング9に代えて、例えば、Cリングなどの一部に切れ目のある環状の被覆部材が採用されてもよい。
また、粘着テープTに代えて、例えば、粘着性のないシリコンテープなどが、凹部15の端面の開口を塞ぐとともに、電線のうち筒状部材7の他端側部分72から絶縁被覆6の筒状部材7側の端部61にわたる部分の外周面に巻き付けられるテープとして採用されてもよい。
以上のように構成された本実施形態に係る電線によれば、筒状部材7(7A)の他端側部分72(72A)は、電線が含む芯線5の端部51から芯線5の軸方向に沿って外部に延設されている。栓部材8(8B)は、当該他端側部分72(72A)の内周面と全周にわたって密接する外周面を含み、筒状部材7(7A)の他端側部分72(72A)と、芯線5の端部51の端面52とによって囲まれた凹部15(15A)に挿入されて凹部15(15A)を塞ぐ。従って、凹部15(15A)から侵入した水が芯線5の端面52に到達することが抑制されるので、芯線5の端面52から芯線5への浸水を抑制できる。
また、以上のように構成された本実施形態に係る電線によれば、筒状部材7の一端側部分71が芯線5の端部51を挿通して端部51の外周面に密接するとともに、筒状部材7の他端側部分72が芯線5の端部51の外周面に沿って芯線5の外部に延設されている。筒状部材7が、芯線5の端部51を直接的に覆う場合においても、芯線5の端面から芯線5への浸水を栓部材8によって抑制できる。
また、以上のように構成された本実施形態に係る電線によれば、Oリング9などの被覆部材が、絶縁被覆6と筒状部材7との双方の部材に挟まれて当該双方の部材の互いに向き合う端面63、73に密接するとともに、芯線5のうち双方の部材の間の部分を挿通して当該間の部分の外周面に密接する。従って、芯線5の外周面から芯線5への浸水を抑制できる。
また、以上のように構成された本実施形態に係る電線によれば、熱収縮チューブ11は、電線のうち筒状部材7の他端側部分72から絶縁被覆6の筒状部材7側の端部61にわたる部分を挿通して当該部分の外周面に密接する。従って、熱収縮チューブ11による締め付けによって筒状部材7が、芯線5および栓部材8のそれぞれにさらに密接するので、芯線5の端面から芯線5への浸水をさらに抑制できる。さらに、熱収縮チューブ11が筒状部材7の他端側部分72の外周面に沿って芯線5の端部51から外部に延設されるので、熱収縮チューブ11が、芯線5の軸心方向に屈折することが抑制される。従って、熱収縮チューブ11が熱収縮を続ける場合でも、熱収縮チューブ11を芯線5から外れる方向に移動させる力が熱収縮チューブ11に作用することが抑制される。これにより、熱収縮チューブ11が芯線5から抜けることを抑制できる。
また、以上のように構成された本実施形態に係る電線によれば、粘着テープTなどのテープが、凹部15の端面の開口を塞いでいるので、栓部材8が凹部15から脱落することを抑制できる。さらに、当該テープが、電線のうち筒状部材7の他端側部分72から絶縁被覆6の筒状部材7側の端部61にわたる部分の外周面にさらに巻き付けられ、当該テープの外周面に熱収縮チューブ11が装着されている。これにより、凹部15の開口を塞ぐテープが、開口から外れることを抑制できる。
また、以上のように構成された本実施形態に係る電線によれば、筒状部材7は、絶縁被覆6と同じ材質を有して、同じ肉厚に形成されている。従って、芯線5の全周を覆う絶縁被覆6のうち芯線5の長手方向の端部を覆う筒状部分を、絶縁被覆6の他の部分から切断して分離し、別部材を用いることなく当該筒状部分を用いて筒状部材7を設けることができる。従って、電線の製造コストを抑制することができる。
また、以上のように構成された本実施形態に係る電線によれば、筒状部材7は、熱収縮チューブである。従って、筒状部材7が、熱収縮して凹部15に挿入されている栓部材8を軸側に向けて締め付けることによって、筒状部材7の内周面と栓部材8の外周面とがさらに密着するので芯線5の端面52の止水性能をさらに向上できる。また、筒状部材7の他端側部分72が芯線5の軸方向に沿って芯線5の外部に延設され、筒状部材7の他端側部分72の内周面と栓部材8の外周面とが密接しているので、筒状部材7が、芯線5の軸心方向に屈折することが抑制される。従って、熱収縮チューブである筒状部材7が熱収縮を続ける場合でも、筒状部材7を芯線5から外れる方向に移動させる力が筒状部材7に作用することが抑制される。これにより、筒状部材7が芯線5から抜けることを抑制できる。
また、以上のように構成された本実施形態に係る電線によれば、栓部材8は、弾性材料によって凹部15に圧入可能な栓状の形状に形成されている。従って、栓部材8を凹部15に圧入することによって、栓部材8の外周面を筒状部材7の他端側部分72の内周面にさらに密接させることができる。これにより、芯線5の端面52から芯線5への浸水をさらに抑制できる。
また、以上のように構成された本実施形態に係る電線によれば、栓部材8Aは、凹部15の内部に充填された液状硬化性材料が硬化して形成されている。液状硬化性材料は、凹部15へ容易に充填できる。従って、栓部材8Aを設けるための作業負担を低減できる。
また、以上のように構成された本実施形態に係る配線モジュールによれば、設計変更等によってワイヤーハーネス18に含まれる各電線のうち一部の電線が不要となった場合でも、不要な電線を、本実施形態に係る電線とすれば、不要な電線をグロメット20に挿通した状態で、芯線5の端面52からの浸水を抑制できる。これにより、グロメット20の変更が不要となるので、配線モジュールの製造コストと、配線モジュールの止水との双方を図ることができる。
また、以上のような本実施形態に係る電線の製造方法によれば、芯線5の全周を覆う絶縁被覆6を加工することによって、一部が芯線5の端部51からはみ出した筒状部分が設けられ、当該はみ出し部分と、芯線5の端部51の端面52とによって囲まれた凹部15に栓部材8が挿入されて、凹部15が塞がれることにより電線が製造される。従って、絶縁被覆6とは別部材を用いて筒状部分を設ける必要がないので、製造コストを抑制しつつ、芯線5の端面52からの浸水を抑制可能な電線を製造できる。
以上のようにこの発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
1 配線モジュール
2,2A,2B,2C,2D,2E,2F,3 電線
5 芯線
6 絶縁被覆
7,7A 筒状部材
8,8A,8B 栓部材
9 Oリング(被覆部材)
11 熱収縮チューブ
15,15A 凹部
18 ワイヤーハーネス(配線部)
20 グロメット
25 コネクタ
T 粘着テープ(テープ)
2,2A,2B,2C,2D,2E,2F,3 電線
5 芯線
6 絶縁被覆
7,7A 筒状部材
8,8A,8B 栓部材
9 Oリング(被覆部材)
11 熱収縮チューブ
15,15A 凹部
18 ワイヤーハーネス(配線部)
20 グロメット
25 コネクタ
T 粘着テープ(テープ)
Claims (11)
- 複数の素線が束ねられた芯線と、
前記芯線の周囲を覆う絶縁被覆と、
長手方向の一端側部分が前記芯線の端部を挿通して覆うとともに、長手方向の前記一端側部分以外の他端側部分が前記芯線の軸方向に沿って前記芯線の外部に延設された筒状部材と、
前記筒状部材の前記他端側部分と、前記芯線の前記端部の端面とによって囲まれた凹部に挿入され、前記筒状部材の前記他端側部分の内周面と全周にわたって密接する外周面を含んで前記凹部を塞ぐ栓部材と、
を備える、電線。 - 請求項1に記載の電線であって、
前記筒状部材の前記一端側部分が前記芯線の前記端部を挿通して前記端部の外周面に密接するとともに、前記筒状部材の前記他端側部分が前記芯線の前記端部の外周面に沿って前記芯線の外部に延設されており、
前記絶縁被覆は、前記芯線のうち前記筒状部材に覆われた部分に続く部分の周囲を覆っている、電線。 - 請求項2に記載の電線であって、
前記絶縁被覆と前記筒状部材とが、前記芯線の長手方向に沿って離れており、
前記電線は、
前記絶縁被覆と前記筒状部材との双方の部材に挟まれて当該双方の部材の互いに向き合う端面に密接するとともに、前記芯線のうち前記双方の部材の間の部分を挿通して当該間の部分の外周面に密接する被覆部材をさらに備える、電線。 - 請求項1から請求項3の何れか1つの請求項に記載の電線であって、
当該電線のうち前記筒状部材の他端側部分から前記絶縁被覆の前記筒状部材側の端部にわたる部分を挿通して当該部分の外周面に密接する熱収縮チューブをさらに備える、電線。 - 請求項1から請求項3の何れか1つの請求項に記載の電線であって、
前記凹部の端面の開口を塞ぐとともに、当該電線のうち前記筒状部材の他端側部分から前記絶縁被覆の前記筒状部材側の端部にわたる部分の外周面に巻き付けられたテープと、
当該電線の外周面のうち前記テープが巻き付けられた部分を挿通して、当該部分の外周面に密接する熱収縮チューブをさらに備える、電線。 - 請求項1から請求項5の何れか1つの請求項に記載の電線であって、
前記筒状部材は、前記絶縁被覆と同じ材質を有して、同じ肉厚に形成されている、電線。 - 請求項1から請求項5の何れか1つの請求項に記載の電線であって、
前記筒状部材は、熱収縮チューブである、電線。 - 請求項1から請求項7の何れか1つの請求項に記載の電線であって、
前記栓部材は、弾性材料によって前記凹部に圧入可能な栓状の形状に形成されている、電線。 - 請求項1から請求項7の何れか1つの請求項に記載の電線であって、
前記栓部材は、前記凹部の内部に充填された液状硬化性材料が硬化して形成されている、電線。 - 請求項1から請求項9の何れか1つの請求項に記載の電線を含む配線部と、
前記配線部を挿通して保持するグロメットと、
を備える、配線モジュール。 - 複数の素線が束ねられた芯線の全周を覆う絶縁被覆を、前記芯線の長手方向の端部を覆う筒状部分と、他の筒状部分とに切断して分離する工程と、
分離された前記筒状部分を、その一部が前記芯線の前記端部からはみ出るように前記芯線の軸方向に沿ってずらす工程と、
前記筒状部分のうち前記芯線の前記端部からはみ出したはみ出し部分と、前記芯線の前記端部の端面とによって囲まれた凹部に、前記はみ出し部分の内周面と全周にわたって密接可能な外周面を含む栓部材を挿入して、前記凹部を塞ぐ工程と、
を備える、電線の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016019784A JP2017139157A (ja) | 2016-02-04 | 2016-02-04 | 電線、電線の製造方法、および配線モジュール |
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JP2016019784A JP2017139157A (ja) | 2016-02-04 | 2016-02-04 | 電線、電線の製造方法、および配線モジュール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017139157A true JP2017139157A (ja) | 2017-08-10 |
Family
ID=59564994
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2016019784A Pending JP2017139157A (ja) | 2016-02-04 | 2016-02-04 | 電線、電線の製造方法、および配線モジュール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017139157A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019017401A1 (ja) | 2017-07-18 | 2019-01-24 | 協和発酵キリン株式会社 | 抗ヒトccr1モノクローナル抗体 |
CN109347020A (zh) * | 2018-11-14 | 2019-02-15 | 安徽中科智链信息科技有限公司 | 电气管线用保护装置 |
CN109510127A (zh) * | 2018-11-19 | 2019-03-22 | 镇江华驰电器有限公司 | 一种电力管道封堵结构 |
CN114360793A (zh) * | 2021-12-29 | 2022-04-15 | 海盐爱德森特种线缆有限公司 | 一种防水线缆及其生产工艺 |
-
2016
- 2016-02-04 JP JP2016019784A patent/JP2017139157A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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