JP2017135136A - 配線基板 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ビアホール7を有する最下層の第1の絶縁層4および次層の第2の絶縁層5を含む複数の絶縁層と、第1の絶縁層4下面に配列された外部接続パッド10を有する第1の導体層および第1の絶縁層4と第2の絶縁層5との層間に第1の間隙W1を介して隣接する第1の内層プレーンパターン13および第2の内層プレーンパターン14を有する第2の導体層を含む複数の導体層2とから成り、第1の導体層は、第1の内層プレーンパターン13に接続された第1の外層プレーンパターン11と第2の内層プレーンパターン14に接続された第2の外層プレーンパターン12とを第2の間隙W2を介して隣接するように有する配線基板Aであって、第1および第2の間隙W2は外部接続パッド10の直径より広く、第2の間隙W2中に電気的に浮いた外部接続パッド10Pが配置されている。
【選択図】図1
Description
配線基板Bは、絶縁基板21と、導体層22と、ソルダーレジスト層23とから構成される。
第1および第3の絶縁層24、26には、複数のビアホール27が形成されている。ビアホール27内には、導体層22の一部から成るビア導体27aが被着されている。
第2の絶縁層25には、複数のスルーホール28が形成されている。スルーホール28の内側には、導体層22の一部から成るスルーホール導体28aが被着されている。
搭載部Xには、導体層22の一部から成る多数の半導体素子接続パッド29が配列形成されている。これらの半導体素子接続パッド29には、半導体素子の電極が半田を介して接続される。
第1の絶縁層24の下面には、導体層22の一部から成る多数の外部接続パッド30が配列形成されている。外部接続パッド30は、外部回路基板の配線導体に半田を介して接続される。
これらの導体層22には、信号用と接地用と電源用とがある。
信号用の導体層22は、半導体素子接続パッド29の一部と電気的に接続されている。そして、第3の絶縁層26の上面を搭載部Xから絶縁基板21の外周方向に向けて延在し、ビア導体27aを介して第2の絶縁層25の外周付近のスルーホール導体28aに電気的に接続される。さらに、第1の絶縁層24に形成されたビア導体27aを介して絶縁基板21の外周付近の外部接続パッド30に電気的に接続される。
接地用または電源用の導体層22は、半導体素子接続パッド29の一部と電気的に接続されている。また、接地用または電源用の導体層22は、第1の絶縁層24の下面に、互いに電気的に独立した第1の外層プレーンパターン31、および第2の外層プレーンパターン32を有している。第1の外層プレーンパターン31と第2の外層プレーンパターン32との間には、およそ30〜100μm程度の間隙が設けられている。
さらに、第2の絶縁層25の下面に、互いに電気的に独立した第1の内層プレーンパターン33、および第2の内層プレーンパターン34を有している。第1の内層プレーンパターン33と第2の内層プレーンパターン34との間には、およそ30〜100μm程度の間隙が設けられている。
このような接地用または電源用の導体層22は、半導体素子へスムーズに電源供給するために、半導体素子接続パッド29から外部接続パッド30までの配線経路をできる限り短く配設してやることが好ましい。
このため、接地用または電源用の半導体素子接続パッド29は、第3の絶縁層26において、主に搭載部Xの直下に集中的に配設されたビア導体27aを介して第2の絶縁層25上面の導体層22に電気的に接続される。
そして、これらの導体層22は、スルーホール導体28aおよびビア導体27aを介して第1の内層プレーンパターン33、および第2の内層プレーンパターン34に接続され、さらにビア導体27aを介して複数の外部接続パッド30を含む第1の外層プレーンパターン31、および第2の外層プレーンパターン32に電気的に接続される。
このため、電気的に独立すべき第1の外層プレーンパターン31と第2の外層プレーンパターン32との間、あるいは第1の内層プレーンパターン33と第2の内層プレーンパターン34との間において、互いの電磁波が干渉してノイズが生じることがある。
しかし、第1の外層プレーンパターン31と第2の外層プレーンパターン32との間、および第1の内層プレーンパターン33と第2の内層プレーンパターン34との間を広げてノイズの発生を抑制しようとすると、外部接続パッド30を包含する第1の外層プレーンパターン31および第2の外層プレーンパターン32の面積が減少するため外部接続パッド30の数が減少してしまい外部回路基板との接続強度が弱くなってしまう恐れがある。
このような理由から、半導体素子への電源供給をスムーズに行うことができず、半導体素子を安定的に作動させることができないという問題がある。
そして、第1の間隙および第2の間隙は外部接続パッドの直径よりも広く、第2の間隙中に電気的に浮いた複数の外部接続パッドが配置されている。
これにより、配線基板と外部回路基板とを強固に接続するとともに、第1の内層プレーンパターンと第2の内層プレーンパターンとの間、あるいは第1の外層プレーンパターンと第2の外層プレーンパターンとの間でノイズが発生することを抑制できる。
その結果、半導体素子へスムーズに電源供給を行い半導体素子を安定的に作動する配線基板を提供することができる。
配線基板Aは、絶縁基板1と、導体層2と、ソルダーレジスト層3とから構成される。
第1および第3の絶縁層4、6は、例えばエポキシ樹脂やポリイミド樹脂等の熱硬化性樹脂から成る。この熱硬化性樹脂には、酸化珪素粉末等の無機絶縁物フィラーを分散させてもよい。
第1および第3の絶縁層4、6には、複数のビアホール7が形成されている。ビアホール7内には、導体層2の一部から成るビア導体7aが被着されている。
ビアホール7は、例えばレーザー加工により形成される。ビアホール7の直径は、およそ30〜100μm程度である。
第2の絶縁層5は、例えばガラスクロスにエポキシ樹脂やビスマレイミドトリアジン樹脂等を含浸して硬化させた電気絶縁材料から成る。
第2の絶縁層5には、複数のスルーホール8が形成されている。スルーホール8の内側には、導体層2の一部から成るスルーホール導体8aが被着されている。
スルーホール8は、例えばドリル加工やレーザー加工、あるいはブラスト加工により形成される。スルーホール8の直径は、およそ100μm〜300μm程度である。
搭載部Xには、導体層2の一部から成る多数の半導体素子接続パッド9が配列形成されている。これらの半導体素子接続パッド9には、半導体素子の電極が半田を介して接続される。
第1の絶縁層4の下面には、導体層2の一部から成る多数の外部接続パッド10が配列形成されている。外部接続パッド10は、外部回路基板の配線導体に半田を介して接続される。外部接続パッド10の直径は、およそ500〜1000μm程度である。
これらの導体層2には、信号用と接地用と電源用とがある。
信号用の導体層2は、半導体素子接続パッド9の一部と電気的に接続されている。そして、第3の絶縁層6の上面を搭載部Xから絶縁基板1の外周方向に向けて延在し、ビア導体7aを介して第2の絶縁層5の外周付近のスルーホール導体8aに電気的に接続される。さらに、第1の絶縁層4に形成されたビア導体7aを介して絶縁基板1の外周付近の外部接続パッド10に電気的に接続される。
接地用または電源用の導体層2は、半導体素子接続パッド9の一部と電気的に接続されている。また、接地用または電源用の導体層2は、第1の絶縁層4の下面に、互いに電気的に独立した第1の外層プレーンパターン11、および第2の外層プレーンパターン12を有している。第1の外層プレーンパターン11と第2の外層プレーンパターン12との間には、およそ1200〜1500μm程度の第2の間隙W2が設けられている。
さらに、第2の絶縁層5の下面に、互いに電気的に独立した第1の内層プレーンパターン13、および第2の内層プレーンパターン14を有している。第1の内層プレーンパターン13と第2の内層プレーンパターン14との間には、およそ1200〜1500μm程度の第1の間隙W1が設けられている。
このような接地用または電源用の導体層2は、半導体素子へスムーズに電源供給するために、半導体素子接続パッド9から外部接続パッド10までの配線経路をできる限り短く配設してやることが好ましい。
このため、接地用または電源用の半導体素子接続パッド9は、第3の絶縁層6において、主に搭載部Xの直下に集中的に配設されたビア導体7aを介して第2の絶縁層5上面の導体層2に電気的に接続される。
そして、これらの導体層2は、スルーホール導体8aおよびビア導体7aを介して第1の内層プレーンパターン13、および第2の内層プレーンパターン14に接続され、さらにビア導体7aを介して複数の外部接続パッド10を含む第1の外層プレーンパターン11、および第2の外層プレーンパターン12に電気的に接続される。
また、第1の絶縁層4下面における第2の間隙W2に、電気的に浮いた複数の外部接続パッド10Pが配置されている。
電気的に浮いた複数の外部接続パッド10Pの直径は、およそ500〜1000μm程度である。
そして、第1の間隙W1および第2の間隙W2は、電気的に浮いた外部接続パッド10Pの直径よりも広く、第2の間隙W1中に電気的に浮いた複数の外部接続パッド10Pが配置されている。
これにより、配線基板Aと外部回路基板とを強固に接続するとともに、第1の内層プレーンパターン13と第2の内層プレーンパターン14との間、あるいは第1の外層プレーンパターン11と第2の外層プレーンパターン12との間でノイズが発生することを抑制できる。
その結果、半導体素子へスムーズに電源供給を行うことが可能になり、半導体素子が安定的に作動する配線基板を提供することができる。
4 第1の絶縁層
5 第2の絶縁層
7 ビアホール
10 外部接続パッド
10P 電気的に浮いた外部接続パッド
11 第1の外層プレーンパターン
12 第2の外層プレーンパターン
13 第1の内層プレーンパターン
14 第2の内層プレーンパターン
A 配線基板
W1 第1の間隙
W2 第2の間隙
Claims (1)
- 複数のビアホールを有する最下層の第1の絶縁層および次層の第2の絶縁層を含んで上下に積層された複数の絶縁層と、前記第1の絶縁層の下面に被着されているとともに格子状に配列された多数の外部接続パッドを有する第1の導体層および前記第1の絶縁層と第2の絶縁層との層間に被着されているとともに第1の間隙を介して互いに隣接する第1の内層プレーンパターンおよび第2の内層プレーンパターンを有する第2の導体層を含む複数の導体層とから成り、前記第1の導体層は、前記第1の内層プレーンパターンに前記ビアホールを介して接続された複数の前記外部接続パッドを包含する第1の外層プレーンパターンと前記第2の内層プレーンパターンに前記ビアホールを介して接続された複数の前記外部接続パッドを包含する第2の外層プレーンパターンとを前記第1の間隙と重畳する第2の間隙を介して互いに隣接するように有する配線基板であって、前記第1の間隙および第2の間隙は前記外部接続パッドの直径よりも広く、前記第2の間隙中に電気的に浮いた複数の前記外部接続パッドが配置されていることを特徴とする配線基板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016011323A JP2017135136A (ja) | 2016-01-25 | 2016-01-25 | 配線基板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016011323A JP2017135136A (ja) | 2016-01-25 | 2016-01-25 | 配線基板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017135136A true JP2017135136A (ja) | 2017-08-03 |
Family
ID=59504559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016011323A Pending JP2017135136A (ja) | 2016-01-25 | 2016-01-25 | 配線基板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2017135136A (ja) |
-
2016
- 2016-01-25 JP JP2016011323A patent/JP2017135136A/ja active Pending
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