JP2017134933A - 端子接続構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】低コストで微摺動を抑制でき、電気的信頼性の高い端子接続構造を提供する。【解決手段】オスタブ部を有するオス端子1と、インデント部14が突出された弾性撓み部13と弾性撓み部13に対向配置された挟持用接触部であるビード17とを有するメス端子10とを備え、オスタブ部3が弾性変形された弾性撓み部13とビード17の間に嵌合され、端子嵌合位置では、オスタブ部3とインデント部14が弾性撓み部13の弾性復帰力を接触荷重として接続される端子接続構造において、オスタブ部3に直線凸壁21が設けられ、インデント部14に端子嵌合位置で入り込む切り込み溝31が設けられた。【選択図】図2
Description
本発明は、弾性撓み部の弾性復帰力を接触荷重とする端子接続構造に関する。
従来例の端子接続構造として図24〜図26に示すものが提案されている(特許文献1)。この端子接続構造は、オス端子70とメス端子81を備えている。オス端子70は、図24に示すように、平板状のオスタブ部71を有する。メス端子81は、図25に示すように、四角形状の箱部82と、この箱部82に一体に設けられ、箱部82内に配置された弾性撓み部83とを有する。弾性撓み部83には、上面側に向かって突出するインデント部84が設けられている。インデント部84は、その外周面がほぼ球面形状であり、中心の頂点が最上方に位置している。箱部82の上面壁には、インデント部84に間隔を置いて対向配置されるビード部85が設けられている。
上記構成において、図26に示すように、オス端子70のオスタブ部71をメス端子81の箱部82内に挿入すると、弾性撓み部83が撓み変形してオスタブ部71の挿入が許容される。オスタブ部71の挿入過程では、オスタブ部71が弾性撓み部83のインデント部84とビード部85を摺動する。端子嵌合位置では、オスタブ部71が弾性撓み部83のインデント部84とビード部85間に弾性撓み部83の弾性復帰力によって挟持される。つまり、端子嵌合位置では、弾性撓み部83の撓み復帰力を接触荷重として、オス端子70とメス端子81間が電気的に接続される。
しかしながら、前記従来の端子接続構造では、端子嵌合位置にあって、振動等が加わると、オス端子70のオスタブ部71が接触荷重に抗してメス端子81のインデント部84に対して相対的に移動可能であるため、微摺動する。オス端子70とメス端子81間が微摺動すると接触部位が微摺動摩耗し、電気的信頼性が低下する。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、低コストで微摺動を抑制でき、電気的信頼性の高い端子接続構造を提供することを目的とする。
本発明は、オスタブ部を有する第1端子と、インデント部が突出された弾性撓み部と前記弾性撓み部の前記インデント部側に対向配置された挟持用接触部とを有する第2端子とを備え、前記オスタブ部が弾性変形された前記弾性撓み部と前記挟持用接触部の間に嵌合され、端子嵌合位置では、前記オスタブ部と前記インデント部が前記弾性撓み部の弾性復帰力を接触荷重として接続される端子接続構造において、前記オスタブ部と前記インデント部のいずれか一方には凸部が設けられ、他方には前記凸部が端子嵌合位置で入り込む凹部が設けられたことを特徴とする端子接続構造である。
本発明によれば、オスタブ部とインデント部間が凹部と凸部の嵌合によって相対的な移動が抑制される。そして、オスタブ部とインデント部のいずれか一方に凹部を、他方に凸部を設ければ良いため、低コストに作れる。以上より、低コストで微摺動を抑制でき、電気的信頼性の高い端子接続構造を提供できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1及び図2は、本発明の第1実施形態を示す。端子接続構造は、第1端子であるオス端子1と第2端子であるメス端子10を備えている。オス端子1は、電線接続部(図示せず)とオスタブ部3を有する。オス端子1は、所定形状の導電性金属プレートを折り曲げることで形成されている。オスタブ部3は、図2(b)に詳しく示すように、平板状の外形を有する平板部4と、平板部4の下記するインデント部14側に突出する凸部である直線凸壁21とを有する。直線凸壁21は、端子嵌合方向Aに沿って直線状に延びている。直線凸壁21の挿入先端側は、テーパ状に形成されている。
図1及び図2は、本発明の第1実施形態を示す。端子接続構造は、第1端子であるオス端子1と第2端子であるメス端子10を備えている。オス端子1は、電線接続部(図示せず)とオスタブ部3を有する。オス端子1は、所定形状の導電性金属プレートを折り曲げることで形成されている。オスタブ部3は、図2(b)に詳しく示すように、平板状の外形を有する平板部4と、平板部4の下記するインデント部14側に突出する凸部である直線凸壁21とを有する。直線凸壁21は、端子嵌合方向Aに沿って直線状に延びている。直線凸壁21の挿入先端側は、テーパ状に形成されている。
メス端子10は、電線接続部(図示せず)と相手端子接続部11とを有する。メス端子10は、所定形状の導電性金属プレートを折り曲げることで形成されている。相手端子接続部11は、四角枠形状の箱部12と、この箱部12に一体に設けられ、箱部12内に配置された弾性撓み部(板バネ部)13とを有する。弾性撓み部13は、箱部12の底面壁の先端側より延設された部位を箱部12内に折り曲げて形成されている。弾性撓み部13は、上方に突出するインデント部14を有する。
インデント部14は、図2(c)に詳しく示すように、その表面が基本的に球面形状であるが、凹部である切り込み溝31を有する。切り込み溝31は、端子嵌合方向Aに沿って延び、端子嵌合方向Aの溝両端が開口された溝である。切り込み溝31は、オスタブ部3の直線凸壁21が幅方向に隙間なく入り込む寸法である。切り込み溝31は、その内周面の形状がほぼV字状の溝である。
箱部12の上面壁、つまり、弾性撓み部13のインデント部14側には、挟持用接触部であるビード部17が設けられている。ビード部17は、インデント部14に間隔を置いて対向配置される位置に設けられている。ビード部17は、インデント部14に対して端子嵌合方向Aの両外側位置が最も突出した2山形状の凸部である。ビード部17は、箱部12の上面壁を折り曲げて形成されている。
上記構成において、図1の端子離間位置にあって、オス端子1のオスタブ部3をメス端子10の箱部12内に挿入すると、弾性撓み部13が撓み変形してオスタブ部3の挿入が許容される。オスタブ部3の挿入過程では、オスタブ部3が弾性撓み部13のインデント部14とビード部17を摺動する。図2(a)に示す端子嵌合位置では、オスタブ部3が弾性撓み部13のインデント部14とビード部17間に弾性撓み部13の弾性復帰力によって挟み込まれる(嵌合される)。つまり、端子嵌合位置では、弾性撓み部13の撓み復帰力を接触荷重として、オス端子1のオスタブ部3とメス端子10のインデント部14の間等が接触し、双方の端子間が電気的に接続される。
上記したオスタブ部3の挿入過程では、オスタブ部3の直線凸壁21がインデント部14の切り込み溝31に入り込み、直線凸壁21が切り込み溝31の内面を摺動する。端子嵌合位置では、直線凸壁21が切り込み溝31に入り込んだ状態となる。そのため、オスタブ部3と弾性撓み部13は、振動等が加わっても端子嵌合方向Aの直交方向Bの相対的移動が抑制される。そして、オスタブ部3に凸部20である直線凸壁21を、インデント部14に凹部30である切り込み溝31をそれぞれ設ければ良いため、低コストに作れる。以上より、低コストで微摺動を抑制できる。これにより、耐微摺動摩耗性が向上し、電気的信頼性が向上する。
(第2実施形態)
図3及び図7は、本発明の第2実施形態を示す。この第2実施形態でも、第1実施形態と同様に、端子嵌合位置で互いに嵌合する凸部と凹部が設けられているが、その具体的構成が第1実施形態のものと異なる。第2実施形態では、凸部は、インデント部14に設けられた円環状の円環突起22である。凹部は、オスタブ部3に設けられ、図4に示す端子嵌合位置の位置で円環突起22が入り込む円環状の円環溝32である。
図3及び図7は、本発明の第2実施形態を示す。この第2実施形態でも、第1実施形態と同様に、端子嵌合位置で互いに嵌合する凸部と凹部が設けられているが、その具体的構成が第1実施形態のものと異なる。第2実施形態では、凸部は、インデント部14に設けられた円環状の円環突起22である。凹部は、オスタブ部3に設けられ、図4に示す端子嵌合位置の位置で円環突起22が入り込む円環状の円環溝32である。
他の構成は、前記第1実施形態と同様であるため、同一構成箇所に同一符号を付して説明を省略する。
上記構成において、図3の端子離間位置にあって、オス端子1のオスタブ部3をメス端子10の箱部12内に挿入すると、弾性撓み部13が撓み変形してオスタブ部3の挿入が許容される。オスタブ部3の挿入過程では、オスタブ部3が弾性撓み部13のインデント部14とビード部17を摺動する。図4に示す端子嵌合位置では、オスタブ部3が弾性撓み部13のインデント部14とビード部17間に弾性撓み部13の弾性復帰力によって挟み込まれる(嵌合される)。つまり、端子嵌合位置では、弾性撓み部13の撓み復帰力を接触荷重として、オス端子1のオスタブ部3とメス端子10のインデント部14の間等が接触し、双方の端子間が電気的に接続される。
この第2実施形態では、図4に示す端子嵌合位置では、円環突起22が円環溝32に入り込んだ状態となる(図7参照)。そのため、オスタブ部3と弾性撓み部13は、振動等が加わっても端子嵌合方向A及びその直交方向Bの相対的移動、つまり、2次元移動が抑制される。そして、オスタブ部3に凹部である円環溝32を、インデント部14に凸部である円環突起22をそれぞれ設ければよいため、低コストに作れる。以上より、低コストで微摺動を抑制できる。これにより、耐微摺動摩耗性が向上し、電気的信頼性が向上する。
(第3実施形態)
図8及び図12は、本発明の第3実施形態を示す。この第3実施形態でも、第1実施形態と同様に、端子嵌合位置で互いに嵌合する凸部と凹部が設けられているが、その具体的構成が第1実施形態のものと異なる。この第3実施形態では、凸部は、インデント部14が兼用する。インデント部14は、端子嵌合方向Aに沿って直線状に延びる両側壁を有する。換言すれば、インデント部14は、楕円形状を基本形状とし、その長寸法の両側の壁が直線壁とされた形状である。凹部は、オスタブ部3に設けられ、インデント部14が入り込み、端子嵌合方向Aに沿って直線状に延びる直線溝33である。
図8及び図12は、本発明の第3実施形態を示す。この第3実施形態でも、第1実施形態と同様に、端子嵌合位置で互いに嵌合する凸部と凹部が設けられているが、その具体的構成が第1実施形態のものと異なる。この第3実施形態では、凸部は、インデント部14が兼用する。インデント部14は、端子嵌合方向Aに沿って直線状に延びる両側壁を有する。換言すれば、インデント部14は、楕円形状を基本形状とし、その長寸法の両側の壁が直線壁とされた形状である。凹部は、オスタブ部3に設けられ、インデント部14が入り込み、端子嵌合方向Aに沿って直線状に延びる直線溝33である。
他の構成は、前記第1実施形態と同様であるため、同一構成箇所に同一符号を付して説明を省略する。
上記構成において、図8の端子離間位置にあって、オス端子1のオスタブ部3をメス端子10の箱部12内に挿入すると、弾性撓み部13が撓み変形してオスタブ部3の挿入が許容される。オスタブ部3の挿入過程では、オスタブ部3が弾性撓み部13のインデント部14とビード部17を摺動する。図9に示す端子嵌合位置では、オスタブ部3が弾性撓み部13のインデント部14とビード部17間に弾性撓み部13の弾性復帰力によって挟み込まれる(嵌合される)。つまり、端子嵌合位置では、弾性撓み部13の撓み復帰力を接触荷重として、オス端子1のオスタブ部3とメス端子10のインデント部14の間等が接触し、双方の端子間が電気的に接続される。
この第3実施形態では、図9に示す端子嵌合位置では、インデント部14が直線溝33に所定の長さLに亘ってほぼ隙間なく入り込んだ状態となる(図12参照)。そのため、オスタブ部3と弾性撓み部13は、図12(a)に示すように、振動等が加わっても端子嵌合方向Aの直交方向Bと回転方向Rの相対的移動が抑制される。そして、オスタブ部3に凹部である直線溝33を、弾性撓み部13に凸部であるインデント部14をそれぞれ設ければ良いため、低コストに作れる。以上より、低コストで微摺動を抑制できる。これにより、耐微摺動摩耗性が向上し、電気的信頼性が向上する。
(第4実施形態)
図13及び図16は、本発明の第4実施形態を示す。この第4実施形態でも、第1実施形態と同様に、端子嵌合位置で互いに嵌合する凸部と凹部が設けられているが、その具体的構成が第1実施形態のものと異なる。この第4実施形態では、凸部は、外周面が円周面であるオスタブ部3自体である。つまり、オスタブ部3が凸部を兼用する。凹部は、第1実施形態と同様に、インデント部14に設けられた切り込み溝31である。切り込み溝31は、端子嵌合方向Aの溝両端が開口されているが、内周面の形状が第1実施形態とは異なって円弧面である。
図13及び図16は、本発明の第4実施形態を示す。この第4実施形態でも、第1実施形態と同様に、端子嵌合位置で互いに嵌合する凸部と凹部が設けられているが、その具体的構成が第1実施形態のものと異なる。この第4実施形態では、凸部は、外周面が円周面であるオスタブ部3自体である。つまり、オスタブ部3が凸部を兼用する。凹部は、第1実施形態と同様に、インデント部14に設けられた切り込み溝31である。切り込み溝31は、端子嵌合方向Aの溝両端が開口されているが、内周面の形状が第1実施形態とは異なって円弧面である。
他の構成は、前記第1実施形態と同様であるため、同一構成箇所に同一符号を付して説明を省略する。
上記構成において、図13の端子離間位置にあって、オス端子1のオスタブ部3をメス端子10の箱部12内に挿入すると、弾性撓み部13が撓み変形してオスタブ部3の挿入が許容される。オスタブ部3の挿入過程では、オスタブ部3が弾性撓み部13のインデント部14とビード部17を摺動する。図14に示す端子嵌合位置では、オスタブ部3が弾性撓み部13のインデント部14とビード部17間に弾性撓み部13の弾性復帰力によって挟み込まれる(嵌合される)。つまり、端子嵌合位置では、弾性撓み部13の撓み復帰力を接触荷重として、オス端子1のオスタブ部3とメス端子10のインデント部14の間等が接触し、双方の端子間が電気的に接続される。
上記したオスタブ部3の挿入過程では、オスタブ部3自体がインデント部14の切り込み溝31に入り込み、オスタブ部3が切り込み溝31の内面を摺動する。図14に示す端子嵌合位置では、オスタブ部3が切り込み溝31に所定の長さLに亘ってほぼ隙間なく入り込んだ状態となる(図15(c)、図16参照)。そのため、オスタブ部3と弾性撓み部13は、図16(a)に示すように、振動等が加わっても端子嵌合方向Aの直交方向Bの相対的移動が抑制される。そして、凸部として円筒形のオスタブ部3を、インデント部14に凹部である切り込み溝31をそれぞれ設ければ良いため、低コストに作れる。以上より、低コストで微摺動を抑制できる。これにより、耐微摺動摩耗性が向上し、電気的信頼性が向上する。
(第4実施形態の変形例)
図17は、本発明の第4実施形態の変形例を示す。この第4実施形態の変形例では、凸部は、オスタブ部3に設けた円弧面を有する直線凸壁21である。凹部の構成は、第4実施形態の同様に切り込み溝31である。
図17は、本発明の第4実施形態の変形例を示す。この第4実施形態の変形例では、凸部は、オスタブ部3に設けた円弧面を有する直線凸壁21である。凹部の構成は、第4実施形態の同様に切り込み溝31である。
他の構成は、前記第4実施形態と同様であるため、同一構成箇所に同一符号を付して説明を省略する。
端子嵌合位置では、オスタブ部3の直線凸壁21が切り込み溝31に入り込んだ状態となる(図17(b)参照)。そのため、オスタブ部3と弾性撓み部13は、振動等が加わっても端子嵌合方向Aの直交方向Bの相対的移動が抑制される。そして、オスタブ部3に凸部である直線凸壁21を、インデント部14に凹部である切り込み溝31をそれぞれ設ければ良いため、低コストに作れる。以上より、低コストで微摺動を抑制できる。これにより、耐微摺動摩耗性が向上し、電気的信頼性が向上する。
(第1参考例)
図18及び図20は、本発明の第1参考例を示す。この第1参考例では、オスタブ部3には、両側面より突出する一対の立設部40が設けられている。弾性撓み部13には、インデント部14の位置の両側に一対の切欠き部41が設けられている。
図18及び図20は、本発明の第1参考例を示す。この第1参考例では、オスタブ部3には、両側面より突出する一対の立設部40が設けられている。弾性撓み部13には、インデント部14の位置の両側に一対の切欠き部41が設けられている。
他の構成は、前記第1実施形態と同様であるため、同一構成箇所に同一符号を付して説明を省略する。
端子嵌合位置では、オスタブ部3の一対の立設部40が弾性撓み部13の一対の切欠き部41が入り込んだ状態となる(図20(c)参照)。そのため、振動等が加わっても端子嵌合方向A及びその直交方向Bの相対的移動、つまり、2次元移動が抑制される。そして、オスタブ部3に一対の立設部40を、弾性撓み部13に一対の切欠き部41をそれぞれ設ければよいため、低コストに作れる。以上より、低コストで微摺動を抑制できる。これにより、耐微摺動摩耗性が向上し、電気的信頼性が向上する。
(第2参考例)
図21及び図23は、本発明の第2参考例を示す。この第2参考例では、オスタブ部3は、平坦な面に形成されている。弾性撓み部にはインデント部14が設けられ、そのインデント部14の表面には、一対の円弧状のリブ43が設けられている。一対のリブ43は、端子嵌合方向Aの直交方向Bに間隔を置いて配置されているが、端子嵌合方向Aの両端より中心に向かって徐々に間隔が近くなる円弧状に配置されている。双方の端子の表面には、参加しない金属メッキ(例えばAgメッキ)層が形成されている。
図21及び図23は、本発明の第2参考例を示す。この第2参考例では、オスタブ部3は、平坦な面に形成されている。弾性撓み部にはインデント部14が設けられ、そのインデント部14の表面には、一対の円弧状のリブ43が設けられている。一対のリブ43は、端子嵌合方向Aの直交方向Bに間隔を置いて配置されているが、端子嵌合方向Aの両端より中心に向かって徐々に間隔が近くなる円弧状に配置されている。双方の端子の表面には、参加しない金属メッキ(例えばAgメッキ)層が形成されている。
他の構成は、前記第1実施形態と同様であるため、同一構成箇所に同一符号を付して説明を省略する。
微摺動によって、摩耗粉44が発生するが、その摩耗粉44が一対のリブ43によってインデント部14より落下することが防止される。落下しないでインデント部14上に残った摩耗粉は、一対のリブ43の形状によってインデント部14の中心位置に集められる。そして、インデント部14の中心位置で再凝縮されるため、メッキ層(例えばAgメッキ)の摩耗量が低減する。従って、メッキ厚を薄くでき、端子の製造コストを低減できる。
1 オス端子(第1端子)
3 オスタブ部(凸部)
10 メス端子(第2端子)
13 弾性撓み部
14 インデント部(凸部)
17 ビード部(挟持用接触部)
21 直線凸壁(凸部)
22 円環突起(凸部)
31 切り込み溝(凹部)
32 円環溝(凹部)
33 直線溝(凹部)
3 オスタブ部(凸部)
10 メス端子(第2端子)
13 弾性撓み部
14 インデント部(凸部)
17 ビード部(挟持用接触部)
21 直線凸壁(凸部)
22 円環突起(凸部)
31 切り込み溝(凹部)
32 円環溝(凹部)
33 直線溝(凹部)
Claims (6)
- オスタブ部を有する第1端子と、インデント部が突出された弾性撓み部と前記弾性撓み部の前記インデント部側に対向配置された挟持用接触部とを有する第2端子とを備え、前記オスタブ部が弾性変形された前記弾性撓み部と前記挟持用接触部の間に嵌合され、端子嵌合位置では、前記オスタブ部と前記インデント部が前記弾性撓み部の弾性復帰力を接触荷重として接続される端子接続構造において、
前記オスタブ部と前記インデント部のいずれか一方には凸部が設けられ、他方には前記凸部が端子嵌合位置で入り込む凹部が設けられたことを特徴とする端子接続構造。 - 請求項1記載の端子接続構造であって、
前記凸部は、前記オスタブ部に設けられ、端子嵌合方向に沿って直線状に延びる直線凸壁であり、
前記凹部は、前記インデント部に設けられ、端子嵌合方向の両端が開口され、前記直線凸壁が入り込む切り込み溝であることを特徴とする端子接続構造。 - 請求項1記載の端子接続構造であって、
前記凸部は、円環状の円環突起であり、
前記凹部は、端子嵌合位置で前記円環突起が入り込む円環状の円環溝であることを特徴とする端子接続構造。 - 請求項1〜請求項3のいずれかに記載の端子接続構造であって、
前記凸部は、両側壁が端子嵌合方向に沿って直線状に延びるインデント部であり、前記凹部は、前記オスタブ部に設けられ、前記インデント部が入り込み、端子嵌合方向に沿って直線状に延びる直線溝であることを特徴とする端子接続構造。 - 請求項2記載の端子接続構造であって、
前記直線凸部は、外周面が円周面である前記オスタブ部自体であり、前記切り込み溝はその内周面が円弧面であることを特徴とする端子接続構造。 - 請求項2記載の端子接続構造であって、
前記直線凸壁は、前記オスタブ部に設けられ、外周面が円弧面であり、前記切り込み溝はその内周面が円弧面であることを特徴とする端子接続構造。
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019087504A (ja) * | 2017-11-10 | 2019-06-06 | 矢崎総業株式会社 | 端子の接続構造 |
JP2020145131A (ja) * | 2019-03-08 | 2020-09-10 | 矢崎総業株式会社 | 雄端子 |
CN113937516A (zh) * | 2020-07-14 | 2022-01-14 | 住友电装株式会社 | 端子零件 |
-
2016
- 2016-01-26 JP JP2016012203A patent/JP2017134933A/ja active Pending
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