JP2017133459A - 点火装置 - Google Patents
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Abstract
Description
上記一次巻線の他端(212)に接続した点火スイッチ(3)と、
上記直流電源の電圧を昇圧する昇圧部(4)と、
上記一次巻線と上記点火スイッチとの間にカソード端子が接続した保護ダイオード(5)と、
該保護ダイオードのアノード端子と上記昇圧部との間に設けられた放電継続スイッチ(6)と、
上記点火スイッチがオンからオフに切り替わり、上記点火プラグに火花放電(S)が発生した後、上記放電継続スイッチをオンオフ動作させることにより、上記昇圧部から上記一次巻線に電流(is)を上記他端側から流し、上記火花放電を同一の極性で継続させる制御部(12)と、
上記放電継続スイッチをオンからオフに切り替えたときに上記一次巻線の還流電流(if)が流れる還流ダイオード(7)とを備え、
該還流ダイオードは、上記保護ダイオードと上記放電継続スイッチとの間と、グランドとの間に接続している、点火装置(1)にある。
そのため、耐圧が低い還流ダイオードを用いることが可能になる。すなわち、点火スイッチをオンからオフに切り替えると、上述したように、一次巻線に高いフライバック電圧が発生する。そのため、昇圧部及び放電継続スイッチを設ける場合、これらをフライバック電圧から保護するため、充分に高い耐圧を有する保護ダイオードが必要になる。本形態では、保護ダイオードと放電継続スイッチとの間に、還流ダイオードを接続してある。そのため、還流ダイオードに一次巻線のフライバック電圧が加わることを防止でき、還流ダイオードに加わる電圧を、昇圧部の出力電圧程度に抑制することが可能になる。したがって、耐圧が低い還流ダイオードを用いることが可能になる。耐圧が低い還流ダイオードは、大きな順方向電流(還流電流)を流すことができるため、耐圧が低い還流ダイオードを用いることにより、還流ダイオードを小型化することが可能になる。したがって、点火装置を小型化でき、点火装置の製造コストを低減することができる。
なお、特許請求の範囲及び課題を解決する手段に記載した括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであり、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記点火装置に係る実施形態について、図1〜図7を用いて説明する。図1に示すごとく、本形態の点火装置1は、点火コイル2と、点火スイッチ3と、昇圧部4と、保護ダイオード5と、放電継続スイッチ6と、制御部12と、還流ダイオード7とを備える。点火コイル2は、一次巻線21と二次巻線22とを備える。一次巻線21の一端211は直流電源11に接続し、他端212は点火スイッチ3に接続している。点火コイル2の二次巻線22には、点火プラグ10が接続している。
なお、「ファストリカバリダイオード」とは、半導体にAuやPt等の重金属を拡散させたり、電子線を照射したりすることにより、逆回復時間を短くしたダイオードを意味する。
そのため、還流ダイオード7の耐圧を低くすることができる。すなわち、点火スイッチ3をオンからオフに切り替えると、一次巻線21に、例えば600V程度の高いフライバック電圧が発生する。そのため、昇圧部4及び放電継続スイッチ6を設ける場合、これらをフライバック電圧から保護するため、充分に高い耐圧を有する保護ダイオード5が必要になる。本形態では、保護ダイオード5と放電継続スイッチ6との間に、還流ダイオード7を接続してある。そのため、還流ダイオード7に一次巻線21のフライバック電圧が加わることを防止でき、還流ダイオード7に加わる電圧を、昇圧部4の出力電圧より若干高い値、例えば250V程度に抑制することが可能になる。したがって、耐圧が低い還流ダイオード7を用いることができる。耐圧が低い還流ダイオード7は、大きな順方向電流(還流電流if)を流すことができるため、耐圧が低い還流ダイオード7を用いることにより、還流ダイオード7を小型化することが可能になる。したがって、点火装置1を小型化でき、点火装置1の製造コストを低減することができる。
本形態は、点火装置1の回路構成を変更した例である。図8に示すごとく、本形態の点火装置1は、互いに並列に接続した複数の点火コイル2を備える。個々の点火コイル2に、点火プラグ10が接続している。また、本形態では、複数の点火コイル2に対して、昇圧部4及び放電継続スイッチ6を共通化してある。
その他、実施形態1と同様の構成および作用効果を備える。
本形態は、点火装置1の回路構成を変更した例である。図10に示すごとく、本形態の点火装置1は、互いに並列に接続された複数の点火コイル2を備える。また、複数の点火コイル2に対して、昇圧部4を共通化してある。点火装置1は、昇圧部4の電流isを、必要な点火コイル2に流すよう構成されている。昇圧部4の電流isは、昇圧部4の出力端子49に接続した共通経路8Cと、該共通経路8Cから分岐し個々の点火コイル2に接続した分岐経路8Bとを流れる。個々の分岐経路8Bに、保護ダイオード5及び放電継続スイッチ6が設けられている。還流ダイオード7は、個々の分岐経路8Bに接続している。還流ダイオード7は、保護ダイオード5と放電継続スイッチ6との間に接続している。
その他、実施形態1と同様の構成および作用効果を備える。
本形態は、点火装置1の回路構成を変更した例である。図11に示すごとく、本形態の点火装置1は、互いに並列に接続された複数の点火コイル2を備える。昇圧部4からの電流isを、個々の点火コイル2に、予め定められた順序で流すよう構成されている。また、保護ダイオード5と還流ダイオード7と放電継続スイッチ6と昇圧部4とからなる電子部品群13を、個々の点火コイル2に個別に接続してある。還流ダイオード7は、保護ダイオード5と放電継続スイッチ6との間に接続している。
その他、実施形態1と同様の構成および作用効果を備える。
12 制御部
2 点火コイル
21 一次巻線
22 二次巻線
3 点火スイッチ
4 昇圧部
5 保護ダイオード
6 放電継続スイッチ
7 還流ダイオード
Claims (5)
- 一端(211)が直流電源(11)に接続した一次巻線(21)と、点火プラグ(10)に接続した二次巻線(22)とを備える点火コイル(2)と、
上記一次巻線の他端(212)に接続した点火スイッチ(3)と、
上記直流電源の電圧を昇圧する昇圧部(4)と、
上記一次巻線と上記点火スイッチとの間にカソード端子が接続した保護ダイオード(5)と、
該保護ダイオードのアノード端子と上記昇圧部との間に設けられた放電継続スイッチ(6)と、
上記点火スイッチがオンからオフに切り替わり、上記点火プラグに火花放電(S)が発生した後、上記放電継続スイッチをオンオフ動作させることにより、上記昇圧部から上記一次巻線に電流(is)を上記他端側から流し、上記火花放電を同一の極性で継続させる制御部(12)と、
上記放電継続スイッチをオンからオフに切り替えたときに上記一次巻線の還流電流(if)が流れる還流ダイオード(7)とを備え、
該還流ダイオードは、上記保護ダイオードと上記放電継続スイッチとの間と、グランドとの間に接続している、点火装置(1)。 - 互いに並列に接続された複数の上記点火コイルを備え、上記昇圧部から電流を、個々の上記点火コイルに予め定められた順序で流すよう構成され、上記複数の点火コイルに対して、上記昇圧部と上記放電継続スイッチと上記還流ダイオードとを共通化してある、請求項1に記載の点火コイル。
- 互いに並列接続された複数の上記点火コイルを備え、該複数の点火コイルに対して上記昇圧部を共通化してあり、上記昇圧部から電流を、個々の上記点火コイルに予め定められた順序で流すよう構成され、上記昇圧部からの電流は、上記昇圧部の出力端子(49)に接続した共通経路と、該共通経路から分岐し個々の上記点火コイルに接続した分岐経路とを流れ、個々の該分岐経路に、上記保護ダイオードと上記放電継続スイッチとが設けられており、上記還流ダイオードは個々の上記分岐経路に接続している、請求項1に記載の点火装置。
- 互いに並列接続された複数の上記点火コイルを備え、上記昇圧部からの電流を、個々の上記点火コイルに予め定められた順序で流すよう構成され、上記保護ダイオードと上記還流ダイオードと上記放電継続スイッチと上記昇圧部とからなる電子部品群(13)を、個々の上記点火コイルに個別に接続してある、請求項1に記載の点火装置。
- 上記還流ダイオードはファストリカバリダイオードである、請求項1又は請求項2に記載の点火装置。
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