JP2017133424A - 電動過給装置および電動過給システム - Google Patents
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Abstract
【課題】電動過給装置が車両に搭載された場合にも、発電に起因する車両の燃費の低下を抑制することが可能な電動過給装置および電動過給システムを提供する。
【解決手段】この電動過給装置1は、翼車15と、翼車15を回転駆動する回転電機16とを備え、回転電機16による翼車15の回転駆動により、エンジン102への過給を行うとともに、エンジン102への燃料の供給が停止された場合に、エンジン102の動作が継続されることにより吸入される吸気により翼車15を回転させることによって、回転電機16により発電を行うように構成されている。
【選択図】図2
【解決手段】この電動過給装置1は、翼車15と、翼車15を回転駆動する回転電機16とを備え、回転電機16による翼車15の回転駆動により、エンジン102への過給を行うとともに、エンジン102への燃料の供給が停止された場合に、エンジン102の動作が継続されることにより吸入される吸気により翼車15を回転させることによって、回転電機16により発電を行うように構成されている。
【選択図】図2
Description
本発明は、電動過給装置および電動過給システムに関し、特に、回転電機を備えた電動過給装置および電動過給システムに関する。
従来、回転電機を備えた電動過給装置および電動過給システムが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、電動モータを備えた電動過給装置が開示されている。この電動過給装置には、電動モータにより回転駆動されるコンプレッサホイールが設けられている。そして、電動モータが電力を消費してコンプレッサホイールを回転駆動させることにより、電動過給装置の吸込口から吸い込んだ気体を加圧して、エンジン(内燃機関)に過給を行うように構成されている。なお、一般的に、電動モータを駆動させる電力は、エンジンを駆動させてオルタネータにより発電している。
しかしながら、上記特許文献1に記載の電動過給装置では、コンプレッサホイール駆動用の電動モータを駆動させるための電力を発電するためにエンジンを駆動させているため、その分、燃料が消費されるという不都合がある。したがって、上記特許文献1に記載の電動過給装置を車両に搭載した場合には、車両の燃費が低下してしまうという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、電動過給装置が車両に搭載された場合にも、発電に起因する車両の燃費の低下を抑制することが可能な電動過給装置および電動過給システムを提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の第1の局面における電動過給装置は、翼車と、翼車を回転駆動する回転電機とを備え、回転電機による翼車の回転駆動により、エンジンへの過給を行うとともに、エンジンへの燃料の供給が停止された場合に、エンジンの動作が継続されることにより吸入される吸気により翼車を回転させることによって、回転電機により発電を行うように構成されている。
この発明の第1の局面による電動過給装置では、電動過給装置を、回転電機による翼車の回転駆動により、エンジンへの過給を行うとともに、エンジンへの燃料の供給が停止された場合に、エンジンの動作が継続されることにより吸入される吸気により翼車を回転させることによって、回転電機により発電を行うように構成する。これにより、電動過給装置が車両に搭載された場合に、燃料を消費せずにエンジンに吸入される吸気によって、回転電機により発電することができる。そして、燃料を消費しないで回転電機により発電する分、電力を発電するためのエンジンの駆動力を削減することができ、その結果、燃料の消費量を削減することができる。これにより、電動過給装置が車両に搭載された場合にも、発電に起因する車両の燃費の低下を抑制することができる。なお、本願明細書では、「エンジンの動作」を、エンジンに燃料を供給してエンジンを駆動させる場合のみならず、たとえば、エンジンに燃料を供給しない状態で、車輪(シャフト)の回転によりエンジンのピストンが往復運動するような場合も含む、広い概念を意味するものとして記載している。
上記第1の局面による電動過給装置において、好ましくは、翼車を迂回するバイパス通路と、バイパス通路と翼車を通過する通路とを切り替える通路切換弁とを備え、エンジンへの燃料の供給が停止された場合に、通路切換弁により、翼車を通過する通路に切り替えることによって、吸気により翼車を回転させるように構成されている。
このように構成すれば、エンジンへの燃料の供給が停止された場合には、吸気が翼車を通過するので、吸気により翼車を回転させて、回転電機により発電させることができる。また、エンジンへの燃料の供給が行われる場合で、かつ、電動過給装置によりエンジンに過給しない場合には、バイパス通路により吸気が翼車を迂回して、翼車によりエンジンへの吸気の供給を妨げるのを抑制することができる。
この発明の第2の局面における電動過給システムは、翼車と、翼車を回転駆動する回転電機とを含み、回転電機による翼車の回転駆動により、エンジンへの過給を行う電動過給装置と、エンジンにより吸入される吸気が通過する吸気通路に配置される吸気制御弁と、エンジンへの燃料の供給が停止された場合に、エンジンの動作が継続されることにより吸入される吸気が翼車を通過してエンジンに供給されるように、吸気制御弁の制御を行うことにより、翼車を回転させて回転電機による発電を行う制御部とを備える。
この発明の第2の局面による電動過給システムでは、制御部を、エンジンへの燃料の供給が停止された場合に、エンジンの動作が継続されることにより吸入される吸気が翼車を通過してエンジンに供給されるように、吸気制御弁の制御を行うように構成することにより、翼車を回転させて回転電機による発電を行う。これにより、燃料を消費しないで回転電機により発電する分、電力を発電するためのエンジンの駆動力を削減することができ、その結果、燃料の消費量を削減することができる。これにより、電動過給システム(電動過給装置)が車両に搭載された場合にも、発電に起因する車両の燃費の低下を抑制することが可能な電動過給システムを提供することができる。
上記第2の局面による電動過給システムにおいて、好ましくは、制御部は、車両に対するアクセルがオフされた場合に、エンジンの動作が継続されて吸気がエンジンに供給されるように、吸気制御弁としてのスロットルバルブの開度を制御するように構成されている。
ここで、一般的なスロットルバルブを備えた電動過給システムでは、アクセルがオフされた場合には、スロットルバルブを閉じるように構成されている。この場合、車両が走行中にアクセルがオフされて、エンジンの動作が継続されている場合でも、閉じたスロットルバルブにより吸気が遮断され、エンジンに吸気は供給されない。このため、吸気により電動過給装置の翼車は回転されない。そこで、本発明では、車両に対するアクセルがオフされた場合に、エンジンの動作が継続されて吸気がエンジンに供給されるように、吸気制御弁としてのスロットルバルブの開度を制御するように制御部を構成することにより、車両に対するアクセルがオフされた場合でも、スロットルバルブの開度を制御して、吸気がエンジンに供給されるので、エンジンにより吸入される吸気が翼車を回転させて回転電機によって発電を行うことできる。
上記第2の局面による電動過給システムにおいて、好ましくは、電動過給装置は、翼車を迂回する第1バイパス通路と、第1バイパス通路と翼車を通過する通路とを切り替える吸気制御弁としての第1吸気通路切換弁とを含み、制御部は、エンジンへの燃料の供給が停止された場合に、第1吸気通路切換弁を制御することにより、翼車を通過する通路に切り替えることによって、吸気により翼車を回転させるように構成されている。
このように構成すれば、エンジンへの燃料の供給が停止された場合に吸気が通過する通路を介して、吸気が翼車を通過するので、吸気により翼車を回転させて、回転電機により発電させることができる。また、エンジンへの燃料の供給が行われる場合で、かつ、電動過給装置によりエンジンに過給しない場合には、第1バイパス通路により吸気が翼車を迂回して、翼車によりエンジンへの吸気の供給を妨げるのを抑制することができる。
上記第2の局面による電動過給システムにおいて、好ましくは、制御部は、エンジンへの燃料の供給が停止された場合に、吸気制御弁としての第2吸気通路切換弁を制御して、エンジンから排出される排気によりターボ側翼車を回転させて過給を行うターボ過給機のターボ側翼車を通過する通路から、ターボ過給機を迂回する第2バイパス通路に切り替えるように構成されている。
このように構成すれば、エンジンへの燃料の供給が停止された場合に、吸気がターボ過給機を迂回するので、ターボ側翼車を通過することによる吸気の流量の減少を抑制することができるので、発電量が減少するのを抑制することができる。
なお、本出願では、第1の局面による電動過給装置において、以下の構成も考えられる。
(付記項1)
すなわち、上記第1の局面による電動過給装置において、エンジンから排出される排気により回転するタービンをさらに備え、翼車は、タービンの回転または回転電機により回転されて、エンジンに過給するように構成されており、エンジンへの燃料の供給が停止された場合に、吸気により翼車を回転させることによって、回転電機により発電を行うように構成されている。
すなわち、上記第1の局面による電動過給装置において、エンジンから排出される排気により回転するタービンをさらに備え、翼車は、タービンの回転または回転電機により回転されて、エンジンに過給するように構成されており、エンジンへの燃料の供給が停止された場合に、吸気により翼車を回転させることによって、回転電機により発電を行うように構成されている。
また、本出願では、第2の局面による電動過給システムにおいて、以下の構成も考えられる。
(付記項2)
すなわち、上記第2の局面によるターボ過給機を備える電動過給システムにおいて、制御部は、エンジンへの燃料の供給が停止された場合に、排気通路切換弁を制御して、ターボ過給機のタービンを通過する通路から、ターボ過給機を迂回する第3バイパス通路に切り替えるように構成されている。
すなわち、上記第2の局面によるターボ過給機を備える電動過給システムにおいて、制御部は、エンジンへの燃料の供給が停止された場合に、排気通路切換弁を制御して、ターボ過給機のタービンを通過する通路から、ターボ過給機を迂回する第3バイパス通路に切り替えるように構成されている。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1および図2を参照して、第1実施形態による電動過給システム100(電動過給装置1)の構成について説明する。
図1および図2を参照して、第1実施形態による電動過給システム100(電動過給装置1)の構成について説明する。
[電動過給システムの全体の構成]
図1に示すように、電動過給システム100は、たとえば、車両101に搭載されている。そして、電動過給システム100には、電動過給装置1が設けられており、電動過給装置1が車両101のエンジン102(内燃機関)に過給を行うことによって、エンジン102の出力およびトルクを向上させるように構成されている。また、第1実施形態では、エンジン102は、たとえば、ガソリン機関(ガソリンエンジン)として構成されており、車両101は、たとえば、ガソリン自動車として構成されている。
図1に示すように、電動過給システム100は、たとえば、車両101に搭載されている。そして、電動過給システム100には、電動過給装置1が設けられており、電動過給装置1が車両101のエンジン102(内燃機関)に過給を行うことによって、エンジン102の出力およびトルクを向上させるように構成されている。また、第1実施形態では、エンジン102は、たとえば、ガソリン機関(ガソリンエンジン)として構成されており、車両101は、たとえば、ガソリン自動車として構成されている。
また、電動過給システム100には、ターボ過給機2が設けられている。すなわち、電動過給システム100は、電動過給装置1(電動スーパーチャージャー)と、ターボ過給機2(排気ターボ)とが直列に配列された、多段(2段(2ステージ))過給システムとして構成されている。ここで、ターボ過給機2が過給する量(過給する速さ)は、エンジン102の排気エネルギの大きさに依存する。すなわち、エンジン102が低回転域で駆動される場合には、エンジン102の排気エネルギは比較的小さくなり、ターボ過給機2がエンジン102に過給するために必要な時間が大きくなる。この場合、エンジン102に対するアクセル操作の応答が遅れる場合がある。
そこで、電動過給装置1は、電力を消費して過給を行うので、エンジン102の回転数に依存せずに、エンジン102に過給を行うことが可能である。したがって、電動過給システム100は、2段過給システムとして構成されていることにより、エンジン102が低回転域で駆動される場合に、電動過給装置1により過給されることにより、エンジン102に対するアクセル操作の応答が遅れるのを抑制することが可能になる。
また、車両101には、エンジン102に接続されている車軸101a(シャフト)が設けられている。詳細には、車軸101aは、エンジン102の燃焼室(図示せず)内に配置されるピストン(図示せず)に接続されている。そして、車軸101aは、車両101が走行中の場合、操作者のアクセル操作(アクセルのオンオフ)に関わらず、車軸101aに接続されている車輪(図示せず)が回転することにより、車輪の回転運動を、エンジン102のピストンに伝達するように構成されている。これにより、第1実施形態では、車両101では、アクセルがオフされた場合でも、エンジン102の動作(ピストンの往復運動)が継続されることにより、エンジン102は、燃焼室への吸気を継続するように構成されている。
なお、本願明細書では、「アクセルのオン」とは、アクセル開度が0(全閉)よりも大きいものとする。また、「アクセルのオフ」とは、アクセル開度が略0の状態(アクセル操作がなされていない状態)を意味するものとして記載している。
(電動過給システムの各部の構成)
電動過給システム100には、ターボ過給機2、制御部3、蓄電池4、駆動回路5、エアクリーナ6、インタークーラ7、吸気通路8a〜8d、第1バイパス通路9a、第2バイパス通路9b、スロットルバルブ10(吸気制御弁の一例)、吸気通路切換弁11aおよび11b(吸気制御弁および通路切換弁の一例)、排気通路12aおよび12b、第3バイパス通路13、排気通路切換弁14が設けられている。
電動過給システム100には、ターボ過給機2、制御部3、蓄電池4、駆動回路5、エアクリーナ6、インタークーラ7、吸気通路8a〜8d、第1バイパス通路9a、第2バイパス通路9b、スロットルバルブ10(吸気制御弁の一例)、吸気通路切換弁11aおよび11b(吸気制御弁および通路切換弁の一例)、排気通路12aおよび12b、第3バイパス通路13、排気通路切換弁14が設けられている。
制御部3は、たとえば、ECU(Engine Control Unit)を含む。また、制御部3は、アクセル開度センサ31から、操作者によるアクセル操作の情報(アクセル開度の情報)を、エンジン102からエンジン102の回転数の情報を、蓄電池4から蓄電池4の充電量などを取得する制御を行うように構成されている。そして、制御部3は、取得した情報に基づいて、車両101全体の各部品を制御するように構成されている。
具体的には、制御部3は、エンジン102の燃料供給装置102a(インジェクタ)を制御するように構成されている。そして、制御部3は、アクセル操作の情報に基づいて、燃料供給装置102aを制御することにより、エンジン102に供給する燃料の量を制御するように構成されている。たとえば、制御部3は、アクセルがオフされた場合には、エンジン102に燃料を供給しない制御を行うように構成されている。
また、制御部3は、スロットルバルブ10、吸気通路切換弁11aおよび11b、および、排気通路切換弁14の動作(開閉または開度)を制御するように構成されている。たとえば、制御部3は、車両101のアクセル操作の情報に基づいて、スロットルバルブ10の開度を制御するように構成されている。
蓄電池4は、電力を充電および放電可能な2次電池として構成されている。そして、蓄電池4は、駆動回路5を介して、電動過給装置1の回転電機16に接続されている。そして、蓄電池4は、回転電機16に電力を供給可能であるとともに、回転電機16により発電された電力が供給されることが可能に構成されている。
駆動回路5は、蓄電池4と回転電機16とに接続されている。そして、駆動回路5は、電力変換回路(インバータおよびコンバータ)を含み、電力変換回路(インバータ)により蓄電池4からの電力を、回転電機16に供給するための電力に変換(交流に変換)するとともに、電力変換回路(コンバータ)により回転電機16からの電力を、蓄電池4が充電させるための電力に変換(直流に変換)するように構成されている。また、駆動回路5は、制御部3の指令に基づいて、回転電機16に供給する電力の大きさを制御するように構成されている。たとえば、制御部3は、エンジン102の回転数が比較的小さい場合には、駆動回路5により回転電機16に電力を供給して、電動過給装置1によりエンジン102に過給する制御を行う。
エアクリーナ6は、車両101の外部から吸入される吸気(空気)中の塵や埃を除去する(洗浄する)とともに、吸気騒音を低減する機能を有する。そして、エアクリーナ6は、車両101の外部から吸入し、吸入した吸気を、吸気通路8a〜8dを介して、電動過給装置1またはターボ過給機2に供給するように構成されている。
インタークーラ7は、電動過給装置1またはターボ過給機2からの吸気を冷却するように構成されている。そして、インタークーラ7は、冷却した吸気をエンジン102に供給するように構成されている。
吸気通路8a〜8dは、エアクリーナ6からエンジン102までの吸気が通過する通路(通気管)として構成されている。そして、吸気通路8aは、エアクリーナ6と電動過給装置1とを接続する吸気通路である。また、吸気通路8bは、電動過給装置1とターボ過給機2とを接続する吸気通路である。また、吸気通路8cは、ターボ過給機2とインタークーラ7とを接続する吸気通路である。また、吸気通路8dは、インタークーラ7とエンジン102とを接続する吸気通路である。
第1バイパス通路9a(バイパス通路の一例)は、電動過給装置1(翼車15)を迂回するように配置されており、吸気通路8aと吸気通路8bとを接続するように構成されている。また、第2バイパス通路9bは、ターボ過給機2(ターボ側翼車22)を迂回するように配置されており、吸気通路8bと吸気通路8cとを接続するように構成されている。
スロットルバルブ10は、電子スロットルバルブとして構成されており、制御部3の指令に基づいて、開度を変更して、エンジン102が吸入する吸気の量を制御するように構成されている。スロットルバルブ10は、吸気通路8dに配置されている。
吸気通路切換弁11a(第1吸気通路切換弁の一例)は、第1バイパス通路9aと翼車15を通過する通路(吸気通路8aおよび8b)とを切り替える吸気制御弁として構成されている。具体的には、吸気通路切換弁11aは、第1バイパス通路9a上に配置されており、制御部3の指令により、第1バイパス通路9aの吸気の流量を制御するように構成されている。
吸気通路切換弁11b(第1吸気通路切換弁の一例)は、第2バイパス通路9bとターボ過給機2を通過する通路(吸気通路8bおよび8c)とを切り替える吸気制御弁として構成されている。具体的には、吸気通路切換弁11bは、第2バイパス通路9b上に配置されており、制御部3の指令により、第2バイパス通路9bの吸気の流量を制御するように構成されている。
排気通路12aおよび12bは、エンジン102から外部(触媒装置など)に排出される排気が通過する排気通路である。排気通路12aは、エンジン102とターボ過給機2とを接続する排気通路であり、排気通路12bは、ターボ過給機2と外部(触媒装置など)とを接続する排気通路である。第3バイパス通路13は、排気通路12aおよび12bに接続されており、ターボ過給機2(タービンホイール21)を迂回するように配置されている。
ターボ過給機2は、タービンホイール21(タービンの一例)とターボ側翼車22とシャフト23とを含む。タービンホイール21は、エンジン102から排出される排気が通過する排気通路12aおよび12bに配置されている。そして、タービンホイール21は、シャフト23を介して、吸気通路8bおよび8cに配置されているターボ側翼車22に接続されており、排気によりタービンホイール21が回転されることにより、ターボ側翼車22を回転させるように構成されている。そして、タービンホイール21が回転することにより、ターボ側翼車22が回転されて、エンジン102に吸気を過給するように構成されている。
排気通路切換弁14は、第3バイパス通路13上に配置されている。排気通路切換弁14は、制御部3の指令に基づいて、排気が通過する通路を、ターボ過給機2のタービンホイール21を通過する通路(排気通路12aおよび12b)と、第3バイパス通路13とで切り替えるように構成されている。
また、排気通路切換弁14は、ウェイストゲートバルブとして構成されている。すなわち、排気通路切換弁14は、エンジン102の排気エネルギ(排気の量)が所定の大きさを超える場合に、排気が第3バイパス通路13を通過するように、開放されるように構成されている。また、排気通路切換弁14は、制御部3の指令に基づいて、開度が制御されるように構成されている。
(電動過給装置の構成)
図1に示すように、電動過給装置1は、翼車15(インペラー)と、翼車15を回転駆動する回転電機16とを備えている。
図1に示すように、電動過給装置1は、翼車15(インペラー)と、翼車15を回転駆動する回転電機16とを備えている。
詳細には、翼車15は、吸気通路8aおよび8bに配置されている。そして、翼車15は、エアクリーナ6(吸気通路8a)からの吸気を圧縮するとともに、エンジン102側の吸気通路8bに、圧縮した吸気を排出するように構成されている。すなわち、翼車15は、コンプレッサホイールとして構成されている。
回転電機16は、電力を消費することにより翼車15を回転駆動させるモータとして構成されているとともに、翼車15の回転により発電する発電機として構成されている。詳細には、回転電機16は、駆動回路5を介した蓄電池4からの電力により、翼車15を回転駆動させるように構成されている。また、回転電機16は、翼車15が吸気により回転されることにより発電するように構成されており、発電した電力を、駆動回路5を介して、蓄電池4に供給する(充電させる)ように構成されている。
(電動過給システムの吸気による発電に関する構成)
ここで、第1実施形態では、図2に示すように、電動過給装置1は、回転電機16による翼車15の回転駆動により、エンジン102への過給を行うとともに、エンジン102への燃料の供給が停止された場合に、エンジン102の動作が継続されることにより吸入される吸気により翼車15を回転させることによって、回転電機16により発電を行うように構成されている。
ここで、第1実施形態では、図2に示すように、電動過給装置1は、回転電機16による翼車15の回転駆動により、エンジン102への過給を行うとともに、エンジン102への燃料の供給が停止された場合に、エンジン102の動作が継続されることにより吸入される吸気により翼車15を回転させることによって、回転電機16により発電を行うように構成されている。
すなわち、制御部3は、エンジン102への燃料の供給が停止された場合(アクセルがオフされた場合)に、エンジン102の動作が継続されることにより吸入される吸気が翼車15を通過してエンジン102に供給されるように、スロットルバルブ10、吸気通路切換弁11aおよび11bの制御を行うように構成されている。これにより、電動過給装置1では、吸気により翼車15が回転して回転電機16による発電が行われる。
詳細には、第1実施形態では、制御部3は、車両101に対するアクセルがオフされた場合に、エンジン102の動作が継続されて吸気がエンジン102に供給されるように、スロットルバルブ10の開度を制御するように構成されている。具体的には、制御部3は、アクセルがオフされた場合に、燃料供給装置102aからエンジン102への燃料の供給を停止させる一方、スロットルバルブ10を開く(全閉を除く開度にする)制御を行うように構成されている。
ここで、制御部3は、蓄電池4の既に蓄電されている蓄電量(蓄電量の情報)に基づいて、スロットルバルブ10の開度を調整するように構成されている。すなわち、制御部3は、蓄電池4の蓄電量が小さい程、スロットルバルブ10の開度を大きく(たとえば、全開に)するとともに、蓄電池4の蓄電量が大きい程、スロットルバルブ10の開度を小さくする制御を行うように構成されている。図2では、スロットルバルブ10の開度を全開にする場合を図示している。
また、第1実施形態では、制御部3は、エンジン102への燃料の供給が停止された場合に、吸気通路切換弁11aを制御することにより、吸気が通過する通路として、翼車15を通過する通路(吸気通路8aおよび8b)に切り替えることによって、吸気により翼車15を回転させるように構成されている。
具体的には、制御部3は、アクセルがオフされた場合に、エンジン102への燃料の供給を停止するとともに、吸気通路切換弁11aを全閉にする制御を行う。これにより、電動過給装置1は、エアクリーナ6からの吸気が吸気通路8aを通過し、電動過給装置1の翼車15を通過して、翼車15が回転されるように構成されている。
また、第1実施形態では、制御部3は、エンジン102への燃料の供給が停止された場合に、吸気通路切換弁11bを制御して、ターボ過給機2のターボ側翼車22を通過する通路から、ターボ過給機2を迂回する第2バイパス通路9bに切り替えるように構成されている。
具体的には、制御部3は、アクセルがオフされた場合に、エンジン102への燃料の供給を停止するとともに、吸気通路切換弁11bを開(たとえば、全開)にする制御を行うように構成されている。この場合、吸気はターボ過給機2(ターボ側翼車22)を迂回する。
また、第1実施形態では、制御部3は、エンジン102への燃料の供給が停止された場合に、排気通路切換弁14を制御して、ターボ過給機2のタービンホイール21を通過する通路から、ターボ過給機2を迂回する第3バイパス通路13に切り替えるように構成されている。
具体的には、制御部3は、アクセルがオフされた場合に、エンジン102への燃料の供給を停止するとともに、排気通路切換弁14を開(たとえば、全開)にする制御を行うように構成されている。この場合、排気はターボ過給機2(タービンホイール21)を迂回する。
(電動過給システムの動作)
次に、図1および図2を参照して、電動過給システム100(電動過給装置1)の動作について説明する。
次に、図1および図2を参照して、電動過給システム100(電動過給装置1)の動作について説明する。
〈アクセルがオンの状態での電動過給システムの動作〉
車両101の操作者のアクセル操作により、アクセルがオンされている場合では、図1に示すように、制御部3により、燃料供給装置102aからエンジン102に燃料を供給する制御が行われる。この時、制御部3は、アクセルの大きさが大きい程、スロットルバルブ10の開度を大きくして、より多くの吸気をエンジン102に供給する制御を行う。また、エンジン102の回転数が比較的小さい場合には、制御部3により、吸気通路切換弁11aを閉じて(開度を小さくして)、電動過給装置1の回転電機16を駆動させて翼車15を回転させて、エンジン102に過給する制御が行われる。また、この時、制御部3により、吸気通路切換弁11bの開度を調整して、電動過給装置1とターボ過給機2との過給する量を調整する制御が行なわれる。
車両101の操作者のアクセル操作により、アクセルがオンされている場合では、図1に示すように、制御部3により、燃料供給装置102aからエンジン102に燃料を供給する制御が行われる。この時、制御部3は、アクセルの大きさが大きい程、スロットルバルブ10の開度を大きくして、より多くの吸気をエンジン102に供給する制御を行う。また、エンジン102の回転数が比較的小さい場合には、制御部3により、吸気通路切換弁11aを閉じて(開度を小さくして)、電動過給装置1の回転電機16を駆動させて翼車15を回転させて、エンジン102に過給する制御が行われる。また、この時、制御部3により、吸気通路切換弁11bの開度を調整して、電動過給装置1とターボ過給機2との過給する量を調整する制御が行なわれる。
〈アクセルがオンの状態からオフの状態に切り替えられた場合の電動過給システムの動作〉
走行中に、車両101の操作者のアクセル操作により、アクセルがオフされた場合では、図2に示すように、制御部3により、燃料供給装置102aによるエンジン102への燃料の供給を停止する制御が行われる。この時、車両101の走行が継続され、車両101の車輪の回転運動が継続され、車軸101aの回転が継続される。そして、車軸101aに接続されているエンジン102のピストンの往復運動が継続される(エンジン102の動作が継続される)。
走行中に、車両101の操作者のアクセル操作により、アクセルがオフされた場合では、図2に示すように、制御部3により、燃料供給装置102aによるエンジン102への燃料の供給を停止する制御が行われる。この時、車両101の走行が継続され、車両101の車輪の回転運動が継続され、車軸101aの回転が継続される。そして、車軸101aに接続されているエンジン102のピストンの往復運動が継続される(エンジン102の動作が継続される)。
そして、第1実施形態では、制御部3により、スロットルバルブ10の開度が、蓄電池4の充電量に基づいた開度として、全閉よりも開く状態(たとえば、全開)にされ、吸気通路切換弁11aの開度が全閉にされ、吸気通路切換弁11bの開度が、全閉よりも開く状態(たとえば、全開)にされる。これにより、エアクリーナ6からエンジン102に至る吸気通路8a〜8dを吸気が通過可能な状態となる。また、排気通路切替換弁14の開度が、全閉よりも開く状態(たとえば、全開)にされる。
そして、吸気は、エアクリーナ6を通過した後、電動過給装置1の翼車15を通過し、翼車15を回転させる。この時、翼車15が回転されることによって、回転電機16により発電が行われ、発電した電力が、駆動回路5を介して蓄電池4に伝達される。そして、回転電機16により発電された電力が、蓄電池4により充電される。
その後、吸気は、ターボ過給機2を迂回する第2バイパス通路9bを通過し、インタークーラ7を通過し、エンジン102(燃焼室)に至る。そして、エンジン102に吸入された吸気は、排気として、ターボ過給機2を迂回する第3バイパス通路13を通過し、排気通路12bを通過して、排気は電動過給システム100の外部に排出される。
[第1実施形態の効果]
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、電動過給装置1が車両101に搭載された場合に、燃料を消費せずにエンジン102に吸入される吸気によって、回転電機16により発電することができる。そして、燃料を消費しないで回転電機16により発電する分、電力を発電するためのエンジン102の駆動力を削減することができ、その結果、燃料の消費量を削減することができる。これにより、電動過給装置1が車両101に搭載された場合にも、発電に起因する車両101の燃費の低下を抑制することができる。
また、第1実施形態では、エンジン102への燃料の供給が停止された場合には、吸気が翼車15を通過するので、吸気により翼車15を回転させて、回転電機16により発電させることができる。また、エンジン102への燃料の供給が行われる場合で、かつ、電動過給装置1によりエンジン102に過給しない場合には、第1バイパス通路9aにより吸気が翼車15を迂回して、翼車15によりエンジン102への吸気の供給を妨げるのを抑制することができる。
また、第1実施形態では、車両101に対するアクセルがオフされた場合でも、スロットルバルブ10の開度を制御して、吸気がエンジン102に供給されるので、エンジン102により吸入される吸気が翼車15を回転させて回転電機16によって発電を行うことできる。
また、第1実施形態では、電動過給システム100にターボ過給機2が設けられている場合でも、エンジン102への燃料の供給が停止された場合に、吸気がターボ過給機2を迂回するので、ターボ側翼車22を通過することによる吸気の流量の減少が抑制することができるので、発電量が減少するのを抑制することができる。
[第2実施形態]
図3を参照して、第2実施形態による電動過給システム200の構造について説明する。第2実施形態による電動過給システム200では、ターボ過給機2が設けられ、2段過給システムとして構成されていた上記第1実施形態と異なり、ターボ過給機2が設けられておらず、過給装置としては電動過給装置201のみの過給システムとして構成されている。なお、上記第1実施形態と同一の構成については、同じ符号を付してその説明を省略する。
図3を参照して、第2実施形態による電動過給システム200の構造について説明する。第2実施形態による電動過給システム200では、ターボ過給機2が設けられ、2段過給システムとして構成されていた上記第1実施形態と異なり、ターボ過給機2が設けられておらず、過給装置としては電動過給装置201のみの過給システムとして構成されている。なお、上記第1実施形態と同一の構成については、同じ符号を付してその説明を省略する。
第2実施形態による電動過給システム200は、電動過給装置201と、制御部203と、吸気通路208aと、排気通路212とを含む。すなわち、第2実施形態による電動過給システム200は、過給装置として電動過給装置201(電動スーパーチャージャー)のみの過給システムとして構成されている。
電動過給装置201は、翼車15および回転電機16を含む。制御部203は、電動過給装置201、燃料供給装置102a、スロットルバルブ10および吸気通路切換弁11aなどの動作の制御を行うように構成されている。
吸気通路208aは、エンジン102により吸入される吸気が通過する通路であり、電動過給装置201とインタークーラ7とを接続する吸気通路である。排気通路212は、エンジン102と外部との間の吸気通路である。
ここで、第2実施形態では、制御部203は、エンジン102への燃料の供給が停止された場合に、エンジン102の動作が継続されることにより吸入される吸気が翼車15を通過してエンジン102に供給されるように、スロットルバルブ10および吸気通路切換弁11aの制御を行うことにより、翼車15を回転させて回転電機16による発電を行うように構成されている。
具体的には、制御部203は、車両101が走行中にアクセルがオフされた場合に、燃料供給装置102aによるエンジン102への燃料の供給を停止させるとともに、スロットルバルブ10の開度を開(全閉より開いた状態)にし、吸気通路切換弁11aを閉の状態にする制御を行うように構成されている。これにより、エンジン102が吸入を継続することにより、電動過給装置201の翼車15が回転して、回転電機16により発電が行われる。そして、蓄電池4は、回転電機16により発電された電力を充電するように構成されている。
なお、第2実施形態の構成は、上記第1実施形態の構成と同様である。
[第2実施形態の効果]
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、電動過給システム100にターボ過給機2が設けられていない分、電動過給システム200の大型化を抑制することができる。その結果、比較的小型に設計された車両101(小型自動車など)に、電動過給システム200を搭載する場合に、車両101が大型化するのを抑制することができる。
なお、第2実施形態の効果は、上記第1実施形態の効果と同様である。
[第3実施形態]
図4を参照して、第3実施形態による電動過給システム300の構造について説明する。第3実施形態による電動過給システム300では、電動過給装置1とターボ過給機2とが別々の装置として構成されていた上記第1実施形態と異なり、ターボ過給機の機能も有する電動過給装置301を含む電動過給システムとして構成されている。なお、上記第1実施形態または上記第2実施形態と同一の構成については、同じ符号を付してその説明を省略する。
図4を参照して、第3実施形態による電動過給システム300の構造について説明する。第3実施形態による電動過給システム300では、電動過給装置1とターボ過給機2とが別々の装置として構成されていた上記第1実施形態と異なり、ターボ過給機の機能も有する電動過給装置301を含む電動過給システムとして構成されている。なお、上記第1実施形態または上記第2実施形態と同一の構成については、同じ符号を付してその説明を省略する。
第3実施形態による電動過給システム300は、ターボ過給機の機能を有する電動過給装置301と、制御部303と、吸気通路208aと、スロットルバルブ10および吸気通路切換弁11aと、排気通路312aおよび312bと、第4バイパス通路313と、排気通路切換弁314とを含む。
ここで、第3実施形態では、電動過給装置301は、翼車315と、回転電機316と、エンジン102から排出される排気により回転するタービンホイール317とを含む。そして、翼車315は、タービンホイール317の回転または回転電機316により回転されて、エンジン102に過給するように構成されている。すなわち、翼車315は、電動スーパーチャージャーのコンプレッサホイールとして構成されているとともに、ターボチャージャー(排気ターボ)のコンプレッサホイールとしても構成されている。
また、回転電機316は、翼車315およびタービンホイール317に接続されており、翼車315またはタービンホイール317が回転することにより発電するように構成されている。そして、回転電機316は、発電した電力を、駆動回路5を介して、蓄電池4に伝達するように構成されている。そして、蓄電池4は、回転電機316により発電された電力を充電するように構成されている。
排気通路312aは、エンジン102と電動過給装置301(タービンホイール317)とを接続する排気通路である。また、排気通路312bは、電動過給装置301(タービンホイール317)と外部(触媒装置など)の間の通路である。また、第4バイパス通路313は、排気通路312aおよび312bに接続されており、電動過給機301(タービンホイール317)を迂回するように配置されている。
排気通路切換弁314は、制御部303の指令に基づいて、開度が制御されるように構成されている。
ここで、第3実施形態では、制御部303は、エンジン102への燃料の供給が停止された場合に、吸気により翼車315を回転させることによって、回転電機316により発電を行うように構成されている。
具体的には、制御部303は、車両101に対するアクセルがオフされた場合に、エンジン102への燃料の供給を停止する。そして、制御部303は、スロットルバルブ10の開度を開の状態(全閉よりも開いた状態で、たとえば、全開)にするとともに、吸気通路切換弁11aおよび排気通路切換弁314を閉の状態にする制御を行うように構成されている。
これにより、吸気は、エアクリーナ6から電動過給装置301の翼車315を回転させながら通過して、エンジン102に至る。そして、吸気はエンジン102に吸入された後、排気として、電動過給装置301のタービンホイール317を回転させながら通過して、外部に排出される。
この時、電動過給装置301の回転電機316は、吸気により翼車315が回転されること、および、排気によりタービンホイール317が回転されることにより発電する。そして、発電された電力は、駆動回路5を介して、蓄電池4に伝達される。
なお、第3実施形態の構成は、上記第1実施形態の構成と同様である。
[第3実施形態の効果]
第3実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第3実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第3実施形態では、電動過給装置301がターボ過給機としての機能も有するので、電動過給装置301とターボ過給機とを別々に設ける場合に比べて、電動過給システム300が大型化するのを抑制することができる。
なお、第3実施形態の効果は、上記第1実施形態の効果と同様である。
[変形例]
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記第1〜第3実施形態では、電動過給システム100(200および300)にスロットルバルブ10を設ける例を示したが、本発明は、これに限られない。すなわち、本発明では、図5に示す変形例のように、スロットルバルブ10を設けずに、電動過給システム400を構成してもよい。
ここで、上記第1〜第3実施形態の変形例による電動過給システム400は、図5に示すように、スロットルバルブ10を含まない。そして、電動過給システム400は、たとえば、ディーゼルエンジン402を備えたディーゼル自動車400aに搭載されている。そして、電動過給システム400は、電動過給装置1と、制御部403と、排気ブレーキ弁410とを含む。
制御部403は、ディーゼルエンジン402に燃料を供給する燃料供給装置402aの制御を行うとともに、吸気通路切換弁11aおよび11b、排気通路切換弁14および排気ブレーキ弁410の開度の制御を行うように構成されている。
そして、制御部403は、ディーゼル自動車400aに対するアクセルがオフされた場合に、燃料供給装置402aからディーゼルエンジン402への燃料の供給が停止されるとともに、吸気通路切換弁11aを閉、吸気通路切換弁11bを開(全閉よりも開いた状態)、排気通路切換弁14を開(全閉よりも開いた状態)、および、排気ブレーキ弁410を開(全閉よりも開いた状態)にする制御を行う。
これにより、エアクリーナ6を通過した吸気が電動過給装置1の翼車15を回転させながら通過して、ディーゼルエンジン402に到達し、排気ブレーキ弁410を通過して、外部に排出される。そして、翼車15が回転することにより、回転電機16が発電を行う。
なお、上記変形例では、電動過給システム400に排気ブレーキ弁410を設ける例を示したが、本発明は、これに限られない。すなわち、電動過給システム400に排気ブレーキ弁410を設けなくてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、制御部をECUとして構成する例を示したが、本発明は、これに限られない。たとえば、本発明の制御部を、車両の各部を制御するECUとは、別個に構成してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、電動過給装置を迂回する第1バイパス通路を設ける例を示したが、本発明は、これに限られない。すなわち、本発明では、第1バイパス通路を設けずに、アクセルのオンオフに関わらず、エアクリーナからの吸気が全て電動過給装置の翼車を通過するように、電動過給装置(電動過給システム)を構成してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、吸気通路切換弁を、第1バイパス通路および第2バイパス通路に配置するように構成する例を示したが、本発明は、これに限られない。たとえば、本発明では、吸気通路切換弁を、吸気通路上、または、第1バイパス通路または第2バイパス通路と吸気通路の合流(分岐)点に配置するように構成してもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、エンジン102への燃料の供給が停止された場合でも、吸気はインタークーラ7を通過するように構成する例を示したが、本発明は、これに限られない。たとえば、本発明では、電動過給システム100(200および300)にインタークーラ7を迂回する第5バイパス通路と、燃料の供給が停止された場合に、第5バイパス通路に吸気を通過させるための吸気通路切換弁とを、さらに設けてもよい。
1、201、301 電動過給装置
2 ターボ過給機
3、203、303、403 制御部
8a〜8c、208a 吸気通路
9a 第1バイパス通路(バイパス通路)
9b 第2バイパス通路
10 スロットルバルブ(吸気制御弁)
11a 吸気通路切換弁(第1吸気通路切換弁、吸気制御弁)
11b 吸気通路切換弁(第2吸気通路切換弁、吸気制御弁)
15、315 翼車
16、316 回転電機
100、200、300、400 電動過給システム
101 車両
102 エンジン
400a ディーゼル自動車(車両)
402 ディーゼルエンジン(エンジン)
2 ターボ過給機
3、203、303、403 制御部
8a〜8c、208a 吸気通路
9a 第1バイパス通路(バイパス通路)
9b 第2バイパス通路
10 スロットルバルブ(吸気制御弁)
11a 吸気通路切換弁(第1吸気通路切換弁、吸気制御弁)
11b 吸気通路切換弁(第2吸気通路切換弁、吸気制御弁)
15、315 翼車
16、316 回転電機
100、200、300、400 電動過給システム
101 車両
102 エンジン
400a ディーゼル自動車(車両)
402 ディーゼルエンジン(エンジン)
Claims (6)
- 翼車と、
前記翼車を回転駆動する回転電機とを備え、
前記回転電機による前記翼車の回転駆動により、エンジンへの過給を行うとともに、前記エンジンへの燃料の供給が停止された場合に、前記エンジンの動作が継続されることにより吸入される吸気により前記翼車を回転させることによって、前記回転電機により発電を行うように構成されている、電動過給装置。 - 前記翼車を迂回するバイパス通路と、
前記バイパス通路と前記翼車を通過する通路とを切り替える通路切換弁とを備え、
前記エンジンへの燃料の供給が停止された場合に、前記通路切換弁により、前記翼車を通過する通路に切り替えることによって、前記吸気により前記翼車を回転させるように構成されている、請求項1に記載の電動過給装置。 - 翼車と、前記翼車を回転駆動する回転電機とを含み、前記回転電機による前記翼車の回転駆動により、エンジンへの過給を行う電動過給装置と、
前記エンジンにより吸入される吸気が通過する吸気通路に配置される吸気制御弁と、
前記エンジンへの燃料の供給が停止された場合に、前記エンジンの動作が継続されることにより吸入される前記吸気が前記翼車を通過して前記エンジンに供給されるように、前記吸気制御弁の制御を行うことにより、前記翼車を回転させて前記回転電機による発電を行う制御部とを備える、電動過給システム。 - 前記制御部は、車両に対するアクセルがオフされた場合に、前記エンジンの動作が継続されて前記吸気が前記エンジンに供給されるように、前記吸気制御弁としてのスロットルバルブの開度を制御するように構成されている、請求項3に記載の電動過給システム。
- 前記電動過給装置は、前記翼車を迂回する第1バイパス通路と、前記第1バイパス通路と前記翼車を通過する通路とを切り替える前記吸気制御弁としての第1吸気通路切換弁とを含み、
前記制御部は、前記エンジンへの燃料の供給が停止された場合に、前記第1吸気通路切換弁を制御することにより、前記翼車を通過する通路に切り替えることによって、前記吸気により前記翼車を回転させるように構成されている、請求項3または4に記載の電動過給システム。 - 前記制御部は、前記エンジンへの燃料の供給が停止された場合に、前記吸気制御弁としての第2吸気通路切換弁を制御して、前記エンジンから排出される排気によりターボ側翼車を回転させて過給を行うターボ過給機のターボ側翼車を通過する通路から、前記ターボ過給機を迂回する第2バイパス通路に切り替えるように構成されている、請求項3〜5のいずれか1項に記載の電動過給システム。
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2016
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WO2018038121A1 (ja) | 2016-08-22 | 2018-03-01 | 国立大学法人大阪大学 | 痛み推定装置及び痛み推定方法並びに痛みの分類 |
EP4137042A1 (en) | 2016-08-22 | 2023-02-22 | Osaka University | Pain estimating device, pain estimating method, and pain classification |
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