JP2017132618A - コンベアスカート装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】搬送側ベルトの原料受入口からの原料のこぼれを防止するためのスカート装置は、従来、ゴム板でフードと搬送側ベルトのシールをしているが、搬送側ベルトの進行方向の高低差やスカート板の強度不足やスカート板先端の摩耗のため搬送側ベルトとスカート板のシールが精密にできないため、搬送側ベルトの両サイドから落鉱が発生していた。
【解決手段】四角形棒状ゴム製弾性体に長穴を設け、長穴にボルトを貫通させて、スカート板の長手方向に列設した構造とし、四角形棒状ゴム製弾性体の長穴により、四角形棒状ゴム製弾性体の自由側端末端面を搬送側ベルトの表面に精密に当接することができるようになった。又、四角形棒状ゴム製弾性体の自由側端末端面に耐磨耗材からなるチップを取り付けたことにより、摩耗を低減できることから、四角形棒状ゴム製弾性体の寿命が長くなり、スカート板の煩雑な調整が不要になった。
【選択図】図1
【解決手段】四角形棒状ゴム製弾性体に長穴を設け、長穴にボルトを貫通させて、スカート板の長手方向に列設した構造とし、四角形棒状ゴム製弾性体の長穴により、四角形棒状ゴム製弾性体の自由側端末端面を搬送側ベルトの表面に精密に当接することができるようになった。又、四角形棒状ゴム製弾性体の自由側端末端面に耐磨耗材からなるチップを取り付けたことにより、摩耗を低減できることから、四角形棒状ゴム製弾性体の寿命が長くなり、スカート板の煩雑な調整が不要になった。
【選択図】図1
Description
本発明は、ベルトコンベアの原料受け口に設けられ、原料がベルトの幅方向にこぼれるのを防止するためのスカート板を備えたコンベアスカート装置に関するものである。
ベルトコンベアにおいて、通常搬送物は搬送側ベルトに載せて搬送され、駆動プーリ側で払い出され搬送側ベルトとなり従動プーリへ戻る。搬送側ベルトの原料受け口には、コンベアスカート装置が設けられ、重力によって落下してくる大量の原料がベルトの幅方向にこぼれるのを防止する。その機能を果たすために、コンベアスカート装置にはスカート板を設けて、ベルトの幅方向に堰を形成して、原料がベルトからはみ出すのを防止している。通常、スカート板は、金属板にゴム板を取り付けて、ゴム板を搬送側ベルトに押し付けてシールする構造の物が多用されている。
搬送側ベルトは一定の間隔でキャリアローラに支持されているので、キャリアローラに支持されている部分のレベルは高く、キャリアローラ間の指示されていない部分は低くなっており、進行方向に対して波型形状となっている。このため、直線状のスカート板で搬送側ベルトをシールするのは極めて困難であった。
特開2012−91922号広報において、取り付け板をコンベアの搬送方向に延ばし、搬送側ベルトとの間に隙間を形成し、取り付け板の下端からスカート部の内側に斜め上方に延びる傾斜板を取り付けたスカート装置が示されている。この方法においては、取り付け板と搬送側ベルトの間に隙間ができることから、ベルトの両サイドから大量の落鉱が発生していた。
特開平8−20419号広報において、基板にゴムなどの弾性材からなるスカート本体を自重により自然下降可能にしたコンベアスカート装置が示されている。この方法における問題点は以下である。(1)スカート本体の自重が大きいため、ベルト表面を強く押圧することから、ベルトに溝状の深い摩耗部が発生し、この部分からベルトが破損していた。(2)溝状の摩耗部に原料が入り込み、戻り側ベルトの下部に大量の落鉱が堆積していた。(3)スカート本体は、ベルト進行方向に長いゴム板であるため、剛性が弱く、積載物によりベルト幅方向に押された際に外側にめくれてしまい、スカート本体とベルトの間に隙間が生じ、原料がこぼれていた。又、スカート本体がゴムであるため、スカート本体がベルトとの摩擦により急激に摩耗することから、ベルトとの隙間が大きくなり、原料がこぼれていた。
本発明は、スカート板からの原料のこぼれを防止するため以下の課題を解決するものである。(1)搬送側ベルトの進行方向の高低差に合わせて、スカート板を形成し、スカート板とベルトにできる間隙を最小限にする。(2)スカート板の剛性を大きくし、スカート板が積載物の膨れ力や摩擦力で外側に押された場合でも、スカート板のベルト幅方向への曲りを最小限にすることにより、スカート板とベルトの間に隙間が生じないようにする。(3)スカート板の摩耗を防止して、スカート板とベルトとの隙間調整頻度を低減し、長期に渡り隙間が最適に保持できるようにする。(4)スカート板とベルトとの間の隙間調整を容易にする。
第1の解決手段は特許請求項1に示すように、搬送側ベルトの原料受け口に設けられ、原料が前記搬送側ベルトからこぼれるのを防止するためのスカート板を備えたコンベアスカート装置において、前記スカート板は、前記搬送側ベルトの進行方向に配設した長方形基材と、該長方形基材に列設して固定された複数の四角形棒状ゴム製弾性体からなり、前記四角形棒状ゴム製弾性体は、中心軸方向に長穴が設けられ、該長穴に固定ボルトを貫通せしめ、且つ、前記中心軸を鉛直方向にして、前記長方形基材に取り付けられ、前記四角形棒状ゴム製弾性体は前記長穴により、鉛直方向の高さ調整が可能になっており、前記四角形棒状ゴム製弾性体の自由側端末端面は前記搬送側ベルトの表面に当接していることを特徴とするコンベアスカート装置である。
第2の解決手段は特許請求項2に示すように、前記四角形棒状ゴム製弾性体は、前記自由側端末に耐磨耗材からなるチップが取り付けられていることを特徴とするコンベアスカート装置である。
第1の解決手段による効果は以下である。(1)搬送側ベルトはキャリアローラで支持されており、キャリアローラで支持されている部分のベルトレベルは高く、キャリアローラとキャリアローラ間のベルトレベルは低くなっている。このレベル差のために、従来スカート板をベルトの高低に合わせて、隙間ができないように加工することは困難であった。本発明のスカート板は、スカート板に複数の四角形棒状ゴム製弾性体を吊り下げた構造であることから、ベルトの高さに合わせて四角形棒状ゴム製弾性体を取り付けることができるので、四角形棒状ゴム製弾性体とベルトの隙間を最小限にすることが可能となった。(2)スカート板の剛性を大きくできるので、スカート板が積載物で押され、搬送側ベルトの幅方向に拡がろうとする場合でも、スカート板とベルトの間に隙間が生じることが無いので原料こぼれがない。(3)四角形棒状ゴム製弾性体に設けた長穴により、スカート板とベルトとの間の隙間調整が容易である。又、四角形棒状ゴム製弾性体の自由側先端が摩耗した際に、固定ボルトを緩めて、四角形棒状ゴム製弾性体を降下させて、ベルトとの当接性を再調整できる。
第2の解決手段による効果は以下である。(1)四角形棒状ゴム製弾性体の自由側端末に耐磨耗性のチップを取り付けているので、四角形棒状ゴム製弾性体とベルトとの当接性を長期に渡り適正に保持することができる。(2)チップはベルトの形状になじみながら摩耗するので、次第にチップとベルトの当接性が向上する。(3)スカート板の摩耗を防止して、スカート板とベルトとの隙間調整頻度を低減し、長期に渡り隙間が最適に保持できる。
本発明の実施形態を請求項1〜2及び図1〜6に基づいて説明する。
第1の解決手段は特許請求項1に示すように、搬送側ベルト31の原料受け口に設けられ、原料が前記搬送側ベルト31からこぼれるのを防止するためのスカート板20を備えたコンベアスカート装置10において、前記スカート板20は、前記搬送側ベルト31の進行方向に配設した長方形基材21と、該長方形基材21に列設して固定された複数の四角形棒状ゴム製弾性体22からなり、前記四角形棒状ゴム製弾性体22は、中心軸方向25に長穴23が設けられており、該長穴23に固定ボルト24を貫通せしめ、且つ、前記中心軸25を鉛直方向にして、前記長方形基材21取り付けられ、前記四角形棒状ゴム製弾性体22は前記長穴23により、鉛直方向の高さ調整が可能であり、前記四角形棒状ゴム製弾性体22の自由側端末端面22aは前記搬送側ベルト31の表面31aに当接していることを特徴とするコンベアスカート装置10である。
図1はコンベアスカート装置の側面図である。図2は、図1のA−A断面図であり、コンベアスカート装置の平面図である。図3は、図1のB−B断面図であり、コンベアスカート装置の横断面図である。図1〜3に示すように、ベルト30は戻り側プーリ33により、戻り側ベルト32から搬送側ベルト31に反転し、原料を積載し搬送する。搬送側ベルト31の原料受け口には、原料を上方から供給するためのシュート11と、降下してきた原料を受け止め、搬送側ベルト31に積載するためのフード12が設けられている。原料はシュート11を伝わって搬送側ベルト31に落下して積載される。原料は位置運動エネルギーを有しているため、搬送側ベルト31の幅方向や進行方向に拡がろうとするので、フード12によって搬送側ベルト31の進行方向に円滑に流れるようにガイドする。又、フード12は原料が搬送側ベルト31からこぼれるのを防止するとともに、受け口で発生する粉塵を抑制する機能を有している。原料が戻り側プーリ33の後面にこぼれないようにするため、フード12の後面には後面カバー13が設けられている。フード下端12aと搬送側ベルト31の間には隙間Gが生じるため、従来、フード12の側面12bにゴム板を設けて、ゴム板と搬送側ベルトを接触させることにより、原料こぼれを防止していた。
搬送側ベルト31には原料が積載されることから大きな重量が付加されるので、適宜間隔でキャリアローラ34を設けて搬送側ベルト31を支持している。このため、図6に示すように、搬送側ベルト31がキャリアローラ34で支持されている部分レベルP1とキャリアローラとキャリアローラの中間部分レベルP2にはレベル差H(P1−P2)が生じる。このため、ゴム板を強く搬送側ベルトの表面に押し付けて、隙間ができないようにしているが、ベルト30に溝状の摩耗が発生し、この部分に原料が詰まり、搬送側ベルト31が戻り側ベルト32になって、戻ってくる際に大量の落鉱を発生させていた。
隙間Gを解消するために、フード12にスカート板20を取り付けている。スカート板20は、搬送側ベルト31の進行方向に配設した長方形基材21と、長方形基材に取り付けた複数の四角形棒状ゴム製弾性体22から構成されている。長方形基材21は溶接やボルトなどの方法でフード12に固定される。長方形基材21には、搬送側ベルト31の進行方向に複数の固定ボルト24が取り付けられている。固定ボルト24は1列でもよいし、図1、3に示すように2列設けてもよい。この固定ボルト24に四角形棒状ゴム製弾性体22の固定側側面22bに設けた長穴23を貫通せしめて、四角形棒状ゴム製弾性体22を固定する。四角形棒状ゴム製弾性体22は中心軸25が鉛直方向になるようにして長方形基材21に取り付けられている。四角形棒状ゴム製弾性体22の中心軸25方向に設けられた長穴23により、四角形棒状ゴム製弾性体22の搬送側ベルトに対する高さ調整が可能となり、四角形棒状ゴム製弾性体22の自由側端末端面22aを正確に搬送側ベルト31の表面31aに当接させることができる。四角形棒状ゴム製弾性体22の取付け高さを設定後、四角形棒状ゴム製弾性体22を固定ボルト24で長方形基材21に固定すればよい。粉状の原料がこぼれるのを防止するため、四角形棒状ゴム製弾性体22の隣り合う側面22dはお互いに接触させるのがよい。
四角形棒状ゴム製弾性体22は自由側端末端面22aを搬送側ベルト31に押圧するための押圧力が必要である。又、原料受け口に設けたフード12内の原料が、搬送側ベルト31の幅方向に拡がろうとする力を抑え込む剛性が必要である。又、搬送側ベルト31のエンドレスめくれなどの突起物によるスカート板20の破損を防止するため、搬送側ベルト31の進行方向に瞬時に撓んで過負荷を回避するための柔軟性が必要である。そのため、四角形棒状ゴム製弾性体22はゴムを使用する。ゴムには例えば天然ゴムや合成天然ゴム、スチレン、ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、アクリルゴム、ニトリルゴム、ウレタンゴム、フッ素ゴムなどが使用できる。
図4に示すように、四角形棒状ゴム製弾性体22の横断面は正方形や長方形である。四角形棒状ゴム製弾性体22が搬送側ベルト31進行方向には撓みやすく、搬送側ベルト31幅方向には撓みにくくするためには、ベルト幅方向の幅Wはベルト進行方向の厚みBより大きい方が望ましい。搬送側ベルト31進行方向には、エンドレスなどの突起物を回避するため撓みやすさが必要である。搬送側ベルト31幅方向には、原料のベルト幅方向の拡大力を抑えるための曲がりにくさが必要である。四角形棒状ゴム製弾性体22の幅Wは10〜50mmがよい。厚みBはWより5mm程度小さくするのがよい。Wが10mm以下であると剛性が弱くなり原料の拡大力に負ける。Wが50mmより大きくなると剛性が大きすぎて撓みが小さくなり搬送側ベルト31の小さな凹凸に柔軟に追随しなくなる。四角形棒状ゴム製弾性体22の長さLは50〜300mmよい。
四角形棒状ゴム製弾性体22の固定側側面22bに設けた長穴23は、搬送側ベルト31の幅方向に貫通している。長穴23は1ないし2個設ける。長穴23を2個設けた場合は、図4に示すように中間部22eができるのでリブとしての補強効果を持たすことができる。長穴23の径は5mm程度でよい。長穴23の中心軸方向25の長さは10〜50mmがよい。固定ボルト24は1ないし2個で固定する。
第2の解決手段は特許請求項2に示すように、前記四角形棒状ゴム製弾性体22は、前記自由側端末22cに耐磨耗材からなるチップ40が取り付けられていることを特徴とするコンベアスカート装置10である。
チップ40の材質はセラミックスや超硬合金やサーメットを使用できる。セラミックスには、例えばアルミナ、窒化ケイ素、ジルコニア、炭化ケイ素などを使用できる。超硬合金には、例えばWC−Co系合金、WC−TiC−Co系合金、WC−TaC−TaC−Co系合金などを使用できる。サーメットはTiCやTiN、NbCを主成分とし、Co、Ni、Mo等の金属との複合材料の焼結品が使用できる。
図4(b)は、立方体チップ41を四角形棒状ゴム製弾性体22の自由側端末端面22aにネジ43止めして取り付けたものである。又、図5は、立方体チップ41を四角形棒状ゴム製弾性体22の自由側端末端面22aに取り付けた場合の、スカート板20の全体図である。立方体チップ41の底面41aには凹み部41bを形成してネジ43が四角形棒状ゴム製弾性体22の自由側端末端面22aから露出しないようにしている。又、立方体チップ41は四角形棒状ゴム製弾性体22の側面22dからはみ出さないようにする。立方体チップ41が四角形棒状ゴム製弾性体22の側面22dからはみ出すと、隣り合う四角形棒状ゴム製弾性体22の間に隙間が生じるので、原料がこぼれてしまうからである。
図4(c)は、板チップ42を四角形棒状ゴム製弾性体22の自由側端末凹み部22fにネジ44止めして取り付けたものである。四角形棒状ゴム製弾性体22の自由側端末凹み部22fは四角形棒状ゴム製弾性体22の自由側端末22cを階段状に切欠いて形成している。板チップ42の取付けネジ44は、四角形棒状ゴム製弾性体22の側面22dからはみ出さないようにする。板チップ42が四角形棒状ゴム製弾性体22の側面22dからはみ出すと、隣り合う四角形棒状ゴム製弾性体22の間に隙間が生じるので、原料がこぼれてしまうからである。
四角形棒状ゴム製弾性体22の自由側端末22cにチップ41,42を取り付けることにより、四角形棒状ゴム製弾性体22の自由側端末端面22aが、搬送側ベルト31との摩擦により摩耗するのを防止できる。チップ40は搬送側ベルト31の形状に沿って摩耗するので、チップ40と搬送側ベルト31は経時的に馴染むのでシール性が向上する。チップ40の摩耗が進行して、チップ40と搬送側ベルト31の隙間が生じた場合は、固定ボルト24を緩め、四角形棒状ゴム製弾性体22を鉛直方向に下げて、四角形棒状ゴム製弾性体22と搬送側ベルト31の当接性を調整することができる。
10:コンベアスカート装置
11:シュート
12:フード
12a:フード下端
12b:フード側面
13:後面カバー
20:スカート板
21:長方形基材
22:四角形棒状ゴム製弾性体
22a:(四角形棒状ゴム製弾性体の)自由側端末端面
22b:(四角形棒状ゴム製弾性体の)固定側側面
22c:(四角形棒状ゴム製弾性体の)自由側端末
22d:(四角形棒状ゴム製弾性体の隣り合う)側面
22e:(四角形棒状ゴム製弾性体の)中間部
22f:(四角形棒状ゴム製弾性体の)自由側端末凹み部
23:長穴
24:固定ボルト
25:中心軸
30:ベルト
31:搬送側ベルト
31a:(搬送側ベルトの)表面
32:戻り側ベルト
33:戻り側プーリ
34:キャリアローラ
40:チップ
41:立方体チップ
41a:底面
41b:凹み部
42:板状チップ
43:ネジ
44:ネジ
G:(フード下端と搬送側ベルト表面の)隙間
P1:キャリアローラ支持部の搬送側ベルトのレベル
P2:キャリアローラ間の搬送側ベルトのレベル
H:(搬送側ベルトの)レベル差(P1−P2)
L:(四角形棒状ゴム製弾性体の)長さ
11:シュート
12:フード
12a:フード下端
12b:フード側面
13:後面カバー
20:スカート板
21:長方形基材
22:四角形棒状ゴム製弾性体
22a:(四角形棒状ゴム製弾性体の)自由側端末端面
22b:(四角形棒状ゴム製弾性体の)固定側側面
22c:(四角形棒状ゴム製弾性体の)自由側端末
22d:(四角形棒状ゴム製弾性体の隣り合う)側面
22e:(四角形棒状ゴム製弾性体の)中間部
22f:(四角形棒状ゴム製弾性体の)自由側端末凹み部
23:長穴
24:固定ボルト
25:中心軸
30:ベルト
31:搬送側ベルト
31a:(搬送側ベルトの)表面
32:戻り側ベルト
33:戻り側プーリ
34:キャリアローラ
40:チップ
41:立方体チップ
41a:底面
41b:凹み部
42:板状チップ
43:ネジ
44:ネジ
G:(フード下端と搬送側ベルト表面の)隙間
P1:キャリアローラ支持部の搬送側ベルトのレベル
P2:キャリアローラ間の搬送側ベルトのレベル
H:(搬送側ベルトの)レベル差(P1−P2)
L:(四角形棒状ゴム製弾性体の)長さ
第1の解決手段は特許請求項1に示すように、搬送側ベルトの原料受け口に設けられ、原料が前記搬送側ベルトからこぼれるのを防止するためのスカート板を備えたコンベアスカート装置において、前記スカート板は、前記搬送側ベルトの進行方向に配設した長方形基材と、該長方形基材に列設して固定された複数の四角形棒状ゴム製弾性体からなり、前記四角形棒状ゴム製弾性体は、隣り合う四角形棒状ゴム製弾性体の側面が接触して取り付けられており、前記搬送側ベルトの幅方向に貫通し、且つ、前記四角形棒状ゴム製弾性体の中心軸方向に、長く伸びた長穴が設けられ、該長穴に固定ボルトを貫通せしめ、且つ、前記四角形棒状ゴム製弾性体の中心軸を鉛直方向にして、前記長方形基材に取り付けられ、且つ、前記四角形棒状ゴム製弾性体は前記長穴により、鉛直方向の高さ調整が可能になっており、前記四角形棒状ゴム製弾性体の自由側端末端面は前記搬送側ベルトの表面に当接し、前記四角形棒状ゴム製弾性体の前記搬送側ベルト幅方向の幅Wは、前記搬送側ベルトの進行方向の厚みBよりも大きくなっており、前記搬送側ベルトの幅方向には撓みにくく、前記搬送側ベルトの進行方向には撓みやすくなっていることを特徴とするコンベアスカート装置である。
第1の解決手段は特許請求項1に示すように、搬送側ベルト31の原料受け口に設けられ、原料が前記搬送側ベルト31からこぼれるのを防止するためのスカート板20を備えたコンベアスカート装置10において、前記スカート板は20、前記搬送側ベルト31の進行方向に配設した長方形基材21と、該長方形基材21に列設して固定された複数の四角形棒状ゴム製弾性体22からなり、前記四角形棒状ゴム製弾性体22は、隣り合う四角形棒状ゴム製弾性体22の側面22dが接触して取り付けられており、前記搬送側ベルト31の幅方向に貫通し、且つ、前記四角形棒状ゴム製弾性体22の中心軸25方向に、長く伸びた長穴23が設けられ、該長穴23に固定ボルト24を貫通せしめ、且つ、前記四角形棒状ゴム製弾性体の中心軸25を鉛直方向にして、前記長方形基材21に取り付けられ、且つ、前記四角形棒状ゴム製弾性体22は前記長穴23により、鉛直方向の高さ調整が可能になっており、前記四角形棒状ゴム製弾性体22の自由側端末端面22aは前記搬送側ベルト31の表面に当接し、前記四角形棒状ゴム製弾性体22の前記搬送側ベルト幅方向の幅Wは、前記搬送側ベルト31の進行方向の厚みBよりも大きくなっており、前記搬送側ベルト31の幅方向には撓みにくく、前記搬送側ベルト31の進行方向には撓みやすくなっていることを特徴とするコンベアスカート装置10である。
Claims (2)
- 搬送側ベルトの原料受け口に設けられ、原料が前記搬送側ベルトからこぼれるのを防止するためのスカート板を備えたコンベアスカート装置において、前記スカート板は、前記搬送側ベルトの進行方向に配設した長方形基材と、該長方形基材に列設して固定された複数の四角形棒状ゴム製弾性体からなり、前記四角形棒状ゴム製弾性体は、中心軸方向に長穴が設けられ、該長穴に固定ボルトを貫通せしめ、且つ、前記中心軸を鉛直方向にして、前記長方形基材に取り付けられ、前記四角形棒状ゴム製弾性体は前記長穴により、鉛直方向の高さ調整が可能になっており、前記四角形棒状ゴム製弾性体の自由側端末端面は前記搬送側ベルトの表面に当接していることを特徴とするコンベアスカート装置。
- 前記四角形棒状ゴム製弾性体は、前記自由側端末に耐磨耗材からなるチップが取り付けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のコンベアスカート装置。
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- 2016-01-29 JP JP2016015918A patent/JP6082865B1/ja active Active
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