JP2017132125A - 樹脂タンクの製造装置及び樹脂タンクの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】タンク製造装置30は、溶融状態の樹脂シートS1、S2をタンク本体22の形状に成形するためのキャビティ28を構成する成形用凹部50、52が形成された一対の金型32、34と、金型の成形用凹部を囲うように形成された挟持部に対して接離方向に移動可能とされた押付部材36、38と、金型に設けられ、金型の開閉方向と直交する方向において成形用凹部よりも金型の外側であると共に挟持部よりも成形用凹部側に位置する保持用凹部50、52と、金型に設けられ、前記直交する方向において成形用凹部側から金型の外側又は金型の外側から成形用凹部側へ向かって移動可能とされ、保持用凹部に収容された樹脂シートの一部を保持用凹部内に保持する保持部材44、46と、を備えている。
【選択図】図7
Description
第1実施形態の樹脂タンクの製造装置(以下、適宜「タンク製造装置」と記載する。)30は、溶融状態の樹脂シートS1、S2を用いて樹脂タンク20を製造するための装置である。
図2及び図4に示されるように、タンク製造装置30は、一対の金型32、34と、押付部材36、38と、保持用凹部40、42と、保持部材44、46とを備えている。
同様に、気体流路70、71を通じて成形用凹部52内及び保持用凹部42内から空気を吸引して密閉空間74内を減圧し、樹脂シートS2を成形用凹部52内及び保持用凹部42内に導入する。
同様に、保持部材46を型開閉方向と直交する方向において金型34の外側から成形用凹部52側に向けて移動させて、保持用凹部42内に導入された樹脂シートS2の一部を保持用凹部42内に保持する。具体的には、保持部材46の保持面46Aと保持用凹部42の内壁面42Aとで樹脂シートS2の一部を挟んで保持用凹部42内に保持する(図9参照)。
同様に、密閉空間74の密閉状態が解除(減圧状態も解除)されるため、樹脂シートS2が成形面52Aに対して浮き上がろうとするが、保持部材46によって樹脂シートS2の一部が保持用凹部42内に保持されていることから、樹脂シートS2が成形面52Aに対して浮くのが抑制される。
タンク製造装置30では、保持部材44によって保持用凹部40内に樹脂シートS1の一部が保持されるため、例えば、密閉空間58の減圧状態が解除されても、樹脂シートS1の自重や復元力によって樹脂シートS1が成形面50Aに対して浮くのが抑制される。特に、保持面44Aと内壁面40Aとで樹脂シートS1の一部を挟んでいるため、保持面44Aと内壁面40Aとの摩擦力によって樹脂シートS1を効果的に保持することができる。同様に、保持部材46によって保持用凹部42内に樹脂シートS2の一部が保持されるため、例えば、密閉空間74の減圧状態が解除されても、樹脂シートS2の自重や復元力によって樹脂シートS2が成形面52Aに対して浮くのが抑制される。特に、保持面46Aと内壁面42Aとで樹脂シートS2の一部を挟んでいるため、保持面46Aと内壁面42Aとの摩擦力によって樹脂シートS2を効果的に保持することができる。
次に、第2実施形態のタンク製造装置90について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成については同じ符号を付し、説明を適宜省略する。
22 タンク本体
30、90 タンク製造装置(樹脂タンクの製造装置)
32、34、98 金型
36、38 押付部材
40、42、92 保持用凹部
44、46、94 保持部材
48 キャビティ
50、52 成形用凹部
56、72 挟持部
58、74 密閉空間
S1、S2 樹脂シート
Claims (3)
- 溶融状態の樹脂シートをタンク本体形状に成形するためのキャビティを構成する成形用凹部が形成され、前記成形用凹部内を減圧可能とされた一対の金型と、
前記金型の前記成形用凹部を囲うように形成された挟持部に対して接離方向に移動可能とされ、接近状態では前記金型に搬入された前記樹脂シートを前記挟持部に押し付け可能とされた押付部材と、
前記金型に設けられ、前記金型の開閉方向と直交する方向において前記成形用凹部よりも前記金型の外側であると共に前記挟持部よりも前記成形用凹部側に位置し、内部に前記樹脂シートの一部を収容可能とされた保持用凹部と、
前記金型に設けられ、前記金型の前記直交する方向において前記成形用凹部側から前記金型の外側又は前記金型の外側から前記成形用凹部側へ向けて移動可能とされ、前記保持用凹部内に収容された前記樹脂シートの一部を前記保持用凹部内に保持する保持部材と、
を備えた樹脂タンクの製造装置。 - 前記金型は、前記保持用凹部内も減圧可能とされている、請求項1に記載の樹脂タンクの製造装置。
- 請求項1又は請求項2に記載の樹脂タンクの製造装置を用いた樹脂タンクの製造方法であって、
前記金型に搬入された溶融状態の樹脂シートを前記押付部材で前記挟持部に押し付けて、前記樹脂シートと前記金型との間に密閉空間を形成する押付工程と、
前記成形用凹部内の減圧により、前記密閉空間を減圧して前記樹脂シートを前記成形用凹部内及び前記保持用凹部内に導入する導入工程と、
前記保持部材を移動させて、前記保持用凹部内に導入された前記樹脂シートの一部を前記保持用凹部内に保持する保持工程と、
を備えた樹脂タンクの製造方法。
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