JP2017132000A - 製造システムおよび製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】研削装置にて計測したワークの外径と振れの計測結果を元に、切削加工のために切削装置に設定する研削取代の目標値を算出する製造システムを得る。【解決手段】旋盤1号機1と旋盤2号機2により旋削加工されたワークについて、研削盤3で研削加工する前に、研削盤3に取り付けられた測定子により変位量を測定し、これを基にして、外径・振れ演算部5により、ワークの外径および振れを演算して、外径・振れ記録部6に記録し、この外径・振れ記録部6に記録された所定個数のワークの振れの平均値および標準偏差を用いて、研削取代目標値演算部7により、旋削加工で残すべき研削取代の目標値を求めて、旋盤1号機1と旋盤2号機2に伝送し、これを受けた旋盤1号機1と旋盤2号機2では、旋削加工設定値を変更して、以後のワークを旋削加工するようにした。【選択図】図1

Description

この発明は、切削装置と研削装置とを有する製造システムおよび製造方法に関するものである。
研削装置の研削時間は、研削取代の量に応じて変化し、研削取代の量が多くなるにつれて、研削時間は増加する。
研削取代は、ワークの振れと表面粗さを取り除き所定の加工寸法を得るために、一定量(=ワークの振れ+表面粗さ)が必要である。研削取代が少ない場合、ワークの振れと表面粗さを取り除くことができず仕損となる。
研削取代は、研削工程の前工程である切削工程にて決定づけられる。したがって、研削時間を短縮するために、切削工程にて研削取代を一定量(=ワークの振れ+表面粗さ)に維持することが有効である。切削工程にて要求精度を維持する技術例はいくつか存在する。
従来の切削装置では、加工データのサンプリング手段、記憶手段を有し、ワークの内周面にコンタクトを接触させたインプロセスでワークの加工径を測定し、最適な加工条件を出力する適応制御を行うものがある。(例えば特許文献1)。
特開平6−335843号公報(第2〜3頁、第1図)
上述の従来の切削装置では、次のような問題点がある。
(1) 切削装置において、ワークは片側把持されており、傾きが存在する。したがって切削装置において振れを計測した場合、(a)ワークの基準軸に対する傾きによる振れ、(b)ワークの片側把持による傾きの振れ、の2つを合わせた振れを計測する。研削取代の目標値を演算するにあたり、必要な振れは(a)のみであり、(b)の振れは不要である。
(2) 切削装置において、工具摩耗や設備の熱膨張の影響により、外径の目標値と外径の実測値には差異が生じる。
(3) 切削工程後のワークの外径と振れは、ワーク毎にバラツキが存在する。研削取代の目標値の設定にあたり、このバラツキを加味した設定が必要である。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、研削装置にて計測したワークの外径と振れの計測結果を元に、切削加工のために切削装置に設定する研削取代の目標値を算出する製造システムおよび製造方法を得ることを目的とする。
この発明に係わる製造システムにおいては、予め設定された切削加工用設定値に基づき、ワークを切削加工する切削装置、この切削装置による切削加工後のワークを、予め設定された研削加工用設定値に基づき、研削加工する研削装置、研削加工を行う前に、研削装置においてワークの外径およびワークの基準軸に対する傾きによる振れを計測する計測部、この計測部で計測された外径および振れの値をワークごとに記憶する記憶部、およびこの記憶部に記憶された所定個数のワークの振れの平均値およびバラツキに関する指標に基づき、切削加工で残すべき研削取代の目標値を演算し、切削装置に伝送する研削取代目標値演算部を備え、切削装置は、研削取代目標値演算部から伝送された研削取代の目標値に基づいて切削加工用設定値を変更し、この変更した切削加工用設定値に基づき、切削加工を行うものである。
この発明によれば、予め設定された切削加工用設定値に基づき、ワークを切削加工する切削装置、この切削装置による切削加工後のワークを、予め設定された研削加工用設定値に基づき、研削加工する研削装置、研削加工を行う前に、研削装置においてワークの外径およびワークの基準軸に対する傾きによる振れを計測する計測部、この計測部で計測された外径および振れの値をワークごとに記憶する記憶部、およびこの記憶部に記憶された所定個数のワークの振れの平均値およびバラツキに関する指標に基づき、切削加工で残すべき研削取代の目標値を演算し、切削装置に伝送する研削取代目標値演算部を備え、切削装置は、研削取代目標値演算部から伝送された研削取代の目標値に基づいて切削加工用設定値を変更し、この変更した切削加工用設定値に基づき、切削加工を行うので、研削取代を小さくでき、研削加工に要する時間を短縮することができる。
この発明の実施の形態1による製造システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態1による製造システムの動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1による製造システムを示す詳細構成図である。 この発明の実施の形態1による製造システムの研削取代目標値演算処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1による製造システムの空研削開始位置の目標値演算処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2による製造システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態3による製造システムの統計解析範囲指定画面を示す図である。 この発明の実施の形態4による製造システムの統計解析範囲指定画面を示す図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1による製造システムを示す構成図である。
図1において、製造システムは次のように構成されている。
切削装置である旋盤1号機1、旋盤2号機2は、それぞれ切削加工用設定値に基づき、ワークを切削する。研削装置である研削盤3は、研削加工用設定値に基づき、ワークを研削する。研削盤3の定寸装置4は、ワークの変位量を計測する。
外径・振れ演算部5(計測部)は、ワークの変位量を元に切削工程後の外径・振れを演算する。外径・振れ記録部6は、演算したワークの外径・振れを蓄積する。研削取代目標値演算部7は、切削工程に設定する研削取代の目標値を演算する。表示部8は、外径・振れ記録部6に蓄積したデータを表示する。
なお、外径・振れ演算部5、外径・振れ記録部6、研削取代目標値演算部7および表示部8は、計算機上に形成されたものであってよい。
また、図1の製造システムは、切削装置を2台としたが、1台以上であれば何台以上であってもよい。
図3は、この発明の実施の形態1による製造システムを示す詳細構成図である。
図3において、4〜8は図1におけるものと同一のものである。
図3の研削装置は次のように構成されている。
一対の測定子12a、12bは、ワーク11の外径面に接触し、相対向している。測定子12a、12bで計測された変位量G1、G2は定寸装置4から、アンプ13で増幅され、A/Dコンバータ14でアナログ−デジタル変換されて、研削制御演算部15に送られる。
研削制御演算部15は、G1+G2の値を元に、プランジ研削の各種制御を行う。CNC制御装置16は、各種制御に応じて、砥石送り速度を砥石台送り装置19に、主軸回転数を砥石駆動装置18に伝達する。CNC入力部17は、プランジ研削の各種制御パラメータを入力でき、CNC入力部17からCNC制御装置16に伝達される。砥石台10は、砥石9を載置し、砥石台送り装置19によって移動される。変位量記録部20は、変位量G1、G2の値をサンプリングし、記録する。
切削装置は、切削の各種制御パラメータを入力するCNC入力部21と、切削を制御するCNC制御装置22とを有する。
次に、動作について説明する。
図1で、ワークは、旋盤1号機1、旋盤2号機2、研削盤3の順で加工される。研削盤3において、ワークの外径・振れが、外径・振れ演算部5により演算され、外径・振れ記録部6に蓄積される。外径・振れ記録部6に蓄積されたワークの外径・振れより、研削取代目標値演算部7が研削取代の目標値を演算し、旋盤1号機1と旋盤2号機2に入力する。
本製造システムで行う加工は、軸状のワークを旋盤1号機1、旋盤2号機2により旋削し、研削盤3により研削して、軸部品として完成するものである。
ここで、旋盤1号機1において、軸状ワークの一端を把持して、回転させ、工具である刃物により旋削加工を行う。
旋盤1号機1での加工終了後、旋盤2号機2において、旋盤1号機1で把持したとは別の他端を把持して回転させ、工具である刃物により、軸状ワークのうち、旋盤1号機1で加工したとは異なる他方の部分を旋削加工する。
なお、上記は、旋盤1号機1および旋盤2号機2と2つの旋盤で加工する場合を説明したが、同じ旋盤で把持部分を変えて軸状ワークの両側を加工しても良い。
次に、旋盤で加工された軸状ワークは、研削盤3に移動し、研削盤3で把持される。把持された状態で、軸状ワークの外径および振れが計測される。計測された外径および振れは、軸状ワーク毎に外径・振れ記録部6に蓄積される。
次に、研削盤3にて、研削盤3で設定されたどおりに研削され、研削が終了すると軸部品が完成する。
これらの作業を所定の数の軸状ワークに対して行い、軸状ワーク毎に外径および振れが計測され、外径・振れ記録部6に所定数の外径および振れの情報が蓄積される。
所定数の外径および振れの情報が蓄積されると、研削取代目標値演算部7は、情報を統計処理して、標準偏差(バラツキに関する指標)等を求めて、加工実績に基づき、研削取代目標値を決めて、旋盤加工での切り込み等加工設定値を決める。決められた旋削加工設定値は、旋盤加工、具体的には旋盤1号機1および旋盤2号機2に送信されて設定される。
すると、旋盤1号機1および旋盤2号機2は、次の軸状ワークの加工から、新たに設定された加工設定値にしたがって旋削加工を実行し、研削盤3へ新たに設定された研削取代目標値による軸部品が届き、研削盤3はこの軸部品に対して研削加工を行う。
なお、研削盤3での外径および振れの計測は、これ以降も継続して計測し、結果を外径・振れ記録部6に蓄積しても良い。この場合は、さらに所定数の軸状ワークの加工を行い、新たな加工設定で行われた結果から、さらに研削取代目標値を設定して、旋盤加工での切り込み等加工設定値を決め、旋盤1号機1および旋盤2号機2に送信して、さらに変更した加工設定で加工しても良い。
次に、本製造システムで製造効率が向上することについて説明する。
旋盤加工では、軸状ワークの片側が把持されるため、工作機の基準軸に対して軸状ワークの中心軸は傾くことが多い。これにより、(a)ワークの基準軸に対する傾きによる振れが発生する。
旋盤1号機1で軸状ワークの一方を把持した後、旋盤2号機2で軸状ワークの他方を把持するため、厳密には旋削された軸部品の両端のそれぞれの中心軸は互いに一致しないことが多い。これは(b)軸状ワークの片側把持による傾きの振れとなる。
旋削加工とその後に研削加工を行う場合には、(a)ワークの基準軸に対する傾きによる振れ、および(b)軸状ワークの片側把持による傾きによる振れの他、旋盤加工において、工具摩耗や設備の熱膨張の影響により、外径の目標値と外径の実測値には差異が生じる。
本製造システムでは、これら外径の差異および振れを考慮し、さらに研削盤3での研削取代を考慮して旋盤加工での切り込み等加工設定値が決められる。
従来、軸状ワークのロットの違い、工具の摩耗度、設備の環境等の違いによる差を考慮して、軸部品の仕損をできるだけ安全側に研削取代を多く残すように旋盤加工での切り込み等加工設定値を決めていた。
本製造システムでは、軸状ワークの外径と振れを研削装置にて計測し、この計測結果を元に、切削装置に設定する研削取代の目標値を算出するものであり、このため、軸状ワークの旋削加工の結果を外径・振れ記録部6に所定数蓄えて、研削取代目標値演算部7は、外径・振れ記録部6の情報から、従来、安全側に設定していた研削取代を少なくするよう旋削加工での切り込み等加工設定値を設定して、全体の加工効率を向上させるものである。
次に、図2を用いて、本製造システムの動作について説明する。
旋盤1号機1にてワークを投入、切削加工、取出し後、旋盤2号機2にてワークを投入、切削、取出しを行う。
オペレータは、ワークの投入前に研削取代の見直し間隔の本数m(mは2以上の整数)を入力する(ステップ200)。その後、ワークを旋盤1号機1、旋盤2号機2、研削盤3の順に投入、加工、取出しを行う。
研削盤3における研削加工において、ワークの外径・振れを演算・蓄積する。研削盤3における研削加工を完了し、ワークの払い出しを行うタイミングで、ワークの加工完了を計上し、加工完了本数がn本以上であれば、研削取代の見直し演算を行う。
以下、研削取代の見直し間隔の本数mを100として説明する。
図2のステップ201は、旋盤1号機1にワークを投入する。ここでワークとは、上述の説明で軸状ワークと呼んでいたものと同じものである。ここではワークは、旋削されていない状態の材料である。
ステップ202(切削工程)は、旋盤1号機1で切削加工(旋削加工)を行う。ここでは軸部品を加工することを想定しており、旋盤1号機1は、軸状ワークの一端を旋盤1号機1のチャックで把持し、これを回転させて、刃物台状の刃物(工具)に切り込み、送りをかけて、旋削加工する。この際、回転、切り込み、送りは、旋盤1号機1にプログラムされており、これにしたがって、旋盤1号機1は加工する。切り込みは、後の工程で研削する研削取代が残るように設定されている。
ステップ203は、旋盤1号機1により旋削加工された軸部品(ワーク)を取り出す。
ステップ204は、旋盤2号機2に旋盤1号機1で加工された軸部品を投入する。
ステップ205(切削工程)は、旋盤2号機2がステップ204で投入された軸部品を切削加工(旋削加工)する。ここでも軸部品を加工することを想定し、旋盤2号機2は、軸状ワークの加工を行っていない一端(旋盤1号機1で加工した方の一端)を旋盤2号機2のチャックで把持し、これを回転させて、刃物台状の刃物(工具)に切り込み、送りをかけて、旋削加工する。この際、回転、切り込み、送りは、旋盤2号機2にプログラムされており、これにしたがって、旋盤2号機2は加工する。切り込みは、次工程で研削する研削取代が残るように設定されている。
ステップ206は、旋盤2号機2により旋削加工された軸部品(ワーク)を取り出す。
ステップ207は、研削盤3にステップ206で加工された軸部品(ワーク)を投入する。
ステップ208は、研削盤3が、投入された軸部品を把持して、軸部品の外径・振れを計測(演算)し(計測工程)、結果を外径・振れ記録部6に記録する(記憶工程)。
ステップ209(研削工程)は、研削盤3が、ステップ208で軸部品を把持した状態で、研削加工を行う。研削盤3は、予めプログラムされた指令値(研削加工用設定値)にしたがって、軸部品を回転させ、送りをかけながら研削加工を行う。この際、空研削で高速に工具を移動させたのち、研削を行うことが多い。空研削時には研削時より高速に移動するので研削時間を削減できる。
ステップ210は、加工完了済みのワークの数が、研削取代の見直し間隔の本数m以上かどうかを判断する。未満であれば、ステップ201に戻り、以上であれば、ステップ211に進む。
ステップ211(研削取代目標値演算工程)は、研削取代目標値演算部7が、外径・振れ記録部6に記録された振れの値を統計処理して、研削取代目標値を求める。
ステップ212は、ステップ211で求めた研削取代目標値を旋盤1号機1、旋盤2号機2へ通信にて伝送する。
ステップ213は、加工完了済みのワークの数を0にリセットする。
ここで旋盤1号機1、旋盤2号機2は、研削取代目標値から旋盤加工での切り込み等の加工設定値(切削加工用設定値)を求め、加工プログラムに反映する。その後、ステップ201へ戻り、新たに設定した加工設定値(加工プログラム)により加工が行なわれる。
なお、図2では、ステップ209の研削が完了し、ステップ210の条件判断を経て、次のワークがステップ201へ投入されているが、ステップ201からステップ209は、製品の流れで、ステップ210からステップ212の情報の流れとフローが異なるため、ステップ203の完了後、空いた旋盤1号機にステップ201の投入を行うことも可能である。その場合、ステップ210もしくはステップ212にて伝送する信号は、旋盤のワーク投入時に伝送する必要がある。
次に、図3を用いて、研削装置を含む本製造システムについて、さらに詳細に説明する。
研削装置には、定寸装置4と測定子12a、12bが取り付けられている。インプロセスゲージはプランジ研削サイクル中、回転するワーク11の外径を2つの測定子12a、12bで挟み込み、測定子12a、12bの変位量G1、G2を計測する。ワーク11の外径・振れは、変位量G1、G2より、次の式にて算出できる。
外径=G1+G2+狙い径
振れ=1回転中のG1の最大値−1回転中のG1の最小値
研削装置において、旋盤1号機1および旋盤2号機2での切削後のワーク11の外径・振れを計測するには、ワーク11と研削装置の砥石が接触する前に計測する必要がある。
研削装置におけるプランジ研削の1サイクルは、(1)砥石急速前進、(2)空研削、(3)粗研削、(4)粗研削ドウェル、(5)精密研削、(6)スパークアウト、(7)砥石急速後退の7工程により構成される。この7工程のうち、砥石急速前進、空研削は、ワーク11と研削装置の砥石9が接触していない工程である。
そこで本発明では、砥石急速前進開始時から粗研削までの間に、測定子12a、12bの変位量G1、G2をサンプリングし、研削前のワーク11の外径・振れを算出する。
測定子12a、12bは、ワーク11の外径面に接触し、相対向している。測定子12a、12bで計測された変位量G1、G2は、定寸装置4、アンプ13、A/Dコンバータ14を通じて、研削制御演算部15に送られる。
研削制御演算部15は、G1+G2の値を元に、プランジ研削の各種制御を行う。CNC制御装置16は、各種制御に応じて、砥石送り速度を砥石台送り装置19に、主軸回転数を砥石駆動装置18に伝達する。
また、CNC入力部17にて、プランジ研削の各種制御パラメータを入力でき、CNC入力部17からCNC制御装置16に伝達される。
プランジ研削の開始時、CNC制御装置16は、砥石急速前進開始信号を出力する。この砥石急速前進開始信号出力を受け、変位量記録部20は、変位量G1、G2の値をサンプリングする。砥石9が空研削開始位置に到達すると、CNC制御装置16は、砥石急速完了信号を出力する。この砥石急速完了信号出力を受け、変位量記録部20は、外径・振れ演算部5に変位量G1、G2のサンプリング結果を受け渡す。
外径・振れ演算部5では、変位量G1、G2のサンプリング結果より、研削前のワーク11の外径を算出し、外径・振れ記録部6に保存する。また、外径・振れ演算部5では変位量G1、G2のサンプリング結果より研削前のワーク11の振れを算出し、外径・振れ記録部6に保存する。
研削取代目標値演算部7は、外径・振れ記録部6に保存されたワーク11の外径・振れを取得し、プランジ位置毎に、過去100件分の外径・振れの平均(以下、外径平均・振れ平均)と過去100件分の外径・振れの標準偏差(以下、外径標準偏差・振れ標準偏差)を算出し、研削取代の推奨値を算出する。
なお、上述では、過去100件分として説明したが、これに限るものではなく、ワークの数等により設定されるもので、外部から件数を与えるようにしても良い。
また、切削工程に設定する研削取代の目標値は、下記のように算出しても良い。
オペレータは、ワークの投入前に研削取代の見直しに使用するデータ件数nを入力する。製造システムはm本加工したタイミングで、過去n件分の振れの平均値、振れの3σ(σ:標準偏差)、を算出し、切削工程に設定する研削取代の目標値を算出する。
切削工程に設定する研削取代の目標値
=過去のn件分の振れの平均値+過去n件分の振れの3σ+理論表面粗さ
理論表面粗さは、切削条件に応じて算出可能な定数であり、オペレータは製造システムの実行時に事前に入力する。算出した切削装置の研削取代の狙い値の推奨値は、プランジ位置毎に切削装置のCNC入力部21にて設定される。
次に、図4を用いて、外径・振れ演算部5による図2のステップ208の処理について詳細に説明する。
ステップ401は、研削盤3の砥石急速前進を開始する。
ステップ402は、研削盤3で、測定子12a、12bによりワークの変位量G1およびG2のサンプリングを開始する。
ステップ403は、研削盤3が、空研削を開始する。
ステップ404は、ステップ402で計測した変位量G1およびG2のサンプリング区間内のG1+G2の最大値を外径として求め、変位量G1の最大値から変位量G1の最小値を引いた値を振れとして求める。
ステップ405は、ステップ404で求めた外径および振れを外径・振れ記録部6に記録する。
上記ステップ401から405は、研削盤3にワークが投入されたときに行われ、ワーク毎に外径および振れが計算されて、外径・振れ記録部6に記録される。
次に、図5を用いて、研削取代目標値演算部7による図2のステップ211、212の処理について詳細に説明する。
ステップ501は、外径・振れ記録部6に記録された過去n件の振れを抽出する。たとえばnを100としても良い。ここで100件分としたが、100件に限るものではなく、外部から設定できるようにしても良い。
ステップ502は、ステップ501で抽出した過去n件の振れの平均と標準偏差を求める。
ステップ503は、ステップ502で求めた振れの平均と、振れ標準偏差*6と、理論表面粗さとを加算した値を研削取代目標値として求める。
また、
切削工程における研削取代目標値
=過去n件分の振れ平均+過去n件分の振れの3σ+理論表面粗さ
としても良い。
ステップ504は、ステップ503で求めた研削取代目標値を旋盤1号機1および旋盤2号機2に伝送する。旋盤1号機1および旋盤2号機2は、送られた研削取代目標値から加工設定値に変換して加工する。この際、加工プログラムまたは指令値が変更されることになる。
実施の形態1によれば、本製造システムは、軸部品が研削盤3に把持された状態で、研削加工前に計測した外径および振れを軸部品ごとに記録し、所定の数について旋削および研削加工した後、記録した外径および振れの平均および標準偏差から研削取代目標値を求め、これに基づき、旋削加工の設定値を変更するようにしたため、従来、ロットごと、工具変更ごとに変化する加工状況を考慮して、余裕を見て、大きく研削取代を設定していたところ、実際に加工される結果をみて、研削取代を設定できるので、従来よりも研削取代を小さくでき、研削加工に要する時間を短縮できるから、製造効率が向上する効果がある。
また、外径および振れの計測を研削盤3に軸部品が把持された状態で行い、研削直前に行うので、実際に研削工程で影響する外径および振れの計測を行うことができるため、旋削加工終了後、旋盤に把持された状態で計測するより精度が高い。
また、所定の数だけ旋削、研削加工した後に、所定の数の外径および振れの平均、標準偏差に基づき、研削取代目標値を設定するため、統計的に目標とする仕損率を考慮することができる。
実施の形態2.
プランジ研削のサイクルにて、空研削時の砥石送り速度は、砥石急速前進時より遅い。したがって、研削時間の短縮のためには、空研削の開始位置を、砥石とワークの接触開始位置に近づける必要がある。
しかし、空研削の開始位置は、砥石とワークの接触開始位置よりも遠い位置でなければならない。これは、ワークと砥石が高速で接触するのを防ぐためである。
したがって、空研削の開始位置は、ワーク毎の外径・振れのバラツキを加味する必要がある。しかし、ワークの外径・振れのバラツキを把握する手段がないため、従来では、空研削の開始位置は、オペレータの感覚に委ねられており、空研削の開始位置は遠目に設定され、生産性の低下を招いていた。
これに対処するため、実施の形態2は、空研削の開始位置を演算するようにしたものである。
図6は、この発明の実施の形態2による製造システムを示す構成図である。
図6において、1〜8は図1におけるものと同一のものである。図6では、外径・振れ記録部6に記録されたワークごとの外径・振れを用いて、空研削の開始位置を演算する空研削開始位置演算部23を設けている。この空研削開始位置演算部23は、研削取代目標値演算部7が形成された計算機上に形成されてもよい。
実施の形態2の空研削開始位置演算部23による空研削の開始位置の目標値の演算は、実施の形態1にて、外径・振れ記録部6に蓄積されたワークの外径・振れを元に、図5と同様の処理フローで、ワークの外径・振れの平均値および標準偏差を算出することにより行うことができる。図5との違いは、ワークの外径の平均値および標準偏差を用いる点である。
以下に、実施の形態2の空研削の開始位置の目標値の演算について説明する。
実施の形態1にて蓄積したワークの外径・振れをn件分抽出する。そして過去n件分の外径の平均値、過去n件分の振れの平均値、過去n件分の外径の3σ、過去n件分の振れの3σを算出し、空研削開始位置の目標値を算出する。
この空研削開始位置の目標値は、次の式にて、算出する。
空研削開始位置の目標値=過去n件分の外径の平均値+過去n件分の振れの平均値
+過去n件分の外径の3σ+過去n件分の振れの3σ+理論表面粗さ
この式により算出された空研削開始位置の目標値は、研削装置のCNC制御装置16を通じて研削装置に自動的に入力される。また表示部8に空研削開始の目標値を表示し、オペレータが確認した上で入力することも可能である。
実施の形態2によれば、この構成により、ワークの外径・振れが+3σの範囲内でバラついた場合においても、ワークと砥石は高速接触しない最小の値を空研削開始位置に設定できるため、生産性を向上することができる。
実施の形態3.
実施の形態1、2では、研削取代目標値、空研削の開始位置の目標値を算出する際、外径・振れのバラツキを考慮する値として、3σを使用したが、バラツキの考慮範囲はオペレータによって任意に選択可能である。実施の形態3は、これについてのもので、以下に説明する。
例えば、表示部8に過去のn件分の振れの分布図を表示し、分布図からバラツキの考慮範囲を選択することもできる。
図7は、この発明の実施の形態3による製造システムの統計解析範囲指定画面を示す図である。
図7の分布図は、横軸に外径または振れの大きさ、縦軸に度数を表示する。
横軸のどこまでの値が入るようにするかを操作者が選択すると、バラツキの範囲が設定され、この値(バラツキに関する指標)に基づき、実施の形態1の3σの値に変えて、研削取代目標値、空研削開始位置の目標値を算出するようにすることができる。
実施の形態3によれば、研削取代目標値、空研削開始位置の目標値を制御することができ、研削を含めた加工時間、仕損による損害を考慮した目標値設定ができる効果がある。
実施の形態4.
実施の形態1において、切削工程に設定する研削取代目標値を見直す処理を実行する本数の間隔n(n:0以上の整数)を指定したが、これは任意のタイミングかつ任意の範囲で実行することができる。実施の形態4は、これについてのものである。
実施の形態4では、例えば、図8に示すように、過去の振れ値を時系列に表示し、外径と振れの抽出範囲を選択できるようにした。
図8は、この発明の実施の形態4による製造システムの統計解析範囲指定画面を示す図で、表示部8に表示される。
図8において、縦軸は外径または振れ、横軸は計測時刻順(時系列)またはデータ順(右が最新データ)である。グラフにおける太い縦線は統計解析の範囲指定を示している。
次に、図8を用いて、研削取代目標値演算部7の図2のステップ211の研削取代目標値を求める際に、統計解析(平均、標準偏差を求める)する計測データの範囲を設定することについて説明する。
操作者は、表示画面上で図8のグラフを見ながら、時系列に並べられたデータから、統計解析をする範囲を選択できる。特にロットが変わった場合、工具を変えた場合等には、外径または振れが変化することが考えられる。
図8の例では、画面中央より右側では外径が下がり、かつばらつきが少なくなっている。ここで、研削取代目標値演算部7は、統計解析の範囲をマウス、キーなどの入力装置により、時系列のどこからどこまでを対象とするかを選択できるようになっている。
この例では、画面中央右側から右側の一部までが選択され、対応する振れデータが統計解析する対象となるようにしている。
実施の形態4によれば、このように操作者とのインタフェース部を設けることにより、ロットが変わった時点、工具を変えた時点以降の計測データを対象として演算するように構成することによって、状況が変化した時点からのデータに基づき、研削取代目標値を変更することができ、より精度を高めることができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1 旋盤1号機、2 旋盤2号機、3 研削盤、4 定寸装置、5 外径・振れ演算部、6 外径・振れ記録部、7 研削取代目標値演算部、8 表示部、9 砥石、
10 砥石台、11 ワーク、12 測定子、13 アンプ、14 A/Dコンバータ、15 研削制御演算部、16 CNC制御装置(研削装置)、
17 CNC入力部(研削装置)、18 砥石駆動装置、19 砥石台送り装置、
20 変位量記録部、21 CNC入力部(切削装置)、22 CNC制御装置(切削装置)、23 空研削開始位置演算部

Claims (6)

  1. 予め設定された切削加工用設定値に基づき、ワークを切削加工する切削装置、
    この切削装置による切削加工後の上記ワークを、予め設定された研削加工用設定値に基づき、研削加工する研削装置、
    上記研削加工を行う前に、上記研削装置において上記ワークの外径および上記ワークの基準軸に対する傾きによる振れを計測する計測部、
    この計測部で計測された上記外径および上記振れの値を上記ワークごとに記憶する記憶部、
    およびこの記憶部に記憶された所定個数の上記ワークの振れの平均値およびバラツキに関する指標に基づき、上記切削加工で残すべき研削取代の目標値を演算し、上記切削装置に伝送する研削取代目標値演算部を備え、
    上記切削装置は、上記研削取代目標値演算部から伝送された研削取代の目標値に基づいて上記切削加工用設定値を変更し、この変更した切削加工用設定値に基づき、上記切削加工を行うことを特徴とする製造システム。
  2. 上記研削装置による上記研削加工において、上記ワークと工具が接触する前の空研削の開始位置を演算する空研削開始位置演算部を備え、
    上記空研削開始位置演算部は、上記記憶部に記憶された所定個数の上記ワークの外径および振れの平均値およびバラツキに関する指標を用いて、上記空研削の開始位置を演算することを特徴とする請求項1記載の製造システム。
  3. 上記バラツキに関する指標は、標準偏差であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の製造システム。
  4. 上記記憶部に記憶された所定個数の上記ワークの外径および振れの分布を表示する表示部を備え、
    上記バラツキに関する指標は、上記分布から選択された値であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の製造システム。
  5. 上記記憶部に記憶された上記ワークの外径および振れを時系列に表示する表示部を備え、
    上記所定個数のデータは、上記表示部に表示された時系列の範囲が選択されることにより上記記憶部から取得されることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項記載の製造システム。
  6. ワークを切削装置および研削装置を用いて製造する製造方法において、
    予め設定された切削加工用設定値に基づき、上記切削装置により上記ワークを切削加工する切削工程、
    この切削工程による切削加工後の上記ワークを、予め設定された研削加工用設定値に基づき、上記研削装置により研削加工する研削工程、
    上記研削加工する前に、上記研削装置において上記ワークの外径および上記ワークの基準軸に対する傾きによる振れを計測する計測工程、
    この計測工程により計測された上記ワークの上記外径および上記振れの値を上記ワークごとに記憶部に記憶する記憶工程、
    および上記記憶部に記憶された所定個数の上記ワークの振れの平均値およびバラツキに関する指標に基づき、上記切削加工で残すべき研削取代の目標値を演算し、上記切削装置に伝送する研削取代目標値演算工程を含み、
    上記切削装置は、上記研削取代目標値演算工程から伝送された研削取代の目標値に基づいて上記切削加工用設定値を変更し、上記切削工程は、上記変更した切削加工用設定値に基づき、上記切削加工を行うことを特徴とする製造方法。
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