JP2017130616A - 半導体装置、半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置、半導体装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、簡単な方法ではんだバンプとアンダーバリアメタルの接合強度を高めることができる半導体装置とその半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】基板と、該基板の上に形成された導電層と、該導電層に接し、該基板表面と平行方向に突出するオーバーハング部を有するアンダーバリアメタルと、該アンダーバリアメタルに接し、該オーバーハング部の上面、側面及び下面に接し、該オーバーハング部を包み込むはんだバンプと、を備えたことを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、はんだバンプを備えた半導体装置と、その半導体装置の製造方法に関する。
特許文献1には、引き出し電極とバンプ電極との間に、これらの相互拡散を防止するためのUBM(Under Barrier Metal)を形成したことが開示されている。また、特許文献1には、バンプ電極の材料ははんだであることが開示されている。
特開2008−016514号公報
導電層、その表面保護膜、及びアンダーバリアメタルなど表面構造を形成し、はんだペースト印刷又はフラックス印刷によりはんだボールを搭載した後、リフロー処理を行うことではんだバンプが製造される。リフロー処理は、加熱によりはんだとアンダーバリアメタルを界面反応させ金属間化合物を形成することで両者を接合するとともに、はんだを表面張力により球形状にさせてはんだバンプを形成するプロセスである。
アンダーバリアメタルには、はんだが導電層金属へ拡散することを防止し、はんだと良好な接合を形成することが求められる。アンダーバリアメタルにはNiあるいはNi合金などがよく利用されている。はんだ材には、Sn−Ag−Cu又はSn−Bi合金などSnを主成分とする合金がよく利用されている。
はんだバンプとアンダーバリアメタルを安定的に接合するためには、接合界面の反応の制御が重要である。はんだ材とリフロー処理の内容などの条件が同じである場合、はんだバンプとアンダーバリアメタルの接合強度は、両者の接触面積で一義的に決まる。特許文献1には、アンダーバリアメタルの上面及び側面に接するはんだバンプが開示されている。
しかしながら、電子機器の小型化に伴い、はんだバンプとアンダーバリアメタルの接合部の微細化が進んでいるため、はんだバンプとアンダーバリアメタルの接合強度を更に高める必要がある。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、簡単な方法ではんだバンプとアンダーバリアメタルの接合強度を高めることができる半導体装置とその半導体装置の製造方法を提供することを目的とする。
本願の発明に係る半導体装置は、基板と、該基板の上に形成された導電層と、該導電層に接し、該基板表面と平行方向に突出するオーバーハング部を有するアンダーバリアメタルと、該アンダーバリアメタルに接し、該オーバーハング部の上面、側面及び下面に接し、該オーバーハング部を包み込むはんだバンプと、を備えたことを特徴とする。
本願の発明に係る半導体装置の製造方法は、基板の上に導電層を形成する導電層形成工程と、該導電層の上に、該導電層の一部を露出させる開口を有する絶縁層を形成する絶縁層形成工程と、該開口により露出した該導電層と接する平坦部、該平坦部につながり該絶縁層の側面に接する側壁部、及び該側壁部につながり該絶縁層の上に位置し上面、側面及び下面が外部に露出するオーバーハング部とを有するアンダーバリアメタルを形成するUBM形成工程と、該平坦部の上面、該側壁部の内壁、並びに該オーバーハング部の該上面、該側面及び該下面に接するはんだバンプを形成するはんだバンプ形成工程と、を備えたことを特徴とする。
本願の発明に係る他の半導体装置の製造方法は、基板の上に導電層を形成する導電層形成工程と、該導電層の上に、該導電層の一部を露出させる開口を有する絶縁層を形成する絶縁層形成工程と、めっき法により、該開口により露出した該導電層の上、該絶縁層の側面及び該絶縁層の上に一体的に下層アンダーバリアメタルを形成する第1メタル工程と、該下層アンダーバリアメタルのうち、該絶縁層の上に位置する部分の上に中間金属を形成する中間金属形成工程と、該下層アンダーバリアメタルに接する接触部と、該中間金属の上に乗り上げた乗り上げ部とを有する上層アンダーバリアメタルを形成する第2メタル工程と、該上層アンダーバリアメタルの上にはんだ材を供給するはんだ工程と、リフロー処理により該はんだ材と該中間金属を溶融させ、該はんだ材と該中間金属ではんだバンプを形成する工程と、を備え、該はんだバンプは、該乗り上げ部の上面、側面及び下面に接することを特徴とする。
本発明によれば、アンダーバリアメタルの一部であり基板と平行方向に伸びるオーバーハング部が、はんだバンプに包み込まれるので、はんだバンプとアンダーバリアメタルの接合強度を高めることができる。
実施の形態1に係る半導体装置の断面図である。 めっき工程を説明する図である。 エッチバック工程を説明する図である。 実施の形態2に係る半導体装置の断面図である。 レジスト形成工程を説明する図である。 めっき工程を説明する図である。 実施の形態3に係る半導体装置の断面図である。 中間金属を形成する工程等を説明する図である。 上層アンダーバリアメタルを形成する工程を説明する図である。
本発明の実施の形態に係る半導体装置と半導体装置の製造方法について図面を参照して説明する。同じ又は対応する構成要素には同じ符号を付し、説明の繰り返しを省略する場合がある。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る半導体装置の断面図である。図1は半導体装置のうち、はんだバンプ15の周辺部を拡大した図である。半導体装置は基板11を備えている。基板11は特に限定されないが、例えば、エピタキシャル成長が行われたウエハ、又は注入処理等が行われた基板である。基板11の上には、絶縁層12を介して導電層13が形成されている。導電層13は例えば基板11に形成された半導体素子の配線層である。
導電層13の上には絶縁層14aが形成されている。絶縁層14aには開口14Aが形成されている。この開口14Aの中にはアンダーバリアメタル16が形成されている。アンダーバリアメタル16は、平坦部16A、側壁部16B及びオーバーハング部16Cが一体的に形成された金属である。平坦部16Aは、開口14Aに露出した導電層13に接する。側壁部16Bは、平坦部16Aに接し上方向に伸びる部分である。側壁部16Bの外壁が絶縁層14aの側面に接している。
オーバーハング部16Cは側壁部16Bと接する。オーバーハング部16Cは、基板11表面と平行方向に突出する凸部である。オーバーハング部16Cは平面視で環状に形成される。平面視すると、オーバーハング部16Cは、平坦部16Aから離れる方向に放射状に広がる。オーバーハング部16Cは、上面16a、側面16b及び下面16cを有している。下面16cの一部には絶縁層14aが接しているが、絶縁層14aが接していない部分もある。
アンダーバリアメタル16の上にははんだバンプ15が形成されている。はんだバンプ15は、平坦部16A、側壁部16B及びオーバーハング部16Cに接している。特に、はんだバンプ15は、オーバーハング部16Cの上面16a、側面16b及び下面16cに接し、オーバーハング部16Cを包み込む。
実施の形態1に係る半導体装置の製造方法を説明する。まず、基板11の上に、絶縁層12を形成する。次いで、基板11の上に、絶縁層12を介して導電層13を形成する。この工程を導電層形成工程と称する。次いで、導電層13の上に、導電層13の一部を露出させる開口14Aを有する絶縁層14bを形成する。この工程を絶縁層形成工程と称する。絶縁層14bは図2に示されている。絶縁層14bの材料は例えばポリイミド系樹脂であり、その厚さは例えば2〜20μmである。
次いで、めっき法により、平坦部16A、側壁部16B、及び絶縁層14bの上に乗り上げた乗り上げ部16Dを形成する。この工程をめっき工程と称する。図2には、乗り上げ部16Dが示されている。図2は、めっき工程後の半導体装置の断面図である。めっき工程では、例えば、無電解メッキ法により2〜10μm程度の膜厚の金属膜を形成し、それをパターニングする。
次いで、絶縁層14bをエッチバックする。この工程をエッチバック工程と称する。エッチバック工程では、図2の絶縁層14bをエッチバックして図1の絶縁層14aを得る。図3は、エッチバック工程後の絶縁層等の断面図である。エッチバック工程により、図2の乗り上げ部16Dの下面を外部に露出させ、図3のオーバーハング部16Cを得る。図2の乗り上げ部16Dは下面の全体が絶縁層14bに覆われているが、図3のオーバーハング部16Cの下面は絶縁層14aに覆われていない部分がある。
エッチバック工程では、例えば酸素アッシング法などを用いてポリイミド系樹脂で形成された絶縁層14bをエッチバックする。これにより、アンダーバリアメタル16の外周部をオーバーハング部16Cとすることができる。なお、めっき工程とエッチバック工程は、アンダーバリアメタルを形成する工程なので、これらをまとめてUBM形成工程と称する。
UBM形成工程を終えると、はんだバンプ形成工程に処理を進める。はんだバンプ形成工程では、印刷法又はボール搭載法などを用いて、アンダーバリアメタル16上にはんだ材を供給する。そして、半導体基板全体をリフロー処理して、はんだ材を溶融させ、はんだ材の濡れ性を使用することではんだバンプ15を形成する。リフロー処理時には、フラックスまたははんだペースト材がオーバーハング部16Cの下面16cにも拡がるようにフラックスまたははんだペースト印刷用マスクの開口寸法はアンダーバリアメタル16の径より大きいものにする。
こうして、はんだバンプ形成工程では、平坦部16Aの上面、側壁部16Bの内壁、並びにオーバーハング部16Cの上面16a、側面16b及び下面16cに接するはんだバンプ15を形成する。
本発明の実施の形態1に係る半導体装置では、はんだバンプ15がオーバーハング部16Cの上面16a、側面16b及び下面16cを覆う。したがって、はんだバンプ15に応力が加えられた場合、アンカー効果によりアンダーバリアメタル16からはんだバンプ15が剥離することを防止できる。これにより半導体装置の接合信頼性と耐衝撃性を向上させることができる。また、はんだバンプ15をオーバーハング部16Cの下面16cに接触させることで、その分だけはんだバンプ15とアンダーバリアメタル16との接触面積が大きくなるので、両者の接合強度を高めることができる。
しかも、従来の工程にエッチバック工程を追加するだけでオーバーハング部16Cを形成できるので、本発明の実施の形態1に係る半導体装置の製造方法は、非常に工程負荷の少ない簡単なものである。したがって、簡単な方法ではんだバンプ15とアンダーバリアメタル16の接合強度を高めることができる。
アンダーバリアメタル16に接し、オーバーハング部16Cの上面16a、側面16b及び下面16cに接し、オーバーハング部16Cを包み込むはんだバンプ15を備えることで、はんだバンプ15とアンダーバリアメタル16の接合強度を高めることができる。この特徴を逸脱しない範囲において、上記の半導体装置と半導体装置の製造方法を適宜変形することができる。例えば、UBM16は無電解めっき法に限らず周知の成膜方法で形成することができる。また、上面、側面及び下面が外部に露出するオーバーハング部を上記の方法とは異なる方法で形成してもよい。
これらの変形は以下の実施の形態に係る半導体装置と半導体装置の製造方法に適宜応用することができる。なお、以下の実施の形態に係る半導体装置と半導体装置の製造方法は実施の形態1との類似点が多いので、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
実施の形態2.
図4は、実施の形態2に係る半導体装置の断面図である。この半導体装置の絶縁層14は側壁部16Bのみにおいてアンダーバリアメタル16と接する。オーバーハング部16Cは絶縁層14と接触せず、絶縁層14の上にある。はんだバンプ15は、オーバーハング部16Cの上面16a、側面16b及び下面16cに接している。
実施の形態2の半導体装置の製造方法におけるUBM形成工程は、実施の形態1と異なっている。実施の形態2のUBM形成工程は、レジスト形成工程、めっき工程、及びレジスト除去工程を備えている。図5は、レジスト形成工程後の基板の断面図である。レジスト形成工程では、絶縁層14の上に開口14Aを囲むようにレジスト20を形成する。レジスト20は、平面視では、開口14Aを囲むように環状に形成する。
次いで、めっき工程では、めっき法により平坦部、側壁部、及びレジスト20の上に乗り上げた乗り上げ部を形成する。図6はめっき工程後の基板の断面図である。図6には、平坦部16A、側壁部16B、及びレジスト20の上に乗り上げた乗り上げ部16Dが示されている。めっき工程では、レジスト20の上に乗り上げ部16Dを形成する必要があるので、無電解めっき法を利用することが望ましい。
次いでレジスト除去工程で、図6のレジスト20を除去する。レジスト20を除去することで、乗り上げ部16Dの下面を外部に露出させる。これにより、乗り上げ部16Dはオーバーハング部16Cとなる。UBM形成工程を終えると、はんだバンプ形成工程に処理を進め、リフロー処理等を行うことで図4の半導体装置を完成させる。
実施の形態1の半導体装置の製造方法では、エッチバック工程において、確実にオーバーハング部16Cを形成しつつある程度絶縁層を残しておくためにエッチング量を調整する必要がある。これに対し、実施の形態2ではレジスト20を用いるので、簡単にオーバーハング部16Cを形成できる。
実施の形態3.
図7は、実施の形態3に係る半導体装置の断面図である。この半導体装置のアンダーバリアメタル30は、下層アンダーバリアメタル32と、下層アンダーバリアメタル32の上に形成された上層アンダーバリアメタル34とを備えている。
下層アンダーバリアメタル32は、導電層13に接する第1部分32Aと、第1部分32Aと絶縁層14の側面に接し上方向に伸びる第2部分32Bを備えている。上層アンダーバリアメタル34は、第1部分32Aの上に重なる第1部分34Aと、第2部分32Bに接する第2部分34Bと、オーバーハング部34Cを有している。
実施の形態3に係る半導体装置の製造方法を説明する。まず、実施の形態1で説明した導電層形成工程と、絶縁層形成工程を実施する。すなわち、図8に示される導電層13と絶縁層14を形成する。
次いで、めっき法により、開口14Aにより露出した導電層13の上、絶縁層14の側面及び絶縁層14の上に、一体的に下層アンダーバリアメタル32を形成する。この工程を第1メタル工程と称する。第1メタル工程では、無電解めっき法を用いることが好ましい。図8には、下層アンダーバリアメタル32が示されている。
次いで、下層アンダーバリアメタル32のうち、絶縁層14の上に位置する部分の上に中間金属40を形成する。図8には、下層アンダーバリアメタル32のうち絶縁層14の上に位置する部分である上端部32Cが示されている。中間金属40は、この上端部32Cの上に形成された第1部分40Aと、上端部32Cの側面に形成された第2部分40Bを有している。中間金属40の材料は、アンダーバリアメタル30と比べて、熱処理によりはんだ材に拡散しやすい金属とする。中間金属40は例えばAuである。中間金属40を形成する工程を中間金属形成工程と称する。
次いで、第2部分40Bと絶縁層14の上にレジストを形成する。図8にはレジスト42が示されている。次いで、例えば無電解めっき法により、上層アンダーバリアメタル34を形成する。図9には、上層アンダーバリアメタル34が示されている。上層アンダーバリアメタル34は、下層アンダーバリアメタル32に接する接触部である第1部分34A及び第2部分34Bと、中間金属40の上に乗り上げた乗り上げ部34Dとを有する。上層アンダーバリアメタル34を形成する工程を第2メタル工程と称する。次いで、レジスト42を除去する。
次いで、上層アンダーバリアメタル34の上にはんだ材を供給する。この工程をはんだ工程と称する。はんだ材は印刷法又はボール搭載法などで供給する。はんだ工程の後、リフロー処理によりはんだ材と中間金属40を溶融させ、はんだ材と中間金属40ではんだバンプ15を形成する。このリフロー処理により図7に示されるはんだバンプ15を形成する。このはんだバンプ15は、プロセスの途中では乗り上げ部34Dであったオーバーハング部34Cの上面、側面及び下面に接する。リフロー工程を終了すると、乗り上げ部34Dは中間金属40の上に乗り上げたものではなくなるので、図7のオーバーハング部34Cになる。
中間金属40の代わりに、レジスト42とミキシングが起きにくい非混合レジストを用いてもよい。非混合レジストの形状は中間金属40と同じである。その場合、上層アンダーバリアメタル34を形成した後、レジスト42と非混合レジストを除去し、はんだバンプを形成する。この方法は、実施の形態2で説明したレジストを用いたプロセスにやや類似している。
実施の形態3では、上層アンダーバリアメタル34と下層アンダーバリアメタル32を設けた。下層アンダーバリアメタル32がその全体に渡って導電層13又は絶縁層14と接することで下層アンダーバリアメタル32が導電層13から剥がれづらくなる。また、上層アンダーバリアメタル34によるアンカー効果ではんだバンプ15がアンダーバリアメタル30から剥がれづらくなる。
ここまでで説明した各実施の形態に係る半導体装置と半導体装置の製造方法の特徴は、適宜に組み合わせて用いてもよい。
13 導電層、 14,14a,14b 絶縁層、 15 はんだバンプ、 16 アンダーバリアメタル、 16A 平坦部、 16B 側壁部、 16C オーバーハング部、
16D 乗り上げ部、 16a 上面、 16b 側面、 16c 下面、 20 レジスト、 30 アンダーバリアメタル、 32 下層アンダーバリアメタル、 34 上層アンダーバリアメタル、 34C オーバーハング部、 40 中間金属

Claims (8)

  1. 基板と、
    前記基板の上に形成された導電層と、
    前記導電層に接し、前記基板表面と平行方向に突出するオーバーハング部を有するアンダーバリアメタルと、
    前記アンダーバリアメタルに接し、前記オーバーハング部の上面、側面及び下面に接し、前記オーバーハング部を包み込むはんだバンプと、を備えたことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記導電層の上に形成された、開口が形成された絶縁層を備え、
    前記アンダーバリアメタルは、前記開口に露出した前記導電層に接する平坦部と、前記平坦部に接し上方向に伸びる側壁部と、前記側壁部と接する前記オーバーハング部とを備え、
    前記絶縁層は、前記側壁部の外壁、及び前記オーバーハング部の前記下面の一部に接することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記導電層の上に形成された、開口が形成された絶縁層を備え、
    前記アンダーバリアメタルは、前記開口に露出した前記導電層に接する平坦部と、前記平坦部に接し上方向に伸びる側壁部と、前記側壁部と接する前記オーバーハング部とを備え、
    前記絶縁層は前記側壁部のみにおいて前記アンダーバリアメタルと接することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記導電層の上に形成された、開口が形成された絶縁層を備え、
    前記アンダーバリアメタルは、下層アンダーバリアメタルと、前記下層アンダーバリアメタルの上に形成された上層アンダーバリアメタルとを備え、
    前記上層アンダーバリアメタルは前記オーバーハング部を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  5. 基板の上に導電層を形成する導電層形成工程と、
    前記導電層の上に、前記導電層の一部を露出させる開口を有する絶縁層を形成する絶縁層形成工程と、
    前記開口により露出した前記導電層と接する平坦部、前記平坦部につながり前記絶縁層の側面に接する側壁部、及び前記側壁部につながり前記絶縁層の上に位置し上面、側面及び下面が外部に露出するオーバーハング部とを有するアンダーバリアメタルを形成するUBM形成工程と、
    前記平坦部の上面、前記側壁部の内壁、並びに前記オーバーハング部の前記上面、前記側面及び前記下面に接するはんだバンプを形成するはんだバンプ形成工程と、を備えたことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 前記UBM形成工程は、
    めっき法により、前記平坦部、前記側壁部、及び前記絶縁層の上に乗り上げた乗り上げ部を形成するめっき工程と、
    前記絶縁層をエッチバックして、前記乗り上げ部の下面を外部に露出させることで前記オーバーハング部を形成するエッチバック工程と、を備えたことを特徴とする請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記UBM形成工程は、
    前記絶縁層の上に前記開口を囲むようにレジストを形成するレジスト形成工程と、
    めっき法により、前記平坦部、前記側壁部、及び前記レジストの上に乗り上げた乗り上げ部を形成するめっき工程と、
    前記レジストを除去して前記乗り上げ部の下面を外部に露出させることで前記オーバーハング部を形成するレジスト除去工程と、を備えたことを特徴とする請求項5に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 基板の上に導電層を形成する導電層形成工程と、
    前記導電層の上に、前記導電層の一部を露出させる開口を有する絶縁層を形成する絶縁層形成工程と、
    めっき法により、前記開口により露出した前記導電層の上、前記絶縁層の側面及び前記絶縁層の上に一体的に下層アンダーバリアメタルを形成する第1メタル工程と、
    前記下層アンダーバリアメタルのうち、前記絶縁層の上に位置する部分の上に中間金属を形成する中間金属形成工程と、
    前記下層アンダーバリアメタルに接する接触部と、前記中間金属の上に乗り上げた乗り上げ部とを有する上層アンダーバリアメタルを形成する第2メタル工程と、
    前記上層アンダーバリアメタルの上にはんだ材を供給するはんだ工程と、
    リフロー処理により前記はんだ材と前記中間金属を溶融させ、前記はんだ材と前記中間金属ではんだバンプを形成する工程と、を備え、
    前記はんだバンプは、前記乗り上げ部の上面、側面及び下面に接することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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