JP2017130482A - ピッチ測定装置、ピッチ測定方法および部品実装装置 - Google Patents

ピッチ測定装置、ピッチ測定方法および部品実装装置 Download PDF

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Abstract

【課題】事前の作業を伴うことなく、部品のピッチを正確に測定することができるピッチ測定技術ならびに当該技術を用いて高精度な部品実装を行う部品実装技術を提供する。事前の作業を伴うことなく、部品のピッチを正確に測定する。【解決手段】部品収納体に対して所定の収納方向に収納された複数の部品の収納方向におけるピッチを測定するピッチ測定装置であって、部品収納体を撮像する撮像部と、撮像部により撮像された部品収納体の画像から収納方向における濃度の分布を求める濃度分布導出部と、濃度分布導出部により求められた濃度の分布に基づいてピッチを求めるピッチ導出部とを備えている。【選択図】図8A

Description

この発明は、テープやトレイなどの部品収納体に収納された複数の部品の収納方向における部品のピッチを測定するピッチ測定技術ならびに部品収納体に収納された部品を基板に実装する部品実装装置に関するものである。
電子部品などの部品を基板に実装する部品実装装置が従来から数多く提供されている。部品実装装置では、テープフィーダーやトレイフィーダーなどが装置の部品供給部に着脱自在に装着される。この部品供給部では、複数の部品がテープやトレイなどの部品収納体に収納されている。そして、部品収納体に収納されている部品がヘッドユニットに設けられた吸着ノズルの下方端部で吸着され、その吸着ノズルで部品を吸着保持したままヘッドユニットが基板の部品装着位置の上方位置まで移動する。その後で、吸着ノズルが部品装着位置に向けて下降することによって、部品が基板上面に着地されて基板の部品装着位置に実装される。
部品実装装置の稼働効率を高めるためには、部品供給に関連するミスを防止することが重要となっている。特に、段取り替えのたびに部品のピッチをオペレータが適切にセットする必要があるが、ピッチ設定に人手が介在することから、ピッチ設定ミスを発生させる可能性がある。ここで、ピッチ設定ミスが発生すると、吸着ノズルによる部品吸着にエラーが発生したり、良品の部品を廃棄することになる。
そこで、当該ピッチ設定を自動的に行う技術が従来から提案されている。例えば特許文献1に記載の装置では、部品ピッチ測定の基礎となる部品の画像、つまり基準画像が記憶される。そして、部品を部品取り出し位置に向けて移動させながら当該位置で撮像して得られる画像が上記基準画像と一致すると、それまでの移動距離をピッチ量として設定している。
特開2002−176290号公報
上記従来技術では、基準画像を予め記憶しておくという作業をオペレータが事前に行う必要があり、実装される部品の種類が増加するのに伴って記憶すべき基準画像の数も増え、オペレータの作業負担は依然として多く残っている。
この発明は上記課題に鑑みなされたものであり、事前の作業を伴うことなく、部品のピッチを正確に測定することができるピッチ測定技術ならびに当該技術を用いて高精度な部品実装を行う部品実装技術を提供することを目的とする。
この発明の第1態様は、部品収納体に対して所定の収納方向に収納された複数の部品の収納方向におけるピッチを測定するピッチ測定装置であって、部品収納体を撮像する撮像部と、撮像部により撮像された部品収納体の画像から収納方向における濃度の分布を求める濃度分布導出部と、濃度分布導出部により求められた濃度の分布に基づいてピッチを求めるピッチ導出部とを備えることを特徴としている。
また、この発明の第2態様は、部品収納体に対して所定の収納方向に収納された複数の部品の収納方向におけるピッチを測定するピッチ測定方法であって、部品収納体を撮像して得られる画像から収納方向における濃度の分布を求め、濃度の分布に基づいてピッチを求めることを特徴としている。
また、この発明の第3態様は、部品実装装置であって、部品収納体に対して所定の収納方向に収納された複数の部品を供給する部品供給部と、部品供給部から供給される部品を基板に実装するヘッド部と、上記ピッチ測定装置と、ピッチ測定装置により測定されたピッチに基づいて部品供給部およびヘッド部を制御する制御部とを備えることを特徴としている。
このように構成された発明では、部品収納体を撮像して得られる画像には、部品に関する情報が含まれている。その部品関連情報には、後で詳述するように収納方向における濃度の分布が含まれており、当該濃度の分布を解析することでピッチが正確に求められる。
ここで、ピッチ導出部が濃度の分布の周期性からピッチを求めるように構成してもよく、これによって部品のピッチを正確に測定することができる。
また、撮像部により撮像する領域については、部品収納体のうち複数の部品が収納方向に連続して収納されている領域であってもよい。また、複数の部品が収納方向に連続して収納されていた領域(部品がなく空状態となっている部品を収納する部品収納部が連続している領域)であってもよい。このように部品が連続している領域を濃度分布測定領域として撮像した場合、部品が所定のピッチで配列されている情報が画像に含まれ、当該画像に対して収納方向における濃度の分布に反映される。一方、空状態の部品収納部が連続している領域を濃度分布測定領域として撮像した場合、空状態の部品収納部が所定のピッチで配列されている情報が画像に含まれ、当該画像に対して収納方向における濃度の分布に反映される。したがって、これらの画像を用いることで部品のピッチを正確に測定することができる。
また、撮像部が収納方向における濃度分布測定領域の長さを変更して撮像可能となるように構成してもよく、これによってピッチを測定するのに好適な撮像条件が得られ、部品のピッチを確実に測定することが可能となる。
さらに、ピッチ導出部によりピッチが求められなかったときには、濃度を取得するための濃度取得条件を変更し、撮像部による部品収納体の撮像、濃度分布導出部による濃度の分布の導出、およびピッチ導出部によるピッチの導出を行うように構成してもよい。これによって、種々の部品についてピッチを測定することが可能となり、ピッチ測定の汎用性を高めることができる。
以上のように、本発明によれば、部品収納体を撮像して得られる画像に基づいて部品のピッチを求めることが可能となっており、事前の作業を伴うことなく、部品のピッチを正確に測定することができる。
本発明にかかる部品実装装置の第1実施形態の概略構成を示す平面図である。 図1に示す部品実装装置の部分正面図である。 テープフィーダーの構成を示す図である。 基板認識カメラの構成を示す図である。 図1に示す部品実装装置の主要な電気的構成を示すブロック図である。 図1の部品実装装置における部品のピッチの測定動作をフローチャートである。 測定動作の一部を模式的に示す図である。 測定動作の一部を模式的に示す図である。 濃度分布測定領域における濃度レベルの変化を示すグラフである。 濃度分布測定領域における濃度レベルの変化を示すグラフである。 濃度分布測定領域における濃度レベルの変化を示すグラフである。 本発明にかかる部品実装装置の第2実施形態における部品のピッチの測定動作をフローチャートである。
図1は、本発明にかかる部品実装装置の第1実施形態の概略構成を示す平面図である。また、図2は、図1に示す部品実装装置の部分正面図である。また、図3は、テープフィーダーの構成を示す図である。また、図4は基板認識カメラの構成を示す図である。さらに、図5は図1に示す部品実装装置の主要な電気的構成を示すブロック図である。なお、図1ないし図4では、各図の方向関係を明確にするために、XYZ直角座標軸が示されている。
この部品実装装置1では、基台11上に基板搬送機構2が配置されており、基板Sを所定の搬送方向Xに搬送可能となっている。より詳しくは、基板搬送機構2は、基台11上において基板Sを図1の右側から左側へ搬送する一対のコンベア21、21を有しており、基板Sを搬入し、所定の実装作業位置(同図に示す基板Sの位置)で停止させる。また、実装作業位置で停止する基板Sを図略の保持装置が固定し保持する。その後で、部品供給部4に装着されたテープフィーダー41から供給される電子部品がヘッドユニット6に具備された実装ヘッド61により基板Sに移載される。また、基板Sに搭載すべき部品の全部を基板Sに搭載し終えると、保持装置が基板Sの保持を解除した後、基板搬送機構2が実装作業位置から基板Sを搬出する。なお、基台11上には、部品認識カメラ71が配設されている。各部品認識カメラ71は、照明部およびCCD(Charge Coupled Device)カメラなどから構成されており、ヘッドユニット6の各実装ヘッド61の吸着ノズル611に吸着保持された部品をその下側から撮像する。このため、その撮像画像に基づき吸着ノズル611による部品の吸着状態を検査することが可能となっている。
このように構成された基板搬送機構2の前方側(+Y軸方向側)および後方側(−Y軸方向側)には、部品供給部4が配置されている。これらの部品供給部4に対し、多数のテープフィーダー41が着脱自在に装着されている。各テープフィーダー41は幅方向(X軸方向)に扁平なボックス型のフィーダー本体42を有している。このフィーダー本体42は、図3に示すように、テープガイド部43を前後方向に備えている。そして、テープフィーダー41の先端側(同図の右手側)、すなわちフィーダー本体42をコンベア21(図1)側に向けた状態で、テープフィーダー41はY方向から部品供給部4に設けられるフィーダー取付台44にセットされる。これによって、テープフィーダー41は予め設定されている装着位置、つまり装着基準位置に装着される。その後で、テープフィーダー41はクランプ機構45により取付台44に対して固定される。このように、本実施形態ではテープフィーダー41は部品供給部4に着脱自在となっている。なお、図3ではフィーダー本体42の側面が開放された状態(後で説明する引取り機構46やテープ送り機構47が露出した状態)で示しているが、通常は、この部分に側板(図示省略)が装着されることによりテープ送り機構等がフィーダー本体42の内部に隠蔽される。
テープガイド部43の後方(図3の左端部)には、テープ80を巻回したリール(図示省略)が回転可能に保持されており、このリールから前方のフィーダー本体42へテープ80が引き出されている。このテープ80は、テープ長さ方向YにおいてIC、トランジスタ、コンデンサ等の小片状の部品を収納、保持するものである。より具体的には、図3中の部分拡大図に示すように、テープ80はキャリアテープ80aとこれに貼着されるカバーテープ80bとから構成されている。キャリアテープ80aは上方に開口した凹部、つまり空洞状の部品収納部81を一定のピッチPTで有しており、各部品収納部81にIC等の部品83が収納されている。また、キャリアテープ80aの一辺側には、その縁部に沿ってテープ厚み方向に貫通する係合孔82が一定間隔で設けられており、テープ送り機構47のスプロケット471と係合可能となっている。一方、カバーテープ80bは、部品収納部が開口する部分を覆うようにキャリアテープ80aの上面に接着されている。
また、図3に示すように、フィーダー本体42の上部には、前後方向(Y方向)に延びるテープガイド48が設けられるとともに、その上部を覆うようにカバー部材(図示省略)が設けられている。そして、リールから導出されたテープ80はテープガイド48に沿ってカバー部材の下方に案内される。
フィーダー本体42の前端部分には、上方が開放された部品取出空間49が設定されている。この部品取出空間49はヘッドユニット6により部品をピックアップさせるための空間であり、部品取出空間49内に部品を供給する位置、つまり部品供給位置が設けられている。また、この部品供給位置で部品供給を可能とするため、部品供給位置の上流側でテープ80からカバーテープ80bが引き剥がされる。そして、テープ80から引き剥がされたカバーテープ80bについては後方側に折り返され、後方側に送られる。これによって、テープ80(キャリアテープ80a)の部品収納部81が上方に開放されて、その状態のまま部品供給位置に送られてヘッドユニット6の吸着ノズルによる部品の取出しが可能となっている。
フィーダー本体42の内部には、カバーテープ80bの引取り機構46と、テープ送り機構47とが設けられている。この引取り機構46は、上記のようにテープ80(キャリアテープ80a)からカバーテープ80bを引き剥がし、巻取モーター461(図5)によって後方のカバーテープ収容部60内に送るものである。一方、テープ送り機構47はテープ80をリールから引出しつつテープガイド48に沿って送り出すものであり、部品取出空間49の下方に配置されるスプロケット471を有している。このスプロケット471は、その外縁部分の一部がフィーダー本体42の内側天井部分に形成される開口部を介してテープガイド48に臨むとともに、その外周に設けられたピンの一部が係合孔に嵌合することによりテープ80に係合している。つまり、テープ送り機構47における駆動源たる送りモーター472によりスプロケット471が回転駆動されると、この回転に伴いリールからテープ80が引出されつつ、テープ80の部品収納部81のピッチに対応する一定のピッチでテープ80が間欠的に送出される。なお、上記巻取モーター461および送りモーター472の駆動制御は、図5に示すように、テープフィーダー41に内蔵されるフィーダー制御部410により行われる。
図1および図2に戻ってヘッドユニット6の構成について説明する。ヘッドユニット6は部品を実装ヘッド61の吸着ノズル611により吸着保持したまま基板Sに搬送するとともに、ユーザより指示された部品装着位置に移載するものである。そして、前方側でX軸方向に一列に配列された6個の実装ヘッド61Fと、後方側でX軸方向に一列に配列された6個の実装ヘッド61Rとの合計12個の実装ヘッド61を有している。すなわち、図1および図2に示すように、ヘッドユニット6では、鉛直方向Zに延設された実装ヘッド61Fが6本、X軸方向(基板搬送機構2による基板Sの搬送方向)に等ピッチで列状に設けられている。また、実装ヘッド61Fに対して後方側(−Y軸方向側)にも、前列と同様に構成された後列が設けられている。なお、本実施形態では、実装ヘッド61Fと実装ヘッド61RとはX軸方向に半ピッチずれて配置されており、図1に示すように平面視でジグザグ状に配置されている。このため、Y軸方向から見ると、図2に示すように12本の実装ヘッド61は互いに重なり合うことなくX軸方向に一列に並んでいる。なお、各実装ヘッド61の先端部に装着された吸着ノズル611は圧力切替機構(図示省略)を介して真空供給源、正圧源、および大気のいずれかに連通可能とされており、圧力切替機構により吸着ノズル611に与える圧力が切り替えられる。
各実装ヘッド61はヘッドユニット6に対して図略のノズル昇降駆動機構により昇降(Z軸方向の移動)可能に、かつ図略のノズル回転駆動機構によりノズル中心軸回りに回転(図2のR方向の回転)可能となっている。これらの駆動機構のうちノズル昇降駆動機構は吸着もしくは装着を行う時の下降位置(下降端)と、搬送を行う時の上昇位置(上昇端)との間で実装ヘッド61を昇降させるものであり、吸着ノズル611を昇降可能に構成している。一方、ノズル回転駆動機構は吸着ノズル611を必要に応じて回転させるための機構であり、回転駆動により部品を搭載時における所定のR軸方向に位置させることが可能となっている。なお、これらの駆動機構については、それぞれZ軸モーター62Z、R軸モーター62Rおよび所定の動力伝達機構で構成されており、制御ユニット3のモーター制御部33によりZ軸モーター62ZおよびR軸モーター62Rを駆動制御することで各実装ヘッド61がZ方向およびR方向に移動させられる。
また、ヘッドユニット6は、これらの実装ヘッド61で吸着された部品を部品供給部4と基板Sとの間で搬送して基板Sに実装するため、基台11の所定範囲にわたりX軸方向およびY軸方向(X軸およびZ軸方向と直交する方向)に移動可能となっている。すなわち、ヘッドユニット6は、X軸方向に延びる実装ヘッド支持部材63に対してX軸に沿って移動可能に支持されている。また、実装ヘッド支持部材63は、両端部がY軸方向の固定レール64に支持され、この固定レール64に沿ってY軸方向に移動可能になっている。そして、このヘッドユニット6は、X軸モーター62Xによりボールねじ66を介してX軸方向に駆動され、実装ヘッド支持部材63はY軸モーター62Yによりボールねじ68を介してY軸方向へ駆動される。このようにヘッドユニット6は実装ヘッド61の吸着ノズル611に吸着された部品を部品供給部4から目的位置まで搬送可能となっている。
さらに、ヘッドユニット6は基板認識カメラ72を具備する。この基板認識カメラ72は、照明部およびCCDカメラなどから構成されており、図4に示すように、基板Sに付されたフィデューシャルマークやテープ80などを撮像し、当該画像を制御ユニット3の画像処理部35に与える。そして、後で詳述するように制御ユニット3はテープ80(図3)の画像に基づいて部品83(図3)のピッチPT(図3)の測定などを行う。このように、本実施形態では、基板認識カメラ72と制御ユニット3とでピッチ測定装置100が構成されている。
この基板認識カメラ72は、図2および図4に示すように、ケース本体部721を有している。このケース本体部721の内部では、レンズ部(図示せず)を下向きの状態でカメラ部722が固定されている。また、カメラ部722の撮像素子722aで撮像対象物(フィデューシャルマークやテープ80など)を照明するために、円環照明用の照明部(以下「円環照明部」という)723と同軸照明用の照明部(以下「同軸照明部」という)724とが基板認識カメラ72に設けられている。円環照明部723はケース本体部721の下面の所定位置に取り付けられ、照明制御部36からの指令にしたがって点灯して下方位置をリング状に照明する。
一方、同軸照明部724は、ケース本体部721に近接してヘッドユニット6の下面に取り付けられた支持部材725に設けられている。支持部材725は、ヘッドユニット6の下面から鉛直下方に延びるように根元部が複数のネジ部材を用いて下面に対して固定的に設置されている。また、支持部材725は、下端部近傍領域において(−X)側の表面が窪む凹部725aを有している。そして、凹部725aの略平坦な底面に沿ってLED素子およびプリント基板からなる照明部724が取り付けられている。この実施形態では、赤外光を照射するLED724aと、可視光を照射するLED724bとが設けられており、照明制御部36からの指令にしたがって個別に点灯/消灯制御される。そして、照明部724の点灯時には、同軸照明部724の光がケース本体部721に向けて放射される。
ケース本体部721は開口部721aを有しており、当該開口部721aと同軸照明部724とがX方向において互いに対向するように、支持部材725はヘッドユニット6に取り付けられている。また、ケース本体部721は、断面が筒状(四角筒状)に形成され、カメラ部722の周囲を取り囲んで下方に延びる筒部721bを有している。この筒部721bの内部では、カメラ部722の下方にハーフミラー726が固定的に設けられており、開口部721aを介して入射されてきた同軸照明部724の光を鉛直下方に反射し、下方位置をカメラ部722の光軸と同軸状に照明する。
部品実装装置1は、オペレータ(ユーザー)とのインターフェースとして機能する表示ユニット8(図5)を備える。表示ユニット8は、制御ユニット3と接続され、部品実装装置1の動作状態を表示する機能のほか、タッチパネルで構成されてオペレータからの入力を受け付ける入力端末としての機能も有する。
次に、制御ユニット3の構成について図5を参照しつつ説明する。制御ユニット3は、装置本体の内部の適所に設けられ、論理演算を実行する周知のCPU(Central Processing Unit)、初期設定等を記憶しているROM(Read
Only Memory)、装置動作中の様々なデータを一時的に記憶するRAM(Random Access
Memory)等から構成されている。
制御ユニット3は、機能的には、演算処理部31、記憶部32、モーター制御部33、外部入出力部34、画像処理部35、照明制御部36、サーバ通信制御部37、フィーダー通信制御部38を備えている。
上記モーター制御部33は、上記X軸モーター62X、Y軸モーター62Y、Z軸モーター62ZおよびR軸モーター62Rの駆動を制御する。外部入出力部34は、部品実装装置1に装備されている各種センサー類91からの信号を入力する一方、部品実装装置1に装備されている各種アクチュエータ等92に対して信号を出力する。画像処理部35は、部品認識カメラ71および基板認識カメラ72から画像データを取り込み、2値化等の画像処理を行う。照明制御部36は円環照明部723および同軸照明部724の点灯/消灯の切替を行う。サーバ通信制御部37はサーバ(図示省略)との間で情報等の交信を行う。フィーダー通信制御部38は各テープフィーダー41との間で情報等の交信を行う。
記憶部32は、部品実装処理のプログラムや実装に必要な各種データを記憶する実装プログラム等記憶手段、プリント基板を搬送する搬送系に関する各種データを記憶する搬送系データ記憶手段、および部品実装装置1の設備毎に固有のデータを記憶する設備固有データ記憶手段として機能する。
上記演算処理部31は、CPU等のような演算機能を有するものであり、記憶部32に記憶されているプログラムに従って、モーター制御部33や画像処理部35を制御するようになっている。特に、演算処理部31は、次に説明するように基板認識カメラ72により撮像されたテープ80の画像からテープ長さ方向Yにおける濃度の分布を求め、さらに当該濃度分布に基づいてテープ80に収納された部品のピッチを求める。このように演算処理部31は濃度分布導出部311およびピッチ導出部312として機能する。
図6は図1の部品実装装置における部品のピッチの測定動作をフローチャートである。また、図7Aおよび図7Bは測定動作の一部を模式的に示す図である。また、図8Aないし図8Cは濃度分布測定領域における濃度レベルの変化を示すグラフである。なお、本実施形態での「濃度分布測定領域」は複数の部品がテープ長さ方向Yに連続して収納されている領域を意味している。以下、これらの図面を参照しつつ部品のピッチを測定する動作について説明する。
テープ80には、図7Aや図7Bに示すように、複数の部品収納部81がテープ長さ方向Yに一定のピッチPTで設けられるとともに各部品収納部81に部品83が収納されているが、そのピッチPTはテープ80の幅、部品83の種類、あるいは同一部品83であっても部品サプライヤーによって異なることがあり、部品実装の開始前に正確なピッチPTを取得しておく必要がある。そこで、制御ユニット3の演算処理部31は、記憶部32に記憶された実装プログラムにテープ80に収納された部品83のピッチPTが適切に指定されているか否かを判断する(ステップS1)。そして、部品83のピッチPTが適切に指定されているときには、以下に説明する一例の動作(ステップS2〜S9)を行うことなく、ステップS10に進んで部品83の実装動作を開始する。一方、ピッチPTが適切に指定されていないときには、演算処理部31は記憶部32に記憶されているプログラムにしたがって装置各部を制御してピッチPTを測定する(ステップS2〜S9)。
このステップS2では、ピッチ測定は上記したようにテープ80の画像から求めた濃度の分布に基づいて行われるため、濃度を取得する際の諸条件、つまり濃度取得条件が設定される。この濃度取得条件には、濃度分布測定領域、撮像条件、基板認識カメラ72の微小移動量および画像切出設定などが含まれる。これらのうち「濃度分布測定領域」とは、図7Aや図7Bに示すように濃度分布の測定を行う領域を意味しており、テープ長さ方向Yにおいて可変となっており、テープ80に収納される部品83のサイズに応じて適宜変更可能となっている。本実施形態では、テープ長さ方向Yでの基板認識カメラ72の微小移動を繰り返して濃度分布測定領域でテープ80の画像を撮像しているが、基板認識カメラ72を固定した状態でテープ80をテープ長さ方向Yに移動させたり、基板認識カメラ72およびテープ80を移動させることで濃度分布測定領域でのテープ80の画像を撮像してもよい。
また、基板認識カメラ72による撮像を行う際に用いる照明の種類を含む撮像条件もテープ80の種類やサイズに応じて設定する。さらに、本実施形態では、図7Aおよび図7Bに示すように基板認識カメラ72の撮像可能範囲727は一定であるのに対し、部品83の平面サイズは部品83の種類毎に異なっている。したがって、撮像可能範囲727と部品83との相対的なサイズ関係は部品83毎に相違する。例えば図7Aでは比較的小さな部品83が狭ピッチでテープ80に収納されており、撮像可能範囲727に占める部品83の面積は小さくなっている。一方、図7Bでは比較的大きな部品83が広ピッチでテープ80に収納されており、撮像可能範囲727に占める部品83の面積は大きくなっている。したがって、撮像可能範囲727全体の画像をピッチ測定に用いるよりも部品83のサイズに応じて撮像可能範囲727よりも狭い切出範囲728を設定し、撮像可能範囲727から切出範囲728の画像を切り出し、当該切出画像をピッチ測定に用いるのが望ましい。そこで、本実施形態では、部品83のサイズに応じて画像切出設定を決定し、これを濃度取得条件に含めている。
こうして濃度取得条件が設定されると、ヘッドユニット6が移動することにより、基板認識カメラ72が部品取出空間49の上方へ配置され、濃度分布測定領域の一方端側(−Y方向側)に位置決めされる(ステップS3)。それに続いて、基板認識カメラ72がテープ80の画像を撮像して撮像可能範囲727の画像を画像処理部35に送る(ステップS4)。この実施形態では、画像処理部35は当該画像から画像切出設定で設定された切出範囲728の画像を切り出し、記憶部32に一時的に記憶する。
次のステップS5で濃度分布測定領域内での撮像がすべて完了したか否かが判断される。ここで、撮像が完了していないと判断される間、基板認識カメラ72を(+Y)方向に微小移動させた(ステップS6)でステップS4に戻ってテープ80の撮像を繰り返す。このようにして、例えば図7Aや図7Bに示すように、テープ長手方向Yに撮像位置をシフトさせながら第1回目、第2回目、…の撮像動作が実行されて濃度分布測定領域内で複数の切出画像が得られ、ステップS7に進む。
ステップS7では、テープ80の画像、より具体的にはステップS4で求められた複数の切出画像から濃度の分布が導出される。本実施形態では、切出画像毎に、当該画像を構成する画素の濃度(例えば0〜255)を積算して濃度レベルを求める。これら濃度レベルをテープ長さ方向Yにおける切出画像の位置に対応させてプロットしたものの一例が図8Aないし図8Cにグラフである。これらの図面のうち図8Aは2mmピッチで部品83を収納しているテープ80の濃度レベルを示しており、テープ長さ方向Yでの濃度分布測定領域の長さLA(=PA2-PA1)は比較的短く設定されている。また、図8Bおよび8Cはそれぞれ4mmピッチおよび8mmピッチで部品83を収納しているテープ80の濃度レベルを示しており、テープ長さ方向Yでの濃度分布測定領域はそれぞれ長さLB(=PB2-PB1)、長さLC(=PC2-PC1)となっており、ピッチPTの増大に応じて長く設定されている。
これらの図面からわかるように濃度レベルは周期的に変化しており、テープ長さ方向Yにおける濃度レベルの変化に周期性が現れている。この周期性は部品83のピッチPTに対応しているため、本実施形態では、当該周期性を示す特徴点を求めることで部品83のピッチPTを求めている。より具体的には、演算処理部31は濃度レベルの極大点あるいは極小値点を特徴点として抽出し、それらの特徴点から部品83のピッチPTを導出する(ステップS8)。そして、記憶部32に記憶されているピッチPTを上記ステップS8で導出された値に書き換えてピッチPTの測定動作を終了し(ステップS9)、ステップS10に進んで部品83の実装動作を開始する。
以上のように、本実施形態では、所定のピッチPTで部品83を収納するテープ80を基板認識カメラ72で撮像して得られる画像に基づいてテープ長手方向Yでの濃度の分布を求め、当該濃度の分布から上記ピッチPTを求めている。このため、オペレータによる事前の作業を伴うことなく、部品83のピッチPTを正確に測定することができ、そのピッチPTに基づいて部品実装を行うことができる。その結果、優れた稼働効率で高精度な部品実装を行うことができる。
ところで、基板認識カメラ72により撮像される画像は濃度取得条件によって異なることがあり、ある濃度取得条件では特徴点を抽出することができない、あるいは濃度が安定せず、部品83のピッチPTを算出することができないことがある。このようなテープ80であっても、濃度取得条件を変更し、ピッチPTの測定動作を再実行することでピッチPTを求めることができる場合がある。そこで、図9に示すように、上記実施形態に対して2つの工程を追加し、ピッチPTの測定を再実行するように構成してもよい。
図9は本発明にかかる部品実装装置の第2実施形態におけるピッチの測定動作をフローチャートである。この第2実施形態が第1実施形態と大きく相違する点は、
・部品83のピッチPTが算出されたか否かを判断する工程(ステップS11)と、
・濃度取得条件を変更する工程(ステップS12)と
をさらに備え、ステップS11でピッチPTが算出されなかった場合には濃度取得条件を変更した上でステップS3に戻ってピッチPTのピッチ測定動作を再実行する点である。その他の構成および動作が基本的に第1実施形態と同一であるため、同一構成および動作については同一符号を付して説明を省略する。
この第2実施形態においても、第1実施形態と同様に、演算処理部31は、記憶部32に記憶された実装プログラムにテープ80に収納された部品83のピッチPTが適切に指定されているか否かを判断し(ステップS1)、部品83のピッチPTが適切に指定されているときには、ステップS10に進んで部品83の実装動作を開始する。一方、ピッチPTが適切に指定されていないときには、ステップS2で濃度取得条件が設定された後で、第1実施形態と同様にステップS3〜S8を実行する。つまり、演算処理部31は、濃度分布測定領域内での複数の切出画像の取得、複数の切出画像からの濃度の分布の導出、特徴点の抽出、それらの特徴点に基づくピッチPTの導出を実行する。
こうしてピッチPTの導出を図るものの、特徴点を抽出することができない、あるいは取得した濃度が安定しないために、ピッチPTを導出することが困難なことがある。そこで、第2実施形態では、ステップS8の直後に、部品83のピッチPTが算出されたか否かを判断する(ステップS11)。そして、ステップS11で「NO」と判断された場合、つまり上記ピッチ測定動作を行った際の濃度取得条件では部品83のピッチPTを算出することができなかった場合には、ステップS12に進んで濃度取得条件、例えば濃度分布測定領域の長さ、撮像条件(照明の種類など)、微小移動量、画像切出設定などを変更し(ステップS12)、ステップS3に戻る。こうして、変更後の濃度取得条件に基づいて演算処理部31は、濃度分布測定領域内での複数の切出画像の取得、複数の切出画像からの濃度の分布の導出、特徴点の抽出、それらの特徴点に基づくピッチPTの導出を再実行する。
一方、ステップS11で「YES」と判断された場合、つまり部品83のピッチPTを算出することができた場合には、第1実施形態と同様に、記憶部32に記憶されているピッチPTを上記ステップS8で導出された値に書き換えてピッチPTの測定動作を終了し(ステップS9)、ステップS10に進んで部品83の実装動作を開始する。
以上のように、第2実施形態によれば、予め設定された濃度取得条件ではピッチPTを測定できない場合であっても、濃度取得条件の変更によりピッチPTを測定することが可能となる。したがって、多品種の部品83についてピッチPTを測定することができ、高い汎用性が得られる。
このように上記した第1実施形態や第2実施形態では、テープ80が本発明の「部品収納体」の一例に相当し、テープ長さ方向Yが本発明の「収納方向」に相当している。また、基板認識カメラ72が本発明の「撮像部」の一例に相当している。また、ヘッドユニット6の実装ヘッド61が本発明の「ヘッド部」の一例に相当している。さらに、制御ユニット3が本発明の「制御部」の一例に相当している。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて上述したものに対して種々の変更を加えることが可能である。例えば、上記実施形態では、濃度レベルの極大値あるいは極小値から濃度の分布の周期性を求めて部品83のピッチPTを求めているが、周期性を求める方法はこれに限定されるものではなく、例えばテープ長さ方向Yに対する濃度レベルの変化量をフーリエ変換して得られた値に基づいて部品83のピッチPTを求めてもよい。
また、上記実施形態では、基板認識カメラ72を部品取出空間の上方に移動し、図7Aや図7Bに示すように部品収納部81に部品83が収納されている濃度分布測定領域で基板認識カメラ72によるテープ80の撮像を行っており、部品83を含む画像を撮像してピッチPTを測定しているが、部品が収納されていないテープ80を撮像してピッチ測定を行ってもよい。例えば基板認識カメラ72を部品取出空間よりもテープ長手方向Yの下流側、つまり部品取出空間の(−Y)方向側に位置決めし、部品83が収納されていた領域、つまり空状態の部品収納部81が複数個、テープ長さ方向Yに連続している濃度分布測定領域で基板認識カメラ72によるテープ80の撮像を行い、ピッチPTを測定してもよい。というのも、部品83を収納する部品収納部81のピッチは部品83のピッチと同じであるからであり、当該濃度分布測定領域の画像を撮像し、部品収納部81のピッチを測定することで部品83のピッチPTを実質的に測定することができる。また、部品収納部81や部品83以外に、テープ80の表面のうち隣接する部品収納部81で挟まれた表面領域(図7A、図7B中の符号84)のピッチを測定することで部品83のピッチPTを実質的に測定してもよい。
また、上記実施形態では、切出画像に基づいて濃度の分布を導出しているが、画像の切り出しを行うことなく、撮像可能範囲727の画像に基づいて濃度の分布を導出してもよい。
また、上記実施形態では、テープ80に収納された部品83を基板Sに実装する部品実装装置1に対して本発明を適用しているが、本発明の適用対象はこれに限定されるものではなく、部品収納体に複数の部品が収納方向に一定のピッチで収納されている装置全般に適用することができる。また、部品の供給態様はテープに限定されるものではなく、例えばトレイに設けられる各凹部に収納された部品を基板に実装する部品実装装置に対して本発明を適用することができる。なお、この場合、トレイが本発明の「部品収納体」の一例に相当している。
この発明は、テープやトレイなどの部品収納体に収納される部品を基板に搬送して実装する部品実装装置、ならびに部品収納体に収納された部品のピッチを測定するピッチ測定技術全般に適用することができる。
1…部品実装装置
3…制御ユニット(制御部)
4…部品供給部
6…ヘッドユニット
31…演算処理部
41…テープフィーダー
61,61F,61R…実装ヘッド(ヘッド部)
72…基板認識カメラ(撮像部)
80…テープ(部品収納体)
81…部品収納部
83…部品
100…ピッチ測定装置
311…濃度分布導出部
312…ピッチ導出部
722…カメラ部
LA、LB、LC…濃度分布測定領域の長さ
PT…ピッチ
S…基板
Y…テープ長手方向(収納方向)

Claims (8)

  1. 部品収納体に対して所定の収納方向に収納された複数の部品の前記収納方向におけるピッチを測定するピッチ測定装置であって、
    前記部品収納体を撮像する撮像部と、
    前記撮像部により撮像された前記部品収納体の画像から前記収納方向における濃度の分布を求める濃度分布導出部と、
    前記濃度分布導出部により求められた濃度の分布に基づいて前記ピッチを求めるピッチ導出部と
    を備えることを特徴とするピッチ測定装置。
  2. 請求項1に記載のピッチ測定装置であって、
    前記ピッチ導出部は前記濃度の分布の周期性から前記ピッチを求めるピッチ測定装置。
  3. 請求項1または2に記載のピッチ測定装置であって、
    前記撮像部は前記部品収納体のうち前記複数の部品が前記収納方向に連続して収納されている領域を濃度分布測定領域として撮像するピッチ測定装置。
  4. 請求項1または2に記載のピッチ測定装置であって、
    前記撮像部は、前記部品収納体のうち前記複数の部品が前記収納方向に連続して収納されていた領域を濃度分布測定領域として撮像するピッチ測定装置。
  5. 請求項3または4に記載のピッチ測定装置であって、
    前記撮像部は前記収納方向における前記濃度分布測定領域の長さを変更して撮像可能となっているピッチ測定装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか一項に記載のピッチ測定装置であって、
    前記ピッチ導出部により前記ピッチが求められなかったときには、
    前記濃度を取得するための濃度取得条件を変更し、前記撮像部による前記部品収納体の撮像、前記濃度分布導出部による濃度の分布の導出、および前記ピッチ導出部による前記ピッチの導出を行うピッチ測定装置。
  7. 部品収納体に対して所定の収納方向に収納された複数の部品の前記収納方向におけるピッチを測定するピッチ測定方法であって、
    前記部品収納体を撮像して得られる画像から前記収納方向における濃度の分布を求め、前記濃度の分布に基づいて前記ピッチを求めることを特徴とするピッチ測定方法。
  8. 部品収納体に対して所定の収納方向に収納された複数の部品を供給する部品供給部と、
    前記部品供給部から供給される部品を基板に実装するヘッド部と
    請求項1ないし6のいずれか一項に記載のピッチ測定装置と、
    前記ピッチ測定装置により測定されたピッチに基づいて前記部品供給部および前記ヘッド部を制御する制御部と
    を備えることを特徴とする部品実装装置。
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